フォトアルバムコントローラ
【課題】画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができる携帯可能なフォトアルバムコントローラを提供することを目的とする。
【解決手段】フォトアルバムコントローラ1は、画像データIDと文字情報を表示する表示画面3を備え、表示画面3には、客観的属性情報窓103aと主観的属性情報窓103bとが左右に並べて表示され、さらにユーザタグ表示窓103c、推薦タグ表示窓102b、または50音表窓102aが表示される。ユーザは、主観的属性情報窓103bに表示された属性情報と任意の単語を関連付けるために、ユーザタグ表示窓103c、推薦タグ表示窓102b、または50音表窓102aから所望する単語を選択して客観的属性情報窓103aに入力する。これにより、ユーザは、所定の画像データIDに対して容易かつ迅速に任意の単語を属性情報として付加することができる。
【解決手段】フォトアルバムコントローラ1は、画像データIDと文字情報を表示する表示画面3を備え、表示画面3には、客観的属性情報窓103aと主観的属性情報窓103bとが左右に並べて表示され、さらにユーザタグ表示窓103c、推薦タグ表示窓102b、または50音表窓102aが表示される。ユーザは、主観的属性情報窓103bに表示された属性情報と任意の単語を関連付けるために、ユーザタグ表示窓103c、推薦タグ表示窓102b、または50音表窓102aから所望する単語を選択して客観的属性情報窓103aに入力する。これにより、ユーザは、所定の画像データIDに対して容易かつ迅速に任意の単語を属性情報として付加することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像データと画像データの属性情報を記憶し、ユーザによって任意の属性情報が記憶した画像データに対して容易かつ迅速に付加され、さらには、属性情報に基づいて画像データが容易に検索されるフォトアルバムコントローラに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、高精細のデジタルカメラと大型テレビの普及により、デジタルカメラで撮影した画像データを大型テレビで鑑賞するユーザが増加している。デジタルカメラの普及に伴い、ユーザは大量の画像データを保持するようになった。そこで、ユーザは、パソコンを用いて各画像データに任意の属性情報を付加することによって、大量の画像データを整理している。しかし、パソコンを所有しないユーザやパソコン操作が苦手なユーザは、画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができなかった。また、外出先でユーザが画像データに属性情報を付加し、または画像データを鑑賞するためには、パソコンを持ち歩かなければならなかった。
【0003】
そこで、例えば、家庭用テレビに画像データを表示することができる電子アルバム装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、光ディスクに記憶した画像データをテレビに出力する電子アルバム装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。また、画面に画像データを表示し、さらにユーザから受け付けるための命令をポップアップメニューで表示する電子アルバム装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。また、画像データのサイズ及び解像度を変化させて画面に表示させることができる静止画表示方法が知られている(例えば、特許文献4参照)。また、地図データを保持し、ユーザによって画像データが撮影された位置が地図データ上で指定されることにより、撮影された画像データと撮影された位置とを関連付けて記憶することができる電子アルバム検索システムが知られている(例えば、特許文献5参照)。さらに、被写体に各種情報が記録された無線タグを取り付け、撮影された被写体の画像データに、無線タグから受信した各種情報を付加することによって、各種情報に基づいて容易に画像データを検索することができる画像撮影方法が知られている(例えば、特許文献6参照)。
【0004】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に示される技術においては、パソコンを用いることなく画像データをテレビに表示することができるが、画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができなかった。また、特許文献3に示される技術においては、ユーザは、ポップアップメニューの中から所望する命令を選択することができるが、画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができなかった。また、特許文献4に示される技術においては、画像データのサイズ及び解像度を変化させて画面に表示させるものであり、画像データに対して任意の属性情報を付加するものではない。また、特許文献5に示される技術においては、予め地図データを備えなければならないため、システム構築コストが高くなるという問題が生じていた。さらに、ユーザは、撮影するとき、地図データ上に撮影位置を入力しなければならないため、撮影作業が煩雑になるという問題が生じていた。さらに、特許文献6に示される技術においては、ユーザは、撮影に際して予め無線タグを用意しなければならないため、撮影準備に手間がかかる上、撮影するためのシステム構成が複雑になるという問題が生じていた。
【特許文献1】特開平7−87432号公報
【特許文献2】特開平7−282077号公報
【特許文献3】特開2000−66794号公報
【特許文献4】特開平7−182366号公報
【特許文献5】特開2002−259389号公報
【特許文献6】特開2004−70717号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、パソコンを所有しないユーザやパソコン操作が苦手なユーザであっても画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができ、外出先であっても画像データを鑑賞することができる携帯可能なフォトアルバムコントローラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、画像データが入力される画像入力手段と、画像データを蓄積する画像データベース部と、画像データを表示する表示手段と、ユーザによって文字情報または操作命令が入力される入力手段と、装置全体を制御するMPUと、装置全体を制御する制御プログラムを記憶する主記憶部と、を備えたフォトアルバムコントローラにおいて、複数の単語をタグとして記憶するタグ辞書部を備え、タグ辞書部は、ユーザによって入力された文字情報をユーザタグとして記憶するユーザタグ辞書部を備え、画像データベース部は、画像データと画像データの属性情報とを関連付けて記憶し、表示手段は、画像データを表示する画像データ表示窓、属性情報を表示する属性情報表示窓、ユーザタグを表示するユーザタグ表示窓を表示し、MPUは、表示手段に属性情報表示窓とユーザタグ表示窓が表示されているとき、ユーザから入力手段に操作命令が入力されることによって、属性情報表示窓に表示されている属性情報と、ユーザタグ表示窓に表示されているユーザタグとが関連付けられたことに応じて、画像データベース部にユーザタグを属性情報として新たに記憶させるようにしたものである。
【0007】
また、請求項2の発明は、請求項1のフォトアルバムコントローラにおいて、タグ辞書部は、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する推薦タグ辞書部を備え、表示手段は、推薦タグを表示する推薦タグ表示窓を表示し、MPUは、表示手段に属性情報表示窓と推薦タグ表示窓が表示されているとき、ユーザから入力手段に操作命令が入力されることによって、属性情報表示窓に表示されている属性情報と、推薦タグ表示窓に表示されている推薦タグとが関連付けられたことに応じて、画像データベース部に推薦タグを属性情報として新たに記憶させるようにしたものである。
【0008】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2のフォトアルバムコントローラにおいて、表示手段は、複数の推薦タグまたはユーザタグを推薦タグ表示窓またはユーザタグ表示窓にユーザによって選択された選択頻度順に表示し、ひらがな、アルファベット、または記号が表示される配列表窓を表示し、入力手段は、ユーザによって配列表窓に表示された所定の文字または記号が選択されることによって文字情報が入力されるようにしたものである。
【0009】
また、請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかのフォトアルバムコントローラにおいて、画像データベース部は、画像データ及び属性情報が記憶されているフォルダ名を保持し、表示手段は、画像データを検索するために、ユーザによってユーザタグ、推薦タグ、フォルダ名、または属性情報が検索キーとして入力される検索窓を表示し、MPUは、表示手段に表示されている検索窓に検索キーが入力されたことに応じて、画像データベース部に記憶されている画像データの中から、検索キーを属性情報とする画像データを検索するようにしたものである。
【0010】
また、請求項5の発明は、コンピュータに画像データを記憶させ、該画像データに任意の属性情報を付加することができるフォトアルバムコントロールプログラムにおいて、画像データが入力される画像入力ステップと、画像データをモニターに表示させる表示ステップと、画像データを蓄積するための領域を画像データベース部として記憶装置に作成するステップと、ユーザによって入力手段を介して文字情報または操作命令が入力される入力ステップと、ユーザによって入力された文字情報をユーザタグとして記憶するユーザタグ辞書部と、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する推薦タグ辞書部とを備えた領域をタグ辞書部として記憶装置に作成するステップと、画像データベース部に、画像データと画像データの属性情報とを関連付けて記憶させ、画像データ及び属性情報が記憶されているフォルダ名を保持させるステップと、モニターに画像データを表示する画像データ表示窓、属性情報を表示する属性情報表示窓、ユーザタグを表示するユーザタグ表示窓を表示させるステップと、モニターに属性情報表示窓とユーザタグ表示窓が表示されているとき、ユーザから入力手段に操作命令が入力されることによって、属性情報表示窓に表示されている属性情報と、ユーザタグ表示窓に表示されているユーザタグとが関連付けられたことに応じて、画像データベース部にユーザタグを属性情報として新たに記憶させるステップと、モニターに推薦タグを表示する推薦タグ表示窓を表示させるステップと、モニターに属性情報表示窓と推薦タグ表示窓が表示されているとき、ユーザから入力手段に操作命令が入力されることによって、属性情報表示窓に表示されている属性情報と、推薦タグ表示窓に表示されている推薦タグとが関連付けられたことに応じて、画像データベース部に推薦タグを属性情報として新たに記憶させるステップと、モニターに複数の推薦タグまたはユーザタグを推薦タグ表示窓またはユーザタグ表示窓にユーザによって選択された選択頻度順に表示し、ひらがな、アルファベット、または記号が表示される配列表窓を表示させるステップと、ユーザによって配列表窓に表示された所定の文字または記号が選択されることによって文字情報が入力されるステップと、画像データを検索するために、ユーザによってユーザタグ、推薦タグ、フォルダ名、または属性情報が検索キーとして入力される検索窓をモニターに表示させるステップと、検索窓に検索キーが入力されたことに応じて、画像データベース部に記憶されている画像データの中から、検索キーを属性情報とする画像データを検索するステップとをコンピュータに実行させるようにしたものである。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、MPUは、ユーザによって属性情報表示窓に表示されている属性情報とユーザタグとが関連付けられたことに応じて、画像データベース部にユーザタグを属性情報として新たに記憶させる。これにより、ユーザは、パソコンを用いることなく画像データに任意の単語を属性情報として容易かつ迅速に付加することができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、タグ辞書部は、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する。ユーザは、所定の画像データの属性情報と推薦タグとを関連付けることにより、画像データベース部に推薦タグを属性情報として記憶させることができる。これにより、ユーザは、入力手段に文字列を入力することなく、画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができる。
【0013】
