説明

ベンズイミダゾール化合物

本発明は一般に、ベンズイミダゾールをベースとする肝臓X受容体(LXR)のモジュレーター、および関連する方法に関し、(式I)式中、Rは、C〜C10アリールまたは5〜10個の原子を含むヘテロアリールであり、それらの各々は、(i)1個のRで置換されており、かつ(ii)1〜5個のRで置換されていてもよく、R、R、R、R、R、R、およびReは、本明細書において定義されている。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)を有する化合物
【化1】

[式中、
は、
(i)水素、または
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜10個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜CアルケニルもしくはC〜Cアルキニル(それらの各々は、1〜10個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルケニル、3〜10個の原子を含むヘテロシクリル、3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニル、C〜C11アラルキル、もしくは6〜11個の原子を含むヘテロアラルキル(それらの各々は、1〜10個のRで置換されていてもよい)、または
(v)C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリール(それらの各々は、1〜10個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリールであり、それらの各々は、
(i)1個のRで置換されており、かつ
(ii)1〜5個のRで置換されていてもよく、
は、WAであり、
Wは、結合、−O−、−NR−、C1〜6アルキレン、C2〜6アルケニレン、もしくはC2〜6アルキニレン、−W(C1〜6アルキレン)−、もしくは−(C1〜6アルキレン)W−であり、
は、出現するごとに独立に、−O−もしくは−NR−であり、
は、水素、C〜Cアルキルであり、
Aは、C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリールであり、それらの各々は、
(i)1個のRで置換されており、かつ
(ii)1〜5個のRでさらに置換されていてもよく、
は、
(i)−W−S(O)10もしくは−W−S(O)NR1112、または
(ii)−W−C(O)OR13、または
(iii)−W−C(O)NR1112、または
(iv)−W−CN、または
(v)C〜C12アルキルもしくはC〜C12ハロアルキル(それらの各々は、
(a)1個のRで置換されており、かつ
(b)1〜5個のRでさらに置換されていてもよい)、
または
(vi)−NR1415であり、
は、出現するごとに独立に、結合、1〜3個のRで置換されていてもよいC1〜6アルキレン、C2〜6アルケニレン、C2〜6アルキニレン、C3〜6シクロアルキレン、−O(C1〜6アルキレン)−、もしくは−NR(C1〜6アルキレン)−であり、
nは、出現するごとに独立に、1もしくは2であり、
10は、
(i)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(ii)C〜CアルケニルもしくはC〜Cアルキニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルケニル、C〜C11アラルキル、もしくは6〜11個の原子を含むヘテロアラルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリール(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
11およびR12は、各々独立に、
(i)水素、
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜CアルケニルもしくはC〜Cアルキニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルケニル、C〜C11アラルキル、もしくは6〜11個の原子を含むヘテロアラルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(v)C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリール(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(vi)3〜10個の原子を含むヘテロシクリルもしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、または
11およびR12は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、3〜10個の原子を含むヘテロシクリルもしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニルを形成し、それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよく、
13は、
(i)水素、
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜CアルケニルもしくはC〜Cアルキニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルケニル、C〜C11アラルキル、もしくは6〜11個の原子を含むヘテロアラルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(v)C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリール(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
14およびR15の1つは、水素もしくはC〜Cアルキルであり、R14およびR15のその他は、
(i)−S(O)10、または
(ii)−C(O)OR13、または
(iii)−C(O)NR1112、または
(iv)C〜C12アルキルもしくはC〜C12ハロアルキル(それらの各々は、
(a)1個のRで置換されており、かつ
(b)1〜5個のRでさらに置換されていてもよい)
であり、
、R、およびRの各々は、独立に、
