説明

ポータブル電子デバイスおよびポータブル電子デバイスを制御する方法

方法は、タッチセンシティブディスプレイ上に情報を表示することと、情報に関連する場所でタッチを検出することと、情報内の位置でインジケータおよびカーソルをレンダリングすることと、インジケータに関連する移動タッチを検出することと、インジケータが移動するときに、情報に沿ってカーソルを移動させることとを含む。上記場所は、インジケータに関連する領域内にあり得る。上記カーソルは、上記場所から離間される、上記情報内の位置にレンダリングされ得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(発明の分野)
本発明は、タッチセンシティブディスプレイを含むポータブル電子デバイスを含むがこれに限定されない、電子デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
(背景)
ポータブル電子デバイスを含む電子デバイスは、幅広い用途を占めており、例えば、電話、電子メッセージング、および他の個人情報マネージャ(PIM)アプリケーション機能を含む多様な機能を提供することができる。ポータブル電子デバイスとして、単純な携帯電話、スマートフォン、ワイヤレスPDA、およびワイヤレス802.11またはBluetooth対応機能を備えるノート型コンピュータ等のモバイルステーションを含むいくつかのタイプのデバイスが挙げられる。
【0003】
PDAまたはスマートフォン等のポータブル電子デバイスは、概して、手持ち使用および携帯の容易さを目的とする。携帯性のために、より小型のデバイスが概して所望される。タッチセンシティブディスプレイは、タッチ画面ディスプレイとも呼ばれるが、小型で、ユーザ入力および出力のための限定されたスペースを有する、ハンドヘルドデバイス上で特に有用である。タッチセンシティブディスプレイ上に表示される情報は、実施されている機能および操作に依存して変更されてもよい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タッチセンシティブディスプレイを備えるデバイスにおける改善が所望される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下に、タッチセンシティブディスプレイ上で第1のタッチを検出するため、タッチセンシティブディスプレイ上にレンダリングされたマーカに関連するインジケータをレンダリングするため、インジケータが、例えば、インジケータに関連する場所で開始し、タッチセンシティブディスプレイに沿って移動するタッチによって移動される時、マーカを移動させるためのポータブル電子デバイスおよび方法を説明する。
【0006】
説明の簡易性および明確性のために、図中では、対応または同類の要素を示すために参照番号が繰り返される場合がある。本明細書に説明される実施形態の理解を実現するために、多数の詳細が記載される。実施形態は、これらの詳細なく実践されてもよい。他の事例において、周知の方法、手順、および構成要素は、説明される実施形態の不明瞭化を回避するために詳細に説明されない。説明は、本明細書に説明される実施形態の範囲を制限すると見なされてはならない。
【0007】
本開示は、概して、本明細書に説明される実施形態においてはポータブル電子デバイスである、電子デバイスに関する。ポータブル電子デバイスの実施例として、ポケットベル、携帯電話、ポータブルスマートフォン、ワイヤレスオーガナイザ、パーソナルデジタルアシスタント、ワイヤレス対応のノート型コンピュータ等のモバイルまたはハンドヘルドのワイヤレス通信デバイスが挙げられる。ポータブル電子デバイスはまた、ハンドヘルド電子ゲーム機、デジタル式写真アルバム、デジタルカメラ、または他のデバイス等、ワイヤレス通信対応機能のないポータブル電子デバイスであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、本開示に従うポータブル電子デバイスの模式図である。
【図2】図2は、本開示に従う、タッチセンシティブディスプレイ上でカーソルの場所を制御する方法を示す流れ図である。
【図3】図3は、本開示に従う、ポータブル電子デバイスのタッチセンシティブディスプレイのためのカーソルの場所制御の実施例を示す。
【図4】図4は、本開示に従う、タッチセンシティブディスプレイ上で場所によって強調表示する方法を示す流れ図である。
【図5】図5は、本開示に従う、ポータブル電子デバイスのタッチセンシティブディスプレイ上でテキストを強調表示する実施例を示す。
【図6】図6は、本開示に従う、ポータブル電子デバイスのタッチセンシティブディスプレイ上でテキストを強調表示する実施例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
ポータブル電子デバイス100の実施例の模式図が、図1に示される。ポータブル電子デバイス100は、ポータブル電子デバイス100の全体的動作を制御する、プロセッサ102等の複数の構成要素を含む。データおよび音声通信を含めて、通信機能は、通信サブシステム104を介して実施される。ポータブル電子デバイス100によって受信されるデータは、デコーダ106によって解凍され、解読される。通信サブシステム104は、ワイヤレスネットワーク150からメッセージを受信し、ワイヤレスネットワーク150へメッセージを送信する。ワイヤレスネットワーク150は、データワイヤレスネットワーク、音声ワイヤレスネットワーク、ならびに音声およびデータ両方の通信をサポートするネットワークを含むが、これらに限定されない、任意のタイプのワイヤレスネットワークであってもよい。1つ以上の充電池または外部電源へのポート等の電源142は、ポータブル電子デバイス100に電力を供給する。
