説明

ポリマーウェブをエンボス加工及びデボス加工にするための成形用構造体

二次成形されたポリマーフィルムを製造するための装置において使用するための成形用構造体。同成形用構造体は、百分率による第1開放面積を規定する模様をなして離間されるアパーチャを規定する相互連結部材の網目状組織を含む第1部分、中実で、アパーチャがなく、開放面積が0%である第2部分、及び第1部分と第2部分との間でこれらの部分を接合する推移部である第3部分を含み、推移部分は、百分率による第2開放面積を表し、百分率による第3部分の第2開放面積は、百分率による第1部分の第1開放面積より小さい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アパーチャを表すポリマーウェブを製造するための成形用構造体に関する。より具体的には、本発明は、使い捨て吸収体において身体に面するトップシートとして使用可能である3次元のポリマーウェブを製造するための成形用構造体に関する。
【背景技術】
【0002】
熱可塑性フィルムのリボン又はウェブを巻き戻す、送る、デボス加工する若しくはエンボス加工する、及び/又は穿孔する、並びに巻き直すための様々な手段を含む装置が先行技術に開示されており、例えば、次を参照されたい:米国再発行特許第23,910号、「非平坦フィルムを生産するための方法及び装置」(Method of And Apparatus For Producing Textured Films)(L.H.スミス(L.H.Smith)ら、1954年12月14日発行)、米国特許第3,054,148号、「穿孔熱可塑性シートの生産プロセス」(Process Of Producing A Perforated Thermoplastic Sheet)(W.F.ジメルリ(W.F.Zimmerli)、1962年9月18日発行)、及び米国特許第2,567,275号、「熱可塑性材料に浮き出し模様を付ける装置及び方法」(Apparatus And Method Of Goffering Thermoplastic-tic Materials)(R.コロンボ(R.Colombo)、1951年9月11日発行)。同様に、米国特許第3,674,221号、「フィルムのリボンの動的な応力−ひずみ試験」(Dynamic Strain Testing Of Ribbons Of Film)(コーンラッドE.リーマースマ(Coenraad E.Riemersma)、1972年7月4日発行)も参照されたい。
【0003】
先行技術は、穿孔した部材を製造する様々な方法も開示しており、例えば、次を参照されたい:米国特許第3,453,712号、「多孔質ロールを製造する方法」(Method Of Making A Porous Roll)(R.G.マッケンドリック(R.G.MacKendrick)、1969年7月8日発行)、米国特許第3,613,208号、「真空ワークホルダ又はつかみ用穿孔パネルを組立てる方法」(Method Of Fabricating A Perforated Panel For A Vacuum Work-Holder Or Chuck)(H.A.セバーグ(H.A.Seberg)ら、1971年10月19日発行)、及び米国特許第3,247,579号、「回路組立て方法」(Circuit Fabrication Method)(L.H.カターモール(L.H.Cattermole)ら、1966年4月26日発行)。
【0004】
改善された触感を有する3次元のポリマーウェブを与える方法及び装置が、米国特許第4,151,240号、「熱可塑性フィルムの連続するリボンをデボス加工及び穿孔するための方法」(Method for Debossing and Perforating a Running Ribbon of Thermoplastic Film)(ルーカス(Lucas)ら、1979年4月24日発行)、及び米国特許第4,601,868号、「熱可塑性フィルムの連続するリボンに3次元の繊維様外観及び触感を付与する方法」(Method of Imparting a Three-Dimensional Fibr-Like Appearance and Tactile Impression to a Running Ribbon of Thermoplastic Film)(レーデル(Radel)ら、1986年7月22日発行)に開示されている。
