デジタルテレビジョン受信装置
【課題】大量の録画済みタイトルの中から所望の録画を直観的かつ効率的に選択して希望する位置から視聴することができるデジタルテレビジョン受信装置を提供する。
【解決手段】制御手段（１１）がリモコン装置（５）からの指示に応じて、インタフェース手段（３）に接続された外部機器からの入力を切り換えるためのメニューを表示手段（１０）に表示し、特定の外部機器が選択された場合、この外部機器に記録された番組を選択するためのサブメニューを表示し、選択された番組を再生するようにした。
【解決手段】制御手段（１１）がリモコン装置（５）からの指示に応じて、インタフェース手段（３）に接続された外部機器からの入力を切り換えるためのメニューを表示手段（１０）に表示し、特定の外部機器が選択された場合、この外部機器に記録された番組を選択するためのサブメニューを表示し、選択された番組を再生するようにした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、デジタルテレビジョン受信装置に関し、より特には、再生位置を選択可能な外部入力切替手段を備えるデジタルテレビジョン受信装置に関する。
【背景技術】
【０００２】
近年、デジタルテレビジョン受信装置は、ビデオテープレコーダ、ＤＶＤレコーダ等の種々の外部装置と接続し、これらの外部機器から入力される番組のストリームデータを再生することができるものが増えてきている。
【０００３】
外部装置としては、従来のピンプラグによって接続されるもの以外に、ｉ．ＬＩＮＫインタフェースを持つｉ．ＬＩＮＫ機器も登場している。
【０００４】
デジタルテレビジョン受信装置において、接続された種々の外部機器は、リモコンの入力切換ボタンの押下によって画面上に表示される入力切換メニューにおいて切り換えることができる。
【０００５】
一方で、ＨＤＤ（ハードディスク）レコーダなどデジタルデータで放送番組の録画を行う録画再生装置においては、番組の再生中にその再生位置をブックマークとして記録するブックマーク機能を備えたものがある。このブックマーク機能により、ユーザは所望の再生位置をレコーダに記録させておき、後にそのブックマークを検索して、その再生位置からすぐに再生を開始させることが出来る。
【０００６】
特許文献１には、インターフェースを介して外部接続された録画再生装置からストリームデータを転送させて再生出力を行わせるＡＶ装置において、録画再生装置側のストリームデータの管理に干渉することなくブックマーク機能を設けることができるＡＶ装置が開示されている。
【０００７】
【特許文献１】特開２００６−１３９３５号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
デジタルテレビジョン受信装置に接続された外部機器は入力切換メニューにおいて切り換えることができる。ｉ．ＬＩＮＫ機器を選択すると、画面にｉ．ＬＩＮＫ操作パネルが表示される。リモコンにｉ．ＬＩＮＫボタンが設けられ、このｉ．ＬＩＮＫボタンを押すことで画面にｉ．ＬＩＮＫ操作パネルが表示されるように構成されているものもある。
【０００９】
ｉ．ＬＩＮＫ機器において登録されたブックマークは、ｉ．ＬＩＮＫ操作パネルにおいてさらに録画リストボタンを選択決定することによってようやく表示されることになり、手順が煩雑であった。
【００１０】
また、複数のｉ．ＬＩＮＫ機器が接続されている場合、所望ｉ．ＬＩＮＫ機器において登録されたブックマークを表示させるためには、ｉ．ＬＩＮＫ操作パネルにおいて機器選択ボタンを選択決定することによって切り換えてから、録画リストボタンを選択決定する必要であり、さらに手順が煩雑であった。
【００１１】
本発明は、このような実情を鑑みてなされたものであり、大量の録画済みタイトルの中から所望の録画を直観的かつ効率的に選択して希望する位置から視聴することができるデジタルテレビジョン受信装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【００１２】
本発明のデジタルテレビジョン受信装置では、制御手段がリモコン装置からの指示に応じて、インタフェース手段に接続された外部機器からの入力を切り換えるためのメニューを表示手段に表示し、特定の外部機器が選択された場合、この外部機器に記録された番組を選択するためのサブメニューを表示し、選択された番組を再生するようにした。
【００１３】
すなわち、本発明のデジタルテレビジョン受信装置は、複数の外部機器を接続するインタフェース手段と、画像を表示する表示手段と、前記インタフェース手段に接続される外部機器に記録された番組についての情報を記憶する記憶手段と、リモコン装置からの信号を受信するリモコン受信手段と、前記各手段を制御すると共に、前記表示手段において表示するメニュー等を生成する制御部とを備え、前記制御部は、前記リモコン受信手段がリモコン装置から入力切換メニュー表示の指示を受信した場合、前記インタフェース手段からの入力を切り換えるための入力切換メニューを前記表示手段に表示させ、前記入力切換メニューにおいて、前記リモコン受信手段が受信したリモコン装置からのカーソル移動指示に応じて選択された特定の外部機器に記録された番組についての情報を前記記憶手段から読み出してサブメニューとして表示し、前記外部機器を制御し、前記サブメニューにおいて前記リモコン受信手段が受信したリモコンからのカーソル移動指示に応じて選択された番組を再生することを特徴とする。
【００１４】
前記記憶手段は前記インタフェース手段に接続される外部機器に記録された番組において登録されたブックマークも記憶し、前記サブメニューにおいて表示する外部機器に記録された番組についての情報はブックマークも含み、前記サブメニューにおいて選択された番組をブックマークの時点から再生するようにしてもよい。
【００１５】
前記サブメニューにおいて表示する外部機器に記録された番組についての情報は、番組を記録する外部機器を識別する情報を含んでもよい。
【００１６】
前記制御部は、前記サブメニューにおいて選択された番組を記録する外部機器が前記インタフェース手段に接続されていない場合、該外部機器の接続を促すダイアログを前記表示手段に表示させるようにしてもよい。
