説明

ダイヤル呼出プラン分析及びクリーンアップ

【課題】 ユーザがダイヤル呼出プランを管理することを可能にする方法を提供する。
【解決手段】 PBX又はその他の電話交換機が、当該交換機が使用するダイヤル呼出プランを分析し、次いで、推奨ダイヤル呼出プランを作成する。ダイヤル呼出プランを分析するために、PBXは番号消費オブジェクト(当該ダイヤル呼出プランに関連付けられた電話番号を含む)の使用状況特性を考慮する。次いで、PBXは削除可能な、不使用電話番号などのような不稼働又は低利用状況オブジェクトのリストを識別する。別の実施例では、PBXは、分析結果の一部分である使用状況特性に基づき、電話番号の将来の利用可能性も予測する。これら実施例のうちの少なくとも幾つかの実施例において、PBXはダイヤル呼出プランツリーを構築することができ、かつ、改訂ダイヤル呼出プランを識別することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信に関すし、特に、データ処理システムにおけるダイヤル呼出プランの分析及び削除可能な電話番号の識別方法に関する。
【背景技術】
【0002】
通信システムにおいて、ダイヤル呼出プランは電話番号のディジット(桁)の予測される数字とパターンを確立する。ダイヤル呼出プランは、国コード、エリアコード、アクセスコード及び通信システム内で使用されるダイアルされた桁(ディジット)の全ての組合せをアカウントする。例えば、北米番号付与プランは10桁の数字に基づく。各数字は、3桁のエリアコードと7桁の電話番号に分けられ、次いで、7桁の電話番号は3桁の中央局コードと4桁のステーション番号に再分割される。
【0003】
構内交換機(PBX)及びその他の電話交換は、ダイヤル呼出プラン又は“ダイヤルプラン”を用いて呼出を管理する。例えば、PBXは3桁〜11桁を使用する可変長ダイヤル呼出プランをサポートする。PBX及び幾つかのその他のタイプの交換機において、ダイヤル呼出プランは、PBXで使用するために割り当てられた電話番号も更に包含する。例えば、PBXダイヤル呼出プランは、PBXにより管掌される組織内の電話に割り当てられた電話番号も包含する。
【0004】
常に変化し続ける組織では、組織のサイズは変化す。役割上のスタッフの特定の組合せは時間とともに変化する。従って、ダイヤル呼出プランは、割り当てられることが必要な内線電話の番号及び特定の組合せに合わせるために、同様に案出しなければならない。例えば、或るダイヤル呼出プランにより割り当てられる内線電話は後々不十分なことがある。更に、組織から離職した被用者が従前使用していた内線電話は無期限に不使用処分される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、必要なものは、先進的ダイヤル呼出プランの管理における通信管理者(アドミニストレータ)をアシストする技術である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、通信装置管理者のようなユーザにダイヤル呼出プランを管理できるようにする。本発明の実施例によれば、PBX又はその他のタイプの電話交換機は、当該交換機が使用するダイヤル呼出プランを分析し、次いで、推奨ダイヤル呼出プランを作成する。ダイヤル呼出プランを分析するために、PBXは番号消費オブジェクト(結果として、メモリー消費オブジェクトでもある)の使用状況特性(ダイヤル呼出プランに付随される電話番号を含む)を考究する。次いで、PBXは、削除可能な、不使用電話番号などのような不稼働又は十分に利用されていないオブジェクトのリストを識別する。幾つかの実施例では、PBXは分析者により使用される使用状況特性に基づく電話番号の将来の可用性を予測できる。これらの実施例のうちの少なくとも幾つかでは、PBXはダイヤル呼出プランツリーを構築し、そして、改訂ダイヤル呼出プランを識別することができる。
【0007】
実施例のPBXは、使用状況特性に基づき、ダイヤル呼出プラン及びその他の番号消費オブジェクトを分析する。これらの使用状況特性は多くのファクターに基づくことができる。第一例として、第1の使用状況特性は、特定の電話番号が最後に使用されたときから経過した時間量に基づくことができる。第二例として、第2の使用状況特性は、特定の電話番号が供給されてから、その電話番号が使用された回数に基づくことができる。第三例として、第3の使用状況特性は、任意の電話番号が最後に削除されてから特定の電話番号が使用された回数に基づくことができる。
【0008】