請求項3の発明によれば、表示手段は、推薦タグまたはユーザタグは、選択頻度順に推薦タグ表示窓またはユーザタグ表示窓に表示する。これにより、ユーザは、迅速に所望する推薦タグまたはユーザタグを選択することができる。また、ユーザは、表示部に表示された配列表窓の中から、所定の文字または記号を選択することによって、新たに文字列を入力することができる。
【0014】
請求項4の発明によれば、表示手段は、検索キーが入力される検索窓を表示する。ユーザは、検索窓に検索キーとしてユーザタグ、推薦タグ、フォルダ名、または属性情報を入力することにより、容易に所望する画像データを検索することができる。
【0015】
請求項5の発明によれば、フォトアルバムコントロールプログラムは、様々な種類のコンピュータや携帯用端末において実行され、画像データベース部とタグ辞書部は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置に作成される。これにより、ユーザは、好みのコンピュータや携帯用端末を用いて画像データに任意の単語を属性情報として容易かつ迅速に付加することができ、さらに、検索窓に検索キーとして属性情報を入力することにより、容易に所望する画像データを検索することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態に係るフォトアルバムコントローラについて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るフォトアルバムコントローラの外観を示す。フォトアルバムコントローラ1は、略直方体形状の筐体2の一面に液晶画面によって構成され画像データIDを表示する表示画面3(表示手段)と、筐体2の右側面にフォトアルバムコントローラ1に電源を供給する電源スイッチボタン4と、外部装置5から画像データIDが入力される画像入力端子6と、画像データIDが記憶されているメモリカード7が挿入されるメモリカード端子8とを備え、筐体2の左側面に外部機器Mと接続するUSBケーブルが挿入されるUSB端子9及びUSB端子10と、外部機器Mと通信するためのLANケーブルや電話回線が接続される通信線端子11とを備え、筐体2の上部側面に外部機器Mに画像データを出力する外部画像出力端子12を備える。ここで、表示画面3は、タッチパネル13(入力手段)として動作するように構成されており、ユーザは、表示画面3に表示されたコマンドを指やスタイラスペンで選択することによりフォトアルバムコントローラ1に命令を入力することができる。また、外部装置5とは、例えば、デジタルカメラであり、外部機器Mとは、例えば、テレビ、パソコンまたはプロジェクタなどである。また、表示画面3は、例えば、官製はがきやB5ノートと同等の大きさに構成されており、フォトアルバムコントローラ1はユーザによって携帯されることができる。
【0017】
表示画面3は、画面の下方にユーザからの命令が入力されるためのコマンドを表示する基本操作窓101を、画面の左半分に主に画像データIDを表示する画像データ表示窓102を、画面の右半分に主に画像データIDの属性情報を表示する属性情報表示窓103を表示する。ここで、基本操作窓101には、複数のコマンドが表示される。また、属性情報表示窓103に表示される属性情報とは、例えば、画像データIDが撮影された日時や場所、画像データIDのファイル名、ファイル形式または容量などである。
【0018】
図2は、本実施形態に係るフォトアルバムコントローラ1の構成を示す。フォトアルバムコントローラ1は、装置全体を制御するMPU14と、装置全体を制御する制御プログラムを記憶する主記憶部15と、表示画面3を制御する表示部16と、タッチパネル13を制御する入力部17と、画像入力端子6及びメモリカード端子8を制御する入力制御部18と、画像データIDを記憶するデータ蓄積部19と、USB端子9及びUSB端子10を制御するUSB制御部20と、通信線端子11を制御する通信制御部21と、外部画像出力端子12を制御する外部出力制御部22と、フォトアルバムコントローラ1の電源を制御する電源制御部Dを備え、これらはバス23に接続されている。
【0019】
表示部16は、表示画面3と表示画面3を制御する表示画面制御部24を備え、入力部17は、タッチパネル13とタッチパネル13を制御するタッチパネル制御部25を備え、入力制御部18は、画像入力端子6を制御する画像入力制御部26とメモリカード端子8を制御するメモリカード制御部27を備え、データ蓄積部19は、画像データIDと画像データIDの属性情報を記憶する画像データ部28と複数の単語をタグとして記憶するタグ辞書部29を備える。画像データ部28は、画像データIDを記憶する画像データベース28aと画像データIDの属性情報を記憶する属性情報データベース28bを保持する。タグ辞書部29は、ユーザによって入力された単語をユーザタグとして記憶するユーザタグ辞書部29aと、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する推薦タグ辞書部29bとを保持する。ここで、推薦タグ辞書部29bは、カテゴリー毎に複数の推薦タグを記憶している。
【0020】
画像データIDは、属性情報とともに画像入力端子6またはメモリカード端子8からフォトアルバムコントローラ1に取り込まれ、取り込まれた画像データIDは画像データベース28aに、取り込まれた属性情報は属性情報データベース28bに記憶される。ここで、取り込まれる属性情報とは、例えば、デジタルカメラ5が備えるExif(Exchangeable Image File Format)機能によって撮影された画像データIDに自動的に付与される撮影日時、ファイル番号またはファイル形式などである。ユーザは、タッチパネル13からコマンドを選択することによって、画像データベース28aに記憶されている画像データIDを画像データ表示窓102に表示する。また、ユーザは、画像データベース28aに記憶されている画像データIDをUSB端子9及びUSB端子10に接続されたUSBケーブル、または外部画像出力端子12に接続された専用ケーブルを介してテレビ、パソコンまたはプロジェクタなどの外部機器Mに表示させることができる。さらに、ユーザは、画像データベース28aに記憶されている画像データIDを通信線端子11に接続されたLANケーブルや電話回線を介してハードディスクレコーダやパソコンに転送することができる。
【0021】
図3は、推薦タグ辞書部29bが所定のカテゴリーに関連付けて記憶している推薦タグの例を示す。推薦タグ辞書部29bは、カテゴリー項目CTと推薦タグ項目TGを保持している。推薦タグ辞書部29bは、予めそれぞれのカテゴリー項目CTに関連付けられた推薦タグを記憶している。例えば、推薦タグ辞書部29bは、カテゴリー項目CT「人間」に関連付けられた推薦タグ項目GTに「アンクル」から「老人」まで113種類の推薦タグを記憶している。これより、ユーザは、カテゴリーを特定するだけで、特定したカテゴリーに関する単語を容易に選択することが可能となる。
【0022】
図4は、フォトアルバムコントローラ1がメモリカード7から画像データIDを取り込むときの表示画面3の状態を示す。画像データIDが記録されたメモリカード7がメモリカード端子8に挿入され、ユーザによって基本操作窓101に表示された「蓄積」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にメモリカード7の種別と、ユーザからの命令を受付けるためのボタンC1「全部」、ボタンC2「フォルダ」、及びボタンC3「画像」からなるコマンドと、メモリカード7の記憶容量の状態を示す記憶状態窓M1と、画像データ部28の記憶容量の状態を示す記憶状態窓M2を表示する。記憶状態窓M1は、例えば、メモリカード7の全記憶容量「128MB」と既に使用されている容量「36MB」と、全記憶容量に対する既に使用されている容量の割合を示す円グラフU1を表示する。同様に、記憶状態窓M2は、例えば、画像データ部28の全記憶容量「150GB」と既に使用されている容量「50GB」と、全記憶容量に対する既に使用されている容量の割合を示す円グラフU2を表示する。
【0023】
ユーザは、属性情報表示窓103を参照することにより、メモリカード7の種別はSDカードであり、メモリカード7は、円グラフU1から全記憶容量の128MBのうち36MBが使用されており、画像データ部28は、円グラフU2から全記憶容量の150GBのうち50GBが使用されていることがわかる。ここで、ユーザは、記憶状態窓M1と記憶状態窓M2を参照することにより、メモリカード7に記憶されている全ての画像データIDを画像データ部28に記憶させるのか、メモリカード7に記憶されているフォルダの中から、特定のフォルダ内に記憶されている画像データIDを画像データ部28に記憶させるのか、メモリカード7に記憶されている特定の画像データIDだけを画像データ部28に記憶させるのかを決定する目安とすることができる。
【0024】
ユーザは、メモリカード7に記憶されている全ての画像データIDを画像データ部28に記憶させるとき、ボタンC1「全部」を選択し、特定のフォルダ内に記憶されている画像データIDを画像データ部28に記憶させるとき、ボタンC2「フォルダ」を選択し、特定の画像データIDだけを画像データ部28に記憶させるとき、ボタンC3「画像」を選択する。ここで、ユーザがボタンC1「全部」が選択し、その後、ボタンC1「全部」を選択したことを確認するために基本操作窓101に表示された「確認」を選択し、さらに、基本操作窓101に表示された「実行」を選択すると、MPU14は、メモリカード7に記憶されている全ての画像データIDを画像データベース28aに記憶させる。さらに、MPU14は、メモリカード7に記憶されている全ての画像データIDの属性情報を属性情報データベース28bに記憶させる。このとき、画像データIDと属性情報は、それぞれ関連付けられて画像データベース28aと属性情報データベース28bに記憶される。これにより、ユーザは、メモリカード7に記憶されている画像データID及び属性情報を容易に画像データ部28に記憶させることができる。
【0025】
図5は、フォトアルバムコントローラ1がメモリカード7の特定のフォルダから画像データIDを取り込む表示画面3の状態を示す。図5は、図4において、ユーザによってボタンC2「フォルダ」が選択されたときの属性情報表示窓103を示す。ユーザによってボタンC2「フォルダ」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にメモリカード7に記憶されているフォルダの番号を一覧表示するフォルダ番号窓FNを表示する。ここで、メモリカード7には、フォルダ番号「100」からフォルダ番号「107」までの8つのフォルダが記憶されているものとする。ユーザがフォルダ番号窓FNに表示されたフォルダ番号の中から、例えば、フォルダ番号「105」を選択し、その後、フォルダ番号「105」を選択したことを確認するために基本操作窓101に表示された「確認」を選択し、さらに、基本操作窓101に表示された「実行」を選択すると、MPU14は、メモリカード7に記憶されているフォルダ番号「105」内の全ての画像データIDを画像データベース28aに記憶させる。また、MPU14は、フォルダ番号「105」内に記憶されている全ての画像データIDの属性情報を属性情報データベース28bに記憶させる。これにより、ユーザは、メモリカード7に記憶されている特定のフォルダ内に記憶されている画像データID及び属性情報を容易に画像データ部28に記憶させることができる。
【0026】
図6は、フォトアルバムコントローラ1がメモリカード7の特定のフォルダから画像データIDを取り込む表示画面3の状態を示す。図6は、図4において、ユーザによってボタンC3「画像」が選択されたときの属性情報表示窓103を示す。ユーザによってボタンC3「画像」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にメモリカード7に記憶されている画像データIDの番号を一覧表示する画像番号窓INを表示する。ここで、画像番号窓INには、画像番号「1001」から画像番号「1020」までが表示されているものとする。全ての画像番号が画像番号窓INに表示されていないとき、ユーザによって基本操作窓101に表示された「進む」が選択されると、表示画面3は、画像番号「1021」以降の画像番号を画像番号窓INに表示させる。ここで、ユーザが画像番号窓INに表示された画像番号の中から、例えば画像番号「1007」を選択し、その後、画像番号「1007」を選択したことを確認するために基本操作窓101に表示された「確認」を選択し、さらに、基本操作窓101に表示された「実行」を選択すると、MPU14は、メモリカード7に記憶されている画像番号「1007」の画像データIDだけを画像データベース28aに記憶させる。また、MPU14は、画像番号「1007」の属性情報を属性情報データベース28bに記憶させる。これにより、ユーザは、メモリカード7に記憶されている特定の画像データID及び属性情報だけを容易に画像データ部28に記憶させることができる。
【0027】