【００１７】
前記制御部は、前記サブメニューにおいて選択された番組を記録する外部機器の電源がオフになっている場合、該外部機器の電源をオンにするようにしてもよい。
【００１８】
前記特定の外部機器はｉ．ＬＩＮＫ機器であってもよい。
【発明の効果】
【００１９】
本発明のデジタルテレビジョン受信装置は、大量の録画済みタイトルの中から所望の録画を直観的かつ効率的に選択して希望する位置から視聴することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２０】
以下に、本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置について図面を参照しながら説明を行う。
【００２１】
図１は、本発明のデジタルテレビジョン受信装置の構成の一例を示すブロック図である。本デジタルテレビジョン受信装置は、放送信号を受信するアンテナ１と、チューナなどを含む放送受信部２と、外部機器等とのインタフェースを形成する外部インタフェース（Ｉ／Ｆ）部３と、受信した信号をデコードするデコーダ部４と、リモコン装置５からの制御信号を受信するリモコン受信部６と、デコードした信号のうちの音声信号を処理する音声信号処理部７と、処理された音声信号を外部に出力する音声出力部（スピーカ）８と、映像信号を処理する映像信号処理部９と、処理された映像信号を出力する映像出力部（ディスプレイ）１０と、を備える。さらに、装置全体を制御する制御部（ＣＰＵ）１１と、処理プログラムなどを格納するＲＯＭ１２と、ＲＯＭ１２から取得したプログラムなどを展開して高速処理を行うＲＡＭ１３と、ブックマーク等を記憶する記憶部１４と、を備える。
【００２２】
外部インタフェース（Ｉ／Ｆ）部３は、一般的なピン端子、Ｓ端子、Ｄ端子に加え、ｉ．ＬＩＮＫ機器を接続するためのｉ．ＬＩＮＫ端子を備える。また、他の形式の端子を備えてもよい。
【００２３】
図２は、本実施の形態に用いられるリモコン装置の構成の一例を示すブロック図であり、図３は、当該リモコン装置の正面図であって、種々の操作キーが配置され、さらに、下方の隠し蓋を開けることにより現れるキー群も示している図である。
【００２４】
図２に示すように、本実施の形態によるリモコン装置５は、全体を制御する制御部２１と、リモコンコードなどを記憶する記憶部２２と、赤外線信号などを被制御装置であるデジタルテレビジョン受信装置に送信する赤外線送信部２３と、操作部２４と、任意の表示部２５と、を有している。操作部２４には、図３に示すように、入力切換キー３５やｉ．ＬＩＮＫキー３６、ブックマークキー３７を含む専用機能キーが設けられている。
【００２５】
図３に示すように、リモコン装置５を正面から見ると、電源オンオフキー３１と、放送切替キー３２と、数字キー３３と、方向キー及び決定キー３４と、が設けられている。さらに、テレビジョン受信装置本体やリモコン装置の種類によっても異なるが、専用機能キーとして、入力切換キー３５と、ｉ．ＬＩＮＫキー３６と、ブックマークキー３７と、が設けられている。入力切換キー３５は、後に詳しく説明するように、外部インターフェイス部３（図１）に接続した外部機器を切り換えるための入力切換メニューや、再生する番組を選択するためのサブメニューをディスプレイ部１０にＧＵＩとして表示するためのものである。ｉ．ＬＩＮＫキー３６は、外部インターフェイス部３（図１）に接続されたｉ．ＬＩＮＫ機器の操作パネルをディスプレイ部１０にＧＵＩとして表示するためのものである。ブックマークキー３７は、外部インターフェイス部３（図１）に接続されたｉ．ＬＩＮＫ機器において記録された番組の再生中に所望の位置でブックマークを登録するためのものである。登録されたブックマークは記憶部１４（図１）に記憶される。
【００２６】
図４は、リモコン装置５のｉ．ＬＩＮＫキー３６を押すことによってディスプレイ部１０にＧＵＩとして表示されるｉ．ＬＩＮＫ操作パネルの一例を示す図である。ｉ．ＬＩＮＫ操作パネルには、ｉ．ＬＩＮＫ機器の電源のオン・オフ、ｉ．ＬＩＮＫ機器に記録された番組の再生、停止、早送り、巻き戻し等の操作、ｉ．ＬＩＮＫ機器における番組の録画、ｉ．ＬＩＮＫ機器に記録された番組の録画リストの呼び出し、複数のｉ．ＬＩＮＫ機器の切り換え、ブックマークの登録等の機能を行う操作ボタンや、ｉ．ＬＩＮＫ機器の状態を示す表示部等が配置されている。リモコン装置５の方向キー及び決定キー３４（図３）を操作して所望の操作ボタンを選択・決定することにより、当該操作ボタンに割り当てられた機能を実行することができる。例えば、機器選択ボタン４１を選択・決定することにより、外部インターフェイス部３（図１）に接続された複数のｉ．ＬＩＮＫ機器を切り換えることができる。ブックマークボタン４２を選択・決定することにより、再生中の番組の所望の位置でブックマークを登録することができる。登録されたブックマークは記憶部１４（図１）に記憶される。リモコン装置５のブックマークキー３７と同様の機能である。
【００２７】
図５は、リモコン装置５の入力切換キー３５（図３）を押すことによってディスプレイ部１０にＧＵＩとして表示される入力切換メニューの一例を示す図である。本実施の形態では、入力切換メニューはディスプレイ部１０の画面の右上に表示されるが、入力切換メニューが表示される位置は任意に決定することができる。入力切換メニューが表示される位置をユーザが選択できるようにしてもよい。この入力切換メニューにおいて、放送を視聴するテレビ画面、外部インターフェイス部３（図１）のピン端子、Ｓ端子、Ｄ端子等に接続されたＤＶＤレコーダ等の外部機器からの入力（入力１〜入力８）、外部インターフェイス部３（図１）のｉ．ＬＩＮＫ端子に接続されたｉ．ＬＩＮＫ機器からのｉ．ＬＩＮＫ入力、高速赤外線通信（ＩｒＳＳ）による入力を切り換えることができる。図５の例では、入力４が接続されていない状態を示している。カーソルが位置する部分の画像が反転することによってカーソルの位置が分かるようになっている。図５は、入力１にカーソルが位置している状態である。上下の方向キー３４（図３）を操作することによってカーソルを移動して所望の入力にカーソルを合わせ、決定キー３４（図３）を押すことによって所望の入力に切り換えることができる。ｉ．ＬＩＮＫ入力にカーソルが合わさった場合は、以下に説明するように番組選択用のサブメニューが表示される。
