パッケージクロージャ
本発明は、第2のパッケージの中に第1のパッケージを有する製品パッケージであり、第2のパッケージを取り外すことによって製品へのアクセスが可能である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、製品を収容している内部パッケージの格納用パッケージ及びクロージャに関する。製品は、内部パッケージを取り外すことなく分配される。
【背景技術】
【0002】
製品を格納するパッケージは、当該技術分野において周知である。内部パッケージが外部パッケージ又は外壁(shell)に配向されるとき、組み立て間の内部パッケージのダメージによる又は内部パッケージのミスアラインメントによる不良品の製造、及び内部パッケージの放出バルブの機能を無効にするのを防止するために、内部パッケージの位置合わせが正確であることが重要となる。スペイテル(Speitel)に対して1987年6月30日に発行された米国特許第4,676,408号には、締め付けカラーを用いて外部パッケージ又は外壁内に固定されたバルブ及び作動装置を有する内部スプレーボトルを備える充填可能な噴霧器が開示されている。内部パッケージは、内部パッケージの壁のとまりばめと外部パッケージのとまりばめに基づいて外壁内に位置合わせされ、内部パッケージ及び外壁の垂直な壁は本質的に互いに接触している。かかる構造は、内部パッケージの挿入が手によって又は高性能の組み立て装置を用いることによって行なわれることを必要とする。
【0003】
組み立てを簡素化し、非効率的な手による組み立て又は高価な組み立て装置の購入及びメンテナンスを排除するために、内部パッケージは、内部パッケージと外部パッケージ又は外壁との間に十分な空間を有さなければならない。内部パッケージの水平及び垂直の寸法は、外部パッケージよりもかなり小さくなければならない。しかしながら、この解決法は別の問題を引き起こす。例えば、内部パッケージと外部パッケージとの間の空間を大きくすると、製品の運搬の際又は消費者が使用する時点で、内部パッケージが移動又は動いてしまう可能性がある。これは内部パッケージ及び、又はその放出バルブの機械的なダメージを引き起こす可能性がある。ダメージが発生しないとしても、使用前に振盪することを必要とする製品は、余分な空間内でカタカタと揺れる、又は内部パッケージと外部パッケージとの間で自由に動いてしまう可能性がある。これは消費者には受け入れられず、製品が欠陥品であるという間違った印象を一部に与えてしまい、結果として顧客が返品することになりかねない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、上記の課題又は問題を回避するパッケージ組立体が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、製品パッケージの組立体用のクロージャである。パッケージの組立体は、内部パッケージ及び第2すなわち外部パッケージなどの物体を備え、内部パッケージ内の製品は外部パッケージから内部パッケージを取り外すことなく分配される。このパッケージ組立体は、効率的及び簡単に組み立てられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
ここで図を参照すると、図1Aは、クロージャの中央部分(102)から延在している複数の位置決めリブ(101)を有するクロージャ(100)の斜視図である。位置決めリブ(101)は、前記クロージャの外側縁部で終端している。しかしながらリブは、前記クロージャの中央部分から外側縁部へ完全に延在していない場所で、あるいは終端していてもよい。例が、図1B及び図1Cに描かれている。図1Aに示されているものとは異なり、位置決めリブ(101)は、前記クロージャの外側端部と並行である、中央部分のまわりを円周方向に放射状に広がる、複数のリブとして、あるいは形成されてもよい。例えば、図1Hは、円形状を有する1つのリブを示している。あるいは、図1Iに示されるような同心円状の同心円のような複数の幾何学的形状であってもよい。さらに、リブは図A1及び図1Hに示されているような代替案の組み合わせを用いた配列であってもよい(図1E、1F及び1Gを参照のこと)。
【0007】
図1は三角形状を有するクロージャを示しているが、クロージャはかかる形状に限定されず、クロージャとしての役目をするパッケージとほぼ同一の形状、又はパッケージを引き立たせるその他の任意の形状とすることが可能である。図1は、クロージャをパッケージに取り付ける手段として設けられる複数の突出部(105)を示している。取り付けのその他の手段には、接着剤類/のり(glues)、テープ、超音波接合、熱溶接、又は一般に当業者に既知のその他の機構、及びこれらの組み合わせが挙げられる。クロージャは、取り付けのその他の手段としてフランジをさらに使用、あるいは利用してもよい。クロージャは、クロージャの縁部から延在するフランジを使用してもよい。このフランジは、第2パッケージの垂直壁の断面と係合し、第2パッケージの外面の円滑な輪郭を提供する、第2のパッケージの外側の垂直壁ちょうどで終端する。フランジはまた、第2のパッケージの下に基底を形成する、第2のパッケージの垂直壁を越えて延在してもよく、第2のパッケージの垂直壁の周囲で巻き上がってもよい。
【0008】
図1は、クロージャの周辺縁部(103)にある環状のリップを図示している。前記環状リップの高さは所望なだけ延在してもよい。クロージャを形成するのに位置決めリップを利用する場合には、前記環状リップは、前記位置決めリブの終点の役割だけではなく、クロージャをその相補的なパッケージに挿入するためのガイドであってもよい。この環状リップの代替には、クロージャの周辺縁部のまわりに位置する複数の個々のセグメントが挙げられる。
