説明

ハイブリッド式作業機械

【課題】複数の電動モータの負荷が同時に変動しても、電動モータの出力の変化を防ぐことができるハイブリッド式作業機械を提供する。
【解決手段】ハイブリッド式作業機械は、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化量の総和が予め設定された設定値以下となるように、電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化量を制限する電動モータ出力指令変化量リミット部,電流制御部を備えている。これにより、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの負荷が同時に変動しても、第1,第2,第3インバータ4A,4B,4Cに供給される直流電流の総和の変化量を低く抑えることができる。その結果、バスライン8の電圧の変動を低減できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、建設機械、農業機械、自動車等のハイブリッド式作業機械に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ハイブリッド式作業機械としては、特開2008−62722号公報(特許文献1)に開示されたハイブリッド式電気自動車がある。このハイブリッド式電気自動車は、エンジンと、このエンジンに供給する燃料の量を調整するスロットルと、エンジンで駆動される発電機と、この発電機の出力を直流電流に変換して出力する1つのコンバータと、この1つのコンバータが出力した直流電流をバスラインを介して受けて交流電流に変換する1つのインバータと、このバスラインに接続されたコンデンサおよびバッテリと、この1つのインバータが変換した交流電流が供給される1つの電動モータとを備えている。
【0003】
上記構成のハイブリッド式作業機械において、インバータから交流電流が供給される電動モータの負荷が変化すると、バスラインの電圧は、目標電圧から、負荷の変化の傾きに比例した量変化し、上記電動モータの出力の変化が顕著になるという問題が生じてしまう。
【0004】
この問題は、上記インバータおよび電動モータの数を複数にするとさらに顕著になる。より詳しくは、上記コンバータにバスラインを介して複数のインバータを接続し、この複数のインバータのそれぞれに1つの電動モータを接続した状態で、複数の電動モータの負荷が同時に変動すると、この負荷の変化量の総和に比例した量の電圧変化がバスラインに生じる。その結果、上記バスラインの電圧が大幅に変化して、電動モータの出力の変化が甚だしくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−62722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明の課題は、複数の電動モータの負荷が同時に変動しても、電動モータの出力の変化を防ぐことができるハイブリッド式作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明のハイブリッド式作業機械は、
エンジンと、
上記エンジンで駆動される発電機と、
上記発電機によって生じた交流電流を直流電流に変換するコンバータと、
上記コンバータにバスラインを介して接続され、上記バスラインの直流電流を交流電流に変換する複数のインバータと、
上記複数のインバータが変換した交流電流が供給される複数の電動モータと、
上記複数の電動モータによって駆動される複数のアクチュエータと、
上記電動モータの回転速度を示す回転速度指令信号を上記複数のインバータのそれぞれに送出する制御部と、
上記複数の電動モータの電動モータ出力の変化量の総和が予め設定された設定値以下となるように、上記複数の電動モータの電動モータ出力の変化量を制限する電動モータ出力変化量制限部と
を備えることを特徴としている。
【0008】
ここで、上記電動モータ出力とは、電動モータの回転速度と電動モータのトルクとの積に相当する。
【0009】
上記構成によれば、上記複数のアクチュエータの電動モータ出力の変化量の総和が予め設定された設定値以下となるように、電動モータ出力変化量制限部が複数の電動モータの電動モータ出力の変化量を制限するので、複数の電動モータの負荷が同時に変動しても、複数のインバータに供給される直流電力の総和の変化量を低く抑えることができる。したがって、上記バスラインの電圧の変動を低減できるので、バスラインの電圧の変化による電動モータの出力の変化を防ぐことができる。
【0010】
一実施形態のハイブリッド式作業機械では、
上記電動モータ出力変化量制限部は上記複数のインバータのそれぞれに設けられている。
【0011】
上記実施形態によれば、上記電動モータ出力変化量制限部が各インバータに設けられているので、電動モータの負荷が急激に小さくなっても、電動モータの駆動を適切に維持できる。
【0012】
一実施形態のハイブリッド式作業機械では、
上記電動モータ出力変化量制限部は、予め決められたルールに基づいて、上記複数の電動モータの電動モータ出力の変化量を制限する。
【0013】
上記実施形態によれば、上記電動モータ出力変化量制限部が、予め決められたルールに基づいて、複数の電動モータの電動モータ出力の変化量を制限するので、複数の電動モータの電動モータ出力の変化量を作業に応じて変更して、作業効率の低下を防ぐことができる。
