パウチ充填機用のジョー支持体
製袋充填機のためのジョー支持体および密封ジョーが提供される。別の実施形態において、製袋充填機は、附属類取り付けステーションと、附属類取り付け装置と、附属類加熱アセンブリと、容器を形成し、附属類を移送して容器に取り付けるように構成されて配置される密封ジョーとを含んでもよい。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本開示は製袋充填機に関する。より具体的には、本開示は製袋充填機の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]製袋充填機は包装産業において一般に知られている。製袋充填機は、一般に、容器を形成し、食品または医療品などの適切な製品を充填し、密封する別個の工程を行なう多数の構成要素から成る。一般に、製袋充填機は、フィルムのロールを柔軟な容器に変形させる。製袋充填機は、柔軟な容器に食品や医療品を充填して容器を密封する。また、製袋充填機は、附属類(fitment)を柔軟な容器に取り付けることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
それにもかかわらず、従来の製袋充填機は、不安定で、容易に摩耗して修理のための中断時間を増大させ、および/または、速度、効率、もしくは、エネルギ使用に関して最適でない多くの構成要素を含む。
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0003]本開示は、製袋充填機、および、製袋充填機を構成する個々の構成要素に関する。一般的な実施形態において、本開示は、附属類取り付けステーションと、附属類取り付け装置と、附属類加熱アセンブリと、容器を形成し、附属類を移送して容器に取り付けるように構成されて配置される密封ジョーとを提供する。
【0005】
[0004]一実施形態において、本開示は、ジョーハウジングを備えるジョー支持体を提供する。少なくとも1つのボルト、ボルトに取り付けられるスプリング、および、スプリングに取り付けられるシールが、ジョーハウジングによって収容される。ジョー支持体は、バックアップゴムなどの圧縮要素を更に備える。一実施形態では、バックアップゴムが尖端側面を伴うクラウン形状を有する。
【0006】
[0005]他の実施形態において、本開示は、ジョーハウジングと、一連の2つ以上の上側ボルト、上側ボルトのそれぞれに取り付けられるスプリング、および、スプリングのそれぞれに取り付けられ、ジョーハウジングによって収容されるシールとを備えるジョー支持体を提供する。ジョー支持体は、ジョーハウジングに取り付けられる一連の中央のバックアップゴムを備える。また、ジョー支持体は、一連の2つ以上の下側ボルト、下側ボルトのそれぞれに取り付けられるスプリング、および、スプリングのそれぞれに取り付けられて、ジョーハウジングによって収容されるシールとを備える。
【0007】
[0006]別の実施形態において、本開示は、i)第1のジョーハウジングと、少なくとも1つのボルト、ボルトに取り付けられるスプリング、および、スプリングに取り付けられて、第1のジョーハウジングによって収容されるシールと、第2のジョーハウジングに取り付けられるバックアップゴムとを有する第1のジョー支持体と、ii)第2のジョーハウジングと、第2のジョーハウジングに取り付けられる加熱要素とを有する第2のジョー支持体とを備える密封ジョーを提供する。
【0008】
[0007]更に他の実施形態において、本開示は、附属類加熱ブロックと、少なくとも1つの温度プローブと、温度プローブを固定するように構成されて配置される固定具とを備える附属類加熱アセンブリを提供する。温度プローブを温度プローブハウジング内に収容することができる。附属類加熱ブロックは少なくとも1つの加熱カートリッジを更に有することができる。一実施形態において、附属類加熱ブロックは目玉(bulls−eye)の形状を伴う延出部を有する。
【0009】
[0008]他の実施形態において、本開示は、少なくとも1つのブッシュを有する取り付けプレートと、取り付けプレートに取り付けられる取り付けスペーサブロックと、取り付けスペーサブロックに取り付けられる附属類取り付け装置(applicator)とを備える附属類取り付けステーションを提供する。
【0010】
[0009]更に他の実施形態において、本開示は、取り付けヘッドプレートと、取り付けヘッドプレートに取り付けられる取り付けヘッドと、取り付けヘッドに取り付けられる取り付けヘッドキャップとを備える附属類取り付け装置を提供する。取り付けヘッドプレートに真空チューブを取り付けることができる。取り付けヘッドに光ファイバ装置を取り付けることができる。
【0011】
[0010]別の実施形態において、本開示は、フィルムを密封する方法を提供する。この実施形態において、この方法は、i)第1のジョーハウジングと、少なくとも1つのボルト、ボルトに取り付けられるスプリング、および、スプリングに取り付けられ、第1のジョーハウジングによって収容されるシールと、第1のジョーハウジングに取り付けられるバックアップゴムとを有する第1のジョー支持体と、ii)第2のジョーハウジングと、第2のジョーハウジングに取り付けられる加熱要素とを有する第2のジョー支持体とを備える密封ジョーを準備する(provide)ステップを含む。少なくとも2つのフィルムが第1のジョー支持体と第2のジョー支持体との間に挿入される。第1のジョー支持体は、第2のジョー支持体に押し付けられて、それにより、2つのフィルム間にシールが形成される。2つのフィルムを互いに溶着してシームまたはシールを形成するために第2のジョー支持体が加熱要素によって十分に加熱される。
【0012】
[0011]更に他の実施形態において、本開示は、附属類をフィルムに取り付ける(apply)方法を提供する。この方法は、少なくとも1つのブッシュを伴う取り付けプレートと、取り付けプレートに取り付けられる取り付けスペーサブロックと、取り付けスペーサブロックに取り付けられる附属類取り付け装置とを備え、附属類取り付け装置が附属類を取る、附属類取り付けステーションを準備するステップを含む。また、この方法は、附属類加熱ブロックと、少なくとも1つの温度プローブと、温度プローブを固定するように構成されて配置される固定具とを備える附属類加熱アセンブリを準備するステップを更に含む。フィルムが附属類取り付けステーションと附属類加熱アセンブリとの間に配置される。附属類取り付け装置によって附属類がフィルムおよび附属類加熱ブロックに押し込まれる。附属類加熱ブロックは、附属類がフィルムに取り付け固定されるように加熱される。
【0013】
[0013]本開示の利点は、容器を形成し、充填し、密封するための改良された装置を提供することである。
[0014]本開示の他の利点は、容器の縁部(例えば、水平の縁部)をシールするための改良された装置を提供することである。
[0015]本開示の更なる他の利点は、附属類を容器上に配置するための改良された装置を提供することである。
[0016]本開示の更なる他の利点は、附属類を保管場所から附属類取り付けステーションへ搬送するための改良された装置を提供することである。
[0017]本開示の他の利点は、附属類を附属類インデクサに装填するための改良された装置を提供することである。
[0018]本明細書中に記載される更なる特徴および利点は以下の詳細な説明および図面から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本開示の一実施形態における密封ジョーの平面図を示している。
【図2A】本開示の一実施形態における密封ジョーの異なる位置の側面図を示している。
【図2B】本開示の一実施形態における密封ジョーの異なる位置の側面図を示している。
【図2C】本開示の一実施形態における密封ジョーの異なる位置の側面図を示している。
【図3】本開示の一実施形態におけるバックアップゴムの側面図を示している。
【図4A】本開示の一実施形態における上側固定ブラケットの平面図を示している。
【図4B】本開示の一実施形態における下側固定ブラケットの平面図を示している。
【図4C】本開示の一実施形態における固定ブラケット・附属類加熱ブロックアセンブリの側面図を示している。
【図4D】本開示の一実施形態における固定ブラケット・附属類加熱ブロックアセンブリの背面図を示している。
【図5】本開示の一実施形態における附属類加熱ブロックの正面斜視図を示している。
【図6】本開示の一実施形態における温度プローブまたは熱電対の側面図を示している。
