説明

フィルム成形容器

【課題】ブロッキングや成形不良が防止されていると共にフィルム成形容器を多数並べる際に容器のまとわりつきが抑制されており、取扱いが良好なフィルム成形容器を提供する。
【解決手段】片面に滑剤が塗布された第1樹脂フィルムを前記滑剤が露出する態様で接着層を介して第2樹脂フィルムに貼り合わせて得られるフィルムシートを、前記滑剤塗布面が同じ向きとなるように複数枚積層してプレス成形することにより、複数個が同時形成されるフィルム成形容器であって、
前記滑剤は、ワックスと一価又は多価アルコールの脂肪酸エステルとを含有するワックス組成物であって、前記ワックス組成物中の前記脂肪酸エステルの含有量が0.5〜5質量%であることを特徴とするフィルム成形容器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフィルム成形容器に関し、特に惣菜、ケーキ等の食品を収容する襞付きフィルム成形容器に関する。
【背景技術】
【0002】
弁当の惣菜、ケーキ等を収容する襞付き成形容器の材料には、アルミニウム等の金属箔、ポリプロピレン等の樹脂フィルム、紙シート又はこれらの2種以上を貼り合わせた物が使用されている。なお、近年では、電子レンジでの加熱が可能な樹脂フィルム製のものが主流となっている。これらのフィルム成形容器は、家庭用として使用されているが、近年では、食品業における業務用の用途が拡大している。
【0003】
フィルム成形容器は、例えば、複数枚のフィルムシートを積層し、複数の形成容器を一気にプレス成形することにより得ている(特許文献1)。例えば、各々の両表面がコロナ処理された複数枚の二軸延伸ポリプロピレンフィルムを積層する工程と、前記積層された二軸延伸ポリプロピレンフィルムを一体として加熱成型する工程とを備えた、熱成型方法により形成された容器が開示されている(引用文献2)。また、少なくとも一方の表面に離型性塗膜が設けられた複数枚の合成樹脂シートを積層し、前記積層された合成樹脂シートを一体として加熱押圧成型することにより得られる食品収容用簡易容器が開示されている(引用文献3)。
【0004】
複数個のフィルム形成容器を同時成形する場合には、フィルム成形容器どうしの離型性(剥離性)が低いと、重なったフィルム成形容器が互いに剥がれない不具合(ブロッキング)が生じる。
【特許文献1】特開2003−226324号公報
【特許文献2】特開平6−328552号公報
【特許文献3】特開2005−67645号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現在では、技術の改良により上記ブロッキングの問題はほぼ改善されているが、剥離時に静電気を帯びて取扱い難いという問題がある。即ち、一気にプレス成形された10〜100枚程度のフィルム成形容器を家庭内で数枚ずつ使用する際には余り気にならないが、業務用として多数のフィルム成形容器を剥離して並べる際にフィルム成形容器が作業者の手や衣服にまとわりついたり、フィルム成形容器が作業台上に整然と並べられないという問題がある。
【0006】
静電気を防止するためには、十分な滑剤やアンチブロッキング剤をフィルム表面に塗工すればよいが、その方法では製造工程において滑り過ぎるが故に別の不具合が生じる。例えば、プレス成形する前工程では、多数枚のフィルムシートを重ねてプレス金型に搬送充填するが、その際に滑り過ぎて積層体からずれるフィルムシートが発生し金型に納まらない状態となったり、プレス金型に搬送する際に脱落するフィルムシートが発生したりして成形不良の原因となっている。
【0007】
従って、フィルムの滑り性についてはブロッキングや成形不良を防止できる範囲で留めておく必要があり、フィルムの滑り性に影響を与えることなく静電気を防止する技術を別途開発することが課題となっている。
【0008】
本発明は、上記の課題を解決するものである。即ち、ブロッキングや成形不良が防止されていると共にフィルム成形容器を多数並べる際に容器のまとわりつきが抑制されており、取扱いが良好なフィルム成形容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の滑剤を塗布する場合には上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
即ち、本発明は、下記のフィルム成形容器に関する。
1.片面に滑剤が塗布された第1樹脂フィルムを前記滑剤が露出する態様で接着層を介して第2樹脂フィルムに貼り合わせて得られるフィルムシートを、前記滑剤塗布面が同じ向きとなるように複数枚積層してプレス成形することにより、複数個が同時形成されるフィルム成形容器であって、
前記滑剤は、ワックスと一価又は多価アルコールの脂肪酸エステルとを含有するワックス組成物であって、前記ワックス組成物中の前記脂肪酸エステルの含有量が0.5〜5質量%であることを特徴とするフィルム成形容器。
