説明

ポンプモジュール

【課題】内燃機関に供給される燃料をろ過すると共に改質することの可能なポンプモジュールを提供する。
【解決手段】燃料タンク2内に設けられるポンプ本体50は、燃料タンク2内の燃料を蛇腹管49、吐出管15及び燃料配管を通して内燃機関に供給する。このポンプ本体50の吐出口52側に燃料に含まれる異物を捕獲する高圧フィルタ70が設けられる。この高圧フィルタ70には、フィルタエレメント72を通過する燃料を改質する改質手段20が設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給するポンプモジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、動力源として電動機と内燃機関を備えたハイブリッド車が知られている。ハイブリッド車は、電動機による駆動が多くなり、内燃機関の運転が少なくなると、燃料タンク内の燃料が長期間消費されないことがある。また、一般に、車両が長期間停止した状態が続くと、燃料タンク内の燃料が消費されない。
特許文献1には、燃料タンク内に設けられ、燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給するポンプモジュールが記載されている。
特許文献2には、燃料タンクと内燃機関との間を接続する燃料パイプに設けられた燃料改質装置が記載されている。この燃料改質装置は、円筒体の内側にセラミックと放射性希土鉱石とからなる球体粒を充填したものである。燃料パイプを流れる燃料を燃料改質装置に通すことで燃料を改質し、燃費及び加速性を向上すると共に、排ガス中のCO,HC,黒鉛等を減少している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−227698号公報
【特許文献2】特許4016289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、燃料タンク内の燃料が長期間消費されないと、燃料タンク内の空気に含まれる酸素により燃料が酸化することがある。これにより、内燃機関における燃料の燃焼効率が悪化することが懸念される。また、燃料の酸性が強くなると、燃料タンク及びその燃料タンク内に設けられたポンプモジュールを形成する樹脂にクラックが発生し、又は金属に錆が発生する。これにより、ポンプモジュールを構成するポンプ本体の作動が悪化するおそれがある。また、燃料タンクから燃料漏れを生じるおそれがある。
特許文献1のポンプモジュールは、燃料タンクから内燃機関へ供給する燃料をろ過する機能は備えているが、燃料を改質する機能は備えていない。
一方、特許文献2の燃料改質装置は、その燃料改質装置の入口及び出口をそれぞれ燃料パイプに接続しているので、製造コストが高くなる。また、内燃機関に供給される燃料をろ過する燃料フィルタと燃料改質装置とを別体で燃料パイプに接続しているので、構成が複雑になり、製造コストが高くなる。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関に供給される燃料をろ過すると共に改質することの可能なポンプモジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る発明によると、燃料タンク内に設けられるポンプ本体は、燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する。このポンプ本体の吸入口側および吐出口側の少なくともいずれか一方に燃料に含まれる異物を捕獲するフィルタが設けられる。このフィルタには、フィルタを通過する燃料を改質する改質手段が設けられる。改質手段により酸化劣化した燃料を改質することで、樹脂のクラックの発生が抑制されると共に、金属の錆の発生が抑制される。したがって、ポンプ本体の作動の悪化、及び燃料タンクからの燃料漏れを抑制することができる。また、改質手段により燃料を活性化させることで、内燃機関における燃料の燃焼効率を向上することができる。
また、改質手段をフィルタに設けることで、ポンプモジュールの構成が簡素になる。このため、ポンプモジュールを組み立てる工数を改質手段を備えていない従来のポンプモジュールと略同じにすることが可能となる。したがって、ポンプモジュールの製造コストを低減することができる。
【0007】
請求項2に係る発明によると、フィルタは、フィルタケース、及びこのフィルタケースに収容されるフィルタエレメントを有する。改質手段は、フィルタエレメントと一体で形成され、フィルタエレメントに担持される。これにより、ポンプモジュールの組み立て工数を改質手段を備えていない従来のポンプモジュールと同じにすることができる。
さらに、フィルタのろ過効率を悪化させることなく、燃料を改質することができる。
【0008】
請求項3に係る発明によると、改質手段は、フィルタエレメントと別体で形成され、フィルタエレメントと共にフィルタケース内に収容される。この構成においても、フィルタ内にフィルタエレメントと改質手段を同時に取り付けることで、ポンプモジュールの組み立て工数を低減することができる。
【0009】