【図7】本開示の一実施形態における附属類移送フレームワークの正面斜視図を示している。
【図8】本開示の一実施形態における附属類取り付けステーションの分解正面斜視図を示している。
【図9】本開示の一実施形態における取り付けヘッドプレートアセンブリの正面斜視図を示している。
【図10】本開示の一実施形態における附属類インデクサの分解正面斜視図を示している。
【図11】本開示の一実施形態における取上ピンニップルおよび真空ノズルアセンブリの正面斜視図を示している。
【図12A】本開示の一実施形態における取り付け支持体の正面斜視図を示している。
【図12B】本開示の一実施形態におけるブラケットの正面斜視図を示している。
【図13】本開示の一実施形態における供給コンベアシステムおよびインデックス装置の分解正面斜視図を示している。
【図14】本開示の他の実施形態における附属類レールアセンブリの細部の正面斜視図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0015】
[0037]本開示は、製袋充填機、および製袋充填機を構成する個別の構成要素に関する。別の実施形態において、製袋充填機は、附属類取り付けステーションと、附属類取り付け装置と、附属類加熱アセンブリと、附属類附属類を附属類移送して容器に取り付けるように構成されて配置される附属類密封ジョーとを含んでもよい。附属類附属類本明細書中に記載される製袋充填機の個々の構成要素は、パウチを形成するプラスチックフィルムへ附属類を取り付けるように振動トラックから確実に移送するために、従来の製袋充填機よりも簡略化されて合理化される。そのため、パウチに対する附属類のシールに関して、信頼性および品質が向上する。
【0016】
[0038]ここで、図面、特に図1および図2A〜図2Cを参照すると、本開示の一実施形態における密封ジョー10が示されている。密封ジョー10は第1のジョー支持体20と第2のジョー支持体30とを含む。第1のジョー支持体20および第2のジョー支持体30は、動作中に互いに向けて移動するとともに互いから離れて移動するように構成されて配置される。第1のジョー支持体20および第2のジョー支持体30は、パウチまたはバッグに側面シーム(例えば、シール)を形成するために使用できる。密封ジョー10は、十分に厚いシール面を形成することができ、押付けられるとき(例えば、自動位置合わせ時)に、より整然とした直線シールまたは水平シールを形成する制限された動きを有する。
【0017】
[0039]第1のジョー支持体20は、1つ以上の段付きボルト24(例えば、上側ボルトおよび下側ボルト)を収容する第1のジョーハウジング22を含み、この場合、各段付きボルト24が1つのスプリング26に取り付けられる。各スプリング26はシール28に取り付けられる。シール28は、例えば、シリコンゴムから形成されるクワッドリングであってもよい。シール28は、第1のジョーハウジング22の全長に沿って延びることができる。図2A〜図2Cから分かるように、第1のジョー支持体20は第2のジョー支持体30へ向けて移動する。これにより、第1のジョーハウジング22内に位置するシール28が第2のジョー支持体30の端部と接触できる。シール28は、シール28が第1のジョーハウジング22へ後退するようにスプリング26を圧縮する。その際、シール28と第2のジョー支持体30の端部との間に緊密なシールを形成することができる。
【0018】
[0040]第1のジョーハウジング22は、第1のジョーハウジング22の端部またはその近傍に構成されて配置される圧縮要素44も収容する。例えば、圧縮要素44を第1のジョーハウジング22の通路またはホルダ52内に位置させることができる。圧縮要素44は、例えばゴムまたは著しい歪曲を伴わずに高熱に晒すことができる他の適切な高分子材料などの任意の適した材料であってもよい。
【0019】
[0041]図3に示される実施形態において、圧縮要素44は、丸みを帯びた冠状部46と平坦側面48とを有するバックアップゴムである。圧縮要素44は、圧縮要素44が通路52内にしっかりと留まるように1つ以上のキャッチ50を更に有する。圧縮要素44は、フィルムのシートを分離してパウチまたは容器の縁部を形成するために使用される、露出面または露出側面58上の突端または尖端縁部54も含む。
【0020】
[0042]第2のジョー支持体30は第2のジョーハウジング32を含む。第2のジョーハウジング32は加熱要素40も含み、加熱要素40が位置する場所で第2のジョーハウジング32の端部が加熱される。加熱要素40は、第2のジョーハウジング32の端部を任意の適した温度まで加熱するべく手動で、あるいは自動で制御することができる。
【0021】
[0043]第1のジョー支持体20および第2のジョー支持体30の一方または両方は、例えば2つ以上のフィルムシートが第1のジョー支持体20と第2のジョー支持体30との間に配置された状態で、これらのフィルムシートを一緒に加熱圧縮してシーム(例えば、シール)を形成するために互いに向かって移動できる。シームは、フィルムによって形成され、かつ容器で液体を保持するのに十分な強度を持つ、容器の側縁部を形成できる。別の実施形態では、一方のジョー支持体が静止したまま、他方のジョー支持体を移動することができる。
【0022】
[0044]使用できる実施形態では、別々の2つのフィルムシートが第1のジョー支持体20と第2のジョー支持体30との間に配置される。第1のジョー支持体20および第2のジョー支持体30が互いに向けて移動し、それにより、シール28と第2のジョー支持体30の端部との間でフィルムシートが圧縮される。第2のジョーハウジング32に押し付く上側および下側シール28は、圧縮要素44がフィルムシートを加熱要素40に押し込む間、パウチまたはバッグのフィルムシートを所望の位置に保持する。より具体的には、圧力によってシール28がスプリング26をボルト24に抗して圧縮するため、圧縮要素44がフィルムシートと接触してシートを第2のジョーハウジング32の加熱要素40に押し付ける。加熱要素40は、2つのフィルムシートを新たに形成されるシームで互いに取り外し不能に、あるいは取り外し可能に取り付けるべく十分に加熱される。
【0023】
[0045]なお、圧縮要素44の露出側面58は、フィルムシートと接触する面であり、フィルムシートを加熱要素40に押し込む。その際、露出側面58は、シールされたフィルムの縁部に沿ってほぼ真っ直ぐなシールシームを形成するのに役立つ。圧縮要素44の縁部から尖端縁部54までの幅は、フィルムの縁部に形成されるシームの厚さに相当することができ、任意の適した幅となり得る。圧縮要素44の尖端縁部54は、フィルムシートを切断し、シームを有する分離された容器縁部を形成するのに役立つ。
【0024】
[0046]ここで、図4A〜図4Dおよび図5を参照すると、本開示の一実施形態における附属類加熱ブロックアセンブリ100が示されている。附属類加熱ブロックアセンブリ100は、1つ以上の加熱カートリッジ(図示せず)を収容するための1つ以上の通路110を形成する附属類加熱ブロック102を含む。加熱カートリッジは、附属類加熱ブロック100を所望の温度まで加熱することができる任意の適した加熱装置であってもよい。また、附属類加熱ブロック102は、1つ以上の温度プローブまたは熱電対を収容するための1つ以上の通路120も備える。図6は適した温度プローブまたは熱電対150を示している。
【0025】
[0047]図4C〜図4Dに示されるように、1つ以上の温度プローブを温度プローブハウジング122内に収容して温度プローブを保護することができる。温度プローブハウジング122は、上側固定ブラケット130および下側固定ブラケット140によって所定の場所に位置させることができる。上側固定ブラケット130は、下側固定ブラケット140と共に、温度プローブまたは温度プローブハウジング122を静止状態に保つために使用できる。
【0026】
[0048]図4C〜図4Dから分かるように、下側固定ブラケット130は、ボルト142などの任意の適した締結機構を使用して附属類加熱ブロックアセンブリ100に取り付けることができる。上側固定ブラケット130は、温度プローブハウジング122の上方に位置させて、ボルト136などの任意の適した締結機構を使用して附属類加熱ブロックアセンブリ100に取り付けることができる。例えば、上側固定ブラケット130および下側固定ブラケット140は、固定ブラケット130および140を附属類加熱ブロックアセンブリ100に強固に取り付けるためのボルトのために1つ以上の通路132を形成できる。また、上側固定ブラケット130および下側固定ブラケット140は、温度プローブが附属類加熱ブロック102内に配置されるときに上側固定ブラケット130および下側固定ブラケット140の近傍に温度プローブが取り付けられるように円弧状部134も形成できる。
