説明

シート体の保持具

【課題】構造が複雑でなく、安価に製造でき、保持作業も差し込むだけの簡単な操作でよく、幅広で重量のあるシート体を確実に保持する。
【解決手段】シート体3の端縁の差込部22とこの差込部22に連続する壁面を保持部23としてその対向壁面24が差込部22へと間隔が狭くなる斜面に形成されたシート体3の端縁を挿入するための挿入空間21とを有する保持具本体2と、保持具本体2の挿入空間21に嵌挿、配置されて差込部22から挿入されたシート体3の端縁を保持部23との間で挟持する可動体5とからなり、保持具本体2は差込部22とこれに連続する挿入空間21とが長手方向にわたって形成された適宜長さの長尺材により形成されているとともに可動体5は複数の回転体51が所定の間隔で連結された回転体チェーンにより形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はシート体を吊り下げたり、張設したりする際にシート体の端縁を保持するために用いられるシート体の保持具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば工場や倉庫、配送センターや冷蔵室、更にはクリーンルームなどには中扉として或いは防煙シート等として各種のビニルカーテンなどのシート体が用いられている。また、近頃ではホテルや百貨点、駅構内など多数の人が集まる箇所にも例えばガラスなどを利用した防煙の設置が義務づけられるなど各所においてシート体の設置が行われている。
【0003】
ところで、一般にシート体は薄くて比較的柔軟な素材により形成されていることからそのまま天井などに付設することは困難であり、例えば長尺の保持具によりシート体の端縁を挟持させて、これを天井や鴨居などに取り付けるものが一般的である。
【0004】
図9は従来の保持具1を示すものであり、前後方向に分割した一対の保持具本体2a,2bの間にシート体3の端縁31を重ねて止めねじ4で両保持具本体2a,2bを固着するものである。
【0005】
ところが、この従来の保持具1は、止めねじ4を保持具本体2aに形成したねじ挿通孔41、シート体3に形成したねじ挿通孔42を通して保持具本体2bに形成したねじ穴43に締着させる必要があり、きわめて作業が面倒である。特に、シート体3の端縁31に皺を寄せることなく両保持具本体2a,2bを閉じるには各止めねじ4を均等に締め付けることが要求されることから、各止めねじ4の締め付け度のバランスを取りながら同程度ずつ締め付けていくことになりきわめて作業性が劣るとともに熟練を要する。
【0006】
特に、シート体3を弛させることなく保持させるにはできるだけ止めねじ4の間隔を短くする必要があり、更に作業が繁雑になる。
加えて、ビニール材等により形成されるシート体3は可撓性を有することから確実に保持させるには、図10に示すように、両保持具本体2a,2bの接合面に互いに噛み合う鋭利な凹凸条44,45を形成する必要があり、生産性及び作業性の点で不利である。
【0007】
一方、シート体を簡単な操作で保持させることが可能なシート体ホルダーが特開2002−2163号公報に提示されている。
【0008】
このシート体ホルダーは、シート体の端縁を差し込む差込部とこの差込部に連続する壁面を保持部としてその対向壁面が前記差込部へと間隔が狭くなるように形成された前記シート体の端縁を挿入するための挿入空間とを有する保持具本体と、前記保持具本体の挿入空間に嵌挿、配置されて差込部から挿入されたシート体の端縁を前記保持部との間で挟持するボールからなる可動体とから構成され、シート体の端縁を差込部から挿入空間へと挿入するだけで可動体と保持部によりシート体の端縁が挟持されるので、特に工具を必要とせず、簡単に保持させることが可能である。
【0009】
しかしながら、前記公報に提示されているシート体の保持具は、角形の保持具本体に穴部を形成して所定の傾斜を有する挿入空間を形成するとともにその挿入空間内にコイルばねと可動体であるボールを投入して蓋をするなど、構造がきわめて複雑で、また、コイルばねを付勢させた状態で収容するなど組立も容易でなく、コイルばねの劣化なども考えられる。
【0010】
特に、シート体を一箇所で保持する構成であり、メモ用紙や印刷用紙、名刺、パンフレット、カード、切符などの小型で極軽量のシート体を保持することができるだけであり、例えば防煙シートのような長尺、幅広で比較的重量のあるシート体を保持することはできない。
【特許文献1】特開2002−2163号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、構造が複雑でなく、安価に製造でき、保持作業も差し込むだけの簡単な操作でよく、幅広で重量のあるシート体を確実に保持することができるシート体の保持具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記課題を解決するためになされた本発明は、シート体の端縁を保持するシート体の保持具であって、前記シート体の端縁の差込部とこの差込部に連続する壁面を保持部としてその対向壁面が前記差込部へと間隔が狭くなる斜面に形成された前記シート体の端縁を挿入するための挿入空間とを有する保持具本体と、前記保持具本体の挿入空間に嵌挿、配置されて差込部から挿入されたシート体の端縁を前記保持部との間で挟持する可動体とからなり、前記保持具本体は前記差込部とこれに連続する挿入空間とが長手方向にわたって形成された適宜長さの長尺材により形成されているとともに前記可動体は複数の回転体が所定の間隔で連結された回転体チェーンにより形成されていることを特徴とする。