2.前記ワックスは、カルナバワックスである、上記項1に記載のフィルム成形容器。
3.前記接着層は、ポリエステル系樹脂を含有する、上記項1又は2に記載のフィルム成形容器。
4.第1樹脂フィルム及び第2樹脂フィルムの少なくとも一方が、ポリエチレンテレフタレートである、上記項1〜3のいずれかに記載のフィルム成形容器。
5.第2樹脂フィルムが帯電防止加工されたポリエチレンテレフタレートであり、第2樹脂フィルムが外側に位置するように形成された、上記項1〜4のいずれかに記載のフィルム成形容器。
【0011】
以下、本発明のフィルム成形容器について詳細に説明する。
【0012】
本発明のフィルム成形容器は、片面に滑剤が塗布された第1樹脂フィルムを前記滑剤が露出する態様で接着層を介して第2樹脂フィルムに貼り合わせて得られるフィルムシートを、前記滑剤塗布面が同じ向きとなるように複数枚積層してプレス成形することにより、複数個が同時形成されるフィルム成形容器であって、
前記滑剤は、ワックスと一価又は多価アルコールの脂肪酸エステルとを含有するワックス組成物であって、前記ワックス組成物中の前記脂肪酸エステルの含有量が0.5〜5質量%であることを特徴とする。
【0013】
上記特徴を有する本発明のフィルム成形容器は、特に上記滑剤が塗布されていることにより、複数個が同時形成されるフィルム成形容器であるものの、使用時にはフィルム成形容器どうしが剥離され易く、しかも多数のフィルム成形容器を並べて作業する際に静電気に基づくフィルム成形容器のまとわりつきが抑制されており取扱い性が良好である。
【0014】
本発明のフィルム成形容器は、第1樹脂フィルムと第2樹脂フィルムとを有する。第1樹脂フィルム及び第2樹脂フィルムとしては限定されず、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、又はそれらの二軸延伸フィルム等が挙げられる。これらの樹脂フィルムの中でも、特にポリエチレンテレフタレートが好ましい。第1樹脂フィルム及び第2樹脂フィルムは、どちらがフィルム成形容器の内側又は外側に位置してもよい。
【0015】
ポリエチレンテレフタレートフィルムとしては、厚み、粗度、透明性、加工性、収縮率等の物性値が制御されたものが市販されている。また、表面に帯電防止剤を塗工したり帯電防止剤を練り込んだりした帯電防止フィルムも知られている。この帯電防止フィルムは取扱い性を向上させる効果が認められるが、帯電防止剤の塗工面や練り込まれた帯電防止剤が食品に直接接触するのは好ましくないため、市販の帯電防止フィルムを用いる場合には、フィルム成形容器の外側に位置するように設定することが好ましい。
【0016】
第1樹脂フィルム及び第2樹脂フィルムとしては、着色フィルムや印刷フィルムを用いてもよく、印刷フィルムの場合は印刷面を接着層側にすると好ましい。
【0017】
また、第1樹脂フィルムと第2樹脂フィルムの間に、必要に応じて、更に樹脂シートや紙シートを配置してもよい。挟持する樹脂シートや紙シートは、所望の特性に応じて材質、厚さ等を適宜選択する。
【0018】
本発明のフィルム成形容器は、第1樹脂フィルムの片面に滑剤が塗布されている。滑剤塗布面は、第2樹脂フィルムに貼着した際に露出する面(つまり、接着面とは異なる)である。そして、当該滑剤は、ワックスと一価又は多価アルコールの脂肪酸エステルとを含有するワックス組成物であって、通常は主剤(ワックス)と副剤(脂肪酸エステル)とを十分に混合することにより調製する。
【0019】
ワックスとしては、例えば、マイクロクリスタリンワックス、酸化マイクロクリスタリンワックス、パラフィン、酸化パラフィン、モンタンワックス等の鉱物系ワックス;ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、酸化ポリエチレンワックス、酸化ポリプロピレンワックス、塩素化ポリエチレンワックス、塩素化ポリプロピレンワックス、エチレン−アクリル酸共重合体ワックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体ワックス、ポリカーボネートワックス等の合成ワックス;漆ロウ、密ロウ、白ロウ、木蝋、鯨蝋、ワセリン、ラノリン、カルナバワックス、ケーンワックス、キャンデリラワックス、セラックワックス、ライスワックス、シュガーワックス等の天然系ワックスなどが挙げられる。これらのワックスの中でも、カルナバワックス等の天然系ワックスが好ましい。
【0020】