【0005】
柔軟で絹のような触感を表すポリマーウェブを製造する他の方法及び装置が開示されている。例えば、米国特許第4,609,518号及び米国特許第4,629,643号(どちらもクロ(Curro)ら、各々1986年9月2日及び同年12月16日発行)は、各々、大きいアパーチャ及び複数のごく小さいアパーチャを有するポリマーウェブを成形する装置を開示している。
【0006】
上述の参考資料は、成形用構造体又はスクリーンと呼ばれることが多い支持枠組み上でポリマーフィルムをエンボス加工又はデボス加工するための様々な方法及び装置を表している。特に、これら参考資料の多くは、水又は熱風の噴射など、流体を当てた時ポリマーフィルムが適合できる複数のアパーチャを規定する相互連結網目状組織を含む円筒の金属スクリーンを使用することを開示している。複数のアパーチャは、例えば水が通過できる、スクリーンを貫く相対的に広い開放面積を提供する。ポリマーフィルムのウェブに高圧液体の噴射又は流れを当てるためにそのようなスクリーンを使用する1つの例が、米国特許第4,778,644号(クロ(Curro)ら、1988年10月18日発行)に開示されている。
【0007】
上記で開示したタイプの金属の成形用構造体、例えばスクリーンには、耐用年数が相対的に短いという欠点がある。すなわち、相対的に薄い相互連結網目状組織(フィルム成形に充分な開放面積を提供するのに必要)のために、連続する環状プロセスでスクリーンに高圧水の噴射をかけることを伴う商業プロセスで使用される時、先行技術のスクリーンの耐用年数は限られる。例えば、上述のレーデル(Radel)の特許で開示されたタイプの金属スクリーンは、製造費用が非常に高いので、その上で製造された製品のコストは、限られた耐用年数によりマイナスの影響を受ける。限られた耐用年数は、スクリーンが、回転して高圧液体の噴射を通過する円筒の成形用構造体の一部分である時に、経験する環状の応力/緩和による現在のスクリーンの疲労破損によるものであると考えられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
それ故に、3次元の成形されたフィルムウェブを製造するのに有用な、より耐久性のある成形用スクリーンの必要性がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
二次成形されたポリマーフィルムを製造するための装置において使用するための成形用構造体が開示され、同前記成形用構造体は、複数のアパーチャを規定する相互連結部材の網目状組織を含み、前記アパーチャは、百分率による第1開放面積を規定する模様をなして離間される第1部分、中実で、アパーチャがなく、開放面積が0%である第2部分、第1部分と第2部分との間でこれらの部分を接合する推移部である第3部分を含み、推移部分は、百分率による第2開放面積を表し、百分率による第3部分の第2開放面積は、百分率による第1部分の第1開放面積より小さい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本明細書は、本発明の主題を特定して指摘し明確に請求する特許請求の範囲により結論とするが、本発明は添付図面と共に考慮される以下の説明により、更によく理解されると考えられる。
【0011】
図1は、高圧水の噴射を使用して、成形された3次元のポリマーウェブを生産するための、米国特許第4,778,644号に教示した方法を描写する単純化した断面模式図である。この装置は、本発明の改造された成形用構造体が利用可能なタイプを表している。簡潔には、図1に示されている装置では、ポリエチレンなどのポリマー材料からなる実質的に平面的なフィルムのウェブ410が、供給ロール401から、形成ドラム418の表面の上まで送られ、同ドラムの周りで成形用構造体415が、入ってくるウェブと実質的に同じ速度で連続して回転する。本発明の主題は、この成形用構造体415である。
【0012】
形成ドラム418は好ましくは、移動する成形用構造体415に関して好ましくは静止している、内部にある真空室419を含む。真空室の第1入口435の始端部及び終端部各々とほぼ一致する1対の静止真空シール421、422が、回転する成形用構造体415の最も内側の面と第1真空室入口435との間の封止を設けるために使用される。もう1対のシール432、433が、回転する成形用構造体415の最も内側の面と第2真空室入口450との間に同様の封止を設ける。第2真空室入口450は、形成ドラム418の、フィルムのウェブ410でブロックされない領域に位置する。