【0009】
図1はまた、クロージャから延在する複数の突出部(106)を図示している。前記突出部(106)は、一般にクロージャと同じ材料で作製される。突出部(106)は、かかる突出部に荷重がかけられる又は圧縮される場合に、寸法が変形可能であり、物体を上方に押圧する又は垂直に支持する働きをする。これら突出部(106)は、それらが作用する物体の下面の表面に接触するように、クロージャ(100)の平坦な表面上のあらゆる点から生じることができる突出部(106)の寸法は、パッケージの組立体に関連する多くの検討材料によって決定される。例えば、これら突出部の長さは、クロージャの相補的なパッケージに対する物体の高さの関係又は変化に依存する。例えば、物体と相補的パッケージとの間の差が大きい場合には突出部は長くなり、その逆の場合には短くなる。さらに、幅及び厚さを含む突出部のその他の寸法は、突出部の果たす機能に依存する。例えば、相補的パッケージの中で物体を垂直に保持することを意図する場合には、突出部はより重く、又はより厚くなる。突出部はまた、物体の下面と接する場合に、突出部の所望の変形を提供するようにテーパであってもよい。これは、突出部の垂直の位置決めのため、水平の位置決めのため、又はそれらの組み合わせのためであってもよい。このテーパは上から下までであることができ、又は図4のようであることができ、図中に(406)で示されている突出部の断面は、上部よりも下部の方が厚い突出部のテーパを示している。突出部を偏倚させるために突出部の一方にテーパを使用することもでき、突出部は特定の方向に変形するように方向付けられる。例えば、テーパが突出部の外側のみにある場合は、図8に突出部(801)として示されているように、突出部は内側に変形する。
【0010】
位置決めリブ(101)は、必ずしも中央部分(102)からクロージャ(103)の周辺縁部に向かって完全に延在する必要はない。例えば、図1Bのリブ(101’)は、周辺縁部から第2の突出部(106)に延在している。図1Cに示されている別の実施形態では、前記リブ(101”)は前記中央部分から第2の突出部に延在している。さらに別の実施形態では、これら2つの実施形態の組み合わせを含むことが可能である。別の実施形態では、リブである必要はなく、代わりにクロージャ(100)の平面上に位置する突出部のみを有する。これら第2の突出部は、図1に見られるようにパターン化されてもよく、又はクロージャの平面上に不規則に配置されてもよい。しかしながら、図2で用いられているのはリブだけではなく、位置決めリブ(201)は、中央部分(202)から周辺縁部(203)に延在する3つの等距離のリブである。図2において、第2の突出部(206)はリブの半径中央部あたりで各リブの中に成形されている。図2に描かれている第1の突出部(205)は、前記クロージャの外側縁部のリブの末端に位置し、また図3では突出部(305)及び図4では突出部(405)として図示されている。
【0011】
図5は、本発明のパッケージ組立体を図示している。パッケージ組立体(500)は、内部パッケージ(511)並びに相補的外部パッケージ(510)である物体を含む。外部パッケージ(510)の形状はクロージャ(100)と同じであってもよい。外部パッケージは、テーパのカラー(512)をさらに含む。前記カラーは、1つの部分又は複数の部分を含む。内部パッケージの肩(この図には示されていない)は、外部パッケージ(510)内に内部パッケージ(511)が侵入の深さを制限する。侵入の深さは、内部パッケージ(511)のバルブステムがカラーの上部でオリフィスを通ってアクセスできることを可能とする。さらに、突出部は内部パッケージの凹状の基底と接触し、突出部の偏位は凹状基底の表面領域内に保持され、突出部の概観を覆い隠す。
【0012】
図6は、パッケージ組立体の組立分解図であり、作動装置(613)、カラー(612)を有する外部パッケージ(611)、内部パッケージ(610)及び図1のクロージャ(100)を含む組立体の個々のパーツを図示している。図7は、図8で示される軸線VIII−VIIIに沿った断面を有する、図5のパッケージ組立体の正面図である。パッケージ組立体(800)は、カラー(812)を有する内部パッケージ(811)を表し、内部パッケージの外部パッケージ(810)への侵入の深さは、内部パッケージの肩(816)と外部パッケージのカラー(812)の内側表面との間の接触によって制限される。バルブステム(817)は、カラー内に形成されたオリフィス内にアクセス可能である。前記カラー内に作動装置を挿入すると、作動装置の分配チャネル(818)はステムバルブと連通し、作動によりノズル(814)を通り、消費者への供給のために内容物が内部パッケージから流出するのを可能にする。
【0013】
外部パッケージ(810)中の内部パッケージ(811)の垂直位置決めは、様々な手段によって達成することができる。例えば、突出部(806)が内部パッケージ(811)を垂直に担持してもよい。あるいは、図8に描かれているのは、内部パッケージ(811)の肩の上のリップ(820)、及び外部パッケージ(810)の肩(816)の内面に配置された相補的なビード(819)を含むスナップロック機構である。外部パッケージ(810)内で内部パッケージ(811)を方向づける力を加えることにより、リップ(820)はビード(819)上で滑り、内部パッケージを前記外部パッケージに固定する。ビード(819)とリップ(820)の係合により、突出部(806)はさらなる垂直の安定性、及び第2のパッケージ内における内部パッケージの左右の動きの抑制を提供する。すでに説明したように、これは、運搬後の欠陥パッケージを排除し、さらに、外部パッケージを消費者が取り扱う間、内部パッケージをを保持するためにも重要である。
