説明

データ処理装置及びデータ処理方法

【課題】コピー管理を確実に行い得るデータ処理装置及びデータ処理方法を提案しようとするものである。
【解決手段】データ処理装置及びデータ処理方法において、管理データに基づくコピー制限の内容に応じて、複数の出力端子のうち指定された1の出力端子のみを介してディジタルデータを出力するように、各出力端子を制御することにより、管理データに基づくコピー制限がある場合にのみコピー制限を施すことができるため、複数の出力端子を介して無制限なダビングが実行されるのを未然に回避することができ、かくしてデータ管理を確実に行い得るデータ処理装置及びデータ処理方法を実現し得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はデータ処理装置及びデータ処理方法に関し、例えばディジタル放送(DVB:Digital Video Broadcast)受信装置(IRD:Integrated Reciever Decoder)に適用して好適なものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のディジタル放送システムにおいては、複数チャンネルの映像データ及び音声データ等をMPEG2(Moving Picture Ex−perts Group Phase 2)方式を用いて圧縮符号化した後、それぞれ所定単位ごと(例えば184〔byte〕のデータ量ごと)にパケット(以下、これをTS(Transport Stream)パケットと呼ぶ)化して多重化処理することにより、トランスポートストリームを形成し、これをディジタル放送信号として地上波、衛星又はケーブル等を介して伝送するようになされている。
【0003】
このようなディジタル放送システムでは、受信装置において、ディジタル放送信号として受信したトランスポートストリームに含まれる各TSパケットから所望の番組に対応するTSパケットを抽出し、これが圧縮処理と逆の手順に従って元の信号形態の映像データ及び音声データ等に復号するようになされている。
【0004】
近年、かかる受信装置においては、外部機器と接続するための出力端子として複数のディジタル信号の出力端子(以下、これをディジタル出力端子と呼ぶ)が設けられるようになされている。つまり、上述のように復号して得られた音声データを所定のフォーマットに変換した後、IEC(InternationalElectro−technical Committee)958フォーマットの光ディジタル音声出力端子を介して外部機器に出力したり、IEEE(Institute of Electrical and Elec−tronics Engineers)1394と呼ばれる高速シリアルインタフェイスを介して音声データを外部機器に出力したり、復号前のトランスポートストリーム自体を外部機器に出力することが提案されている。
【0005】
しかし、ディジタル化された映像データ及び音声データはコピーしても画質及び音質の劣化がないため、ディジタル記録装置を用いて品質の劣化を伴わないコピーをいくつでも作成可能となる。
【0006】
このため、通常、受信装置側において映像データ及び音声データに所定のコピー管理データ(CCI:Copy Control Information)を付加してディジタル出力端子からディジタル信号を出力することにより、ディジタル記録装置において当該コピー管理データに基づくコピー制限が行われ、著作権法に背く不法なダビングを防止し得るようになされている。
【0007】
このコピー管理データは、例えばIEC958に採用されているSCMS(Serial Copy Management System)方式によると、「Never Copy」、「Copy Once」及び「Copy Freely」の3通りの情報からなる。すなわち「Never Copy」は全くコピーすることができず、「Copy Once」は1回のみコピーすることができ(記録される時には「Never Copy」に切り換わる)、「Copy Freely」は何回でもコピーしても良いことを表している。上述のディジタル放送システムでは、このようなコピー管理データを各番組に付加して伝送することによって、著作権法に背く不法なダビングを防止し得るようになされている。
【0008】
ところが、「Copy Once」を表すコピー管理データが付加されたディジタル放送信号を、上述したような複数のディジタル出力端子が設けられた受信装置で受信してディジタル記録装置に記録する場合を考えると、複数のディジタル出力端子から同時にディジタル信号が出力されてしまうため、複数のディジタル出力端子それぞれにディジタル記録装置が接続された場合には、1回のみのコピーが許可されているにも関わらず、実際には複数のコピーが同時に作成できてしまうことになる。
【0009】
このため複数のディジタル出力端子が設けられた受信装置を、ペイパーダウンロード(Pay Per Download)(1回ダウンロードする毎に課金が行われるサービス)のようなコピー回数を制限する新たなアプリケーションに対応させることは実用上非常に困難となる問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、コピー管理を確実に行い得るデータ処理装置及びデータ処理方法を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
かかる課題を解決するため本発明においては、ディジタルデータと当該ディジタルデータに対応したコピー管理データとを受信する受信手段と、ディジタルデータを外部出力するための複数の出力端子と、コピー管理データがディジタルデータに対してコピー制限を課する内容の場合、複数の出力端子のうち指定された1の出力端子のみを介してディジタルデータを出力するように、各出力端子の出力を制御する制御手段とを設けるようにした。
