プラグ回転収納型コンセント
【課題】他の動力を必要としないで回転、移動することによりプラグを壁面内部の収納庫に収納することができ、電気の使用にあたってはなんら差しつかえなく、壁面の外観上の美化、整理整頓、壁面の雑巾がけ等も出来、しかもトラッキング、たこ足配線、その他等安全面に配慮された壁面コンセントを提供するものである。
【解決手段】壁面内部の浅い空間に40mm程度のコンセントボックスを設け、その内部でコンセントが回転、移動することにより、コンセントにプラグを差し込んだ状態でプラグが壁面に露出しないことを特徴とし、且つ蓋、扉、キャップ等に写真・絵画等装飾的なものを差し込めることも合わせて特徴とする。
【解決手段】壁面内部の浅い空間に40mm程度のコンセントボックスを設け、その内部でコンセントが回転、移動することにより、コンセントにプラグを差し込んだ状態でプラグが壁面に露出しないことを特徴とし、且つ蓋、扉、キャップ等に写真・絵画等装飾的なものを差し込めることも合わせて特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の壁コンセントは壁収納ボックスコンセントで、プラグが通常は壁面に突起しているが、コンセントが回転することにより、プラグがコンセントに差し込まれ通電状態のまま、壁の中に埋め込まれたコンセントボックス内に収納され、壁面にはコードだけが出ている状態になるように考案されたコンセントに関するものである。
【技術背景】
【0002】
従来はプラグは壁コンセントに差し込まれて壁面から全体が突起していた。また従来は壁の中に収納されるようなコンセントは無く、その上、可動式のコンセントは全くなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは次のような問題点があった。
コンセントは差したり抜いたりするのに便利性を主たる目的性としていることと、コンセントボックスは壁の中に収納されているが、壁の厚さの関係上、壁面より35mm程度の深さのボックスが壁の中に収納され、その中にコンセントが埋め込まれセットされていた。
しかし、長年差したり抜いたりせず、差し込んだままのプラグがどこの住宅や会社、また、あらゆる電気器具などを使用する施設等において見受けられる。それらのプラグは長い期間、3ヶ月、1年、3年、5年、10年、20年、それ以上の間、コンセントを差し込んだままであったり、コンセント取り付け位置の環境もさまざまである。中には劣悪な環境もあり、たびたび問題になっている。例えば、家庭では台所、キッチン等で油だらけのプラグを見ることもしばしば。工場内での埃だらけ、油だらけのプラグを見ることもある。つまり危険である漏電をはじめ、布くずや紙薄こり等がプラグに付着した原因の火災、子供達がコードを引いたりプラグを弄る事による感電、壁面の雑巾がけや乾拭きの障害になる等問題点が多い。さらに、二又三又等のコンセントを使用したたこ足配線は、発熱・発火の原因になる。本発明のコンセントは構造上収納庫が狭く浅いので通常のプラグしか使用できず、それらを防止する器具としても有効である。
本発明は、以上の様な欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の壁コンセント収納ボックスの中にプラグを収納するにあたり、壁面内部に5mm程度の増深スペースを設けることで40mm程度の取り付け可能な空間ができる。
しかしプラグを収納するのに十分なスペースをとることが出来ない。そこで考案された本発明は、壁面内部に設けられたコンセントボックス内でコンセントが回転、移動することにより、コンセントボックス内にプラグが収納され、火災、漏電、感電等を防ぐための蓋、扉等を取り付けることにより、従来の欠点をなくすために提供されたものである。且つ蓋、扉等を透明にすることにより、図7のとおりその内側に絵画・写真・壁紙等を差し込むことにより額縁や写真立て等と同等の機能を持つことができる。
【発明の効果】
【0005】
蓋、扉がついて、且つプラグが壁面内部に取り込まれるため、ながらくコンセントに差し込んでいても心配がなく、子供がいたずらしにくい。また火災の原因であるトラッキングの減少防止、たこ足配線の防止、壁面の雑巾がけ等による美化等に効果が大である。
また蓋・扉に取り付けた絵画・写真等により、見た目にも壁面が美的である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施例について説明する。図2コンセント差し込み口4に、プラグ3を差し込み、図3コンセント6を図4回転軸のついたコンセント籠8に収容することで、プラグの向きを壁面に対して垂直方向から水平方向に変化させることが出来る。
またコンセント籠はコンセント収納ボックス内の、壁面に対して垂直、水平方向に設けられた回転軸を支える溝に沿って移動可能とし、図5プラグが壁面内部に設けられたプラグ収納庫に収納される。プラグの端部とコード部は図6の蓋あるいは扉で閉じられ、図7のとおりコード取り出し口より外部に取り出される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の斜視図である。
【図3】本発明の斜視図である。
【図4】本発明の斜視図である。
【図5】本発明の斜視図である。
【図6】本発明の正面図である。
【図7】本発明の側面図である。
【図8】本発明の斜視図である。
【符号の説明】
【0008】
1 コンセント
2 プラグ収納庫
3 プラグ
4 コンセント
5 収納ボックス内のコンセント
6 回転したコンセント
7 コンセント
8 コンセント籠
9 コンセント全体を覆うキャップ、蓋、扉
10 額縁、写真立てなどに使用されているコンセント蓋
【技術分野】
【0001】