【0014】
図9は、外部容器(910)の上面図である。図9は、相補的なビード(919)の位置をさらに示している。ビードは連続的なビードであってもよいし、あるいは図9に示されるようにカラーの周辺全体のまわりで中断又は分割されていてもよい。オリフィス(912)は、内部パッケージのバルブステムにアクセス可能な場所である。バルブ作動装置はこのオリフィスに挿入され、作動装置はステムバルブと液体連通し、作動装置を押し下げたときに内部パッケージの内容物が流出するのを可能とする。図10に図示された作動装置は、オリフィス(921)に挿入された際に特定の方向に嵌まるように意図されていることに留意されたい。このようにするため、羽根(922)をカラーの内部表面の中に成形し、前記オリフィスの中に延在させる。図10に示されるように、相補的スロット(1010)が作動装置(1000)の表面に位置している。前記スロットは前記羽根(922)と係合する。これにより、作動装置(1000)を特定の方向に挿入することが可能となる。このスロット及び羽根の構造はまた、パッケージに定置された時に作動装置が回転するのを防止する。
【0015】
図10は作動装置(1000)を示している。作動装置は図8のカラー(812)内に存在し、図8の点(817)の内部パッケージのステムバルブとの係合を介して内部パッケージ(811)内の製品と連通する。作動装置を押し下げると、製品は内部パッケージ(811)から前記作動装置(817)の垂直のチャネルへと導かれ、ノズルオリフィス(814)を通過する。下方への圧力を解除すると、作動装置は最初の停止位置へと移動し、製品は内部パッケージから移動しない。通常、製品が分配又は運搬される間の作動装置の移動によって作動装置がカラーから外れることはない。しかしながら、作動装置が前記カラーから外れないことを確実にするため、作動装置のタブ(1013a)が、タブがカラーの内部縁部(815)と係合するように形成され、図9に(915)として表される。本発明の代替的実施形態では、内部パッケージはポンプスプレーである。かかる場合において、バルブステムよりディップチューブがカラー内にある作動装置と連通する。
【0016】
組み立て材料、及びクロージャ及び第2のパッケージの製造方法
本発明の製造に使用される材料には非変形可能及び変形可能な材料が含まれる。前記発明用の非変形可能材料の選択には、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、スチレンアクリロニトリルコポリマー(SAN)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレンコポリマー(ABS)、ポリカーボネート(PC)ポリエチレンテレフタレート(PET)及びこれらのブレンドが挙げられるが、これらに限定されない。変形可能な部分の製造又は非変形可能な部分の製造に関わらず、パッケージ組立体のパーツは、射出成形を含むがこれに限定されない、当該技術分野において既知の様々なプラスチック製造方法によって製造されてもよい。
【0017】
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきでない。それよりむしろ、特に指定されない限り、それぞれのこうした寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
【0018】
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味または定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味または定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味または定義を適用するものとする。
【0019】
本発明の特定の実施形態を説明記述してきたが、本発明の精神範囲から逸脱することなく他の様々な変更修正を行えることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1A】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1B】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1C】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1D】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1E】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1F】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1G】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1H】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1I】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図2】クロージャの平面図。
【図3】クロージャの下面図。
【図4】図2の軸線IV−IVに沿ったクロージャの断面図。
【図5】パッケージ組立体の正面図。