次に、任意の単語が画像データIDに対して属性情報として付加される手順について説明する。図7は、画像データIDにユーザタグが属性情報として付加されるときの表示画面3の状態を示す。特定の画像データIDが選択された後に、ユーザによって基本操作窓101に表示された「編集」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にExif機能によって画像データIDに付加された属性情報を表示する客観的属性情報窓103aと画像データIDに新たに付加される属性情報を表示する主観的属性情報窓103bとを左右に並べて表示する。さらに、表示画面3は、客観的属性情報窓103aと主観的属性情報窓103bの下方にユーザタグ辞書部29aに記憶されているユーザタグを表示するユーザタグ表示窓103cを表示する。ここで、ユーザタグは、過去に使用された頻度の高い順にユーザタグ表示窓103cに表示される。ユーザは、ユーザタグ表示窓103cに表示されたユーザタグを選択することにより、画像データIDにユーザタグを属性情報として付加することができる。例えば、ユーザは、ユーザタグ表示窓103cからユーザタグ「正月」を選択し、主観的属性情報窓103bに表示させる。このとき、ユーザは、客観的属性情報窓103aに表示されたフォルダ「100_pana」の隣にユーザタグ「正月」を表示させることにより、「100_pana」と「正月」を関連付けることができる。ユーザタグ「正月」が主観的属性情報窓103bに表示されると、属性情報データベース28bは、「100_pana」と「正月」を関連付けて記憶する。これにより、ユーザは、Exif機能によって自動的に付加される記号「100_pana」より画像データIDを特定しやすい単語「正月」を属性情報として属性情報データベース28bに記憶させることができる。
【0028】
図8は、MPU14がユーザタグをユーザタグ表示窓103cに表示させるユーザタグ表示処理のフローを示す。ユーザによって基本操作窓101に表示された「編集」が選択されると、MPU14は、ユーザタグ辞書部29aに記憶されているユーザタグを使用された頻度が高い順にソートする(S101)。次に、MPU14は、使用頻度が高いユーザタグから順番に抽出する(S102)。表示画面3は、MPU14によって抽出されたユーザタグをユーザタグ表示窓103cに表示する(S103)。これにより、ユーザタグは、使用頻度が高い順にユーザタグ表示窓103cに表示される。表示画面3は、ユーザタグ辞書部29aに記憶されている全てのユーザタグをユーザタグ表示窓103cに表示したか否か、またはユーザによって他の命令が入力されたか否かを判断する(S104)。表示画面3は、全てのユーザタグをユーザタグ表示窓103cに表示するか、ユーザによって他の命令が入力されるまでユーザタグをユーザタグ表示窓103cに表示する処理を行い(S104でNo)、全てのユーザタグがユーザタグ表示窓103cに表示されるか、ユーザによって他の命令が入力されると(S104でYes)、ユーザタグ表示処理を終了する。これにより、ユーザは、頻繁に使用するユーザタグをユーザタグ表示窓103cから容易に選択することが可能となる。
【0029】
図9は、ユーザによって新たにユーザタグが作成されるときの表示画面3の状態を示す。図7において、さらに、ユーザによって基本操作窓101に表示された「編集」が選択されると、表示画面3は、画像データ表示窓102の上段にユーザによって選択される50音と記号を表示する50音表窓102a(配列表窓)を表示し、画像データ表示窓102の下段に推薦タグを表示する推薦タグ表示窓102bを表示する。ユーザは、50音表窓102aから所定の文字を順番に選択することにより任意の単語を作成することができる。ここで、ユーザが、客観的属性情報窓103aに表示されたファイル「p1030749」に単語「伊勢」を関連付ける場合について説明する。ここで、単語「伊勢」は、ユーザタグ表示窓103c及び推薦タグ表示窓102bに表示されていないため、ユーザは、50音表窓102aから「い」と「せ」を選択して漢字に変換することにより、ファイル「p1030749」と「伊勢」を関連付けることができる。このとき、ユーザタグ辞書部29aは、ユーザによって作成された単語「伊勢」をユーザタグとして新たに記憶する。次に、ユーザが、客観的属性情報窓103aに表示された日時「2007.01.01」に「平成19年」を関連付ける場合について説明する。ここで、「平成19年」は、推薦タグ表示窓102bに表示されているものとする。推薦タグ表示窓102bは、推薦タグ辞書部29bに記憶されている推薦タグを使用頻度順に表示し、推薦タグ辞書部29bは、ユーザに使用される可能性が高いと思われる単語を予め複数記憶している。ユーザは、推薦タグ表示窓102bに表示されている「平成19年」を選択することにより、客観的属性情報窓103aに表示された日時「2007.01.01」と「平成19年」を容易に関連付けることができる。
【0030】
図10は、MPU14が推薦タグを推薦タグ表示窓102bに表示させる推薦タグ表示処理のフローを示す。ユーザによって基本操作窓101に表示された「編集」が選択されると、MPU14は、ユーザタグをユーザタグ表示窓102bに表示させるために、推薦タグ辞書部29bから推薦タグを抽出する(S201)。次に、MPU14は、表示画面3は、MPU14によって抽出された推薦タグを推薦タグ表示窓102bに表示する(S202)。表示画面3は、推薦タグ辞書部29bに記憶されている全ての推薦タグを推薦タグ表示窓102bに表示したか否か、またはユーザによって他の命令が入力されたか否かを判断する(S203)。表示画面3は、全ての推薦タグを推薦タグ表示窓102bに表示するか、ユーザによって他の命令が入力されるまで推薦タグを推薦タグ表示窓102bに表示する処理を行い(S203でNo)、全ての推薦タグが推薦タグ表示窓102bに表示されるか、ユーザによって他の命令が入力されると(S203でYes)、推薦タグ表示処理を終了する。
【0031】
次に、ユーザによって画像データIDに任意の単語が属性情報として付加される属性情報付加処理について説明する。図11は、MPU14がユーザタグ辞書部29aに、新たなユーザタグを記憶させる属性情報付加処理のフローを示す。図7において、ユーザによって基本操作窓101に表示された「編集」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103に客観的属性情報窓103aと(S301)、主観的属性情報窓103bを表示し(S302)、画像データ表示窓102に50音表窓102aと(S303)、ユーザタグ表示窓103cを表示する(S304)。ユーザによって主観的属性情報窓103bの中の所定の項目が選択されると(S305)、MPU14は、ユーザによってユーザタグ表示窓103cに表示したユーザタグが選択されるのを待つ(S306)。ここで、ユーザは、ユーザタグ表示窓103cに所望する単語が表示されているとき、この所望する単語を選択する。ステップS306において、ユーザタグ表示窓103cに表示されているユーザタグが選択されると(S306でYes)、MPU14は、ステップS311の処理を行う。一方、ステップS306において、ユーザタグ表示窓103cに表示されているユーザタグが選択されないとき(S306でNo)、MPU14は、ユーザによって推薦タグ表示窓102bに表示されている推薦タグが選択されるのを待つ(S307)。
【0032】
推薦タグ表示窓102bに表示されている推薦タグが選択されると(S307でYes)、MPU14は、ステップS311の処理を行う。一方、ステップS307において、推薦タグ表示窓102bに表示されている推薦タグが選択されないとき(S306でNo)、ユーザによって、50音表窓102aに表示されている文字が選択されることにより新たにユーザタグが作成されるのを待つ(S308)。ユーザタグが作成されると、表示画面3は、作成されたユーザタグをユーザタグ表示窓103cに追加表示する(S309)。ユーザによってユーザタグ表示窓103cに追加表示されたユーザタグが選択されると(S310)、表示画面3は、ユーザによって選択されたユーザタグを主観的属性情報窓103bの所定の項目に表示する(S311)。また、表示画面3は、ステップS306またはステップS307において、ユーザに選択されたユーザタグまたは推薦タグを主観的属性情報窓103bの所定の項目に表示する(S311)。
【0033】
次に、主観的属性情報窓103bに表示されたユーザタグが、ユーザタグ辞書部29aに記憶されているとき(S312でYes)、MPU14は、ステップS314の処理を行う。ステップS312において、主観的属性情報窓103bに表示されたユーザタグが、ユーザタグ辞書部29aに記憶されていないとき(S312でNo)、MPU14は、ユーザタグ辞書部29aに、選択されたユーザタグを新たなユーザタグとして記憶させる(S313)。続けて、主観的属性情報窓103bの中の所定の項目がユーザによって選択されると(S314でYes)、MPU14は、ステップS306からステップS314の処理を繰り返す。一方、ステップS314において、ユーザによって、さらに主観的属性情報窓103bの中の所定の項目が選択されないとき(S314でNo)、MPU14は、属性情報データベース28bに、主観的属性情報窓103bに入力されたユーザタグまたは推薦タグを新たな属性情報として画像データIDと関連付けて記憶させて(S315)、属性情報付加処理を終了する。
【0034】
次に、画像データベース28aから特定の画像データIDが検索される場合について説明する。図12は、ユーザによって画像データIDが検索されるときの表示画面3の状態を示す。ユーザによって基本操作窓101に表示された「検索」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103に検索窓103dを表示する。検索窓103dには、例えば、ユーザによって検索キーが入力されるフォルダ項目、ファイル項目、及び日時項目が表示される。ユーザは、検索したい画像データIDについての属性情報を検索キーとしてフォルダ項目、ファイル項目、または日時項目に入力することにより、画像データベース28aに記憶されている大量の画像データIDの中から所望する画像データIDを容易に検索することができる。ここで、ユーザが、例えば、伊勢で撮影した画像データIDを検索したいとすると、ユーザは、検索窓103dのファイル項目に「伊勢」と入力することによって、属性情報が「伊勢」として関連付けられている画像データIDを検索することができる。ここで、検索キーは、検索窓103dに推薦タグ表示窓102bまたはユーザタグ表示窓103cから推薦タグまたはユーザタグが選択されることによって入力されてもよいし、50音表窓102aから文字が選択されることによって入力されてもよい。
【0035】
次に、画像データベース28aに記憶されている画像データIDを外部機器Mに出力する場合について説明する。図13は、ユーザによって画像データIDが外部機器Mに出力されるときの表示画面3の状態を示す。ユーザによって基本操作窓101に表示された「出力」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にフォルダ構成窓103eとユーザからの命令を受付けるためのボタンC4「USB1」とボタンC5「USB2」を表示する。フォルダ構成窓103eには、フォルダ項目F1とファイル項目F2が表示される。フォルダ項目には、画像データベース28aに記憶されているフォルダ名が一覧表示され、ファイル項目F2には、画像データベース28aに記憶されている特定のフォルダ内のファイル名が一覧表示される。ユーザによってボタンC4「USB1」またはボタンC5「USB2」が選択れることによって、MPU14は、画像データIDをUSB端子9またはUSB端子10に接続されている外部機器Mに出力する。フォルダ項目F1には、画像データベース28aに記憶されているフォルダ「正月」から「京都旅行」まで5つのフォルダ名が表示されている。ここで、例えば、ユーザによってフォルダ項目F1に表示されているフォルダ「京都旅行」が選択され、さらにボタンC4「USB1」が選択されると、MPU14は、画像データベース28aに記憶されているフォルダ「京都旅行」内の全ての画像データIDをUSB端子9に接続されている外部機器Mに出力する。このように、ユーザは、画像データベース28aに記憶されている画像データIDを選択して外部機器Mに出力することにより、パソコンを用いることなく容易に画像データIDを外部機器Mにコピーすることができる。
【0036】
次に、画像データIDをフォトアルバムコントローラ1で閲覧する場合について説明する。図14は、画像データIDを画像データ表示窓102に表示させるときの表示画面3の状態を示す。ユーザによって基本操作窓101に表示された「閲覧」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にフォルダ構成窓103eを表示する。ユーザによって、フォルダ項目F1に表示されているフォルダ名が選択されると、選択されたフォルダ内に記憶されている画像データIDのファイル名がファイル項目F2に一覧表示される。ユーザは、ファイル項目F2に表示されたファイル名を選択することにより、所望する画像データIDを容易かつ迅速に画像データ表示窓102に表示させることができる。
【0037】