【0027】
[0049]従来の製袋充填装置における熱電対配線の不具合は、一般に、6時間以上の中断時間をもたらす。附属類加熱ブロック100および温度プローブおよび加熱カートリッジと併せて、上側固定ブラケット130および下側固定ブラケット140を使用すると、従来の製袋充填装置における標準的な熱電対配線の断線または不具合を減少させることが分かってきた。このことは、運転コストを節約するとともに、熱電対の修理に費やされる中断時間量を減らすことにより製袋充填装置の運転効率を高める。
【0028】
[0050]図5に更に詳しく示されるように、附属類加熱ブロック102は延出部160を含むことができる。延出部160はリングまたは目玉の形状を成すことができる。例えば、リングの中心を凹状にすることができる。附属類加熱ブロック102の延出部160は、附属類配置動作中にフィルムの側面と接触する。
【0029】
[0051]図7〜図14は附属類移送アセンブリの様々な構成要素を示している。図7は、本開示の一実施形態における図8に示される附属類取り付けステーション300のための附属類移送フレームワークまたはハウジング202を示している。附属類取り付けステーションは、取り付けプレート310と、取り付けプレート310に取り付けられる1つ以上のブッシュ312とを含む。ブッシュ312は、取り付けプレート310が附属類移送フレームワークまたはハウジング202にしっかりと強固に取り付けられたままとなるように使用できる。例えば、ハウジング202からの1つ以上の支柱204を取り付けプレート310の対応する穴304を貫通してブッシュ312内に位置させることができる。ブッシュ312は、1つ以上のボルト350などの任意の適した締結機構を使用して取り付けプレート310に取り付けることができる。
【0030】
[0052]附属類取り付け装置320を取り付けプレート310上に強固に支持するために取り付けスペーサブロック314が使用される。附属類取り付け装置320は、1つ以上のボルト340などの任意の適した締結機構を使用して取り付けスペーサブロック314に取り付けることができる。附属類取り付け装置320は取り付けヘッドプレート322を含む。取り付けヘッドプレート322は、ピンまたはねじ342などの任意の適した締結機構を使用して附属類取り付け装置320に取り付けることができる。
【0031】
[0053]図8〜図9に更に示されるように、取り付けヘッド324が取り付けヘッドプレート322に取り付けられる。取り付けヘッドキャップ326が取り付けヘッド324に取り付けられる。取り付けヘッドワッシャ328は取り付けヘッドキャップ326と取り付けヘッド320との間に挿入されて気密シールを形成できる。
【0032】
[0054]取り付けヘッドプレート322は、真空アセンブリ(図示せず)の一部である真空チューブに取り付けることができる通路332を形成できる。取り付けヘッドキャップ326は、真空アセンブリによって取り付けヘッド324に吸引される附属類の端部と適合するように構成して配置することができる。また、取り付けヘッド324は、附属類が取り付けヘッド324に取り付けられているかどうかを検出するために使用される光ファイバ装置330に更に取り付けることができる。
【0033】
[0055]ここで、図10を参照すると、本開示の一実施形態における附属類インデクサ400が示されている。附属類インデクサ400は、附属類402を最初の附属類ホルダまたは格納装置から附属類取り付けステーション300へ搬送する。附属類インデクサ400は垂直位置決めスタンド410を含む。垂直位置決めスタンド410は、附属類インデクサ400のための頑丈で安定した構造的支持を提供するために任意の適した配置を有することができる。
【0034】
[0056]附属類水平位置決めアセンブリ450が、垂直摺動アセンブリ430を介して空圧式垂直案内アクチュエータ装置420に摺動可能に取り付けられる。附属類水平位置決めアセンブリ450は、垂直摺動アセンブリ430の動きに対して垂直な方向で附属類を軸線方向に移動させるように構成されて配置される。
【0035】
[0057]空圧式垂直案内アクチュエータ装置420は垂直位置決めスタンド410に取り付けられる。空圧式垂直案内アクチュエータ装置420は、1つ以上のボルトまたはピン422などの任意の適した締結機構を使用して垂直位置決めスタンド410に取り付けることができる。垂直摺動アセンブリ430は、空圧式垂直案内アクチュエータ装置420に摺動可能に取り付けられるベースまたはマウントを備える。垂直摺動アセンブリ430は、例えばロッドレス空圧式シリンダまたはアクチュエータなどの任意の適した機構によって附属類水平位置決めアセンブリ450を空圧式垂直案内アクチュエータ装置420に沿って上下に移動させるように構成されて配置される。
【0036】
[0058]附属類水平位置決めアセンブリ450は、取り付け支持体440(図12A参照)によって垂直摺動アセンブリ430に取り付けることができる。附属類水平位置決めアセンブリ450は、取り付け支持体440に取り付けられる空圧式案内アクチュエータアセンブリ452を含む。空圧式シリンダまたはアクチュエータによって移動する空圧式案内アクチュエータアセンブリ452にはブラケット454(図12B参照)が取り付けられる。ブラケット454は、1つ以上のボルトまたはピン456などの任意の適した締結機構を使用して空圧式案内アクチュエータアセンブリ452に取り付けられる。ブラケット454の一端には真空ノズル462が取り付けられる。
【0037】
[0059]図10〜図11に示されるように、取上ピンニップル460は真空ノズル462に取り付けられる。真空ノズル462は、取上ピンニップル460を通じて真空を形成するように構成されて配置される。取上ピンニップル460は、附属類402が附属類格納場所から附属類取り付けステーション300まで搬送されるときに、真空ノズル462と共に、附属類402を取り上げて取上ピンニップル460の一端上に保持する。
【0038】
[0060]前述したように、任意の適した装着アセンブリを使用して、垂直位置決めスタンド410を含む場所に附属類インデクサ400を保持することができる。装着アセンブリは、本開示の一実施形態における附属類インデクサのための強固な基盤を与えるのに適する任意の形態を含むことができる。
【0039】
[0061]ここで、図13〜図14を参照すると、本開示の一実施形態における供給コンベアシステム600(例えば、振動式のシステム)が示されている。供給コンベアシステム600は支持フレーム610を含む。附属類レールアセンブリ620が、1つ以上のボルトまたはピン660などの任意の適した締結機構を使用して支持フレーム610に取り付けられる。附属類レールアセンブリ620は、例えば、図14に示されるように附属類レールアセンブリの長手方向に沿って列を成す、1つ以上の附属類632を保持するように構成されて配置される、第1の長尺レール622と、第2の長尺レール624と、第3の長尺レール626と、第4の長尺レール628と、レール端ガイド630とから作られることができる。
【0040】
[0062]また、供給コンベアシステム600は、支持フレーム610に取り付けられる附属類インデックスモジュール650も含む。附属類インデックスモジュール650は、空圧式案内アクチュエータ装着プレート652によって支持フレーム610に取り付けることができる。また、附属類インデックスモジュール650は、レール端ガイド630で、あるいはその近傍で附属類レールアセンブリ620の端部にも取り付けられる。
【0041】
[0063]附属類インデックスモジュール650は、附属類を部分的に収容するための湾曲部658を形成するアクチュエータプレート654を含む。附属類インデックスモジュール650は、アクチュエータプレート654を上下に移動させ、あるいは附属類インデックスモジュール650へ向かって、かつ附属類インデックスモジュール650から離れるように移動させるように構成されて配置される空圧式アクチュエータ656を含む。この場合、附属類インデックスモジュール650により、附属類を附属類インデクサ400の真空ノズル462および取上ピンニップル460に晒して、これらにより附属類を拾い上げることができる。
