説明

ノンボルト継手構造およびノンボルト継手構造を形成する方法

【課題】新規なノンボルト継手構造を提供する。
【解決手段】受口部1aと挿口部2aとの間をシールするシールリング3と、受口部1aの内周に設けられ、ポリエチレン管2の外周面25に係合して、ポリエチレン管2が受口部1aから離脱するのを防止する係合手段11と、ポリエチレン管2の挿口部2aの内周26に嵌合した管状の金属製インナーコア4とを備え、インナーコア4は塑性変形されて、径方向の外方に向って膨むように縦断面形状が湾曲した第1膨らみ部40を有し、インナーコア4の第1膨らみ部40に沿ってポリエチレン管2の挿口部2aが径方向の外方に向って膨らむように変形した第2膨らみ部20が形成され、第2膨らみ部20の外周面25に係合手段11が係合していることで、ポリエチレン管2の離脱防止が図られることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノンボルト継手構造および前記ノンボルト継手構造を形成する方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
金属製の流体管とポリエチレン管とを接合する場合、前記流体管とポリエチレン管とにそれぞれ設けたフランジ同士をボルト止めすると、当該部分の可撓性が小さいために、管路の弱点となる。そのため、2つの管同士をボルトを用いることなく互いに接続するノンボルト継手構造が用いられている。
【0003】
また、POLITEC(配水用ポリエチレンパイプ協会)においても、フランジを用いないノンボルト継手構造が推奨されている。
【0004】
【特許文献1】特開2001−124278(要約書)
【特許文献2】特開2005−61549(要約書)
【特許文献3】特開平11−270763号(要約書)
【0005】
かかるノンボルト継手構造の一例を図4に示す。
図4では、バルブの弁箱100に連通する金属製(FCD)の第1流体管101に、ポリエチレン管102が接合されている。
かかる従来のノンボルト継手構造では、第1流体管101の内周に雌ねじ部103を形成すると共に、ポリエチレン管102の外周に雄ねじ部104を形成し、雌ねじ部103に雄ねじ部104を螺合させることにより、第1流体管101とポリエチレン管102とを接合している。なお、105はインナコアである。
【0006】
しかし、従来のノンボルト継手構造では、ねじ構造を用いることにより2つの管101,102同士を接合しているので、前記ねじ構造を持つ専用のポリエチレン管を成型する必要がある。
【0007】
したがって、本発明の主目的は、専用のポリエチレン管を成型する必要のないノンボルト継手構造を提供することである。
また、本発明の他の目的は、前記ノンボルト継手構造を形成する方法を提供することである。
【0008】
前記目的を達成するために、本発明のノンボルト継手構造は、第1流体管の受口部にポリエチレン管の挿口部が挿入され、2つの管同士をボルトを用いることなく互いに接続した流体管のノンボルト継手構造であって、前記受口部と前記挿口部との間に介挿されて、前記受口部と挿口部との間をシールするシールリングと、前記受口部の内周に設けられ、前記ポリエチレン管の外周面に係合して、前記ポリエチレン管が前記受口部から離脱するのを防止する係合手段と、前記ポリエチレン管の挿口部の内周に嵌合した管状の金属製インナーコアとを備え、前記インナーコアは塑性変形されて、径方向の外方に向って拡径された第1膨らみ部を有し、前記インナーコアの第1膨らみ部に沿って前記ポリエチレン管の挿口部が前記径方向の外方に向って拡径された第2膨らみ部が形成され、前記第2膨らみ部の外周面に前記係合手段が係合していることで、前記ポリエチレン管の離脱防止が図られることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、従来の螺合による接合とは異なり、ポリエチレン管の前記第2膨らみ部の外周面に、第1流体管の前記係合手段が係合することにより、2つの管が接合されるので、ポリエチレン管の離脱を防止することができる。
さらに、金属製のインナーコアが塑性変形された第1膨らみ部によってポリエチレン管の第2膨らみ部の形状が保たれるため、経時的に前記第2膨らみ部が変形するおそれが少ない。そのため、第1流体管とポリエチレン管とが不用意に離脱するおそれが少ない。
また、ポリエチレン管は単に直管を切断したものを受口部に挿入すればよいから、ねじ構造を持つ専用のポリエチレン管を成型する必要がない。しかも、ボルトを必要としないから部品点数も少なくなる。
また、インナーコアを治具で塑性変形させることにより、2つの管同士を接続するので、製造時の接続も容易になる。
また、押輪や継手を用いる必要がないので、大幅なコストダウンを図り得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
