説明

ヒーター加熱装置

【課題】安全で安定した調理を継続的に運転できるヒーター加熱装置を得る。
【解決手段】被加熱体11を加熱室14に設けられた加熱棚12に配置し、加熱源である上ヒーター16と、下ヒーター17と、加熱室14の温度を検出する第1〜第3の温度検出手段を備え、加熱室14には、内部の空気を排出するための排気口21とグリスフィルター40を有し、排気ファン23と、それを駆動するモーター24を備え、排気温度を検出する第4の温度検出手段を備えている。各ヒーター16、17及び加熱室14は、それぞれ温度を検出し、ヒーター16、17への電力供給、加熱室14の排気する排気ファン23を制御することにより、個々に設定された温度となるように制御して調理を行い、加熱室14に発生した燃焼ガスはグリスフィルター40を通過することで油煙を除去することができ、検知した加熱室14の温度と排気温度の差から異常を検知する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オーブンレンジ等のヒーター加熱装置における加熱調理の異常検知に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のヒーター加熱装置では、累積動作時間が予め設定された清掃予定時間に達したか否かを判断し、清掃予定時間に達した場合、清掃を促すよう報知するか、自己清掃手段を動作させていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−298211号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の構成では、調理する食材の種類やメニューによって、清掃が必要となるまでの時間が異なり、清掃報知機能を適切に動作させることは、非常に困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒーター加熱装置では、被加熱体を収容する加熱室と、前記加熱室を加熱するヒーターと、前記加熱室に設けられた排気口と、前記加熱室内の空気を前記排気口から排気する排気ファンと、前記排気ファンを駆動するモーターと、前記排気口に設けられ前記加熱室内からの排気から油煙を除去するフィルターと、を有し、前記加熱室内の温度を検出する第1の温度検出手段と、前記ヒーターの温度を検出する第2の温度検出手段を備え、前記第1の温度検出手段で検出した加熱室温度と前記第2の温度検出手段で検出したヒーター温度とから、前記排気ファンの回転制御と前記ヒーターの出力制御を排気ファンの回転数とヒーターの温度値に対して、オーブン温度と排気温度の差が所定の範囲外である場合、排気口のフィルターが目詰まりしていると判断し、フィルターの清掃を促すよう報知する。
【発明の効果】
【0006】
本発明のヒーター加熱装置は、ユーザーが定期的な清掃を忘れた場合でも、フィルターの目詰まりに応じて清掃を促すことができ、清掃が必要な汚れが発生したときのみ的確に報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の実施の形態1における装置の側面からみた断面図
【図2】本発明の実施の形態1における基本動作のフローチャート
【図3】排気ファンの制御における加熱室の温度と排気ファンの回転数の相関図
【図4】本発明の実施の形態2における排気経路部を拡大した断面図
【図5】本発明の実施の形態2における異常検知動作のフローチャート
【図6】本発明の実施の形態2における排気ファンの回転数に対するΔTの範囲の相関を示す状態図
【発明を実施するための形態】
【0008】
第1の発明は、被加熱体を収容する加熱室と、前記加熱室を加熱するヒーターと、前記
加熱室に設けられた排気口と、前記加熱室内の空気を前記排気口から排気する排気ファンと、前記排気ファンを駆動するモーターと、前記排気口に設けられ前記加熱室内からの排気から油煙を除去するフィルターと、を有し、前記加熱室内の温度を検出する第1の温度検出手段と、前記ヒーターの温度を検出する第2の温度検出手段を備え、前記第1の温度検出手段で検出した加熱室温度と前記第2の温度検出手段で検出したヒーター温度とから、前記排気ファンの回転制御と前記ヒーターの出力制御を行うことにより、設定された所定の加熱室内の温度TO1と設定された所定のヒーターの温度となるように、加熱室内の温度Tとヒーターの温度とを検出し、排気ファンの回転とヒーターの入力電力を制御することで、加熱室内の温度とヒーターの温度を常に一定に保つことができ、加熱室内に蓄積されている熱量とヒーターから放出される輻射熱が一定となるため、連続調理を実施しても毎回安定した調理結果を得ることができる。
【0009】