【0010】
プロセッサ102は、ランダムアクセスメモリ(RAM)108、メモリ110、合わせてタッチセンシティブディスプレイ118を成す、電子コントローラ116に動作可能に接続されるタッチセンシティブオーバーレイ114を備えるディスプレイ112、1つ以上のアクチュエータ120、1つ以上の力センサ122、補助入力/出力(I/O)サブシステム124、データポート126、スピーカ128、マイクロホン130、短距離通信132、および他のデバイスサブシステム134等の他の構成要素と相互作用する。グラフィックユーザインターフェースとのユーザ相互作用は、タッチセンシティブオーバーレイ114を介して実施される。プロセッサ102は、電子コントローラ116を経由して、タッチセンシティブオーバーレイ114と相互作用する。ポータブル電子デバイス上で表示またはレンダリングされてもよい、テキスト、文字、シンボル、画像、アイコン、および他の項目等の情報は、プロセッサ102を経由してタッチセンシティブディスプレイ118上に表示される。プロセッサ102は、重力または重力誘起反力の方向を検出するように利用されてもよい、加速度計136と相互作用することができる。
【0011】
ネットワークアクセスのための加入者を特定するために、ポータブル電子デバイス100は、ワイヤレスネットワーク150等のネットワークと通信するための加入者識別モジュールまたは着脱可能利用者識別モジュール(SIM/RUIM)カード138を使用する。代替として、利用者識別情報は、メモリ110内にプログラムされてもよい。
【0012】
ポータブル電子デバイス100は、プロセッサ102によって実行され、メモリ110等の永続的、更新可能ストアに典型的に記憶される、オペレーティングシステム146およびソフトウェアプログラムまたはコンポーネント148を含む。追加のアプリケーションまたはプログラムは、ワイヤレスネットワーク150、補助I/Oサブシステム124、データポート126、短距離通信サブシステム132、または任意の他の好適なサブシステム134を介して、ポータブル電子デバイス100上へロードされてもよい。
【0013】
テキストメッセージ、電子メールメッセージ、またはウェブページダウンロード等の受信信号は、通信サブシステム104によって処理され、プロセッサ102へ入力される。プロセッサ102は、ディスプレイ112および/または補助I/Oサブシステム124へ出力するために、受信信号を処理する。加入者は、データ項目、例えば、電子メールメッセージを生成することができ、通信サブシステム104を介してワイヤレスネットワーク150を経て伝送されてもよい。音声通信の場合、ポータブル電子デバイス100の全体的動作は類似する。スピーカ128は、電子信号から変換される可聴情報を出力し、マイクロホン130は、可聴情報を処理するための電子信号に変換する。
【0014】
タッチセンシティブディスプレイ118は、当分野において周知の、容量性、抵抗性、赤外線、弾性表面波(SAW)タッチセンシティブディスプレイ、歪みゲージ、光学撮像、分散信号技術、音響パルス認識等の任意の好適なタッチセンシティブディスプレイであってもよい。容量性タッチセンシティブディスプレイは、容量性タッチセンシティブオーバーレイ114を含む。オーバーレイ114は、例えば、基板、接地シールド層、バリア層、基板、または他のバリアによって分離される1つ以上の容量性タッチセンサ層、およびカバーを含む、スタック内の複数層のアセンブリであってもよい。容量性タッチセンサ層は、パターン酸化インジウム錫(ITO)等の任意の好適な材料であってもよい。
【0015】
1つ以上のタッチは、タッチ接触またはタッチイベントとも呼ばれるが、タッチセンシティブディスプレイ118によって検出されてもよい。プロセッサ102は、タッチの場所を含む、タッチの属性を決定することができる。タッチ場所データは、接触の領域、あるいは接触の領域の中心または近接の点等の接触の単一点を含むことができる。検出されるタッチの場所は、タッチセンシティブディスプレイ118の1つのビューに関して、それぞれ、xおよびy成分、例えば、水平方向および縦方向の成分を含むことができる。例えば、x場所成分は、1つのタッチセンサから生成される信号によって決定されてもよく、y場所成分は、別のタッチセンサから生成される信号によって決定されてもよい。タッチの検出に応答して、信号がコントローラ116に提供される。タッチセンシティブディスプレイ118の性質に依存して、指、親指、付属器、あるいは他の項目、例えば、スタイラス、ペン、または他のポインタ等の任意の好適な物体からのタッチが検出されてもよい。複数の同時のタッチが検出されてもよい。
【0016】
