説明

プッシュスイッチ

【課題】舌状の案内部を形成するためにカバーにあけられる開口を小さくすることができ、かつ、案内部の強度を確保することができるプッシュスイッチを提供すること。
【解決手段】凹形の収納部3が形成されたハウジング2と、収納部3の底板部3aに配置された導電性反転バネ6,7を含むスイッチ素子と、底板部3aに対向して配置された金属製カバー9と、カバー9と反転バネ6の間に押圧可能に設けられハウジング2の一端側から突出した操作部材10とを備え、カバー9にはハウジング2の一端側から押し込み方向に沿って延び底板部3aに向って傾斜する舌状の案内部11が形成され、操作部材10には、押し込み方向に延び、押圧操作時に案内部11に案内されて底板部3aに近づく方向に撓み反転バネ6,7を反転させる可撓部10cが形成される。案内部11はポンチとダイによる切り曲げによって、始端から終端に向かって先細りする台形状に形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作部材をハウジングの底板部に対して平行な方向に押圧操作するプッシュスイッチに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のプッシュスイッチは、凹形の収納部を形成するハウジングを備えている。収納部には、スイッチ素子が設けられている。このスイッチ素子は、収納部の底板部に重なって配置される導電性反転バネを含み、この反転バネが反転することでオンするようになっている。収納部は、防塵シートにより塞がれ、スイッチ素子が塵埃から保護されている。
【0003】
ハウジングには、底板部に対向して配置された金属製のカバーが取付けられている。このカバーと反転バネとの間には、押圧可能に操作部材が設けられている。この操作部材は、その押し込み方向おいてハウジングの一端から突出している。カバーには、ハウジングの一端側から操作部材の押し込み方向に沿って延び底板部に向って傾斜する舌状の案内部が一体に形成されている。この案内部の幅寸法、すなわち、収納部の底板部の広がる方向に平行で操作部材の押し込み方向に直交する方向における寸法は、始端から終端まで一定に設定されている。
【0004】
操作部材には、押し込み方向に延び底板部に対して近づく方向に撓むことが可能な可撓部が設けられている。この可撓部は、操作部材がハウジングの一端側からハウジングの内部に向って押圧されたとき、案内部に案内されて底板部に近づく方向に撓み、防塵シートごと反転バネを押圧して反転させる。これによりスイッチ素子がオンする。
【0005】
案内部は、ポンチとダイを使用した曲げ加工により形成される。この曲げ加工の前には、案内部となる部分を挟んで対向する位置のそれぞれに、カバーを貫通する開口、すなわちスリットをあける。その後、案内部となる部分をポンチでダイの孔内に向かって押し曲げ、これにより案内部が完成する。このため、従来のプッシュスイッチは、案内部を挟んで対向するカバーの位置にスリットがあいたものとなっている。
【0006】
なお、スリットをあけずに切り曲げて、すなわち、ポンチとダイでせん断しながら押し曲げて案内部を形成した場合、案内部の幅寸法がダイの孔の寸法にならうため、案内部はダイの孔に嵌ってしまう。このため、ダイの孔から案内部を抜き取るには、案内部の反対側からダイの孔にピン等を挿入して案内部を押し出すことが必要になり、その押し出し時に案内部を変形させてしまうことがある。前述した従来のプッシュスイッチの場合のように、スリットをあけた後に曲げ加工を行って案内部を完成させれば、ピン等による押し出しを要さずに、案内部をダイの孔から抜き取ることができる。
【0007】
ここで説明した種類のプッシュスイッチとしては、例えば特許文献1で開示されているものがある。
【特許文献1】特開2005−56784号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、プッシュスイッチを配線基板に実装させる際、プッシュスイッチを配線基板の所定位置まで運ぶために吸着ノズルを使用する。つまり、吸着ノズルの先端にカバーを吸着させることで持ち上げ、プッシュスイッチを配線基板の所定位置まで運ぶ。吸着ノズルの吸着口の形状および寸法は、前述した従来のプッシュスイッチに対して使用する吸着ノズルの場合、案内部およびスリットを包含するものであるのが理想的である。しかし、吸着ノズルを使用して配線基板に実装させる電気部品は、プッシュスイッチ以外にも種々あるため、コストを考慮すると、吸着ノズルはプッシュスイッチを含む複数種類の電気部品に対し共通して使用できるものであることが望ましい。
【0009】
吸着ノズルが使用される電気部品の種類の中には、案内部およびスリットを包含する形状および寸法よりも小型のものがある。このような小型の電気部品に対応した吸着ノズルを従来のプッシュスイッチに対して使用した場合、案内部の幅方向の両側方のスリットから空気が漏れるため、吸着ノズルに従来のプッシュスイッチを吸着させることができないという問題が生じる。
