ポーカーゲームの方法およびそのプレイエリア
ポーカーゲームの方法であって、プレイヤーにハンドを配るステップと、１つ以上のベッティングラウンド中、各プレイヤーが所定時間内にチェック、コール、レイズまたはフォルドをするよう要求するステップと、各プレイヤーについて、前記所定時間の少なくとも一部分の経過を増分的に表示するステップと、プレイヤーが所定時間内にチェックも、コールも、レイズも、フォルドもしない場合は、ベッティングラウンドにベットが存在しないならば前記プレイヤーのハンドは無効であることを宣言するステップ、または、ベッティングラウンドにベットが存在する場合、プレイヤーにチェックさせるステップと、すべてのベッティングラウンドの終了後に、残りのハンドをランク付けすることによってベットを決定するステップとを含む、方法である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
発明の分野
この発明は、ポーカーゲームの方法およびそのプレイエリアに関する。
【背景技術】
【０００２】
発明の背景
ポーカーには無数のバージョンがあるが、最も人気のあるポーカーゲームの１つは「テキサスホールデム（Texas Hold'em）」である。このバージョンは、各プレイヤーに２枚のカードが伏せて配られることから始まる。２枚の伏せ札が配られた後、最初のベッティングラウンド（betting round）が続く。このベッティングラウンドでは、プレイヤーはパスしてもよいし、最初のベット（bet）をしてもよい。一旦プレイヤーによってベットが行なわれたならば、他のプレイヤーはベットをコール（call）するか、またはベットをレイズ（raise）するか、ハンド（hand）をフォルド（fold）してもよい。ベットは、レイズがそれ以上なくなるまで継続し、プレイヤー全員が最後のベットをコールするかまたはフォルドしたかのいずれかになる。次に、３枚のコミュニティーカード（community card）が伏せて配られ、同時に表に向けられる。コミュニティーカードは、いずれかの、または全員のプレイヤーによって同時に用いられ得るカードである。プレイヤーは自分の２枚の伏せたカードを用い、各プレイヤーは３枚のコミュニティーカードとともに再び自分のハンドを吟味する。第２のベッティングラウンドが続く。次に、第４のコミュニティーカードが表向けに配られ、第３のベッティングラウンドが後に続く。最後に第５のコミュニティーカードが表向けに配られ、第４のベッティングラウンドが後に続く。残ったプレイヤー全員（すなわちいずれのベッティングラウンドでもフォルドしなかったプレイヤー）のハンドがランク付けされる。勝利者は、標準的なポーカーのランク付けに従って最も高いハンドを達成したプレイヤーである。そして勝利者がポット（pot）を獲得する。
【０００３】
テキサスホールデムなどのポーカーのバージョンの主な欠点は、いくつかのベッティングラウンドが与えられ、ブラフ（bluff）したり他のプレイヤーを「読む（read）」ことを試みたりするなどのプレイヤーの駆け引きによって時間が費やされるので、各ハンドに相当の時間がかかりかねないことである。テキサスホールデムなどのポーカーゲームがしばしば極めてゆっくりしか進まないという性質は、プレイヤーと見物客との注意、視覚的な関心、および娯楽性を減じるので、一般に望ましくない。ハンドごとの入れ替え時間が遅いことは、ポーカートーナメントで行われるゲームを見ることについて聴衆の関心を著しく減少させる。さらに、ハンドごとの回転時間が遅いことは、カジノ（house）が利益を得るためにはポットの歩合を集めなければならないので、商業的なカジノ団体（gaming
establishments）の利益幅を限定することになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
したがって、ハンドごとの回転時間が短縮され、そのために視覚的な関心を増大させ、かつ利益幅を向上させるような、ポーカーゲームの方法およびポーカーのプレイエリアの必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
発明の概要
この発明によれば、ポーカーゲームの方法が与えられ、方法は、
プレイヤーにハンドを配るステップと、
１つ以上のベッティングラウンド中、各プレイヤーが所定時間内にチェック（check）
、コール、レイズまたはフォルドをするよう要求するステップと、
各プレイヤーについて、前記所定時間の少なくとも一部分の経過を増分的に表示するステップと、
プレイヤーが所定時間内にチェックも、コールも、レイズも、フォルドもしない場合は、ベッティングラウンドにベットが存在しないならば前記プレイヤーのハンドは無効である（dead）ことを宣言するステップ、または
ベッティングラウンドにベットが存在するならばプレイヤーにチェックさせるステップと、
すべてのベッティングラウンドの終了後に、残りのハンドをランク付けすることによってベットを決定するステップとを含む。
【０００６】
この発明は、ポーカーゲーム用プレイエリアをも与え、前記プレイエリアは、
少なくとも１つのディーラーステーションと、複数のプレイヤーステーションと、対応する複数の経路とを含み、各経路はプレイエリアの中央部分からプレイヤーステーションまで延在し、
各経路は、ポーカーゲームの１つ以上のベッティングラウンドにおいて各プレイヤーがチェック、コール、レイズまたはフォルドを行うことを要求される所定時間の少なくとも一部分の増分的な経過を個々に表示する、複数の連続する要素を含む。
【０００７】
このポーカーゲームは、ポーカーゲームが４回のベッティングラウンドを含むテキサスホールデムであることが好ましい。