好都合なことに、本発明の一実施例は、電話番号及びその他の交換機格納オブジェクトの使用状況を分析することにより、削除可能なこれらオブジェクトを自律的に識別することにより、そして、幾つかの実施例では、識別されたこれらオブジェクトを引き続き削除することにより、標的交換機におけるメモリを自由にする。これは、通信管理者による手作業アプローチを必要とする従来の少なくとも幾つかの技術とは大いに異なる。処理を自動化することにより、本発明の一実施例の技術は、管理者が、長期間にわたって他の状態で不使用とされてきたメモリを自由にすることができる。
【0009】
本発明の一実施例は、データ処理システムで使用するための電話番号を供給し、メモリに格納される電話番号を結果として生じ、そして、第1の使用状況特性により、かつ、当該電話番号がメモリに格納されてから少なくとも幾ばくかの期間中に、データ処理システムにより利用された当該電話番号の回数に基づき、メモリから削除する電話番号を識別することからなる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施例によるデータ処理システム100のブロック図。
【図2】データ処理システム100に格納される各種データベースのブロック図。
【図3】本発明の一実施例に関連される顕著なタスクのフローチャート図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は、本発明の一実施例によるデータ処理システム100を示す。データ処理システム100は呼出を管理し、そして、一実施例のタスクを実行するデバイスである。データ処理システム100は、プロセッサ104,ネットワークインターフェース106及びメモリ108からなり、これらは図示されているように、相互に接続されている。
【0012】
一実施例では、データ処理システム100はPBXであり、これにより、或るタイプの呼出管理を提供する。
【0013】
しかし、本発明の別の実施例の形成方法及び使用方法は当業者には自明であり、例えば、データ処理システム100は、通信交換機、パケットルータ、セッション・イニシエーション・プロトコル(SIP)サーバー等のような別のタイプの呼出管理装置であることもできる。
【0014】
データ処理システム100は、通信ネットワーク内のデバイスについて通信を管理し、かつ、制御するために動作する位置におけるコンポーネントの集成装置を包含する。
【0015】
このようなネットワークは、無線又は有線ネットワーク、個人又は公共ネットワーク、或いは家庭又はオフィスネットワーク等を含む。従って、プロセッサ104は、マイクロプロセッサ、コントローラー、ロジックデバイス及び/又は、ソフトウェア、ロジック又はその他の制御アプリケーション(例えば、マネージャーアプリケーション200等)を実行するためのその他の適当な装置からなる。プロセッサ104の作成方法及び使用方法は当業者に自明である。
【0016】
ネットワークインターフェース106は、ハードウエアと、これに関連する制御ロジックからなる。制御ロジックは、データ処理システム100のコンポーネント類をリンクし、そして、データ処理システム100を他のデバイス及び通信ネットワークに接続する。幾つかの実施例では、ネットワークインターフェース106は、2個以上の被管理デバイス間の結合性を提供する。例えば、ネットワークインターフェース106は、ネットワークのインターネットプロトコル(IP)電話技術デバイス(例えば、IPデスクセット等)を相互接続するIPネットワークに対して接続させることもできる。ネットワークインターフェース106の作成方法及び使用方法は当業者に自明である。
【0017】
メモリ108は、揮発性又は不揮発性、ローカル又はリモートデータ格納デバイスの集成装置を包含する。メモリ108の作成方法及び使用方法は当業者に自明である。
【0018】
図2は本発明の一実施例により、メモリ108内に格納される各種データベースを示す。一実施例によれば、格納データベースは、マネージャーアプリケーション200、ネットワーク構成データベース202、ダイヤル呼出プランデータベース204及び電話番号データベース206を包含する。
【0019】
マネージャーアプリケーション200を使用するデータ処理システム100は、通信端末(例えば、デスクセット、携帯電話、ソフトフォン等)のような被管理デバイスのための電話通信を管理する。これは、電話番号データベース206内に保持されている情報を使用し、これらデバイスからの呼出の経路選択を含む。
【0020】
