説明

プログラム、情報記憶媒体、データ伝送装置およびデータ伝送システム

【課題】装置間でのデータ伝送をより効率的かつ適切に行うことが可能なデータ伝送装置等を提供すること。
【解決手段】PC100が、送信対象データを分割する分割部120と、分割部120による分割後のデータを符号化する符号化部130と、符号化部130による符号化後のデータを一時的に記憶する送信側記憶部140と、送信側記憶部140に記憶されたデータをプロジェクタ200へ向け送信する送信側通信部150とを含んで構成され、分割部120が、送信側記憶部140または受信側記憶部220の記憶容量に応じて送信対象データを分割するように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報記憶媒体、データ伝送装置およびデータ伝送システムに関する。
【背景技術】
【0002】
データを効率的に伝送する手法としては種々の手法が存在する。例えば、特許文献1では、ファクシミリ装置間のデータ伝送手法として、送信時に、受信側における画像情報蓄積手段の空き容量を送信側に送り、送信側において当該空き容量と送信データ量とに応じて送信データ量または符号化方式を変更制御する手法が記載されている。
【0003】
また、特許文献2では、単一装置内のデータ伝送手法として、符号化後のユーザデータをバッファに分割して格納する手法が記載されている。
【0004】
また、特許文献3では、TCP通信において通信ボードを用いてパケットの分割および組み立てを行うことが記載されている。
【0005】
また、特許文献4では、TCP/IP通信方式において、決定された送受信データサイズから送受信バッファサイズを最適化することが記載されている。
【特許文献1】特開平5−48860号公報
【特許文献2】特開平6−133006号公報
【特許文献3】特開2002−84289号公報
【特許文献4】特開2000−124950号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
装置間でデータ伝送を行う場合、受信側の装置では分割された送信単位ごとにデータ処理を行うことが望ましい。このため、特許文献2の手法のように符号化後のデータを分割して送信する手法の場合、受信側の装置ではデータを組み立ててから復号化する必要があり、効率的にデータ処理することができない。
【0007】
また、特許文献1の手法のように、受信側における画像情報蓄積手段の空き容量に応じて送信データ量を調整する手法は、データを連続して送信する場合に適用することは適切ではない。なぜなら、画像情報蓄積手段にデータが連続的に蓄積されるため、送信側の装置は画像情報蓄積手段に余裕を持たせるために送信データ量をより少なく調整する必要があり、データ伝送の効率性が低下するからである。
【0008】
本発明の目的は、装置間でのデータ伝送をより効率的かつ適切に行うことが可能なプログラム、情報記憶媒体、データ伝送装置およびデータ伝送システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、受信側装置に対してネットワークを介してデータを送信する送信側通信部を有するデータ伝送装置のコンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
前記コンピュータを、
送信対象データを分割する分割部と、
当該分割部による分割後のデータを符号化する符号化部と、
当該符号化部による符号化後のデータを一時的に記憶する送信側記憶部と、
当該送信側記憶部に記憶されたデータを前記送信側通信部に前記受信側装置へ向け送信させる通信制御部として機能させ、
前記分割部は、前記送信側記憶部または前記受信側装置の有する受信側記憶部の記憶容量に応じて前記送信対象データを分割することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記プログラムを記憶したことを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係るデータ伝送装置は、受信側装置に対してネットワークを介してデータを送信するデータ伝送装置であって、
送信対象データを分割する分割部と、
当該分割部による分割後のデータを符号化する符号化部と、
当該符号化部による符号化後のデータを一時的に記憶する送信側記憶部と、
当該送信側記憶部に記憶されたデータを前記受信側装置へ向け送信する送信側通信部と、
を含み、
前記分割部は、前記送信側記憶部または前記受信側装置の有する受信側記憶部の記憶容量に応じて前記送信対象データを分割することを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係るデータ伝送システムは、
上記データ伝送装置と、
前記受信側装置と、
を含み、
前記受信側装置は、
前記送信側通信部によって送信されるデータを受信する受信側通信部と、
当該データを一時的に記憶する前記受信側記憶部と、
前記受信側記憶部に記憶されたデータに基づき、前記符号化部による符号化前のデータを復元する復号化部と、
当該復号化部によって復元されたデータに基づき、前記送信対象データを再生する再生部と、