【０００８】
所定時間は好ましくは６０秒未満である。より好ましくは、所定時間は最大１５秒または約１５秒であって、最後の１０秒の経過が秒ごとに増分的に表示される。
【０００９】
好ましくは、個々のプレイヤーのための所定時間の少なくとも一部分の増分的な経過は、可聴のカウントおよび／または複数のライトによって表示され、各ライトは時間増分に対応する。好ましくは、ライトは着色された光である発光ダイオード（ＬＥＤ）である。
【００１０】
プレイエリアは、所定時間の決定のための時計をも含むのが好ましい。
プレイエリアは、好ましくはゲームテーブルに含まれているか、またはポーカーゲームのビデオ表示のためのビデオフォーマットにおいて表わされる。ビデオフォーマットはビデオ放送で表示されてもよい。代替的には、ビデオフォーマットは、コンピュータによって、またはコンピュータのネットワーク上で表示されてもよい。
【００１１】
この発明の実施例は、もっぱら非限定的な例として、および添付の図面を参照してここで説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１２】
実施例の詳細な説明
説明において、この発明を理解するのに必要な部分のみが記載される。この発明によるポーカーゲームのプレイ方法の実施例の規則、たとえばカードデック（card deck）、ディール（deal）の順序、アンティ（ante）またはブラインド（blind）、プレイの方向（play direction）などはすべて、ハンドのランク付けとともに、テキサスホールデムポーカーの従来のバージョンと同じであると仮定され得る。しかしながら、この発明の方法および関連するプレイエリアは、１つ以上のベッティングラウンドを含むポーカーの全ての他のバージョンについて明らかに適用可能である。
【００１３】
図１は、この発明の実施例と一致するテキサスホールデムポーカーをプレイする方法１００の一般的なフローを示すフロー図である。方法２００のフローのポイントおよび方法
ステップは連続的に説明されるが、関連する個別の要素ごとに、または平行して、非同期でもまたは同期してでも、パイプライン式態様で、または別の態様で実行することができる。この発明のコンテキストでは、明示的に述べられる場合を除き、この説明が挙げるフローのポイントまたは方法ステップと同じ順序でこの方法が実行されなければならないという特定の要求はない。
【００１４】
方法１００は、各プレイヤーがアンティを支払うステップ１０２で始まる。ステップ１０４で、各プレイヤーは２枚の伏せられたカードからなるハンドをディーラーから受取る。ステップ１０６で第１のベッティングラウンドになる。ステップ１０８で、３枚のコミュニティーカードが伏せて配られ、同時に表を向けられる（「フロップ（flop）」）。コミュニティーカードは、いずれかの、または全員のプレイヤーによって同時に用いられ得るカードである。ステップ１１０で第２のベッティングラウンドになる。ステップ１１２で、第４のコミュニティーカードがテーブルの上に表を向けて配られる（「ターン（turn）」）。ステップ１１４で第３のベッティングラウンドになる。ステップ１１６で、第５のコミュニティーカードが表を向けてテーブルの上に配られる（「リバー（river）」）。ステップ１１８で、第４かつ最後のベッティングラウンドになる。
【００１５】
ステップ１０６、１１０、１１４、１１８の４つのベッティングラウンドの各々の間に、各プレイヤーは、１５秒以内に４つのアクションの少なくとも１つを行う機会を与えられる。最初のプレイヤーは、チェック、ベットまたはフォルドのいずれかができる。チェックは、プレイヤーが自分のハンドでプレイを続けたいが、追加のベットはしたくないときに行う。フォルドは、プレイヤーがもはや自分のハンドでプレイを続けたくないとき、自分がポットに支払ったすべてのアンティを放棄することにより行う。フォルドを行ったプレイヤーはもはやカードを受取らない。ベットは、一定額の賭金をポットに置くことで、それによってそのプレイヤーは自分のハンドでプレイを継続することができ、また他のプレイヤーに、コール、レイズ、またはフォルドを要求することにもなる。コールは、プレイヤーが自分のハンドでプレイを継続したいとき、現在のベットに合わせることにより行う。レイズは、プレイヤーが自分のハンドでプレイを継続したいとき、現在のベットに上乗せすることにより行い、その結果、他のプレイヤー全員がプレイを続けるためには新たなベットと少なくとも合わせなければならない。ベットが存在しないときはプレイヤーはチェックすることができる。それは賭け金をそれ以上入れるつもりはないが自分のハンドを持ち続けることを意味する。ベットがある場合、プレイヤーはチェックすることができない。プレイヤーは少なくともベットをコールするか、さもなければハンドをフォルドすることができる。ベッティングラウンドでは、プレイヤー全員がアクションをする機会を得てしまうまでこの手続きが継続する。
【００１６】
プレイヤーが各ベッティングラウンドの間にアクションしなければならない１５秒のタイムリミットは、そのプレイヤーの番になり、アクションが「プレイヤーにある」ときから始まって、ディーラーによって適用される。５秒後、ディーラーは「タイム」とコールし、１０秒の時計を開始する。その後、そのプレイヤーはアクションするまでに１０秒を与えられる。ディーラーおよび／または時計をカウントするアシスタント（または「時計番」）は、最後の５秒を秒読みする。さらに、最終の１０秒間は、ＬＥＤがプレイヤーに向かって自動的に増分的に明るくなり、それによって、アクションまでの残りの時間を視覚的に表示する。プレイエリアのこの機能は、図２を参照して下記にさらに詳細に説明される。プレイヤーが１５秒が尽きる前にアクションしなければ、ベッティングラウンドにベットが存在しない場合はプレイヤーはチェックさせられ、またはベットが既に存在する場合はそのハンドは無効を宣言される。