請求項4に係る発明によると、フィルタは、ポンプ本体の吐出口側に設けられる高圧フィルタである。一般に、高圧フィルタは、ポンプ本体から吐出される燃料に含まれる比較的細かい異物を捕獲するので、ポンプ本体の吸入口側に設けられる低圧フィルタと比較して、フィルタエレメントのろ過面積が広い。したがって、高圧フィルタに設けられる改質手段は、燃料を高効率に改質することができる。
【0010】
請求項5に係る発明によると、フィルタは、ポンプ本体の吸入口側に設けられる低圧フィルタである。改質手段を低圧フィルタに設けることで、ポンプ本体に吸入される燃料を改質することが可能となる。したがって、ポンプ本体を形成する樹脂のクラックの発生が抑制されると共に、金属の錆の発生を抑制することができる。
【0011】
請求項6に係る発明によると、ポンプモジュールは、ポンプ本体の吐出口から吐出される燃料の圧力が所定圧より高いとき、吐出口から吐出された燃料を燃料タンク内へ排出するプレッシャレギュレータを備える。このプレッシャレギュレータの下流側に改質手段は設けられる。これにより、ポンプモジュールと燃料タンク内を循環する燃料の改質が可能となる。したがって、燃料タンク及びポンプ本体を形成する樹脂のクラックの発生が抑制されると共に、金属の錆の発生を抑制することができる。
【0012】
請求項7に係る発明によると、改質手段は、酸化劣化した燃料を改質可能な孔を有する多孔性材料、又は磁石である。多孔性材料としては、酸素吸着樹脂、活性炭、セラミック等が例示される。これにより、酸化劣化した燃料を改質及び活性化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の第1実施形態によるポンプモジュールが取り付けられた燃料タンクの構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるポンプモジュールの断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態によるポンプモジュールのフィルタエレメントの模式図である。
【図4】本発明の第1実施形態によるポンプモジュールのレギュレータ部分の断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態によるポンプモジュールの断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態によるポンプモジュールの改質手段の平面図である。
【図7】本発明の第3実施形態によるポンプモジュールのレギュレータ部分の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明による複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるポンプモジュールを図1から図4に示す。本実施形態のポンプモジュール1は、図1に示すように、燃料タンク2に形成された開口3から挿入され、燃料タンク2内に設置されている。燃料タンク2には、燃料供給口4から燃料が供給される。燃料タンク2内の燃料は、ポンプモジュール1によって汲み上げられ、燃料配管5を経由して内燃機関へ供給される。
【0015】
ポンプモジュール1は、図2に示すように、フランジ10、サブタンク30、ポンプボディ40、ポンプ本体50、低圧フィルタ60、高圧フィルタ70、改質手段20及びプレッシャレギュレータ80等を備えている。ポンプモジュール1は、例えば樹脂及び金属等から形成されている。
フランジ10は、略円盤状に形成され、燃料タンク2に形成された開口3を塞いでいる。フランジ10には、吐出管15及び図示しない電気コネクタが設けられている。吐出管15は、一方の側が内燃機関に燃料を供給する燃料配管5に接続され、他方の側が蛇腹管49に接続されている。
【0016】
サブタンク30は、有底筒状に形成されている。フランジ10とサブタンク30とを支柱部材31が接続している。支柱部材31は、一端がフランジ10に形成された凹部17に圧入され、他端がサブタンク30に形成された孔32に摺動可能に取付けられている。支柱部材31の径外側には図示しない圧縮コイルスプリングが取付けられ、その弾性力によりサブタンク30を燃料タンク2の底壁6に押し付けている。
【0017】
サブタンク30の内側にポンプボディ40が収容されている。ポンプボディ40は、取付部材41によってサブタンク30に固定されている。取付部材41は、環状の環状部42、及びこの環状部42の径外側に爪部43を有し、一体に形成されている。環状部42は、ポンプボディ40の径外側に形成された段差部44に嵌合している。爪部43は、サブタンク30の開口部33に嵌め込まれている。
【0018】
ポンプボディ40は、ポンプ本体50、高圧フィルタ70及びプレッシャレギュレータ80を収容すると共に、これらを連通する燃料通路45,46を形成している。
ポンプ本体50は、略円筒状に形成され、その内部に、図示しないモータ及びこのモータにより回転する図示しないインペラを有する。ポンプ本体50は、インペラの回転により、軸方向下側に設けられた吸入口51から燃料を吸入、昇圧し、軸方向上側に設けられた吐出口52から燃料を吐出する。