(i)水素、または
(ii)ハロ、または
(iii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜3個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、
(i)水素、または
(ii)ハロ、または
(iii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜3個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)ニトロ、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cチオアルコキシ、C〜Cチオハロアルコキシ、もしくはシアノ
であり、
は、出現するごとに独立に、
(i)NR、ヒドロキシ、C〜CアルコキシもしくはC〜Cハロアルコキシ、C〜C10アリールオキシもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリールオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、C〜C11アラルコキシ、6〜11個の原子を含むヘテロアラルコキシ、C〜C11シクロアルコキシ、C〜C11シクロアルケニルオキシ、3〜10個の原子を含むヘテロシクリルオキシ、もしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニルオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、もしくはシアノ、または
(ii)C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルケニル、3〜10個の原子を含むヘテロシクリル、もしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、出現するごとに独立に、
(i)ハロ、NR、ヒドロキシ、C〜CアルコキシもしくはC〜Cハロアルコキシ、C〜C10アリールオキシもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリールオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、C〜C11アラルコキシ、6〜11個の原子を含むヘテロアラルコキシ、C〜C10シクロアルコキシ、C〜C10シクロアルケニルオキシ、3〜10個の原子を含むヘテロシクリルオキシ、もしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニルオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、もしくはシアノ、または
(ii)C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルケニル、3〜10個の原子を含むヘテロシクリル、もしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリール(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、出現するごとに独立に、
(i)ハロ、NR、ヒドロキシ、C〜CアルコキシもしくはC〜Cハロアルコキシ、もしくはシアノ、または
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜CアルケニルもしくはC〜Cアルキニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、出現するごとに独立に、
(i)ハロ、NR、ヒドロキシ、C〜CアルコキシもしくはC〜Cハロアルコキシ、もしくはシアノ、または
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜CアルケニルもしくはC〜Cアルキニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、出現するごとに独立に、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、ハロ、ヒドロキシル、NR、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cシクロアルコキシ、もしくはシアノであり、または
は、出現するごとに独立に、
(i)ハロ、NR、ヒドロキシ、C〜CアルコキシもしくはC〜Cハロアルコキシ、もしくはシアノ、または
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル
であり、
は、出現するごとに独立に、ヒドロキシル、C〜Cアルコキシ、もしくはC〜Cハロアルコキシ、C〜C10シクロアルコキシもしくはC〜C10シクロアルケニルオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、もしくはC〜C10アリールオキシもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリールオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)であり、
およびRの各々は、出現するごとに独立に、水素、もしくはC〜Cアルキル、もしくはC〜Cハロアルキルである]、
またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩、
ただし、
(i)Rが、メタ位においてWAで一置換されているフェニルであり、かつ
(ii)Wが、結合であり、かつ
(iii)Aが、メタ位においてRで一置換されているフェニルであり、かつ
(iv)Rが、−W−C(O)OR13であり、かつ
(v)R13が、CHCHであるとき、
、R、R、R、またはRの1つは、水素以外の置換基でなくてはならない。
【請求項2】
が、(a)1個のRで置換されており、かつ(b)1〜4個のRで置換されていてもよい、C〜C10アリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
が、(a)1個のRで置換されており、かつ(b)1個のRで置換されていてもよい、フェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
が、式(A−2)を有し、
【化2】