【0042】
[0064]一実施形態において、附属類レールアセンブリ620は、附属類レールアセンブリ620内に収容される一連の附属類632が、支持フレーム610に取り付けられる端部からレール端ガイド630を有する端部へ重力によって移動できるようにする態様で、支持フレーム610から角度を成して構成されて配置される。他の実施形態において、附属類レールアセンブリ620は、空気を附属類632へ放出して附属類632をレール端ガイド630へ向けて押し出すのを助ける、空気またはガス出口634を備える。
【0043】
[0065]動作中、空圧式アクチュエータ656がアクチュエータプレート654を上方へ移動させ、それにより、湾曲部658が一連の附属類632の経路に直接に入る。1つの附属類が湾曲部658内へ滑り込む。その後、空圧式アクチュエータ656がアクチュエータプレート654を下方へ移動させ、それにより、附属類632が附属類インデクサ400の取上ピンニップル460と位置合わせされる。その後、附属類インデクサ400は、附属類を容器上に配置できる附属類取り付けステーション300へ附属類632を搬送する。
【0044】
[0066]言うまでもなく、本明細書中に記載される現時点で好適な実施形態に対する様々な変更および改良が当業者には明らかである。そのような変更および改良は、この主題の思想および範囲から逸脱することなく、かつその意図される利点を損なうことなく成すことができる。したがって、そのような変更および改良は添付の請求項の中に含まれ得るものである。
【技術分野】
【0001】
[0001]本開示は製袋充填機に関する。より具体的には、本開示は製袋充填機の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]製袋充填機は包装産業において一般に知られている。製袋充填機は、一般に、容器を形成し、食品または医療品などの適切な製品を充填し、密封する別個の工程を行なう多数の構成要素から成る。一般に、製袋充填機は、フィルムのロールを柔軟な容器に変形させる。製袋充填機は、柔軟な容器に食品や医療品を充填して容器を密封する。また、製袋充填機は、附属類(fitment)を柔軟な容器に取り付けることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
それにもかかわらず、従来の製袋充填機は、不安定で、容易に摩耗して修理のための中断時間を増大させ、および/または、速度、効率、もしくは、エネルギ使用に関して最適でない多くの構成要素を含む。
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0003]本開示は、製袋充填機、および、製袋充填機を構成する個々の構成要素に関する。一般的な実施形態において、本開示は、附属類取り付けステーションと、附属類取り付け装置と、附属類加熱アセンブリと、容器を形成し、附属類を移送して容器に取り付けるように構成されて配置される密封ジョーとを提供する。
【0005】
[0004]一実施形態において、本開示は、ジョーハウジングを備えるジョー支持体を提供する。少なくとも1つのボルト、ボルトに取り付けられるスプリング、および、スプリングに取り付けられるシールが、ジョーハウジングによって収容される。ジョー支持体は、バックアップゴムなどの圧縮要素を更に備える。一実施形態では、バックアップゴムが尖端側面を伴うクラウン形状を有する。
【0006】
[0005]他の実施形態において、本開示は、ジョーハウジングと、一連の2つ以上の上側ボルト、上側ボルトのそれぞれに取り付けられるスプリング、および、スプリングのそれぞれに取り付けられ、ジョーハウジングによって収容されるシールとを備えるジョー支持体を提供する。ジョー支持体は、ジョーハウジングに取り付けられる一連の中央のバックアップゴムを備える。また、ジョー支持体は、一連の2つ以上の下側ボルト、下側ボルトのそれぞれに取り付けられるスプリング、および、スプリングのそれぞれに取り付けられて、ジョーハウジングによって収容されるシールとを備える。
【0007】
[0006]別の実施形態において、本開示は、i)第1のジョーハウジングと、少なくとも1つのボルト、ボルトに取り付けられるスプリング、および、スプリングに取り付けられて、第1のジョーハウジングによって収容されるシールと、第2のジョーハウジングに取り付けられるバックアップゴムとを有する第1のジョー支持体と、ii)第2のジョーハウジングと、第2のジョーハウジングに取り付けられる加熱要素とを有する第2のジョー支持体とを備える密封ジョーを提供する。
【0008】
[0007]更に他の実施形態において、本開示は、附属類加熱ブロックと、少なくとも1つの温度プローブと、温度プローブを固定するように構成されて配置される固定具とを備える附属類加熱アセンブリを提供する。温度プローブを温度プローブハウジング内に収容することができる。附属類加熱ブロックは少なくとも1つの加熱カートリッジを更に有することができる。一実施形態において、附属類加熱ブロックは目玉(bulls−eye)の形状を伴う延出部を有する。
【0009】
[0008]他の実施形態において、本開示は、少なくとも1つのブッシュを有する取り付けプレートと、取り付けプレートに取り付けられる取り付けスペーサブロックと、取り付けスペーサブロックに取り付けられる附属類取り付け装置(applicator)とを備える附属類取り付けステーションを提供する。
【0010】
[0009]更に他の実施形態において、本開示は、取り付けヘッドプレートと、取り付けヘッドプレートに取り付けられる取り付けヘッドと、取り付けヘッドに取り付けられる取り付けヘッドキャップとを備える附属類取り付け装置を提供する。取り付けヘッドプレートに真空チューブを取り付けることができる。取り付けヘッドに光ファイバ装置を取り付けることができる。
【0011】
[0010]別の実施形態において、本開示は、フィルムを密封する方法を提供する。この実施形態において、この方法は、i)第1のジョーハウジングと、少なくとも1つのボルト、ボルトに取り付けられるスプリング、および、スプリングに取り付けられ、第1のジョーハウジングによって収容されるシールと、第1のジョーハウジングに取り付けられるバックアップゴムとを有する第1のジョー支持体と、ii)第2のジョーハウジングと、第2のジョーハウジングに取り付けられる加熱要素とを有する第2のジョー支持体とを備える密封ジョーを準備する(provide)ステップを含む。少なくとも2つのフィルムが第1のジョー支持体と第2のジョー支持体との間に挿入される。第1のジョー支持体は、第2のジョー支持体に押し付けられて、それにより、2つのフィルム間にシールが形成される。2つのフィルムを互いに溶着してシームまたはシールを形成するために第2のジョー支持体が加熱要素によって十分に加熱される。
【0012】
[0011]更に他の実施形態において、本開示は、附属類をフィルムに取り付ける(apply)方法を提供する。この方法は、少なくとも1つのブッシュを伴う取り付けプレートと、取り付けプレートに取り付けられる取り付けスペーサブロックと、取り付けスペーサブロックに取り付けられる附属類取り付け装置とを備え、附属類取り付け装置が附属類を取る、附属類取り付けステーションを準備するステップを含む。また、この方法は、附属類加熱ブロックと、少なくとも1つの温度プローブと、温度プローブを固定するように構成されて配置される固定具とを備える附属類加熱アセンブリを準備するステップを更に含む。フィルムが附属類取り付けステーションと附属類加熱アセンブリとの間に配置される。附属類取り付け装置によって附属類がフィルムおよび附属類加熱ブロックに押し込まれる。附属類加熱ブロックは、附属類がフィルムに取り付け固定されるように加熱される。
【0013】
[0013]本開示の利点は、容器を形成し、充填し、密封するための改良された装置を提供することである。
[0014]本開示の他の利点は、容器の縁部(例えば、水平の縁部)をシールするための改良された装置を提供することである。
[0015]本開示の更なる他の利点は、附属類を容器上に配置するための改良された装置を提供することである。
[0016]本開示の更なる他の利点は、附属類を保管場所から附属類取り付けステーションへ搬送するための改良された装置を提供することである。
[0017]本開示の他の利点は、附属類を附属類インデクサに装填するための改良された装置を提供することである。
