説明

シートベルトバックルの収容構造

【課題】シートベルトの自然な装着性が得ることができるシートベルトバックルの収容構造を提供する。
【解決手段】シートクッション2にバックル収容孔Hが形成され、第1シートベルトバックル10がバックル収容孔Hに収容され、ウェビング22がバックル収容孔Hに挿通され、ウェビング22の他端部に第2シートベルトバックル20が連結され、バックル収容孔Hの上端部の前方に、第1シートベルトバックル10を載置収容する有底のバックル収容凹部40が形成され、仕切り壁50がシートクッション2に設けられ、仕切り壁50とバックル収容凹部40の底面40Sとの間にバックル挿通孔51が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はシートベルトバックルの収容構造に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車用のシートが3人掛け用のシートである場合、3人分のシートベルトが必要となる。そのため、左右側壁に配置したシートベルトのタングを嵌合させるシートベルトバックルを左右席座面の車両中心寄りの端部にそれぞれ配置し、天井に固定されたベルト巻取り装置から中央席用のシートベルトを引き出すように構成し、そのシートベルトの一対のタングを各別に嵌合させる一対のシートベルトバックルを中央席の座面の両側に配置している。
前記左右席用の一方のシートベルトバックルと中央席用の一方のシートベルトバックルとは近接した位置に配置される。従って、中央席両側のシートクッションの座面に穿設した2個所の孔に各2つずつシートベルトバックルを通せば良いが、例えば、特許文献1に開示されているように、シート幅方向に2つのシートベルトバックルを並べるとシートクッションの座面の幅が短くなる。そこで、特許文献2に開示されているように、2つのシートベルトバックルをシート前後方向に並べてシートクッションの座面をシート幅方向に広くしている。
従来、このようなシートベルトバックルの収容構造では、前後に隣接して配置される第1シートベルトバックルと第2シートベルトバックルをバックルホルダにより連結して一体化してあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−089686号公報
【特許文献2】特開2010−69904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献2の技術によれば、前後に隣接して配置される第1シートベルトバックルと第2シートベルトバックルをバックルホルダにより連結して一体化してあったために、第1シートベルトバックルと第2シートベルトバックルが互いに固定されてしまい、各シートベルトの装着時に装着状態に合わせてバックルの角度を変えることができず、シートベルトの自然な装着性が得られない虞があった。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、シートベルトの自然な装着性を得ることができるシートベルトバックルの収容構造を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の特徴は、
シートクッションにバックル収容孔が形成され、
前記シートクッションの下方の第1固定部に固定された第1シートベルトバックルが前記バックル収容孔に収容され、
前記第1シートベルトバックルは下端部側の横軸芯を中心として揺動回転自在に構成され、
前記シートクッションの下方の第2固定部に一端部を固定されたウェビングが、前記第1シートベルトバックルの前方に位置するように前記バックル収容孔に挿通され、
前記ウェビングの他端部に第2シートベルトバックルが連結され、
前記バックル収容孔の上端部の前方に、前記第2シートベルトバックルを載置収容する有底のバックル収容凹部が、前記バックル収容孔の上端部の前部に連続して形成され、
前記バックル収容凹部と前記バックル収容孔を仕切る伸縮性のある仕切り壁が前記シートクッションに設けられ、
前記仕切り壁と前記バックル収容凹部の底面との間に、前記第2シートベルトバックルを挿通可能なバックル挿通孔が形成されている点にある。(請求項1)
【0006】
この構成によれば、前記シートクッションの下方の第1固定部に固定された第1シートベルトバックルが前記バックル収容孔に収容され、前記シートクッションの下方の第2固定部に一端部を固定されたウェビングが、前記第2シートベルトバックルの前方に位置するように前記バックル収容孔に挿通され、前記ウェビングの他端部に第2シートベルトバックルが連結されているから、シートベルトのタングを各シートベルトバックル(第1シートベルトバックルと第2シートベルトバックル)に差し込んだ時のタング同士の干渉を回避することができる。そして、上記のように第1シートベルトバックルと第2シートベルトバックルを前後に並べることで、シートクッションの座面の幅を広く取ることができる。
【0007】
また、第1シートベルトバックルと第2シートベルトバックルは互いに相手側を拘束しないから、各シートベルトの装着時に装着状態に合わせて各シートベルトバックルの角度を変えることができ、シートベルトの自然な装着性を得ることができる。
【0008】