また、排気される気体は、必ずフィルターを通過し、調理中に発生した油煙を除去して排出することができる。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、検出した加熱室内の温度Tが所定の加熱室内の温度TO0に到達すると、排気ファンの回転を開始し、加熱室内の空気の排出を開始する。そして、所定の加熱室温度TO1に到達すると、排気ファンの回転数を上昇させ、加熱室内の温度が降下する。そしてその後、所定の温度TO2まで降下すると、排気ファンの回転数を降下させることで、再び加熱室内の温度が上昇する。これにより、加熱室内の温度Tは、設定された所定の温度範囲内TO1〜TO2で一定に保つことができる。
【0011】
第3の発明は、第1の発明において、加熱室内の温度が設定された所定の温度TO1に対して、検出した現在の加熱室内の温度Tが低い場合であって、所定のサンプリング時間での温度の変化量ΔTが正でない場合、即ち、加熱室内の温度Tが設定された所定の温度TO1まで上がらない状態にある時、排気ファンの回転数を下げて、加熱室内の空気の排出量を減少させ、加熱室内の温度上昇を促進する。
【0012】
また、加熱室内の温度が設定された所定の温度TO1に対して、検出した現在の加熱室内の温度Tが高い場合であって、所定のサンプリング時間での温度の変化量ΔTが負でない場合、即ち、加熱室内の温度Tが設定された所定の温度TO1まで下がらない状態にある時、排気ファンの回転数を上げて、加熱室内の空気の排出量を増大させ、加熱室内の温度降下を促進する。これにより、加熱室内の温度は、設定された所定の温度TO1近傍で一定に保つことができる。
【0013】
第4の発明は、請求項3に記載された排気ファンの回転制御において、排気ファンの回転を最高にしてもなお、加熱室内の温度Tが設定された所定の温度TO0まで下がらない状態にある時、ヒーターの温度制御よりも優先してヒーターの温度を下げる、もしくはヒーターの出力を停止することにより、加熱室内の温度の過剰上昇を防ぐことができ、装置の安全性を確保することができる。
【0014】
また、排気ファンの回転を停止させてもなお、加熱室内の温度Tが設定された所定の温度TO0まで上がらない状態にある時、加熱室内の温度が定常であること、もしくは、加熱室内の温度が所定温度TO0まで上がらないことを表示してもよい。
【0015】
第5の発明は、第1から第4の発明のいずれかにおいて、排気ファン後方に排気された気体の温度を検出する排気温度センサーを備える。また、排気ファンの回転数Rexに対して、予め、オーブン温度Tと排気温度Texとの温度差の範囲が設定されており、この温度差の範囲を外れた場合、異常として判定する異常検知手段を備え、排気口に設置されたグリスフィルターが目詰まりし、排気量が低下し、排気温度Texが下がることで、
オーブン温度Tとの温度差が大きくなり、異常として判定される。
【0016】
第6の発明は、第5の発明において、異常検知手段が、排気ファンの回転数Rexとヒーターの温度に対して、予め、オーブン温度Tと排気温度Texとの温度差の範囲が設定されており、この温度差の範囲を外れた場合、異常として判定することで、環境温度により、排気温度が下がりやすい場合においても対応することが可能となる。
【0017】
第7の発明は、第1から第6の発明のいずれかにおいて、異常と判定された場合、警告表示もしくは、警告音を発し、ユーザーにフィルターの清掃を促す。また、温度制御に支障がある場合、ヒーターへの通電を停止することで、安全かつ安定した利用を継続することができる。
【0018】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0019】
(実施の形態1)
図1は、本発明の特徴となる部分の基本構成を示すものであり、装置を側面からみた断面図である。
【0020】
本実施の形態は、ヒーターを加熱源としたオーブンレンジであり、食品等の被加熱体11を加熱棚12に設けており、加熱源である上ヒーター16(ヒーター)と、下ヒーター17(ヒーター)と、加熱室14の温度を検出する第1の温度検出手段18と、上ヒーター16の温度を検出する第2の温度検出手段19と、下ヒーター17の温度を検出する第3の温度検出手段20を備え、加熱室14には、内部の空気を排出するための排気口21を有し、油煙を除去するグリスフィルター40(フィルター)を備え、排気口21の近傍、もしくは、排気口21に通風路22を接続した先に排気ファン23と、それを駆動するモーター24を備えている。また、排気温度を検出する第4の温度検出手段41を備える。
【0021】
さらに、加熱室14は、被加熱体11を出し入れするため、ドア30を備えている。
【0022】
この他、上ヒーター16、もしくは、下ヒーター17のどちらか一方を省略した構成としてもよいし、さらに、複数のヒーターと温度検出手段を追加することもできる。
【0023】
以上のように構成されたオーブンレンジについて、以下その動作、作用を説明する。
【0024】
図2は、実施の形態1の基本動作を示すフローチャートである。
【0025】
まず、制御装置25は、動作開始と同時に、第1の温度検出手段18から検出した現在の加熱室14の温度Tと予め設定された加熱室14の所定の温度TO1とを、第2の温度検出手段19から検出した現在の上ヒーター16の温度THUと上ヒーター16の所定の温度THU0とを、第3の温度検出手段20から検出した現在の下ヒーター17の温度THLと下ヒーター17の所定の温度THL0とを、それぞれ比較する。