マネージャーアプリケーション200は、被管理デバイス用の電話通信の管理も含めて、データ処理システム100の操作を制御するためのロジック(例えば、コンピュータソフトウエア)を包含する。また、アプリケーション200は、本発明の一実施例によれば、図3のタスクを実行するためのロジックも包含する。
【0021】
ネットワーク構成データベース202は、情報記述被接続ネットワーク、ネットワーク構成、被管理デバイス及び電話通信の経路選択及び管理用のその他の適当なネットワーク情報などを包含する。例えば、ネットワーク構成データベース202は、データ処理システム100のIPアドレス、及び被管理デバイスから公衆電話交換ネットワーク(PSTN)に接続された機器に配置されるパケット系電話呼出を経路選択するための各種の利用可能なゲートウェイを識別する情報などを包含することもできる。
【0022】
ダイヤル呼出プランデータベース204は、経路選択データ210の一部である経路パターンの変換又は処理用の情報を指定し、その結果、電話番号データベース202内に少なくとも幾つかの電話番号を生成し、同じく、これらの電話番号をデータベース206内に格納する。本発明の一実施例によれば、ダイヤル呼出プランデータベース204は、パターン処理データ212及び、経路パターン定義216を指定する番号計画214も更に包含する。パターン処理データ212は、電話番号データベース206用のエントリーを発生するために、経路パターンと組み合わされる情報も包含する。
【0023】
例えば、選択された経路パターンは、被管理デバイスから受信された被ダイヤルディジットに対して照合するパターンを指定し、そして、被ダイヤルディジットを指定パターンと照合したら、呼出を経路選択するためのデバイスの表示を指定する。更に、経路パターンは、起呼加入者を識別するディジット及び被呼加入者を識別するディジットへの変換も指定できる。例えば、PSTNから企業ネットワークへ番号をマップするために、データ処理システム100は、10桁の番号を、私設ネットワークにより求められる4桁の番号に変換することもできる。この4桁の番号は、本発明の一実施例におけるPBXの一部であるダイヤル・イン(DID)におけるような番号である。
【0024】
番号計画214は、特定の領域用の経路パターンを規定するか又はカスタマイズされた番号計画を規定する。本発明の一実施例によれば、番号計画214は、北米番号計画(NANP)用の経路パターンを規定するための経路パターン定義216を包含する。各経路パターン定義216は、サブストリングを使用する経路パターン用のストリング(文字列)を規定する。或る実施例では、データ処理システム100は、一連のエントリー(記入項目)を有するテキストファイルとして、番号計画214を実行する。各パターン定義は、データ処理システム100により管理されるデバイスによりダイヤルされたディジットと潜在的に比較される特定のパターンを規定する。従って、選択された番号計画を完全に実行するために、ファイル及び/又はその他のデータ構造は潜在的に、数十又は数百個の経路パターン定義216を有することができる。
【0025】
一実施例では、図2に示されるような、各種の個別ブロックとして維持される特定のデータセットを包含するが、データ処理システム100は、別の実施例において、その他の好適な分離形態及び/又は各種経路選択データの組合せを提供することもできる。従って、データ処理システム100は、経路選択データ210、パターン処理データ212及び番号計画214又はこれらの同等物を、任意の適当なフォーマット(例、データベース内のテーブル又はテキストファイル等)中に保持することもできる。
【0026】
本発明の一実施例は、データ処理システム100により用意される番号計画を特徴とする。これにより、使い果たされる電話番号を生成し、メモリ108内に格納されるダイヤル呼出プラン及び/又は消尽電話番号を生成する。しかし、当業者であれば、本明細書を読んだ後で、別の実施例を想到し、そして使用することは容易である。例えば、データ処理システム100が、メモリ108内に格納されるオブジェクト(これらのオブジェクトは消尽される電話番号を生成するか又は生成しない)を生成する基本呼送達以外のその他の通信サービスを供給し、そして管理するような実施例を想到できる。
【0027】
図3は、本発明の一実施例の操作に関連する顕著なタスクのフローチャートを示す。当業者であれば、幾つかの別の実施例において、図示されたタスクのサブセットだけでも実行されることを正しく認識するであろう。幾つかのその他の実施例では、少なくとも幾つかのタスクは同時に実行されるか、又は図示された順序形態と異なる順序形態で実行される。