そして、前記ウェビングの他端部に第2シートベルトバックルが連結され、前記バックル収容孔の上端部の前方に、前記第1シートベルトバックルを載置収容する有底のバックル収容凹部が、前記バックル収容孔の上端部の前部に連続して形成されているから、第2シートベルトバックルの未使用時には、前記バックル収容凹部に第2シートベルトバックルを載置収容することができる。これにより、未使用時の第2シートベルトバックルを安定保持することができる。
【0009】
このように、バックル収容凹部に第2シートベルトバックルを載置収容し、かつ、第1シートベルトバックルにシートベルトのタングを挿入係合した状態で、シートベルトを介して第1シートベルトバックルが乗員からシート前方側に向かう力を受けると、第1シートベルトバックルが前記下端部側の横軸芯を中心として前方側に揺動回転する。
この場合、第1シートベルトバックルは第2シートベルトバックルのウェビングや仕切り壁に当接するが、ウェビングには可撓性があり、仕切り壁には伸縮性があるから、ウェビングや仕切り壁が容易に変形することができて、第1シートベルトバックルの角度の変更が妨げられず、シートベルトの自然な装着性を得ることができる。
【0010】
さらに、第2シートベルトバックルがバックル収容凹部に収容された状態でウェビングにコイン等の小物が落下して乗った場合、仕切り壁で小物を受け止めることができ、小物がバックル収容孔に侵入して落下することを防止することができる。
【0011】
そして、仕切り壁に上記のように伸縮性があるので、第2シートベルトバックルを仕切り壁の下側のバックル挿通孔を通してからシートに組み付ける際、容易に通すことができて組み付け作業性を向上させることができる。
【0012】
また、第2シートベルトバックルをバックル収容凹部に収容する場合、第2シートベルトバックルをバックル収容凹部に落とし込めば良いだけなので、第2シートベルトバックルを容易に収容することができる。(請求項1)
【0013】
本発明において、
前記第2シートベルトバックルを挿通させる可撓性を備えたループ状の帯状体が前記バックル収容凹部の後部の底部に縫着されていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
【0014】
バックル収容凹部に収容された第2シートベルトバックルの後方への移動を前記ループ状の帯状体で阻止することができ、後ろ側の第1シートベルトバックルの前記横軸芯を中心とする揺動回転を第2シートベルトバックルが阻害しにくくなる。その結果、シートベルトのより自然な装着性を得ることができる。
さらに、第2シートベルトバックルがバックル収容孔に侵入して落下することを回避することができる。
また、第1シートベルトバックルがループ状の帯状体に当接しても、ループ状の帯状体は可撓性を備えているから容易に変形できて、第1シートベルトバックルの角度の変更が妨げられず、シートベルトの自然な装着性を得ることができる。(請求項2)
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、シートクッションの座面の幅を広く取ることができ、未使用時の第2シートベルトバックルを安定保持することができ、コイン等の小物がバックル収容孔に侵入して落下することを回避することができ、組み付け作業性を向上させることができ、第2シートベルトバックルをバックル収容凹部に容易に収容することができ、シートベルトの自然な装着性が得ることができるシートベルトバックルの収容構造を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】リヤシートの一部切り欠き斜視図
【図2】リヤシートの作動を示す側面図
【図3】シートベルトバックルの収容構造を示す側面図
【図4】シートベルトバックルの収容構造を斜め上方から見た斜視図
【図5】シートベルトバックルの収容構造をシート幅方向内側から見た斜視図
【図6】シートベルトバックルの収容構造を上方から見た斜視図
【図7】シートベルトバックルの収容構造をシート幅方向内側の上方から見た斜視図
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2に自動車のリヤシート1を示してある。リヤシート1は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション2と、乗員の上半身を支持するシートバック3とから成る。シートバック3の上端部には乗員の頭部を支持するヘッドレスト4が連結されている。
【0018】
リヤシート1は、左右対称の2脚のシートを併設することにより、ベンチタイプのように横幅の広い着座空間を形成し、左右席とその間の中央席に合計3名の乗員が着座可能としている。図1では右側のリヤシート1のみを図示しており左側のリヤシートは省略している。左側のリヤシートは右側のリヤシート1と左右対称の構造である。
【0019】
シートクッション2はシートフレームとシートクッションパッドとこれらを覆う表皮材とから成る。そして、シートクッション2の後端部2Bのうち、シートクッション2の左右席の座面の車両中心寄りの端部(シート幅方向で隣接するリヤシート寄りの端部)に、横断面においてシート前後方向に長い長方形状のバックル収容孔Hが形成されている。シートクッション2の後端部2Bは後端部以外の部分2Aよりも肉厚が薄く設定されている。
【0020】