【0014】
一実施形態のハイブリッド式作業機械では、
上記電動モータ出力変化量制限部は、上記複数のアクチュエータのうち非駆動状態の上記アクチュエータに関する上記電動モータの電動モータ出力の変化量を0にする。
【0015】
上記実施形態によれば、上記電動モータ出力変化量制限部は、複数のアクチュエータのうち非駆動状態のアクチュエータに関する電動モータの電動モータ出力の変化量を0にするので、駆動状態のアクチュエータは負荷に十分に対応できる。
【発明の効果】
【0016】
本発明のハイブリッド式作業機械によれば、複数の電動モータの電動モータ出力の変化量の総和が予め設定された設定値以下となるように、複数の電動モータの電動モータ出力の変化量を制限する電動モータ出力変化量制限部を備えるので、複数の電動モータの負荷が同時に変動しても、複数のインバータに供給される直流電力の総和の変化量を低く抑えることができる。したがって、上記複数のインバータとコンバータとの間にあるバスラインの電圧の変動を低減できるので、バスラインの電圧の変化による電動モータの出力の変化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1は本発明の一実施形態のハイブリッド式作業機械の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は上記ハイブリッド式作業機械のアクチュエータ側の部分の制御ブロック図である
【図3】図3は電動モータ出力の時間変化を示すグラフである。
【図4】図4はDCバス電圧の時間変化を示すグラフである。
【図5】図5は上記ハイブリッド式作業機械の特性を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明のハイブリッド式作業機械を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施形態のハイブリッド式作業機械の要部の構成を示すブロック図である。
【0020】
上記ハイブリッド式作業機械は、エンジン1と、このエンジン1で駆動される発電機2と、この発電機2によって生じた交流電流を直流電流に変換するコンバータ3と、このコンバータ3にバスライン8を介して接続され、バスライン8の直流電流を交流電流に変換する第1,第2,第3インバータ4A,4B,4Cと、この第1,第2,第3インバータ4A,4B,4Cが変換した交流電流が供給される第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cと、この第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cによって駆動される第1,第2,第3アクチュエータ6A,6B,6Cと、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの回転速度を示す回転速度指令信号を第1,第2,第3インバータ4A,4B,4Cのそれぞれに送出する制御部7とを備えている。
【0021】
上記発電機2は、エンジン1により駆動されて、逆起電力による電圧を発生する。このとき、上記コンバータ3は、その逆起電力を用いて、バスライン8の電圧を一定の電圧にするための制御を行う。
【0022】
なお、図1の9,10A,10B,10Cはコンデンサである。
【0023】
図2は、上記ハイブリッド式作業機械のアクチュエータ側の部分についての制御ブロック図である。
【0024】
上記第1インバータ4Aには加減算器101の出力信号が入力される。この出力信号は、制御部7が送出した回転速度指令信号と、フィードバックされた電動モータの回転速度信号との差に対応する。また、上記第1インバータ4Aは、制御要素102、電動モータ出力指令変化量リミット部103および電流制御部104を有している。この第1インバータ4Aにおいて、加減算器101の出力信号は、制御要素102で比例ゲインKpが乗算された後、電動モータ出力指令変化量リミット部103の制限を受けて電流制御部104に入る。このとき、上記電動モータ出力指令変化量リミット部103は、第1電動モータ5Aの電動モータ出力の変化量が予め割り当てられた量以下となるように、電流指令信号を生成する。そして、上記電流制御部104は、電動モータ出力指令変化量リミット部103が生成した電流指令信号に基づいて、第1電動モータ5Aに供給される交流電流を制御する。ここで、上記電動モータ出力とは、第1電動モータ5Aの回転速度と第1電動モータ5Aのトルクとの積に相当する。
【0025】
上記第1電動モータ5Aのトルク信号は、補正器105において外乱信号が加算されて補正トルク信号となる。この補正トルク信号は、制御要素106で伝達関数1/Jが乗算されて加速度信号となって、制御要素107で伝達関数1/Sが乗算されて回転速度指令信号となる。なお、上記外乱信号は、図示しない外乱推定部が推定した信号である。
【0026】
また、図示しないが、上記第1インバータ4Aと同様に、第2,第3インバータ4B,4Cも、制御要素、電動モータ出力指令変化量リミット部および電流制御部を有している。この第1,第2,第3インバータ4A,4B,4Cの電動モータ出力指令変化量リミット部103,電流制御部104は、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化量の総和が予め設定された設定値以下となるように、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化量を制限する。なお、上記第1,第2,第3インバータ4A,4B,4Cの電動モータ出力指令変化量リミット部103,電流制御部104は、本発明の電動モータ出力変化量制限部の一例である。