【0013】
本発明は、保持具本体に沿って形成した挿入空間に回転体チェーンからなる可動体を長手方向に挿入、配置し、差込孔から差し込んだシート体の端縁を保持部に沿って前記挿入空間に差し込むと、挿入空間に配置される回転体チェーンの各回転体と保持部との間にシート体の端縁が挟まれ、次いで、差し込んだシート体を差込孔の差込口端方向へ引くと各回転体が差込孔へ移動して楔効果によりシート体の端縁を押圧保持する。
【0014】
このように本発明は、シート体の端縁を差込孔から挿入空間へと差し込み、次いで少し抜き方向へ戻すというきわめて簡単な作業でシート体の端縁を保持することが可能である。
【0015】
特に、本発明は、シート体を保持する可動が複数の回転体を所定の間隔で連結した回転体チェーンにより形成されるので、シート体における端縁を所定間隔で多数箇所で保持することにより保持力が集中せずに、端縁の全長にわたって均一に作用するので保持力が強固であるばかりか、皺が寄る心配もない。
【0016】
また、前記回転体チェーンがボールチェーンである場合には、シート体の差し込み時に、シート体の動きに合わせて確実に動くとともに固定時にシート体に確実に食い込ませることができる。
【0017】
特に、前記ボールチェーンを形成するボール径が少なくとも前記挿入空間の差込部側の端部における前記保持部と対向壁面との幅よりも僅かに小さく且つ前記保持部と対向壁面との幅から使用するシート体の厚さを除いた長さよりも大きい径を有するものとすることにより、シート体に対して有効に楔作用を与えて保持させることができる。
【0018】
更に、前記回転体チェーンがローラを長手方向に連結したローラーチェーンである場合にも本発明は有効に実施することができ。特に使用するシート体が薄い場合や脆弱な材質の場合などに適している。
【0019】
加えて、本発明は、前記挿入空間よりも長尺で基端に所定の弾性を有する弾圧片を突設し、前記挿入空間の前記差込部の対向壁面に長手方向に沿って形成した溝に嵌装状態で挿通可能な装着部材などの専用の装着部材を用いると簡単に且つ均一にシート体を保持させることが可能であり、更に、前記挿入空間よりも長尺で先端に傾斜面を形成するとともに所定の高さを有し、前記挿入空間に前記傾斜面を前記挿入空間の差込部画の壁面に向けて挿通可能な離脱部材を用いることにより、簡単にシート体を取り外すことができ、また、取り外したシート体はそのまま再使用が可能である。
【発明の効果】
【0020】
本発明は、構造が複雑でなく、安価で美観的にも優れているばかりか、確実にシート体を保持することができ、また、操作もきわめて簡単である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
次に、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
【0022】
図1乃至図3は本発明を例えば耐熱ガラスクロスを利用した防煙シートについて実施した場合における最良の実施の形態の一例を示すものであり、保持具1は、主として長尺の保持具本体2と保持具本体2に形成した挿入空間21に嵌挿する可動体5とから構成される。
【0023】
更に詳しく説明すると、前記保持具本体2は、例えばアルミニウムや硬質の合成樹脂材により例えば押出成形により形成され、全体が例えば15×10mm2程度の端面を有する長尺の角型材状を呈し、左右の両端面にわたって使用するシート体3の端縁31を差し込むためのスリット状の差込部22とこの差込部22に連続する壁面を保持部23としてその対向壁面24が差込部22へと間隔が狭くなる例えば5度程度の角度を有する斜面に形成された前記シート体3の端縁31を挿入するための挿入空間21とを形成している。
【0024】
また、前記可動体5は、複数の球体51とこれらの球体51を自在に連結した連結部材52とが順次連結した所謂ボールチェーンからなり、球体51の球径が少なくとも前記挿入空間21の差込部22側の端部における前記保持部23と対向壁面24との幅よりも僅かに小さく且つ前記保持部23と対向壁面24との幅から使用するシート体3の厚さを除いた長さよりも大きい径を有するものとすることにより、シート体に対して有効に楔作用を与えて保持させることができる。特に、前記挿入空間21の差込部22側の端部における前記保持部23と対向壁面24との間に位置したときに保持させるシート体3の厚さの1/2程度の隙間が生じる場合が好ましい。
【0025】
次に、本実施の形態である保持具1の使用方法について説明する。