前記シートクッション2のシートフレームには、リヤシート1の前後方向の移動を可能とするスライド機構6が連結され、スライド機構6の後方のシートフレームには、シートバック3の水平方向に対する角度を調整したり、シートバック3をシート前方側Frに倒伏したりするためのリクライニング機構7が設けられている。シートバック3をシート前方側Frに倒伏させることで、シートバック3の背面に荷物を載置可能になり、後部荷室を車両前方側に拡大することができる。
【0021】
スライド機構6は、車体のフロアパネルに固定される固定フレーム8と、固定フレーム8に対してシート前後方向(車両前後方向)にスライド移動する可動フレーム9とを備えている。前記固定フレーム8と可動フレーム9はいずれもシート前後方向に長く形成されている。
【0022】
図2に示すように、シートバック3を矢印A方向に揺動回転させて車両前方側に倒伏させると、シートバック3の下方のステイに連結されたシートクッション2が、シートバック3の倒伏に連動してシート前方側Frに押され、さらに、シートクッション2の前側下部とスライド機構6を連結するリンク機構(図示せず)によりシートクッション2が前下方に回転移動する。
【0023】
前記リクライニング機構7とスライド機構6を連結するブラケット30に第1固定部11と第2固定部12が設けられている。そして、第1シートベルトバックル10の下端部から下方に突出する連結アーム13が第1固定部11に横軸芯O周りに回転自在に連結固定されている。このように、第1シートベルトバックル10は下端部側の横軸芯Oを中心として揺動回転自在に構成され、バックル収容孔Hに収容されている(図3参照)。
【0024】
そして、シートクッション2の下方の第2固定部12に一端部をボルトB(図1参照)で固定されたウェビング22が、第1シートベルトバックル10の前方(シート前方側Fr)に位置するようにバックル収容孔Hに挿通され、ウェビング22の他端部に第2シートベルトバックル20が連結されてバックル収容孔Hの上外側に位置している。
【0025】
[バックル収容凹部40の構造]
図3〜図7に示すように、前記バックル収容孔Hの上端部の前方に、第2シートベルトバックル20を載置収容する平面視長方形状の有底のバックル収容凹部40が、バックル収容孔Hの上端部の前部に連続して形成されている。バックル収容凹部40の深さは第2シートベルトバックル20の厚さと略同一に設定され、バックル収容凹部40に第2シートベルトバックル20を載置収容した状態で、シートクッション2の後端部2Bの上面と第2シートベルトバックル20の上面20J(図3参照)とが上下方向で略同一位置に位置する。
【0026】
図3に示すように、バックル収容凹部40の底面40Sとバックル収容孔Hのシート前方側Frの内側面H1との間はシート後方側Rほど下方に位置する傾斜面41に形成されている。バックル収容凹部40の底面40Sには第2シートベルトバックル20の前半部が載置され、その載置状態で第2シートベルトバックル20の後半部は前記傾斜面41の上方に間隔を空けて位置している。
【0027】
[仕切り壁50の構造]
図3〜図7に示すように、前記バックル収容凹部40とバックル収容孔Hを仕切る伸縮性のある仕切り壁50がシートクッション2に設けられ、仕切り壁50とバックル収容凹部40の底面40Sとの間に、第2シートベルトバックル20を挿通可能なバックル挿通孔51が形成されている。仕切り壁50はゴムバンドで形成されてシートクッション2の表皮材に縫着されている(仕切り壁50がゴムバンド以外の部材で形成されていてもよい)。
【0028】
そして、図7に示すように、第2シートベルトバックル20を挿通させる可撓性を備えたループ状の帯状体60がバックル収容凹部40の後部の底部に縫着されている。帯状体60の材質は伸縮性のある素材、例えばゴムバンドである。
【0029】
上記の構成によれば、
(1) 前記シートクッション2の下方の第1固定部11に固定された第1シートベルトバックル10がバックル収容孔Hに収容され、シートクッション2の下方の第2固定部12に一端部を固定されたウェビング22が、第2シートベルトバックル20の前方に位置するようにバックル収容孔Hに挿通されて、ウェビング22の他端部に第2シートベルトバックル20が連結されているから、シートベルト70のタング71(図7参照)を各シートベルトバックル(第1シートベルトバックル10と第2シートベルトバックル20)に差し込んだ時のタング71同士の干渉を回避することができる。そして、第1シートベルトバックル10と第2シートベルトバックル20を前後に並べることで、シートクッション2の座面の幅を広く取ることができる。
【0030】
(2) 第1シートベルトバックル10と第2シートベルトバックル20は互いに相手を拘束しないから、各シートベルトの装着時に装着状態に合わせて各シートベルトバックル10,20の角度を変えることができ、シートベルト70の自然な装着性を得ることができる。
【0031】
(3) 前記ウェビング22の他端部に第2シートベルトバックル20が連結され、バックル収容孔Hの上端部の前方に、第1シートベルトバックル10を載置収容する有底のバックル収容凹部40が、バックル収容孔Hの上端部の前部に連続して形成されているから、第2シートベルトバックル20の未使用時には、バックル収容凹部40に第2シートベルトバックル20を載置収容することができる。これにより、未使用時の第2シートベルトバックル20を安定保持することができる。