【００１７】
実施例のベットの構造は以下のとおりである。ゲームは、フロップの前は「ポットリミット（pot limit）」で、フロップの後は（「ターン」および「リバー」を含む）は「ノ
ーリミット（no limit）」で、プレイされる。「ポットリミット」とは、任意のベットまたはレイズの最大規模が、ポットにおけるアンティ、ブラインド、および、コールしたベットの合計金額までと限定されていることを意味する。「ノーリミット」は、任意のベットまたはレイズの最大規模に制約がされないことを意味する。ポットリミットまたはノーリミットにおいては、レイズするとき、プレイヤーは、１つの動きでレイズ額を出すか、またはレイズ額を述べなければならない。プレイヤーはレイズという単語を述べることによって自分のレイズする権利を守るが、自分が額を述べない場合は追加の１つの動きにおいてレイズを行わなければならない。ベットまたはレイズの額が明らかに目に見えない場合、ディーラーは額を公表しようと努力するが、プレイヤーがベットを下げてカウントしてもらいたい場合、プレイヤーがディーラーに「いくらですか？」と尋ねるものとする。高額かつ数量化不能なベットは、それが前に押出されるとすぐに、すべてディーラーによって下げられる。代替的に、一旦ベットが公表されたならば、次にディーラーは１５秒タイムリミットのプロセスを開始する。時計が開始されていた場合、ディーラーはそれを止め、ベットを数え、額を公表し、再び「タイム」をコールして、時計は再び開始される。プレイヤー達には、時計を止める特権を続けて乱用するとその特権が得られなくなるかもしれないことを助言してもよい。ゲームのトーナメントでは、トーナメントのプレイヤー全員が、トーナメント中に用いることができる少なくとも１個の緊急タイムアウトボタンを受取る。アクションがプレイヤーにあり、時間がなくなりつつある場合、プレイヤーはベッティングプレイに自分のタイムアウトボタンを押すことを決定することができる。ディーラーはこのボタンを集めて時間がなくなるようにし、次にタイムクロックを再び開始する。これは、プレイヤーが決意するために、余分の「１５秒」を１つだけ獲得することを意味する。
【００１８】
ステップ１０６、１１０、１１４、１１８で４つのベッティングラウンドが終了した後に、方法１００はステップ１２０に進み、そこで残ったプレイヤー全員（すなわち、ベッティングラウンドのうちいずれにおいてもフォルドしなかったか、またはハンドの無効を宣言されなかったプレイヤー）のハンドがテーブルの上で表を向けられ、ポーカーハンドの標準的なランク付けのうち１つに従って各プレイヤーの最良のハンドを個々にランク付けすることにより、各プレイヤーの中の勝利者が決定される。次にステップ１２２において、１人以上の勝利プレイヤーの間でポットが分けられる。２人以上のプレイヤーが再びプレイすることを決めた場合は、ステップ１０２でプレイが再開する。
【００１９】
図２を参照して、ポーカーゲーム用のプレイエリア２００の実施例は、２つのディーラーステーション２０２、２０４、および６つのプレイヤーステーション２０６、２０８、２１０、２１２、２１４、２１６を含む。示された実施例では、プレイエリア２００はゲームテーブルとして実現される。しかしながら代替的に、プレイエリアが、ビデオ放送のためのビデオフォーマット、またはスタンドアロンもしくはオンラインのビデオゲームとして実現され得ることが認識される。ディーラーステーション２０２、２０４は２人のディーラー（示されない）を収容し、そのうちの１人はカードを配るメインのディーラーであり、他方の１人はカードをシャッフルし、メインのディーラーがゲームを管理するのを支援する、アシスタントディーラーである。このように、１人のディーラーがゲームを進める一方、他方のディーラーが第２のデックをシャッフルして、「メイン」ディーラーがベットを集めるか、かつ／またはディールボタンを動かすのを支援することに責任を負う。メインディーラーだけが時間をコールし、時計カウントのプロセスを開始する。
【００２０】
プレイエリア２００は６つの経路２１８、２２０、２２２、２２４、２２６、２２８を含み、その各々はプレイエリアの中央部分からそれぞれのプレイヤーステーション２０６、２０８、２１０、２１２、２１４、２１６まで延在する。各経路２１８、２２０、２２２、２２４、２２６、２２８は、ベッティングラウンドの間に各プレイヤーがアクションしなければならない１５秒のうち最後の１０秒の間、そのプレイヤーに向かって個々に連
続的に明るくなる１０個の赤いＬＥＤから構成される。プレイエリア２００がゲームテーブルとして実現されると、ディーラーが便利に操作できるように、１５秒の時計がテーブルに組込まれていてもよい。プレイエリア２００はまた、コミュニティーカードを配るためのコミュニティーカードステーション２３０を含む。
【００２１】
プレイエリア２００は、アクションがプレイヤーにあるとすぐにその対応する赤い「アクション」ライトがプレイヤーに向かって点灯し始め、それによってアクションを起こすべき残りの時間を示すように操作することができる。１人のプレイヤーがアクションした後、続いて次のプレイヤーのアクションライトが点灯し、そのプレイヤーに対して秒読みを始める。ビデオポーカーゲームなどのビデオフォーマットでは、プレイヤーエリア２００はさらに赤い拡散スポットライトを含むことができ、誰のアクションの番かを示すようプレイヤーの上で交互に光る。「Sit n Go」またはマルチテーブルトーナメントのビデオポーカーゲームにおいては、ライブトーナメントゲームのために上述したように、電子的な「緊急時計ボタン」設備をプレイヤーに与えることができる。