【0013】
第1真空室入口435の反対側に、ポリマーフィルムの実質的に平面的なウェブ410が形成ドラムの中間真空シール421、422の領域を横切る時に流体圧力差を同ウェブに加えるために設けられた手段があるのが好ましい。図解されている実施形態では、流体圧力差アプリケータ手段は、移動するポリマーウェブ410の全幅を実質的に均一に横切って水などの高圧液体の噴射470を放出する高圧液体ノズル465を含む。水は好ましくは、少なくとも約350N/cm2(500psig)、最も好ましくは少なくとも約700N/cm2(1,000psig)の圧力で当てられる。水はまた好ましくは、入ってくるポリマーウェブの変形温度範囲より低い高温で当てられ、同ウェブは全プロセスにわたって実質的に固体状のままである。これが、入ってくるウェブの物理的特性及び施されたサーモメカニカル処理を保存する。
【0014】
他の詳細は、図1に示されている装置に関して米国特許第4,778,644号に開示されており、同特許は、図1に概ね示されているように、冷却水480の連続するフィルムを、低圧液体ノズル475によりウェブ410の露出面に当てることを含む。水は好ましくは、フィルムを成形用構造体415から取り除く前ではあるが、高圧液体噴射470によるその成形後にフィルム上に溢れ出る。もう1つの真空室入口450が、中央にある真空マニホルド419に設けられている。この第2真空室入口450は、形成ドラム418の、成形用構造体415がフィルムのウェブ410で妨げられない領域に設けられている。第2真空入口450は、成形用構造体を冷却するために、また形成ドラム418及び高圧液体ノズル465を取り囲むキャビネット485の内部の通風/冷却を供給するために、回転する成形用構造体415を通過する真空誘導空気流を再度もたらす。最後に、ウェブの経路は、図1に概ね示されているように、キャビネット485の内側で向き直されて、キャビネットを通過するできるだけ最短の横断をもたらす。特に、未加工の平坦なポリマーウェブ410が、入口の溝487を通ってキャビネットに入り、静止形成ドラム418の周辺部の概ね半分辺りで成形用構造体415を回転させることにより運ばれ、またその後、最終乾燥のために、また巻き直し又は最終用途の適用のどちらかのためにアイドラロール489及び492により取り出される。ウェブがアイドラロール489、492間を通過する時、1対の対向するゴムブレード490、491が、ウェブ410上でスキージのような動作をひき起こすことによりウェブを大量に脱水する。図1に示されている方法に従ってウェブの経路を決定すると、低圧液体ノズル475により当てられる冷却水のフィルム480で冷却された後、ウェブが再び熱くなるのが最小化される。
【0015】
水温を変える効果と、高圧液体ノズル465の好ましい構造及び配置とに関する他の詳細は、米国特許4,965,422号及び同4,609,518号(クロ(Curro)ら、1986年9月2日発行)に記載されており、これらを参考として本明細書に組み込む。
【0016】
図2は、図1の装置の成形用構造体415の代わりに使用可能な、本発明の円筒の成形用構造体1を示している。成形用構造体1は、成形面、すなわち、ポリマーウェブをそれと接触させて成形するために使用される外側面2と、成形操作中にポリマーウェブと通常は接触しない内側面5とを有する。成形用構造体1は、不連続な複数の別個のアパーチャ、例えばアパーチャ4を規定する金属の相互連結部材6(図2に示さず)の連続網目状組織を含む。
【0017】
図3及び図4は各々、先行技術の成形用構造体の拡大した一部分と、本発明の成形用構造体の拡大した一部分とを示し、本発明の態様をより明確に示している。どちらにおいても、丸い円筒の成形用構造体が考察されているが、この形が回転ドラムプロセスにおいて有用であるためである。
【0018】