を含むことを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、データ伝送装置等は、送信側記憶部または受信側記憶部の記憶容量に応じて送信対象データを分割することにより、符号化処理、伝送処理、復号化処理の各処理を同時実行しやすくなるため、より効率的にデータ伝送を行うことができ、データ伝送遅延を短縮できる。
【0014】
また、前記通信制御部は、前記送信側通信部に前記受信側記憶部の記憶容量を示す情報を取得させ、
前記分割部は、当該情報に基づき、前記受信側記憶部の記憶容量に応じて前記送信対象データを分割してもよい。
【0015】
これによれば、データ伝送装置等は、受信側記憶部の記憶容量に応じて送信対象データを分割することにより、種々の受信側装置に対してデータ伝送を行う場合であっても送信先の受信側装置に適した容量のデータを伝送することができる。
【0016】
また、前記送信側通信部は、TCP/IP方式で通信を行ってもよい。
【0017】
TCP/IP方式の場合、受信側記憶部は受信データ処理だけでなく、アプリケーションプログラム等によっても使用される。このような場合であっても、データを分割することにより、受信側記憶部における受信データ処理に必要な容量を減らすことができるため、受信側のアプリケーションプログラム等が快適に動作することができる。
【0018】
また、前記受信側装置は、組込型OSを有し、
前記受信側記憶部は、前記組込型OSによって管理されてもよい。
【0019】
また、前記データ伝送装置は、PCであって、
前記受信側装置は、組込型OSを有するプロジェクタであって、
前記受信側記憶部は、前記組込型OSによって管理されていてもよい。
【0020】
組込型OSによって受信側記憶部が管理される場合、受信側記憶部における受信データ処理に割り当て可能な容量は少ない。このような場合であっても、本発明を適用することにより、符号化処理、データ伝送処理、復号化処理等を同時に実行しやすくなり、全体の処理時間を短縮できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明をPC(Personal Computer)とプロジェクタを用いたデータ伝送システムに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
【0022】
図1は、本実施例におけるデータ伝送システムの機能ブロック図である。
【0023】
データ伝送システムは、データ伝送装置の一種であるPC100と、受信側装置の一種であるプロジェクタ200とを含んで構成されている。PC100が、ネットワーク300を介して画像データ等をプロジェクタ200に伝送し、プロジェクタ200が、受信した画像データ等に基づいて画像等を再生する。
【0024】
PC100は、送信対象データを記憶するデータ記憶部110と、送信対象データを分割する分割部120と、分割後のデータを符号化する符号化部130と、符号化後のデータを一時的に記憶する送信側記憶部140と、送信側記憶部140に記憶されたデータをプロジェクタ200へ向け送信する送信側通信部150とを含んで構成されている。なお、データ記憶部110は、外部装置(例えば、ビデオ再生装置等)や情報記憶媒体(例えば、DVD−ROM等)から入力されるデータを一時的に記憶する機能を有し、本発明の必須の構成ではない。
【0025】
また、ここで、送信対象データとしては、例えば、画像データ、音声データ、文字データ等のうちの1種類のデータまたは2種類以上を組み合わせたデータが該当する。また、符号化の方式は任意であり、可逆圧縮方式であっても、非可逆圧縮方式であってもよい。また、符号化部130は、符号化としてモード変換(例えば、BGRx8888をRGB888に変換したり、RGB888をYCC444に変換する場合等)を行ってもよく、必ずしもデータを圧縮しなくてもよい。
【0026】
また、プロジェクタ200は、送信側通信部150によって送信されるデータを受信する受信側通信部210と、当該データを一時的に記憶する受信側記憶部220と、受信側記憶部220に記憶されたデータに基づき、符号化部130による符号化前のデータを復元する復号化部230と、復元されたデータに基づき、送信対象データを再生する再生部240とを含んで構成されている。
【0027】
なお、送信側通信部150および受信側通信部210は、TCP/IPプロトコルに準拠した通信を行う。また、送信側記憶部140および受信側記憶部220は、TCP/IP通信用のパケットを一時的に記憶するバッファとして機能する。このため、送信側記憶部140は、PC100のOSによって管理され、受信側記憶部220は、プロジェクタ200の組み込み型OSによって管理される。
【0028】
また、送信側通信部150は、受信側記憶部220の記憶容量を問い合わせる要求情報をプロジェクタ200へ向け送信する機能を有する。受信側通信部210は、当該要求情報を受信した場合、受信側記憶部220の記憶容量を示す応答情報をPC100へ向け送信する機能を有する。分割部120は、送信側通信部150によって受信された応答情報に基づいて送信側記憶部140の記憶容量と受信側記憶部220の記憶容量を比較してより少ない記憶容量に合わせて送信対象データを分割する。より具体的には、分割部120は、例えば、1単位当たりの送信対象データが記憶容量を超えている場合は記憶容量を超えないように送信対象データを分割する。
【0029】