【００２２】
上述の実施例は単に例として役立つように意図され、この発明の精神および範囲内において他の多くの実施例が可能であることが認識される。たとえば、この発明の方法はテキサスホールデムポーカーに限定されず、複数のベッティングラウンドを有するポーカーまたはポーカーから派生したカードゲームの全ての他のバージョンで用いられることができる。さらに、ハンドごとの回転時間を有利に短縮することは、プレイヤーのアクションに与えるタイムリミットを、１５秒から他の時限に、秒または分刻みで変えることによって達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２３】
【図１】この発明の実施例と一致する、ポーカーゲームをする方法のフロー図である。
【図２】この発明の実施例のポーカーゲーム用のプレイエリアの概略的な図である。
【技術分野】
【０００１】
発明の分野
この発明は、ポーカーゲームの方法およびそのプレイエリアに関する。
【背景技術】
【０００２】
発明の背景
ポーカーには無数のバージョンがあるが、最も人気のあるポーカーゲームの１つは「テキサスホールデム（Texas Hold'em）」である。このバージョンは、各プレイヤーに２枚のカードが伏せて配られることから始まる。２枚の伏せ札が配られた後、最初のベッティングラウンド（betting round）が続く。このベッティングラウンドでは、プレイヤーはパスしてもよいし、最初のベット（bet）をしてもよい。一旦プレイヤーによってベットが行なわれたならば、他のプレイヤーはベットをコール（call）するか、またはベットをレイズ（raise）するか、ハンド（hand）をフォルド（fold）してもよい。ベットは、レイズがそれ以上なくなるまで継続し、プレイヤー全員が最後のベットをコールするかまたはフォルドしたかのいずれかになる。次に、３枚のコミュニティーカード（community card）が伏せて配られ、同時に表に向けられる。コミュニティーカードは、いずれかの、または全員のプレイヤーによって同時に用いられ得るカードである。プレイヤーは自分の２枚の伏せたカードを用い、各プレイヤーは３枚のコミュニティーカードとともに再び自分のハンドを吟味する。第２のベッティングラウンドが続く。次に、第４のコミュニティーカードが表向けに配られ、第３のベッティングラウンドが後に続く。最後に第５のコミュニティーカードが表向けに配られ、第４のベッティングラウンドが後に続く。残ったプレイヤー全員（すなわちいずれのベッティングラウンドでもフォルドしなかったプレイヤー）のハンドがランク付けされる。勝利者は、標準的なポーカーのランク付けに従って最も高いハンドを達成したプレイヤーである。そして勝利者がポット（pot）を獲得する。
【０００３】
テキサスホールデムなどのポーカーのバージョンの主な欠点は、いくつかのベッティングラウンドが与えられ、ブラフ（bluff）したり他のプレイヤーを「読む（read）」ことを試みたりするなどのプレイヤーの駆け引きによって時間が費やされるので、各ハンドに相当の時間がかかりかねないことである。テキサスホールデムなどのポーカーゲームがしばしば極めてゆっくりしか進まないという性質は、プレイヤーと見物客との注意、視覚的な関心、および娯楽性を減じるので、一般に望ましくない。ハンドごとの入れ替え時間が遅いことは、ポーカートーナメントで行われるゲームを見ることについて聴衆の関心を著しく減少させる。さらに、ハンドごとの回転時間が遅いことは、カジノ（house）が利益を得るためにはポットの歩合を集めなければならないので、商業的なカジノ団体（gaming
establishments）の利益幅を限定することになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
したがって、ハンドごとの回転時間が短縮され、そのために視覚的な関心を増大させ、かつ利益幅を向上させるような、ポーカーゲームの方法およびポーカーのプレイエリアの必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
発明の概要
この発明によれば、ポーカーゲームの方法が与えられ、方法は、
プレイヤーにハンドを配るステップと、
１つ以上のベッティングラウンド中、各プレイヤーが所定時間内にチェック（check）
、コール、レイズまたはフォルドをするよう要求するステップと、
各プレイヤーについて、前記所定時間の少なくとも一部分の経過を増分的に表示するステップと、
プレイヤーが所定時間内にチェックも、コールも、レイズも、フォルドもしない場合は、ベッティングラウンドにベットが存在しないならば前記プレイヤーのハンドは無効である（dead）ことを宣言するステップ、または
ベッティングラウンドにベットが存在するならばプレイヤーにチェックさせるステップと、
すべてのベッティングラウンドの終了後に、残りのハンドをランク付けすることによってベットを決定するステップとを含む。
【０００６】
この発明は、ポーカーゲーム用プレイエリアをも与え、前記プレイエリアは、
少なくとも１つのディーラーステーションと、複数のプレイヤーステーションと、対応する複数の経路とを含み、各経路はプレイエリアの中央部分からプレイヤーステーションまで延在し、
各経路は、ポーカーゲームの１つ以上のベッティングラウンドにおいて各プレイヤーがチェック、コール、レイズまたはフォルドを行うことを要求される所定時間の少なくとも一部分の増分的な経過を個々に表示する、複数の連続する要素を含む。