アクチュエータ120は、アクチュエータ120の作動力を克服するように、タッチセンシティブディスプレイ118に対して十分な力を適用することによって、押圧されてもよい。アクチュエータ120は、タッチセンシティブディスプレイ118上のいずれかの場所を押下することによって作動されてもよい。アクチュエータ120は、作動時にプロセッサ102に入力を提供することができる。アクチュエータ120の作動は、触角フィードバックの提供をもたらすことができる。力が適用される時、タッチセンシティブディスプレイ118は、押圧可能、回転可能、および/または可動である。
【0017】
機械式ドームスイッチアクチュエータが利用されてもよい。この実施例において、付与力によってドームが崩壊する時、およびスイッチの解放後ドームが停止位置に戻る時、触角フィードバックが提供される。
【0018】
代替として、アクチュエータ120は、タッチセンシティブディスプレイ118のために触角フィードバックを提供する、1つ以上の圧電性(圧電)デバイスを備えることができる。圧電アクチュエータの収縮が、例えば、タッチセンシティブディスプレイ118に対して外部から加えられる力に反発する、ばね様の力を適用する。各圧電アクチュエータは、金属基板に接着される圧電性セラミックディスク等の圧電性デバイスを含む。金属基板は、圧電ディスクで電荷が蓄積することによって、またはタッチセンシティブディスプレイ118に適用される外部力等の力に応答して、圧電ディスクが収縮する時に屈曲する。電荷は、適用電圧または電流を変えることによって調整されてもよく、これによって、圧電ディスクによって適用される力を制御する。圧電アクチュエータ上の電荷は、圧電ディスクを拡大させる制御放電電流によって除去されてもよく、力を解放して、これによって、圧電ディスクによって加えられる力を減少させる。電荷は、触角フィードバックをユーザに提供するように、比較的短時間の間に有利に除去されてもよい。圧電ディスク上の外部力の不在および電荷の不在により、圧電ディスクは、機械的前負荷によってわずかに屈曲してもよい。
【0019】
タッチセンシティブディスプレイ上のカーソルの場所を制御する方法を示す流れ図が図2に示される。方法は、例えば、プロセッサ102によって実行されるソフトウェアによって実施されてもよい。このような方法を実施するためのソフトウェアのコーディングは、本説明を前提として当業者の範囲内である。
【0020】
例えば、電子メール、カレンダー、アドレス帳、ウェブブラウザ、または他の好適なアプリケーション等のアプリケーションのためのテキスト等の情報は、タッチセンシティブディスプレイ118上にレンダリングされる202。レンダリングされる情報はまた、例えば、キーボードの複数のキーも含むことができる。タッチセンシティブディスプレイ118によって、情報に関連する場所でタッチが検出される204時、タッチが1つ以上の条件を満たす206場合、インジケータおよびマーカは、まだ表示されていない場合には、情報に関連する場所でレンダリングされる208。条件は、例えば、タッチセンシティブディスプレイを押圧するタッチ等、力の閾値を超えるタッチを含むことができる。この状況において、マーカは、タッチの場所でレンダリングされる。条件はまた、インジケータに関連する領域内の場所での、タップとも呼ばれる、単一または複数のタッチも含むことができる。複数のタッチは、インジケータに関連する領域外の領域で位置付けられてもよい。インジケータは、図3に示されるように、マーカよりもサイズが有利に大きく、指等の接触部材による、より容易な処置および操作を促進する。インジケータは、マーカを部分的または完全に囲むことができ、インジケータに関連する領域は、マーカに近接または隣接する。マーカは、204でのタッチの検出の前にレンダリングされてもよいが、タッチの場所で、あるいは、カーソルの以前またはデフォルトの場所等の以前またはデフォルトの場所でレンダリングされてもよい。マーカは、カーソル、点滅バー、強調表示ボックス、キャレット、および/または任意の他の好適なマーカを含むことができる。マーカは、表示されるテキストの文字等、情報内の位置または場所を特定する。タッチセンシティブディスプレイ118によって移動タッチイベントが検出される210時、移動タッチイベントがインジケータに関連する領域内で発生したかどうかに関しての決定が行われる212。移動タッチイベントが、インジケータに関連する領域内の場所で発生した212時、マーカおよびインジケータは、タッチが移動するにつれて、情報に沿って移動する214。このように、インジケータの領域内の場所で発生したタッチが移動する時、タッチが終了するまで、例えば、検出されるタッチセンシティブディスプレイ118との接触が停止する時、タッチセンシティブディスプレイ118が押圧される時等、マーカ、例えば、カーソルは、タッチがどこへ移動しても、移動する。マーカが表示されている間、情報は、例えば、情報を挿入する、情報を削除する等によって、編集されてもよい。インジケータの領域に関連する場所ではない、移動していないタッチが検出される216時、または、インジケータの領域に関連する場所ではない、移動タッチが検出される212時、タッチセンシティブディスプレイ118は、インジケータの表示を中断し218、プロセスは204で継続する。
【0021】