[0018]本明細書中に記載される更なる特徴および利点は以下の詳細な説明および図面から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本開示の一実施形態における密封ジョーの平面図を示している。
【図2A】本開示の一実施形態における密封ジョーの異なる位置の側面図を示している。
【図2B】本開示の一実施形態における密封ジョーの異なる位置の側面図を示している。
【図2C】本開示の一実施形態における密封ジョーの異なる位置の側面図を示している。
【図3】本開示の一実施形態におけるバックアップゴムの側面図を示している。
【図4A】本開示の一実施形態における上側固定ブラケットの平面図を示している。
【図4B】本開示の一実施形態における下側固定ブラケットの平面図を示している。
【図4C】本開示の一実施形態における固定ブラケット・附属類加熱ブロックアセンブリの側面図を示している。
【図4D】本開示の一実施形態における固定ブラケット・附属類加熱ブロックアセンブリの背面図を示している。
【図5】本開示の一実施形態における附属類加熱ブロックの正面斜視図を示している。
【図6】本開示の一実施形態における温度プローブまたは熱電対の側面図を示している。
【図7】本開示の一実施形態における附属類移送フレームワークの正面斜視図を示している。
【図8】本開示の一実施形態における附属類取り付けステーションの分解正面斜視図を示している。
【図9】本開示の一実施形態における取り付けヘッドプレートアセンブリの正面斜視図を示している。
【図10】本開示の一実施形態における附属類インデクサの分解正面斜視図を示している。
【図11】本開示の一実施形態における取上ピンニップルおよび真空ノズルアセンブリの正面斜視図を示している。
【図12A】本開示の一実施形態における取り付け支持体の正面斜視図を示している。
【図12B】本開示の一実施形態におけるブラケットの正面斜視図を示している。
【図13】本開示の一実施形態における供給コンベアシステムおよびインデックス装置の分解正面斜視図を示している。
【図14】本開示の他の実施形態における附属類レールアセンブリの細部の正面斜視図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0015】
[0037]本開示は、製袋充填機、および製袋充填機を構成する個別の構成要素に関する。別の実施形態において、製袋充填機は、附属類取り付けステーションと、附属類取り付け装置と、附属類加熱アセンブリと、附属類附属類を附属類移送して容器に取り付けるように構成されて配置される附属類密封ジョーとを含んでもよい。附属類附属類本明細書中に記載される製袋充填機の個々の構成要素は、パウチを形成するプラスチックフィルムへ附属類を取り付けるように振動トラックから確実に移送するために、従来の製袋充填機よりも簡略化されて合理化される。そのため、パウチに対する附属類のシールに関して、信頼性および品質が向上する。
【0016】
[0038]ここで、図面、特に図1および図2A〜図2Cを参照すると、本開示の一実施形態における密封ジョー10が示されている。密封ジョー10は第1のジョー支持体20と第2のジョー支持体30とを含む。第1のジョー支持体20および第2のジョー支持体30は、動作中に互いに向けて移動するとともに互いから離れて移動するように構成されて配置される。第1のジョー支持体20および第2のジョー支持体30は、パウチまたはバッグに側面シーム(例えば、シール)を形成するために使用できる。密封ジョー10は、十分に厚いシール面を形成することができ、押付けられるとき(例えば、自動位置合わせ時)に、より整然とした直線シールまたは水平シールを形成する制限された動きを有する。
【0017】
[0039]第1のジョー支持体20は、1つ以上の段付きボルト24(例えば、上側ボルトおよび下側ボルト)を収容する第1のジョーハウジング22を含み、この場合、各段付きボルト24が1つのスプリング26に取り付けられる。各スプリング26はシール28に取り付けられる。シール28は、例えば、シリコンゴムから形成されるクワッドリングであってもよい。シール28は、第1のジョーハウジング22の全長に沿って延びることができる。図2A〜図2Cから分かるように、第1のジョー支持体20は第2のジョー支持体30へ向けて移動する。これにより、第1のジョーハウジング22内に位置するシール28が第2のジョー支持体30の端部と接触できる。シール28は、シール28が第1のジョーハウジング22へ後退するようにスプリング26を圧縮する。その際、シール28と第2のジョー支持体30の端部との間に緊密なシールを形成することができる。
【0018】
[0040]第1のジョーハウジング22は、第1のジョーハウジング22の端部またはその近傍に構成されて配置される圧縮要素44も収容する。例えば、圧縮要素44を第1のジョーハウジング22の通路またはホルダ52内に位置させることができる。圧縮要素44は、例えばゴムまたは著しい歪曲を伴わずに高熱に晒すことができる他の適切な高分子材料などの任意の適した材料であってもよい。
【0019】
[0041]図3に示される実施形態において、圧縮要素44は、丸みを帯びた冠状部46と平坦側面48とを有するバックアップゴムである。圧縮要素44は、圧縮要素44が通路52内にしっかりと留まるように1つ以上のキャッチ50を更に有する。圧縮要素44は、フィルムのシートを分離してパウチまたは容器の縁部を形成するために使用される、露出面または露出側面58上の突端または尖端縁部54も含む。
【0020】
[0042]第2のジョー支持体30は第2のジョーハウジング32を含む。第2のジョーハウジング32は加熱要素40も含み、加熱要素40が位置する場所で第2のジョーハウジング32の端部が加熱される。加熱要素40は、第2のジョーハウジング32の端部を任意の適した温度まで加熱するべく手動で、あるいは自動で制御することができる。
【0021】
[0043]第1のジョー支持体20および第2のジョー支持体30の一方または両方は、例えば2つ以上のフィルムシートが第1のジョー支持体20と第2のジョー支持体30との間に配置された状態で、これらのフィルムシートを一緒に加熱圧縮してシーム(例えば、シール)を形成するために互いに向かって移動できる。シームは、フィルムによって形成され、かつ容器で液体を保持するのに十分な強度を持つ、容器の側縁部を形成できる。別の実施形態では、一方のジョー支持体が静止したまま、他方のジョー支持体を移動することができる。
【0022】
[0044]使用できる実施形態では、別々の2つのフィルムシートが第1のジョー支持体20と第2のジョー支持体30との間に配置される。第1のジョー支持体20および第2のジョー支持体30が互いに向けて移動し、それにより、シール28と第2のジョー支持体30の端部との間でフィルムシートが圧縮される。第2のジョーハウジング32に押し付く上側および下側シール28は、圧縮要素44がフィルムシートを加熱要素40に押し込む間、パウチまたはバッグのフィルムシートを所望の位置に保持する。より具体的には、圧力によってシール28がスプリング26をボルト24に抗して圧縮するため、圧縮要素44がフィルムシートと接触してシートを第2のジョーハウジング32の加熱要素40に押し付ける。加熱要素40は、2つのフィルムシートを新たに形成されるシームで互いに取り外し不能に、あるいは取り外し可能に取り付けるべく十分に加熱される。
【0023】
[0045]なお、圧縮要素44の露出側面58は、フィルムシートと接触する面であり、フィルムシートを加熱要素40に押し込む。その際、露出側面58は、シールされたフィルムの縁部に沿ってほぼ真っ直ぐなシールシームを形成するのに役立つ。圧縮要素44の縁部から尖端縁部54までの幅は、フィルムの縁部に形成されるシームの厚さに相当することができ、任意の適した幅となり得る。圧縮要素44の尖端縁部54は、フィルムシートを切断し、シームを有する分離された容器縁部を形成するのに役立つ。
【0024】
[0046]ここで、図4A〜図4Dおよび図5を参照すると、本開示の一実施形態における附属類加熱ブロックアセンブリ100が示されている。附属類加熱ブロックアセンブリ100は、1つ以上の加熱カートリッジ(図示せず)を収容するための1つ以上の通路110を形成する附属類加熱ブロック102を含む。加熱カートリッジは、附属類加熱ブロック100を所望の温度まで加熱することができる任意の適した加熱装置であってもよい。また、附属類加熱ブロック102は、1つ以上の温度プローブまたは熱電対を収容するための1つ以上の通路120も備える。図6は適した温度プローブまたは熱電対150を示している。