なお、これらの各部の機能を実装するためのハードウェアとしては、例えば、以下のものを採用可能である。例えば、データ記憶部110としてはHDD等、分割部120、符号化部130、復号化部230としてはCPU等、送信側記憶部140、受信側記憶部220としてはRAM等、送信側通信部150、受信側通信部210としてはLANボード等、再生部240としては液晶パネル、液晶駆動ドライバ、光源、スピーカー等を採用可能である。
【0030】
また、PC100がプログラムを、情報記憶媒体400から、あるいは、ネットワーク300を介してサーバーから読み取って分割部120等の機能をPC100に実装してもよい。このようなプログラムとしては、例えば、PC100を、送信対象データを分割する分割部120と、分割後のデータを符号化する符号化部130と、符号化後のデータを一時的に記憶する送信側記憶部140と、送信側記憶部140に記憶されたデータを送信側通信部150にプロジェクタ200へ向け送信させる通信制御部として機能させるためのプログラム等が該当する。
【0031】
また、ネットワーク300は、有線であっても無線であってもよい。より具体的には、PC100とプロジェクタ200を無線LANで接続したり、PC100とプロジェクタ200をLANケーブルで接続したりしてもよい。
【0032】
次に、本実施例におけるデータ伝送処理の流れについて説明する。
【0033】
図2は、本実施例におけるデータ伝送処理の流れを示すフローチャートである。
【0034】
まず、送信側通信部150は、プロジェクタ200と接続が確立されたかどうかを判定し(ステップS1)、接続が確立された場合、受信バッファサイズの情報取得を要求する要求情報を送信する(ステップS2)。
【0035】
受信側通信部210は、当該要求情報に応じて受信側記憶部220の受信バッファサイズを示す応答情報を送信し、送信側通信部150は、当該応答情報を受信する(ステップS3)。
【0036】
分割部120は、送信側通信部150によってプロジェクタ200からデータ再生要求を示す情報が受信された場合、あるいは、ユーザーがPC100でデータ再生指示を行った場合、送信対象データのうち未送信データがあるかどうかを判定する(ステップS4)。
【0037】
そして、分割部120は、未送信データがある場合、受信側記憶部220の受信バッファサイズに基づき、送信対象データを分割する(ステップS5)。なお、送信側記憶部140のバッファサイズのほうが受信側記憶部220の受信バッファサイズよりも小さい場合、分割部120は、送信側記憶部140のバッファサイズに応じて送信対象データを分割してもよい。より具体的には、分割部120は、例えば、横100画素、縦100画素の画像データを分割する場合、横100画素、縦25画素で構成される画素ブロックに4分割する。
【0038】
符号化部130は、分割部120によって分割されたデータを符号化する(ステップS6)。
【0039】
符号化後のデータは送信側記憶部140に一時的に記憶され、送信側通信部150は、当該符号化後のデータをプロジェクタ200へ向け送信する(ステップS7)。
【0040】
受信側通信部210は、PC100からの符号化後データを受信し(ステップS8)、受信側記憶部220に一時的に記憶する。
【0041】
復号化部230は、当該符号化後データを復号化する(ステップS9)。
【0042】
再生部240は、符号化後のデータを順次再生する(ステップS10)。
【0043】
なお、ステップS4〜S10の処理は、非同期かつ並列に実行されることが可能であり、未送信データがある間、繰り返し実行される。
【0044】
例えば、1回当たりの伝送データ量をa、送信側通信部150から受信側通信部210へのデータ伝送時の伝送速度をTbps、ステップS9、S10における処理速度をDbps、ステップS4〜S6に必要となる処理時間をC秒、分割数をd、1単位のデータを処理するのに必要な合計時間をtとする。
【0045】
この場合、T>Dであれば、t=C+a/D+a/T/dであり、T<Dであれば、t=C+a/T+a/D/dである。
【0046】
例えば、従来の1回当たりの送信データ量:受信側記憶部220の受信バッファサイズ=8:1である場合、本実施例の方式を適用することにより、tを30%以上短縮することができる。
【0047】
以上のように、本実施例によれば、PC100は、送信側記憶部140または受信側記憶部220の記憶容量に応じて送信対象データを分割することにより、符号化処理、伝送処理、復号化処理の各処理を同時実行しやすくなるため、より効率的にデータ伝送を行うことができ、データ伝送遅延を短縮でき、全体の処理時間を短縮できる。
【0048】
また、PC100は、受信側記憶部220の記憶容量に応じて送信対象データを分割することにより、種々の受信側装置(例えば、プロジェクタ200、プロジェクションTV、PC等)に対してデータ伝送を行う場合であっても送信先の受信側装置に適した容量のデータを伝送することができる。
【0049】
また、TCP/IP通信方式で、受信側記憶部220が組込型OSによって管理されている場合であっても、PC100は、データを分割することにより、受信側記憶部220における受信データ処理に必要な容量を減らすことができるため、受信側のアプリケーションプログラム等が快適に動作することができる。
【0050】