【図6】パッケージ組立体の分解図。
【図7】パッケージ組立体の正面図。
【図8】図7の軸線VIII−VIIIに沿った断面図。
【図9】外部パッケージの上面図。
【図10】作動装置の斜視図。
【技術分野】
【0001】
本発明は、製品を収容している内部パッケージの格納用パッケージ及びクロージャに関する。製品は、内部パッケージを取り外すことなく分配される。
【背景技術】
【0002】
製品を格納するパッケージは、当該技術分野において周知である。内部パッケージが外部パッケージ又は外壁(shell)に配向されるとき、組み立て間の内部パッケージのダメージによる又は内部パッケージのミスアラインメントによる不良品の製造、及び内部パッケージの放出バルブの機能を無効にするのを防止するために、内部パッケージの位置合わせが正確であることが重要となる。スペイテル(Speitel)に対して1987年6月30日に発行された米国特許第4,676,408号には、締め付けカラーを用いて外部パッケージ又は外壁内に固定されたバルブ及び作動装置を有する内部スプレーボトルを備える充填可能な噴霧器が開示されている。内部パッケージは、内部パッケージの壁のとまりばめと外部パッケージのとまりばめに基づいて外壁内に位置合わせされ、内部パッケージ及び外壁の垂直な壁は本質的に互いに接触している。かかる構造は、内部パッケージの挿入が手によって又は高性能の組み立て装置を用いることによって行なわれることを必要とする。
【0003】
組み立てを簡素化し、非効率的な手による組み立て又は高価な組み立て装置の購入及びメンテナンスを排除するために、内部パッケージは、内部パッケージと外部パッケージ又は外壁との間に十分な空間を有さなければならない。内部パッケージの水平及び垂直の寸法は、外部パッケージよりもかなり小さくなければならない。しかしながら、この解決法は別の問題を引き起こす。例えば、内部パッケージと外部パッケージとの間の空間を大きくすると、製品の運搬の際又は消費者が使用する時点で、内部パッケージが移動又は動いてしまう可能性がある。これは内部パッケージ及び、又はその放出バルブの機械的なダメージを引き起こす可能性がある。ダメージが発生しないとしても、使用前に振盪することを必要とする製品は、余分な空間内でカタカタと揺れる、又は内部パッケージと外部パッケージとの間で自由に動いてしまう可能性がある。これは消費者には受け入れられず、製品が欠陥品であるという間違った印象を一部に与えてしまい、結果として顧客が返品することになりかねない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、上記の課題又は問題を回避するパッケージ組立体が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、製品パッケージの組立体用のクロージャである。パッケージの組立体は、内部パッケージ及び第2すなわち外部パッケージなどの物体を備え、内部パッケージ内の製品は外部パッケージから内部パッケージを取り外すことなく分配される。このパッケージ組立体は、効率的及び簡単に組み立てられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
ここで図を参照すると、図1Aは、クロージャの中央部分(102)から延在している複数の位置決めリブ(101)を有するクロージャ(100)の斜視図である。位置決めリブ(101)は、前記クロージャの外側縁部で終端している。しかしながらリブは、前記クロージャの中央部分から外側縁部へ完全に延在していない場所で、あるいは終端していてもよい。例が、図1B及び図1Cに描かれている。図1Aに示されているものとは異なり、位置決めリブ(101)は、前記クロージャの外側端部と並行である、中央部分のまわりを円周方向に放射状に広がる、複数のリブとして、あるいは形成されてもよい。例えば、図1Hは、円形状を有する1つのリブを示している。あるいは、図1Iに示されるような同心円状の同心円のような複数の幾何学的形状であってもよい。さらに、リブは図A1及び図1Hに示されているような代替案の組み合わせを用いた配列であってもよい(図1E、1F及び1Gを参照のこと)。
【0007】
図1は三角形状を有するクロージャを示しているが、クロージャはかかる形状に限定されず、クロージャとしての役目をするパッケージとほぼ同一の形状、又はパッケージを引き立たせるその他の任意の形状とすることが可能である。図1は、クロージャをパッケージに取り付ける手段として設けられる複数の突出部(105)を示している。取り付けのその他の手段には、接着剤類/のり(glues)、テープ、超音波接合、熱溶接、又は一般に当業者に既知のその他の機構、及びこれらの組み合わせが挙げられる。クロージャは、取り付けのその他の手段としてフランジをさらに使用、あるいは利用してもよい。クロージャは、クロージャの縁部から延在するフランジを使用してもよい。このフランジは、第2パッケージの垂直壁の断面と係合し、第2パッケージの外面の円滑な輪郭を提供する、第2のパッケージの外側の垂直壁ちょうどで終端する。フランジはまた、第2のパッケージの下に基底を形成する、第2のパッケージの垂直壁を越えて延在してもよく、第2のパッケージの垂直壁の周囲で巻き上がってもよい。
【0008】
図1は、クロージャの周辺縁部(103)にある環状のリップを図示している。前記環状リップの高さは所望なだけ延在してもよい。クロージャを形成するのに位置決めリップを利用する場合には、前記環状リップは、前記位置決めリブの終点の役割だけではなく、クロージャをその相補的なパッケージに挿入するためのガイドであってもよい。この環状リップの代替には、クロージャの周辺縁部のまわりに位置する複数の個々のセグメントが挙げられる。