図3に示されるように、アパーチャ4を規定する相互連結部材6の模様は、模様付きの第1区域10から模様なしの第2の、すなわち、中実区域12まで、線8で示される想像線に沿って突然終わる。丸い円筒の成形用構造体上で模様付き区域10及び中実区域12は各々、円筒形であると考えられ、またそれ自体が円形である相対的に細い、突然の線8で接合されてもよい。使用中、模様付きの第1区域10と模様なしの第2区域12との間の、概ね線状の突然の推移線8に対応する成形用構造体の部分で、成形用構造体の破損が起こることがわかる。線8に対応する部分として概ね示される、この部分に沿う破損は、模様付き区域10から模様なし区域12までの相対的に突然の推移により生じる応力集中によるものであると考えられる。特に成形が高圧液体噴射による時、3次元のポリマーウェブを成形する環状の性質は、結果として環状の金属疲労及び対応する破損を招く。
【0019】
これと対照的に、図4に見られるように、本発明の成形用構造体1は、模様付き第1区域10と模様なし第2区域との間の、概ね線状の突然の推移を取り除くことにより、金属の成形用スクリーンにおける疲労破損の問題を解決する。示されるように、模様付き区域10及び模様なし区域12に加えて、成形用構造体1は、アパーチャ4の、いわば徐々の段階的導入を含む推移部分14である第3部分を有する。円形の線、例えば線8よりも、本発明の推移部分14は、帯として、又は模様付き第1区域10及び模様なし第2区域12の両方に接合するもう1つの円筒部分として、より正確に説明される。
【0020】
それ故に、1つの実施形態では、成形用構造体1は、二次成形されたポリマーフィルムを製造するための装置において使用するための成形用構造体として説明されてもよく、同成形用構造体は円筒形の管であり、またアパーチャ4を規定する相互接続部材6の網目状組織を含む第1円筒部分10、中実で、アパーチャのない第2円筒部分12、及び第1部分と第2部分との間でこれらの部分を接合する推移部である第3円筒部分14を含み、第2部分から第1部分まで見る時、推移部分は、増加するアパーチャ数を規定する相互連結部材の増加数を表す。
【0021】
用語「連続する」が相互連結部材6を説明するために本明細書において使用される時、相互連結部材6の中断しない特質を指す。故に、相互連結部材6の通路を単にたどることにより、第1面2から離れることなしに、第1面2上のどの箇所からでも第1面2上の他のどの箇所にも到達可能である。逆に、本明細書において使用されるように、用語「不連続な」が別個のアパーチャ4を説明するために使用される時、その複数のアパーチャ4の断続的な特質を指す。
【0022】
図5〜図7は、本発明の成形用構造体1のための、上述の第1部分、第2部分、及び第3部分の模様の更なる変化形を示している。図5〜図7の各々において、長い破線内の部分は、推移区域、例えば図2における円3内に示される区域での、成形用構造体の一部分の代表的な模様であることを意味する。
【0023】
図5に示されているように、相互連結部材6上の模様は、第1部分10(これは、円筒の成形用構造体1上にある時、円筒の部分であってもよい)において、概ね涙形を有するアパーチャ4を規定する。同様に、第2区域12にはアパーチャ4がない。図5に示されている実施形態では、推移部分14は複数の円形のアパーチャを含み、第2部分12から第1部分10まで見る時、円形のアパーチャの数及び空隙部は変化し、段階的に導入され、アパーチャの数が増加する。
【0024】
実際の実施形態では、図5に示されている模様は、推移部分14が、示されるようなx軸線に沿って測定される寸法で約25mm(約1インチ)であることを特徴とする。(y軸線は、図2に示されているような管状の成形用構造体の周方向に対応している。)このデザインでは、第1部分10において涙形のアパーチャを含み、各アパーチャは、約2mm2の面積を有する。示されている実施形態では、第3の推移部分14は、開放面積における3つの別個の変化を表し、第1部分10における最初の涙形のデザインと比較する時、各々の開放面積は25%ずつ減少している。示されている模様は完全な360°の繰り返しを可能にし、これは、図2に示されているタイプなど、管状の成形用構造体にとって重要である。
【0025】
図6に示されているアパーチャの模様は、涙形のアパーチャが第3の推移部分14で維持されていることを除いて、図5のものと同様である。百分率による開放面積は、推移部分14の3つの別個の区域で減少し、図6に示されているようにx軸線に沿って右から左へ見る時、減少は25%、38%、及び63%である。示されている模様は完全な360°の繰り返しを可能にし、これは、図2に示されているタイプなど、管状の成形用構造体にとって重要である。
