説明

プラズマディスプレイパネルの駆動回路

【課題】サステイン期間中、アドレス電極をGND電位からVaまでの間でフローティングする駆動を実現することができるプラズマディスプレイパネルの駆動回路を提供する。
【解決手段】プラズマディスプレイパネルの駆動回路において、プラズマディスプレイパネルの走査電極側と維持電極側とに接続されるYサステイン駆動回路10Yと、プラズマディスプレイパネルのアドレス電極側に接続されるアドレス駆動回路50と、Yサステイン駆動回路10Yのサステイン駆動電圧ラインとアドレス駆動回路50のアドレス電圧ラインに接続され、アドレス駆動回路50から流入した電力をYサステイン駆動回路10Yのサステイン駆動電圧として電力回生させる回生回路60とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はプラズマディスプレイ装置内の駆動回路に関し、特にアドレス駆動回路に流入する電力の回生技術に関する。
【背景技術】
【0002】
自己発光型であるプラズマディスプレイパネルまたはそれを利用したプラズマディスプレイ装置は視認性が良く、薄型で大画面表示および高速表示が可能である。このことからCRTに代わる表示パネルとして近年急速に普及している。
【0003】
ここで、一般的なプラズマディスプレイの駆動方法について図を用いて説明する。
【0004】
図2は、従来技術におけるプラズマディスプレイ装置の概略全体構成図、図3は従来技術におけるプラズマディスプレイパネルの駆動回路の詳細を示す図である。
【0005】
この従来のプラズマディスプレイ装置は、Xサステイン駆動回路10X、Yサステイン駆動回路10Y、スキャンドライバ20、プラズマディスプレイパネル40、アドレス駆動回路50、駆動制御回路70、画像信号処理回路80より構成される。
【0006】
各サステイン駆動回路は、駆動制御回路70から与えられる制御信号に基づき、表示電極間で維持放電を起こすためのサステインパルス電圧を供給する回路である。Xサステイン駆動回路10XはこのうちのX電極を、Yサステイン駆動回路10YはY電極を駆動する駆動パルス電圧をそれぞれ供給する。
【0007】
スキャンドライバ20はスキャン電極を動作させるための駆動回路である。スキャンドライバ20にはスイッチ21が設けられており、後述する駆動制御回路70からの制御信号によって、アドレス期間には順に図示しないスキャンパルスが印加されるように切り替えられる。Y電極はこのスキャンドライバ20に接続されている。
【0008】
スキャンドライバ20はサステイン放電(維持放電)期間には、Y電極はYサステイン駆動回路10Yに接続されるようスイッチ21を動作させる。またX電極はXサステイン駆動回路10Xに接続されてパネルに所定の駆動電圧を印加する。
【0009】
プラズマディスプレイパネル40には、n本のX電極41とn本のY電極42が隣接して交互に配置される。X電極とY電極は表示電極と呼ばれるが、維持電極またはサステイン電極とも呼ばれることもある。
【0010】
アドレス電極43とは発光する画素を指定する電極であり、アドレス駆動回路50よりプラズマディスプレイパネル40に対して出力される。アドレス電極43は、表示電極(X電極およびY電極)と垂直な方向に設けられ、X電極およびY電極で形成される各表示ラインと各アドレス電極との交点部分にそれぞれ表示セル(図示せず)が形成される。
【0011】
アドレス駆動回路50は後述するアドレス期間に、画像信号処理回路80で変換された画像データとスキャンドライバ20からのスキャンパルスに応じて、表示させる画素データをアドレス電極に出力する。
【0012】
アドレス駆動回路50はプラズマディスプレイパネル40のアドレス信号線の数に対応した複数の個別アドレス駆動回路51を具備する。
【0013】
個別アドレス駆動回路51は、1本のアドレス信号線を駆動制御する回路であり、アドレスドライバ54およびアドレス制御回路53を具備する。所定のアドレス期間において、アドレスドライバ54中のスイッチSW1AをOnしてアドレス電極にアドレス電圧Va52を印加する。
【0014】
駆動制御回路70は、プラズマディスプレイ装置の各部を制御する信号を発生してXサステイン駆動回路10X、Yサステイン駆動回路10Y、画像信号処理回路80に供給する。
【0015】
画像信号処理回路80は、入力されたデジタル画像信号をプラズマディスプレイ装置内部での動作に適した形式に変換した後、アドレス駆動回路50に供給する回路である。
【0016】
プラズマディスプレイパネル40は、プラズマ放電の制御により動作する。プラズマディスプレイパネル40の駆動処理ルーチンはリセット期間、アドレス期間、サステイン期間に大別され、これによって駆動処理が行われる。
【0017】
以下、これらの各期間に従って説明する。
【0018】
リセット期間では、リセット期間前のサステイン期間での点灯状態によらず、放電空間内での壁電荷を中和し、各放電空間内の電荷状態を均一にする。
【0019】