式中、
(i)R22、R23、およびR24の各々は、水素であり、または
(ii)R22、R23、およびR24の1つは、Rであり、他の2つは、水素である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
が、式(A−3)を有する、請求項3に記載の化合物。
【化3】

【請求項6】
Wが、−O−である、請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
Aが、(a)1個のRで置換されており、かつ(b)1〜4個のRで置換されていてもよい、C〜C10アリールである、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
Aが、(a)1個のRで置換されており、かつ(b)1〜4個のRで置換されていてもよい、フェニルである、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項9】
Aが、式(B−1)を有し、
【化4】

式中、
A3およびRA4の1つは、Rであり、RA3およびRA4のその他は、水素であり、
A2、RA5、およびRA6の各々は、独立に、水素またはRである、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項10】
が、−W−S(O)10である、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項11】
が、結合であり、nが、2である、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
10が、
〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜2個のRで置換されていてもよい)、または
1〜3個のRで置換されていてもよいC〜Cシクロアルキルである、請求項10または請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
10が、1〜2個のRで置換されていてもよいC〜Cアルキルである、請求項10または請求項11に記載の化合物。
【請求項14】
10が、C〜Cアルキルである、請求項10または請求項11に記載の化合物。
【請求項15】
が、(a)1個のRで置換されており、かつ(b)1個からのRで置換されていてもよい、フェニルであり、
Aが、(a)1個のRで置換されており、かつ(b)1〜4個のRで置換されていてもよい、フェニルである、1に記載の化合物。
【請求項16】
が、式(C−1)を有し、
【化5】

式中、
(i)R22、R23、およびR24の各々は、水素であり、または
(ii)R22、R23、およびR24の1つは、Rであり、他の2つは、水素であり、
A2、RA3、RA4、RA5、およびRA6の1つは、Rであり、その他は、各々独立に、水素またはRである、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
22、R23、およびR24の各々が、水素である、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
22、R23、およびR24の1つが、Rであり、他の2つが、水素である、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
22が、Rであり、R23およびR24の各々が、水素である、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
22が、ハロである、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
22が、クロロである、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
Wが、−O−である、請求項16から21のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項23】
が、−W−S(O)10である、請求項16から22のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項24】
A3およびRA4の1つが、Rであり、RA3およびRA4のその他が、水素であり、RA2、RA5、およびRA6の各々が、独立に、水素またはRである、請求項16から23のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項25】
A3が、Rであり、RA4が、水素である、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
が、−W−S(O)10である、請求項24または請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
が、結合であり、nが、2である、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
10が、C〜Cアルキルである、請求項26または請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
10が、CHである、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
が、CHCHである、請求項28に記載の化合物。
【請求項31】
が、CH(CHである、請求項28に記載の化合物。
【請求項32】
10が、1個のRで置換されているC〜Cアルキルである、請求項26または請求項27に記載の化合物。
【請求項33】
が、ヒドロキシル、C〜Cアルコキシ、またはNRである、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
10が、C〜Cシクロアルキルである、請求項26または請求項27に記載の化合物。
【請求項35】
10が、シクロプロピルである、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
10が、CFである、請求項26または請求項27に記載の化合物。
【請求項37】
A2、RA5、およびRA6の各々が、水素である、請求項24から36のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項38】
A5が、Rであり、RA2およびRA6の各々が、水素である、請求項24から36のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項39】
A5が、ハロである、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
が、式(C−2)を有し、
【化6】

式中、RA3およびRA4の1つは、Rであり、RA3およびRA4のその他は、水素であり、RA2、RA5、およびRA6の各々は、独立に、水素またはRである、請求項15に記載の化合物。
【請求項41】
Wが、−O−である、請求項40に記載の化合物。
【請求項42】
A3が、Rであり、RA4が、水素である、請求項40または請求項41に記載の化合物。
【請求項43】
が、−W−S(O)10であり、Wが、結合であり、nが、2であり、R10が、C〜Cアルキルである、請求項40から42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項44】
A2、RA5、およびRA6の各々が、水素であり、またはRA5が、Rであり、RA2およびRA6の各々が、水素である、請求項40から43のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項45】
が、水素である、請求項1から44のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項46】
が、C〜Cアルキルである、請求項1から44のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項47】
が、CH、CHCH、またはCHCHCHである、請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
が、分岐したC〜Cアルキルである、請求項46に記載の化合物。
【請求項49】
が、C〜Cハロアルキルである、請求項1から44のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項50】
が、CFまたはCHFである、請求項49に記載の化合物。
【請求項51】
が、1〜5個のRで置換されていてもよいフェニルである、請求項1から44のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項52】
が、1〜5個のRで置換されていてもよいベンジルである、請求項1から44のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項53】
が、1〜3個のRで置換されていてもよいC〜Cシクロアルキルである、請求項1から44のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項54】
、R、およびRの各々が、水素である、請求項1から53のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項55】
が、
(ii)ハロ、または
(iii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜3個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)ニトロ、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cチオアルコキシ、C〜Cチオハロアルコキシ、もしくはシアノである、請求項1から54のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項56】
が、C〜Cペルフルオロアルキルである、請求項1から54のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項57】
が、CFである、請求項56に記載の化合物。
【請求項58】
が、ハロである、請求項1から54のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項59】
が、
(i)水素、または
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル、または
(iii)フェニルもしくは5〜6個の原子を含むヘテロアリール(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)C〜CシクロアルキルもしくはC〜C12アラルキル(それらの各々は、1〜3個のRで置換されていてもよい)であり、
が、(a)1個のWAで置換されており、かつ(b)1個のRで置換されていてもよい、フェニルであり、
Wが、−O−、−OCH−、または結合であり、
Aは、式(B−1)を有し、RA3およびRA4の1つは、Rであり、RA3およびRA4のその他は、水素であり、RA2、RA5、およびRA6の各々は、独立に、水素またはRであり、
【化7】