【0012】
この結果このデータ処理装置では、コピー管理データに基づくコピー制限がある場合にのみコピー制限を施すことができ、複数の出力端子を介して無制限なダビングが実行されるのを未然に回避することができる。
【発明の効果】
【0013】
上述のように本発明によれば、データ処理装置において、ディジタルデータと当該ディジタルデータに対応したコピー管理データとを受信する受信手段と、ディジタルデータを外部出力するための複数の出力端子と、コピー管理データがディジタルデータに対してコピー制限を課する内容の場合、複数の出力端子のうち指定された1の出力端子のみを介してディジタルデータを出力するように、各出力端子の出力を制御する制御手段とを設けるようにしたことにより、コピー管理データに基づくコピー制限がある場合に、複数の出力端子を介して無制限なダビングが実行されるのを未然に回避することができ、かくしてコピー管理を確実に行い得るデータ処理装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、本実施の形態によるディジタル放送システムの構成を示す略線図である。
【図2】図2は、本実施の形態による受信装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。尚、以下の説明ではディジタル放送システムを使った音楽配信サービス(EMD:Electric Music Distribution)の例を用いて説明するが、音楽配信サービスのみならず、映画配信サービスなどにも適用可能である。
【0016】
図1において、1は全体として本発明を適用したディジタル放送システム1を示し、送信装置2において、配信される複数の楽曲データをMPEG方式によって圧縮符号化した後、それぞれ所定単位ごとにTSパケット化して多重化することにより、トランスポートストリームを形成するようになされている。またこのディジタル放送システムでは音楽配信サービス以外にも映画やドラマやニュース等の番組の映像、音声データもMPEG方式によって圧縮符号化されて、トランスポートストリームが生成される。このように生成された複数のトランスポートストリームは周波数多重されて送出されるようになっている。
【0017】
このとき送信装置2では、音楽配信サービスのトランスポートストリーム中に、所定のフォーマットに応じたコピー管理データを記述したTSパケットを含めるようになされている。このコピー管理データは、コピーを認めない第1のレベル、一度だけコピーを認める第2のレベル、及び自由にコピーしても良い第3のレベルに分類されている。
【0018】
つまり、ディジタル衛星放送で送られてくる番組には、違法コピーにより著作権が侵害されないように、著作権情報が含められており、この著作権情報は、トランスポートストリームのPMT(Program Map Table)の中に、そのサービスに係わる著作権情報がコンテンツに付随する形で2つのデスクリプタ(DM_copy_control_descriptor)及び(digital_copy_control_descriptor)として挿入されている。
【0019】
DM_copy_control_descriptorというデスクリプタには、アナログビデオ出力に関する情報が入っており、アナログコピーガードのトリガ情報が入っている。また、ペイ・パー・テープ(磁気テープのような記録媒体に記録する毎に課金が行われるサービス)の情報も入っており、ペイ・パーテープが指定されたコンテンツで、ユーザがテープ記録をする場合には、申告をして追加料金を払うことにより、アナログコピーガードが外される。申告をしない場合には、アナログコピーガードはかかったままとなる。
【0020】
digital_copy_control_descriptorというデスクリプタには、上述のSCMSと同様なCGMS(Copy Genera−tion Management System)の情報が入っており、その情報に応じて、ディジタル出力の制御が行なわれる。
【0021】
CGMSは、2ビットで表される著作権情報で、2ビットの意味は以下のようになる。
【0022】
「00」の場合にはコピー可能である(Copy−freely)。
【0023】
「01」はCGMSでは使用されない。
【0024】
「10」はコピーは一度である(Copy Once)。
【0025】
「11」はコピー禁止である(Copy−Never)。
【0026】
本発明では、上述のdigital_copy_control_de−scriptorというディスクリプタの記述内容に基づいて、複数のディジタル出力端子からの出力を制御するようにしている。
【0027】
かくして送信装置2は、上述のように周波数多重されたトランスポートストリームからなるディジタル放送信号S1を衛星3を介して送信し、送信されたディジタル放送信号はアンテナ4を介して受信装置5に与えられる。
【0028】
受信装置5は、受信したディジタル放送信号から所望の周波数を選局し、選局されたチャンネルで伝送されたトランスポートストリーム中の所望の楽曲の音声データを含むTSパケットを抽出し、これらTSパケットに格納されている音声データを復号してスピーカ6に送出すると共に、必要に応じてディジタル出力端子(図示せず)を介して例えばMD(Mini Disc)レコーダなどのディジタル録音機器7、8にそれぞれ出力するようになされている。
【0029】
実際に受信装置5は図2に示すように構成されており、フロントエンド部10は、アンテナ4を介してディジタル放送信号S1を受けると、コントロール部11から送出される選局コマンドS2に基づいて、周波数(衛星3のトランスポンダに割り当てられた周波数)を選択する。そして例えばQPSK(Quad−rature Phase Shift Keying)復調及び誤り訂正処理を施すことにより所望の番組の符号化データを含んだトランスポートストリームD1を出力する。