【0009】
図1はまた、クロージャから延在する複数の突出部(106)を図示している。前記突出部(106)は、一般にクロージャと同じ材料で作製される。突出部(106)は、かかる突出部に荷重がかけられる又は圧縮される場合に、寸法が変形可能であり、物体を上方に押圧する又は垂直に支持する働きをする。これら突出部(106)は、それらが作用する物体の下面の表面に接触するように、クロージャ(100)の平坦な表面上のあらゆる点から生じることができる突出部(106)の寸法は、パッケージの組立体に関連する多くの検討材料によって決定される。例えば、これら突出部の長さは、クロージャの相補的なパッケージに対する物体の高さの関係又は変化に依存する。例えば、物体と相補的パッケージとの間の差が大きい場合には突出部は長くなり、その逆の場合には短くなる。さらに、幅及び厚さを含む突出部のその他の寸法は、突出部の果たす機能に依存する。例えば、相補的パッケージの中で物体を垂直に保持することを意図する場合には、突出部はより重く、又はより厚くなる。突出部はまた、物体の下面と接する場合に、突出部の所望の変形を提供するようにテーパであってもよい。これは、突出部の垂直の位置決めのため、水平の位置決めのため、又はそれらの組み合わせのためであってもよい。このテーパは上から下までであることができ、又は図4のようであることができ、図中に(406)で示されている突出部の断面は、上部よりも下部の方が厚い突出部のテーパを示している。突出部を偏倚させるために突出部の一方にテーパを使用することもでき、突出部は特定の方向に変形するように方向付けられる。例えば、テーパが突出部の外側のみにある場合は、図8に突出部(801)として示されているように、突出部は内側に変形する。
【0010】
位置決めリブ(101)は、必ずしも中央部分(102)からクロージャ(103)の周辺縁部に向かって完全に延在する必要はない。例えば、図1Bのリブ(101’)は、周辺縁部から第2の突出部(106)に延在している。図1Cに示されている別の実施形態では、前記リブ(101”)は前記中央部分から第2の突出部に延在している。さらに別の実施形態では、これら2つの実施形態の組み合わせを含むことが可能である。別の実施形態では、リブである必要はなく、代わりにクロージャ(100)の平面上に位置する突出部のみを有する。これら第2の突出部は、図1に見られるようにパターン化されてもよく、又はクロージャの平面上に不規則に配置されてもよい。しかしながら、図2で用いられているのはリブだけではなく、位置決めリブ(201)は、中央部分(202)から周辺縁部(203)に延在する3つの等距離のリブである。図2において、第2の突出部(206)はリブの半径中央部あたりで各リブの中に成形されている。図2に描かれている第1の突出部(205)は、前記クロージャの外側縁部のリブの末端に位置し、また図3では突出部(305)及び図4では突出部(405)として図示されている。
【0011】
図5は、本発明のパッケージ組立体を図示している。パッケージ組立体(500)は、内部パッケージ(511)並びに相補的外部パッケージ(510)である物体を含む。外部パッケージ(510)の形状はクロージャ(100)と同じであってもよい。外部パッケージは、テーパのカラー(512)をさらに含む。前記カラーは、1つの部分又は複数の部分を含む。内部パッケージの肩(この図には示されていない)は、外部パッケージ(510)内に内部パッケージ(511)が侵入の深さを制限する。侵入の深さは、内部パッケージ(511)のバルブステムがカラーの上部でオリフィスを通ってアクセスできることを可能とする。さらに、突出部は内部パッケージの凹状の基底と接触し、突出部の偏位は凹状基底の表面領域内に保持され、突出部の概観を覆い隠す。
【0012】
図6は、パッケージ組立体の組立分解図であり、作動装置(613)、カラー(612)を有する外部パッケージ(611)、内部パッケージ(610)及び図1のクロージャ(100)を含む組立体の個々のパーツを図示している。図7は、図8で示される軸線VIII−VIIIに沿った断面を有する、図5のパッケージ組立体の正面図である。パッケージ組立体(800)は、カラー(812)を有する内部パッケージ(811)を表し、内部パッケージの外部パッケージ(810)への侵入の深さは、内部パッケージの肩(816)と外部パッケージのカラー(812)の内側表面との間の接触によって制限される。バルブステム(817)は、カラー内に形成されたオリフィス内にアクセス可能である。前記カラー内に作動装置を挿入すると、作動装置の分配チャネル(818)はステムバルブと連通し、作動によりノズル(814)を通り、消費者への供給のために内容物が内部パッケージから流出するのを可能にする。
【0013】
外部パッケージ(810)中の内部パッケージ(811)の垂直位置決めは、様々な手段によって達成することができる。例えば、突出部(806)が内部パッケージ(811)を垂直に担持してもよい。あるいは、図8に描かれているのは、内部パッケージ(811)の肩の上のリップ(820)、及び外部パッケージ(810)の肩(816)の内面に配置された相補的なビード(819)を含むスナップロック機構である。外部パッケージ(810)内で内部パッケージ(811)を方向づける力を加えることにより、リップ(820)はビード(819)上で滑り、内部パッケージを前記外部パッケージに固定する。ビード(819)とリップ(820)の係合により、突出部(806)はさらなる垂直の安定性、及び第2のパッケージ内における内部パッケージの左右の動きの抑制を提供する。すでに説明したように、これは、運搬後の欠陥パッケージを排除し、さらに、外部パッケージを消費者が取り扱う間、内部パッケージをを保持するためにも重要である。