は、−W−S(O)10であり、
、R、およびRの各々は、水素であり、
は、
(ii)ハロ、または
(iii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜3個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)シアノ
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項60】
1−{3−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[3−(エチルスルホニル)−5−フルオロフェノキシ]フェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
3−[(3−{3−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル]フェノキシ}フェニル)スルホニル]プロパン−1−オール;
2−メチル−1−{3−[3−(プロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−メチル−4−[(3−{3−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル]フェノキシ}フェニル)スルホニル]ブタン−2−オール;
2−メチル−1−{3−[2−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
3−[(2−{3−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル]フェノキシ}フェニル)スルホニル]プロパン−1−オール;
2−メチル−1−{3−[4−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
3−[(4−{3−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル]フェノキシ}フェニル)スルホニル]プロパン−1−オール;
2−イソプロピル−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−クロロ−1H−ベンゾイミダゾール;
2−イソプロピル−{3−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−クロロ−1H−ベンゾイミダゾール;
2−イソプロピル−{3−[3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−クロロ−1H−ベンゾイミダゾール;
2−イソプロピル−{3−[5−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−クロロ−1H−ベンゾイミダゾール;
2−イソプロピル−{3−[5−フルオロ−3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−クロロ−1H−ベンゾイミダゾール;
2−イソプロピル−{3−[5−クロロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−クロロ−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−エチル−1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−プロピル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−イソプロピル−1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−イソブチル−1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−フェニル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−シクロプロピル−1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−(4−フルオロベンジル)−1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−(ジフルオロメチル)−1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2,4−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−メチル−1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[3−(3−ヨード−プロパン−1−スルホニル)−フェノキシ]−フェニル}−2−メチル−4−トリフルオロメチル−1H−ベンゾイミダゾール;
3−[(3−{3−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル]フェノキシ}フェニル)スルホニル]プロパン−1−アミン;
1−{3−[3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−メチル−1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−2−メチル−1−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{3−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{3−[3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−2−メチル−1−{3−[3−(プロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{3−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{3−[3−(エチルスルホニル)−5−フルオロフェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{3−[3−クロロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−2−メチル−1−(3−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]フェノキシ}フェニル)−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−2−メチル−1−{3−[4−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{3−[4−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−2−メチル−1−{3−[2−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[2−ブロモ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−クロロ−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{3−[2−フルオロ−4−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−2−メチル−1−(3−{3−[(3−メチルブチル)スルホニル]フェノキシ}フェニル)−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{2−クロロ−5−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{2−クロロ−5−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{2−クロロ−5−[3−(プロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{2−クロロ−5−[3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{2−クロロ−5−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{2−クロロ−5−[3−(エチルスルホニル)−5−フルオロフェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−(2−クロロ−5−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]フェノキシ}フェニル)−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{2−クロロ−5−[4−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{2−クロロ−5−[4−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
4−クロロ−1−{2−クロロ−5−[2−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−1H−ベンゾイミダゾール;
2−メチル−1−{4−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−エチル−1−{4−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−エチル−1−{4−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H− ベンゾイミダゾール;