一価又は多価アルコールの脂肪酸エステルとしては、例えば、ステアリン酸n−ブチル、水添ロジンメチルエステル、セバチン酸ジブチル<n−ブチル>、セバチン酸ジオクチル<2エチルヘキシル、n−オクチル共>、グリセリン脂肪酸エステル(例えば、グリセリンラクトステアリル)、ペンタエリスリトールのステアリン酸エステル(例えば、ペンタエリスリトールテトラステアレート)、ソルビタン脂肪酸エステル(例えば、ソルビタンラウレート、ソルビタンパルミレート、ソルビタンステアレート等)、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル(例えば、ポリエチレングリコールモノステアレート、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールモノオレエート、ポリエチレングリコールジオレエート、ポリエチレングリコールヤシ脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールトール油脂肪酸エステル等)、エタンジオールモンタン酸エステル、1,3ブタンジオールモンタン酸エステル、ジエチレングリコールステアリン酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。これらの脂肪酸エステルの中でも、グリセリン脂肪酸エステルやソルビタン脂肪酸エステル等の食品用脂肪酸エステルが好ましく、特にソルビタンラウレートが好ましい。
【0021】
ワックス組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、公知の配合剤、例えば、顔料、充填剤、酸化防止剤、安定剤、紫外線吸収剤等を添加してもよい。
【0022】
ワックス組成物中の上記脂肪酸エステルの含有量は0.5〜5質量%であればよいが、特に1〜4質量%が好ましい。0.5質量%未満では静電気防止効果が十分ではなく、5質量%を超えるとブロッキングが生じやすくなる。
【0023】
第1樹脂フィルムに滑剤(ワックス組成物)を塗布する際は、滑剤の質量の30〜50質量%程度の溶媒(エタノール等)を加えて流動性を与えて第1樹脂フィルムへ印刷し、加熱や乾燥により溶媒を揮発させる方法が好ましい。
【0024】
第1樹脂フィルムと第2樹脂フィルムを貼着する接着層は限定されないが、特にポリエステル系樹脂を含むことが好ましい。このような熱硬化性樹脂を含むことにより、プレス成形時に加熱賦型することで所望の容器形状が形成され易く、しかもプレス成形後も当該形状を維持し易い。
【0025】
本発明のフィルム成形容器は、片面に滑剤が塗布された第1樹脂フィルムを前記滑剤が露出する態様で接着層を介して第2樹脂フィルムに貼り合わせて得られるフィルムシートを、前記滑剤塗布面が同じ向きとなるように複数枚積層(例えば、10〜100枚程度)してプレス成形することにより、複数個を同時形成する。
【0026】
上記フィルムシートとしては、例えば、第2樹脂フィルムに第1樹脂フィルムが接着層を介して積層されており、第1樹脂フィルム上に露出するように滑剤が塗布されている態様が好ましい。この場合、第1樹脂フィルムと第2樹脂フィルムのどちらを容器の内側又は外側に設定しても良いが、第2樹脂フィルムとして市販の帯電防止フィルムを用いる場合には、第2樹脂フィルムを外側(食品と接触しない側)に設定することが好ましい。
【0027】
上記フィルムシートは、複数枚(10〜100枚程度)を積層した状態でプレス成形する。このとき、プレス後のフィルム成形容器の剥離性を考慮して、フィルムシートの向きを揃えて積層することが好ましい。つまり、本発明では滑剤塗布面が同じ向きとなるようにフィルムシートを複数枚積層する。
【0028】
積層されたフィルムシートは、例えば、所望の大きさの円形に打ち抜かれた後、加熱成形金型(雄型・雌型)を用いて加熱成形する。金型の形状はフィルム成形容器の種類に応じて適宜設定する。また、加熱温度はフィルムや接着層の種類により所望の形状の成形性及び保持性に基づき適宜設定する。例えば、第1樹脂フィルムが雄型面に来るように配置し、雄型を加熱しながら逆円錐台形のフィルム成形容器を同時プレス成形する。これにより複数個のフィルム成形容器が同時に得られる。
【発明の効果】
【0029】
本発明のフィルム成形容器は、特に上記滑剤が塗布されていることにより、複数個が同時形成されるフィルム成形容器であるものの、使用時にはフィルム成形容器どうしが剥離され易く、しかも多数のフィルム成形容器を並べて作業する際に静電気に基づくフィルム成形容器のまとわりつきが抑制されており取扱い性が良好である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
以下に実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明する。但し、本発明は実施例に限定されない。
【0031】
実施例1、2、4〜6及び比較例1、2、4、5
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に表1に示す滑剤を塗布したものを第1樹脂フィルムとした。滑剤は、滑剤の質量に対して35質量%のエタノールを溶媒として加えたものを、滑剤塗布量が0.3g/mとなるように塗布した。
【0032】