アドレス期間ではスキャンドライバ20からのスキャンパルスに応じて、アドレス駆動回路50から対応した画素データが出力され、点灯させるセルのみにおいてアドレス駆動回路より電圧Va52の書き込みパルスが供給される。これによりX、Y電極には自己放電しない程度の壁電荷が誘起される。
【0020】
サステイン期間ではXサステイン駆動回路10X内のスイッチSW2Xを導通し、X電極をGND電位とする。あわせて、Yサステイン駆動回路10Y内のスイッチSW1Yを導通しY電極にサステイン駆動電圧Vsを印加する。これにより、プラズマディスプレイパネル40はサステイン放電を行う。
【0021】
次の周期では、スイッチSW1Y、2XをOffし、かつ、Yサステイン駆動回路10Y内のスイッチSW3Y、Xサステイン駆動回路10X内のスイッチSW3Xを導通し、回収用容量C1X、C1YとコイルLX1、2、LY1、2との共振動作を発生させる。
【0022】
その後、電極YをGND電位とし、電極Xにサステイン駆動電圧Vsを印加して、電極XとY間での放電を維持する。
【0023】
以上のような駆動の中で特に、X電極Y電極間パネル容量(以下パネル容量という)CXYに充放電電荷を供給する回収用容量C1YおよびC1X、コイルLY1、2およびLX1、2、スイッチSW3Y、SW3Xを用い、パネル容量CXYとの共振作用を利用して投入電力を回収する。この回路を電力回収回路と呼ぶ。これにより装置全体としての消費電力の低減を図る。
【0024】
上記のような従来の駆動回路に対し、部品点数の削減、および駆動回路の低損失化を図るため、維持電極のどちらか片方をGND電位に固定して駆動する駆動方法が発明され、例えば、特開2008−145899号公報(特許文献1)で開示されている。以後、特許文献1の駆動方法を片側駆動、前述の駆動方法を両側駆動と呼ぶ。
【特許文献1】特開2008−145899号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0025】
特許文献1で開示されている片側駆動の概要と課題について図を用いて説明する。
【0026】
図4は従来技術におけるプラズマディスプレイパネルの片側駆動の駆動回路の詳細を示す図であり、図3の両側駆動回路のXサステイン駆動回路をGNDに接続している点で異なり、その他の機能については図3と同様である。
【0027】
片側駆動ではX電極がGND電位に固定されているため、サステイン放電を行うには、Y電極の振幅を両側駆動に対し2倍にする必要がある。
【0028】
ところで、サステイン放電はXY電極間で行うが、片側駆動ではY電極振幅が大きいため、アドレス電極がGND電位の場合、Yアドレス電極間の電位差で放電が発生し、サステイン放電が維持できなくなることがある。これを防ぐために、アドレス電極電位がY電極電位に追従するように、サステイン期間中アドレス電極をハイインピーダンスにする必要がある。
【0029】
アドレス電極をハイインピーダンスにするためにはアドレスドライバ54のスイッチSW2AをOffにする。しかしながら、Y電極電位に追従するアドレス電位がアドレス電圧Vaを越えてしまうと、アドレスドライバのダイオードD1Aを介し電流が流入しアドレスドライバのハイサイド側の電位がアドレス電圧Vaを越えて高くなる課題がある。
【0030】
そこで、本発明の目的は、サステイン期間中、アドレス電極をGND電位からアドレス電圧Vaまでの間でフローティングする駆動を実現することができるプラズマディスプレイパネルの駆動回路を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0031】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0032】
すなわち、代表的なものの概要は、サステイン駆動回路のサステイン駆動電圧ラインとアドレス駆動回路のアドレス電圧ラインに接続され、アドレス駆動回路からアドレス電圧ラインに流入した電力をサステイン駆動回路のサステイン駆動電圧として電力回生させる、昇圧回路で構成される回生回路を備えたものである。
【発明の効果】
【0033】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
【0034】
すなわち、代表的なものによって得られる効果は、片側駆動に必要なアドレス電極のフローティングを好適に行うことができる。
【0035】
さらに、プラズマディスプレイパネルのパネル容量CXYを介してアドレス駆動回路に流入した電力をサステイン駆動回路のサステイン駆動電圧として電力回生させることで、電力を効率的に使用することが可能になり、省電力な駆動を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0036】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0037】
図1により、本発明の一実施の形態に係るプラズマディスプレイパネルの駆動回路の構成について説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るプラズマディスプレイパネルの駆動回路の構成を示す構成図であり、プラズマディスプレイ装置の全体構成は、図2に示す従来技術の構成と同様である。