【0014】
図9は、外部容器(910)の上面図である。図9は、相補的なビード(919)の位置をさらに示している。ビードは連続的なビードであってもよいし、あるいは図9に示されるようにカラーの周辺全体のまわりで中断又は分割されていてもよい。オリフィス(912)は、内部パッケージのバルブステムにアクセス可能な場所である。バルブ作動装置はこのオリフィスに挿入され、作動装置はステムバルブと液体連通し、作動装置を押し下げたときに内部パッケージの内容物が流出するのを可能とする。図10に図示された作動装置は、オリフィス(921)に挿入された際に特定の方向に嵌まるように意図されていることに留意されたい。このようにするため、羽根(922)をカラーの内部表面の中に成形し、前記オリフィスの中に延在させる。図10に示されるように、相補的スロット(1010)が作動装置(1000)の表面に位置している。前記スロットは前記羽根(922)と係合する。これにより、作動装置(1000)を特定の方向に挿入することが可能となる。このスロット及び羽根の構造はまた、パッケージに定置された時に作動装置が回転するのを防止する。
【0015】
図10は作動装置(1000)を示している。作動装置は図8のカラー(812)内に存在し、図8の点(817)の内部パッケージのステムバルブとの係合を介して内部パッケージ(811)内の製品と連通する。作動装置を押し下げると、製品は内部パッケージ(811)から前記作動装置(817)の垂直のチャネルへと導かれ、ノズルオリフィス(814)を通過する。下方への圧力を解除すると、作動装置は最初の停止位置へと移動し、製品は内部パッケージから移動しない。通常、製品が分配又は運搬される間の作動装置の移動によって作動装置がカラーから外れることはない。しかしながら、作動装置が前記カラーから外れないことを確実にするため、作動装置のタブ(1013a)が、タブがカラーの内部縁部(815)と係合するように形成され、図9に(915)として表される。本発明の代替的実施形態では、内部パッケージはポンプスプレーである。かかる場合において、バルブステムよりディップチューブがカラー内にある作動装置と連通する。
【0016】
組み立て材料、及びクロージャ及び第2のパッケージの製造方法
本発明の製造に使用される材料には非変形可能及び変形可能な材料が含まれる。前記発明用の非変形可能材料の選択には、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、スチレンアクリロニトリルコポリマー(SAN)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレンコポリマー(ABS)、ポリカーボネート(PC)ポリエチレンテレフタレート(PET)及びこれらのブレンドが挙げられるが、これらに限定されない。変形可能な部分の製造又は非変形可能な部分の製造に関わらず、パッケージ組立体のパーツは、射出成形を含むがこれに限定されない、当該技術分野において既知の様々なプラスチック製造方法によって製造されてもよい。
【0017】
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきでない。それよりむしろ、特に指定されない限り、それぞれのこうした寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
【0018】
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味または定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味または定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味または定義を適用するものとする。
【0019】
本発明の特定の実施形態を説明記述してきたが、本発明の精神範囲から逸脱することなく他の様々な変更修正を行えることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1A】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1B】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1C】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1D】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1E】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1F】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1G】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1H】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図1I】クロージャの様々な実施形態の斜視図。
【図2】クロージャの平面図。
【図3】クロージャの下面図。
【図4】図2の軸線IV−IVに沿ったクロージャの断面図。
【図5】パッケージ組立体の正面図。
【図6】パッケージ組立体の分解図。
【図7】パッケージ組立体の正面図。