【０００７】
このポーカーゲームは、ポーカーゲームが４回のベッティングラウンドを含むテキサスホールデムであることが好ましい。
【０００８】
所定時間は好ましくは６０秒未満である。より好ましくは、所定時間は最大１５秒または約１５秒であって、最後の１０秒の経過が秒ごとに増分的に表示される。
【０００９】
好ましくは、個々のプレイヤーのための所定時間の少なくとも一部分の増分的な経過は、可聴のカウントおよび／または複数のライトによって表示され、各ライトは時間増分に対応する。好ましくは、ライトは着色された光である発光ダイオード（ＬＥＤ）である。
【００１０】
プレイエリアは、所定時間の決定のための時計をも含むのが好ましい。
プレイエリアは、好ましくはゲームテーブルに含まれているか、またはポーカーゲームのビデオ表示のためのビデオフォーマットにおいて表わされる。ビデオフォーマットはビデオ放送で表示されてもよい。代替的には、ビデオフォーマットは、コンピュータによって、またはコンピュータのネットワーク上で表示されてもよい。
【００１１】
この発明の実施例は、もっぱら非限定的な例として、および添付の図面を参照してここで説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１２】
実施例の詳細な説明
説明において、この発明を理解するのに必要な部分のみが記載される。この発明によるポーカーゲームのプレイ方法の実施例の規則、たとえばカードデック（card deck）、ディール（deal）の順序、アンティ（ante）またはブラインド（blind）、プレイの方向（play direction）などはすべて、ハンドのランク付けとともに、テキサスホールデムポーカーの従来のバージョンと同じであると仮定され得る。しかしながら、この発明の方法および関連するプレイエリアは、１つ以上のベッティングラウンドを含むポーカーの全ての他のバージョンについて明らかに適用可能である。
【００１３】
図１は、この発明の実施例と一致するテキサスホールデムポーカーをプレイする方法１００の一般的なフローを示すフロー図である。方法２００のフローのポイントおよび方法
ステップは連続的に説明されるが、関連する個別の要素ごとに、または平行して、非同期でもまたは同期してでも、パイプライン式態様で、または別の態様で実行することができる。この発明のコンテキストでは、明示的に述べられる場合を除き、この説明が挙げるフローのポイントまたは方法ステップと同じ順序でこの方法が実行されなければならないという特定の要求はない。
【００１４】
方法１００は、各プレイヤーがアンティを支払うステップ１０２で始まる。ステップ１０４で、各プレイヤーは２枚の伏せられたカードからなるハンドをディーラーから受取る。ステップ１０６で第１のベッティングラウンドになる。ステップ１０８で、３枚のコミュニティーカードが伏せて配られ、同時に表を向けられる（「フロップ（flop）」）。コミュニティーカードは、いずれかの、または全員のプレイヤーによって同時に用いられ得るカードである。ステップ１１０で第２のベッティングラウンドになる。ステップ１１２で、第４のコミュニティーカードがテーブルの上に表を向けて配られる（「ターン（turn）」）。ステップ１１４で第３のベッティングラウンドになる。ステップ１１６で、第５のコミュニティーカードが表を向けてテーブルの上に配られる（「リバー（river）」）。ステップ１１８で、第４かつ最後のベッティングラウンドになる。
【００１５】
ステップ１０６、１１０、１１４、１１８の４つのベッティングラウンドの各々の間に、各プレイヤーは、１５秒以内に４つのアクションの少なくとも１つを行う機会を与えられる。最初のプレイヤーは、チェック、ベットまたはフォルドのいずれかができる。チェックは、プレイヤーが自分のハンドでプレイを続けたいが、追加のベットはしたくないときに行う。フォルドは、プレイヤーがもはや自分のハンドでプレイを続けたくないとき、自分がポットに支払ったすべてのアンティを放棄することにより行う。フォルドを行ったプレイヤーはもはやカードを受取らない。ベットは、一定額の賭金をポットに置くことで、それによってそのプレイヤーは自分のハンドでプレイを継続することができ、また他のプレイヤーに、コール、レイズ、またはフォルドを要求することにもなる。コールは、プレイヤーが自分のハンドでプレイを継続したいとき、現在のベットに合わせることにより行う。レイズは、プレイヤーが自分のハンドでプレイを継続したいとき、現在のベットに上乗せすることにより行い、その結果、他のプレイヤー全員がプレイを続けるためには新たなベットと少なくとも合わせなければならない。ベットが存在しないときはプレイヤーはチェックすることができる。それは賭け金をそれ以上入れるつもりはないが自分のハンドを持ち続けることを意味する。ベットがある場合、プレイヤーはチェックすることができない。プレイヤーは少なくともベットをコールするか、さもなければハンドをフォルドすることができる。ベッティングラウンドでは、プレイヤー全員がアクションをする機会を得てしまうまでこの手続きが継続する。
【００１６】
