説明

データ処理装置

【課題】ユーザに対して自車両と他車両との適切な距離を確保させることができなかった。
【解決手段】HDD12には、ナビゲーションプログラムの他に、走行履歴データを用いて土地鑑の評価を求めて土地鑑の評価に対応する土地鑑データを通信機に送信させる通信制御部、他装置側で送信された土地鑑データに対応する土地鑑の評価および自装置で求められた土地鑑の評価のそれぞれに係る案内を出力部に出力させる出力制御部としてCPU14を機能させるためのプログラムが記憶されている。さらに、HDD12には、位置、年月日および時間を対応付けた走行履歴データや案内音声および案内画像に対応する案内データなどが記憶されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行履歴データを処理するデータ処理装置に関するものであって、より詳しくは、ナビゲーション装置などに関するものである。
【背景技術】
【0002】
背景技術として、走行履歴蓄積部に蓄積された走行履歴に基いて右左折可能性を評価し右左折可能性データを送信する装置と、送信された信号に含まれる右左折可能性データを抽出して他車の右左折可能性をスピーカを介して音声出力する装置とを備える車両間通信システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
他方、走行履歴メモリに格納された走行履歴を参照して、現在の自車の走行位置が属する行政区における走行頻度を判定し、判定結果に応じて休憩案内などのタイミングを異ならせるナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
【特許文献1】特開2002−190092号公報(第3頁、第4図)
【特許文献2】特開2002−286474号公報(第4頁、第3図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のものにおいては、右左折可能性が走行履歴に基いて評価されているので、運転者が土地鑑を持たない場合、すなわち、走行履歴はほとんど蓄積されていない場合、右左折可能性はゼロまたは極めて低い値である。ところが、運転者が土地鑑を持たない場合、運転者は急な右左折操作を行いやすいにもかかわらず、右左折可能性はゼロまたは極めて低い値であるので、他車両の挙動と右左折可能性とが整合しなかった。つまり、ユーザに対して自車両と他車両との適切な距離を確保させることができなかった。
【0005】
他方、特許文献2に記載のものにおいては、休憩案内などのタイミングが走行頻度に応じて異なっているにすぎないので、ユーザに対して自車両と他車両との適切な距離を確保させることができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るデータ処理装置は、走行履歴データを用いて土地鑑の評価を求めるデータ処理装置であって、前記土地鑑の評価に対応する土地鑑データを通信機に送信させる通信制御部を備えるものである。本発明における字句の解釈は、次のとおりである。
【0007】
「走行履歴データ」とは、過去の位置データおよび過去の位置データに関連付けられた時間データを含む概念である。
【0008】
「土地鑑の評価」とは、土地鑑に対する択一的な評価および土地鑑に対する数値的な評価を含む概念である。「土地鑑に対する択一的な評価」の一例として、土地鑑があるか否かというものなどがある。「土地鑑に対する数値的な評価」の一例として、土地鑑レベル10といったものなどがある。
【0009】
「求める」とは、演算によるものおよびルックアップテーブルによるものを含む概念である。
【0010】
「通信機」とは、公衆回線を介する通信のための機器および公衆回線を介さない通信のための機器を含む概念である。「公衆回線を介する通信」の例として、インターネットなどがある。他方、「公衆回線を介さない通信」の例として、いわゆるDSRC(狭域無線通信)などがある。
【0011】
本発明に係るデータ処理装置は、他車両側で送信されたデータを受信するデータ処理装置であって、他装置側で送信された土地鑑データに対応する土地鑑の評価に係る案内を出力部に出力させる出力制御部を備えるものである。本発明における字句の解釈において、前述の字句の解釈と異なるものは、次のとおりである。
【0012】