【0010】
この問題を解決するために、案内部を小さくすることが考えられる。しかし、操作部材の押し込み方向における案内部の寸法については、操作部材の可撓部を案内するための長さを確保する必要があるので短縮できず、案内部の幅寸法については、操作部材の押圧操作時において可撓部から受ける荷重に耐えうる強度を確保できる長さが必要であり、効果的な短縮ができない。
【0011】
本発明は、前述の事情を考慮してなされたものであり、その目的は、舌状の案内部を形成するためにカバーにあけられる開口を小さくすることができ、かつ、案内部の強度を確保することができるプッシュスイッチを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明のプッシュスイッチは前述の目的を達成するために次のように構成されている。
【0013】
〔1〕本発明は、凹形の収納部が形成されたハウジングと、前記収納部に設けられ、この収納部の底板部に配置された導電性反転バネを含むスイッチ素子と、前記底板部に対向して配置された金属製のカバーと、前記カバーと前記反転バネとの間に押圧可能に設けられ、押し込み方向おいて前記ハウジングの一端から突出した操作部材とを備え、前記カバーには、前記ハウジングの前記一端側から前記押し込み方向に沿って延び前記底板部に向って傾斜する舌状の案内部が形成され、前記操作部材が、前記押し込み方向に延び前記底板部に近づく方向に撓むことが可能な可撓部を有し、前記操作部材が前記一端側から前記ハウジングの内部に向って押圧されたとき、前記可撓部が前記案内部に案内されて前記底板部に近づく方向に撓み、前記反転バネを押圧して反転させることで前記スイッチ素子をオンさせるプッシュスイッチであって、前記案内部は切り曲げにより形成されるものであり、前記底板部の広がる方向に平行で前記押し込み方向に直交する方向における前記案内部の寸法が、前記案内部をその始端から終端に向かって先細りさせるよう設定されていることを特徴とする。
【0014】
このように構成された本発明では、案内部が切り曲げにより一工程で形成されるので、案内部を挟んで対向するカバーの位置に形成される開口を小さくすることができる。また、案内部を挟んで対向するカバー側のせん断面の間隔寸法はポンチの寸法にならい、案内部の幅寸法はダイの孔の寸法にならい、ダイの孔の寸法はポンチの寸法よりもクリアランス分だけ大きいので、案内部のうちのカバーからダイの孔に押し出されない部分をカバー側のせん断面間に挟持させた状態とすることができ、これにより案内部の変形を抑制して強度を確保することができる。
【0015】
なお、本発明において、案内部の幅寸法は、案内部をその始端から終端に向かって先細りする形状とするよう設定されているので、案内部がダイの孔内に押し出された状態において、案内部の幅方向における両側面とダイの孔の内面との間に隙間が形成され、ダイの孔に案内部が嵌るということが生じないようにできる。つまり、案内部を切り曲げにより同時に形成しても、ピン等でダイの孔から案内部を押し出す必要がない。
【0016】
〔2〕本発明は、「〔1〕」に記載の発明において、前記案内部が、その始端を下底とする台形状であることを特徴とするものであってもよい。このように構成された本発明では、案内部の縁が直線状に形成された簡単な形状なので、切り曲げによる案内部の形成が行いやすい。
【0017】
〔3〕本発明は、「〔1〕」または「〔2〕」に記載の発明において、前記切り曲げが、前記案内部の終端に沿った形状の孔を前記カバーにあけた後に行われることを特徴とするものであってもよい。このように構成された本発明によっても、切り曲げによる案内部の形成が行いやすい。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、案内部が切り曲げにより一工程で形成されるものであるから、舌状の案内部を形成するためにカバーにあけられる開口を小さくすることができる。また、底板部の広がる方向に平行で押し込み方向に直交する方向における案内部の寸法(幅寸法)が、案内部をその始端から終端に向かって先細りさせるよう設定されているので、案内部がダイの孔内に押し出された状態においてダイの孔に案内部が嵌るということが生じないようにでき、かつ、案内部の強度を確保することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明の一実施形態に係るプッシュスイッチについて図を用いて説明する。
【0020】
図1は本発明の一実施形態に係るプッシュスイッチの斜視図である。図2は図1に示したプッシュスイッチの分解斜視図である。図3は図1に示したプッシュスイッチの平面図である。図4は図3のIV−IV拡大断面図である。
【0021】