【0028】
タスク302において、データ処理システム100は、呼の送達で使用するためのダイヤル呼出プランを用意する。データ処理システム100は、管理者又はその他のデバイスからコマンドを受信する。このコマンドは例えば、ワークステーションにおけるフィールドへのデータエントリーに関連するようなコマンドである。データ処理システム100は、エントリーデータを受信した結果として、電話番号のような追加データを発生する。例えば、管理者はダイヤル・イン(DID)番号の範囲及びデータ処理システム100内の電話番号を消費するその他のオブジェクトを送信する。これらのオブジェクトの一例は、内線電話番号、ハント・グループ、ベクトル・ディレクトリ番号、コール・エージェント、音源などである。
【0029】
タスク304において、データ処理システム100は、メモリ108の所定のフラクションが利用されているか否かチェックする。メモリ108の所定のフラクションが利用されていることをデータ処理システム100が検出したら、タスク実行はタスク306に進む。NOの場合、データ処理システム100はその他の機能を実行するか、又は周期的に又は散発的に、メモリのチェックを続ける。
【0030】
タスク306において、データ処理システム100は、電話番号がシステム100によりどれくらい利用されてきたかの分析結果に基づいて、メモリ108から削除可能なオブジェクトを識別する。当業者であれば認識するであろうように、電話番号は、システム100が削除するものとして識別する前記のようなオブジェクトの一つであり得る。本発明の一実施例によれば、データ処理システム100は、利用特性、及びオブジェクトがメモリ108に格納されてから経過した少なくとも或る時間量に応じて、当該電話番号の使用状況を評価する。
【0031】
本発明の一実施例によれば、データ処理システム100は、メモリの少なくとも所定のフラクションが利用されたことがタスク304で検出された結果に応答して、タスク306を実行する。しかし、幾つかの別の実施例では、タスク306の実行は、メモリの所定のフラクションが利用されたこと以外の別の何か、又はメモリの所定のフラクションが利用されたことに加えて別の何かに基づく。
【0032】
データ処理システム100が評価の際に考慮する使用状況特性は多数のファクターに基づくことができる。第一例として、第1の使用状況特性は、或る素材について特定の電話番号(又は特定のダイヤル呼出プラン)が最後に使用されたときから経過した時間量に基づくことができる。第二例として、第2の使用状況特性は、ダイヤル呼出プラン又は特定の電話番号自体が供給されてから、その電話番号が使用された回数に基づくことができる。第三例として、第3の使用状況特性は、任意の電話番号(又はダイヤル呼出プラン)が最後に削除されてから特定の電話番号(又はダイヤル呼出プラン)が使用された回数に基づくことができる。使用状況特性は、当業者ならば認識するであろうようなその他のファクターに基づくこともできる。
【0033】
幾つかの実施例では、データ処理システム100は、システム100により電話番号がどれくらい利用されたかの分析結果に基づいて改訂されたダイヤル呼出プランも識別する。これらの実施例では、データ処理システム100は、使用状況特性及び現に有効なダイヤル呼出プランがメモリ108に格納されてから経過した少なくとも多少の時間量に応じて、電話番号の使用状況を評価する。幾つかのシナリオでは、メモリ108の占有率を低減させるために、改訂ダイヤル呼出プランにより使用し尽くされる電話番号の個数は、現に有効なダイヤル呼出プランにより使用し尽くされる電話番号の個数未満であるが、確かに以下である。例えば、4桁の内線電話番号を有するダイヤル呼出プランが将来の大きな労働人口を見越して割り当てられたが、システム100が、200個の番号だけしか長期間にわたって定期的に使用されていないことを確定すると、データ処理システム100は3桁の内線電話番号を有するダイヤル呼出プランを推奨することもできる。
【0034】
別法として、データ処理システム100は、現在のダイヤル呼出プランよりも多くの電話番号を消費する改訂ダイヤル呼出プランを推奨することもできる。更に、データ処理システム100は、メモリ利用状況を軽減するために、現用ダイヤル呼出プラン内の削除電話番号を識別する。例えば、3桁の内線電話番号を有するダイヤル呼出プランが現に使用されており、かつ、データ処理システム100が、1年前の800個の電話番号に比べて900個の電話番号が定期的に使用されていることを確定する場合、データ処理システム100は、将来の需要を見越して4桁の内線電話番号を有する改訂ダイヤル呼出プランを推奨することもできる。