また、第1膨らみ部の縦断面形状が径方向の外方に向かって膨らむように湾曲していれば、前記第2膨らみ部の外周面が第1流体管の内側に沿って屈曲可能であるため可撓性が高くなる。
なお、本発明において、インナーコアの「縦断面」とは、筒状のインナーコアの軸線を含む断面をいう。
本発明において、前記インナーコアの前記第1膨らみ部は、前記受口部の奥に行くに従い徐々に径大となる第1テーパ状部を有し、この第1テーパ状部に対応する前記第2膨らみ部の部分に前記係合手段が係合しているのが好ましい。
かかる態様によれば、第1テーパ状部に対応するポリエチレン管の第2膨らみ部の部分は、受口部の奥に行くに従い径大となるテーパ状に形成され、当該テーパ状の部分に係合手段が係合することにより、ポリエチレン管の抜けを確実に防止することができる。
【0011】
さらに、前記インナーコアの前記第1膨らみ部は、前記受口部の奥に行くに従い徐々に径小となる第2テーパ状部が前記第1テーパ状部の奥に設けられているのが好ましい。
かかる態様に形成されたインナーコアの第1膨らみ部に対応するポリエチレン管の第2膨らみ部は、インナーコアの第1膨らみ部に沿って略樽状に形成されるので、第1流体管内にポリエチレン管が関節状に係合することにより、可撓性が向上する。
【0012】
本発明において、前記シールリングの位置は前記係合手段の位置よりも前記受口部の奥側であるのが好ましい。
かかる態様によれば、第1流体管とポリエチレン管との接合部分をコンパクトに形成し得る。
【0013】
本発明において、前記係合手段は前記第1流体管に一体に形成されているのが好ましい。かかる態様によれば、更なるコストダウンを図り得る。
【0014】
本発明において、前記受口部はバルブの弁箱に一体に連なる受口部であってもよい。
【0015】
前記目的を達成するために、本発明のノンボルト継手構造を形成する方法は、前記変形前のポリエチレン管の挿口部の内周に前記塑性変形前のインナーコアを挿入する第1挿入工程と、前記変形前のポリエチレン管を前記受口部に挿入する第2挿入工程と、前記第2挿入工程の後に、前記インナーコアの内側から径方向の外方へ向かう力を前記インナーコアに加えて、当該インナーコアを拡径させることで、前記インナーコアの塑性変形を実行する拡径工程とを備えたことを特徴とする。
【0016】
実施例1:
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1および図2は実施例1を示す。
ノンボルト継手構造:
図1に示すように、金属製の第1流体管1の受口部1aには、第2流体管を構成するポリエチレン管2の挿口部2aが挿入されている。
前記第1流体管1の受口部1aは、たとえば、図4のバルブの第1流体管101の受口部である。また、ポリエチレン管2の全長は、たとえば数十cmで、市販のポリエチレン管の直管を切り取って得ることができる。
【0017】
前記受口部1aと挿口部2aとの間には、たとえば、ゴム等からなるシールリング3が介挿され、該シールリング3によって受口部1aと挿口部2aとの間がシールされている。
【0018】
前記ポリエチレン管2の挿口部2aの内周26には、管状の金属製インナーコア4が嵌合している。前記インナーコア4は、塑性変形されて、第1流体管1の径方向の外方に向って膨らむように縦断面形状が湾曲した第1膨らみ部40が形成されている。
前記インナーコア4の第1膨らみ部40に沿って、ポリエチレン管2の挿口部2aが、第1流体管1の径方向の外方に向って膨らむように変形された第2膨らみ部20が形成されている。すなわち、第2膨らみ部20の外周面25は、球面状に形成されている。
【0019】
一方、第1流体管1の受口部1aの内周16には、前記ポリエチレン管2の外周面25に係合して、ポリエチレン管2が第1流体管1の受口部1aから離脱するのを防止する係合手段11が形成されている。係合手段11は、第1流体管1に一体に形成され、たとえば、円環状の突条や刺状の多数の突起からなる。なお、多数の刺状の突起を係合手段11として採用した場合には、ポリエチレン管の回転を防止することもできる。
【0020】
第1膨らみ部40:
前記インナーコア4の第1膨らみ部40は、第1流体管1の受口部1aの奥方向X1に行くに従い、徐々に径大となる第1テーパ状部41を有している。この第1テーパ状部41に対応するポリエチレン管2の第2膨らみ部20の部分には、第1流体管1の前記係合手段11が係合している。
ポリエチレン管2の第2膨らみ部20に、前記係合手段11が食い込み係合することにより、第1流体管1の離脱防止が図られる。
【0021】
ここで、施工後に、ポリエチレン管2内に流体の圧力が作用すると、前記流体の圧力によりポリエチレン管2が離脱方向X2に若干移動し、第2膨らみ部20に係合手段11が食い込み、ポリエチレン管2が第1流体管1から離脱するのが防止される。したがって、製造時には、第2膨らみ部20に係合手段11が接触するか、あるいは、若干食い込む程度に第1膨らみ部40を拡径すればよい。