図1〜4に示すように、本実施形態に係るプッシュスイッチ1は、ハウジング2を備えている。このハウジング2は合成樹脂製で絶縁性を有し、上面視形状がほぼ矩形に形成されているとともに、中央に凹形の収納部3が形成されている。収納部3の底板部3aの中央には、金属製の第1固定接点4が露出して設けられ、この第1固定接点4の外方には、金属製の第2固定接点5が露出して設けられている。底板部3aにはドーム状の導電性反転バネ6,7が重なって配置されている。この反転バネ6の凹曲面側の中央は、第1固定接点4に対して接触および離反可能であり、反転バネ6,7の縁部は、第2固定接点5に常時接触している。つまり、第1固定接点4、第2固定接点5および反転バネ6,7とから、反転バネ6,7の反転によりオンするスイッチ素子が構成されているとともに、このスイッチ素子が収納部3に設けられている。なお、反転バネ6,7は強度を確保するために2枚重ねられているが、強度が確保できれば1枚でもよい。
【0022】
また、収納部3は、絶縁性および伸縮性を有する材料、例えばポリアミド樹脂からなる防塵シート8により塞がれている。
【0023】
ハウジング2には、底板部3aに対向して配置された金属製のカバー9が取付けられている。このカバー9と反転バネ6との間には、操作部材10が設けられている。この操作部材10は合成樹脂製で絶縁性を有し、カバー9と反転バネ7との間に、底板部3aに平行な方向(矢印P方向)に押し込み可能に保持された枠状の本体10aと、押し込み方向おける本体10aの一端に形成され、ハウジングの一端から突出した押圧部10bと、本体10aの内側に位置し押圧部10b側から押し込み方向に沿って延び底板部3aに近づく方向に撓むことが可能な可撓部10cとが一体に形成されている。カバー9には、ハウジング2の一端側から操作部材10の押し込み方向に沿って延び底板部3aに向って傾斜する舌状の案内部11が一体に形成されている。可撓部10cの終端は案内部11に当接している。
【0024】
このように構成されたプッシュスイッチ1は、押圧部10bが押圧され操作部材10がハウジング2の一端側からハウジング2の内部に向って、すなわち矢印P方向に押圧されたとき、可撓部10cが案内部11に案内されて底板部3aに近づく方向に撓み、防塵シート8ごと反転バネ6を押圧して反転させる。これにより、第1固定接点4と第2固定接点5とが反転バネ6を介して導通し、スイッチ素子がオンする。
【0025】
特に、プッシュスイッチ1では、案内部11が、その終端に沿った形状の長孔11aをカバー9にあけた後に、切り曲げて形成されるものからなる。案内部11の幅寸法、すなわち、底板部3aの広がる方向に平行で押し込み方向に直交する方向(図3の上下方向)における寸法は、案内部11がその始端から終端に向かって先細りする形状、例えばその始端を下底とする台形状となるよう設定されている。
【0026】
ここで、カバー9に案内部11を形成するための切り曲げについて、図を用いて説明する。
【0027】
図5は案内部の形成に用いるポンチとダイの側面図である。図6は図5に示したポンチとダイの上面図である。図7は図5,6に示したポンチとダイにより切り曲げを同時に行って案内部を一工程で形成している様子を示す部分断面図である。図8は図7に示した切り曲げにより形成された案内部の上面図である。なお、ここでは、案内部11の終端に沿った形状の長孔11aについては省略してある。
【0028】
図5,6に示すように、ポンチ20の横断面形状は台形状である。ポンチ20の刃は、ポンチ20の先端部の縁において、台形の上底全体に相当する部分と、上底と下底を結ぶ対辺の一方の上底側の端から所定の長さ位置までに相当する部分と、同対辺の他方の上底側の端から所定の長さ位置までに相当する部分とに形成されている。ダイ21には、ポンチ20に対応する台形状の孔21aが設けられている。ダイ21の刃は、その孔21aの縁において、台形の上底全体に相当する部分と、上底と下底を結ぶ対辺の全体に相当する部分とに形成されていて、ポンチ20の刃と対をなしている。ポンチ20とダイ21の間には、クリアランス22が設けられている。
【0029】
案内部11を形成するには、まず、カバー9をダイ21上に固定する。次に、ポンチ20をダイ21の孔21aに向かって移動させ、ポンチ20の刃とダイ21の刃とによってカバー9の中央の案内部11となる部分の縁をせん断しながら、孔21aに向かって押し曲げていく。そして、図7に示すように、ポンチ20を、その先端部における台形の下底に相当する部分と、上底と下底を結ぶ対辺のうちの刃が形成されていない部分とがカバー9に当接する位置まで移動させたとき、案内部11が完成する。
【0030】
このようにして案内部11を形成するとき、案内部11が始端から終端に向って先細りする台形状に設定されているので、図7に示すように案内部11がダイ21の孔21a内に押し出された状態では、案内部11の幅方向における両側面11b,11cとダイ21の孔21aの内面(図示しない)との間に隙間が形成される。これにより、ダイ21の孔21aに案内部11が嵌るということが生じない。つまり、案内部11を切り曲げにより同時に一工程で形成しても、ピン等でダイ21の孔21aから案内部11を押し出す必要がない。