【0026】
本実施の形態である保持具1を用いて シート体3を保持するには、先ず図2(a)に示すように、保持具本体21の挿入空間21に可動体5を挿入空間21のほぼ全長にわたって挿入、配置させる。このとき、例えば保持具本体21を少し傾けて挿入空間21の壁面に沿って長尺の可動体5を自重で差し込むようにして挿入すると作業が容易である。
【0027】
そして、保持具本体21の挿入空間21に可動体5を挿入、配置した後、図2(a)に示すように、保持具本体21を差込部22側が下方側に位置するように位置させて、シート体3の保持させる端縁31部分を差込部22から挿入空間21に差し込む。
【0028】
このとき、本実施の形態では、可動体5を形成する各球体51は、その球径が少なくとも前記挿入空間21の差込部22側の端部における前記保持部23と対向壁面24との幅よりも僅かに小さく且つ前記保持部23と対向壁面24との幅から使用するシート体3の厚さを除いた長さよりも大きい径を有することから、各球体51が挿入空間21の差込部22側の端部における前記保持部23と対向壁面24との間に位置させたときに保持部23または対向壁面24との間に隙間が生じる。そのため、差込部22に差し込まれたシート体3の端縁31は差込部22に連続して形成された保持部23に沿って挿入空間21内に入り、所定位置に挿入配置された可動体5との間に介挿される、(図2(b)参照)。
【0029】
次に、シート体3を図示する下方へと引くと図2(c)に示すように、可動体5が差込部22方向へと引かれて各回転体51が楔効果によりシート体3の端縁31を保持部23との間で押圧保持するので、それ以上引いてもシート体3の端縁31は移動せず、強固に保持される。従って、従来と同様に、保持具本体21をクランプなどの掴具を用いて、或いは予め保持具本体21に備えた吊着具(図示せず)を用いて天井や鴨居などの装着箇所に吊設すればよい。
【0030】
特に、本実施の形態では、各回転体51の球径が少なくとも前記挿入空間22の差込部21側の端部における前記保持部23と対向壁面24との幅よりも大きく且つ挿入空間21をシート体3の端部31の挿入方向に可動可能な大きさであることから、充分な楔効果を発揮させることができる。
【0031】
また、本実施の形態は従来のこの種の保持具と異なり、可動体5が互いに隣接する複数の回転体51により形成されるので、シート体3の端縁31を全域にわたって均一な力で保持するのできわめて大きな保持力を発揮させることができる。
【0032】
加えて、可動体5はボールチェーンにより形成されるばかりかコイルばねのような複雑な部品もなく挿入空間22に配置する場合も開口端縁から差し込むだけの簡単な作業で済む。また、保持状態を解除する場合も開口端縁に露出しているボールチェーンである可動体5保持具本体から抜き取りことができ、シート体3の保持を解除できるので差込部22から抜き取ればよく、抜き取ったシート体3は取付孔なども形成されておらず皺もよっていないので、そのまま再利用が可能である。
【0033】
図4及び図5は本実施の形態に使用する専用の装着部材8を示すものであり、前述の如く、本実施の形態ではシート体3を引くだけの簡単な操作でシート体3を保持させることができるが、本装着部材8を用いると更に容易にシート体3の装着することができるばかりかシート体3を引くことなしに可動体5を移動させるのでシート体3がずれる心配がなく、きわめて美麗に取り付けることもできる。
【0034】
特に、本実施の形態では、保持具本体2の挿入空間21よりも長尺の板状であり、適宜の塑性と弾性を有する金属材や硬質の合成樹脂材により全体が板材状に形成され。基端に所定の弾性を有する弾圧片81を突設している。
【0035】
また、本実施の形態では、長さ方向に沿って片側にガイド片82が屈曲形成されており、使用に際しては前記保持具本体2の挿入空間21における挿入部22に対向する壁面25に沿って形成された断面がL型の溝条27に嵌め込み挿入空間21に長さ方向にわたって差し込む。
【0036】
そして、差し込まれた装着部材8が基端に突出された弾圧片81によって可動体5を形成する各球体51を自由状態にある高さ位置H1から保持状態にある高さ位置H2へと順次、回転移動させるものである。
【0037】
尚、本実施の形態では、長さ方向に沿って片側にガイド片82が屈曲形成されており、使用に際しては前記保持具本体2の挿入空間21における差込部22に対向する壁面25に沿って形成された断面がL型の溝条27に嵌め込み挿入空間21に長さ方向にわたって差し込む形式としたが、挿入空間21の壁面25に沿って挿入可能なものであればよく、例えば、アリ溝構造(図示せず)等、他の趣致のガイド機構を使用することができる。
【0038】
また、図6及び図7は本実施の形態に使用する専用の離脱部材7を示すものであり、本実施の形態である保持具1にシート体3を保持させた状態を簡単に解除させることができるものであり、シート体3を交換したり、保守や修理の際などに便利である。
【0039】