【0038】
図1において、図4に示す従来の片側駆動の駆動回路との違いは、回生回路60が具備されていることである。回生回路60はコンデンサ61、コイル62、SW63、ダイオード64、コンデンサ65、制御回路66からなり、これらは昇圧チョッパ回路を構成している。
【0039】
また、回生回路60は、個別アドレス駆動回路51のアドレス電圧Vaラインと、Yサステイン駆動回路10Yのサステイン駆動電圧Vsラインに接続され、個別アドレス駆動回路51から流入した電力を、昇圧してYサステイン駆動回路10Yに回生している。
【0040】
次に、回生回路60の動作の詳細について説明する。
【0041】
図1において、サステイン期間中アドレス回路のスイッチSW1A、スイッチSW2AをOffすることで、アドレス電極をハイインピーダンスにする。
【0042】
このときアドレス電極はダイオードD1A、D2AによってGND電位からVa電位の間をフローティングする。しかし、サステインパルスによってY電極電位が高くなるとY電極アドレス電極間パネル容量CYAを介してアドレス電極電位が高くなり、アドレス電極電位がVaを越えると、ダイオードD1Aを通る電流Iaddが流れる。
【0043】
Va電源の電流引き込み能力を超える電流が流れると、ダイオードD1Aのカソード側、つまりアドレスドライバ54のハイサイド側の電位がVaよりも高くなる。この電位がアドレスドライバの耐圧を超えた場合、アドレスドライバが破壊する恐れがある。
【0044】
本実施の形態の回生回路60は、ダイオードD1Aを通る電流Iaddを回生回路60に引き込み、コイル62を用いてVs電位まで昇圧してVs電源に回生させることでアドレスドライバのハイサイド側の電位をVaに保つ動作を行う。
【0045】
さらに、回生回路60の動作の詳細について説明する。
【0046】
まず、回生回路60を構成する制御回路66からは、周期T、On時間ΔTのゲート信号67が出力される。このゲート信号67によりスイッチ63はOnOffを繰り返す。コイル62にはスイッチ63のOnOffに同期してVa電源52から電流が流れる。コイル62は電流変化の際に逆起電力を発生しダイオード64を介してVs電源およびコンデンサ65へ電流を流す。
【0047】
この誘導起電力によりVs電位まで電圧を昇圧しVs電源へIaddを回生する。ここでコンデンサ61はコイルの電流供給を保証するために配置しているが、コンデンサ61を配置しなくても良い。
【0048】
次に、回生回路60の回生能力と回路乗数の設計について説明する。
【0049】
回生回路60はチョッパ式の昇圧回路となっており、コイルのインダクタンスLおよびスイッチ63のOn時間ΔTおよびスイッチの周期Tによって回生できる電力が決まる。
【0050】
図1に示す回生回路60が回生する電力Pは、以下の数1の式で表される。
【0051】
【数1】

【0052】
一方、回生回路60が回生すべき電力Paddは、以下の数2の式で表される。
【0053】
【数2】

【0054】
以上より回生回路60は、以下の数3の式で表される回生能力を持つように各回路乗数を設計するとIaddの電力をすべて回生でき、アドレス電極の電圧上昇を防げる。
【0055】
【数3】

【0056】
また、スイッチ63のOn時間ΔTはサステイン波形においてY電極がHiとなる期間程度、スイッチの周期Tはサステイン波形の周期程度が好ましい。
【0057】
前述のように設計した回生回路60によってIaddの電力をVs電源に回生し、アドレス電極電位をVsに保ち、かつ、Iaddの電力を効率的に使用することが可能になる。
【0058】
次に、回生回路60の動作期間について説明する。
【0059】
前述したように、回生回路60は、チョッパ型の昇圧回路を構成しており、昇圧回路に入力する電力の一部は熱などの損失となってしまう。よって回生回路60は必要の時のみ動作していることが好ましい。
【0060】
回生回路60が必要な時とは、Iaddが流れる時、つまりサステイン期間であり、サステイン期間外においては回生回路60は不要となる。本実施の形態では、サステイン期間のみ回生回路60を動作させる構成としている。
【0061】
前述したように、回生回路60はスイッチのOnOff、つまり制御回路66からのゲート信号67で動作する。本実施の形態では、制御回路66にEnable信号の入力を設け、Enable信号がHiの時のみゲート信号を発生させるようにしている。
【0062】
このEnable信号はサステイン期間にHiになる信号で、例えば、駆動制御回路70から発生させても良い。
【0063】
また、Enable信号はサステイン期間以外であっても、回生回路60が動作する好適なタイミングでHiになるようにしても良い。
【0064】
前述のように制御回路66にEnable信号を設けることで、不要な回生回路動作を抑止し、昇圧回路による電力損失を小さくすることが可能となる。