【００２８】
図６は、番組選択用のサブメニューの一例を示す図である。上述したように、入力切換メニューにおいてｉ．ＬＩＮＫ入力にカーソルが合わさった場合、外部インターフェイス部３（図１）のｉ．ＬＩＮＫ端子に接続されたｉ．ＬＩＮＫ機器において記録された番組の中でブックマークが登録されたものの一覧を表示する番組選択用サブメニューが表示される。図６の例では、番組選択用サブメニューは入力切換用メニューの右側に表示されるが、番組選択用サブメニューが表示される位置は任意に決定することができる。図６の例では、タイトル１という番組の００：１５：００に登録されたブックマーク、タイトル２という番組の０１：００：００に登録されたブックマーク、タイトル３という番組の００：３０：００に登録されたブックマークが表示されている。番組選択用サブメニューが表示された状態で、右の方向キー３４（図３）を操作することによってカーソルを番組選択用サブメニューに移動し、上下の方向キー３４（図３）を操作することによってカーソルを移動して所望の番組にカーソルを合わせ、決定キー３４（図３）を押すことによってこの番組の登録されたブックマークからの再生を開始することができる。
【００２９】
図７は、番組選択用のサブメニューの他の例を示す図である。本例では、外部インターフェイス部３（図１）のｉ．ＬＩＮＫ端子に複数のｉ．ＬＩＮＫ機器が接続されている場合を想定している。番組選択用のサブメニューには、番組名とブックマークの位置に加え、番組を記録するｉ．ＬＩＮＫ機器を識別するための情報、ここでは機器の名前が表示される。さらに図８に示すように、入力切換メニューにおいてｉ．ＬＩＮＫ入力にカーソルが合わさった場合、接続されるｉ．ＬＩＮＫ機器の一覧を示すサブメニューが表示され、さらにこのサブメニューにおいて所望のｉ．ＬＩＮＫ機器にカーソルを合わせると、そのｉ．ＬＩＮＫ機器に録画されているタイトル（のブックマーク）が表示されるようにしてもよい。
【００３０】
図８は、本実施の形態のデジタルテレビジョン受信装置における入力切換メニュー及び番組選択用サブメニューに関する動作を説明するフローチャートである。図１〜３における符号を用いて説明する。
【００３１】
ステップＳ１０１において、リモコン受信部６は、入力切換キー３５の押下に応じてリモコン装置５から送信された制御信号を受信し、制御部１１に通知する。
【００３２】
ステップＳ１０２において、制御部１１は、図５を参照して説明したような入力切換メニューをディスプレイ１０に表示させる。
【００３３】
ステップＳ１０３において、リモコン受信部６は、方向キー３４の操作に応じてリモコン装置５から送信させた制御信号を受信し、制御部１１に通知する。制御部１１は、上記制御信号に応じて入力切替メニューにおけるカーソルを移動させる。さらに、リモコン受信部６は、決定キー３４の押下に応じてリモコン装置５から送信させた制御信号を受信し、制御部１１に通知する。制御部１１は、決定キー３４が押下されたときにカーソルが位置する入力を選択する。
【００３４】
ステップＳ１０４において、選択された入力がｉ．ＬＩＮＫ機器からの入力であるか否かを決定し、ｉ．ＬＩＮＫ機器からの入力である場合、ステップＳ１０５に進み、そうでない場合、ステップＳ１０８に進む。
【００３５】
ステップＳ１０８において、制御部１１はディスプレイ１０に表示する入力をステップＳ１０３において選択された入力に切り換え、動作を終了する。
【００３６】
ステップＳ１０５において、制御部１１は、記憶部１４に記憶されているブックマーク情報を読み出し、図６及び７を参照して説明したような番組選択用サブメニューをディスプレイ１０に表示させる。
【００３７】
ステップＳ１０６において、リモコン受信部６は、方向キー３４の操作に応じてリモコン装置５から送信させた制御信号を受信し、制御部１１に通知する。制御部１１は、上記制御信号に応じて番組選択用サブメニューにおけるカーソルを移動させる。さらに、リモコン受信部６は、決定キー３４の押下に応じてリモコン装置５から送信させた制御信号を受信し、制御部１１に通知する。制御部１１は、決定キー３４が押下されたときにカーソルが位置する番組を選択する。
【００３８】
ステップＳ１０７において、制御部１１は、外部インターフェイス部３のｉ．ＬＩＮＫ端子に接続されたｉ．ＬＩＮＫ機器を制御し、ステップＳ１０６において選択された番組をブックマークの時点から再生し、ディスプレイ１０に表示させ、動作を終了する。
【００３９】
ステップＳ１０６において選択された番組が記録されているｉ．ＬＩＮＫ機器がデジタルテレビジョン受信装置の外部インターフェイス部３のｉ．ＬＩＮＫ端子に接続されていない場合、制御部１１はこれを検知し、該ｉ．ＬＩＮＫ機器の接続を促すようなダイアログをディスプレイ１０に表示し、該ｉ．ＬＩＮＫ機器が接続されたらステップＳ１０７に進むようにしてもよい。
【００４０】
また、ステップＳ１０６において選択された番組が記録されているｉ．ＬＩＮＫ機器の電源がオフの状態である場合、制御部１１はこれを検知し、ｉ．ＬＩＮＫ接続を介して該ｉ．ＬＩＮＫ機器を制御し、電源をオンにしてから、ステップＳ１０７に進むようにしてもよい。
【００４１】
以上説明したように、本発明のデジタルテレビジョン受信装置は、制御手段がリモコン装置からの指示に応じて、インタフェース手段に接続された外部機器からの入力を切り換えるためのメニューを表示手段に表示し、特定の外部機器が選択された場合、この外部機器に記録された番組を選択するためのサブメニューを表示し、選択された番組を再生するようにしたことにより、大量の録画済みタイトルの中から所望の録画を直観的かつ効率的に選択して希望する位置から視聴することができる。
【００４２】
上記実施の形態では、特定の外部機器としてｉ．ＬＩＮＫ機器を例として用いたが、デジタルテレビジョン受信装置側から再生などの制御を行うことができ、ブックマークをデジタルテレビジョン受信装置に登録することができるものであれば、どのような種類の機器であってもかまわない。