ポンプ本体50の吸入口51側には低圧フィルタ60が設けられている。低圧フィルタ60は、袋状に形成され、サブタンク30内からポンプ本体50の吸入口51に吸入される燃料に含まれる比較的大きな異物を捕獲する。
【0019】
ポンプ本体50の径外側に高圧フィルタ70が設けられている。高圧フィルタ70は、円環状に形成されたフィルタケース71、及びこのフィルタケース71の内側に設けられた筒状のフィルタエレメント72を有する。高圧フィルタ70は、吐出口52から吐出した燃料に含まれる比較的小さい異物を捕獲する。
【0020】
フィルタエレメント72は、先ず、綿繊維又はガラス繊維などの基材に、改質手段20として、酸素吸着樹脂、活性炭又はセラミック等の多孔性材料或いは磁石等が混合され、図3(A)に示すように、改質手段20の担持された平板状のろ紙73と波状のろ紙74とが形成される。そして平板状のろ紙73と波状のろ紙74とが接合された後、図3(B)に示すように、ロール状に巻かれる。これにより、筒状のフィルタエレメント72が形成される。この結果、改質手段20は、フィルタエレメント72に担持され、そのフィルタエレメント72と一体に形成される。したがって、フィルタエレメント72を通過する燃料は、異物が捕獲されると共に、酸化劣化した燃料が改質され、又はイオン活性化される。
【0021】
図4に示すように、高圧フィルタ70とポンプボディ40の流出通路47とを連通する燃料通路46にプレッシャレギュレータ80が設けられている。プレッシャレギュレータ80は、略筒状に形成されたケース81、及びこのケース81の内部に図示しない圧力弁を有する。ケース81は大径部82と小径部83とを有する。プレッシャレギュレータ80は、ケース81の大径部82と小径部83との間の段差84に形成された図示しない開口から燃料通路46を流れる燃料をケース81内部に導入している。
燃料通路46に流れる燃料の圧力が所定圧より高くなると、ケース81内部に設けられた圧力弁が開弁する。これにより、燃料通路46に流れる燃料は、ケース81内部を通り、小径部83の軸方向の上端85に形成された図示しない開口から燃料室48へ排出される。したがって、燃料通路46を流れる燃料は、プレッシャレギュレータ80により所定圧に調圧される。
【0022】
燃料室48は、ジェット通路90に連通している。ジェット通路90は、燃料室48と反対側の端部が図示しないジェットノズルに接続されている。燃料通路46から燃料室48へ排出された燃料は、ジェット通路90を経由してジェットノズルから噴射される。ジェットノズルは、サブタンク30の外側からサブタンク30内へ燃料を噴射することで、そこに発生する負圧により燃料タンク2の燃料をサブタンク30内に導入する。
また、燃料室48には、リリーフバルブ91が接続している。リリーフバルブ91は、燃料室48の燃料圧力が高くなり、その燃料圧力が弁体93に作用する力がスプリング92に設定された荷重より大きくなると、弁体93が壁面94から離座する。これにより、ジェットノズルの噴射に余剰となった燃料は、サブタンク30内へ排出される。
【0023】
図2に示すように、高圧フィルタ70から燃料通路46を通り、プレッシャレギュレータ80により所定圧に調圧された燃料は、流出通路47に流れる。流出通路47の出口側とフランジ10の吐出管15とを蛇腹管49が接続している。
【0024】
内燃機関の運転時、フランジ10に設けられた電気コネクタから図示しないリード線を介してポンプ本体50に通電されると、サブタンク30内の燃料は、低圧フィルタ60を経由し、吸入口51からポンプ本体50に吸入され、インペラの回転により昇圧される。ポンプ本体50の吐出口52から排出された燃料は、高圧フィルタ70により異物が除去されると共に改質された後、プレッシャレギュレータ80により調圧され、流出通路47、蛇腹管49、吐出管15及び燃料配管5を経由し、内燃機関に供給される。
【0025】
本実施形態では、以下の作用効果を奏する。
(1)ポンプモジュール1は、高圧フィルタ70のフィルタエレメント72に改質手段20を担持することで、内燃機関に供給される燃料をろ過すると共に改質することができる。このため、酸化した燃料による樹脂のクラックの発生が抑制されると共に、金属の錆の発生が抑制される。したがって、ポンプ本体50の作動の悪化、及び燃料タンク2からの燃料漏れを抑制することができる。
(2)ポンプモジュール1は、高圧フィルタ70のフィルタエレメント72と改質手段20とを一体に形成することで、構成が簡素化され、ポンプモジュール1の組み立て工数が低減される。これにより、ポンプモジュール1の製造コストを低減することができる。
(3)ポンプモジュール1は、ろ過面積の大きい高圧フィルタ70のフィルタエレメント72に改質手段20を担持させることで、高圧フィルタ70のろ過効率を悪化させることなく、酸化劣化した燃料を改質し、又はイオン活性化することができる。