【0025】
[0047]図4C〜図4Dに示されるように、1つ以上の温度プローブを温度プローブハウジング122内に収容して温度プローブを保護することができる。温度プローブハウジング122は、上側固定ブラケット130および下側固定ブラケット140によって所定の場所に位置させることができる。上側固定ブラケット130は、下側固定ブラケット140と共に、温度プローブまたは温度プローブハウジング122を静止状態に保つために使用できる。
【0026】
[0048]図4C〜図4Dから分かるように、下側固定ブラケット130は、ボルト142などの任意の適した締結機構を使用して附属類加熱ブロックアセンブリ100に取り付けることができる。上側固定ブラケット130は、温度プローブハウジング122の上方に位置させて、ボルト136などの任意の適した締結機構を使用して附属類加熱ブロックアセンブリ100に取り付けることができる。例えば、上側固定ブラケット130および下側固定ブラケット140は、固定ブラケット130および140を附属類加熱ブロックアセンブリ100に強固に取り付けるためのボルトのために1つ以上の通路132を形成できる。また、上側固定ブラケット130および下側固定ブラケット140は、温度プローブが附属類加熱ブロック102内に配置されるときに上側固定ブラケット130および下側固定ブラケット140の近傍に温度プローブが取り付けられるように円弧状部134も形成できる。
【0027】
[0049]従来の製袋充填装置における熱電対配線の不具合は、一般に、6時間以上の中断時間をもたらす。附属類加熱ブロック100および温度プローブおよび加熱カートリッジと併せて、上側固定ブラケット130および下側固定ブラケット140を使用すると、従来の製袋充填装置における標準的な熱電対配線の断線または不具合を減少させることが分かってきた。このことは、運転コストを節約するとともに、熱電対の修理に費やされる中断時間量を減らすことにより製袋充填装置の運転効率を高める。
【0028】
[0050]図5に更に詳しく示されるように、附属類加熱ブロック102は延出部160を含むことができる。延出部160はリングまたは目玉の形状を成すことができる。例えば、リングの中心を凹状にすることができる。附属類加熱ブロック102の延出部160は、附属類配置動作中にフィルムの側面と接触する。
【0029】
[0051]図7〜図14は附属類移送アセンブリの様々な構成要素を示している。図7は、本開示の一実施形態における図8に示される附属類取り付けステーション300のための附属類移送フレームワークまたはハウジング202を示している。附属類取り付けステーションは、取り付けプレート310と、取り付けプレート310に取り付けられる1つ以上のブッシュ312とを含む。ブッシュ312は、取り付けプレート310が附属類移送フレームワークまたはハウジング202にしっかりと強固に取り付けられたままとなるように使用できる。例えば、ハウジング202からの1つ以上の支柱204を取り付けプレート310の対応する穴304を貫通してブッシュ312内に位置させることができる。ブッシュ312は、1つ以上のボルト350などの任意の適した締結機構を使用して取り付けプレート310に取り付けることができる。
【0030】
[0052]附属類取り付け装置320を取り付けプレート310上に強固に支持するために取り付けスペーサブロック314が使用される。附属類取り付け装置320は、1つ以上のボルト340などの任意の適した締結機構を使用して取り付けスペーサブロック314に取り付けることができる。附属類取り付け装置320は取り付けヘッドプレート322を含む。取り付けヘッドプレート322は、ピンまたはねじ342などの任意の適した締結機構を使用して附属類取り付け装置320に取り付けることができる。
【0031】
[0053]図8〜図9に更に示されるように、取り付けヘッド324が取り付けヘッドプレート322に取り付けられる。取り付けヘッドキャップ326が取り付けヘッド324に取り付けられる。取り付けヘッドワッシャ328は取り付けヘッドキャップ326と取り付けヘッド320との間に挿入されて気密シールを形成できる。
【0032】
[0054]取り付けヘッドプレート322は、真空アセンブリ(図示せず)の一部である真空チューブに取り付けることができる通路332を形成できる。取り付けヘッドキャップ326は、真空アセンブリによって取り付けヘッド324に吸引される附属類の端部と適合するように構成して配置することができる。また、取り付けヘッド324は、附属類が取り付けヘッド324に取り付けられているかどうかを検出するために使用される光ファイバ装置330に更に取り付けることができる。
【0033】
[0055]ここで、図10を参照すると、本開示の一実施形態における附属類インデクサ400が示されている。附属類インデクサ400は、附属類402を最初の附属類ホルダまたは格納装置から附属類取り付けステーション300へ搬送する。附属類インデクサ400は垂直位置決めスタンド410を含む。垂直位置決めスタンド410は、附属類インデクサ400のための頑丈で安定した構造的支持を提供するために任意の適した配置を有することができる。
【0034】
[0056]附属類水平位置決めアセンブリ450が、垂直摺動アセンブリ430を介して空圧式垂直案内アクチュエータ装置420に摺動可能に取り付けられる。附属類水平位置決めアセンブリ450は、垂直摺動アセンブリ430の動きに対して垂直な方向で附属類を軸線方向に移動させるように構成されて配置される。
【0035】
[0057]空圧式垂直案内アクチュエータ装置420は垂直位置決めスタンド410に取り付けられる。空圧式垂直案内アクチュエータ装置420は、1つ以上のボルトまたはピン422などの任意の適した締結機構を使用して垂直位置決めスタンド410に取り付けることができる。垂直摺動アセンブリ430は、空圧式垂直案内アクチュエータ装置420に摺動可能に取り付けられるベースまたはマウントを備える。垂直摺動アセンブリ430は、例えばロッドレス空圧式シリンダまたはアクチュエータなどの任意の適した機構によって附属類水平位置決めアセンブリ450を空圧式垂直案内アクチュエータ装置420に沿って上下に移動させるように構成されて配置される。
【0036】
[0058]附属類水平位置決めアセンブリ450は、取り付け支持体440(図12A参照)によって垂直摺動アセンブリ430に取り付けることができる。附属類水平位置決めアセンブリ450は、取り付け支持体440に取り付けられる空圧式案内アクチュエータアセンブリ452を含む。空圧式シリンダまたはアクチュエータによって移動する空圧式案内アクチュエータアセンブリ452にはブラケット454(図12B参照)が取り付けられる。ブラケット454は、1つ以上のボルトまたはピン456などの任意の適した締結機構を使用して空圧式案内アクチュエータアセンブリ452に取り付けられる。ブラケット454の一端には真空ノズル462が取り付けられる。
【0037】
[0059]図10〜図11に示されるように、取上ピンニップル460は真空ノズル462に取り付けられる。真空ノズル462は、取上ピンニップル460を通じて真空を形成するように構成されて配置される。取上ピンニップル460は、附属類402が附属類格納場所から附属類取り付けステーション300まで搬送されるときに、真空ノズル462と共に、附属類402を取り上げて取上ピンニップル460の一端上に保持する。
【0038】
[0060]前述したように、任意の適した装着アセンブリを使用して、垂直位置決めスタンド410を含む場所に附属類インデクサ400を保持することができる。装着アセンブリは、本開示の一実施形態における附属類インデクサのための強固な基盤を与えるのに適する任意の形態を含むことができる。
【0039】
[0061]ここで、図13〜図14を参照すると、本開示の一実施形態における供給コンベアシステム600(例えば、振動式のシステム)が示されている。供給コンベアシステム600は支持フレーム610を含む。附属類レールアセンブリ620が、1つ以上のボルトまたはピン660などの任意の適した締結機構を使用して支持フレーム610に取り付けられる。附属類レールアセンブリ620は、例えば、図14に示されるように附属類レールアセンブリの長手方向に沿って列を成す、1つ以上の附属類632を保持するように構成されて配置される、第1の長尺レール622と、第2の長尺レール624と、第3の長尺レール626と、第4の長尺レール628と、レール端ガイド630とから作られることができる。