プレイヤーが各ベッティングラウンドの間にアクションしなければならない１５秒のタイムリミットは、そのプレイヤーの番になり、アクションが「プレイヤーにある」ときから始まって、ディーラーによって適用される。５秒後、ディーラーは「タイム」とコールし、１０秒の時計を開始する。その後、そのプレイヤーはアクションするまでに１０秒を与えられる。ディーラーおよび／または時計をカウントするアシスタント（または「時計番」）は、最後の５秒を秒読みする。さらに、最終の１０秒間は、ＬＥＤがプレイヤーに向かって自動的に増分的に明るくなり、それによって、アクションまでの残りの時間を視覚的に表示する。プレイエリアのこの機能は、図２を参照して下記にさらに詳細に説明される。プレイヤーが１５秒が尽きる前にアクションしなければ、ベッティングラウンドにベットが存在しない場合はプレイヤーはチェックさせられ、またはベットが既に存在する場合はそのハンドは無効を宣言される。
【００１７】
実施例のベットの構造は以下のとおりである。ゲームは、フロップの前は「ポットリミット（pot limit）」で、フロップの後は（「ターン」および「リバー」を含む）は「ノ
ーリミット（no limit）」で、プレイされる。「ポットリミット」とは、任意のベットまたはレイズの最大規模が、ポットにおけるアンティ、ブラインド、および、コールしたベットの合計金額までと限定されていることを意味する。「ノーリミット」は、任意のベットまたはレイズの最大規模に制約がされないことを意味する。ポットリミットまたはノーリミットにおいては、レイズするとき、プレイヤーは、１つの動きでレイズ額を出すか、またはレイズ額を述べなければならない。プレイヤーはレイズという単語を述べることによって自分のレイズする権利を守るが、自分が額を述べない場合は追加の１つの動きにおいてレイズを行わなければならない。ベットまたはレイズの額が明らかに目に見えない場合、ディーラーは額を公表しようと努力するが、プレイヤーがベットを下げてカウントしてもらいたい場合、プレイヤーがディーラーに「いくらですか？」と尋ねるものとする。高額かつ数量化不能なベットは、それが前に押出されるとすぐに、すべてディーラーによって下げられる。代替的に、一旦ベットが公表されたならば、次にディーラーは１５秒タイムリミットのプロセスを開始する。時計が開始されていた場合、ディーラーはそれを止め、ベットを数え、額を公表し、再び「タイム」をコールして、時計は再び開始される。プレイヤー達には、時計を止める特権を続けて乱用するとその特権が得られなくなるかもしれないことを助言してもよい。ゲームのトーナメントでは、トーナメントのプレイヤー全員が、トーナメント中に用いることができる少なくとも１個の緊急タイムアウトボタンを受取る。アクションがプレイヤーにあり、時間がなくなりつつある場合、プレイヤーはベッティングプレイに自分のタイムアウトボタンを押すことを決定することができる。ディーラーはこのボタンを集めて時間がなくなるようにし、次にタイムクロックを再び開始する。これは、プレイヤーが決意するために、余分の「１５秒」を１つだけ獲得することを意味する。
【００１８】
ステップ１０６、１１０、１１４、１１８で４つのベッティングラウンドが終了した後に、方法１００はステップ１２０に進み、そこで残ったプレイヤー全員（すなわち、ベッティングラウンドのうちいずれにおいてもフォルドしなかったか、またはハンドの無効を宣言されなかったプレイヤー）のハンドがテーブルの上で表を向けられ、ポーカーハンドの標準的なランク付けのうち１つに従って各プレイヤーの最良のハンドを個々にランク付けすることにより、各プレイヤーの中の勝利者が決定される。次にステップ１２２において、１人以上の勝利プレイヤーの間でポットが分けられる。２人以上のプレイヤーが再びプレイすることを決めた場合は、ステップ１０２でプレイが再開する。
【００１９】
図２を参照して、ポーカーゲーム用のプレイエリア２００の実施例は、２つのディーラーステーション２０２、２０４、および６つのプレイヤーステーション２０６、２０８、２１０、２１２、２１４、２１６を含む。示された実施例では、プレイエリア２００はゲームテーブルとして実現される。しかしながら代替的に、プレイエリアが、ビデオ放送のためのビデオフォーマット、またはスタンドアロンもしくはオンラインのビデオゲームとして実現され得ることが認識される。ディーラーステーション２０２、２０４は２人のディーラー（示されない）を収容し、そのうちの１人はカードを配るメインのディーラーであり、他方の１人はカードをシャッフルし、メインのディーラーがゲームを管理するのを支援する、アシスタントディーラーである。このように、１人のディーラーがゲームを進める一方、他方のディーラーが第２のデックをシャッフルして、「メイン」ディーラーがベットを集めるか、かつ／またはディールボタンを動かすのを支援することに責任を負う。メインディーラーだけが時間をコールし、時計カウントのプロセスを開始する。
【００２０】
プレイエリア２００は６つの経路２１８、２２０、２２２、２２４、２２６、２２８を含み、その各々はプレイエリアの中央部分からそれぞれのプレイヤーステーション２０６、２０８、２１０、２１２、２１４、２１６まで延在する。各経路２１８、２２０、２２２、２２４、２２６、２２８は、ベッティングラウンドの間に各プレイヤーがアクションしなければならない１５秒のうち最後の１０秒の間、そのプレイヤーに向かって個々に連
続的に明るくなる１０個の赤いＬＥＤから構成される。プレイエリア２００がゲームテーブルとして実現されると、ディーラーが便利に操作できるように、１５秒の時計がテーブルに組込まれていてもよい。プレイエリア２００はまた、コミュニティーカードを配るためのコミュニティーカードステーション２３０を含む。
【００２１】