ポータブル電子デバイス100のタッチセンシティブディスプレイ118のためのカーソルの場所制御の実施例は、図3の一連の図に示される。テキストの形式の情報302は、この実施例において、タッチセンシティブディスプレイ118上の電子メールのフィールド内にレンダリングされる202。キーボードの複数のキー304もまた、タッチセンシティブディスプレイ118上にレンダリングされる。テキスト内の場所306でタッチセンシティブディスプレイ118を押圧したタッチは、図3の上図に示され、マーカ308およびインジケータ310は、図3の中図の場所306でレンダリングされる。マーカ308は、強調表示された四角形で、インジケータ310は、概して四角形で、マーカ308を囲んで表示される。インジケータの外周は、陰影付きで、インジケータ310とマーカ308との間の領域は、陰影がなく、例えば、テキストをビューするためのウィンドウを形成する。このように、インジケータ310の属性および情報は、インジケータ310が表示される時、マーカ308および情報のビューを促進する。インジケータのより大きなサイズは、インジケータ310に関連する領域内の場所でタッチすることによって選択を促進する。インジケータ310の領域内の場所306で発生したタッチの移動は、図3の中図において矢印314によって示される。マーカ308およびインジケータ310は、図3の下図に示されるように、「chance」の「a」から新しい場所、「have」と「chance」との間のスペースへ移動する。この実施例において、マーカ308は、カーソルとして機能し、「a」は、テキストの「have chance」を「have a chance」に変更するように、タッチセンシティブディスプレイを経由して入力されてもよい。インジケータ310は、マーカ308と連結して動作して、実際に、情報内のより容易かつより正確な制御および操作を促進する、より幅が広い、および/またはより縦に長い有効領域を有する、拡大カーソルとして機能する。インジケータの多種多様なサイズおよび/または形状が問題なく利用されてもよい。
【0022】
タッチセンシティブディスプレイ118上の場所によって強調表示する方法を示す流れ図が図4に示される。方法は、例えば、プロセッサ102によって実行されるソフトウェアによって実施されてもよい。このような方法を実施するためのソフトウェアのコーディングは、本説明を前提として当業者の範囲内である。
【0023】
例えば、電子メール、カレンダー、アドレス帳、ウェブブラウザ、または他の好適なアプリケーション等のアプリケーションのためのテキスト等の情報は、タッチセンシティブディスプレイ118上にレンダリングされる402。レンダリングされる情報はまた、例えば、キーボードの複数のキーも含むことができる。タッチセンシティブディスプレイ118によって、情報に関連する場所で最初のタッチが検出され404、最初のタッチの間または同時にさらなるタッチが検出される406時、最初のタッチの場所で1つおよび次のタッチの場所でさらなる1つの、インジケータがレンダリングされ408、これらの場所の間の情報が強調表示される408。インジケータは、図5に示されるように、テキスト内の単一文字よりもサイズが有利に大きく、指等の接触部材による、より容易な処置および操作を促進する。一方のインジケータは、強調表示されたテキスト内の最初の位置、つまり、強調表示されたテキストの先頭の文字に関連し、他方のインジケータは、強調表示されたテキスト内の最後の位置、つまり、強調表示されたテキストの最終の文字に関連する。テキスト内の最初の位置に関連するインジケータは、強調表示されたテキストより上側にその領域の大部分を使用して、例えば、上方配向において、有利に表示されてもよく、一方で、テキスト内の最後の位置に関連するインジケータは、強調表示されたテキストより下側にその領域の大部分を使用して、例えば、下方配向において、有利に表示されてもよい。タッチセンシティブディスプレイ118によって移動タッチイベントが検出される410時、移動タッチイベントがインジケータのうちの1つに関連する領域内で発生したかどうかに関しての決定が行われる412。移動タッチイベントが、インジケータのうちの1つに関連する領域内の場所で発生した412時、インジケータは、インジケータに関連する場所の間のテキストが強調表示されるように、強調表示されたテキストが選択または選択が解除されるにつれて、情報に沿って移動する414。このように、インジケータうちの1つの領域内の場所で発生したタッチが移動する時、タッチが終了するまで、例えば、検出されるタッチセンシティブディスプレイ118との接触が停止する時、タッチセンシティブディスプレイ118が押圧される時等、より多くまたはより少ないテキストが強調表示される。両方のインジケータは、同時に移動してもよく、強調表示されたテキストの両端で強調表示されるテキストの変化をもたらす。テキストが強調表示されている間、情報は、例えば、カット、コピー、ペースト等、任意のタイミングで編集されてもよく、この後、プロセスは402で継続する。インジケータのうちの1つの領域に関連する場所ではない、移動していないタッチが検出される416時、または、インジケータのうちの1つの領域に関連する場所ではない、移動タッチが検出される412時、タッチセンシティブディスプレイ118は、このインジケータの表示を中断する418。情報が編集される420場合、プロセスは402で継続するが、そうでなければ、インジケータのうちの1つに関連する領域において検出されたタッチによって、インジケータが再びレンダリングされることになり、プロセスは410で継続する。406でタッチが時間的に重複しない時、プロセスは、図2の206で継続する。
【0024】
