説明

ヒトZVENタンパク質及びポリヌクレオチドの使用

本発明は、ケモカイン生成を高めるためにZven1及びZven2ポリペプチドを用いる方法を提供する。本発明はまた、腸運動障害を処理し、そしてZven1及びZven2ポリペプチドにより胃腸機能を改良するための方法も提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における胃腸収縮性の調整方法。
【請求項2】
配列番号5で示されるアミノ酸残基20〜105のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドをその必要な哺乳類に投与し、続いて、配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを投与することを含んで成る胃腸収縮性の刺激方法。
【請求項3】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における胃排出能の調整方法。
【請求項4】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における胃通過の調整方法。
【請求項5】
前記調整が阻害である請求項1,3又は4記載の方法。
【請求項6】
前記ポリペプチドが1又は複数の投与で投与される請求項1,3又は4の記載の方法。
【請求項7】
前記ポリペプチドの1又は複数回の投与が胃腸収縮性、胃排出能又は腸通過を刺激し、そして前記ポリペプチドの1又は複数回の投与が胃腸収縮性、胃排出能又は腸通過を阻害する請求項1,3又は4記載の方法。
【請求項8】
胃腸収縮性、胃排出能又は腸通過を刺激する1又は複数回の投与が、胃腸収縮性、胃排出能又は腸通過を阻害する1又は複数回の投与の前、行われる請求項1,3又4記載の方法。
【請求項9】
胃腸収縮性、胃排出能又は腸通過を阻害する1又は複数回の投与が、胃腸収縮性、胃排出能又は腸通過を刺激する1又は複数回の投与の前、行われる請求項1,3又4記載の方法。
【請求項10】
腸通過の治療制御が達成される請求項1,3又は4記載の方法。
【請求項11】
前記ポリペプチドが、一定の期間、連続して投与される請求項1,3又は4記載の方法。
【請求項12】
ポリペプチドを哺乳類に投与することを含んで成る、その必要な哺乳類における胃不全麻痺の処理方法であって、前記ポリペプチドが配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列を含んで成り、そして胃腸収縮性、胃排出能又は腸通過が改良される方法。
【請求項13】
前記胃不全麻痺が手術に関連する請求項12記載の方法。
【請求項14】
前記ポリペプチドが、手術の前又は後、哺乳類に投与される請求項13記載の方法。
【請求項15】
前記ポリペプチドが、前記哺乳類が手術後食事を供給される前又は後、前記哺乳類に投与される請求項13記載の方法。
【請求項16】
前記処理が、腸閉塞における収縮性の上昇により特徴づけられる請求項12記載の方法。
【請求項17】
前記胃不全麻痺が、手術後腸閉塞又は麻痺性腸閉塞である請求項13記載の方法。
【請求項18】
前記胃不全麻痺が手術に関連しない請求項12記載の方法。
【請求項19】
前記胃不全麻痺が、糖尿病、腸偽閉塞、慢性の便秘、消化機能減退、胃食道逆流症、嘔吐、麻痺性胃不全麻痺、敗血症、又は薬剤の消費に関連する請求項12記載の方法。
【請求項20】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列又は配列番号5のアミノ酸残基20〜105のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類におけるケモカイン放出の刺激方法。
【請求項21】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列又は配列番号5のアミノ酸残基20〜105のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における好中球浸潤の刺激方法。
【請求項22】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列又は配列番号5のアミノ酸残基20〜105のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における食欲又は体重増加を誘発するか又は高める方法。
【請求項23】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列又は配列番号5のアミノ酸残基20〜105のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における熱、機械又は痛み刺激に対する感作を高める方法。
【請求項24】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列又は配列番号5のアミノ酸残基20〜105のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における熱、機械又は痛み刺激に対する感作を低める方法。
【請求項25】
前記アンタゴニストが、前記ポリペプチドに対して特異的に結合する抗体である請求項24記載の方法。
【請求項26】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを投与することを含んで成る、心臓幹細胞における血管形成の誘発方法。
【請求項27】
前記血管形成がエクスビボ又はインビトロで誘発される請求項26記載の方法。
【請求項28】
配列番号2のアミノ酸残基28〜108のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを投与することを含んで成る、心臓幹細胞における脈管形成の誘発方法。
【請求項29】
前記新生がエクスビボ又はインビトロで誘発される請求項28記載の方法。
【請求項30】
a)配列番号2のアミノ酸残基28〜208;
b)配列番号5のアミノ酸残基20〜105;及び
c)配列番号29のアミノ酸残基28〜129
から選択されたアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドを、その必要な哺乳類に投与することを含んで成る、哺乳類における胃腸収縮性、胃排出能又は腸通過の調整方法。
【請求項31】
前記ポリペプチドが、経口、腹腔内、静脈内、筋肉内又は皮下投与される請求項30記載の方法。
【請求項32】
配列番号14で示されるような核酸配列を含んで成る単離された核酸。
【請求項33】
請求項32記載の単離された核酸、転写プロモーター及び転写ターミネーターを含んで成る発現ベクターを含んで成る組換え宿主細胞を増殖する段階を含んで成るポリペプチドの生成方法であって、前記プロモーターが前記核酸により作用可能に連結され、前記核酸が前記転写ターミネーターにより作用可能に連結され、そして前記核酸によりコードされるタンパク質が前記組換え細胞により生成されることを特徴とする方法。
【請求項34】
請求項33記載の方法により生成されるポリペプチド。

【公表番号】特表2006−515989(P2006−515989A)
【公表日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−500377(P2005−500377)
【出願日】平成15年10月7日(2003.10.7)
【国際出願番号】PCT/US2003/031714
【国際公開番号】WO2004/031367
【国際公開日】平成16年4月15日(2004.4.15)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
フロッピー
PENTIUM
【出願人】(500049831)ザイモジェネティクス,インコーポレイティド (37)
【Fターム(参考)】