【0026】
ここで、加熱室14の温度Tが所定の温度TO1よりも高い場合(T>TO1)は、排気ファン23の回転数を上昇させ、加熱室14の温度Tが所定の温度TO1よりも低い場合(T<TO1)は、排気ファン23の回転数を降下させる。排気ファン23の回転数の昇降の条件となる温度が同一の場合、回転数の変化が頻繁に行われるため、別途、予め設定された排気ファン23の回転制御温度TO2を持たせることもできる。
【0027】
また、予熱中に加熱室14が高温になると、食品カス等から燃焼ガスが発生する場合もあるため、加熱室14の油煙をグリスフィルター40にて除去してから排気できるように、排気ファン23の回転開始温度TO0を持たせることもできる。本実施の形態では、加熱室14の温度Tが、所定の回転開始温度TO0に到達すると(S201)、排気ファン23を回転させ(S202)、加熱室14の温度Tが所定の温度TO1に到達すると(S203)、排気ファン23の回転数を上昇させる(S204)。その後、加熱室14の温度Tが、所定の温度TO2よりも低下すると(S205)、排気ファン23の回転数を降下させる(S206)ものとしている。
【0028】
一方、上ヒーター16の温度THUが所定の温度THU0よりも低い場合は(S211)、上ヒーター16への通電を開始し(S212)、上ヒーター16の温度THUが所定の温度THU0よりも高い場合は(S211)、上ヒーター16への通電を停止する(S214)。ここで、加熱室14の温度Tが、別途、予め設定された加熱室限界温度TO3に到達した場合も(S213)、上ヒーター16への通電を停止する(S214)。なお、加熱室限界温度TO3に関しては、加熱室温度TO1と同じ温度でもよいものとする。
【0029】
下ヒーター17に関しては、上ヒーター16と同様の制御を個別に行う。
【0030】
また、本実施の形態では、排気ファン23の回転制御を入力電力やパルスモーター等を利用した回転数で可変できる構成とすることもできる。
【0031】
図3は、加熱室14の温度変化と排気ファン23の回転数との相関を示したグラフである。
【0032】
まず、ヒーター16、17への通電が開始されると、加熱室14の温度が上昇し始める。ここで、別途、加熱室14の温度が、予め設定された排気ファン23の回転開始温度TO0になると、排気ファン23が回転を開始する(図3のa点)。これにより、温度上昇が抑制され、温度制御のオーバーシュートを低減することができる。また、加熱室14の温度が一定以上となると、食品カス等から燃焼ガスが発生するので、排気ファン23を回転させ、グリスフィルター40により油煙を除去した燃焼ガスを排気することで、オーブンレンジ使用時に油煙が加熱室14より外に出ないようにすることができる。
【0033】
次に、設定された目標温度である加熱室温度TO1に到達すると、排気ファン23の回転数を上げて、加熱室14の温度上昇を抑制する(図3のb点)。その後、任意に定められた時間の温度をサンプリングし、温度変化ΔTが任意に定められた負の値となっていない場合、加熱室14の目標温度TO1を超えて更に上昇しようとするため、再度、排気ファン23の回転数を上げる(図3のc点)。加熱室14の温度が下がれば、次は、回転制御温度TO2以下に下がると、排気ファン23の回転数を下げる(図3のd点)。回転制御温度TO1以下においても、なお温度変化ΔTが任意に定められた正の値となっていない場合、再度、回転数を下げる(図3のe点)。
【0034】
なお、回転数の増減値に関しては、任意に定めることができるが、通常、温度変化ΔTの関数とする。例えば、温度変化ΔTが正でなければならない場合で、大きく負となっているとき、回転数は大幅に下がるような反比例の関係となる。
【0035】
これにより、加熱源であるヒーター16、17の設定温度が変化しても、加熱室14の温度を安定して調整することが可能となる。
【0036】
(実施の形態2)
実施の形態1のような動作を行うようなオーブンレンジにおいて、グリスフィルター40の目詰まりや通風口の閉塞等の要因により発生する異常を検知する手段を有する。
【0037】
本実施の形態2は、実施の形態1のような基本動作に付随して動作するものである。
【0038】
図4は、排気経路を拡大した断面図である。加熱室14の燃焼ガスは、グリスフィルター40を通過して、油煙を除去した後、通風路22を通って、排気ファン23により外気と混合して排気される。排気の温度は、第4の温度検知手段41により検知される。
【0039】
図5は、実施の形態2の異常検知動作を示すフローチャートである。
【0040】
まず、第1の温度検知手段18により検知した加熱室温度Tと、第4の温度検知手段41により検知した排気温度Texとの温度差ΔTを算出する(ΔT=T−Tex)。
【0041】