【0022】
一方、インナーコア4の第1膨らみ部40は、第1流体管1の受口部1aの奥方向X1に行くに従い、徐々に径小となる第2テーパ状部42を有している。
すなわち、第1および第2膨らみ部40,20は、第1流体管1の受口部1aの奥方向X1に行くに従い、徐々に径大となった後、徐々に径小となる樽状に形成されている。
【0023】
シールリング3:
前記シールリング3の位置は、第1流体管1の係合手段11の位置よりも前記受口部1aの奥側X1に配置されている。この実施例では、シールリング3は第2膨らみ部20の頂部200に接触している。
【0024】
治具5;
前記インナーコア4を塑性変形させて第1膨らみ部40を形成するには、たとえば、図2Aおよび図2Bに示す治具5を用いて行う。
図2Aに示すように、前記治具5は、押圧部50、筒部51およびスライダ52を備えている。前記筒部51は、第1流体管1およびポリエチレン管2の管軸方向Xに沿って延長された筒状に形成されており、該筒部51の前記奥方向X1の端部には、第1鍔部53が形成されている。
【0025】
前記スライダ52は、筒部51の中を管軸方向Xにスライド自在に形成されており、該スライダ52の奥方向X1の端部には、第2鍔部54が形成されている。
前記筒部51の第1鍔部53と、スライダ52の第2鍔部54との間には、たとえばウレタンゴム等からなるリング状の前記押圧部50が設けられている。
【0026】
ノンボルト継手構造を形成する方法:
第1流体管1とポリエチレン管2とは、たとえば、工場で互いに接続された後出荷されてもよいし、工事現場等の屋外で接続されてもよい。
【0027】
第1挿入工程;
まず、図2Aに示す変形前のポリエチレン管2の挿口部2aの内周26側に、変形前のインナーコア4を挿入する。
【0028】
第2挿入工程;
その後、前記インナーコア4を挿入した変形前のポリエチレン管2を第1流体管1の受口部1aに挿入する。なお、前記受口部1aは、たとえば、図4に示すバルブの弁箱100内に連通していてもよい。
【0029】
拡径工程;
前記第2挿入工程後、図2Aに示すように、治具5をインナーコア4内に挿入する。筒部51をポリエチレン管2に対して固定した状態でスライダ52を前記前方向X2に引っ張ると、図2Bに二点鎖線で示す第2鍔部54が実線で示すように前方向X2に移動する。かかる移動により、押圧部50が第2鍔部54と第1鍔部53との間で押圧されて、インナーコア4に向って押し出される。押圧部50によって、インナーコア4の内側46から径方向Rの外方へ向かう力が加えられ、インナーコア4が塑性変形されて拡径される。同時に、インナーコア4の拡径によりポリエチレン管2が拡径されてポリエチレン管2に第2膨らみ部20が形成される。かかる第2膨らみ部20が形成されることにより、シールリング3が圧縮変形されて、ポリエチレン管2の外周面25に密着する。
【0030】
治具5の抜取工程;
前記拡径後、スライダ52を奥方向X1に戻して押圧部50の変形を解除した後、治具5をインナーコア4およびポリエチレン管2から抜き取る。
【0031】
実施例2:
図3は実施例2を示す。
図3Aに示すように、係合手段11Bは、第1流体管1Bと別体に設けられている。第1流体管1Bの係合手段11Bに接触する接触面11Aは、係合手段11Bの奥方向X1に行くに従い径大になるようにテーパ状に形成されている。
そのため、図3に示すポリエチレン管2が施工後において、水圧等により拡径されると、係合手段11Bが第1テーパ状部41の傾斜に沿って前方向X2に移動することより、係合手段11Bがポリエチレン管2に確実に食い込む。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0032】
なお、第1流体管1は、必ずしも図4に示す弁箱100に形成されたものでなくてもよい。また、治具5は、インナーコア4に第1膨らみ部40を形成し得るものであればよい。
【0033】
また、前記実施例では、第1および第2膨らみ部40,20が樽状に形成されたが、本発明において、これらの膨らみ部は変形前の図5Aのインナーコア4やポリエチレン管2を図5Bのように、単に拡径したものであってもよい。すなわち、図5Bにおいて拡径されたインナーコア4の外径および拡径されたポリエチレン管2の内径が、拡径前のポリエチレン管2の内径よりも大きければよい。
また、インナーコアやポリエチレン管を受口部の奥に行くに従い径が大きくなるようにテーパ状に拡径してもよい。
また、インナーコアは、完全な円環である必要はなく、軸線方向Xに延びるスリットを有する環状、つまり、C字状であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明は、2つの管同士を互いに接続するノンボルト継手構造および前記ノンボルト継手構造を形成する方法に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】図1は本発明の実施例1にかかるノンボルト継手構造を示す概略縦断面図である。
