説明

ダイエット用食品および/またはダイエット用経口剤を製造するためのカルニチン誘導体および/またはその塩の使用

【課題】従来品より効果の優れたダイエット用食品および/またはダイエット用経口剤を提供すること。
【解決手段】食品および/または経口剤を製造するための、下記式(1)で示されるカルニチン誘導体および下記式(2)で示されるカルニチン誘導体の塩からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物の使用。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、優れた食品および/または経口剤に関する。より具体的には、本発明は、ダイエット用食品および/またはダイエット用経口剤を製造するための、カルニチン誘導体および/またはその塩の使用に関する。
【背景技術】
【0002】
近年の肥満傾向の増大を受けて、さまざまなダイエット食品やダイエット用経口剤、例えば、コレステロールの吸収を阻害するキトサン含有食品(特許文献1参照)、体内への糖質の供給を抑制するギムネマ含有食品(特許文献2参照)、脂肪酸の代謝を促進するL−カルニチン含有食品(特許文献3参照)、脂肪酸合成経路を阻害するヒドロキシクエン酸含有食品(特許文献4参照)などが、ダイエット効果を有すると報告されている。
【特許文献1】特開平5−62112号公報
【特許文献2】特開平9−2963号公報
【特許文献3】特開平11−253130号公報
【特許文献4】特開平9−51779号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながらその効果はいまだ充分ではない。
本発明の目的は、従来品より効果の優れたダイエット用食品および/またはダイエット用経口剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意研究を重ねた結果、α−分岐型アシル基を有する特定のカルニチン誘導体および/またはその塩が、消化管での高い吸収性と脂肪酸代謝促進効果とを通じて示す脂肪合成量低減作用を利用することにより、従来品より優れたダイエット効果を示す食品および/または経口剤が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
即ち、本発明は以下の[1]〜[6]の事項に関する。
[1] 食品および/または経口剤を製造するための、下記式(1)で示されるカルニチン誘導体および下記式(2)で示されるカルニチン誘導体の塩からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物の使用。
【0006】
【化1】

【0007】
(式(1)中、R1およびR2はそれぞれ独立に、分岐を有していてもよい炭素数1〜18の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基を表す。)
【0008】
【化2】

【0009】
(式(2)中、R1およびR2は式(1)と同義であり、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性となる無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
[2] 前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2がそれぞれ独立に、分岐を有していてもよい炭素数3〜16の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であることを特徴とする上記[1]に記載の使用。
[3] 前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2のいずれか一方が炭素数6の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数8の直鎖アルキル基であることを特徴とする上記[1]または[2]に記載の使用。
[4] 前記化合物を、ダイエット作用を有する他の成分と組合せて使用することを特徴とする上記[1]〜[3]
[5] 前記化合物を、投与するのに適した組成物中に0.01〜20質量%の範囲の量で、配合して使用することを特徴とする上記[1]〜[4]のいずれかに記載の使用。
[6] 上記[1]〜[5]のいずれかに記載の使用により製造されたことを特徴とする食品および/または経口剤。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明でいうダイエット作用とは、単に体重を減少せしめる作用のみならず、血糖値の上昇・血中コレステロールや脂質の増加など、一般に肥満に伴うか、または肥満の促進要因となる現象を改善する作用を包含する。
【0011】
また、本発明でいう食品および/または経口剤とは、食用に供するものであれば制限は無く、例えば、パン、麺、焼菓子、ガム、飴、粉末食品、飲料、ゼリー、錠剤、カプセルなどが挙げられる。
【0012】
本発明で使用されるカルニチン誘導体は、下記一般式(1)で示され、本発明で使用されるカルニチン誘導体の塩は、下記一般式(2)で示される。なお、上記カルニチン誘導体および/またはその塩は、ダイエット用食品を製造する場合、ダイエット用経口剤を製造する場合のみでなく、該食品および該経口剤の両者をともに製造するように使用してもよい。
【0013】
【化3】