次に、画像データIDをフォトアルバムコントローラ1で閲覧するモードを選択する場合について説明する。図15は、画像データIDを画像データ表示窓102に表示させるときのモードが決定されるときの表示画面3の状態を示す。図14において、例えば、ユーザによって、もう一度基本操作窓101に表示された「閲覧」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にモード選択窓103fを表示する。モード選択窓103fには、モード選択項目MSとファイル項目F2が表示される。モード選択項目MSには、画像データIDを画像データ表示窓102に表示させる表示モードが複数表示される。ここで、モード選択項目MSには、表示モードとして「大画面」、「サムネイル画面」、「文字入り画面」、及び「スライドショウ」が表示されている。ユーザによって「大画面」が選択されると、表示画面3は、1枚の画像データIDを画像データ表示窓102全体に表示し、「サムネイル画面」が選択されると複数の画像データIDを一度に画像データ表示窓102に表示し、「文字入り画面」が選択されると1枚の画像データIDとこの画像データIDの属性情報とを同時に画像データ表示窓102に表示し、「スライドショウ」が選択されると1枚の画像データIDを一定時間ずつ順番に画像データ表示窓102に表示する。ユーザは、ファイル項目F2から閲覧したい画像データIDのファイル名を選択し、モード選択項目MSから表示モードを選択することにより、容易に所望する画像データIDを目的に応じたモードで閲覧することができる。
【0038】
次に、所定の属性情報と関連付けられた画像データIDをフォトアルバムコントローラ1で閲覧する場合について説明する。図16は、画像データIDを画像データ表示窓102に表示させるために、所定の属性情報が入力されるときの表示画面3の状態を示す。図15において、例えば、ユーザによって、表示モードとして「スライドショウ」が選択された後、もう一度基本操作窓101に表示された「検索」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にテーマ検索窓103gとユーザタグ表示窓103cを表示し、データ表示窓102に50音表窓102aと推薦タグ表示窓102bを表示する。ユーザは、ユーザタグ表示窓103c、50音表窓102a、または推薦タグ表示窓102bを利用して、閲覧したい画像データIDの属性情報をテーマ検索窓103gに入力すると、表示画面3は、入力された属性情報と関連付けられた画像データIDを画像データ表示窓102に表示する。ここで、画像データ部28は、属性情報「子供、家族、運動会」と関連付けられた画像データID1と属性情報「妻、家族、演奏会」と関連付けられた画像データID2を記憶しているものとする。ユーザは、ユーザタグ表示窓103cに表示されている「家族」を選択することによってテーマ検索窓103gに「家族」を入力すると、表示画面3は、属性情報「家族」と関連付けられた画像データID1及び画像データID2を一定時間ずつ順番に画像データ表示窓102に表示する。このように、ユーザは、テーマ検索窓103gに複数の画像データIDに共通して関連付けられている属性情報を入力することによって、所定の属性情報と関連付けられた画像データIDを容易かつ迅速に閲覧することができる。
【0039】
このように、本実施形態においては、表示画面3が、ユーザタグ表示窓103c、推薦タグ表示窓102b、または50音表窓102aを表示することによって、ユーザは、容易かつ迅速に所望するユーザタグ、推薦タグ、または任意の文字列を選択することができる。また、表示画面3は、客観的属性情報窓103aと主観的属性情報窓103bとを左右に並べて表示することによって、ユーザは、所定の画像データIDに対して容易に任意の属性情報を容易に付加することができる。また、表示画面3は、属性情報表示窓103に検索窓103dを表示することによって、ユーザは、検索窓103dに属性情報を入力することにより、所望する画像データIDを容易かつ迅速に検索することができる。さらに、表示画面3は、属性情報表示窓103にモード選択窓103fを表示し、ユーザは、モード選択窓103fに表示されたモード選択項目MSから表示モードを選択することにより、画像データIDを目的に応じたモードで閲覧することができる。
【0040】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能であり、本実施形態の表示画面3は、客観的属性情報窓103aと主観的属性情報窓103bとを左右に並べて表示させる構成ではなく、例えば、客観的属性情報窓103aと主観的属性情報窓103bとを上下に並べて表示させる構成であっても構わない。また、検索キーは、ユーザによって検索窓103dに表示されたフォルダ項目、ファイル項目、または日時項目のいずれか1つに入力される構成ではなく、フォルダ項目、ファイル項目、または日時項目の複数の項目に検索キーが入力される構成であっても構わない。さらに、画像データベース28aは、画像データIDの他に音楽データや動画データを記憶し、属性情報データベース28bは、画像データベース28aに記憶された音楽データや動画データの属性情報を記憶する構成であっても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施形態に係るフォトアルバムコントローラの外観図。
【図2】本実施形態に係るフォトアルバムコントローラの構成図。
【図3】本実施形態に係る推薦タグ辞書部の記憶状態を示す図。
【図4】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図5】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図6】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図7】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図8】本実施形態に係るMPUがユーザタグをユーザタグ表示窓に表示させるユーザタグ表示処理のフローチャート。
【図9】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図10】本実施形態に係るMPUが推薦タグを推薦タグ表示窓に表示させる推薦タグ表示処理のフローチャート。
【図11】本実施形態に係るMPUがユーザタグ辞書部に新たなユーザタグを記憶させる属性情報付加処理のフローチャート。
【図12】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図13】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図14】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図15】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図16】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【符号の説明】
【0042】
1 フォトアルバムコントローラ
3 表示画面(表示手段)
13 タッチパネル(入力手段)
14 MPU
15 主記憶部
29 タグ辞書部
29a ユーザタグ辞書部
29b 推薦タグ辞書部
102 画像データ表示窓
102a 50音表窓(配列表窓)
102b 推薦タグ表示窓
103 属性情報表示窓
103c ユーザタグ表示窓
103d 検索窓
ID 画像データ
ID1 画像データ
ID2 画像データ
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像データと画像データの属性情報を記憶し、ユーザによって任意の属性情報が記憶した画像データに対して容易かつ迅速に付加され、さらには、属性情報に基づいて画像データが容易に検索されるフォトアルバムコントローラに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、高精細のデジタルカメラと大型テレビの普及により、デジタルカメラで撮影した画像データを大型テレビで鑑賞するユーザが増加している。デジタルカメラの普及に伴い、ユーザは大量の画像データを保持するようになった。そこで、ユーザは、パソコンを用いて各画像データに任意の属性情報を付加することによって、大量の画像データを整理している。しかし、パソコンを所有しないユーザやパソコン操作が苦手なユーザは、画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができなかった。また、外出先でユーザが画像データに属性情報を付加し、または画像データを鑑賞するためには、パソコンを持ち歩かなければならなかった。
【0003】
そこで、例えば、家庭用テレビに画像データを表示することができる電子アルバム装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、光ディスクに記憶した画像データをテレビに出力する電子アルバム装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。また、画面に画像データを表示し、さらにユーザから受け付けるための命令をポップアップメニューで表示する電子アルバム装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。また、画像データのサイズ及び解像度を変化させて画面に表示させることができる静止画表示方法が知られている(例えば、特許文献4参照)。また、地図データを保持し、ユーザによって画像データが撮影された位置が地図データ上で指定されることにより、撮影された画像データと撮影された位置とを関連付けて記憶することができる電子アルバム検索システムが知られている(例えば、特許文献5参照)。さらに、被写体に各種情報が記録された無線タグを取り付け、撮影された被写体の画像データに、無線タグから受信した各種情報を付加することによって、各種情報に基づいて容易に画像データを検索することができる画像撮影方法が知られている(例えば、特許文献6参照)。
【0004】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に示される技術においては、パソコンを用いることなく画像データをテレビに表示することができるが、画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができなかった。また、特許文献3に示される技術においては、ユーザは、ポップアップメニューの中から所望する命令を選択することができるが、画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができなかった。また、特許文献4に示される技術においては、画像データのサイズ及び解像度を変化させて画面に表示させるものであり、画像データに対して任意の属性情報を付加するものではない。また、特許文献5に示される技術においては、予め地図データを備えなければならないため、システム構築コストが高くなるという問題が生じていた。さらに、ユーザは、撮影するとき、地図データ上に撮影位置を入力しなければならないため、撮影作業が煩雑になるという問題が生じていた。さらに、特許文献6に示される技術においては、ユーザは、撮影に際して予め無線タグを用意しなければならないため、撮影準備に手間がかかる上、撮影するためのシステム構成が複雑になるという問題が生じていた。
【特許文献1】特開平7−87432号公報
【特許文献2】特開平7−282077号公報
【特許文献3】特開2000−66794号公報
【特許文献4】特開平7−182366号公報
【特許文献5】特開2002−259389号公報
【特許文献6】特開2004−70717号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、パソコンを所有しないユーザやパソコン操作が苦手なユーザであっても画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができ、外出先であっても画像データを鑑賞することができる携帯可能なフォトアルバムコントローラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、画像データが入力される画像入力手段と、画像データを蓄積する画像データベース部と、画像データを表示する表示手段と、ユーザによって文字情報または操作命令が入力される入力手段と、装置全体を制御するMPUと、装置全体を制御する制御プログラムを記憶する主記憶部と、を備えたフォトアルバムコントローラにおいて、複数の単語をタグとして記憶するタグ辞書部を備え、タグ辞書部は、ユーザによって入力された文字情報をユーザタグとして記憶するユーザタグ辞書部を備え、画像データベース部は、画像データと画像データの属性情報とを関連付けて記憶し、表示手段は、画像データを表示する画像データ表示窓、属性情報を表示する属性情報表示窓、ユーザタグを表示するユーザタグ表示窓を表示し、MPUは、表示手段に属性情報表示窓とユーザタグ表示窓が表示されているとき、ユーザから入力手段に操作命令が入力されることによって、属性情報表示窓に表示されている属性情報と、ユーザタグ表示窓に表示されているユーザタグとが関連付けられたことに応じて、画像データベース部にユーザタグを属性情報として新たに記憶させるようにしたものである。
【0007】