【0032】
(4) バックル収容凹部40に第2シートベルトバックル20を載置収容し、かつ、第1シートベルトバックル10にシートベルト70のタング71を挿入係合した状態で、シートベルト70を介して第1シートベルトバックル10が乗員からシート前方側Frに向かう力を受けると、第1シートベルトバックル10が前記下端部側の横軸芯Oを中心として前方側に揺動回転する。
この場合、第1シートベルトバックル10は第2シートベルトバックル20のウェビング22や仕切り壁50に当接するが、ウェビング22には可撓性があり、仕切り壁50には伸縮性があるから、ウェビング22や仕切り壁50が容易に変形することができて、第1シートベルトバックル10の角度の変更が妨げられず、シートベルト70の自然な装着性を得ることができる。
【0033】
(5) 第2シートベルトバックル20がバックル収容凹部40に収容された状態でウェビング22にコイン等の小物が落下して乗った場合でも、仕切り壁50で小物を受け止めることができ、小物がバックル収容孔Hに侵入して落下することを防止することができる。
【0034】
(6) 仕切り壁50に上記のように伸縮性があるので、第2シートベルトバックル20を仕切り壁50の下側のバックル挿通孔51を通してからシートに組み付ける際、容易に通すことができて組み付け作業性を向上させることができる。
【0035】
(7) 第2シートベルトバックル20をバックル収容凹部40に収容する場合、第2シートベルトバックル20をバックル収容凹部40に落とし込めば良いだけなので、第2シートベルトバックル20をバックル収容凹部40に容易に収容することができる。
【0036】
(8) バックル収容凹部40に収容された第2シートベルトバックル20のシート後方側Rrへの移動をループ状の帯状体60で阻止することができ、後ろ側の第1シートベルトバックル10の前記横軸芯Oを中心とする揺動回転を第2シートベルトバックル20が阻害しにくくなる。その結果、シートベルト70のより自然な装着性を得ることができる。さらに、第2シートベルトバックル20がバックル収容孔Hに侵入して落下することを回避することができる。
また、第1シートベルトバックル10がループ状の帯状体60に当接しても、ループ状の帯状体60は可撓性を備えているから容易に変形できて、第1シートベルトバックル10の角度の変更が妨げられず、シートベルト70の自然な装着性を得ることができる。
【0037】
リヤシート1が前述のような折畳み構造に構成されているので、シートクッション2に配置された第1シートベルトバックル10と第2シートベルトバックル20はシートバック3とシートクッション2の動きに追従する。すなわち、前記横軸芯Oを中心として前側に揺動回転可能な第1シートベルトバックル10はシートバック3が前倒しされるとシートバック3の車両前方側への倒伏に伴って車両前方側(シート前方側Fr)に揺動回転し、車両前方側に倒伏した状態となる。
この場合、第1シートベルトバックル10は第2シートベルトバックル20のウェビング22や仕切り壁50に当接するが、ウェビング22には可撓性があり、仕切り壁50には伸縮性があるから、ウェビング22や仕切り壁50が容易に変形することができて、第1シートベルトバックル10の角度の変更が妨げられないようにすることができる。
【符号の説明】
【0038】
2 シートクッション
10 第1シートベルトバックル
11 第1固定部
12 第2固定部
20 第2シートベルトバックル
22 ウェビング
40 バックル収容凹部
40S バックル収容凹部の底面
50 仕切り壁
51 バックル挿通孔
60 帯状体
H バックル収容孔
O 軸芯(第1シートベルトバックルの下端部側の横軸芯)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートクッションにバックル収容孔が形成され、
前記シートクッションの下方の第1固定部に固定された第1シートベルトバックルが前記バックル収容孔に収容され、
前記第1シートベルトバックルは下端部側の横軸芯を中心として揺動回転自在に構成され、
前記シートクッションの下方の第2固定部に一端部を固定されたウェビングが、前記第1シートベルトバックルの前方に位置するように前記バックル収容孔に挿通され、
前記ウェビングの他端部に第2シートベルトバックルが連結され、
前記バックル収容孔の上端部の前方に、前記第2シートベルトバックルを載置収容する有底のバックル収容凹部が、前記バックル収容孔の上端部の前部に連続して形成され、
前記バックル収容凹部と前記バックル収容孔を仕切る伸縮性のある仕切り壁が前記シートクッションに設けられ、
前記仕切り壁と前記バックル収容凹部の底面との間に、前記第2シートベルトバックルを挿通可能なバックル挿通孔が形成されているシートベルトバックルの収容構造。
【請求項2】
前記第2シートベルトバックルを挿通させる可撓性を備えたループ状の帯状体が前記バックル収容凹部の後部の底部に縫着されている請求項1記載のシートベルトバックルの収容構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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