【0014】
【化4】

【0015】
式(1)中、R1およびR2はそれぞれ独立に分岐を有していてもよい炭素数1〜18の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基を表す。前記R1およびR2は、いずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数1〜16の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数3〜16の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であることが好ましい。さらに、前記R1およびR2は、それぞれ独立に分岐を有していてもよい炭素数3〜16の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であることがより好ましく、それぞれ独立に分岐を有していてもよい炭素数4〜12の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であることがさらに好ましい。また、R1およびR2のいずれか一方が炭素数6の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数8の直鎖アルキル基であることが特に好ましい。
【0016】
飽和脂肪族炭化水素基として、具体的には、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、2−エチルブチル基、n−へプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、2−エチルペンチル基、3−エチルペンチル基、n−オクチル基、2−メチルヘプチル基、3−メチルヘプチル基、4−メチルヘプチル基、5−メチルヘプチル基、6−メチルヘプチル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル基、4−エチルヘキシル基、2−プロピルペンチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、n−へプタデシル基、n−オクタデシル基
、イソステアリル基などの直鎖または分岐のアルキル基が挙げられる。
【0017】
また、前記不飽和脂肪族炭化水素基として、具体的には、例えば、10−ウンデセニル基、9−ヘキサデセニル基、シス−9−オクタデセニル基、11−オクタデセニル基、シス,シス−9,12−オクタデカジエニル基、9,12,15−オクタデカトリエニル基、6,9,12−オクタデカトリエニル基、9,11,13−オクタデカトリエニル基などの直鎖または分岐のアルケニル基が挙げられる。
【0018】
これらのうち、好ましいR1およびR2の組合せとしては、R1とR2とが、メチル基とメチル基、メチル基とエチル基、メチル基とn−プロピル基、メチル基とイソプロピル基、メチル基とn−ブチル基、メチル基とn−ペンチル基、メチル基とn−ヘキシル基、メチル基とn−オクチル基、メチル基とn−デシル基、メチル基とn−テトラデシル基、メチル基とn−ヘキサデシル基、エチル基とエチル基、エチル基とn−プロピル基、エチル基とイソプロピル基、エチル基とn−ブチル基、エチル基とイソプロピル基、エチル基とn−ブチル基、エチル基とn−ペンチル基、エチル基とn−ヘキシル基、エチル基とn−オクチル基、エチル基とn−デシル基、エチル基とn−テトラデシル基、エチル基とn−ヘキサデシル基、n−プロピル基とn−プロピル基、n−プロピル基とn−ブチル基、n−プロピル基とn−ペンチル基、n−プロピル基とn−ヘキシル基、n−ブチル基とn−ヘキシル基、n−ブチル基とn−オクチル基、n−ヘキシル基とn−オクチル基である組合せが挙げられる。なお、本発明の食品および/または経口剤には、上記R1とR2との組合せによって特定されるカルニチン誘導体を1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0019】
式(2)中、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオンまたは有機アニオンを表し、医学的に許容されるアニオンが好ましく、その具体例としては、例えば、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン及びハロゲン化物等の無機イオン;蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸またはその誘導体のアニオン等の有機イオン;が挙げられる。
【0020】
また式(2)中、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性となる無機カチオンまたは有機カチオンを表し、医学的に許容されるカチオンが好ましく、その具体例としては、例えば、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンまたはその誘導体のカチオンが挙げられる。
【0021】
本発明の食品および/または経口剤に用いられるカルニチン誘導体およびその塩は、市販されているL−カルニチン類を原料として、例えば、L−カルニチンと、脂肪酸クロライドの反応を用いて合成することができる。
【0022】
例えば、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩の製造を例に挙げて説明すると、下記のとおりである。まず、L−カルニチンと2−ヘキシルデカン酸クロリドをトリフルオロ酢酸中で混和し、50〜80℃で加温撹拌して、反応後、エバポレーションにてトリフルオロ酢酸を留去する。次いで、得られた残渣に抽出溶媒を加えて抽出操作を行い、有機層を取得し、抽出溶媒等を留去することにより、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩が得られる。