【００４３】
また、再生する番組を選択するためのサブメニューに表示する情報として、ブックマークと、番組を記録する機器を識別する情報とを例として用いたが、他のものであってもかまわない。また、ブックマークが登録された番組だけを表示するのではなく、外部機器に記録された番組の一覧を表示するようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【００４４】
本発明は、デジタルテレビジョン受信装置に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【００４５】
【図１】本発明のデジタルテレビジョン受信装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図２】リモコン装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図３】リモコン装置の正面図である。
【図４】ｉ．ＬＩＮＫ操作パネルの一例を示す図である。
【図５】入力切換メニューの一例を示す図である。
【図６】番組選択用のサブメニューの一例を示す図である。
【図７】番組選択用のサブメニューの他の例を示す図である。
【図８】番組選択用のサブメニューのさらに他の例を示す図である。
【図９】デジタルテレビジョン受信装置における入力切換メニュー及び番組選択用サブメニューに関する動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【００４６】
１ アンテナ
２ 放送受信部
３ 外部Ｉ／Ｆ部
４ デコーダ部
５ リモコン装置
６ リモコン受信部
７ 音声信号処理部
８ スピーカ
９ 映像信号処理部
１０ ディスプレイ
１１ 制御部
１２ ＲＯＭ
１３ ＲＡＭ
１４ 記憶部
２１ 制御部
２２ 記憶部
２３ 赤外線送信部
２４ 操作部
２５ 表示部
３１ 電源オンオフキー
３２ 放送切替キー
３３ 数字キー
３４ 方向キー及び決定キー
３５ 入力切換キー
３６ ｉ．ＬＩＮＫキー
３７ ブックマークキー
【技術分野】
【０００１】
本発明は、デジタルテレビジョン受信装置に関し、より特には、再生位置を選択可能な外部入力切替手段を備えるデジタルテレビジョン受信装置に関する。
【背景技術】
【０００２】
近年、デジタルテレビジョン受信装置は、ビデオテープレコーダ、ＤＶＤレコーダ等の種々の外部装置と接続し、これらの外部機器から入力される番組のストリームデータを再生することができるものが増えてきている。
【０００３】
外部装置としては、従来のピンプラグによって接続されるもの以外に、ｉ．ＬＩＮＫインタフェースを持つｉ．ＬＩＮＫ機器も登場している。
【０００４】
デジタルテレビジョン受信装置において、接続された種々の外部機器は、リモコンの入力切換ボタンの押下によって画面上に表示される入力切換メニューにおいて切り換えることができる。
【０００５】
一方で、ＨＤＤ（ハードディスク）レコーダなどデジタルデータで放送番組の録画を行う録画再生装置においては、番組の再生中にその再生位置をブックマークとして記録するブックマーク機能を備えたものがある。このブックマーク機能により、ユーザは所望の再生位置をレコーダに記録させておき、後にそのブックマークを検索して、その再生位置からすぐに再生を開始させることが出来る。
【０００６】
特許文献１には、インターフェースを介して外部接続された録画再生装置からストリームデータを転送させて再生出力を行わせるＡＶ装置において、録画再生装置側のストリームデータの管理に干渉することなくブックマーク機能を設けることができるＡＶ装置が開示されている。
【０００７】
【特許文献１】特開２００６−１３９３５号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
デジタルテレビジョン受信装置に接続された外部機器は入力切換メニューにおいて切り換えることができる。ｉ．ＬＩＮＫ機器を選択すると、画面にｉ．ＬＩＮＫ操作パネルが表示される。リモコンにｉ．ＬＩＮＫボタンが設けられ、このｉ．ＬＩＮＫボタンを押すことで画面にｉ．ＬＩＮＫ操作パネルが表示されるように構成されているものもある。
【０００９】
ｉ．ＬＩＮＫ機器において登録されたブックマークは、ｉ．ＬＩＮＫ操作パネルにおいてさらに録画リストボタンを選択決定することによってようやく表示されることになり、手順が煩雑であった。
【００１０】
また、複数のｉ．ＬＩＮＫ機器が接続されている場合、所望ｉ．ＬＩＮＫ機器において登録されたブックマークを表示させるためには、ｉ．ＬＩＮＫ操作パネルにおいて機器選択ボタンを選択決定することによって切り換えてから、録画リストボタンを選択決定する必要であり、さらに手順が煩雑であった。
【００１１】
本発明は、このような実情を鑑みてなされたものであり、大量の録画済みタイトルの中から所望の録画を直観的かつ効率的に選択して希望する位置から視聴することができるデジタルテレビジョン受信装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【００１２】
本発明のデジタルテレビジョン受信装置では、制御手段がリモコン装置からの指示に応じて、インタフェース手段に接続された外部機器からの入力を切り換えるためのメニューを表示手段に表示し、特定の外部機器が選択された場合、この外部機器に記録された番組を選択するためのサブメニューを表示し、選択された番組を再生するようにした。
【００１３】
すなわち、本発明のデジタルテレビジョン受信装置は、複数の外部機器を接続するインタフェース手段と、画像を表示する表示手段と、前記インタフェース手段に接続される外部機器に記録された番組についての情報を記憶する記憶手段と、リモコン装置からの信号を受信するリモコン受信手段と、前記各手段を制御すると共に、前記表示手段において表示するメニュー等を生成する制御部とを備え、前記制御部は、前記リモコン受信手段がリモコン装置から入力切換メニュー表示の指示を受信した場合、前記インタフェース手段からの入力を切り換えるための入力切換メニューを前記表示手段に表示させ、前記入力切換メニューにおいて、前記リモコン受信手段が受信したリモコン装置からのカーソル移動指示に応じて選択された特定の外部機器に記録された番組についての情報を前記記憶手段から読み出してサブメニューとして表示し、前記外部機器を制御し、前記サブメニューにおいて前記リモコン受信手段が受信したリモコンからのカーソル移動指示に応じて選択された番組を再生することを特徴とする。