【図8】図7の軸線VIII−VIIIに沿った断面図。
【図9】外部パッケージの上面図。
【図10】作動装置の斜視図。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パッケージが、外部パッケージ内に設置される内部パッケージを含むことを特徴とするパッケージ組立体であって、:
A)製品の分配が可能である内部パッケージ;
B)
1)前記第1のパッケージを受容する開口部、
2)前記開口部に対向し、好ましくは、第2のパッケージに直接取り付けられるカラーであって、前記内部パッケージへのアクセスを提供するのに十分な寸法のオリフィスを有するカラー、を備える外部パッケージ;
C)前記外部パッケージの中に前記内部パッケージを固定するためのクロージャであって、前記クロージャから延在する複数の垂直な突出部を備え、前記垂直な突出部が取り付け手段によって前記外部パッケージに取り付けられたときに前記内部パッケージの基底表面に係合するのに十分な長さを有しており、前記手段が垂直に隆起した部分の外側垂直表面から水平に延在する複数の突出部及び前記外部容器の内壁にある相補的凹所を好ましくは備え、前記突出部が前記凹所内に存在し、前記クロージャを前記外部パッケージに固定するクロージャ;及び
D)前記内部パッケージから製品を分配するための、前記カラー内に設置される作動装置、を備えるパッケージ組立体。
【請求項2】
前記クロージャの周辺部のまわりに複数の垂直に隆起した部分を備え、
好ましくは、前記隆起した部分が、前記クロージャの周辺部のまわりに環状リップを形成する、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項3】
前記内部パッケージが、前記カラーの前記オリフィス内に存在し、前記外部パッケージの外側からバルブステムへのアクセスを提供する、分配バルブステムを有する、請求項1または2に記載のパッケージ。
【請求項4】
作動装置が、好ましくは該作動装置の垂直壁に形成された一連のスロット、及びカラーの内部表面からカラーのオリフィス内に延在する複数の相補的な羽根によってカラーオリフィス内に存在し、前記作動装置の分配チャネルが前記バルブステムと連通し、前記作動装置を押し下げると前記第1のパッケージの内容物が前記作動装置を通って分配される、請求項1ないし3のいずれかに記載のパッケージ。
【請求項5】
作動装置の周辺部のまわりに配置された複数のタブであって、カラーの内部表面に形成された隆起した表面によって受容される外側に向かう突出部を有する複数のタブを備える動作装置を有する、請求項1ないし4のいずれかに記載のパッケージ。
【請求項6】
前記内部パッケージを前記外部パッケージ内に固定するための前記クロージャであって:
A)クロージャの中心部分から水平及び外側に向かって放射状に広がり、前記クロージャのおよそ外側縁部で終端し、好ましくは前記垂直に隆起する部分の内側垂直表面で終端する複数の位置決めリブ;
B)好ましくは前記クロージャの外側垂直表面から、好ましくは前記位置決めリブを前記垂直に隆起した部分の内側垂直表面に取り付ける点から延在する複数の垂直突出部であって、前記外部パッケージ内で前記内部パッケージの前記基底表面に係合するのに十分な長さを有する前記垂直な突出部;
C)前記クロージャを前記外部パッケージに固定するための取り付け手段;
及び
D)前記内部パッケージから製品を分配するための作動装置、を備える、請求項1ないし5のいずれかに記載のパッケージ。
【請求項7】
内部パッケージが前記カラーのオリフィス内に存在して前記バルブと連通する分配バルブステムを有し、前記作動装置を押し下げると前記第1のパッケージの内容物が前記作動装置を通って分配される、請求項1ないし6のいずれかに記載のパッケージ。
【請求項8】
作動装置が、前記作動装置の垂直壁内に形成された一連のスロット、及びカラーの内部表面からカラーのオリフィス内に延在する複数の相補的な羽根によってカラーオリフィス内に整列し、作動装置の周辺部のまわりに配置され、カラーの内部表面上に形成された隆起した表面によって受容される外側に向かう突出部を有する複数のタブによって前記カラーに取り付けられる、請求項1ないし7のいずれかに記載のパッケージ。
【請求項9】
パッケージが外部パッケージ内に設置される内部パッケージを備えることを特徴とするパッケージ組立体であって:
A)製品の分配が可能である内部パッケージ;
B)
1)前記第1のパッケージを受容する開口部、
2)前記開口部に対向するカラーであって、前記内部パッケージの肩へのアクセスを提供するのに十分な寸法のオリフィスを有するカラーを備える外部パッケージ;
C)前記内部パッケージを、前記内部パッケージの肩にビード及び前記カラーの内部表面上に相補的な水平のリップを備える外部パッケージに取り付ける手段であって、前記内部パッケージを前記外部パッケージの中に向けて力を加えると、ビードがカラーの稜線部に係合する手段を備えるパッケージ組立体。
【請求項1】
パッケージが、外部パッケージ内に設置される内部パッケージを含むことを特徴とするパッケージ組立体であって、:
A)製品の分配が可能である内部パッケージ;
B)
1)前記第1のパッケージを受容する開口部、
2)前記開口部に対向し、好ましくは、第2のパッケージに直接取り付けられるカラーであって、前記内部パッケージへのアクセスを提供するのに十分な寸法のオリフィスを有するカラー、を備える外部パッケージ;