【0023】
なお、上記カルニチン誘導体およびその塩の製造に用いられる原料カルニチンとしては
、カルニチンの分子内塩;塩酸塩やナトリウム塩などの無機塩;シュウ酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩などの有機塩が挙げられる。
【0024】
上記式(1)で示されるカルニチン誘導体および上記式(2)で示されるカルニチン誘導体の塩からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物は、所望により、ダイエット作用を有する他の成分と組合せて使用することができる。このような成分の例としては、例えば、唐辛子エキス、大蒜エキス、ギムネマ、寒天、蒟蒻マンナン、サイリウム、ウコン、他のカルニチンなどが挙げられる。
【0025】
上記式(1)で示されるカルニチン誘導体および上記式(2)で示されるカルニチン誘導体の塩からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物を、投与するのに適した組成物中に0.01〜20質量%の範囲の量で、配合して使用することができる。すなわち、上記化合物の配合量としては、食品または経口剤の処方成分の合計量(全量)中に通常0.01〜20質量%の範囲、好ましくは1〜10質量%の範囲である。なお、上記配合量は、カルニチン誘導体を単独で使用する場合には、カルニチン誘導体の量を、またカルニチン誘導体の塩を単独で使用する場合には、カルニチン誘導体の塩の量を、これらを併せて使用する場合にはカルニチン誘導体およびその塩の合計量を意味する。
【0026】
本発明の食品および/または経口剤は、上述した成分を所望の含有量となるように用いて、その剤型および形態に応じて常法にしたがい、溶解、混合あるいは分散等することにより製造できる。
【0027】
[実施例]
次に、実施例をあげ、本発明をさらに詳しく説明する。言うまでもなく、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0028】
[合成例1]
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩の合成
L−カルニチン45.6g(0.283mol)を氷浴中で、トリフルオロ酢酸150mLに溶かし、そこに2−ヘキシルデカン酸クロリド116.6g(0.425mol)を10分かけて滴下した。80℃、4時間加熱攪拌を行い、その後、減圧蒸留にて溶媒を留去した。得られた焦げ茶色油状物 264.6gをn−ヘキサン200mLにて3回洗浄し、黒色油状物を200mL採取した。この油状物を3.0g取り、エタノール20mL、n−ブタノール30mL、水60mLで抽出を行い、得られた有機層を水60mLで洗浄、さらにエタノール20mL、水60mLの混液で洗浄した。得られた有機層をさらに水60mLで洗浄した。有機層を採取して乾燥、溶媒留去して2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を2.0g得た。
【0029】
この目的物質の構造は、下記のとおり、NMR、液体クロマトグラフ質量分析(LC/MS)、および元素分析により確認した。
<NMR>
1H-NMR(CDCl3); 0.90 ppm (6H, t, 7.0Hz)、 1.29-1.62 ppm (24H, m)、 2.41 ppm (1H, m)、 2.76 ppm (2H, d, 6.0 Hz)、 3.21 ppm (9H, s)、 3.75 ppm (1H, d, 14.6Hz)、 3.92 ppm (1H, dd, 8.2, 14.6Hz)、 5.60-5.64 ppm (1H, m)
NMR装置:Burker Advance 500
試料濃度:40mg試料/422mg 重クロロホルム
温度:室温
<液体クロマトグラフ−質量分析(LC/MS)>
MS(ESI) m/z: 400.5 [M+](LC/MSによる。)
液体クロマトグラフフィー(LC)装置: Agilent 1100シリーズ、カラム: Shodex シリカC8-5B、カラム温度: 40℃、溶離液: 20mM 酢酸アンモニウム水溶液/アセトニトリ
ル=30/70、流速: 1.0mL/min、試料濃度・注入量: 10μL×5mg/mL 溶離液、検出:フォトダイオードアレイ UV200-700nm、
質量分析(MS)装置: Thermoquest LCQ Advantage、イオン化法:ESI(エレクトロスプレーイオン化)法、スキャン範囲: m/Z 50〜1000(正負交互)、MS/MSコリジョンエネルギー: 40%
<元素分析>
元素分析: C 62.8%、H 10.6%、N 3.5%、O 14.9%、Cl 8.2%
(C、H、N、O: 有機元素分析装置 CHNS-932+酸素分析用オプションVTF-900(LECO社)による。リファレンス: sym-ジフェニルチオ尿素(CHN分析)、p-ニトロアニリン(O分析))(Cl: イオンクロマトグラフィーによる。試料1mgを正確に秤量し溶離液(1.8mM
Na2CO3 + 1.7mM NaHCO3)で100mLに定容、陰イオンクロマトグラフィー(DIONEX DX-500)で測定、試料中Cl含量に換算。カラム Shodex SI-90 4E、流速1.0mL/min、注入量25μL、検出器:電気伝導度検出器、サプレッサー:ASRS-I)
[実施例1]
以下の処方(表1)に従い、ドリンク剤1を調製した。
【0030】
【表1】