【００１４】
前記記憶手段は前記インタフェース手段に接続される外部機器に記録された番組において登録されたブックマークも記憶し、前記サブメニューにおいて表示する外部機器に記録された番組についての情報はブックマークも含み、前記サブメニューにおいて選択された番組をブックマークの時点から再生するようにしてもよい。
【００１５】
前記サブメニューにおいて表示する外部機器に記録された番組についての情報は、番組を記録する外部機器を識別する情報を含んでもよい。
【００１６】
前記制御部は、前記サブメニューにおいて選択された番組を記録する外部機器が前記インタフェース手段に接続されていない場合、該外部機器の接続を促すダイアログを前記表示手段に表示させるようにしてもよい。
【００１７】
前記制御部は、前記サブメニューにおいて選択された番組を記録する外部機器の電源がオフになっている場合、該外部機器の電源をオンにするようにしてもよい。
【００１８】
前記特定の外部機器はｉ．ＬＩＮＫ機器であってもよい。
【発明の効果】
【００１９】
本発明のデジタルテレビジョン受信装置は、大量の録画済みタイトルの中から所望の録画を直観的かつ効率的に選択して希望する位置から視聴することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２０】
以下に、本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置について図面を参照しながら説明を行う。
【００２１】
図１は、本発明のデジタルテレビジョン受信装置の構成の一例を示すブロック図である。本デジタルテレビジョン受信装置は、放送信号を受信するアンテナ１と、チューナなどを含む放送受信部２と、外部機器等とのインタフェースを形成する外部インタフェース（Ｉ／Ｆ）部３と、受信した信号をデコードするデコーダ部４と、リモコン装置５からの制御信号を受信するリモコン受信部６と、デコードした信号のうちの音声信号を処理する音声信号処理部７と、処理された音声信号を外部に出力する音声出力部（スピーカ）８と、映像信号を処理する映像信号処理部９と、処理された映像信号を出力する映像出力部（ディスプレイ）１０と、を備える。さらに、装置全体を制御する制御部（ＣＰＵ）１１と、処理プログラムなどを格納するＲＯＭ１２と、ＲＯＭ１２から取得したプログラムなどを展開して高速処理を行うＲＡＭ１３と、ブックマーク等を記憶する記憶部１４と、を備える。
【００２２】
外部インタフェース（Ｉ／Ｆ）部３は、一般的なピン端子、Ｓ端子、Ｄ端子に加え、ｉ．ＬＩＮＫ機器を接続するためのｉ．ＬＩＮＫ端子を備える。また、他の形式の端子を備えてもよい。
【００２３】
図２は、本実施の形態に用いられるリモコン装置の構成の一例を示すブロック図であり、図３は、当該リモコン装置の正面図であって、種々の操作キーが配置され、さらに、下方の隠し蓋を開けることにより現れるキー群も示している図である。
【００２４】
図２に示すように、本実施の形態によるリモコン装置５は、全体を制御する制御部２１と、リモコンコードなどを記憶する記憶部２２と、赤外線信号などを被制御装置であるデジタルテレビジョン受信装置に送信する赤外線送信部２３と、操作部２４と、任意の表示部２５と、を有している。操作部２４には、図３に示すように、入力切換キー３５やｉ．ＬＩＮＫキー３６、ブックマークキー３７を含む専用機能キーが設けられている。
【００２５】
図３に示すように、リモコン装置５を正面から見ると、電源オンオフキー３１と、放送切替キー３２と、数字キー３３と、方向キー及び決定キー３４と、が設けられている。さらに、テレビジョン受信装置本体やリモコン装置の種類によっても異なるが、専用機能キーとして、入力切換キー３５と、ｉ．ＬＩＮＫキー３６と、ブックマークキー３７と、が設けられている。入力切換キー３５は、後に詳しく説明するように、外部インターフェイス部３（図１）に接続した外部機器を切り換えるための入力切換メニューや、再生する番組を選択するためのサブメニューをディスプレイ部１０にＧＵＩとして表示するためのものである。ｉ．ＬＩＮＫキー３６は、外部インターフェイス部３（図１）に接続されたｉ．ＬＩＮＫ機器の操作パネルをディスプレイ部１０にＧＵＩとして表示するためのものである。ブックマークキー３７は、外部インターフェイス部３（図１）に接続されたｉ．ＬＩＮＫ機器において記録された番組の再生中に所望の位置でブックマークを登録するためのものである。登録されたブックマークは記憶部１４（図１）に記憶される。
【００２６】
図４は、リモコン装置５のｉ．ＬＩＮＫキー３６を押すことによってディスプレイ部１０にＧＵＩとして表示されるｉ．ＬＩＮＫ操作パネルの一例を示す図である。ｉ．ＬＩＮＫ操作パネルには、ｉ．ＬＩＮＫ機器の電源のオン・オフ、ｉ．ＬＩＮＫ機器に記録された番組の再生、停止、早送り、巻き戻し等の操作、ｉ．ＬＩＮＫ機器における番組の録画、ｉ．ＬＩＮＫ機器に記録された番組の録画リストの呼び出し、複数のｉ．ＬＩＮＫ機器の切り換え、ブックマークの登録等の機能を行う操作ボタンや、ｉ．ＬＩＮＫ機器の状態を示す表示部等が配置されている。リモコン装置５の方向キー及び決定キー３４（図３）を操作して所望の操作ボタンを選択・決定することにより、当該操作ボタンに割り当てられた機能を実行することができる。例えば、機器選択ボタン４１を選択・決定することにより、外部インターフェイス部３（図１）に接続された複数のｉ．ＬＩＮＫ機器を切り換えることができる。ブックマークボタン４２を選択・決定することにより、再生中の番組の所望の位置でブックマークを登録することができる。登録されたブックマークは記憶部１４（図１）に記憶される。リモコン装置５のブックマークキー３７と同様の機能である。
【００２７】