次に、予め設定された排気ファン23の回転数Rexに対する温度差ΔTの範囲を、算出した温度差ΔTと比較する(S501)。予め設定された温度差ΔTの範囲は、図6のようにテーブルとして記憶することもできる。
【0042】
また、排気ファン23の回転数Rexは、排気ファン23を駆動するモーター24に回転数を検知する手段を備えない場合、モーター24に供給する電力に対する温度差ΔTの範囲として記憶することもできる。
【0043】
これらの判定は、排気ファン23の回転数Rexが高い程、加熱室14で加熱された気体が多量に排出されるため、第4の温度検出手段41で検出される排気温度が高くなり、温度差ΔTは小さくなる。しかしながら、グリスフィルター40の目詰まり等で加熱室14から排出される気体の量が低下すると、排気ファン23の回転数Rexが高くても、温度差ΔTは小さくならない、という現象を検出するものである。
【0044】
以上の演算の結果、温度差ΔTの範囲が外れていた場合、グリスフィルター40もしくは、排気口21、通風路22に異常があるものと判断し(S503)、警告表示や警告音を発信したり、動作を停止したりする(S504)。
【0045】
さらに、温度差ΔTの範囲は、排気ファン23の回転数Rexとヒーター温度Tに関係するテーブルとして記憶することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0046】
以上のように、本発明にかかるヒーター加熱装置は、緻密な温度制御により、常に安定した加熱状態を維持することができ、且つ、調理物や調理カスから発生する燃焼ガスから油煙を除去できるとともに、その安定性と安全性を維持するために必要なメンテナンスを適切なタイミングでユーザーに報知することができるので、オーブン電子レンジ、電気オーブン、特に調理回数の多い業務用の各種オーブンに適用できる。
【符号の説明】
【0047】
11 被加熱体
12 加熱棚
14 加熱室
16 上ヒーター
17 下ヒーター
18 第1の温度検出手段
19 第2の温度検出手段
20 第3の温度検出手段
21 排気口
22 通風路
23 排気ファン
24 モーター
25 制御装置
30 オーブンドア
40 グリスフィルター(フィルター)
41 第4の温度検知手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被加熱体を収容する加熱室と、前記加熱室を加熱するヒーターと、前記加熱室に設けられた排気口と、前記加熱室内の空気を前記排気口から排気する排気ファンと、前記排気ファンを駆動するモーターと、前記排気口に設けられ前記加熱室内からの排気から油煙を除去するフィルターと、を有し、
前記加熱室内の温度を検出する第1の温度検出手段と、前記ヒーターの温度を検出する第2の温度検出手段を備え、
前記第1の温度検出手段で検出した加熱室温度と前記第2の温度検出手段で検出したヒーター温度とから、前記排気ファンの回転制御と前記ヒーターの出力制御を行うことを特徴とするヒーター加熱装置。
【請求項2】
排気ファンの回転制御は、加熱室内の温度が設定された所定の温度TO0に達すると回転を開始し、所定の温度TO1からある一定の決められた温度TO2まで下がると回転を止めることを特徴とする請求項1記載のヒーター加熱装置。
【請求項3】
排気ファンの回転制御は、加熱室内の温度が設定された所定の温度TO1に対して現在の加熱室温度Tが低い場合で且つ、温度の変化量ΔTが正でなければ、前記排気ファンの回転数を下げ、前記加熱室内の温度が設定された所定の温度TO1に対して、現在の温度Tが高い場合で且つ、温度の変化量ΔTが負でなければ、前記排気ファンの回転数を上げることを特徴とする請求項1記載のヒーター加熱装置。
【請求項4】
排気ファンの回転制御は、現在の温度Tが高い場合で且つ、加熱室温度の変化量ΔTが正であり、さらに、回転数が最大となっている場合、ヒーターの温度制御よりも優先してヒーターの出力を下げる、もしくは、止めることを特徴とする請求項3記載のヒーター加熱装置。
【請求項5】
排気ファン後方に第4の温度検知手段を設け、所定の回転数に対して、現在の加熱室内の温度と第3の温度検知手段で検知した温度との差が所定の範囲から外れている場合、異常と判定する異常検知手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のヒーター加熱装置。
【請求項6】
異常検知手段では、所定の回転数Rexおよび現在のヒーター温度値に対して、現在の加熱室内の温度Tと第4の温度検知手段で検知した温度Texとの差が所定の範囲から外れている場合、異常と判定することを特徴とする請求項5記載のヒーター加熱装置。
【請求項7】
異常時には、警告表示や警告音といった報知手段を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のヒーター加熱装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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