【0031】
(表1中、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩は、上記合成例1で得られたものである。)
[比較例1]
上記処方より2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を除いたドリンク剤2を調製した(陰性コントロール)。
【0032】
[実施例2]
<ダイエット作用の試験>
(使用対象および観察期間)
体脂肪率約30%前後の20代の女性各5名に、ドリンク剤1を3ヶ月間使用させた。(使用方法)
毎日毎食後3回、飲用した。積極的に運動をするようにし、食生活は日常と変えないようにした。
(効果の測定)
3ヶ月後、被験者の体重と体脂肪率(測定には、オムロン(株)製の体重計及び体脂肪計を使用)、血中中性脂肪と総コレステロール濃度を測定(日立7150自動分析機を使用)し、飲用前より改善(低下)したものを2点、変化の無いものを1点、悪化(増加)したものを0点として点を付け、それぞれその合計点を評点とした。その結果を表2に示す。
【0033】
【表2】

【0034】
[比較例2]
上記のように調製したドリンク剤2を用いた以外は、実施例2と同様にダイエット作用の試験を行った。その結果を表3に示す。なお、被験者は、実施例2の被験者とは異なる。
【0035】
【表3】

【0036】
以上のように、以上のように、本発明のカルニチン誘導体および/またはその塩を配合したダイエット食品は、優れたダイエット作用を示した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
食品および/または経口剤を製造するための、下記式(1)で示されるカルニチン誘導体および下記式(2)で示されるカルニチン誘導体の塩からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物の使用。
【化1】

(式(1)中、R1およびR2はそれぞれ独立に、分岐を有していてもよい炭素数1〜18の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基を表す。)
【化2】

(式(2)中、R1およびR2は式(1)と同義であり、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性となる無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
【請求項2】
前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2がそれぞれ独立に、分岐を有していてもよい炭素数3〜16の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であることを特徴とする請求項1に記載の使用。
【請求項3】
前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2のいずれか一方が炭素数6の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数8の直鎖アルキル基であることを特徴とする請求項1または2に記載の使用。
【請求項4】
前記化合物を、ダイエット作用を有する他の成分と組合せて使用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の使用。
【請求項5】
前記化合物を、投与するのに適した組成物中に0.01〜20質量%の範囲の量で、配合して使用することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の使用。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載の使用により製造されたことを特徴とする食品および/
または経口剤。

【公開番号】特開2007−254379(P2007−254379A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−81510(P2006−81510)
【出願日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【出願人】(000002004)昭和電工株式会社 (3,251)
【Fターム(参考)】