図５は、リモコン装置５の入力切換キー３５（図３）を押すことによってディスプレイ部１０にＧＵＩとして表示される入力切換メニューの一例を示す図である。本実施の形態では、入力切換メニューはディスプレイ部１０の画面の右上に表示されるが、入力切換メニューが表示される位置は任意に決定することができる。入力切換メニューが表示される位置をユーザが選択できるようにしてもよい。この入力切換メニューにおいて、放送を視聴するテレビ画面、外部インターフェイス部３（図１）のピン端子、Ｓ端子、Ｄ端子等に接続されたＤＶＤレコーダ等の外部機器からの入力（入力１〜入力８）、外部インターフェイス部３（図１）のｉ．ＬＩＮＫ端子に接続されたｉ．ＬＩＮＫ機器からのｉ．ＬＩＮＫ入力、高速赤外線通信（ＩｒＳＳ）による入力を切り換えることができる。図５の例では、入力４が接続されていない状態を示している。カーソルが位置する部分の画像が反転することによってカーソルの位置が分かるようになっている。図５は、入力１にカーソルが位置している状態である。上下の方向キー３４（図３）を操作することによってカーソルを移動して所望の入力にカーソルを合わせ、決定キー３４（図３）を押すことによって所望の入力に切り換えることができる。ｉ．ＬＩＮＫ入力にカーソルが合わさった場合は、以下に説明するように番組選択用のサブメニューが表示される。
【００２８】
図６は、番組選択用のサブメニューの一例を示す図である。上述したように、入力切換メニューにおいてｉ．ＬＩＮＫ入力にカーソルが合わさった場合、外部インターフェイス部３（図１）のｉ．ＬＩＮＫ端子に接続されたｉ．ＬＩＮＫ機器において記録された番組の中でブックマークが登録されたものの一覧を表示する番組選択用サブメニューが表示される。図６の例では、番組選択用サブメニューは入力切換用メニューの右側に表示されるが、番組選択用サブメニューが表示される位置は任意に決定することができる。図６の例では、タイトル１という番組の００：１５：００に登録されたブックマーク、タイトル２という番組の０１：００：００に登録されたブックマーク、タイトル３という番組の００：３０：００に登録されたブックマークが表示されている。番組選択用サブメニューが表示された状態で、右の方向キー３４（図３）を操作することによってカーソルを番組選択用サブメニューに移動し、上下の方向キー３４（図３）を操作することによってカーソルを移動して所望の番組にカーソルを合わせ、決定キー３４（図３）を押すことによってこの番組の登録されたブックマークからの再生を開始することができる。
【００２９】
図７は、番組選択用のサブメニューの他の例を示す図である。本例では、外部インターフェイス部３（図１）のｉ．ＬＩＮＫ端子に複数のｉ．ＬＩＮＫ機器が接続されている場合を想定している。番組選択用のサブメニューには、番組名とブックマークの位置に加え、番組を記録するｉ．ＬＩＮＫ機器を識別するための情報、ここでは機器の名前が表示される。さらに図８に示すように、入力切換メニューにおいてｉ．ＬＩＮＫ入力にカーソルが合わさった場合、接続されるｉ．ＬＩＮＫ機器の一覧を示すサブメニューが表示され、さらにこのサブメニューにおいて所望のｉ．ＬＩＮＫ機器にカーソルを合わせると、そのｉ．ＬＩＮＫ機器に録画されているタイトル（のブックマーク）が表示されるようにしてもよい。
【００３０】
図８は、本実施の形態のデジタルテレビジョン受信装置における入力切換メニュー及び番組選択用サブメニューに関する動作を説明するフローチャートである。図１〜３における符号を用いて説明する。
【００３１】
ステップＳ１０１において、リモコン受信部６は、入力切換キー３５の押下に応じてリモコン装置５から送信された制御信号を受信し、制御部１１に通知する。
【００３２】
ステップＳ１０２において、制御部１１は、図５を参照して説明したような入力切換メニューをディスプレイ１０に表示させる。
【００３３】
ステップＳ１０３において、リモコン受信部６は、方向キー３４の操作に応じてリモコン装置５から送信させた制御信号を受信し、制御部１１に通知する。制御部１１は、上記制御信号に応じて入力切替メニューにおけるカーソルを移動させる。さらに、リモコン受信部６は、決定キー３４の押下に応じてリモコン装置５から送信させた制御信号を受信し、制御部１１に通知する。制御部１１は、決定キー３４が押下されたときにカーソルが位置する入力を選択する。
【００３４】
ステップＳ１０４において、選択された入力がｉ．ＬＩＮＫ機器からの入力であるか否かを決定し、ｉ．ＬＩＮＫ機器からの入力である場合、ステップＳ１０５に進み、そうでない場合、ステップＳ１０８に進む。
【００３５】
ステップＳ１０８において、制御部１１はディスプレイ１０に表示する入力をステップＳ１０３において選択された入力に切り換え、動作を終了する。
【００３６】
ステップＳ１０５において、制御部１１は、記憶部１４に記憶されているブックマーク情報を読み出し、図６及び７を参照して説明したような番組選択用サブメニューをディスプレイ１０に表示させる。
【００３７】
ステップＳ１０６において、リモコン受信部６は、方向キー３４の操作に応じてリモコン装置５から送信させた制御信号を受信し、制御部１１に通知する。制御部１１は、上記制御信号に応じて番組選択用サブメニューにおけるカーソルを移動させる。さらに、リモコン受信部６は、決定キー３４の押下に応じてリモコン装置５から送信させた制御信号を受信し、制御部１１に通知する。制御部１１は、決定キー３４が押下されたときにカーソルが位置する番組を選択する。
【００３８】
ステップＳ１０７において、制御部１１は、外部インターフェイス部３のｉ．ＬＩＮＫ端子に接続されたｉ．ＬＩＮＫ機器を制御し、ステップＳ１０６において選択された番組をブックマークの時点から再生し、ディスプレイ１０に表示させ、動作を終了する。
【００３９】
ステップＳ１０６において選択された番組が記録されているｉ．ＬＩＮＫ機器がデジタルテレビジョン受信装置の外部インターフェイス部３のｉ．ＬＩＮＫ端子に接続されていない場合、制御部１１はこれを検知し、該ｉ．ＬＩＮＫ機器の接続を促すようなダイアログをディスプレイ１０に表示し、該ｉ．ＬＩＮＫ機器が接続されたらステップＳ１０７に進むようにしてもよい。