【0027】
上記第2インバータ4Bの電動モータ出力指令変化量リミット部は、第2電動モータ5Bの電動モータ出力の変化量が予め割り当てられた量以下となるように、電流指令信号を生成するものである。ここで、上記電動モータ出力は、第2電動モータ5Bの回転速度と第2電動モータ5Bのトルクとの積に相当する。
【0028】
上記第3インバータ4Cの電動モータ出力指令変化量リミット部は、第3電動モータ5Cの電動モータ出力の変化量が予め割り当てられた量以下となるように、電流指令信号を生成するものである。ここで、上記電動モータ出力は、第3電動モータ5Cの回転速度と第3電動モータ5Cのトルクとの積に相当する。
【0029】
上記構成のハイブリッド式作業機械によれば、上記第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化量が、第1,第2,第3インバータ4A,4B,4Cの電動モータ出力指令変化量リミット部103,電流制御部104で制限されることによって、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化量の総和を予め設定された設定値以下にできるので、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの負荷が同時に変動しても、図3の点線に示すように、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化が緩やかになる。その結果、図4の点線に示すように、バスライン8の電圧(図4では「DCバス電圧」と記載する。)の変動を低減できる。したがって、上記バスライン8の電圧の変化による第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの出力の変化を防ぐことができる。
【0030】
もし、上記第1,第2,第3インバータ4A,4B,4Cに電動モータ出力指令変化量リミット部103を設けていないなら、図3の実線で示すように、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化が急激になる。その結果、図4の実線で示すように、バスライン8の電圧の変動が大きくなって、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの出力の変化が顕著に生じてしまう。
【0031】
また、上記バスライン8の電圧の変動を低減できるので、バスライン8の電圧の上昇に伴う回路素子の破壊も防ぐことができる。
【0032】
また、上記バスライン8の電圧の変動を低減できるので、特開2008−62722号公報のようなバスライン8への大容量のキャパシタ,バッテリの接続は不要である。
【0033】
また、上記第1,第2,第3インバータ4A,4B,4C内に電動モータ出力指令変化量リミット部103,電流制御部104を設けているので、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの負荷が急激に小さくなっても、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cのトルクが急激に大きくなるのを電動モータ出力指令変化量リミット部103で防ぐことができる。したがって、上記第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの駆動を適切に維持できる。
【0034】
図5は、上記ハイブリッド式作業機械の負荷投入前後の特性を示すグラフである。なお、図5において、発電トルクが負の値になっている時は、発電機2による発電が行われている。
【0035】
上記ハイブリッド式作業機械では、外部負荷は一気に投入されず徐々に投入されている。これにより、上記外部負荷投入後、発電トルクが緩やかに変化し、バスライン8の電圧に相当する主回路電圧の変動は小さくなる。
【0036】
上記実施形態では、第1,第2,第3インバータ4A,4B,4C内に電動モータ出力指令変化量リミット部103,電流制御部104を設けていたが、第1,第2,第3インバータ4A,4B,4C外に電動モータ出力指令変化量リミット部103,電流制御部104を設けてもよい。
【0037】
上記実施形態において、上記第1,第2,第3インバータ4A,4B,4Cの電動モータ出力指令変化量リミット部103,電流制御部104が、予め決められたルールに基づいて、第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化量を制限するようにしてもよい。例えば、上記第1,第2,第3電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化量の総和が100と予め設定されているなら、下記のようなテーブルをメモリに予め記憶させておき、このテーブルにしたがって、第1,第2,第3インバータ4A,4B,4Cの電動モータ出力指令変化量リミット部103の制限が行われるようにしてもよい。

【0038】