2−エチル−1−{4−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2,4−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2,4−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2,4−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2,4−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−メチル−1−[3’−(メチルスルホニル)ビフェニル−3−イル]−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2,4−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{3−[3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2,4−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−クロロ−5−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−クロロ−5−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−クロロ−5−[3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−クロロ−5−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−クロロ−5−[4−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−(2−クロロ−5−{[3−(メチルスルホニル)ベンジル]オキシ}フェニル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−エチル−1−(4−{[3−(メチルスルホニル)ベンジル]オキシ}フェニル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−(4−{[3−(メチルスルホニル)ベンジル]オキシ}フェニル)−2,4−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−メチル−1−(4−{[3−(メチルスルホニル)ベンジル]オキシ}フェニル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
4−{4−[2−エチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル]フェノキシ}−2−(メチルスルホニル)ベンゾニトリル;
1−{2−メチル−4−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]−2−メチルフェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−(2−メチル−4−{3−[(1−メチルエチル)スルホニル]フェノキシ}フェニル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−メチル−1−{2−メチル−4−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]−2−メチルフェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−メチル−1−(2−メチル−4−{3−[(1−メチルエチル)スルホニル]フェノキシ}フェニル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]−2−メチルフェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−(エチルスルホニル)−5−フルオロフェノキシ]−2−メチルフェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−メチル−4−[4−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−(エチルスルホニル)−5−フルオロフェノキシ]−2−メチルフェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
2−メチル−1−{2−メチル−4−[4−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{4−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]−2−メチルフェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−クロロ−4−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−クロロ−4−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−クロロ−4−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−クロロ−4−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
1−{2−クロロ−4−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;および
2−メチル−1−(3−{[3−(メチルスルホニル)ベンジル]オキシ}フェニル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−ベンゾイミダゾール;
またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項61】
請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩と、薬学的に許容できる担体とを含む組成物。
【請求項62】
肝臓X受容体が媒介する疾患または障害を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項63】
アテローム性動脈硬化症を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項64】
心血管疾患を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項65】
前記心血管疾患が、急性冠動脈症候群または再狭窄である、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記心血管疾患が、冠動脈疾患である、請求項64に記載の方法。
【請求項67】
症候群Xを予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項68】
肥満症を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項69】
異脂肪血症、高脂血症、高トリグリセリド血症、高コレステロール血症、低HDLおよび/または高LDLから選択される1つまたは複数の脂質障害を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項70】
アルツハイマー病を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項71】
I型またはII型糖尿病を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項72】
炎症性疾患を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項73】
前記炎症性疾患が、関節リウマチである、請求項72に記載の方法。
【請求項74】
結合組織病を治療する方法であって、それを必要としている哺乳動物に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項75】
式(I)の化合物が、軟骨分解を阻害し、軟骨再生を誘発する、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
式(I)の化合物が、アグリカナーゼ活性を阻害する、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
式(I)の化合物が、骨関節病変における炎症誘発性サイトカインの合成を阻害する、請求項75に記載の方法。
【請求項78】
前記結合組織病が、骨関節炎または腱炎である、請求項74に記載の方法。
【請求項79】
前記哺乳動物が、ヒトである、請求項74に記載の方法。
【請求項80】
皮膚の老化を治療する方法であって、それを必要としている哺乳動物に有効量の請求項1から60のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項81】
前記哺乳動物が、ヒトである、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
式(I)の化合物が局所的に投与される、請求項80に記載の方法。
【請求項83】
前記皮膚の老化が、加齢による老化、光による老化、ステロイドが誘発する皮膚菲薄化、またはこれらの組合せに由来する、請求項80に記載の方法。



【公表番号】特表2011−507905(P2011−507905A)
【公表日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−539886(P2010−539886)
【出願日】平成20年12月19日(2008.12.19)
【国際出願番号】PCT/US2008/087735
【国際公開番号】WO2009/086138
【国際公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【出願人】(309040701)ワイス・エルエルシー (181)
【Fターム(参考)】