また、請求項2の発明は、請求項1のフォトアルバムコントローラにおいて、タグ辞書部は、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する推薦タグ辞書部を備え、表示手段は、推薦タグを表示する推薦タグ表示窓を表示し、MPUは、表示手段に属性情報表示窓と推薦タグ表示窓が表示されているとき、ユーザから入力手段に操作命令が入力されることによって、属性情報表示窓に表示されている属性情報と、推薦タグ表示窓に表示されている推薦タグとが関連付けられたことに応じて、画像データベース部に推薦タグを属性情報として新たに記憶させるようにしたものである。
【0008】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2のフォトアルバムコントローラにおいて、表示手段は、複数の推薦タグまたはユーザタグを推薦タグ表示窓またはユーザタグ表示窓にユーザによって選択された選択頻度順に表示し、ひらがな、アルファベット、または記号が表示される配列表窓を表示し、入力手段は、ユーザによって配列表窓に表示された所定の文字または記号が選択されることによって文字情報が入力されるようにしたものである。
【0009】
また、請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかのフォトアルバムコントローラにおいて、画像データベース部は、画像データ及び属性情報が記憶されているフォルダ名を保持し、表示手段は、画像データを検索するために、ユーザによってユーザタグ、推薦タグ、フォルダ名、または属性情報が検索キーとして入力される検索窓を表示し、MPUは、表示手段に表示されている検索窓に検索キーが入力されたことに応じて、画像データベース部に記憶されている画像データの中から、検索キーを属性情報とする画像データを検索するようにしたものである。
【0010】
また、請求項5の発明は、コンピュータに画像データを記憶させ、該画像データに任意の属性情報を付加することができるフォトアルバムコントロールプログラムにおいて、画像データが入力される画像入力ステップと、画像データをモニターに表示させる表示ステップと、画像データを蓄積するための領域を画像データベース部として記憶装置に作成するステップと、ユーザによって入力手段を介して文字情報または操作命令が入力される入力ステップと、ユーザによって入力された文字情報をユーザタグとして記憶するユーザタグ辞書部と、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する推薦タグ辞書部とを備えた領域をタグ辞書部として記憶装置に作成するステップと、画像データベース部に、画像データと画像データの属性情報とを関連付けて記憶させ、画像データ及び属性情報が記憶されているフォルダ名を保持させるステップと、モニターに画像データを表示する画像データ表示窓、属性情報を表示する属性情報表示窓、ユーザタグを表示するユーザタグ表示窓を表示させるステップと、モニターに属性情報表示窓とユーザタグ表示窓が表示されているとき、ユーザから入力手段に操作命令が入力されることによって、属性情報表示窓に表示されている属性情報と、ユーザタグ表示窓に表示されているユーザタグとが関連付けられたことに応じて、画像データベース部にユーザタグを属性情報として新たに記憶させるステップと、モニターに推薦タグを表示する推薦タグ表示窓を表示させるステップと、モニターに属性情報表示窓と推薦タグ表示窓が表示されているとき、ユーザから入力手段に操作命令が入力されることによって、属性情報表示窓に表示されている属性情報と、推薦タグ表示窓に表示されている推薦タグとが関連付けられたことに応じて、画像データベース部に推薦タグを属性情報として新たに記憶させるステップと、モニターに複数の推薦タグまたはユーザタグを推薦タグ表示窓またはユーザタグ表示窓にユーザによって選択された選択頻度順に表示し、ひらがな、アルファベット、または記号が表示される配列表窓を表示させるステップと、ユーザによって配列表窓に表示された所定の文字または記号が選択されることによって文字情報が入力されるステップと、画像データを検索するために、ユーザによってユーザタグ、推薦タグ、フォルダ名、または属性情報が検索キーとして入力される検索窓をモニターに表示させるステップと、検索窓に検索キーが入力されたことに応じて、画像データベース部に記憶されている画像データの中から、検索キーを属性情報とする画像データを検索するステップとをコンピュータに実行させるようにしたものである。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、MPUは、ユーザによって属性情報表示窓に表示されている属性情報とユーザタグとが関連付けられたことに応じて、画像データベース部にユーザタグを属性情報として新たに記憶させる。これにより、ユーザは、パソコンを用いることなく画像データに任意の単語を属性情報として容易かつ迅速に付加することができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、タグ辞書部は、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する。ユーザは、所定の画像データの属性情報と推薦タグとを関連付けることにより、画像データベース部に推薦タグを属性情報として記憶させることができる。これにより、ユーザは、入力手段に文字列を入力することなく、画像データに任意の属性情報を容易かつ迅速に付加することができる。
【0013】
請求項3の発明によれば、表示手段は、推薦タグまたはユーザタグは、選択頻度順に推薦タグ表示窓またはユーザタグ表示窓に表示する。これにより、ユーザは、迅速に所望する推薦タグまたはユーザタグを選択することができる。また、ユーザは、表示部に表示された配列表窓の中から、所定の文字または記号を選択することによって、新たに文字列を入力することができる。
【0014】
請求項4の発明によれば、表示手段は、検索キーが入力される検索窓を表示する。ユーザは、検索窓に検索キーとしてユーザタグ、推薦タグ、フォルダ名、または属性情報を入力することにより、容易に所望する画像データを検索することができる。
【0015】
請求項5の発明によれば、フォトアルバムコントロールプログラムは、様々な種類のコンピュータや携帯用端末において実行され、画像データベース部とタグ辞書部は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置に作成される。これにより、ユーザは、好みのコンピュータや携帯用端末を用いて画像データに任意の単語を属性情報として容易かつ迅速に付加することができ、さらに、検索窓に検索キーとして属性情報を入力することにより、容易に所望する画像データを検索することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態に係るフォトアルバムコントローラについて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るフォトアルバムコントローラの外観を示す。フォトアルバムコントローラ1は、略直方体形状の筐体2の一面に液晶画面によって構成され画像データIDを表示する表示画面3(表示手段)と、筐体2の右側面にフォトアルバムコントローラ1に電源を供給する電源スイッチボタン4と、外部装置5から画像データIDが入力される画像入力端子6と、画像データIDが記憶されているメモリカード7が挿入されるメモリカード端子8とを備え、筐体2の左側面に外部機器Mと接続するUSBケーブルが挿入されるUSB端子9及びUSB端子10と、外部機器Mと通信するためのLANケーブルや電話回線が接続される通信線端子11とを備え、筐体2の上部側面に外部機器Mに画像データを出力する外部画像出力端子12を備える。ここで、表示画面3は、タッチパネル13(入力手段)として動作するように構成されており、ユーザは、表示画面3に表示されたコマンドを指やスタイラスペンで選択することによりフォトアルバムコントローラ1に命令を入力することができる。また、外部装置5とは、例えば、デジタルカメラであり、外部機器Mとは、例えば、テレビ、パソコンまたはプロジェクタなどである。また、表示画面3は、例えば、官製はがきやB5ノートと同等の大きさに構成されており、フォトアルバムコントローラ1はユーザによって携帯されることができる。
【0017】
表示画面3は、画面の下方にユーザからの命令が入力されるためのコマンドを表示する基本操作窓101を、画面の左半分に主に画像データIDを表示する画像データ表示窓102を、画面の右半分に主に画像データIDの属性情報を表示する属性情報表示窓103を表示する。ここで、基本操作窓101には、複数のコマンドが表示される。また、属性情報表示窓103に表示される属性情報とは、例えば、画像データIDが撮影された日時や場所、画像データIDのファイル名、ファイル形式または容量などである。
【0018】
図2は、本実施形態に係るフォトアルバムコントローラ1の構成を示す。フォトアルバムコントローラ1は、装置全体を制御するMPU14と、装置全体を制御する制御プログラムを記憶する主記憶部15と、表示画面3を制御する表示部16と、タッチパネル13を制御する入力部17と、画像入力端子6及びメモリカード端子8を制御する入力制御部18と、画像データIDを記憶するデータ蓄積部19と、USB端子9及びUSB端子10を制御するUSB制御部20と、通信線端子11を制御する通信制御部21と、外部画像出力端子12を制御する外部出力制御部22と、フォトアルバムコントローラ1の電源を制御する電源制御部Dを備え、これらはバス23に接続されている。
【0019】
表示部16は、表示画面3と表示画面3を制御する表示画面制御部24を備え、入力部17は、タッチパネル13とタッチパネル13を制御するタッチパネル制御部25を備え、入力制御部18は、画像入力端子6を制御する画像入力制御部26とメモリカード端子8を制御するメモリカード制御部27を備え、データ蓄積部19は、画像データIDと画像データIDの属性情報を記憶する画像データ部28と複数の単語をタグとして記憶するタグ辞書部29を備える。画像データ部28は、画像データIDを記憶する画像データベース28aと画像データIDの属性情報を記憶する属性情報データベース28bを保持する。タグ辞書部29は、ユーザによって入力された単語をユーザタグとして記憶するユーザタグ辞書部29aと、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する推薦タグ辞書部29bとを保持する。ここで、推薦タグ辞書部29bは、カテゴリー毎に複数の推薦タグを記憶している。
【0020】
画像データIDは、属性情報とともに画像入力端子6またはメモリカード端子8からフォトアルバムコントローラ1に取り込まれ、取り込まれた画像データIDは画像データベース28aに、取り込まれた属性情報は属性情報データベース28bに記憶される。ここで、取り込まれる属性情報とは、例えば、デジタルカメラ5が備えるExif(Exchangeable Image File Format)機能によって撮影された画像データIDに自動的に付与される撮影日時、ファイル番号またはファイル形式などである。ユーザは、タッチパネル13からコマンドを選択することによって、画像データベース28aに記憶されている画像データIDを画像データ表示窓102に表示する。また、ユーザは、画像データベース28aに記憶されている画像データIDをUSB端子9及びUSB端子10に接続されたUSBケーブル、または外部画像出力端子12に接続された専用ケーブルを介してテレビ、パソコンまたはプロジェクタなどの外部機器Mに表示させることができる。さらに、ユーザは、画像データベース28aに記憶されている画像データIDを通信線端子11に接続されたLANケーブルや電話回線を介してハードディスクレコーダやパソコンに転送することができる。
【0021】
図3は、推薦タグ辞書部29bが所定のカテゴリーに関連付けて記憶している推薦タグの例を示す。推薦タグ辞書部29bは、カテゴリー項目CTと推薦タグ項目TGを保持している。推薦タグ辞書部29bは、予めそれぞれのカテゴリー項目CTに関連付けられた推薦タグを記憶している。例えば、推薦タグ辞書部29bは、カテゴリー項目CT「人間」に関連付けられた推薦タグ項目GTに「アンクル」から「老人」まで113種類の推薦タグを記憶している。これより、ユーザは、カテゴリーを特定するだけで、特定したカテゴリーに関する単語を容易に選択することが可能となる。
【0022】
図4は、フォトアルバムコントローラ1がメモリカード7から画像データIDを取り込むときの表示画面3の状態を示す。画像データIDが記録されたメモリカード7がメモリカード端子8に挿入され、ユーザによって基本操作窓101に表示された「蓄積」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にメモリカード7の種別と、ユーザからの命令を受付けるためのボタンC1「全部」、ボタンC2「フォルダ」、及びボタンC3「画像」からなるコマンドと、メモリカード7の記憶容量の状態を示す記憶状態窓M1と、画像データ部28の記憶容量の状態を示す記憶状態窓M2を表示する。記憶状態窓M1は、例えば、メモリカード7の全記憶容量「128MB」と既に使用されている容量「36MB」と、全記憶容量に対する既に使用されている容量の割合を示す円グラフU1を表示する。同様に、記憶状態窓M2は、例えば、画像データ部28の全記憶容量「150GB」と既に使用されている容量「50GB」と、全記憶容量に対する既に使用されている容量の割合を示す円グラフU2を表示する。
