ピラゾール誘導体およびその製造方法、ならびに殺菌剤
【課題】植物病害防除作用、特にイネいもち病に対して優れた防除作用を示す殺菌剤を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるピラゾール誘導体を有効成分として含有する殺菌剤。
[式中、R1およびR2は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、または炭素数1〜6のハロアルキル基等を表す(ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基)。R3は炭素数1〜6のアルキル基等を表す。R4およびR5は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基等を表す。Aは、−OR6、−S(O)nR7、−NR8R9、−NR10NR11R12、−NR13OR14または−ONR15R16を表す。nは0〜2を表し、R6〜R16は、水素原子、アルキル基等を表す。]
【解決手段】下記一般式(1)で表されるピラゾール誘導体を有効成分として含有する殺菌剤。
[式中、R1およびR2は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、または炭素数1〜6のハロアルキル基等を表す(ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基)。R3は炭素数1〜6のアルキル基等を表す。R4およびR5は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基等を表す。Aは、−OR6、−S(O)nR7、−NR8R9、−NR10NR11R12、−NR13OR14または−ONR15R16を表す。nは0〜2を表し、R6〜R16は、水素原子、アルキル基等を表す。]
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)で表されるハロアルキル基で置換されたピラゾール誘導体。
【化1】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
Aは、−OR6、−S(O)nR7、−NR8R9、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR15R16を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
R6は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基、シクロアルキルカルボニルアミノ基、およびアルケニルカルボニルアミノ基を除く)、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピリミジニル基は除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R7は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
またR7は、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
R8およびR9は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8およびR9、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。(ただし、R8およびR9が互いに結合して形成する飽和ヘテロ環としてピペラジン基を、ヘテロアリール基としてピロール環をそれぞれ除く。)]
【請求項2】
一般式(1)におけるR1が炭素数1〜6のハロアルキル基であり、R2が水素原子であり、R3が炭素数1〜6のアルキル基である請求項1に記載のピラゾール誘導体。
【請求項3】
一般式(1)におけるR1が炭素数1〜6のフルオロアルキル基である請求項2に記載のピラゾール誘導体
【請求項4】
一般式(1)におけるR1がトリフルオロメチル基であり、R3がメチル基であり、R4およびR5がともに水素原子である請求項3に記載のピラゾール誘導体。
【請求項5】
下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(4)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(2)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化2】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
A1aは、−OR6a、−SR7a、−NR8aR9a、−NR10aNR11aR12a、−NR13aOR14a、または−ONR15aR16aを表す。
R6aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R7aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R8aおよびR9aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基としてピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10a、R11a、R12a、R13a、R15a、およびR16aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8aおよびR9aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表し、
R10a、R11a、およびR12aの少なくとも一つ、R13aおよびR14aの少なくとも一方、R15aおよびR16aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
ただし、R14aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を除く。
また、R11aおよびR12aは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化3】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR17R18、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR19R20を表す。
R17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化4】
[式中、X1は、脱離基を表し、R21は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
【請求項6】
下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(5)で表される化合物とを縮合剤を用いて反応させる工程を含む下記一般式(2)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化5】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
A1aは、−OR6a、−SR7a、−NR8aR9a、−NR10aNR11aR12a、−NR13aOR14a、または−ONR15aR16aを表す。
R6aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R7aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R8aおよびR9aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基としてピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10a、R11a、R12a、R13a、R15a、およびR16aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8aおよびR9aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表し、
R10a、R11a、およびR12aの少なくとも一つ、R13aおよびR14aの少なくとも一方、ならびに、R15aおよびR16aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
ただし、R14aとして、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を除く。
また、R11aおよびR12aは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化6】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR17R18、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR19R20を表す。
R17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11、およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化7】
[式中、R22は炭素数炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
【請求項7】
下記一般式(7)で表される化合物と、下記一般式(8)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(6)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化8】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
A2bは、−NR8bR9b、−NR10bNR11bR12b、−NR13bOR14b、または−ONR15bR16bを表す。
R8bおよびR9bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10b、R11b、R12b、R15b、およびR16bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R13bは、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
R14bは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8bおよびR9bの少なくとも一方、R10b、R11b、およびR12bの少なくとも一つ、R15bおよびR16bの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
また、R11bおよびR12bは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化9】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A2は、−NR17R18、−NR10NR11R12、−NHOR23、または−ONR19R20を表す。
R17、R18、R10、R11、R12、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R23は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一つ、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化10】
[式中、X2は脱離基を表し、R24は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
【請求項8】
下記一般式(10)で表される化合物と、下記一般式(11)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(9)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化11】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
A3cは、−OR6c、−NR8cR9c、−NR10cNR11cR12c、−NR13cOR14c、または−ONR15cR16cを表す。
R6cは、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8cおよびR9cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10c、R11c、R12c、R13c、R15c、およびR16cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14cは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8cおよびR9cの少なくとも一方、R10c、R11c、およびR12cの少なくとも一つ、R13cおよびR14cの少なくとも一方、ならびに、R15cおよびR16cの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R11cおよびR12cは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化12】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
A3は、OH、−NR17R18、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR19R20を表す。
R17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11、およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化13】
[式中、Yは、酸素原子または硫黄原子を表し、R25は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
【請求項9】
下記一般式(13)で表される化合物と、下記一般式(14)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(12)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化14】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
A4dは、−OR6d、−SR7d、−NR8dR9d、−NR10dNR11dR12d、−NR13dOR14d、または−ONR15dR16dを表す。