C)前記外部パッケージの中に前記内部パッケージを固定するためのクロージャであって、前記クロージャから延在する複数の垂直な突出部を備え、前記垂直な突出部が取り付け手段によって前記外部パッケージに取り付けられたときに前記内部パッケージの基底表面に係合するのに十分な長さを有しており、前記手段が垂直に隆起した部分の外側垂直表面から水平に延在する複数の突出部及び前記外部容器の内壁にある相補的凹所を好ましくは備え、前記突出部が前記凹所内に存在し、前記クロージャを前記外部パッケージに固定するクロージャ;及び
D)前記内部パッケージから製品を分配するための、前記カラー内に設置される作動装置、を備えるパッケージ組立体。
【請求項2】
前記クロージャの周辺部のまわりに複数の垂直に隆起した部分を備え、
好ましくは、前記隆起した部分が、前記クロージャの周辺部のまわりに環状リップを形成する、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項3】
前記内部パッケージが、前記カラーの前記オリフィス内に存在し、前記外部パッケージの外側からバルブステムへのアクセスを提供する、分配バルブステムを有する、請求項1または2に記載のパッケージ。
【請求項4】
作動装置が、好ましくは該作動装置の垂直壁に形成された一連のスロット、及びカラーの内部表面からカラーのオリフィス内に延在する複数の相補的な羽根によってカラーオリフィス内に存在し、前記作動装置の分配チャネルが前記バルブステムと連通し、前記作動装置を押し下げると前記第1のパッケージの内容物が前記作動装置を通って分配される、請求項1ないし3のいずれかに記載のパッケージ。
【請求項5】
作動装置の周辺部のまわりに配置された複数のタブであって、カラーの内部表面に形成された隆起した表面によって受容される外側に向かう突出部を有する複数のタブを備える動作装置を有する、請求項1ないし4のいずれかに記載のパッケージ。
【請求項6】
前記内部パッケージを前記外部パッケージ内に固定するための前記クロージャであって:
A)クロージャの中心部分から水平及び外側に向かって放射状に広がり、前記クロージャのおよそ外側縁部で終端し、好ましくは前記垂直に隆起する部分の内側垂直表面で終端する複数の位置決めリブ;
B)好ましくは前記クロージャの外側垂直表面から、好ましくは前記位置決めリブを前記垂直に隆起した部分の内側垂直表面に取り付ける点から延在する複数の垂直突出部であって、前記外部パッケージ内で前記内部パッケージの前記基底表面に係合するのに十分な長さを有する前記垂直な突出部;
C)前記クロージャを前記外部パッケージに固定するための取り付け手段;
及び
D)前記内部パッケージから製品を分配するための作動装置、を備える、請求項1ないし5のいずれかに記載のパッケージ。
【請求項7】
内部パッケージが前記カラーのオリフィス内に存在して前記バルブと連通する分配バルブステムを有し、前記作動装置を押し下げると前記第1のパッケージの内容物が前記作動装置を通って分配される、請求項1ないし6のいずれかに記載のパッケージ。
【請求項8】
作動装置が、前記作動装置の垂直壁内に形成された一連のスロット、及びカラーの内部表面からカラーのオリフィス内に延在する複数の相補的な羽根によってカラーオリフィス内に整列し、作動装置の周辺部のまわりに配置され、カラーの内部表面上に形成された隆起した表面によって受容される外側に向かう突出部を有する複数のタブによって前記カラーに取り付けられる、請求項1ないし7のいずれかに記載のパッケージ。
【請求項9】
パッケージが外部パッケージ内に設置される内部パッケージを備えることを特徴とするパッケージ組立体であって:
A)製品の分配が可能である内部パッケージ;
B)
1)前記第1のパッケージを受容する開口部、
2)前記開口部に対向するカラーであって、前記内部パッケージの肩へのアクセスを提供するのに十分な寸法のオリフィスを有するカラーを備える外部パッケージ;
C)前記内部パッケージを、前記内部パッケージの肩にビード及び前記カラーの内部表面上に相補的な水平のリップを備える外部パッケージに取り付ける手段であって、前記内部パッケージを前記外部パッケージの中に向けて力を加えると、ビードがカラーの稜線部に係合する手段を備えるパッケージ組立体。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【公表番号】特表2009−523660(P2009−523660A)
【公表日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−550402(P2008−550402)
【出願日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【国際出願番号】PCT/US2007/000716
【国際公開番号】WO2007/084322
【国際公開日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【出願人】(590005058)ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー (2,280)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【国際出願番号】PCT/US2007/000716
【国際公開番号】WO2007/084322
【国際公開日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【出願人】(590005058)ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー (2,280)
【Fターム(参考)】
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