ポータブル電子デバイス100のタッチセンシティブディスプレイ118上でテキストを強調表示する実施例は、図5の一連の図に示される。テキストの形式の情報302は、この実施例において、タッチセンシティブディスプレイ118上の電子メールのフィールドにレンダリングされる402。キーボードの複数のキー304もまた、タッチセンシティブディスプレイ118上にレンダリングされる。タッチは、図5の上図に示されるように、タッチセンシティブディスプレイ118によって、テキストに関連する2つの場所502、504で検出される。タッチ502、504は、時間が少なくとも部分的に重複する。タッチ502、504が、実質的に同時に開始する時、図5の中図に示されるように、2つのインジケータ508、512は、実質的に同時にレンダリングされる。1つのタッチ502が、次のタッチが開始する前に実質的に開始する時、図3の中図に示されるように、マーカ506および関連するインジケータがレンダリングされ、さらなるタッチが最初のタッチの間に検出される時、インジケータは、図5の形状および配向のインジケータ508に変更され、図5の中図に示されるように、情報内の次の場所に関連して別のインジケータ512がレンダリングされる。インジケータの間のテキストは、強調表示される。一方のインジケータ512は、情報の最初の部分または強調表示されたテキストの文字510で、他方のインジケータ508は、情報の最後の部分または強調表示されたテキストの文字506である。この実施例において、各インジケータ508、512は概して四角形で、インジケータの関連領域は、強調表示されたテキストよりも上側または下側に延在して、インジケータ508、512に関連する場所でタッチを促進する。一方のインジケータ512は、第2のインジケータ512の大部分が、強調表示された情報より上側に位置付けられる、または延在するように、強調表示された情報の最初の部分に位置付けられ、配向される。他方のインジケータ508は、第1のインジケータ508の大部分が、強調表示された情報より下側に位置付けられる、または延在するように、強調表示された情報の最後の部分に位置付けられ、配向される。各インジケータ508、512の外周は、陰影が付けられる。このように、インジケータの属性およびテキストは、インジケータが表示される時、インジケータおよびテキストのビューを促進する。上位のロケータ512に関連する場所514で発生するタッチの移動は、図5の中図において矢印516によって示される。「beforehand」の「d」から「Let」の「L」への移動によって、テキスト302の最後の文だけを強調表示することになり、これは、例えば、メニュー選択または別のタッチを介して、カット、コピー、またはペーストする等、編集されてもよい。
【0025】
図5を参照する上記の実施例において、第2のタッチは、時間が第1のタッチと少なくとも部分的に重複する。任意選択的に、強調表示は、第1および第2のタッチが時間的に重複することなく、実施されてもよい。ポータブル電子デバイス100は、強調表示モードに入ることができ、この中では、タッチは時間的に重複する必要がなく、指または付属器等の単一の接触部材での選択を促進する。一実施例において、情報を強調表示するためのメニュー選択は、第1のタッチの前に選択されてもよい。代替として、単一のインジケータが、強調表示されるテキストのいずれかの終端にレンダリングされてもよい。単一のインジケータは、強調表示されたテキストの一方の終端に沿って移動し、強調表示されたテキストの他方の終端近辺のタッチが、強調表示されたテキストの他方の終端を調整するように、インジケータを提示する。
【0026】
ポータブル電子デバイス100のタッチセンシティブディスプレイ118上でテキストを強調表示する実施例は、図6の一連の図に示される。図5を参照して図示および説明される実施例と同様に、時間が少なくとも部分的に重複するタッチが検出される。図6の上図に示されるように、1つのインジケータ512は、強調表示されたテキスト内の最初の位置510で1つのタッチの場所にレンダリングされ、別のインジケータ508は、情報内の最後の位置506で他のタッチの場所にレンダリングされる。位置の間のテキストは、強調表示される。インジケータ512は、インジケータ512の大部分が、強調表示された情報より上側に位置付けられる、または延在するように、強調表示された情報の最初の部分に位置付けられ、配向される。インジケータ508は、インジケータ508の大部分が、強調表示された情報より下側に位置付けられる、または延在するように、強調表示された情報の最後の部分に位置付けられ、配向される。インジケータ508に関連する場所602で発生する移動タッチが検出され、タッチの移動は、図6の中図の矢印604によって示される。インジケータ512は、第3の場所へ移動し、強調表示は、図6の下図に示されるように、新しいインジケータの位置を考慮して、インジケータ508、512の間の情報を強調表示するように変更される。この実施例において、一方のインジケータ508の移動は、他方のインジケータ512の情報内の位置を交差し、インジケータの配向が切り替えられ、図6の下図に示されるように、最初の強調表示されたテキスト位置におけるインジケータ508の大部分は、強調表示されたテキストより上側に位置付けられ、最後の強調表示されたテキスト位置におけるインジケータ512の大部分は、強調表示されたテキストより下側に位置付けられるようになる。インジケータの多種多様なサイズおよび/または形状は、成功裏に利用されてもよい。