【0040】
[0062]また、供給コンベアシステム600は、支持フレーム610に取り付けられる附属類インデックスモジュール650も含む。附属類インデックスモジュール650は、空圧式案内アクチュエータ装着プレート652によって支持フレーム610に取り付けることができる。また、附属類インデックスモジュール650は、レール端ガイド630で、あるいはその近傍で附属類レールアセンブリ620の端部にも取り付けられる。
【0041】
[0063]附属類インデックスモジュール650は、附属類を部分的に収容するための湾曲部658を形成するアクチュエータプレート654を含む。附属類インデックスモジュール650は、アクチュエータプレート654を上下に移動させ、あるいは附属類インデックスモジュール650へ向かって、かつ附属類インデックスモジュール650から離れるように移動させるように構成されて配置される空圧式アクチュエータ656を含む。この場合、附属類インデックスモジュール650により、附属類を附属類インデクサ400の真空ノズル462および取上ピンニップル460に晒して、これらにより附属類を拾い上げることができる。
【0042】
[0064]一実施形態において、附属類レールアセンブリ620は、附属類レールアセンブリ620内に収容される一連の附属類632が、支持フレーム610に取り付けられる端部からレール端ガイド630を有する端部へ重力によって移動できるようにする態様で、支持フレーム610から角度を成して構成されて配置される。他の実施形態において、附属類レールアセンブリ620は、空気を附属類632へ放出して附属類632をレール端ガイド630へ向けて押し出すのを助ける、空気またはガス出口634を備える。
【0043】
[0065]動作中、空圧式アクチュエータ656がアクチュエータプレート654を上方へ移動させ、それにより、湾曲部658が一連の附属類632の経路に直接に入る。1つの附属類が湾曲部658内へ滑り込む。その後、空圧式アクチュエータ656がアクチュエータプレート654を下方へ移動させ、それにより、附属類632が附属類インデクサ400の取上ピンニップル460と位置合わせされる。その後、附属類インデクサ400は、附属類を容器上に配置できる附属類取り付けステーション300へ附属類632を搬送する。
【0044】
[0066]言うまでもなく、本明細書中に記載される現時点で好適な実施形態に対する様々な変更および改良が当業者には明らかである。そのような変更および改良は、この主題の思想および範囲から逸脱することなく、かつその意図される利点を損なうことなく成すことができる。したがって、そのような変更および改良は添付の請求項の中に含まれ得るものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ジョーハウジングと、
少なくとも1つのボルト、該ボルトに取り付けられるスプリング、および、該スプリングに取り付けられ、前記ジョーハウジングによって収容されるシールと、
圧縮要素と、
を備えるジョー支持体。
【請求項2】
前記圧縮要素が、バックアップゴムである、請求項1に記載のジョー支持体。
【請求項3】
前記バックアップゴムが、尖端側面を伴うクラウン形状を有する、請求項2に記載のジョー支持体。
【請求項4】
ジョーハウジングと、
一連の2つ以上の上側ボルト、該上側ボルトのそれぞれに取り付けられるスプリング、および、該スプリングのそれぞれに取り付けられて、前記ジョーハウジングによって収容されるシールと、
前記ジョーハウジングに取り付けられる一連の中央のバックアップゴムと、
一連の2つ以上の下側ボルト、該下側ボルトのそれぞれに取り付けられるスプリング、および、該スプリングのそれぞれに取り付けられて、前記ジョーハウジングによって収容されるシールと、
を備えるジョー支持体。
【請求項5】
前記バックアップゴムが、尖端側面を伴うクラウン形状を有する、請求項4に記載のジョー支持体。
【請求項6】
i)第1のジョーハウジングと、
少なくとも1つのボルト、該ボルトに取り付けられるスプリング、および、該スプリングに取り付けられて、前記第1のジョーハウジングによって収容されるシールと、
前記第1のジョーハウジングに取り付けられるバックアップゴムと
を有する第1のジョー支持体と、
ii)第2のジョーハウジングと、該第2のジョーハウジングに取り付けられる加熱要素とを有する第2のジョー支持体と、
を備える密封ジョー。
【請求項7】
前記バックアップゴムが、尖端側面を伴うクラウン形状を有する、請求項6に記載の密封ジョー。
【請求項8】
附属類加熱ブロックと、
少なくとも1つの温度プローブと、
該温度プローブを前記附属類加熱ブロックに固定するように構成されて配置される固定具と、
を備える附属類加熱アセンブリ。
【請求項9】
前記附属類加熱ブロックが、少なくとも1つの加熱カートリッジを有する、請求項8に記載の附属類加熱アセンブリ。
【請求項10】
前記附属類加熱ブロックが、目玉の形状を伴う延出部を有する、請求項8または9に記載の附属類加熱アセンブリ。
【請求項11】
前記温度プローブが、温度プローブハウジング内に収容される、請求項8〜10のいずれか一項に記載の附属類加熱アセンブリ。
【請求項12】
少なくとも1つのブッシュを有する取り付けプレートと、
該取り付けプレートに取り付けられる取り付けスペーサブロックと、
該取り付けスペーサブロックに取り付けられる附属類取り付け装置と、
を備える附属類取り付けステーション。
【請求項13】
前記附属類取り付け装置が、取り付けヘッドプレートと、該取り付けヘッドプレートに取り付けられる取り付けヘッドと、該取り付けヘッドに取り付けられる取り付けヘッドキャップとを有する、請求項12に記載の附属類取り付けステーション。
【請求項14】
前記取り付けヘッドプレートに真空チューブが取り付けられる、請求項13に記載の附属類取り付けステーション。
【請求項15】
前記取り付けヘッドに光ファイバ装置が取り付けられる、請求項13または14に記載の附属類取り付けステーション。
【請求項16】
附属類取り付け装置であって、
取り付けヘッドプレートと、
該取り付けヘッドプレートに取り付けられる取り付けヘッドと、
該取り付けヘッドに取り付けられる取り付けヘッドキャップと、
を備える附属類取り付け装置。
【請求項17】
前記取り付けヘッドプレートに真空チューブが取り付けられる、請求項16に記載の附属類取り付け装置。
【請求項18】
前記取り付けヘッドに光ファイバ装置が取り付けられる、請求項16または17に記載の附属類取り付け装置。
【請求項19】
フィルムを密封する方法であって、
i)第1のジョーハウジングと、少なくとも1つのボルト、該ボルトに取り付けられるスプリング、および、該スプリングに取り付けられ、前記第1のジョーハウジングによって収容されるシールと、前記第2のジョーハウジングに取り付けられるバックアップゴムとを有する第1のジョー支持体と、ii)第2のジョーハウジングと、該第2のジョーハウジングに取り付けられる加熱要素とを有する第2のジョー支持体とを備える密封ジョーを準備するステップと、
前記第1のジョー支持体と前記第2のジョー支持体との間に少なくとも2つのフィルムを挿入するステップと、
前記第1のジョー支持体を前記第2のジョー支持体に押し付けて、前記2つのフィルム間にシールを形成するステップと、
を含む方法。
【請求項20】
前記2つのフィルムを互いに溶着するために前記第2のジョー支持体が、前記加熱要素によって十分に加熱される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記バックアップゴムが、尖端側面を伴うクラウン形状を有する、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
附属類をフィルムに取り付ける方法であって、
少なくとも1つのブッシュを伴う取り付けプレートと、該取り付けプレートに取り付けられる取り付けスペーサブロックと、該取り付けスペーサブロックに取り付けられる附属類取り付け装置とを有し、前記附属類取り付け装置が附属類を取る、附属類取り付けステーションを準備するステップと、
附属類加熱ブロックと、少なくとも1つの温度プローブと、該温度プローブを固定するように構成されて配置される固定具とを有する附属類加熱アセンブリを準備するステップと、
前記附属類取り付けステーションと前記附属類加熱アセンブリとの間にフィルムを配置するステップと、