「他装置側で送信された」とは、公衆回線を介しての送信および公衆回線を介さない送信を含むを含む概念であって、データの源が他装置であればよい。
【0013】
「案内」とは、音声によるもの、画像によるもの、光によるものおよび振動によるものを含む概念である。
【0014】
「出力部」とは、スピーカ、ディスプレイ、ライトおよびバイブレータを含む概念である。
【0015】
本発明に係るデータ処理装置は、他車両側で送信されたデータを受信するとともに走行履歴データを用いて土地鑑の評価を求めるデータ処理装置であって、他装置側で送信された土地鑑データに対応する土地鑑の評価が自装置で求められた土地鑑の評価以下であれば、記憶媒体に記憶された注意案内データに対応する注意案内を出力部に出力させる出力制御部を備えるものである。本発明における字句の解釈において、前述の字句の解釈と異なるものは、次のとおりである。
【0016】
「以下であれば」の例として、土地鑑に対する評価が択一的であれば、同等およびより否定的な評価が該当する。他方、土地鑑に対する評価が数値的なものであれば、同値およびより低い数値の評価が該当する。
【0017】
「注意案内」とは、ユーザに対して自車両と他車両との適切な距離を確保させる端緒となるものであれば足りる。
【0018】
本発明に係るデータ処理装置は、他車両側で送信されたデータを受信するデータ処理装置であって、他装置側で送信された土地鑑データに対応する土地鑑の評価に応じて車両の速度を制御する車両制御部を備えるものである。本発明における字句の解釈において、前述の字句の解釈と異なるものは、次のとおりである。
【0019】
「土地鑑の評価に応じて車両の速度を制御する」の例として、土地鑑に対する評価が択一的である場合、土地鑑の評価が否定的であれば、車両の速度は減少する。他方、土地鑑に対する評価が数値的である場合、車両の速度は、土地鑑に対する評価が否定的になるに従って減少する。
【0020】
本発明に係るデータ処理装置は、他車両側で送信されたデータを受信するデータ処理装置であって、他車両側で送信された走行履歴データを用いて他者の土地鑑の評価を求め、前記土地鑑の評価に係る案内を出力部に出力させる出力制御部を備えるものである。本発明における字句の解釈において、前述のとおりである。
【発明の効果】
【0021】
本発明は、一の車両に係る土地鑑の評価が他の車両で利用されるので、ユーザに対して自車両と他車両との適切な距離を確保させることができるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明に係るデータ処理装置を実施するための最良の形態について、図1ないし図6を参照しながら説明する。
<全体構成について>図1を参照しながら本実施の形態に係る車両間通信システム1の全体構成を説明する。車両1aおよび車両1aに後続する車両1bは、それぞれナビゲーション装置10aおよびナビゲーション装置10bを備えている。ナビゲーション装置10aおよびナビゲーション装置10bは、互いにDSRCなどによるデータ通信を行っている。以下の説明では、車両1aのユーザが、エリアAについて土地鑑を有し、エリアBについて土地鑑を有しないものとする。
<装置構成について>図2を参照しながら本実施の形態に係るナビゲーション装置10の構成を説明する。ナビゲーション装置10は、各種データを入力する入力インターフェース(以下、入力IFという)11と、各種プログラムや各種データなどを記憶するHDD12と、基本プログラムを格納するROM13と、HDD12やROM13などに格納されたプログラムを解釈し実行するCPU14(「出力制御部」、「通信制御部」、「車両制御部」および「制御部」に相当する)と、入力IF11やCPU14などからのデータを保持するRAM15と、CPU14からのデータに応じて音声出力を制御する音声プロセッサ16と、CPU14からのデータに応じて画像出力を制御する画像プロセッサ17と、画像データを保持するVRAM18と、各種データを出力する出力インターフェース(以下、出力IFという)19と、DSRC用通信機20とを備え、これらはバスで接続されている。
【0023】
入力IF11には、衛星からのGPSデータを受信するGPS受信機21と、方位に対応する方位データを出力する方位センサ22と、速度に対応する速度データを出力する速度センサ23と、物体との接触に応じて接触座標に係るデータを出力するタッチパネル(「操作部」に相当する)24とが接続されている。