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを第2樹脂フィルムとして用意した。
【0033】
第1樹脂フィルムの滑剤を塗布していない面に、ポリエステル系樹脂を接着層として設けて(5g/m)、第2樹脂フィルムをドライラミネーションにより貼着してフィルムシートを作製した。
【0034】
実施例3
厚さ16μmの二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルムを第1樹脂フィルムとした以外は、実施例1と同様にしてフィルムシートを得た。
【0035】
比較例3
滑剤塗布量が0.6g/mとなるように塗布した以外は、比較例2と同様にしてフィルムシートを得た。
【0036】
【表1】

〔表1中、副剤量は滑剤中の含有量(質量%)を示す。〕
【0037】
試験例1
実施例及び比較例で得られたフィルムシートを、それぞれ42枚ずつ重ねた後、直径100mmの円形に打ち抜き、雌雄の加熱成形金型によりプレス成形した。即ち、第1樹脂フィルムが雄型面に来るように配置し、雄型を120℃に加熱しながら底径が45mmの逆円錐台形の42個のフィルム成形容器を一気にプレス成形した。
【0038】
上記42個のフィルム成形容器の積層体をそれぞれ30個ずつ作製し、ブロッキング製と作業性を評価した。評価は、温度23℃、湿度35%の条件で実施した。結果を表2に示す。
【0039】
但し、比較例3はフィルムシート積層体が滑ってしまいプレス成形ができなかったので、評価は行わなかった。
(ブロッキング性)
42個のフィルム成形容器の積層体を一気にプレス成形したものを、底部を下にして片手で持ち、もう一方の手で一番上のフィルム成形容器より順番に、素手で1枚ずつ剥がした。10個のプレス成型体の上部よりそれぞれ10枚を剥がし、次のように評価した。
・重なったフィルム成形容器が容易に剥がれず、2枚連結したものが発生した:×
・重なったフィルム成形容器が容易に剥がれにくい:△
・重なったフィルム成形容器が容易に剥がれる:○
(作業性1)
ステンレス製の作業台の上に油性マジックで線を引き、4×4のブロック(各ブロックは70mm角)を描いた。フィルム成形容器を剥がしながら各ブロックに1枚ずつ素手で置いていき、15秒後の状態を次のように評価した。
・12個以上置け、且つ、ブロック外にはみだしていない容器が10個以上:○
・8個以上置け、且つ、ブロック外にはみだしていない容器が6個以上:△
・置けた数が7個以下、又は、ブロック外にはみだしていない容器が5個以下:×
(作業性2)
塩化ビニル製の作業台の上に油性マジックで線を引き、4×4のブロック(各ブロックは70mm角)を描いた。フィルム成形容器を剥がしながら各ブロックに1枚ずつ両手にポリエチレン手袋をはめた状態で並べていき、15秒後の状態を次のように評価した。
・12個以上置け、且つ、ブロック外にはみだしていない容器が10個以上:○
・8個以上置け、且つ、ブロック外にはみだしていない容器が6個以上:△
・置けた数が7個以下、又は、ブロック外にはみだしていない容器が5個以下:×
【0040】
【表2】

【0041】
表2の結果から明らかなように、本発明のフィルム成形容器は、ブロッキング性や各種作業性に優れている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
片面に滑剤が塗布された第1樹脂フィルムを前記滑剤が露出する態様で接着層を介して第2樹脂フィルムに貼り合わせて得られるフィルムシートを、前記滑剤塗布面が同じ向きとなるように複数枚積層してプレス成形することにより、複数個が同時形成されるフィルム成形容器であって、
前記滑剤は、ワックスと一価又は多価アルコールの脂肪酸エステルとを含有するワックス組成物であって、前記ワックス組成物中の前記脂肪酸エステルの含有量が0.5〜5質量%であることを特徴とするフィルム成形容器。
【請求項2】
前記ワックスは、カルナバワックスである、請求項1に記載のフィルム成形容器。
【請求項3】
前記接着層は、ポリエステル系樹脂を含有する、請求項1又は2に記載のフィルム成形容器。
【請求項4】
第1樹脂フィルム及び第2樹脂フィルムの少なくとも一方が、ポリエチレンテレフタレートである、請求項1〜3のいずれかに記載のフィルム成形容器。
【請求項5】
第2樹脂フィルムが帯電防止加工されたポリエチレンテレフタレートであり、第2樹脂フィルムが外側に位置するように形成された、請求項1〜4のいずれかに記載のフィルム成形容器。

【公開番号】特開2010−111423(P2010−111423A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−286733(P2008−286733)
【出願日】平成20年11月7日(2008.11.7)
【出願人】(000222141)東洋アルミエコープロダクツ株式会社 (106)
【Fターム(参考)】