【0026】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるポンプモジュールを図5及び図6に示す。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、高圧フィルタ70のフィルタエレメント75と改質手段21とが別体で形成されている。改質手段21は、酸素吸着樹脂、活性炭又はセラミック等の多孔性材料、或いは磁石等から円盤状に形成されている。改質手段21は、高圧フィルタ70のフィルタケース71内にフィルタエレメント75と共に収容されている。
【0027】
本実施形態においても、高圧フィルタ70を通過する燃料は、フィルタエレメント75により異物が捕獲されると共に、改質手段21により酸化劣化した燃料が改質され、又はイオン活性化される。
また、高圧フィルタ70のフィルタケース71内にフィルタエレメント75と改質手段21を同時に組み付けることで、ポンプモジュールの製造コストを低減することができる。
【0028】
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態によるポンプモジュールを図7に示す。本実施形態では、リリーフバルブ91の燃料出口側に改質手段22が設けられている。
本実施形態では、ポンプモジュールと燃料タンク2内を循環する燃料を改質手段22に通すことで、燃料タンク2内の酸化劣化した燃料を改質することができる。
【0029】
(他の実施形態)
上述した第1、第2実施形態では、高圧フィルタ70に改質手段20,21を設けた。これに対し、本発明は、低圧フィルタに改質手段を設けてもよい。
上述した実施形態では、改質手段20,21,22として、酸素吸着樹脂、活性炭又はセラミック等の多孔性材料、或いは磁石を使用した。これに対し、本発明は、改質手段として、イオン交換樹脂、グラファイトシリカ、または酸化した燃料を還元することの可能な還元剤を使用してもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記複数の実施形態を組合せることに加え、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
【符号の説明】
【0030】
1 ・・・ポンプモジュール
2 ・・・燃料タンク
20,21,22・・・改質手段
50 ・・・ポンプ本体
51 ・・・吸入口
52 ・・・吐出口
60 ・・・低圧フィルタ(フィルタ)
70 ・・・高圧フィルタ(フィルタ)
72,75 ・・・フィルタエレメント

【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃料タンク内に設けられ、前記燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給するポンプ本体と、
前記ポンプ本体の吸入口側および吐出口側の少なくともいずれか一方に設けられ、燃料に含まれる異物を捕獲するフィルタと、
前記フィルタに設けられ、前記フィルタを通過する燃料を改質する改質手段と、を備えることを特徴とするポンプモジュール。
【請求項2】
前記フィルタは、フィルタケース、及びこのフィルタケースに収容されるフィルタエレメントを有し、
前記改質手段は、前記フィルタエレメントと一体で形成され、前記フィルタエレメントに担持されることを特徴とする請求項1に記載のポンプモジュール。
【請求項3】
前記フィルタは、フィルタケース、及びこのフィルタケースに収容されるフィルタエレメントを有し、
前記改質手段は、前記フィルタエレメントと別体で形成され、前記フィルタエレメントと共に前記フィルタケース内に収容されることを特徴とする請求項1に記載のポンプモジュール。
【請求項4】
前記フィルタは、前記ポンプ本体の前記吐出口側に設けられる高圧フィルタであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のポンプモジュール。
【請求項5】
前記フィルタは、前記ポンプ本体の前記吸入口側に設けられる低圧フィルタであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のポンプモジュール。
【請求項6】
前記ポンプ本体の前記吐出口から吐出される燃料の圧力が所定圧より高いとき、前記吐出口から吐出された燃料を前記燃料タンク内へ排出するプレッシャレギュレータを備え、
前記改質手段は、前記プレッシャレギュレータの下流側に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のポンプモジュール。
【請求項7】
前記改質手段は、酸化劣化した燃料を改質可能な孔を有する多孔性材料、又は磁石であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のポンプモジュール。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−62784(P2012−62784A)
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−205702(P2010−205702)
【出願日】平成22年9月14日(2010.9.14)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】