【0024】
HDD12には、ナビゲーションプログラムの他に、走行履歴データを用いて土地鑑の評価を求めて土地鑑の評価に対応する土地鑑データを通信機に送信させる通信制御部、他装置側で送信された土地鑑データに対応する土地鑑の評価および自装置で求められた土地鑑の評価のそれぞれに係る案内を出力部に出力させる出力制御部としてCPU14を機能させるためのプログラムが記憶されている。さらに、HDD12には、位置、年月日および時間を対応付けた走行履歴データや案内音声および案内画像に対応する案内データ(「注意案内データ」に相当する)などが記憶されている。
【0025】
出力IF19には、音声データに対応する音声を出力するスピーカ31(「案内部」に相当する)と、画像データに対応する画像を表示するディスプレイ32(「案内部」に相当する)とが接続されている。ディスプレイ32は、、タッチパネル24の接触座標をディスプレイ32の表示座標に一致させるようにタッチパネル24の背面に位置している。
<送信処理について>以上のように構成されたナビゲーション装置10について、図3および図4を参照しながらその動作を説明する。図3に示すように、車両1aに設けられたナビゲーション装置10aにおいて、CPU14は、HDD12に記憶されたプログラムをRAM15に展開し、以下の処理を実行する。
【0026】
CPU14は、HDD12に記憶された走行履歴データを用いて走行時間Tを演算する(ステップS1)。走行履歴データ(図4(a)を参照)は、ユーザごとに整理されており、さらに、位置の要素を用いて地域ごとに整理される。各地域について、時間の和が演算されて、走行時間が得られる(図4(b)を参照)。本実施の形態では、車両1aの走行時間は、地域Aでは350時間であり、地域Bでは6時間であるとする。
【0027】
ステップS1で走行時間Tが演算されると、CPU14は、走行時間Tがしきい値αよりも大きいか否かを判定する(ステップS2)。本実施の形態では、しきい値αが100時間であるとする。
【0028】
ステップS2で走行時間Tがしきい値αよりも大きいとの判定がなされると(S2のYes)、CPU14は、土地鑑データを「1」に設定する(ステップS3)。「土地鑑データ=1」は、土地鑑があることを意味する。
【0029】
他方、ステップS2で走行時間Tがしきい値α以下であるとの判定がなされると(S2のNo)、CPU14は、土地鑑データを「0」に設定する(ステップS4)。「土地鑑データ=0」は、土地鑑がないことを意味する。
【0030】
ステップS3またはステップS4で土地鑑データが得られると、CPU14は、土地鑑データD1aを通信機20に送信させる(ステップS5)。本実施の形態では、DSRC形式が通信方式として用いられているので、土地鑑データの形式もDSRC形式に適合している。
<案内処理について>以上のように構成されたナビゲーション装置10について、図5および図6を参照しながらその動作を説明する。図5に示すように、車両1bに設けられたナビゲーション装置10bにおいて、CPU14は、HDD12に記憶されたプログラムをRAM15に展開し、以下の処理を実行する。当該処理は、ナビゲーション装置10aで送信された土地鑑データD1aを割り込み信号にして開始される。
【0031】
CPU14は、ナビゲーション装置10aで送信された土地鑑データD1aが「0」であるか否かを判定する(ステップS11)。土地鑑データD1aは、ナビゲーション装置10aで送信された後、ナビゲーション装置10bで受信され、RAM15に保持されている。
【0032】
ステップS11で土地鑑データD1aが「0」であるとの判定がなされると(S11のYes)、CPU14は、スピーカ31またはディスプレイ32に対して土地鑑がない旨の案内を出力させる(ステップS12)。具体的には、土地鑑がない旨が音声出力される場合、音声プロセッサ16は、CPU14からの制御データを受けて、土地鑑がない旨の案内に対応する案内データをHDD12から読み出し、土地鑑がない旨の音声をスピーカ31に出力させる。他方、土地鑑がない旨が画像出力される場合、画像プロセッサ17は、CPU14からの制御データを受けて、土地鑑がない旨の案内に対応する案内データをHDD12からVRAM18に展開し、案土地鑑がない旨の案内画像をディスプレイ32に出力させる(図6(a)を参照)。