離脱部材7は、全体が保持具本体2の挿入空間21よりも長尺で先端に傾斜面71を形成するとともに傾斜面71の傾斜方向に所定の高さh1を有し、挿入空間21の差込部に対向する壁面25に沿って嵌挿可能な幅L1を有する四角柱を呈しており、図示の保持状態(高さ位置H2)にある可動体5の各球体51と壁面25との間に傾斜面71から挿入空間21に差し込むことにより、可動体5の各球体51を順次、シート体3の端縁31方向(図示上方)の予め設定した自由位置高さ位置H3へと移動させることにより可動体5と保持部23との間に隙間が生じ、可動体5が自由となり、シート体3を引き抜けば簡単に離脱させることができる。
【0040】
尚、本離脱部材7は可動体5を回転移動させて保持状態を解除するものであることから、シート体3には全く負担が掛かることがなく、そのまま再使用が可能である。
【0041】
更に、図8は本発明の可動体5についての異なる実施の形態を示すものであり、ローラチェーンにより形成される点が異なる。本実施の形態では前記ボールチェーンの場合と異なり、球体51部分が円筒形であることから、シート体との接触面積が増加している。
【0042】
そのため、シート体が薄かったり、比較的脆弱な素材により形成されている場合に適している。
【0043】
尚、本実施の形態はシート体3として防煙シートの場合について示したが、カーテンや紙各種の板材など他のシート体についても同様に実施することが可能であることは言うまでもなくも、使用目的に応じて保持具本体2や可動体5の大きさ、形状、材質などを適宜選択して使用する。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明における最適な実施形態の一例を示す斜視図。
【図2】図1に示した実施の形態における使用状態を示す説明図。
【図3】図1に示した実施の形態における使用状態を示す縦断面図。
【図4】本発明に使用される装着部材の一例を支持部本体とともに示す斜視図。
【図5】図4に示した装着部材の使用状態を示す拡大縦断面図。
【図6】本発明に使用される離脱部材の一例を支持部本体とともに示す斜視図。
【図7】本発明に使用される離脱部材の一例についての使用状態を示すものであり、(a)は拡大縦断面図、(b)は図6(a)のY2−Y2線に沿う断面図。
【図8】可動体についての異なる実施の形態を示す斜視図。
【図9】従来例を示す分解斜視図。
【図10】図9に示す従来例の使用状態における端面拡大図。
【符号の説明】
【0045】
1 保持具、2 保持具本体、3 シート体、5 可動体、7 離脱部材、8 装着部材、21挿入空間、22 差込部、23 保持部、24 対向壁面、31 端縁、61 傾斜面、81 弾圧片


【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート体の端縁を保持するシート体の保持具であって、前記シート体の端縁の差込部とこの差込部に連続する壁面を保持部としてその対向壁面が前記差込部へと間隔が狭くなる斜面に形成された前記シート体の端縁を挿入するための挿入空間とを有する保持具本体と、前記保持具本体の挿入空間に嵌挿、配置されて差込部から挿入されたシート体の端縁を前記保持部との間で保持する可動体とからなり、前記保持具本体は前記差込部とこれに連続する挿入空間とが長手方向にわたって形成された適宜長さの長尺材により形成されているとともに前記可動体は複数の回転体が所定の間隔で連結された回転体チェーンにより形成されていることを特徴とするシート体の保持具。
【請求項2】
前記回転体チェーンがボールチェーンである請求項1に記載のシート体の保持具。
【請求項3】
前記ボールチェーンを形成するボール径が少なくとも前記挿入空間の差込部側の端部における前記保持部と対向壁面との幅よりも僅かに小さく且つ前記保持部と対向壁面との幅から使用するシート体の厚さを除いた長さよりも大きい径を有する請求項2に記載のシート体の保持具。
【請求項4】
前記回転体チェーンがローラを長手方向に連結したローラーチェーンである請求項1に記載のシート体の保持具。
【請求項5】
前記挿入空間よりも長尺で基端に所定の弾性を有する弾圧片を突設し、前記挿入空間の前記差込部の対向壁面に長手方向に沿って形成した溝に嵌装状態で挿通可能な装着部材を備えた請求項1,2,3または4に記載のシート体の保持具。
【請求項6】
前記挿入空間よりも長尺で先端に傾斜面を形成するとともに所定の高さを有し、前記挿入空間に前記傾斜面を前記挿入空間の差込部画の壁面に向けて挿通可能な離脱部材を備えた請求項1,2,3または4に記載のシート体の保持具。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−121337(P2008−121337A)
【公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−307823(P2006−307823)
【出願日】平成18年11月14日(2006.11.14)
【出願人】(503157825)
【Fターム(参考)】