【0027】
方法は、タッチセンシティブディスプレイ上に情報を表示するステップと、情報に関連する場所でタッチを検出するステップと、情報内の位置にインジケータをレンダリングするステップと、インジケータに関連する移動タッチを検出するステップと、インジケータが移動させられるにつれて、情報に沿ってカーソルを移動させるステップと、を含む。
【0028】
コンピュータ読み取り可能媒体は、上記の方法を実施するように、ポータブル電子デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であるコンピュータ読み取り可能コードを有する。
【0029】
ポータブル電子デバイスは、情報を表示するように配列されるタッチセンシティブディスプレイと、情報に関連する場所でタッチを検出し、情報内の位置にインジケータをレンダリングし、インジケータに関連する移動タッチを検出し、インジケータが移動させられるにつれて、情報に沿ってカーソルを移動させるように、タッチセンシティブディスプレイに動作可能に連結されるプロセッサと、を含む。
【0030】
方法は、タッチセンシティブディスプレイ上に情報を表示するステップと、情報に関連する第1の場所における第1のタッチおよび情報に関連する第2の場所における第2のタッチを検出するステップであって、第1のタッチおよび第2のタッチは、時間が少なくとも部分的に重複する、ステップと、第1の場所で第1のインジケータおよび第1のマーカをレンダリングするステップと、第2の場所で第2のインジケータおよび第2のマーカをレンダリングするステップと、第1のインジケータに関連する移動タッチを検出するステップと、第1のインジケータが移動させられるにつれて、情報に沿って第1のマーカを移動させるステップと、を含む。
【0031】
コンピュータ読み取り可能媒体は、上記の方法に従い上記の方法を実施するように、ポータブル電子デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であるコンピュータ読み取り可能コードを有する。
【0032】
ポータブル電子デバイスは、情報を表示するように配列されるタッチセンシティブディスプレイと、情報に関連する第1の場所における第1のタッチおよび情報に関連する第2の場所における第2のタッチを検出し、第1のタッチおよび第2のタッチは、時間が少なくとも部分的に重複し、第1の場所で第1のインジケータおよび第1のマーカをレンダリングし、第2の場所で第2のインジケータおよび第2のマーカをレンダリングし、第1のインジケータに関連する移動タッチを検出し、第1のインジケータが移動させられるにつれて、情報に沿って第1のマーカを移動させるように、タッチセンシティブディスプレイに動作可能に連結されるプロセッサとを含む。
【0033】
方法は、タッチセンシティブディスプレイ上に情報を表示するステップと、情報に関連する第1の場所で第1のタッチを検出するステップと、情報内の第1の位置で第1のインジケータをレンダリングするステップと、第2のタッチが情報に関連する第2の場所で検出される時、第2の位置で第2のインジケータをレンダリングし、かつ第1の位置と第2の位置との間で表示される情報を強調表示するステップと、を含む。
【0034】
コンピュータ読み取り可能媒体は、上記の方法に従い上記の方法を実施するように、ポータブル電子デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であるコンピュータ読み取り可能コードを有する。
【0035】
ポータブル電子デバイスは、情報を表示するように配列されるタッチセンシティブディスプレイと、情報に関連する第1の場所で第1のタッチを検出し、情報内の第1の位置で第1のインジケータをレンダリングし、第2のタッチが情報に関連する第2の場所で検出される時、第2の位置で第2のインジケータをレンダリングし、かつ第1の位置と第2の位置との間で表示される情報を強調表示するように、タッチセンシティブディスプレイに動作可能に連結されるプロセッサと、を含む。
【0036】
マーカに関連するインジケータは、マーカの場所の制御を促進する。マーカは、情報の挿入、削除、および/または選択のために利用されてもよく、つまり、マーカは、カーソルとして機能することができる。さらに、インジケータは、カット、コピー、ペースト、移動、または削除のために情報を強調表示するように利用されてもよい。インジケータは、マーカに関連する領域よりも大きい領域に関連する。このため、インジケータは、マーカよりもタッチ選択および移動が容易である。さらに、各インジケータは、マーカの場所の微調整を提供するように、マーカを妨害することなく、インジケータの領域にタッチすることによって移動させられてもよく、正確な選択を促進し、デバイスの使用時間を減少させて、これによって、選択中の電力要件を減少させる。インジケータは、カーソル等のマーカをより容易かつ正確に移動させるため、およびテキストをより正確に選択するためのより大きい領域を提供し、タッチセンシティブディスプレイ上の情報のより容易、より迅速、より正確な編集をもたらす。
【0037】