本発明の壁コンセントは壁収納ボックスコンセントで、プラグが通常は壁面に突起しているが、コンセントが回転することにより、プラグがコンセントに差し込まれ通電状態のまま、壁の中に埋め込まれたコンセントボックス内に収納され、壁面にはコードだけが出ている状態になるように考案されたコンセントに関するものである。
【技術背景】
【0002】
従来はプラグは壁コンセントに差し込まれて壁面から全体が突起していた。また従来は壁の中に収納されるようなコンセントは無く、その上、可動式のコンセントは全くなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは次のような問題点があった。
コンセントは差したり抜いたりするのに便利性を主たる目的性としていることと、コンセントボックスは壁の中に収納されているが、壁の厚さの関係上、壁面より35mm程度の深さのボックスが壁の中に収納され、その中にコンセントが埋め込まれセットされていた。
しかし、長年差したり抜いたりせず、差し込んだままのプラグがどこの住宅や会社、また、あらゆる電気器具などを使用する施設等において見受けられる。それらのプラグは長い期間、3ヶ月、1年、3年、5年、10年、20年、それ以上の間、コンセントを差し込んだままであったり、コンセント取り付け位置の環境もさまざまである。中には劣悪な環境もあり、たびたび問題になっている。例えば、家庭では台所、キッチン等で油だらけのプラグを見ることもしばしば。工場内での埃だらけ、油だらけのプラグを見ることもある。つまり危険である漏電をはじめ、布くずや紙薄こり等がプラグに付着した原因の火災、子供達がコードを引いたりプラグを弄る事による感電、壁面の雑巾がけや乾拭きの障害になる等問題点が多い。さらに、二又三又等のコンセントを使用したたこ足配線は、発熱・発火の原因になる。本発明のコンセントは構造上収納庫が狭く浅いので通常のプラグしか使用できず、それらを防止する器具としても有効である。
本発明は、以上の様な欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の壁コンセント収納ボックスの中にプラグを収納するにあたり、壁面内部に5mm程度の増深スペースを設けることで40mm程度の取り付け可能な空間ができる。
しかしプラグを収納するのに十分なスペースをとることが出来ない。そこで考案された本発明は、壁面内部に設けられたコンセントボックス内でコンセントが回転、移動することにより、コンセントボックス内にプラグが収納され、火災、漏電、感電等を防ぐための蓋、扉等を取り付けることにより、従来の欠点をなくすために提供されたものである。且つ蓋、扉等を透明にすることにより、図7のとおりその内側に絵画・写真・壁紙等を差し込むことにより額縁や写真立て等と同等の機能を持つことができる。
【発明の効果】
【0005】
蓋、扉がついて、且つプラグが壁面内部に取り込まれるため、ながらくコンセントに差し込んでいても心配がなく、子供がいたずらしにくい。また火災の原因であるトラッキングの減少防止、たこ足配線の防止、壁面の雑巾がけ等による美化等に効果が大である。
また蓋・扉に取り付けた絵画・写真等により、見た目にも壁面が美的である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施例について説明する。図2コンセント差し込み口4に、プラグ3を差し込み、図3コンセント6を図4回転軸のついたコンセント籠8に収容することで、プラグの向きを壁面に対して垂直方向から水平方向に変化させることが出来る。
またコンセント籠はコンセント収納ボックス内の、壁面に対して垂直、水平方向に設けられた回転軸を支える溝に沿って移動可能とし、図5プラグが壁面内部に設けられたプラグ収納庫に収納される。プラグの端部とコード部は図6の蓋あるいは扉で閉じられ、図7のとおりコード取り出し口より外部に取り出される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の斜視図である。
【図3】本発明の斜視図である。
【図4】本発明の斜視図である。
【図5】本発明の斜視図である。
【図6】本発明の正面図である。
【図7】本発明の側面図である。
【図8】本発明の斜視図である。
【符号の説明】
【0008】
1 コンセント
2 プラグ収納庫
3 プラグ
4 コンセント
5 収納ボックス内のコンセント
6 回転したコンセント
7 コンセント
8 コンセント籠
9 コンセント全体を覆うキャップ、蓋、扉
10 額縁、写真立てなどに使用されているコンセント蓋
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラグを収納できる壁コンセント
【請求項2】
壁コンセントに設けられた装飾、飾りを兼ねる小額縁、写真立てとなるキャップ、扉、蓋等
【請求項1】
プラグを収納できる壁コンセント
【請求項2】
壁コンセントに設けられた装飾、飾りを兼ねる小額縁、写真立てとなるキャップ、扉、蓋等
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【公開番号】特開2012−4087(P2012−4087A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−148251(P2010−148251)
【出願日】平成22年6月14日(2010.6.14)
【出願人】(508255115)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年6月14日(2010.6.14)
【出願人】(508255115)
【Fターム(参考)】
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