【図2】同ノンボルト継手構造を形成する方法を示す概略縦断面図である。
【図3】実施例2にかかるノンボルト継手構造を形成する方法を示す概略縦断面図である。
【図4】従来のノンボルト継手構造を示す一部破断した概略側面図である。
【図5】実施例3にかかるノンボルト継手構造を形成する方法を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
【0036】
1:第1流体管
1a:受口部
2:ポリエチレン管
2a:挿口部
3:シールリング
4:インナーコア
11:係合手段
20:第2膨らみ部
40:第1膨らみ部
41:第1テーパ状部
42:第2テーパ状部
X1:奥方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1流体管の受口部にポリエチレン管の挿口部が挿入され、2つの管同士をボルトを用いることなく互いに接続した流体管のノンボルト継手構造であって、
前記受口部と前記挿口部との間に介挿されて、前記受口部と挿口部との間をシールするシールリングと、
前記受口部の内周に設けられ、前記ポリエチレン管の外周面に係合して、前記ポリエチレン管が前記受口部から離脱するのを防止する係合手段と、
前記ポリエチレン管の挿口部の内周に嵌合した管状の金属製インナーコアとを備え、
前記インナーコアは塑性変形されて、径方向の外方に向って拡径された第1膨らみ部を有し、
前記インナーコアの第1膨らみ部に沿って前記ポリエチレン管の挿口部が前記径方向の外方に向って拡径された第2膨らみ部が形成され、
前記第2膨らみ部の外周面に前記係合手段が係合していることで、前記ポリエチレン管の離脱防止が図られるノンボルト継手構造。
【請求項2】
第1流体管の受口部にポリエチレン管の挿口部が挿入され、2つの管同士をボルトを用いることなく互いに接続した流体管のノンボルト継手構造であって、
前記受口部と前記挿口部との間に介挿されて、前記受口部と挿口部との間をシールするシールリングと、
前記受口部の内周に設けられ、前記ポリエチレン管の外周面に係合して、前記ポリエチレン管が前記受口部から離脱するのを防止する係合手段と、
前記ポリエチレン管の挿口部の内周に嵌合した管状の金属製インナーコアとを備え、
前記インナーコアは塑性変形されて、径方向の外方に向って膨むように縦断面形状が湾曲した第1膨らみ部を有し、
前記インナーコアの第1膨らみ部に沿って前記ポリエチレン管の挿口部が前記径方向の外方に向って膨らむように変形した第2膨らみ部が形成され、
前記第2膨らみ部の外周面に前記係合手段が係合していることで、前記ポリエチレン管の離脱防止が図られるノンボルト継手構造。
【請求項3】
請求項1もしくは2において、前記インナーコアの前記第1膨らみ部は、前記受口部の奥に行くに従い徐々に径大となる第1テーパ状部を有し、この第1テーパ状部に対応する前記第2膨らみ部の部分に前記係合手段が係合していることを特徴とするノンボルト継手構造。
【請求項4】
請求項3において、前記インナーコアの前記第1膨らみ部は、前記受口部の奥に行くに従い徐々に径小となる第2テーパ状部が前記第1テーパ状部の奥に設けられているノンボルト継手構造。
【請求項5】
請求項1,2,3もしくは4において、前記シールリングの位置は前記係合手段の位置よりも前記受口部の奥側であるノンボルト継手構造。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれか1項において、前記係合手段が前記第1流体管に一体に形成されているノンボルト継手構造。
【請求項7】
請求項1ないし6のいずれか1項において、前記受口部はバルブの弁箱に一体に連なる受口部であるノンボルト継手構造。
【請求項8】
請求項1ないし7のいずれか1項に記載のノンボルト継手構造を形成する方法であって、
前記変形前のポリエチレン管の挿口部の内周に前記塑性変形前のインナーコアを挿入する第1挿入工程と、
前記変形前のポリエチレン管を前記受口部に挿入する第2挿入工程と、
前記第2挿入工程の後に、前記インナーコアの内側から径方向の外方へ向かう力を前記インナーコアに加えて、当該インナーコアを拡径させることで、前記インナーコアの塑性変形を実行する拡径工程とを備えたノンボルト継手構造を形成する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−303901(P2008−303901A)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−149081(P2007−149081)
【出願日】平成19年6月5日(2007.6.5)
【出願人】(399130348)株式会社水研 (19)
【出願人】(390014074)前澤工業株式会社 (134)
【Fターム(参考)】