【0035】
タスク308において、データ処理システム100は、タスク306で識別された電話番号又はその他のオブジェクトをメモリ108から削除する。幾つかの実施例では、タスク308は自律的に実行されるが、一方、その他の実施例では、タスク308は少なくとも部分的に管理者の介入に基づいて実行される。
【0036】
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。
【符号の説明】
【0037】
100 データ処理システム
104 プロセッサ
106 ネットワークインターフェース
108 メモリ
200 マネージャアプリケーション
202 ネットワーク構成データベース
204 ダイヤル呼出プランデータベース
206 電話番号データベース
210 経路選択データ
212 パターン処理データ
214 番号計画
216 経路パターン定義
図1 被管理通信デバイスへ/被管理通信デバイスから
図3
302: サービス、ダイヤル呼出プラン、電話番号、電話番号を消費するオブジェクト を用意する
304: メモリの所定の部分は使用されているか?
306: メモリから削除可能なオブジェクトを特定する
308: 前のステップで特定されたオブジェクトを削除する

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)データ処理システムで使用するための電話番号を用意し、メモリに格納される電話番号を生成するステップと、
(B)第1の使用状況特性及び電話番号がメモリに格納されてからの少なくとも一部の期間に従って、当該電話番号がデータ処理システムによりどれくらい利用されたかに基づき、メモリから削除する電話番号を識別するステップと
を有する
ことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記第1の使用状況特性は、当該電話番号が最後に使用されてから経過した時間量に基づく請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記第1の使用状況特性は、前記電話番号が用意されてから前記電話番号が使用された回数に基づく請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記第1の使用状況特性は、任意の電話番号が最後に削除されてから前記電話番号が使用された回数に基づく請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記電話番号は、一連の電話番号の一部として用意され、かつ格納される請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記電話番号の識別は、ダイヤル呼出プランの分析の結果として起こる請求項1記載の方法。
【請求項7】
メモリの少なくとも所定のフラクションが利用されていることの検出を更に含み、前記識別は前記検出に応じて起こる請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記電話番号の識別に応答して前記メモリから前記電話番号を削除することを更に含む請求項1記載の方法。
【請求項9】
(A)データ処理システムで使用するための通信サービスを準備するステップと、 前記ステップにより、メモリに格納される第1のオブジェクトを生成し、当該第1のオブジェクトは少なくとも1個の電話番号を使用し尽くし、
(B)メモリから削除する第1のオブジェクトを識別するステップと、
前記ステップは、第1の使用状況特性及び当該第1のオブジェクトがメモリに格納されてからの少なくとも一部の期間に従って、前記データ処理システムにより少なくとも1個の電話番号がどれくらい利用されたかに基づいて、行われる
を有する
ことを特徴とする方法。
【請求項10】
前記第1のオブジェクトは、ハント・グループである請求項9の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−41245(P2011−41245A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−74021(P2010−74021)
【出願日】平成22年3月29日(2010.3.29)
【出願人】(508214019)アバイア インク. (75)
【Fターム(参考)】