プレイエリア２００は、アクションがプレイヤーにあるとすぐにその対応する赤い「アクション」ライトがプレイヤーに向かって点灯し始め、それによってアクションを起こすべき残りの時間を示すように操作することができる。１人のプレイヤーがアクションした後、続いて次のプレイヤーのアクションライトが点灯し、そのプレイヤーに対して秒読みを始める。ビデオポーカーゲームなどのビデオフォーマットでは、プレイヤーエリア２００はさらに赤い拡散スポットライトを含むことができ、誰のアクションの番かを示すようプレイヤーの上で交互に光る。「Sit n Go」またはマルチテーブルトーナメントのビデオポーカーゲームにおいては、ライブトーナメントゲームのために上述したように、電子的な「緊急時計ボタン」設備をプレイヤーに与えることができる。
【００２２】
上述の実施例は単に例として役立つように意図され、この発明の精神および範囲内において他の多くの実施例が可能であることが認識される。たとえば、この発明の方法はテキサスホールデムポーカーに限定されず、複数のベッティングラウンドを有するポーカーまたはポーカーから派生したカードゲームの全ての他のバージョンで用いられることができる。さらに、ハンドごとの回転時間を有利に短縮することは、プレイヤーのアクションに与えるタイムリミットを、１５秒から他の時限に、秒または分刻みで変えることによって達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２３】
【図１】この発明の実施例と一致する、ポーカーゲームをする方法のフロー図である。
【図２】この発明の実施例のポーカーゲーム用のプレイエリアの概略的な図である。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ポーカーゲームをする方法であって、
プレイヤーにハンドを配るステップと、
１つ以上のベッティングラウンド中、各プレイヤーが所定時間内にチェック、コール、レイズまたはフォルドをするよう要求するステップと、
各プレイヤーについて、所定時間の少なくとも一部分の経過を増分的に表示するステップと、
プレイヤーが所定時間内にチェックも、コールも、レイズも、フォルドもしない場合は、ベッティングラウンドにベットが存在しないならば前記プレイヤーのハンドは無効であることを宣言するステップ、または
ベッティングラウンドにベットが存在する場合、プレイヤーにチェックさせるステップと、
すべてのベッティングラウンドの終了後に、残りのハンドをランク付けすることによってベットを決定するステップとを含む、方法。
【請求項２】
ポーカーゲームは、プレイのハンド当たり４回のベッティングラウンドを含むテキサスホールデムである、請求項１に記載のポーカーゲームをする方法。
【請求項３】
所定時間は６０秒未満である、請求項１または２に記載のポーカーゲームをする方法。
【請求項４】
所定時間は最大１５秒、または約１５秒であり、最後の１０秒の経過が秒ごとに増分的に表示される、請求項３に記載のポーカーゲームをする方法。
【請求項５】
個々のプレイヤーのための所定時間の少なくとも一部分の増分的な経過は、可聴のカウント、および／または、各ライトが時間増分に対応する複数のライトによって表示される、請求項１から４のいずれかに記載のポーカーゲームをする方法。
【請求項６】
ライトは赤いＬＥＤである、請求項５に記載のポーカーゲームをする方法。
【請求項７】
少なくとも１つのディーラーステーションと、複数のプレイヤーステーションと、対応する複数の経路とを含み、各経路はプレイエリアの中央部分からプレイヤーステーションまで延在し、
各経路は、ポーカーゲームの１つ以上のベッティングラウンドにおいて各プレイヤーがチェック、コール、レイズまたはフォルドを行うことを要求される所定時間の少なくとも一部分の増分的な経過を個々に表示する、複数の連続する要素を含む、ポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項８】
ポーカーゲームはテキサスホールデムである、請求項７に記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項９】
所定時間を決定するための時計をさらに含む、請求項７または８に記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１０】
プレイエリアはゲームテーブルに含まれる、請求項７から９のいずれかに記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１１】
プレイエリアはポーカーゲームのビデオ表示のためのビデオフォーマットにおいて表わされる、請求項７から１０のいずれかに記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１２】
ビデオフォーマットはビデオ放送で表示される、請求項１１に記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１３】
ビデオフォーマットはコンピュータによって、またはコンピュータのネットワーク上で表示される、請求項１１に記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１４】
添付の図面を参照して本願明細書に本質的に記載されるようにポーカーゲームをする方法。
【請求項１５】
添付の図面を参照して本願明細書に本質的に記載されるようなポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１】
ポーカーゲームをする方法であって、
プレイヤーにハンドを配るステップと、
１つ以上のベッティングラウンド中、各プレイヤーが所定時間内にチェック、コール、レイズまたはフォルドをするよう要求するステップと、
各プレイヤーについて、所定時間の少なくとも一部分の経過を増分的に表示するステップと、