前記附属類取り付け装置によって附属類を前記フィルムおよび前記附属類加熱ブロックに押し込むステップと、
を備える方法。
【請求項23】
前記附属類取り付け装置が、取り付けヘッドプレートと、該取り付けヘッドプレートに取り付けられる取り付けヘッドと、該取り付けヘッドに取り付けられる取り付けヘッドキャップとを有する、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記取り付けヘッドプレートに真空チューブが取り付けられる、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記取り付けヘッドに光ファイバ装置が取り付けられる、請求項23または24に記載の方法。
【請求項1】
ジョーハウジングと、
少なくとも1つのボルト、該ボルトに取り付けられるスプリング、および、該スプリングに取り付けられ、前記ジョーハウジングによって収容されるシールと、
圧縮要素と、
を備えるジョー支持体。
【請求項2】
前記圧縮要素が、バックアップゴムである、請求項1に記載のジョー支持体。
【請求項3】
前記バックアップゴムが、尖端側面を伴うクラウン形状を有する、請求項2に記載のジョー支持体。
【請求項4】
ジョーハウジングと、
一連の2つ以上の上側ボルト、該上側ボルトのそれぞれに取り付けられるスプリング、および、該スプリングのそれぞれに取り付けられて、前記ジョーハウジングによって収容されるシールと、
前記ジョーハウジングに取り付けられる一連の中央のバックアップゴムと、
一連の2つ以上の下側ボルト、該下側ボルトのそれぞれに取り付けられるスプリング、および、該スプリングのそれぞれに取り付けられて、前記ジョーハウジングによって収容されるシールと、
を備えるジョー支持体。
【請求項5】
前記バックアップゴムが、尖端側面を伴うクラウン形状を有する、請求項4に記載のジョー支持体。
【請求項6】
i)第1のジョーハウジングと、
少なくとも1つのボルト、該ボルトに取り付けられるスプリング、および、該スプリングに取り付けられて、前記第1のジョーハウジングによって収容されるシールと、
前記第1のジョーハウジングに取り付けられるバックアップゴムと
を有する第1のジョー支持体と、
ii)第2のジョーハウジングと、該第2のジョーハウジングに取り付けられる加熱要素とを有する第2のジョー支持体と、
を備える密封ジョー。
【請求項7】
前記バックアップゴムが、尖端側面を伴うクラウン形状を有する、請求項6に記載の密封ジョー。
【請求項8】
附属類加熱ブロックと、
少なくとも1つの温度プローブと、
該温度プローブを前記附属類加熱ブロックに固定するように構成されて配置される固定具と、
を備える附属類加熱アセンブリ。
【請求項9】
前記附属類加熱ブロックが、少なくとも1つの加熱カートリッジを有する、請求項8に記載の附属類加熱アセンブリ。
【請求項10】
前記附属類加熱ブロックが、目玉の形状を伴う延出部を有する、請求項8または9に記載の附属類加熱アセンブリ。
【請求項11】
前記温度プローブが、温度プローブハウジング内に収容される、請求項8〜10のいずれか一項に記載の附属類加熱アセンブリ。
【請求項12】
少なくとも1つのブッシュを有する取り付けプレートと、
該取り付けプレートに取り付けられる取り付けスペーサブロックと、
該取り付けスペーサブロックに取り付けられる附属類取り付け装置と、
を備える附属類取り付けステーション。
【請求項13】
前記附属類取り付け装置が、取り付けヘッドプレートと、該取り付けヘッドプレートに取り付けられる取り付けヘッドと、該取り付けヘッドに取り付けられる取り付けヘッドキャップとを有する、請求項12に記載の附属類取り付けステーション。
【請求項14】
前記取り付けヘッドプレートに真空チューブが取り付けられる、請求項13に記載の附属類取り付けステーション。
【請求項15】
前記取り付けヘッドに光ファイバ装置が取り付けられる、請求項13または14に記載の附属類取り付けステーション。
【請求項16】
附属類取り付け装置であって、
取り付けヘッドプレートと、
該取り付けヘッドプレートに取り付けられる取り付けヘッドと、
該取り付けヘッドに取り付けられる取り付けヘッドキャップと、
を備える附属類取り付け装置。
【請求項17】
前記取り付けヘッドプレートに真空チューブが取り付けられる、請求項16に記載の附属類取り付け装置。
【請求項18】
前記取り付けヘッドに光ファイバ装置が取り付けられる、請求項16または17に記載の附属類取り付け装置。
【請求項19】
フィルムを密封する方法であって、
i)第1のジョーハウジングと、少なくとも1つのボルト、該ボルトに取り付けられるスプリング、および、該スプリングに取り付けられ、前記第1のジョーハウジングによって収容されるシールと、前記第2のジョーハウジングに取り付けられるバックアップゴムとを有する第1のジョー支持体と、ii)第2のジョーハウジングと、該第2のジョーハウジングに取り付けられる加熱要素とを有する第2のジョー支持体とを備える密封ジョーを準備するステップと、
前記第1のジョー支持体と前記第2のジョー支持体との間に少なくとも2つのフィルムを挿入するステップと、
前記第1のジョー支持体を前記第2のジョー支持体に押し付けて、前記2つのフィルム間にシールを形成するステップと、
を含む方法。
【請求項20】
前記2つのフィルムを互いに溶着するために前記第2のジョー支持体が、前記加熱要素によって十分に加熱される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記バックアップゴムが、尖端側面を伴うクラウン形状を有する、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
附属類をフィルムに取り付ける方法であって、
少なくとも1つのブッシュを伴う取り付けプレートと、該取り付けプレートに取り付けられる取り付けスペーサブロックと、該取り付けスペーサブロックに取り付けられる附属類取り付け装置とを有し、前記附属類取り付け装置が附属類を取る、附属類取り付けステーションを準備するステップと、
附属類加熱ブロックと、少なくとも1つの温度プローブと、該温度プローブを固定するように構成されて配置される固定具とを有する附属類加熱アセンブリを準備するステップと、
前記附属類取り付けステーションと前記附属類加熱アセンブリとの間にフィルムを配置するステップと、
前記附属類取り付け装置によって附属類を前記フィルムおよび前記附属類加熱ブロックに押し込むステップと、
を備える方法。
【請求項23】
前記附属類取り付け装置が、取り付けヘッドプレートと、該取り付けヘッドプレートに取り付けられる取り付けヘッドと、該取り付けヘッドに取り付けられる取り付けヘッドキャップとを有する、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記取り付けヘッドプレートに真空チューブが取り付けられる、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記取り付けヘッドに光ファイバ装置が取り付けられる、請求項23または24に記載の方法。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14】
【公表番号】特表2012−521932(P2012−521932A)
【公表日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−502186(P2012−502186)
【出願日】平成22年3月24日(2010.3.24)
【国際出願番号】PCT/US2010/028401
【国際公開番号】WO2010/111325
【国際公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【出願人】(599132904)ネステク ソシエテ アノニム (637)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年3月24日(2010.3.24)
【国際出願番号】PCT/US2010/028401
【国際公開番号】WO2010/111325
【国際公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【出願人】(599132904)ネステク ソシエテ アノニム (637)
【Fターム(参考)】
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