【0030】
続いてデスクランブラ12は、コントロール部11から得られる暗号解除信号S3を用いて、暗号化されているTSパケットを順次デスクランブルし、デスクランブルされたトランスポートストリームD2をデマルチプレクサ13に送出する。
【0031】
デマルチプレクサ13は、コントロール部11からユーザが指定した番組に対応する制御信号S4を受けると、デスクランブラ12から得られたトランスポートストリームD2のうち、指定された番組の音声データを含むTSパケットD3と、コピー管理データを含むTSパケットD4を抽出した後、TSパケットD3をオーデイオデコーダ14に送出すると共に、TSパケットD4をコントロール部11に送出する。尚、選択された番組が映画、ドラマ、ニュースなどの場合には、映像データを含むTSパケットも抽出されて、図示しないビデオデコーダに供給される。
【0032】
オーディオデコーダ14は、コントロール部11から得られる制御信号S5に基づいて、抽出されたTSパケットに含まれる音声データを復号した後、これをD/A(Digital/Analog)変換部15、スイッチ16の入力端16A及びスイッチ17の入力端17Aに送出する。
【0033】
D/A変換部15は、得られた音声データD5をアナログ変換した後、これをアナログ音声信号S6としてアナログ出力端子18を介して外部接続されたスピーカ6(図1)に送出する。この結果スピーカ6からは、アナログ音声信号S6に基づく音声が放音される。
【0034】
一方、コントロール部11は、供給されたTSパケットD4に含まれるコピー管理データDCCIを取りだし、当該コピー管理データDCCIが、コピーを認めない第1のレベル、一度だけコピーを認める第2のレベル、又は自由にコピーしても良い第3のレベルのいずれのレベルかを判断した後、当該判断結果に応じてスイッチ16、17にそれぞれ切換え信号S7、S8を送出する。
【0035】
その際コントロール部11は、復元したコピー管理データDCCIが第3のレベルであると判断した場合のみスイッチ16、17を共にオン状態に接続させ、これに対して、コピー管理データDCCIが第1又は第2のレベルであると判断した場合にはスイッチ16、17のうちユーザが指定したいずれか一方のみオン状態に接続させる。
【0036】
スイッチ16がオン状態でかつスイッチ17がオフ状態の場合、オーデイオデコーダ14から出力された音声データD5は第1のフォーマット処理部19に与えられる。この第1のフォーマット処理部19は、例えばIEC958に応じた所定のフォーマットに音声データD5を変換した後、第1の音声データD6として第1の情報付加部21に送出する。
【0037】
この第1の情報付加部21は、第1の音声データD6にコピー管理データDCCIを付加した後、これをディジタル出力端子22を介して外部接続されたディジタル録音機器7(図1)に送出する。
【0038】
一方、スイッチ16がオフ状態でかつスイッチ17がオン状態の場合、オーデイオデコーダ14から出力された音声データD5は第2のフォーマット処理部20に与えられる。この第2のフォーマット処理部20は、例えばIEEE1394に応じた所定のフォーマットに音声データD5を変換した後、第2の音声データD7として第2の情報付加部23に送出する。
【0039】
この第2の情報付加部23は、第2の音声データD7にコピー管理データDCCIを付加すると共に、当該コピー管理データDCCIが第1又は第2のレベルを表すときのみ第2の音声データD7に暗号化処理を施した後、これをディジタル出力端子24を介して外部接続されたディジタル録音機器8(図1)に送出する。この暗号化は、IEEE1394上で音声や映像などのディジタルコンテンツデータを伝送する際に著作権を保護するという観点から施されるものであり、5CDTCPと呼ばれる規格に基づくものである。
【0040】
このようにしてユーザによって指定されたディジタル録音機器7又は8のいずれか一方に対して、コピー管理データDCCIが付加された第1又は第2の音声データD6、D7が供給される。かくしてディジタル録音機器7又は8においても、コピー管理データDCCIのレベルに応じたコピー制限がなされた状態で、第1又は第2の音声データD6、D7を所定の記録媒体(図示せず)に録音し得るようになされている。
【0041】
以上の構成において、この受信装置5では、コピー管理データDCCIに基づいて、ユーザが指定した番組の音声データD5がコピー禁止又は1回のみコピー可能であると決められている場合、2つのディジタル出力端子22、24のうちユーザが指定したいずれか一方のディジタル出力端子22又は24に第1又は第2の音声データD6、D7を出力する。
【0042】
このようにして受信装置5は、ユーザによって指定されたディジタル録音機器7又は8のいずれか一方に対してのみ、コピー管理データDCCIが付加された第1又は第2の音声データD6、D7を供給することができる。この結果、ディジタル録音機器7又は8においても、コピー管理データDCCIに基づくコピー制限を施すことができる。
【0043】
以上の構成によれば、この受信装置5において、コピー管理データDCCIに基づくコピー制限がある場合のみ、ユーザが指定したいずれか一方のディジタル出力端子22又は24のみ音声データD5(D6、D7)をコピー管理データDCCIと共に出力するようにしたことにより、当該ディジタル出力端子22又は24に接続されたディジタル録音機器7又は8においてもコピー制限を施すことができ、かくして無制限なダビングが実行されるのを未然に回避することができる。
【0044】