【0033】
他方、ステップS11で土地鑑データD1aが「0」ではないとの判定がなされる(S11のNo)、すなわち、土地鑑データD1aが「1」であるとの判定がなされると、CPU14は、スピーカ31またはディスプレイ32に対して土地鑑がある旨の案内を出力させる(ステップS13)。
【0034】
ステップS12またはステップS13で案内が出力されると、CPU14は、土地鑑データD1bがRAM15に保持されているか否かを判定する(ステップS14)。ここで、土地鑑データD1bは、ナビゲーション装置10aにおいて求められたデータであって、車両1bに係る土地鑑の評価に対応するデータである。
【0035】
ステップS14で土地鑑データD1bがRAM15に保持されているとの判定がなされると(S14のYes)、CPU14は、RAM15に保持された土地鑑データD1bが「0」であるか否かを判定する(ステップS15)。
【0036】
ステップS15で土地鑑データD1bが「0」であるとの判定がなされると(S16のYes)、CPU14は、スピーカ31またはディスプレイ32に対して土地鑑がない旨の案内を出力させる(ステップS16)。具体的には、土地鑑がない旨が音声出力される場合、音声プロセッサ16は、CPU14からの制御データを受けて、土地鑑がない旨の案内に対応する案内データをHDD12から読み出し、土地鑑がない旨の音声をスピーカ31に出力させる。他方、土地鑑がない旨が画像出力される場合、画像プロセッサ17は、CPU14からの制御データを受けて、土地鑑がない旨の案内に対応する案内データをHDD12からVRAM18に展開し、案土地鑑がない旨の案内画像をディスプレイ32に出力させる(図6(b)を参照)。
【0037】
他方、ステップS15で土地鑑データD1bが「0」ではないとの判定がなされる(S15のNo)、すなわち、土地鑑データD1bが「1」であるとの判定がなされると、CPU14は、スピーカ31またはディスプレイ32に対して土地鑑がある旨の案内を出力させる(ステップS17)。
<本実施の形態における効果>以上本実施の形態によれば、車両1aで求められた土地鑑の評価が後続する車両1bで案内されるので、ユーザに対して車両1aと車両1bとの適切な距離を確保させることができる。
【0038】
例えば、地域Aでは、車両1aで求められた土地鑑の評価は肯定的であり、車両1aが急な車線変更などを行う可能性は低いので、車両1bのユーザは、車両1aとの車間距離をそれほど意識しなくてよい。また、車両1aのユーザは抜け道などに詳しい可能性が高いので、車両1bのユーザは、渋滞を回避するために車両1aに追従してもよい。他方、地域Bでは、車両1aで求められた土地鑑の評価は否定的であり、車両1aが急な車線変更などを行う可能性は高いので、車両1bのユーザは、車両1aとの車間距離を十分に確保すればよい。
<他の実施の形態1>他の実施の形態1として、HDD12には、走行履歴データを用いて土地鑑の評価を求め、他装置側(例えば、ナビゲーション装置10a)で送信された土地鑑データに対応する土地鑑の評価が自装置(例えば、ナビゲーション装置10b)で求められた土地鑑の評価以下であれば、注意を促すための案内をスピーカ31またはディスプレイ32に出力させる出力制御部としてCPU14を機能させるためのプログラムが記憶されている。また、HDD12には、注意を促すための案内に対応する案内データが記憶されている。具体的には、ナビゲーション装置10aで求められた土地鑑データD1aが「0」であり、かつ、ナビゲーション装置10bで求められた土地鑑データD1bが「0」または「1」であれば、車両1aに後続する車両1bでは、注意を促すための案内が出力される(図6(c)を参照)。
【0039】
この実施の形態によれば、車両1aで求められた土地鑑の評価が車両1bで求められた土地鑑の評価以下であれば、注意を促すための案内が出力されるので、ユーザに対して車両1aと車両1bとの適切な距離を確保させることができる。
<他の実施の形態2>他の実施の形態2として、HDD12には、他装置側(例えば、ナビゲーション装置10a)で送信された土地鑑データに対応する土地鑑の評価に応じて車両1bの速度を制御する車両制御部としてCPU14を機能させるためのプログラムが記憶されている。具体的には、ナビゲーション装置10aで求められた土地鑑データが「0」であるか否かが判定され、土地鑑データが「0」であれば、車両1bの速度を減少させるための信号が出力される。