本開示は、その精神または重要な特長から逸脱することなく、他の特定の形式において具現化されてもよい。説明される実施形態は、あらゆる点において、図示であって制限ではないと見なされたい。したがって、本開示の範囲は、前述の説明ではなく、添付の請求項によって示される。請求項の同等の意図および限界内に留まる全ての変更は、それらの範囲内において包含されるものとする。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチセンシティブディスプレイ上に情報を表示することと、
該情報に関連する場所でタッチを検出することと、
該情報内の位置でインジケータをレンダリングすることと、
該インジケータに関連する移動タッチを検出することと、
該インジケータが移動するときに、該情報に沿ってカーソルを移動させることと
を含む、方法。
【請求項2】
前記場所は、前記インジケータに関連する領域内にある、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記カーソルは、前記場所から離間される、前記情報内の位置にレンダリングされる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記インジケータは、前記カーソルを少なくとも部分的に囲む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記タッチセンシティブディスプレイ上の前記タッチの適用された力を決定することを含み、前記インジケータは、該適用された力が閾値を超えるという決定に応じてレンダリングされる、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記タッチセンシティブディスプレイ上で、閾値を超える適用された力を有するタッチの検出に応答して、前記カーソルを移動させることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記インジケータをレンダリングすることは、該インジケータを第1の可視性でレンダリングすることを含み、前記情報を表示することは、該第1の可視性と比較して低減した可視性で、該インジケータを表示することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記情報は、テキストを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記インジケータがレンダリングされるとき、予測テキストウィンドウをレンダリングすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記移動タッチを検出する前に、前記情報内の前記位置に前記カーソルをレンダリングすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
請求項1に記載の方法を実施するように、ポータブル電子デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であるコンピュータ読み取り可能コードを有するコンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項12】
情報を表示するように配列されるタッチセンシティブディスプレイと、
該情報に関連する場所でタッチを検出することと、該情報内の位置にインジケータをレンダリングすることと、該インジケータに関連する移動タッチを検出することと、該インジケータが移動するときに、該情報に沿ってカーソルを移動させることとを行うように、該タッチセンシティブディスプレイに動作可能に連結されるプロセッサと
を備える、ポータブル電子デバイス。
【請求項13】
前記場所は、前記インジケータに関連する領域内にある、請求項12に記載のポータブル電子デバイス。
【請求項14】
前記インジケータは、前記カーソルを少なくとも部分的に囲む、請求項12に記載のポータブル電子デバイス。
【請求項15】
前記プロセッサに動作可能に連結されるアクチュエータを備え、前記インジケータは、前記タッチセンシティブディスプレイ上で、該アクチュエータの作動のための閾値力を超える適用された力に応答してレンダリングされる、請求項12に記載のポータブル電子デバイス。
【請求項16】
前記プロセッサに動作可能に連結されるアクチュエータを備え、前記カーソルは、前記タッチセンシティブディスプレイ上で、該アクチュエータの作動のための閾値力を超える、適用された力に応答して移動させられる、請求項12に記載のポータブル電子デバイス。
【請求項17】
タッチセンシティブディスプレイ上に情報を表示することと、
該情報に関連する第1の場所における第1のタッチおよび該情報に関連する第2の場所における第2のタッチを検出することであって、該第1のタッチおよび該第2のタッチは、時間が少なくとも部分的に重複する、ことと、
該第1の場所に第1のインジケータおよび第1のマーカをレンダリングすることと、
該第1のインジケータに関連する移動タッチを検出することと、
該第1のインジケータが移動させられるときに、該情報に沿って該第1のマーカを移動させることと
を含む、方法。
【請求項18】
前記インジケータは、前記カーソルを少なくとも部分的に囲む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記情報は、テキストを備える、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