R6dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R7dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R8dおよびR9dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10d、R11d、R12d、R13d、R15d、およびR16dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14dは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8dおよびR9d、R11dおよびR12d、ならびに、R15dおよびR16dは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化15】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
X3は、脱離基を表す。
【化16】
[式中、Zは、−OR6、−SR26、−NR8R9、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR15R16を表す。
R6は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R26は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R8およびR9は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8およびR9、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【請求項10】
下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(16)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(15)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化17】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
A5eは、−OR6e、−SR7e、−NR8eR9e、−NR10eNR11eR12e、−NR13eOR14e、または−ONR15eR16eを表す。
R6eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R7eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R8eおよびR9eは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10e、R11e、R12e、R13e、R15e、およびR16eは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14eは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8eおよびR9eの少なくとも一方、R10e、R11e、およびR12eの少なくとも一方、R13eおよびR14eの少なくとも一方、ならびにR15eおよびR16eの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
また、R11eおよびR12eは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化18】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR17R18、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR19R20を表す。
R17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一方、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化19】
[式中、X4は、脱離基を表し、R27は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。]
【請求項11】
下記一般式(18)で表される化合物のアミド結合を還元する工程を含む下記一般式(17)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化20】
[式中、R28およびR29は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
ただし、R28およびR29の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
A4は、−NR30R31、−NR32NR33R34、または−NR35OR36を表す。
R30、R31、R32、R33、R34、R35、およびR36は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびに、R33およびR34は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化21】
[式中、R28およびR29は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
ただし、R28またはR29の少なくとも1つは炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
A4は、−NR30R31、−NR32NR33R34、または−NR35OR36を表す。
R30、R31、R32、R33、R34、R35、およびR36は、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびに、R33およびR34は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【請求項12】
下記一般式(1)で表されるピラゾール誘導体の少なくとも1種を有効成分として含有する殺菌剤。
【化22】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
Aは、−OR6、−S(O)nR7、−NR8R9、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR15R16を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
R6は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基、シクロアルキルカルボニルアミノ基、およびアルケニルカルボニルアミノ基を除く)、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピリミジニル基は除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R7は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
またR7は、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
R8およびR9は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8およびR9、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。(ただし、R8およびR9が互いに結合して形成する飽和ヘテロ環としてピペラジン基を、ヘテロアリール基としてピロール環をそれぞれ除く。)]
【請求項13】
農園芸用殺菌剤である請求項12に記載の殺菌剤。
【請求項1】
下記一般式(1)で表されるハロアルキル基で置換されたピラゾール誘導体。
【化1】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
Aは、−OR6、−S(O)nR7、−NR8R9、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR15R16を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
R6は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基、シクロアルキルカルボニルアミノ基、およびアルケニルカルボニルアミノ基を除く)、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピリミジニル基は除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R7は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
またR7は、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
R8およびR9は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8およびR9、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。(ただし、R8およびR9が互いに結合して形成する飽和ヘテロ環としてピペラジン基を、ヘテロアリール基としてピロール環をそれぞれ除く。)]
【請求項2】
一般式(1)におけるR1が炭素数1〜6のハロアルキル基であり、R2が水素原子であり、R3が炭素数1〜6のアルキル基である請求項1に記載のピラゾール誘導体。
【請求項3】
一般式(1)におけるR1が炭素数1〜6のフルオロアルキル基である請求項2に記載のピラゾール誘導体
【請求項4】
一般式(1)におけるR1がトリフルオロメチル基であり、R3がメチル基であり、R4およびR5がともに水素原子である請求項3に記載のピラゾール誘導体。
【請求項5】
下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(4)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(2)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化2】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
A1aは、−OR6a、−SR7a、−NR8aR9a、−NR10aNR11aR12a、−NR13aOR14a、または−ONR15aR16aを表す。
R6aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R7aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R8aおよびR9aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基としてピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10a、R11a、R12a、R13a、R15a、およびR16aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8aおよびR9aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表し、
R10a、R11a、およびR12aの少なくとも一つ、R13aおよびR14aの少なくとも一方、R15aおよびR16aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
ただし、R14aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を除く。
また、R11aおよびR12aは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化3】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR17R18、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR19R20を表す。
R17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化4】
[式中、X1は、脱離基を表し、R21は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
【請求項6】
下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(5)で表される化合物とを縮合剤を用いて反応させる工程を含む下記一般式(2)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化5】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
A1aは、−OR6a、−SR7a、−NR8aR9a、−NR10aNR11aR12a、−NR13aOR14a、または−ONR15aR16aを表す。
R6aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R7aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R8aおよびR9aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基としてピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10a、R11a、R12a、R13a、R15a、およびR16aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8aおよびR9aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表し、
R10a、R11a、およびR12aの少なくとも一つ、R13aおよびR14aの少なくとも一方、ならびに、R15aおよびR16aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
ただし、R14aとして、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を除く。
また、R11aおよびR12aは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化6】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR17R18、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR19R20を表す。