【0031】
また、案内部11を挟んで対向するカバー9側のせん断面9a,9b間の間隔寸法はポンチの寸法にならい、案内部11の寸法はダイ21の孔21aの寸法にならい、ダイ21の孔21aの寸法はポンチ20の寸法よりもクリアランス22分だけ大きいので、案内部11のうちのカバー9からダイ21の孔21aに押し出されない部分11dは、カバー9側のせん断面9a,9b間に挟持された状態となって、案内部11の変形が抑えられている。
【0032】
本実施形態に係るプッシュスイッチ1によれば次の効果を得られる。
【0033】
プッシュスイッチ1では、案内部11が切り曲げにより一工程で形成されるので、案内部11を挟んで対向するカバー9の位置に形成される開口を小さくすることができる。
【0034】
プッシュスイッチ1によれば、案内部11の幅寸法が、案内部11をその始端から終端に向かって先細りする形状とするよう設定されているので、ダイ21の孔21aに案内部11が嵌るということが生じないようにできる。さらに、案内部11のうちのカバー9からダイ21の孔21aに押し出されない部分11dをカバー9側のせん断面9a,9b間に挟持させた状態にでき、これにより、案内部11の変形を抑えて強度を確保することができる。
【0035】
プッシュスイッチ1では、案内部11が、その始端を下底とする台形状である。つまり、案内部11の縁が直線状に形成された簡単な形状なので、切り曲げによる案内部11の形成が行いやすい。
【0036】
プッシュスイッチ1では、切り曲げが、案内部11の終端に沿った形状の長孔11aをカバー9にあけた後に行われるので、切り曲げによる案内部11の形成が行いやすい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の一実施形態に係るプッシュスイッチの斜視図である。
【図2】図1に示したプッシュスイッチの分解斜視図である。
【図3】図1に示したプッシュスイッチの平面図である。
【図4】図3のIV−IV拡大断面図である。
【図5】案内部の形成に用いるポンチとダイの側面図である。
【図6】図5に示したポンチとダイの上面図である。
【図7】図5,6に示したポンチとダイにより切り曲げを行って案内部を形成している様子を示す部分断面図である。
【図8】図7に示した切り曲げにより形成された案内部の上面図である。
【符号の説明】
【0038】
1 プッシュスイッチ
2 ハウジング
3 収納部
3a 底板部
4 第1固定接点
5 第2固定接点
6 反転バネ
7 反転バネ
8 防塵シート
9 カバー
9a,9b せん断面
10 操作部材
10a 本体
10b 押圧部
10c 可撓部
11 案内部
11a 長孔
11b,11c 側面
11d 押し出されない部分
20 ポンチ
21 ダイ
21a 孔
22 クリアランス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
凹形の収納部が形成されたハウジングと、前記収納部に設けられ、この収納部の底板部に配置された導電性反転バネを含むスイッチ素子と、前記底板部に対向して配置された金属製のカバーと、前記カバーと前記反転バネとの間に押圧可能に設けられ、押し込み方向おいて前記ハウジングの一端から突出した操作部材とを備え、
前記カバーには、前記ハウジングの前記一端側から前記押し込み方向に沿って延び前記底板部に向って傾斜する舌状の案内部が形成され、
前記操作部材が、前記押し込み方向に延び前記底板部に近づく方向に撓むことが可能な可撓部を有し、
前記操作部材が前記一端側から前記ハウジングの内部に向って押圧されたとき、前記可撓部が前記案内部に案内されて前記底板部に近づく方向に撓み、前記反転バネを押圧して反転させることで前記スイッチ素子をオンさせるプッシュスイッチであって、
前記案内部は切り曲げにより形成されるものであり、
前記底板部の広がる方向に平行で前記押し込み方向に直交する方向における前記案内部の寸法が、前記案内部をその始端から終端に向かって先細りさせるよう設定されていることを特徴とするプッシュスイッチ。
【請求項2】
前記案内部が、その始端を下底とする台形状であることを特徴とする請求項1に記載のプッシュスイッチ。
【請求項3】
前記切り曲げが、前記案内部の終端に沿った形状の孔を前記カバーにあけた後に行われることを特徴とする請求項1または2に記載のプッシュスイッチ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−32447(P2009−32447A)
【公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−193261(P2007−193261)
【出願日】平成19年7月25日(2007.7.25)
【出願人】(000010098)アルプス電気株式会社 (4,263)
【Fターム(参考)】