上記テーブルを用いた場合、上記ハイブリッド式作業機械が作業Aを行っているときは、第1電動モータ5Aの電動モータ出力の変化量は80以下に、第2電動モータの電動モータ出力の変化量は15以下に、第3電動モータの電動モータ出力の変化量は5以下にそれぞれ制限される。
【0039】
また、上記ハイブリッド式作業機械が作業Bを行っているときは、第1電動モータ5Aの電動モータ出力の変化量は10以下に、第2電動モータ5Bの電動モータ出力の変化量は50以下に、第3電動モータ5Cの電動モータ出力の変化量は40以下にそれぞれ制限される。
【0040】
また、上記ハイブリッド式作業機械が作業Cを行っているときは、第1電動モータ5Aの電動モータ出力の変化量は20以下に、第2電動モータ5Bの電動モータ出力の変化量は25以下に、第3電動モータ5Cの電動モータ出力の変化量は55以下にそれぞれ制限される。
【0041】
また、上記ハイブリッド式作業機械が作業Dを行っているときは、第1電動モータ5Aの電動モータ出力の変化量は20以下に、第2電動モータ5Bの電動モータ出力の変化量は25以下に、第3電動モータ5Cの電動モータ出力の変化量は55以下にそれぞれ制限される。
【0042】
このように、上記第1電動モータ5A,5B,5Cの電動モータ出力の変化量を上記テーブルに基づいて制限することによって、作業A〜Dの作業効率の低下を防ぐことができる。
【0043】
上記ハイブリッド式作業機械は、第1アクチュエータ6Aが非駆動状態で、第2,第3アクチュエータ6B,6Cが駆動状態である作業Eを行っているとき、第1インバータ4Aの電動モータ出力指令変化量リミット部103が、第1電動モータ5Aの電動モータ出力の変化量を0にするようにしてもよい。このようにした場合、上記第2,第3電動モータ5B,5Cの電動モータ出力の変化量を増やして、第2,第3アクチュエータ6B,6Cの負荷対応能力を上げることができる。
【0044】
以上、本発明の具体的な実施形態およびその変形例について説明したが、この発明は上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、本発明において、インバータ、電動モータおよびアクチュエータのそれぞれの数は、3個に限られず、2個であってもいいし、4個以上であってもよい。
【符号の説明】
【0045】
1…エンジン
2…発電機
3…コンバータ
4A…第1インバータ
4B…第2インバータ
4C…第3インバータ
5A…第1電動モータ
5B…第2電動モータ
5C…第3電動モータ
6A…第1アクチュエータ
6B…第2アクチュエータ
6C…第3アクチュエータ
7…制御部7
8…バスライン
103…電動モータ出力指令変化量リミット部
104…電流制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジン(1)と、
上記エンジン(1)で駆動される発電機(2)と、
上記発電機(2)によって生じた交流電流を直流電流に変換するコンバータ(3)と、
上記コンバータ(3)にバスライン(8)を介して接続され、上記バスライン(8)の直流電流を交流電流に変換する複数のインバータ(4A,4B,4C)と、
上記複数のインバータ(4A,4B,4C)が変換した交流電流が供給される複数の電動モータ(5A,5B,5C)と、
上記複数の電動モータ(5A,5B,5C)によって駆動される複数のアクチュエータ(6A,6B,6C)と、
上記電動モータ(5A,5B,5C)の回転速度を示す回転速度指令信号を上記複数のインバータ(4A,4B,4C)のそれぞれに送出する制御部(7)と、
上記複数の電動モータ(5A,5B,5C)の電動モータ出力の変化量の総和が予め設定された設定値以下となるように、上記複数の電動モータ(5A,5B,5C)の電動モータ出力の変化量を制限する電動モータ出力変化量制限部(103,104)と
を備えることを特徴とするハイブリッド式作業機械。
【請求項2】
請求項1に記載のハイブリッド式作業機械において、
上記電動モータ出力変化量制限部(103,104)は上記複数のインバータ(4A,4B,4C)のそれぞれに設けられていることを特徴とするハイブリッド式作業機械。
【請求項3】
請求項1または2に記載のハイブリッド式作業機械において、
上記電動モータ出力変化量制限部(103,104)は、予め決められたルールに基づいて、上記複数の電動モータ(5A,5B,5C)の電動モータ出力の変化量を制限することを特徴とするハイブリッド式作業機械。
【請求項4】
請求項1から3までのいずれか一項に記載のハイブリッド式作業機械において、
上記電動モータ出力変化量制限部(103,104)は、上記複数のアクチュエータ(6A,6B,6C)のうち非駆動状態の上記アクチュエータ(6A,6B,6C)に関する上記電動モータ(5A,5B,5C)の電動モータ出力の変化量を0にすることを特徴とするハイブリッド式作業機械。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−138995(P2012−138995A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−288349(P2010−288349)
【出願日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【出願人】(000002853)ダイキン工業株式会社 (7,604)
【Fターム(参考)】