プレイヤーが所定時間内にチェックも、コールも、レイズも、フォルドもしない場合は、ベッティングラウンドにベットが存在しないならば前記プレイヤーのハンドは無効であることを宣言するステップ、または
ベッティングラウンドにベットが存在する場合、プレイヤーにチェックさせるステップと、
すべてのベッティングラウンドの終了後に、残りのハンドをランク付けすることによってベットを決定するステップとを含む、方法。
【請求項２】
ポーカーゲームは、プレイのハンド当たり４回のベッティングラウンドを含むテキサスホールデムである、請求項１に記載のポーカーゲームをする方法。
【請求項３】
所定時間は６０秒未満である、請求項１または２に記載のポーカーゲームをする方法。
【請求項４】
所定時間は最大１５秒、または約１５秒であり、最後の１０秒の経過が秒ごとに増分的に表示される、請求項３に記載のポーカーゲームをする方法。
【請求項５】
個々のプレイヤーのための所定時間の少なくとも一部分の増分的な経過は、可聴のカウント、および／または、各ライトが時間増分に対応する複数のライトによって表示される、請求項１から４のいずれかに記載のポーカーゲームをする方法。
【請求項６】
ライトは赤いＬＥＤである、請求項５に記載のポーカーゲームをする方法。
【請求項７】
少なくとも１つのディーラーステーションと、複数のプレイヤーステーションと、対応する複数の経路とを含み、各経路はプレイエリアの中央部分からプレイヤーステーションまで延在し、
各経路は、ポーカーゲームの１つ以上のベッティングラウンドにおいて各プレイヤーがチェック、コール、レイズまたはフォルドを行うことを要求される所定時間の少なくとも一部分の増分的な経過を個々に表示する、複数の連続する要素を含む、ポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項８】
ポーカーゲームはテキサスホールデムである、請求項７に記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項９】
所定時間を決定するための時計をさらに含む、請求項７または８に記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１０】
プレイエリアはゲームテーブルに含まれる、請求項７から９のいずれかに記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１１】
プレイエリアはポーカーゲームのビデオ表示のためのビデオフォーマットにおいて表わされる、請求項７から１０のいずれかに記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１２】
ビデオフォーマットはビデオ放送で表示される、請求項１１に記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１３】
ビデオフォーマットはコンピュータによって、またはコンピュータのネットワーク上で表示される、請求項１１に記載のポーカーゲーム用プレイエリア。
【請求項１４】
添付の図面を参照して本願明細書に本質的に記載されるようにポーカーゲームをする方法。
【請求項１５】
添付の図面を参照して本願明細書に本質的に記載されるようなポーカーゲーム用プレイエリア。
【図１】
【図２】
【図２】
【公表番号】特表２００８−５２６３８９（Ｐ２００８−５２６３８９Ａ）
【公表日】平成２０年７月２４日（２００８．７．２４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−５５０６３１（Ｐ２００７−５５０６３１）
【出願日】平成１７年１月１４日（２００５．１．１４）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＡＵ２００５／００００３８
【国際公開番号】ＷＯ２００６／０７４５００
【国際公開日】平成１８年７月２０日（２００６．７．２０）
【出願人】（５０３３８９９３２）プロベント ホールディングス リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】ＰＲＯＶＥＮＴ ＨＯＬＤＩＮＧＳ ＬＴＤ．
【住所又は居所原語表記】ＡＫＡＲＡ ＢＵＩＬＤＩＮＧ， ２４ ＤＥ ＣＡＳＴＲＯ ＳＴＲＥＥＴ， ＷＩＣＫＨＡＭＳ ＣＡＹ Ｉ， ＲＯＡＤ ＴＯＷＮ， ＴＯＲＴＯＬＡ， ＢＲＩＴＩＳＨ ＶＩＲＧＩＮ ＩＳＬＡＮＤＳ
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２０年７月２４日（２００８．７．２４）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年１月１４日（２００５．１．１４）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＡＵ２００５／００００３８
【国際公開番号】ＷＯ２００６／０７４５００
【国際公開日】平成１８年７月２０日（２００６．７．２０）
【出願人】（５０３３８９９３２）プロベント ホールディングス リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】ＰＲＯＶＥＮＴ ＨＯＬＤＩＮＧＳ ＬＴＤ．
【住所又は居所原語表記】ＡＫＡＲＡ ＢＵＩＬＤＩＮＧ， ２４ ＤＥ ＣＡＳＴＲＯ ＳＴＲＥＥＴ， ＷＩＣＫＨＡＭＳ ＣＡＹ Ｉ， ＲＯＡＤ ＴＯＷＮ， ＴＯＲＴＯＬＡ， ＢＲＩＴＩＳＨ ＶＩＲＧＩＮ ＩＳＬＡＮＤＳ
【Ｆターム（参考）】
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