R17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11、およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化7】
[式中、R22は炭素数炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
【請求項7】
下記一般式(7)で表される化合物と、下記一般式(8)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(6)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化8】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
A2bは、−NR8bR9b、−NR10bNR11bR12b、−NR13bOR14b、または−ONR15bR16bを表す。
R8bおよびR9bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10b、R11b、R12b、R15b、およびR16bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R13bは、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
R14bは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8bおよびR9bの少なくとも一方、R10b、R11b、およびR12bの少なくとも一つ、R15bおよびR16bの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
また、R11bおよびR12bは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化9】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A2は、−NR17R18、−NR10NR11R12、−NHOR23、または−ONR19R20を表す。
R17、R18、R10、R11、R12、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R23は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一つ、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化10】
[式中、X2は脱離基を表し、R24は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
【請求項8】
下記一般式(10)で表される化合物と、下記一般式(11)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(9)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化11】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
A3cは、−OR6c、−NR8cR9c、−NR10cNR11cR12c、−NR13cOR14c、または−ONR15cR16cを表す。
R6cは、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8cおよびR9cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10c、R11c、R12c、R13c、R15c、およびR16cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14cは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8cおよびR9cの少なくとも一方、R10c、R11c、およびR12cの少なくとも一つ、R13cおよびR14cの少なくとも一方、ならびに、R15cおよびR16cの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R11cおよびR12cは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化12】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
A3は、OH、−NR17R18、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR19R20を表す。
R17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11、およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化13】
[式中、Yは、酸素原子または硫黄原子を表し、R25は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
【請求項9】
下記一般式(13)で表される化合物と、下記一般式(14)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(12)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化14】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
A4dは、−OR6d、−SR7d、−NR8dR9d、−NR10dNR11dR12d、−NR13dOR14d、または−ONR15dR16dを表す。
R6dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R7dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R8dおよびR9dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10d、R11d、R12d、R13d、R15d、およびR16dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14dは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8dおよびR9d、R11dおよびR12d、ならびに、R15dおよびR16dは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化15】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
X3は、脱離基を表す。
【化16】
[式中、Zは、−OR6、−SR26、−NR8R9、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR15R16を表す。
R6は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R26は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R8およびR9は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8およびR9、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【請求項10】
下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(16)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(15)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化17】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
A5eは、−OR6e、−SR7e、−NR8eR9e、−NR10eNR11eR12e、−NR13eOR14e、または−ONR15eR16eを表す。
R6eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R7eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R8eおよびR9eは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10e、R11e、R12e、R13e、R15e、およびR16eは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14eは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8eおよびR9eの少なくとも一方、R10e、R11e、およびR12eの少なくとも一方、R13eおよびR14eの少なくとも一方、ならびにR15eおよびR16eの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
また、R11eおよびR12eは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化18】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR17R18、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR19R20を表す。
R17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一方、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化19】
[式中、X4は、脱離基を表し、R27は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。]
【請求項11】
下記一般式(18)で表される化合物のアミド結合を還元する工程を含む下記一般式(17)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
【化20】
[式中、R28およびR29は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
ただし、R28およびR29の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
A4は、−NR30R31、−NR32NR33R34、または−NR35OR36を表す。
R30、R31、R32、R33、R34、R35、およびR36は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびに、R33およびR34は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化21】
[式中、R28およびR29は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
ただし、R28またはR29の少なくとも1つは炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
A4は、−NR30R31、−NR32NR33R34、または−NR35OR36を表す。
R30、R31、R32、R33、R34、R35、およびR36は、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびに、R33およびR34は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【請求項12】
下記一般式(1)で表されるピラゾール誘導体の少なくとも1種を有効成分として含有する殺菌剤。
【化22】
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、R1およびR2の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
R3は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
R4およびR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
Aは、−OR6、−S(O)nR7、−NR8R9、−NR10NR11R12、−NR13OR14、または−ONR15R16を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
R6は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基、シクロアルキルカルボニルアミノ基、およびアルケニルカルボニルアミノ基を除く)、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピリミジニル基は除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R7は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
またR7は、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
R8およびR9は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8およびR9、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。(ただし、R8およびR9が互いに結合して形成する飽和ヘテロ環としてピペラジン基を、ヘテロアリール基としてピロール環をそれぞれ除く。)]
【請求項13】
農園芸用殺菌剤である請求項12に記載の殺菌剤。
【公開番号】特開2010−83763(P2010−83763A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−251019(P2008−251019)
【出願日】平成20年9月29日(2008.9.29)
【出願人】(000005887)三井化学株式会社 (2,318)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年9月29日(2008.9.29)
【出願人】(000005887)三井化学株式会社 (2,318)
【Fターム(参考)】
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