なお上述の実施の形態においては、供給される所定のコピー管理データDCCIが付加された音声データD5(D6、D7)を複数のフォーマット(IEC958及びIEEE1394のインタフェイスに応じたフォーマット)に変換して出力するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々のディジタルデータに用いられるインタフェイスに応じたフォーマットに変換するようにしても良い。
【0045】
また上述の実施の形態においては、供給されるディジタルデータとして音声データD5を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばディジタル化された映像データ等の種々のディジタルデータについて広く適用することができる。
【0046】
さらに上述の実施の形態においては、供給された音声データD5を出力するための複数の出力端子として、IEC958に対応したディジタル出力端子22及びIEEE1394に対応したディジタル出力端子24を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、受信装置に例えばIEC958に対応したディジタル出力端子を複数設けても良いし、IEEE1394に対応したディジタル出力端子を複数設けても良い。
【0047】
さらに上述の実施の形態においては、コピー管理データDCCIに基づくコピー制限の内容に応じて各出力端子の出力を制御する制御手段としてコントロール部11を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、コピー制限があると判断したとき、複数のディジタル出力端子22、24のうち指定された1のディジタル出力端子22又は24のみを介して音声データD5(D6、D7)を出力することができれば、制御手段としてはこの他種々の構成のものを適用しても良い。
【0048】
この場合、ディジタル出力端子を択一的に指定する手法として、スイッチ16、17の一方を接続するように切り換えるのみならず、第1のフォーマット処理部または第2のフォーマット処理の動作を禁止させるようにしても良い。
【0049】
さらに上述の実施の形態においては、コピー管理データDCCIに基づくコピー制限を、コピーを認めない第1のレベル、一度だけコピーを認める第2のレベル、及び自由にコピーしても良い第3のレベルに分類した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第2のレベルと第3のレベルの間に、複数回(二度以上)コピーを認めるレベルを必要に応じて設けるようにしても良い。
【0050】
さらに上述の実施の形態においては、本発明におけるデータ処理装置を、衛星3を用いたディジタル衛星放送に適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ディジタル地上波放送、CATV(Cable Televi−sion)放送等の種々の放送に広く適用することができる。
【0051】
さらに上述の実施の形態においては、受信装置5内に設けられたディジタル出力端子22、24に接続されたディジタル録音機器7、8としてMDレコーダを適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、書換え可能な光ディスク装置やディジタルVTR等の種々のディジタルデータを記録し得る記録装置に広く適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0052】
本発明は、供給される所定の管理データが付加されたディジタルデータを複数の出力系統を介して外部出力するデータ処理装置及びデータ処理方法に利用することができる。
【符号の説明】
【0053】
1……ディジタル放送システム、2……送信装置、3……通信衛星、4……アンテナ、5……受信装置、6……スピーカ、7、8……ディジタル録音機器、10……フロントエンド部、11……CPU、12……デスクランブラ、13……デマルチプレクサ、14……オーデイオデコーダ、16、17……スイッチ、19……第1のフォーマット処理部、20……第2のフォーマット処理部、21……第1の情報付加部、23……第2の情報付加部、DCCI……コピー管理データ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディジタルデータと当該ディジタルデータに対応したコピー管理データとを受信する受信手段と、
上記ディジタルデータを外部出力するための複数の出力端子と、
上記コピー管理データが上記ディジタルデータに対してコピー制限を課する内容の場合、複数の上記出力端子のうち指定された1の上記出力端子のみを介して上記ディジタルデータを出力するように、各上記出力端子の出力を制御する制御手段と
を具えるデータ処理装置。
【請求項2】
受信手段が、ディジタルデータと当該ディジタルデータに対応したコピー管理データとを受信し、
ディジタルデータを複数の出力端子を介して外部出力する際、上記コピー管理データが上記ディジタルデータに対してコピー制限を課する内容の場合、複数の上記出力端子のうち指定された1の上記出力端子のみを介して上記ディジタルデータを出力するように、制御手段が、各上記出力端子の出力を制御する
データ処理方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−135055(P2012−135055A)
【公開日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−87336(P2012−87336)
【出願日】平成24年4月6日(2012.4.6)
【分割の表示】特願2010−130556(P2010−130556)の分割
【原出願日】平成12年1月21日(2000.1.21)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】