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
【0051】
例えば、データ伝送装置は、PC100に限定されず、サーバー、ルーター、セットトップボックス、録画装置、DVDプレーヤー等であってもよい。
【0052】
また、符号化部130は、ネットワーク300の状態に応じて圧縮率を変更してもよい。例えば、符号化部130は、送信側通信部150がプロジェクタ200にデータを送信してから受信応答を得るまでの時間が通常値(例えば、平均値、最頻度値等)よりも長い場合は圧縮率を上げ、短い場合は圧縮率を下げてもよい。
【0053】
また、ステップS1〜S3の処理は必須ではない。すなわち、受信側記憶部220の受信バッファサイズが既知である場合、分割部120は、既知の受信バッファサイズに基づいて送信対象データを分割すればよい。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本実施例におけるデータ伝送システムの機能ブロック図である。
【図2】本実施例におけるデータ伝送処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0055】
100 PC(データ伝送装置)、120 分割部、130 符号化部、140 送信側記憶部、150 送信側通信部、200 プロジェクタ(受信側装置)、210 受信側通信部、220 受信側記憶部、230 復号化部、240 再生部、300 ネットワーク、400 情報記憶媒体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
受信側装置に対してネットワークを介してデータを送信する送信側通信部を有するデータ伝送装置のコンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
前記コンピュータを、
送信対象データを分割する分割部と、
当該分割部による分割後のデータを符号化する符号化部と、
当該符号化部による符号化後のデータを一時的に記憶する送信側記憶部と、
当該送信側記憶部に記憶されたデータを前記送信側通信部に前記受信側装置へ向け送信させる通信制御部として機能させ、
前記分割部は、前記送信側記憶部または前記受信側装置の有する受信側記憶部の記憶容量に応じて前記送信対象データを分割することを特徴とするプログラム。
【請求項2】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記通信制御部は、前記送信側通信部に前記受信側記憶部の記憶容量を示す情報を取得させ、
前記分割部は、当該情報に基づき、前記受信側記憶部の記憶容量に応じて前記送信対象データを分割することを特徴とするプログラム。
【請求項3】
請求項1、2のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記送信側通信部は、TCP/IP方式で通信を行うことを特徴とするプログラム。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記受信側装置は、組込型OSを有し、
前記受信側記憶部は、前記組込型OSによって管理されることを特徴とするプログラム。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載のプログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
【請求項6】
受信側装置に対してネットワークを介してデータを送信するデータ伝送装置であって、
送信対象データを分割する分割部と、
当該分割部による分割後のデータを符号化する符号化部と、
当該符号化部による符号化後のデータを一時的に記憶する送信側記憶部と、
当該送信側記憶部に記憶されたデータを前記受信側装置へ向け送信する送信側通信部と、
を含み、
前記分割部は、前記送信側記憶部または前記受信側装置の有する受信側記憶部の記憶容量に応じて前記送信対象データを分割することを特徴とするデータ伝送装置。
【請求項7】
請求項6に記載のデータ伝送装置と、
前記受信側装置と、
を含み、
前記受信側装置は、
前記送信側通信部によって送信されるデータを受信する受信側通信部と、
当該データを一時的に記憶する前記受信側記憶部と、
前記受信側記憶部に記憶されたデータに基づき、前記符号化部による符号化前のデータを復元する復号化部と、
当該復号化部によって復元されたデータに基づき、前記送信対象データを再生する再生部と、
を含むことを特徴とするデータ伝送システム。
【請求項8】
請求項7に記載のデータ伝送システムにおいて、
前記データ伝送装置は、PCであって、
前記受信側装置は、組込型OSを有するプロジェクタであって、
前記受信側記憶部は、前記組込型OSによって管理されていることを特徴とするデータ伝送システム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−16939(P2008−16939A)
【公開日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−183411(P2006−183411)
【出願日】平成18年7月3日(2006.7.3)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】