【００４０】
また、ステップＳ１０６において選択された番組が記録されているｉ．ＬＩＮＫ機器の電源がオフの状態である場合、制御部１１はこれを検知し、ｉ．ＬＩＮＫ接続を介して該ｉ．ＬＩＮＫ機器を制御し、電源をオンにしてから、ステップＳ１０７に進むようにしてもよい。
【００４１】
以上説明したように、本発明のデジタルテレビジョン受信装置は、制御手段がリモコン装置からの指示に応じて、インタフェース手段に接続された外部機器からの入力を切り換えるためのメニューを表示手段に表示し、特定の外部機器が選択された場合、この外部機器に記録された番組を選択するためのサブメニューを表示し、選択された番組を再生するようにしたことにより、大量の録画済みタイトルの中から所望の録画を直観的かつ効率的に選択して希望する位置から視聴することができる。
【００４２】
上記実施の形態では、特定の外部機器としてｉ．ＬＩＮＫ機器を例として用いたが、デジタルテレビジョン受信装置側から再生などの制御を行うことができ、ブックマークをデジタルテレビジョン受信装置に登録することができるものであれば、どのような種類の機器であってもかまわない。
【００４３】
また、再生する番組を選択するためのサブメニューに表示する情報として、ブックマークと、番組を記録する機器を識別する情報とを例として用いたが、他のものであってもかまわない。また、ブックマークが登録された番組だけを表示するのではなく、外部機器に記録された番組の一覧を表示するようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【００４４】
本発明は、デジタルテレビジョン受信装置に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【００４５】
【図１】本発明のデジタルテレビジョン受信装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図２】リモコン装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図３】リモコン装置の正面図である。
【図４】ｉ．ＬＩＮＫ操作パネルの一例を示す図である。
【図５】入力切換メニューの一例を示す図である。
【図６】番組選択用のサブメニューの一例を示す図である。
【図７】番組選択用のサブメニューの他の例を示す図である。
【図８】番組選択用のサブメニューのさらに他の例を示す図である。
【図９】デジタルテレビジョン受信装置における入力切換メニュー及び番組選択用サブメニューに関する動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【００４６】
１ アンテナ
２ 放送受信部
３ 外部Ｉ／Ｆ部
４ デコーダ部
５ リモコン装置
６ リモコン受信部
７ 音声信号処理部
８ スピーカ
９ 映像信号処理部
１０ ディスプレイ
１１ 制御部
１２ ＲＯＭ
１３ ＲＡＭ
１４ 記憶部
２１ 制御部
２２ 記憶部
２３ 赤外線送信部
２４ 操作部
２５ 表示部
３１ 電源オンオフキー
３２ 放送切替キー
３３ 数字キー
３４ 方向キー及び決定キー
３５ 入力切換キー
３６ ｉ．ＬＩＮＫキー
３７ ブックマークキー
【特許請求の範囲】
【請求項１】
複数の外部機器を接続するインタフェース手段と、
画像を表示する表示手段と、
前記インタフェース手段に接続される外部機器に記録された番組についての情報を記憶する記憶手段と、
リモコン装置からの信号を受信するリモコン受信手段と、
前記各手段を制御すると共に、前記表示手段において表示するメニュー等を生成する制御部とを備え、
前記制御部は、前記リモコン受信手段がリモコン装置から入力切換メニュー表示の指示を受信した場合、前記インタフェース手段からの入力を切り換えるための入力切換メニューを前記表示手段に表示させ、前記入力切換メニューにおいて、前記リモコン受信手段が受信したリモコン装置からのカーソル移動指示に応じて選択された特定の外部機器に記録された番組についての情報を前記記憶手段から読み出してサブメニューとして表示し、前記外部機器を制御し、前記サブメニューにおいて前記リモコン受信手段が受信したリモコンからのカーソル移動指示に応じて選択された番組を再生することを特徴とするデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項２】
前記記憶手段は前記インタフェース手段に接続される外部機器に記録された番組において登録されたブックマークも記憶し、
前記サブメニューにおいて表示する外部機器に記録された番組についての情報はブックマークも含み、前記サブメニューにおいて選択された番組をブックマークの時点から再生することを特徴とする請求項１に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項３】
前記サブメニューにおいて表示する外部機器に記録された番組についての情報は、番組を記録する外部機器を識別する情報を含むことを特徴とする請求項１または２に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項４】
前記制御部は、前記サブメニューにおいて選択された番組を記録する外部機器が前記インタフェース手段に接続されていない場合、該外部機器の接続を促すダイアログを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項５】
前記制御部は、前記サブメニューにおいて選択された番組を記録する外部機器の電源がオフになっている場合、該外部機器の電源をオンにすることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項６】
前記特定の外部機器はｉ．ＬＩＮＫ機器であること特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項７】
デジタルテレビジョン受信装置において外部機器に記録された番組を再生する方法であって、