【0023】
ユーザは、属性情報表示窓103を参照することにより、メモリカード7の種別はSDカードであり、メモリカード7は、円グラフU1から全記憶容量の128MBのうち36MBが使用されており、画像データ部28は、円グラフU2から全記憶容量の150GBのうち50GBが使用されていることがわかる。ここで、ユーザは、記憶状態窓M1と記憶状態窓M2を参照することにより、メモリカード7に記憶されている全ての画像データIDを画像データ部28に記憶させるのか、メモリカード7に記憶されているフォルダの中から、特定のフォルダ内に記憶されている画像データIDを画像データ部28に記憶させるのか、メモリカード7に記憶されている特定の画像データIDだけを画像データ部28に記憶させるのかを決定する目安とすることができる。
【0024】
ユーザは、メモリカード7に記憶されている全ての画像データIDを画像データ部28に記憶させるとき、ボタンC1「全部」を選択し、特定のフォルダ内に記憶されている画像データIDを画像データ部28に記憶させるとき、ボタンC2「フォルダ」を選択し、特定の画像データIDだけを画像データ部28に記憶させるとき、ボタンC3「画像」を選択する。ここで、ユーザがボタンC1「全部」が選択し、その後、ボタンC1「全部」を選択したことを確認するために基本操作窓101に表示された「確認」を選択し、さらに、基本操作窓101に表示された「実行」を選択すると、MPU14は、メモリカード7に記憶されている全ての画像データIDを画像データベース28aに記憶させる。さらに、MPU14は、メモリカード7に記憶されている全ての画像データIDの属性情報を属性情報データベース28bに記憶させる。このとき、画像データIDと属性情報は、それぞれ関連付けられて画像データベース28aと属性情報データベース28bに記憶される。これにより、ユーザは、メモリカード7に記憶されている画像データID及び属性情報を容易に画像データ部28に記憶させることができる。
【0025】
図5は、フォトアルバムコントローラ1がメモリカード7の特定のフォルダから画像データIDを取り込む表示画面3の状態を示す。図5は、図4において、ユーザによってボタンC2「フォルダ」が選択されたときの属性情報表示窓103を示す。ユーザによってボタンC2「フォルダ」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にメモリカード7に記憶されているフォルダの番号を一覧表示するフォルダ番号窓FNを表示する。ここで、メモリカード7には、フォルダ番号「100」からフォルダ番号「107」までの8つのフォルダが記憶されているものとする。ユーザがフォルダ番号窓FNに表示されたフォルダ番号の中から、例えば、フォルダ番号「105」を選択し、その後、フォルダ番号「105」を選択したことを確認するために基本操作窓101に表示された「確認」を選択し、さらに、基本操作窓101に表示された「実行」を選択すると、MPU14は、メモリカード7に記憶されているフォルダ番号「105」内の全ての画像データIDを画像データベース28aに記憶させる。また、MPU14は、フォルダ番号「105」内に記憶されている全ての画像データIDの属性情報を属性情報データベース28bに記憶させる。これにより、ユーザは、メモリカード7に記憶されている特定のフォルダ内に記憶されている画像データID及び属性情報を容易に画像データ部28に記憶させることができる。
【0026】
図6は、フォトアルバムコントローラ1がメモリカード7の特定のフォルダから画像データIDを取り込む表示画面3の状態を示す。図6は、図4において、ユーザによってボタンC3「画像」が選択されたときの属性情報表示窓103を示す。ユーザによってボタンC3「画像」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にメモリカード7に記憶されている画像データIDの番号を一覧表示する画像番号窓INを表示する。ここで、画像番号窓INには、画像番号「1001」から画像番号「1020」までが表示されているものとする。全ての画像番号が画像番号窓INに表示されていないとき、ユーザによって基本操作窓101に表示された「進む」が選択されると、表示画面3は、画像番号「1021」以降の画像番号を画像番号窓INに表示させる。ここで、ユーザが画像番号窓INに表示された画像番号の中から、例えば画像番号「1007」を選択し、その後、画像番号「1007」を選択したことを確認するために基本操作窓101に表示された「確認」を選択し、さらに、基本操作窓101に表示された「実行」を選択すると、MPU14は、メモリカード7に記憶されている画像番号「1007」の画像データIDだけを画像データベース28aに記憶させる。また、MPU14は、画像番号「1007」の属性情報を属性情報データベース28bに記憶させる。これにより、ユーザは、メモリカード7に記憶されている特定の画像データID及び属性情報だけを容易に画像データ部28に記憶させることができる。
【0027】
次に、任意の単語が画像データIDに対して属性情報として付加される手順について説明する。図7は、画像データIDにユーザタグが属性情報として付加されるときの表示画面3の状態を示す。特定の画像データIDが選択された後に、ユーザによって基本操作窓101に表示された「編集」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にExif機能によって画像データIDに付加された属性情報を表示する客観的属性情報窓103aと画像データIDに新たに付加される属性情報を表示する主観的属性情報窓103bとを左右に並べて表示する。さらに、表示画面3は、客観的属性情報窓103aと主観的属性情報窓103bの下方にユーザタグ辞書部29aに記憶されているユーザタグを表示するユーザタグ表示窓103cを表示する。ここで、ユーザタグは、過去に使用された頻度の高い順にユーザタグ表示窓103cに表示される。ユーザは、ユーザタグ表示窓103cに表示されたユーザタグを選択することにより、画像データIDにユーザタグを属性情報として付加することができる。例えば、ユーザは、ユーザタグ表示窓103cからユーザタグ「正月」を選択し、主観的属性情報窓103bに表示させる。このとき、ユーザは、客観的属性情報窓103aに表示されたフォルダ「100_pana」の隣にユーザタグ「正月」を表示させることにより、「100_pana」と「正月」を関連付けることができる。ユーザタグ「正月」が主観的属性情報窓103bに表示されると、属性情報データベース28bは、「100_pana」と「正月」を関連付けて記憶する。これにより、ユーザは、Exif機能によって自動的に付加される記号「100_pana」より画像データIDを特定しやすい単語「正月」を属性情報として属性情報データベース28bに記憶させることができる。
【0028】
図8は、MPU14がユーザタグをユーザタグ表示窓103cに表示させるユーザタグ表示処理のフローを示す。ユーザによって基本操作窓101に表示された「編集」が選択されると、MPU14は、ユーザタグ辞書部29aに記憶されているユーザタグを使用された頻度が高い順にソートする(S101)。次に、MPU14は、使用頻度が高いユーザタグから順番に抽出する(S102)。表示画面3は、MPU14によって抽出されたユーザタグをユーザタグ表示窓103cに表示する(S103)。これにより、ユーザタグは、使用頻度が高い順にユーザタグ表示窓103cに表示される。表示画面3は、ユーザタグ辞書部29aに記憶されている全てのユーザタグをユーザタグ表示窓103cに表示したか否か、またはユーザによって他の命令が入力されたか否かを判断する(S104)。表示画面3は、全てのユーザタグをユーザタグ表示窓103cに表示するか、ユーザによって他の命令が入力されるまでユーザタグをユーザタグ表示窓103cに表示する処理を行い(S104でNo)、全てのユーザタグがユーザタグ表示窓103cに表示されるか、ユーザによって他の命令が入力されると(S104でYes)、ユーザタグ表示処理を終了する。これにより、ユーザは、頻繁に使用するユーザタグをユーザタグ表示窓103cから容易に選択することが可能となる。
【0029】
図9は、ユーザによって新たにユーザタグが作成されるときの表示画面3の状態を示す。図7において、さらに、ユーザによって基本操作窓101に表示された「編集」が選択されると、表示画面3は、画像データ表示窓102の上段にユーザによって選択される50音と記号を表示する50音表窓102a(配列表窓)を表示し、画像データ表示窓102の下段に推薦タグを表示する推薦タグ表示窓102bを表示する。ユーザは、50音表窓102aから所定の文字を順番に選択することにより任意の単語を作成することができる。ここで、ユーザが、客観的属性情報窓103aに表示されたファイル「p1030749」に単語「伊勢」を関連付ける場合について説明する。ここで、単語「伊勢」は、ユーザタグ表示窓103c及び推薦タグ表示窓102bに表示されていないため、ユーザは、50音表窓102aから「い」と「せ」を選択して漢字に変換することにより、ファイル「p1030749」と「伊勢」を関連付けることができる。このとき、ユーザタグ辞書部29aは、ユーザによって作成された単語「伊勢」をユーザタグとして新たに記憶する。次に、ユーザが、客観的属性情報窓103aに表示された日時「2007.01.01」に「平成19年」を関連付ける場合について説明する。ここで、「平成19年」は、推薦タグ表示窓102bに表示されているものとする。推薦タグ表示窓102bは、推薦タグ辞書部29bに記憶されている推薦タグを使用頻度順に表示し、推薦タグ辞書部29bは、ユーザに使用される可能性が高いと思われる単語を予め複数記憶している。ユーザは、推薦タグ表示窓102bに表示されている「平成19年」を選択することにより、客観的属性情報窓103aに表示された日時「2007.01.01」と「平成19年」を容易に関連付けることができる。
【0030】
図10は、MPU14が推薦タグを推薦タグ表示窓102bに表示させる推薦タグ表示処理のフローを示す。ユーザによって基本操作窓101に表示された「編集」が選択されると、MPU14は、ユーザタグをユーザタグ表示窓102bに表示させるために、推薦タグ辞書部29bから推薦タグを抽出する(S201)。次に、MPU14は、表示画面3は、MPU14によって抽出された推薦タグを推薦タグ表示窓102bに表示する(S202)。表示画面3は、推薦タグ辞書部29bに記憶されている全ての推薦タグを推薦タグ表示窓102bに表示したか否か、またはユーザによって他の命令が入力されたか否かを判断する(S203)。表示画面3は、全ての推薦タグを推薦タグ表示窓102bに表示するか、ユーザによって他の命令が入力されるまで推薦タグを推薦タグ表示窓102bに表示する処理を行い(S203でNo)、全ての推薦タグが推薦タグ表示窓102bに表示されるか、ユーザによって他の命令が入力されると(S203でYes)、推薦タグ表示処理を終了する。
【0031】
次に、ユーザによって画像データIDに任意の単語が属性情報として付加される属性情報付加処理について説明する。図11は、MPU14がユーザタグ辞書部29aに、新たなユーザタグを記憶させる属性情報付加処理のフローを示す。図7において、ユーザによって基本操作窓101に表示された「編集」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103に客観的属性情報窓103aと(S301)、主観的属性情報窓103bを表示し(S302)、画像データ表示窓102に50音表窓102aと(S303)、ユーザタグ表示窓103cを表示する(S304)。ユーザによって主観的属性情報窓103bの中の所定の項目が選択されると(S305)、MPU14は、ユーザによってユーザタグ表示窓103cに表示したユーザタグが選択されるのを待つ(S306)。ここで、ユーザは、ユーザタグ表示窓103cに所望する単語が表示されているとき、この所望する単語を選択する。ステップS306において、ユーザタグ表示窓103cに表示されているユーザタグが選択されると(S306でYes)、MPU14は、ステップS311の処理を行う。一方、ステップS306において、ユーザタグ表示窓103cに表示されているユーザタグが選択されないとき(S306でNo)、MPU14は、ユーザによって推薦タグ表示窓102bに表示されている推薦タグが選択されるのを待つ(S307)。
【0032】
推薦タグ表示窓102bに表示されている推薦タグが選択されると(S307でYes)、MPU14は、ステップS311の処理を行う。一方、ステップS307において、推薦タグ表示窓102bに表示されている推薦タグが選択されないとき(S306でNo)、ユーザによって、50音表窓102aに表示されている文字が選択されることにより新たにユーザタグが作成されるのを待つ(S308)。ユーザタグが作成されると、表示画面3は、作成されたユーザタグをユーザタグ表示窓103cに追加表示する(S309)。ユーザによってユーザタグ表示窓103cに追加表示されたユーザタグが選択されると(S310)、表示画面3は、ユーザによって選択されたユーザタグを主観的属性情報窓103bの所定の項目に表示する(S311)。また、表示画面3は、ステップS306またはステップS307において、ユーザに選択されたユーザタグまたは推薦タグを主観的属性情報窓103bの所定の項目に表示する(S311)。