【0026】
図7に示されているアパーチャの模様は、図7に示されているようにx軸線に沿って右から左に見る時、推移部分14の3つの別個の区域における減少が25%、50%、及び75%であることを除いて、図6のものと同様である。示されている模様は完全な360°の繰り返しを可能にし、これは、図2に示されるタイプなど、管状の成形用構造体にとって重要である。
【0027】
それ故に、別の実施形態では、成形用構造体1は、二次成形されたポリマーフィルムを製造するための装置において使用するための成形用構造体として説明でき、同成形用構造体は、百分率による第1開放面積を規定する模様をなして離間されるアパーチャ4を規定する相互連結部材6の網目状組織を含む第1部分10、中実で、アパーチャがなく、開放面積が0%である第2部分12、及び第1部分と第2部分との間でこれらの部分を接合する推移部である第3部分14を含み、推移部分は、百分率による第2開放面積を表し、百分率による第3部分14の第2開放面積は、百分率による第1部分10の第1開放面積より小さい。
【0028】
「発明を実施するための最良の形態」において引用されるすべての文献は、その関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを認めるものと解釈されるべきではない。
【0029】
本発明の特定の実施形態を例示し記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】米国特許第4,778,644号に概ね開示されたタイプの装置。
【図2】共に譲渡された米国特許第4,629,643号に概ね開示されたタイプの先行技術のポリマーウェブを拡大し、部分的にセグメント化した斜視図。
【図3】先行技術の成形用構造体の一部分の、拡大した部分的斜視図。
【図4】本発明の成形用構造体の一部分の、拡大した部分的斜視図。
【図5】本発明の成形用構造体の1つの実施形態の一部分の略図。
【図6】本発明の成形用構造体の別の実施形態の一部分の略図。
【図7】本発明の成形用構造体の別の実施形態の一部分の略図。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
二次成形されたポリマーフィルムを製造するための装置において使用するための成形用構造体であって、前記成形用構造体が円筒形の管であり、以下のa、b、cを特徴とする成形用構造体。
a.複数のアパーチャを規定する相互連結部材の網目状組織を含む第1円筒部分;
b.中実で、アパーチャのない第2円筒部分;及び
c.前記第1部分と前記第2部分との間でこれらの部分を接合する推移部分である第3円筒部分であって、前記第2部分から前記第1部分まで見る時、前記推移部分が、増加するアパーチャ数を規定する相互連結部材の増加数を表す。
【請求項2】
二次成形されたポリマーフィルムを製造するための装置において使用するための成形用構造体であって、以下のa、b、cを特徴とする成形用構造体。
a.第1部分は、アパーチャを規定する相互連結部材の網目状組織を含み、前記アパーチャは、百分率による第1開放面積を規定する模様をなして離間される;
b.中実で、開口がなく、開放面積が0%である第2部分;及び
c.前記第1部分と前記第2部分との間でこれらの部分を接合する推移部である第3部分であって、前記推移部分が、百分率による第2開放面積を表し、百分率による前記第3部分の前記第2開放面積が、百分率による前記第1部分の前記第1開放面積より小さい。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2006−521219(P2006−521219A)
【公表日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−518920(P2005−518920)
【出願日】平成16年3月29日(2004.3.29)
【国際出願番号】PCT/US2004/009593
【国際公開番号】WO2004/087402
【国際公開日】平成16年10月14日(2004.10.14)
【出願人】(590005058)ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー (2,280)
【Fターム(参考)】