前記デジタルテレビジョン受信装置に接続される外部機器の入力を切り換えるための入力切換メニューを表示手段に表示する指示をリモコン装置から受信する入力切換メニュー表示指示受信ステップと、
前記表示手段に前記入力切換メニューを表示させる入力切換メニュー表示ステップと、
前記リモコン装置から前記入力切換メニューにおける入力の選択指示を受信する入力選択指示受信ステップと、
選択された入力が特定の外部装置のものであるか否かを判定する外部装置判定ステップと、
選択された入力が特定の外部装置のものではない場合、選択された入力に切り換える入力切換ステップと、
選択された入力が特定の外部装置のものである場合、記憶手段から前記外部機器に記録された番組の情報を読み出し、再生する番組を切り換えるためのサブメニューを前記表示手段に表示させるサブメニュー表示ステップと、
前記リモコン装置から前記サブメニューにおける番組の選択指示を受信する番組選択指示受信ステップと、
選択された番組を再生する番組再生ステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項８】
請求項７に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項１】
複数の外部機器を接続するインタフェース手段と、
画像を表示する表示手段と、
前記インタフェース手段に接続される外部機器に記録された番組についての情報を記憶する記憶手段と、
リモコン装置からの信号を受信するリモコン受信手段と、
前記各手段を制御すると共に、前記表示手段において表示するメニュー等を生成する制御部とを備え、
前記制御部は、前記リモコン受信手段がリモコン装置から入力切換メニュー表示の指示を受信した場合、前記インタフェース手段からの入力を切り換えるための入力切換メニューを前記表示手段に表示させ、前記入力切換メニューにおいて、前記リモコン受信手段が受信したリモコン装置からのカーソル移動指示に応じて選択された特定の外部機器に記録された番組についての情報を前記記憶手段から読み出してサブメニューとして表示し、前記外部機器を制御し、前記サブメニューにおいて前記リモコン受信手段が受信したリモコンからのカーソル移動指示に応じて選択された番組を再生することを特徴とするデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項２】
前記記憶手段は前記インタフェース手段に接続される外部機器に記録された番組において登録されたブックマークも記憶し、
前記サブメニューにおいて表示する外部機器に記録された番組についての情報はブックマークも含み、前記サブメニューにおいて選択された番組をブックマークの時点から再生することを特徴とする請求項１に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項３】
前記サブメニューにおいて表示する外部機器に記録された番組についての情報は、番組を記録する外部機器を識別する情報を含むことを特徴とする請求項１または２に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項４】
前記制御部は、前記サブメニューにおいて選択された番組を記録する外部機器が前記インタフェース手段に接続されていない場合、該外部機器の接続を促すダイアログを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項５】
前記制御部は、前記サブメニューにおいて選択された番組を記録する外部機器の電源がオフになっている場合、該外部機器の電源をオンにすることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項６】
前記特定の外部機器はｉ．ＬＩＮＫ機器であること特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
【請求項７】
デジタルテレビジョン受信装置において外部機器に記録された番組を再生する方法であって、
前記デジタルテレビジョン受信装置に接続される外部機器の入力を切り換えるための入力切換メニューを表示手段に表示する指示をリモコン装置から受信する入力切換メニュー表示指示受信ステップと、
前記表示手段に前記入力切換メニューを表示させる入力切換メニュー表示ステップと、
前記リモコン装置から前記入力切換メニューにおける入力の選択指示を受信する入力選択指示受信ステップと、
選択された入力が特定の外部装置のものであるか否かを判定する外部装置判定ステップと、
選択された入力が特定の外部装置のものではない場合、選択された入力に切り換える入力切換ステップと、
選択された入力が特定の外部装置のものである場合、記憶手段から前記外部機器に記録された番組の情報を読み出し、再生する番組を切り換えるためのサブメニューを前記表示手段に表示させるサブメニュー表示ステップと、
前記リモコン装置から前記サブメニューにおける番組の選択指示を受信する番組選択指示受信ステップと、
選択された番組を再生する番組再生ステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項８】
請求項７に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【公開番号】特開２０１０−６８４６２（Ｐ２０１０−６８４６２Ａ）
【公開日】平成２２年３月２５日（２０１０．３．２５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−２３５４７３（Ｐ２００８−２３５４７３）
【出願日】平成２０年９月１２日（２００８．９．１２）
【出願人】（０００００５０４９）シャープ株式会社 (33,933)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年３月２５日（２０１０．３．２５）
【国際特許分類】
【出願日】平成２０年９月１２日（２００８．９．１２）
【出願人】（０００００５０４９）シャープ株式会社 (33,933)
【Ｆターム（参考）】
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