【0033】
次に、主観的属性情報窓103bに表示されたユーザタグが、ユーザタグ辞書部29aに記憶されているとき(S312でYes)、MPU14は、ステップS314の処理を行う。ステップS312において、主観的属性情報窓103bに表示されたユーザタグが、ユーザタグ辞書部29aに記憶されていないとき(S312でNo)、MPU14は、ユーザタグ辞書部29aに、選択されたユーザタグを新たなユーザタグとして記憶させる(S313)。続けて、主観的属性情報窓103bの中の所定の項目がユーザによって選択されると(S314でYes)、MPU14は、ステップS306からステップS314の処理を繰り返す。一方、ステップS314において、ユーザによって、さらに主観的属性情報窓103bの中の所定の項目が選択されないとき(S314でNo)、MPU14は、属性情報データベース28bに、主観的属性情報窓103bに入力されたユーザタグまたは推薦タグを新たな属性情報として画像データIDと関連付けて記憶させて(S315)、属性情報付加処理を終了する。
【0034】
次に、画像データベース28aから特定の画像データIDが検索される場合について説明する。図12は、ユーザによって画像データIDが検索されるときの表示画面3の状態を示す。ユーザによって基本操作窓101に表示された「検索」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103に検索窓103dを表示する。検索窓103dには、例えば、ユーザによって検索キーが入力されるフォルダ項目、ファイル項目、及び日時項目が表示される。ユーザは、検索したい画像データIDについての属性情報を検索キーとしてフォルダ項目、ファイル項目、または日時項目に入力することにより、画像データベース28aに記憶されている大量の画像データIDの中から所望する画像データIDを容易に検索することができる。ここで、ユーザが、例えば、伊勢で撮影した画像データIDを検索したいとすると、ユーザは、検索窓103dのファイル項目に「伊勢」と入力することによって、属性情報が「伊勢」として関連付けられている画像データIDを検索することができる。ここで、検索キーは、検索窓103dに推薦タグ表示窓102bまたはユーザタグ表示窓103cから推薦タグまたはユーザタグが選択されることによって入力されてもよいし、50音表窓102aから文字が選択されることによって入力されてもよい。
【0035】
次に、画像データベース28aに記憶されている画像データIDを外部機器Mに出力する場合について説明する。図13は、ユーザによって画像データIDが外部機器Mに出力されるときの表示画面3の状態を示す。ユーザによって基本操作窓101に表示された「出力」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にフォルダ構成窓103eとユーザからの命令を受付けるためのボタンC4「USB1」とボタンC5「USB2」を表示する。フォルダ構成窓103eには、フォルダ項目F1とファイル項目F2が表示される。フォルダ項目には、画像データベース28aに記憶されているフォルダ名が一覧表示され、ファイル項目F2には、画像データベース28aに記憶されている特定のフォルダ内のファイル名が一覧表示される。ユーザによってボタンC4「USB1」またはボタンC5「USB2」が選択れることによって、MPU14は、画像データIDをUSB端子9またはUSB端子10に接続されている外部機器Mに出力する。フォルダ項目F1には、画像データベース28aに記憶されているフォルダ「正月」から「京都旅行」まで5つのフォルダ名が表示されている。ここで、例えば、ユーザによってフォルダ項目F1に表示されているフォルダ「京都旅行」が選択され、さらにボタンC4「USB1」が選択されると、MPU14は、画像データベース28aに記憶されているフォルダ「京都旅行」内の全ての画像データIDをUSB端子9に接続されている外部機器Mに出力する。このように、ユーザは、画像データベース28aに記憶されている画像データIDを選択して外部機器Mに出力することにより、パソコンを用いることなく容易に画像データIDを外部機器Mにコピーすることができる。
【0036】
次に、画像データIDをフォトアルバムコントローラ1で閲覧する場合について説明する。図14は、画像データIDを画像データ表示窓102に表示させるときの表示画面3の状態を示す。ユーザによって基本操作窓101に表示された「閲覧」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にフォルダ構成窓103eを表示する。ユーザによって、フォルダ項目F1に表示されているフォルダ名が選択されると、選択されたフォルダ内に記憶されている画像データIDのファイル名がファイル項目F2に一覧表示される。ユーザは、ファイル項目F2に表示されたファイル名を選択することにより、所望する画像データIDを容易かつ迅速に画像データ表示窓102に表示させることができる。
【0037】
次に、画像データIDをフォトアルバムコントローラ1で閲覧するモードを選択する場合について説明する。図15は、画像データIDを画像データ表示窓102に表示させるときのモードが決定されるときの表示画面3の状態を示す。図14において、例えば、ユーザによって、もう一度基本操作窓101に表示された「閲覧」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にモード選択窓103fを表示する。モード選択窓103fには、モード選択項目MSとファイル項目F2が表示される。モード選択項目MSには、画像データIDを画像データ表示窓102に表示させる表示モードが複数表示される。ここで、モード選択項目MSには、表示モードとして「大画面」、「サムネイル画面」、「文字入り画面」、及び「スライドショウ」が表示されている。ユーザによって「大画面」が選択されると、表示画面3は、1枚の画像データIDを画像データ表示窓102全体に表示し、「サムネイル画面」が選択されると複数の画像データIDを一度に画像データ表示窓102に表示し、「文字入り画面」が選択されると1枚の画像データIDとこの画像データIDの属性情報とを同時に画像データ表示窓102に表示し、「スライドショウ」が選択されると1枚の画像データIDを一定時間ずつ順番に画像データ表示窓102に表示する。ユーザは、ファイル項目F2から閲覧したい画像データIDのファイル名を選択し、モード選択項目MSから表示モードを選択することにより、容易に所望する画像データIDを目的に応じたモードで閲覧することができる。
【0038】
次に、所定の属性情報と関連付けられた画像データIDをフォトアルバムコントローラ1で閲覧する場合について説明する。図16は、画像データIDを画像データ表示窓102に表示させるために、所定の属性情報が入力されるときの表示画面3の状態を示す。図15において、例えば、ユーザによって、表示モードとして「スライドショウ」が選択された後、もう一度基本操作窓101に表示された「検索」が選択されると、表示画面3は、属性情報表示窓103にテーマ検索窓103gとユーザタグ表示窓103cを表示し、データ表示窓102に50音表窓102aと推薦タグ表示窓102bを表示する。ユーザは、ユーザタグ表示窓103c、50音表窓102a、または推薦タグ表示窓102bを利用して、閲覧したい画像データIDの属性情報をテーマ検索窓103gに入力すると、表示画面3は、入力された属性情報と関連付けられた画像データIDを画像データ表示窓102に表示する。ここで、画像データ部28は、属性情報「子供、家族、運動会」と関連付けられた画像データID1と属性情報「妻、家族、演奏会」と関連付けられた画像データID2を記憶しているものとする。ユーザは、ユーザタグ表示窓103cに表示されている「家族」を選択することによってテーマ検索窓103gに「家族」を入力すると、表示画面3は、属性情報「家族」と関連付けられた画像データID1及び画像データID2を一定時間ずつ順番に画像データ表示窓102に表示する。このように、ユーザは、テーマ検索窓103gに複数の画像データIDに共通して関連付けられている属性情報を入力することによって、所定の属性情報と関連付けられた画像データIDを容易かつ迅速に閲覧することができる。
【0039】
このように、本実施形態においては、表示画面3が、ユーザタグ表示窓103c、推薦タグ表示窓102b、または50音表窓102aを表示することによって、ユーザは、容易かつ迅速に所望するユーザタグ、推薦タグ、または任意の文字列を選択することができる。また、表示画面3は、客観的属性情報窓103aと主観的属性情報窓103bとを左右に並べて表示することによって、ユーザは、所定の画像データIDに対して容易に任意の属性情報を容易に付加することができる。また、表示画面3は、属性情報表示窓103に検索窓103dを表示することによって、ユーザは、検索窓103dに属性情報を入力することにより、所望する画像データIDを容易かつ迅速に検索することができる。さらに、表示画面3は、属性情報表示窓103にモード選択窓103fを表示し、ユーザは、モード選択窓103fに表示されたモード選択項目MSから表示モードを選択することにより、画像データIDを目的に応じたモードで閲覧することができる。
【0040】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能であり、本実施形態の表示画面3は、客観的属性情報窓103aと主観的属性情報窓103bとを左右に並べて表示させる構成ではなく、例えば、客観的属性情報窓103aと主観的属性情報窓103bとを上下に並べて表示させる構成であっても構わない。また、検索キーは、ユーザによって検索窓103dに表示されたフォルダ項目、ファイル項目、または日時項目のいずれか1つに入力される構成ではなく、フォルダ項目、ファイル項目、または日時項目の複数の項目に検索キーが入力される構成であっても構わない。さらに、画像データベース28aは、画像データIDの他に音楽データや動画データを記憶し、属性情報データベース28bは、画像データベース28aに記憶された音楽データや動画データの属性情報を記憶する構成であっても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施形態に係るフォトアルバムコントローラの外観図。
【図2】本実施形態に係るフォトアルバムコントローラの構成図。
【図3】本実施形態に係る推薦タグ辞書部の記憶状態を示す図。
【図4】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図5】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図6】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図7】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図8】本実施形態に係るMPUがユーザタグをユーザタグ表示窓に表示させるユーザタグ表示処理のフローチャート。
【図9】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図10】本実施形態に係るMPUが推薦タグを推薦タグ表示窓に表示させる推薦タグ表示処理のフローチャート。
【図11】本実施形態に係るMPUがユーザタグ辞書部に新たなユーザタグを記憶させる属性情報付加処理のフローチャート。
【図12】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図13】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図14】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図15】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【図16】本実施形態に係る表示画面の状態を示す図。
【符号の説明】
【0042】
1 フォトアルバムコントローラ
3 表示画面(表示手段)
13 タッチパネル(入力手段)
14 MPU
15 主記憶部
29 タグ辞書部
29a ユーザタグ辞書部
29b 推薦タグ辞書部
102 画像データ表示窓
102a 50音表窓(配列表窓)
102b 推薦タグ表示窓
103 属性情報表示窓
103c ユーザタグ表示窓
103d 検索窓
ID 画像データ
ID1 画像データ
ID2 画像データ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像データが入力される画像入力手段と、前記画像データを蓄積する画像データベース部と、前記画像データを表示する表示手段と、ユーザによって文字情報または操作命令が入力される入力手段と、装置全体を制御するMPU(Micro Processing Unit)と、装置全体を制御する制御プログラムを記憶する主記憶部と、を備えたフォトアルバムコントローラにおいて、
