説明

ピラジン誘導体、その使用方法、およびその調製方法

【課題】インビボで検出され得、そして多数の医療手順において使用され得る、ピラジン誘導体を提供すること。
【解決手段】N,N’−アルキル化ジアミノピラジンを生成する方法であって、該方法は、ジアミノピラジン化合物とカルボニル化合物とを、還元剤の存在下で合わせる工程、を包含する、方法。1つの実施形態において、上記合わせる工程は、上記ジアミノピラジン化合物と、上記カルボニル化合物と、溶媒とを、上記還元剤の存在下で合わせられ得る。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
N,N’−アルキル化ジアミノピラジンを生成する方法であって、該方法は、
ジアミノピラジン化合物とカルボニル化合物とを、還元剤の存在下で合わせる工程、
を包含する、方法。
【請求項2】
前記合わせる工程が、前記ジアミノピラジン化合物と、前記カルボニル化合物と、溶媒とを、前記還元剤の存在下で合わせる工程を包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記合わせる工程が、約−20℃〜約50℃の温度で行われる、請求項1〜2のいずれか1項に記載の方法。
【請求項4】
前記合わせる工程が、約−5℃〜約30℃の温度で行われる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記カルボニル化合物が、以下の式III:
【数1】

のカルボニル化合物であり、式IIIにおいて、
およびRの各々は、独立して、水素、C〜C10アルキル、C〜C20アラルキル、C〜C20ヒドロキシアルキル、C〜C20ポリヒドロキシアルキル、−(CHCO、−(CHCHO)、または1単位〜50単位を含む単糖類もしくは多糖類であり;
mおよびnの各々は、独立して、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49または50であり;そして
およびRの各々は、独立して、水素、C〜C10アルキル、C〜C20アラルキル、C〜C10アシル、C〜C20ヒドロキシアルキル、C〜C20ポリヒドロキシアルキル、または1単位〜50単位を含む単糖類もしくは多糖類である、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
mおよびnの各々が、独立して、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29または30である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
およびRの各々が、独立して、水素、C〜C10アルキル、C〜C20ヒドロキシアルキル、またはC〜C20ポリヒドロキシアルキルである、請求項5〜6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記ジアミノピラジン化合物が、以下の式IVまたは式V:
【数2】

のジアミノピラジン化合物であり、式IVおよび式Vにおいて、
XおよびYの各々が、独立して、水素、C〜C10アルキル、−OR、−SR、−NR、−N(R)COR10、ハロ、トリハロアルキル、−CN、−NO、−CO−Z−R11、−SOR12、−SO13、−SOOR14、または−PO1516であり;
Zは、単結合、−O−、−NR17−、−NH(CHNH−、−NH(CHO−、−NH(CHCO−、−NH(CHNHCO−、−NH(CHCONH−、−NH(CHNHCONH−、−NH(CHNHCSNH−、または−NH(CHNHCO−であり;
pは、0、1、2、3、4、5または6であり;
〜R17の各々は、独立して、水素、C〜C10アルキル、C〜C20アラルキル、C〜C10アシル、C〜C20ヒドロキシアルキル、C〜C20ポリヒドロキシアルキル、−(CHCHO)18、または1単位〜50単位を含む単糖類もしくは多糖類であり;
qは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49または50であり;そして
18は、水素、C〜C10アルキル、C〜C20アラルキル、C〜C10アシル、C〜C20ヒドロキシアルキル、C〜C20ポリヒドロキシアルキル、または1単位〜50単位を含む単糖類もしくは多糖類である、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
XおよびYの各々が−CO−Z−R11である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
11が、水素、C〜C10アルキル、C〜C20ヒドロキシアルキル、またはC〜C20ポリヒドロキシアルキルである、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
Zが−NR17−である、請求項9または10に記載の方法。
【請求項12】
17が水素またはC〜C10アルキルである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
Zが−NH(CHNH−である、請求項9または10に記載の方法。
【請求項14】
Zが−NH(CHCO−である、請求項9または10に記載の方法。
【請求項15】
pが0、1、2、3または4である、請求項13または14に記載の方法。
【請求項16】
XおよびYの各々が−CNである、請求項8に記載の方法。
【請求項17】
前記還元剤が、ギ酸アンモニウム、ジイミド、Zn/HCl、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素ナトリウム、ピリジン/ボラン、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素リチウム、水素化シアノホウ素ナトリウム、ナトリウムアマルガム、H/Pd/C、H/Pt/C、H/Rh/C、およびH/Raney(登録商標)ニッケル、またはこれらの任意の組み合わせを含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
前記還元剤が、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムを含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記還元剤が、水素化シアノホウ素ナトリウムを含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
前記溶媒が、水、C〜Cアルコール、C〜Cエーテル、C〜Cエステル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、酢酸、トリフルオロ酢酸、ジメチルスルホキシド、またはその任意の組み合わせを含む、請求項2〜19のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
前記溶媒が、本質的に、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、グライム、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、またはその任意の組み合わせである、請求項2〜19のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
請求項1〜21のいずれか1項に記載の方法を使用して作製されたN,N’−アルキル化ジアミノピラジンを使用して生成された化合物。
【請求項23】
請求項1〜21のいずれか1項に記載の方法を使用して作製されたN,N’−アルキル化ジアミノピラジン化合物。
【請求項24】
腎機能を評価する際に使用するための、請求項22〜23のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
請求項22〜24のいずれか1項に記載の化合物および薬学的に受容可能な賦形剤を含有する、組成物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−18600(P2010−18600A)
【公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−284905(P2008−284905)
【出願日】平成20年11月5日(2008.11.5)
【分割の表示】特願2008−284898(P2008−284898)の分割
【原出願日】平成20年11月5日(2008.11.5)
【出願人】(503102685)マリンクロット インコーポレイテッド (33)
【Fターム(参考)】