請求項17に記載の方法を実施するように、ポータブル電子デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であるコンピュータ読み取り可能コードを有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項21】
情報を表示するように配列されるタッチセンシティブディスプレイと、
該情報に関連する第1の場所における第1のタッチおよび該情報に関連する第2の場所における第2のタッチを検出することであって、該第1のタッチおよび該第2のタッチは、時間が少なくとも部分的に重複する、ことと、該第1の場所で第1のインジケータおよび第1のマーカをレンダリングすることと、該第2の場所で第2のインジケータおよび第2のマーカをレンダリングすることと、該第1のインジケータに関連する移動タッチを検出することと、該第1のインジケータが移動するときに、該情報に沿って該第1のマーカを移動させることとを行うように該タッチセンシティブディスプレイに動作可能に連結されるプロセッサと
を備える、ポータブル電子デバイス。
【請求項22】
タッチセンシティブディスプレイ上に情報を表示することと、
該情報に関連する第1の場所で第1のタッチを検出することと、
該情報内の第1の位置で第1のインジケータをレンダリングすることと、
第2のタッチが該情報に関連する第2の場所で検出されるとき、第2の位置で第2のインジケータをレンダリングし、該第1の位置と該第2の位置との間で表示される情報を強調表示することと
を含む、方法。
【請求項23】
前記第2の移動タッチを検出する前に、前記情報内の前記位置で前記カーソルをレンダリングすることを含む、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記第2のインジケータがレンダリングされるときに、前記カーソルの表示を中断することを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記第2のインジケータをレンダリングする前に、前記第1のインジケータが移動するときに、前記情報に沿ってカーソルを移動させることを含む、請求項22に記載の方法。
【請求項26】
前記第2のインジケータがレンダリングされるとき、前記第1のインジケータを変更することを含む、請求項22に記載の方法。
【請求項27】
前記第1のインジケータおよび前記第2のインジケータのうちの一方の大部分は、前記強調表示された情報の最初の部分より上側に配向され、該第1のインジケータおよび該第2のインジケータのうちの他方の大部分は、該強調表示された情報の最後の部分より下側に配向される、請求項22に記載の方法。
【請求項28】
前記第1のインジケータおよび前記第2のインジケータの交差移動を検出することと、該第1のインジケータおよび該第2のインジケータの配向を切り替えることとを含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記第1のインジケータが、前記情報内の第3の位置に移動するとき、該第3の位置と前記第2の位置との間に表示される前記情報を強調表示することを含む、請求項22に記載の方法。
【請求項30】
前記第2のインジケータが、前記情報内の第3の位置に移動するとき、前記第1の位置と該第3の位置との間に表示される前記情報を強調表示することを含む、請求項22に記載の方法。
【請求項31】
請求項22に記載の方法を実施するように、ポータブル電子デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であるコンピュータ読み取り可能コードを有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項32】
情報を表示するように配列されるタッチセンシティブディスプレイと、
該情報に関連する第1の場所で第1のタッチを検出することと、該情報内の第1の位置で第1のインジケータをレンダリングすることと、第2のタッチが該情報に関連する第2の場所で検出されるとき、第2の位置で第2のインジケータをレンダリングすることと、該第1の位置と該第2の位置との間で表示される情報を強調表示することとを行うように該タッチセンシティブディスプレイに動作可能に連結されるプロセッサと
を備える、ポータブル電子デバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2012−505444(P2012−505444A)
【公表日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−529432(P2011−529432)
【出願日】平成21年10月7日(2009.10.7)
【国際出願番号】PCT/CA2009/001421
【国際公開番号】WO2010/040216
【国際公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(500043574)リサーチ イン モーション リミテッド (531)
【氏名又は名称原語表記】Research In Motion Limited
【住所又は居所原語表記】295 Phillip Street, Waterloo, Ontario N2L 3W8 Canada
【Fターム(参考)】