【0065】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0066】
本発明は、プラズマディスプレイ装置内の駆動回路に関し、片側駆動で駆動する駆動回路に広く適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプラズマディスプレイパネルの駆動回路の構成を示す構成図である。
【図2】従来技術におけるプラズマディスプレイ装置の概略全体構成図である。
【図3】従来技術におけるプラズマディスプレイパネルの駆動回路の詳細を示す図である。
【図4】従来技術におけるプラズマディスプレイパネルの片側駆動の駆動回路の詳細を示す図である。
【符号の説明】
【0068】
10X…Xサステイン駆動回路、10Y…Yサステイン駆動回路、20…スキャンドライバ、21…スイッチ、40…プラズマディスプレイパネル、41…X電極、42…Y電極、43…アドレス電極、50…アドレス駆動回路、51…個別アドレス駆動回路、70…駆動制御回路、80…画像信号処理回路、81…データ入力線、SW1X、SW2X、SW3X、SW4X、SW1Y、SW2Y、SW3Y、SW4Y…スイッチ、LX1、LX2、LY1、LY2…コイル、C1X、C1Y…回収用容量、D1X、D1Y、D2X、D2Y、D3X、D3Y…ダイオード、CXY…X電極Y電極間パネル容量、CYA…Y電極アドレス電極間パネル容量、CXA…X電極アドレス電極間パネル容量、52…アドレス電源、53…アドレスドライバ制御回路、54…アドレスドライバ、D1A、D2A…ダイオード、SW1A、SW2A…スイッチ、60…回生回路、61、65…コンデンサ、62…コイル、63…スイッチ、64…ダイオード、66…制御回路、67…ゲート信号。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラズマディスプレイパネルの走査電極側と維持電極側とに接続されるサステイン駆動回路と、
前記プラズマディスプレイパネルのアドレス電極側に接続されるアドレス駆動回路と、
前記サステイン駆動回路のサステイン駆動電圧ラインと前記アドレス駆動回路のアドレス電圧ラインに接続され、前記アドレス駆動回路から前記アドレス電圧ラインに流入した電力を前記サステイン駆動回路のサステイン駆動電圧として電力回生させる、昇圧回路で構成される回生回路とを備えたことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動回路。
【請求項2】
請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動回路において、
前記回生回路は、前記アドレス電極から前記アドレス駆動回路を介して前記アドレス電圧ラインに流入した電力を前記サステイン駆動回路のサステイン駆動電圧として電力回生させることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動回路。
【請求項3】
請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動回路において、
前記回生回路は、外部から入力された制御信号に基づいて、前記電力回生を行う期間を制御することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動回路。
【請求項4】
請求項3記載のプラズマディスプレイパネルの駆動回路において、
前記回生回路は、前記制御信号に基づいて、前記プラズマディスプレイパネルの維持放電を行う期間において前記電力回生を行うことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動回路。
【請求項5】
請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動回路において、
前記昇圧回路は昇圧チョッパ回路であることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動回路。
【請求項6】
請求項4記載のプラズマディスプレイパネルの駆動回路において、
前記維持放電を行う期間に、前記アドレス駆動回路をハイインピーダンスとすることを特徴とするプラズマディスプレイの駆動回路。
【請求項7】
請求項6記載のプラズマディスプレイパネルの駆動回路において、
前記サステイン駆動回路は、前記走査電極のみを駆動する片側駆動回路であることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−113119(P2010−113119A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−285190(P2008−285190)
【出願日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【出願人】(599132708)日立プラズマディスプレイ株式会社 (328)
【Fターム(参考)】