【0040】
この実施の形態によれば、車両1aで求められた土地鑑の評価が否定的なものであれば、車両1bの速度を減少させるための信号が出力されるので、車両1aと車両1bとの適切な距離を自動的に確保させることができる。
<他の実施の形態3>他の実施の形態3として、HDD12には、他車両側(例えば、ナビゲーション装置10a)で送信された走行履歴データを用いて他者の土地鑑の評価を求め、前記土地鑑の評価に係る案内をスピーカ31またはディスプレイ32に出力させる制御部としてCPU14を機能させるためのプログラムが格納されている。具体的には、ステップS1ないしステップS5の処理がナビゲーション装置10bで行われればよい。
【0041】
この実施の形態によれば、各車両についての土地鑑の評価が全て1つの装置で行われるので、評価基準を同じくすることが可能になる。
<変形例>本実施の形態に限らず、各種の変形例が考えられることは言うまでもない。以上の実施の形態では、土地鑑の評価は「あり」または「なし」という択一的なものであったが、「レベル3」といった数値的な評価が用いられてもよい。
【0042】
以上の実施の形態では、土地鑑データが車両1aと車両1bとの間で直接的に送受されていたが、公衆回線を介して送受する方式が用いられてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0043】
以上のように、本発明は、ユーザに対して自車両と他車両との適切な距離を確保させることができるという効果を有し、ナビゲーション装置などとして有用である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明を実施するための最良の形態である車両間通信システムの全体構成を示す図
【図2】本実施形態および他の実施の形態に係るナビゲーション装置の構成を示すハードウエア構成図
【図3】本実施の形態における送信処理の流れを示すフロー図
【図4】本実施の形態における走行履歴テーブルを示す概念図
【図5】本実施の形態における案内処理の流れを示すフロー図
【図6】本実施の形態における案内表示例を示す図
【符号の説明】
【0045】
1 車両
10 ナビゲーション装置(データ処理装置)
14 CPU(制御部、通信制御部、出力制御部および車両制御部)
20 通信機
31 スピーカ(出力部)
32 ディスプレイ(出力部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行履歴データを用いて土地鑑の評価を求めるデータ処理装置であって、
前記土地鑑の評価に対応する土地鑑データを通信機に送信させる通信制御部を備えるデータ処理装置。
【請求項2】
他車両側で送信されたデータを受信するデータ処理装置であって、
他装置側で送信された土地鑑データに対応する土地鑑の評価に係る案内を出力部に出力させる出力制御部を備えるデータ処理装置。
【請求項3】
他車両側で送信されたデータを受信するとともに走行履歴データを用いて土地鑑の評価を求めるデータ処理装置であって、
他装置側で送信された土地鑑データに対応する土地鑑の評価が自装置で求められた土地鑑の評価以下であれば、記憶媒体に記憶された注意案内データに対応する注意案内を出力部に出力させる出力制御部を備えるデータ処理装置。
【請求項4】
他車両側で送信されたデータを受信するデータ処理装置であって、
他装置側で送信された土地鑑データに対応する土地鑑の評価に応じて車両の速度を制御する車両制御部を備えるデータ処理装置。
【請求項5】
他車両側で送信されたデータを受信するデータ処理装置であって、
他車両側で送信された走行履歴データを用いて他者の土地鑑の評価を求め、前記土地鑑の評価に係る案内を出力部に出力させる制御部を備えるデータ処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−102677(P2007−102677A)
【公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−294815(P2005−294815)
【出願日】平成17年10月7日(2005.10.7)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】