複数の単語をタグとして記憶するタグ辞書部を備え、
前記タグ辞書部は、ユーザによって入力された前記文字情報をユーザタグとして記憶するユーザタグ辞書部を備え、
前記画像データベース部は、前記画像データと該画像データの属性情報とを関連付けて記憶し、
前記表示手段は、前記画像データを表示する画像データ表示窓、前記属性情報を表示する属性情報表示窓、前記ユーザタグを表示するユーザタグ表示窓を表示し、
前記MPUは、前記表示手段に前記属性情報表示窓と前記ユーザタグ表示窓が表示されているとき、ユーザから前記入力手段に前記操作命令が入力されることによって、該属性情報表示窓に表示されている前記属性情報と、該ユーザタグ表示窓に表示されている前記ユーザタグとが関連付けられたことに応じて、前記画像データベース部に該ユーザタグを該属性情報として新たに記憶させることを特徴としたフォトアルバムコントローラ。
【請求項2】
前記タグ辞書部は、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する推薦タグ辞書部を備え、
前記表示手段は、前記推薦タグを表示する推薦タグ表示窓を表示し、
前記MPUは、前記表示手段に前記属性情報表示窓と前記推薦タグ表示窓が表示されているとき、ユーザから前記入力手段に前記操作命令が入力されることによって、該属性情報表示窓に表示されている前記属性情報と、該推薦タグ表示窓に表示されている前記推薦タグとが関連付けられたことに応じて、前記画像データベース部に該推薦タグを該属性情報として新たに記憶させることを特徴とした請求項1に記載のフォトアルバムコントローラ。
【請求項3】
前記表示手段は、複数の該推薦タグまたは該ユーザタグを前記推薦タグ表示窓またはユーザタグ表示窓にユーザによって選択された選択頻度順に表示し、ひらがな、アルファベット、または記号が表示される配列表窓を表示し、
前記入力手段は、ユーザによって前記配列表窓に表示された所定の文字または記号が選択されることによって前記文字情報が入力されることを特徴とした請求項1または請求項2に記載のフォトアルバムコントローラ。
【請求項4】
前記画像データベース部は、前記画像データ及び前記属性情報が記憶されているフォルダ名を保持し、
前記表示手段は、前記画像データを検索するために、ユーザによって前記ユーザタグ、前記推薦タグ、前記フォルダ名、または前記属性情報が検索キーとして入力される検索窓を表示し、
前記MPUは、前記表示手段に表示されている前記検索窓に前記検索キーが入力されたことに応じて、前記画像データベース部に記憶されている前記画像データの中から、該検索キーを前記属性情報とする該画像データを検索することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のフォトアルバムコントローラ。
【請求項5】
コンピュータに画像データを記憶させ、該画像データに任意の属性情報を付加することができるフォトアルバムコントロールプログラムにおいて、
前記画像データが入力される画像入力ステップと、
前記画像データをモニターに表示させる表示ステップと、
前記画像データを蓄積するための領域を画像データベース部として記憶装置に作成するステップと、
ユーザによって入力手段を介して文字情報または操作命令が入力される入力ステップと、
ユーザによって入力された前記文字情報をユーザタグとして記憶するユーザタグ辞書部と、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する推薦タグ辞書部とを備えた領域をタグ辞書部として前記記憶装置に作成するステップと、
前記画像データベース部に、前記画像データと該画像データの属性情報とを関連付けて記憶させ、該画像データ及び該属性情報が記憶されているフォルダ名を保持させるステップと、
前記モニターに前記画像データを表示する画像データ表示窓、前記属性情報を表示する属性情報表示窓、前記ユーザタグを表示するユーザタグ表示窓を表示させるステップと、
前記モニターに前記属性情報表示窓と前記ユーザタグ表示窓が表示されているとき、ユーザから前記入力手段に前記操作命令が入力されることによって、該属性情報表示窓に表示されている前記属性情報と、該ユーザタグ表示窓に表示されている前記ユーザタグとが関連付けられたことに応じて、前記画像データベース部に該ユーザタグを該属性情報として新たに記憶させるステップと、
前記モニターに前記推薦タグを表示する推薦タグ表示窓を表示させるステップと、
前記モニターに前記属性情報表示窓と前記推薦タグ表示窓が表示されているとき、ユーザから前記入力手段に前記操作命令が入力されることによって、該属性情報表示窓に表示されている前記属性情報と、該推薦タグ表示窓に表示されている前記推薦タグとが関連付けられたことに応じて、前記画像データベース部に該推薦タグを該属性情報として新たに記憶させるステップと、
前記モニターに複数の該推薦タグまたは該ユーザタグを前記推薦タグ表示窓またはユーザタグ表示窓にユーザによって選択された選択頻度順に表示し、ひらがな、アルファベット、または記号が表示される配列表窓を表示させるステップと、
ユーザによって前記配列表窓に表示された所定の文字または記号が選択されることによって前記文字情報が入力されるステップと、
前記画像データを検索するために、ユーザによって前記ユーザタグ、前記推薦タグ、前記フォルダ名、または前記属性情報が検索キーとして入力される検索窓を前記モニターに表示させるステップと、
前記検索窓に前記検索キーが入力されたことに応じて、前記画像データベース部に記憶されている前記画像データの中から、該検索キーを前記属性情報とする該画像データを検索するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするフォトアルバムコントロールプログラム。
【請求項1】
画像データが入力される画像入力手段と、前記画像データを蓄積する画像データベース部と、前記画像データを表示する表示手段と、ユーザによって文字情報または操作命令が入力される入力手段と、装置全体を制御するMPU(Micro Processing Unit)と、装置全体を制御する制御プログラムを記憶する主記憶部と、を備えたフォトアルバムコントローラにおいて、
複数の単語をタグとして記憶するタグ辞書部を備え、
前記タグ辞書部は、ユーザによって入力された前記文字情報をユーザタグとして記憶するユーザタグ辞書部を備え、
前記画像データベース部は、前記画像データと該画像データの属性情報とを関連付けて記憶し、
前記表示手段は、前記画像データを表示する画像データ表示窓、前記属性情報を表示する属性情報表示窓、前記ユーザタグを表示するユーザタグ表示窓を表示し、
前記MPUは、前記表示手段に前記属性情報表示窓と前記ユーザタグ表示窓が表示されているとき、ユーザから前記入力手段に前記操作命令が入力されることによって、該属性情報表示窓に表示されている前記属性情報と、該ユーザタグ表示窓に表示されている前記ユーザタグとが関連付けられたことに応じて、前記画像データベース部に該ユーザタグを該属性情報として新たに記憶させることを特徴としたフォトアルバムコントローラ。
【請求項2】
前記タグ辞書部は、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する推薦タグ辞書部を備え、
前記表示手段は、前記推薦タグを表示する推薦タグ表示窓を表示し、
前記MPUは、前記表示手段に前記属性情報表示窓と前記推薦タグ表示窓が表示されているとき、ユーザから前記入力手段に前記操作命令が入力されることによって、該属性情報表示窓に表示されている前記属性情報と、該推薦タグ表示窓に表示されている前記推薦タグとが関連付けられたことに応じて、前記画像データベース部に該推薦タグを該属性情報として新たに記憶させることを特徴とした請求項1に記載のフォトアルバムコントローラ。
【請求項3】
前記表示手段は、複数の該推薦タグまたは該ユーザタグを前記推薦タグ表示窓またはユーザタグ表示窓にユーザによって選択された選択頻度順に表示し、ひらがな、アルファベット、または記号が表示される配列表窓を表示し、
前記入力手段は、ユーザによって前記配列表窓に表示された所定の文字または記号が選択されることによって前記文字情報が入力されることを特徴とした請求項1または請求項2に記載のフォトアルバムコントローラ。
【請求項4】
前記画像データベース部は、前記画像データ及び前記属性情報が記憶されているフォルダ名を保持し、
前記表示手段は、前記画像データを検索するために、ユーザによって前記ユーザタグ、前記推薦タグ、前記フォルダ名、または前記属性情報が検索キーとして入力される検索窓を表示し、
前記MPUは、前記表示手段に表示されている前記検索窓に前記検索キーが入力されたことに応じて、前記画像データベース部に記憶されている前記画像データの中から、該検索キーを前記属性情報とする該画像データを検索することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のフォトアルバムコントローラ。
【請求項5】
コンピュータに画像データを記憶させ、該画像データに任意の属性情報を付加することができるフォトアルバムコントロールプログラムにおいて、
前記画像データが入力される画像入力ステップと、
前記画像データをモニターに表示させる表示ステップと、
前記画像データを蓄積するための領域を画像データベース部として記憶装置に作成するステップと、
ユーザによって入力手段を介して文字情報または操作命令が入力される入力ステップと、
ユーザによって入力された前記文字情報をユーザタグとして記憶するユーザタグ辞書部と、予め設定された複数の単語を推薦タグとして記憶する推薦タグ辞書部とを備えた領域をタグ辞書部として前記記憶装置に作成するステップと、
前記画像データベース部に、前記画像データと該画像データの属性情報とを関連付けて記憶させ、該画像データ及び該属性情報が記憶されているフォルダ名を保持させるステップと、
前記モニターに前記画像データを表示する画像データ表示窓、前記属性情報を表示する属性情報表示窓、前記ユーザタグを表示するユーザタグ表示窓を表示させるステップと、
前記モニターに前記属性情報表示窓と前記ユーザタグ表示窓が表示されているとき、ユーザから前記入力手段に前記操作命令が入力されることによって、該属性情報表示窓に表示されている前記属性情報と、該ユーザタグ表示窓に表示されている前記ユーザタグとが関連付けられたことに応じて、前記画像データベース部に該ユーザタグを該属性情報として新たに記憶させるステップと、
前記モニターに前記推薦タグを表示する推薦タグ表示窓を表示させるステップと、
前記モニターに前記属性情報表示窓と前記推薦タグ表示窓が表示されているとき、ユーザから前記入力手段に前記操作命令が入力されることによって、該属性情報表示窓に表示されている前記属性情報と、該推薦タグ表示窓に表示されている前記推薦タグとが関連付けられたことに応じて、前記画像データベース部に該推薦タグを該属性情報として新たに記憶させるステップと、
前記モニターに複数の該推薦タグまたは該ユーザタグを前記推薦タグ表示窓またはユーザタグ表示窓にユーザによって選択された選択頻度順に表示し、ひらがな、アルファベット、または記号が表示される配列表窓を表示させるステップと、
ユーザによって前記配列表窓に表示された所定の文字または記号が選択されることによって前記文字情報が入力されるステップと、
前記画像データを検索するために、ユーザによって前記ユーザタグ、前記推薦タグ、前記フォルダ名、または前記属性情報が検索キーとして入力される検索窓を前記モニターに表示させるステップと、
前記検索窓に前記検索キーが入力されたことに応じて、前記画像データベース部に記憶されている前記画像データの中から、該検索キーを前記属性情報とする該画像データを検索するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするフォトアルバムコントロールプログラム。
【図2】
【図3】
【図8】
【図10】
【図11】
【図1】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図3】
【図8】
【図10】
【図11】
【図1】
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【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2010−237722(P2010−237722A)
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−193814(P2007−193814)
【出願日】平成19年7月25日(2007.7.25)
【出願人】(507251583)株式会社ビジョナリスト (2)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年7月25日(2007.7.25)
【出願人】(507251583)株式会社ビジョナリスト (2)
【Fターム(参考)】
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