ポーダブル機器のカバー
【課題】 構造が簡単であり、ポータブル機器の全体を覆うことができ、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えて楽しむことができるポーダブル機器のカバーを提供する。
【解決手段】 携帯用の小型テレビ3等のポータブル機器の外側に配置され、ポータブル機器を保護するために用いられ、複数色のカバー1、2を好みに合わせて付け替えられ、カバー1、2は半割り状の筐体から構成されてポータブル機器の外面を覆うように配置され、片方のカバー1には、上下壁4、5に外側に突出するリブ6が2箇所ずつ設けられると共に左右壁7、8に先端に外向きの係止突起9aを有するフック9が外側に突出するように1箇所ずつ設けられ、他方のカバー2には、上下壁10、11にリブ9が挿入される孔部12aを有する受け部12が先端の内面に2箇所ずつ設けられると共に左右壁7、8にフック9の係止突起9aが係入係止される係止孔13a、14aが形成されている。
【解決手段】 携帯用の小型テレビ3等のポータブル機器の外側に配置され、ポータブル機器を保護するために用いられ、複数色のカバー1、2を好みに合わせて付け替えられ、カバー1、2は半割り状の筐体から構成されてポータブル機器の外面を覆うように配置され、片方のカバー1には、上下壁4、5に外側に突出するリブ6が2箇所ずつ設けられると共に左右壁7、8に先端に外向きの係止突起9aを有するフック9が外側に突出するように1箇所ずつ設けられ、他方のカバー2には、上下壁10、11にリブ9が挿入される孔部12aを有する受け部12が先端の内面に2箇所ずつ設けられると共に左右壁7、8にフック9の係止突起9aが係入係止される係止孔13a、14aが形成されている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯用の小型テレビ等のポータブル機器の外側に配置されて、ポータブル機器を保護するために用いられるポータブル機器のカバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
第1の従来技術を図8(a)(b)に示す。この従来の電子機器のカバーは、図8(a)(b)に示すように、構造体101の外側に取り付けられるとともに、周縁部102bの一部が内面側に折り曲がったカバー102を有する電子装置において、カバー102は、その内面の折り目102dを含む所定の領域から突出するとともに、カバー102の内面側から見て折り目102dと交叉する線形成分を有する第1の部位と、第1の部位と交叉する線形成分を有する第2の部位とが一体となった1又は複数のリブ102aを有し、構造体101は、リブ102aと対応する位置にリブ102aと嵌合する穴部101aを有する。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところが、これにおいては、形状が複雑であり、取り外し難いという問題があった。
【0004】
第2の従来技術を図9に示す。この従来の外装カバーは、図9に示すように、一体成形された強度を高めるための補強リブ226と、外側カバー装着部217、223とを有し、画像形成装置のフレームに固定される内側カバーFC2と、外側カバー装着部217、223に装着される被装着部203、208が外側カバー装着部217、223に装着された状態で外表面が外部に露出する外側カバーFC1とを備えた外装カバー。(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
ところが、これにおいては、内側カバーFC2と外側カバーFC1の二つのカバーを必要とし、更に、構造が複雑であるという問題があった。
【0006】
第3の従来技術を図10に示す。この従来の外装体接合部材を用いた接合構造は、図10に示すように、ウェブ303bの端部から側面ガイド303a・・・を延ばしたH形断面を有するフレーム303で環状の枠体を形成し、圧縮木材の成形品からなる前カバー301、後カバー302の端部をフレーム303のコ字状の溝に押し込んで嵌め込み、前カバー301、後カバー302の端面をウェブ303bで受けることができるようにする。(例えば、特許文献3参照)。
【0007】
ところが、これにおいては、構造が複雑であるという問題があった。
【0008】
第4の従来技術を図11(a)(b)に示す。この従来のデジタルスチルカメラは、図11(a)(b)に示すように、前面には少なくとも撮影部材403、404、405を、後面には少なくとも表示モニタ402を備えたカメラ本体401と、カメラ本体に沿ってスライド自在に支持されて、撮影部材を覆う撮影不能位置と、撮影部材を露出させる撮影可能位置との間を移動するカバー421と、を備え、カバーの開閉動作中にカメラ本体の電源のオン・オフを行うデジタルスチルカメラにおいて、カバーが撮影不能位置にある時は、カメラ本体後面の表示モニタ以外の全ての撮影部材を覆う。(例えば、特許文献4参照)
ところが、これにおいては、カバー421が外れやすいという問題があった。
【0009】
第5の従来技術を図12(a)(b)に示す。この従来の電子機器は、図12(a)(b)に示すように、本体キャビネット510に対してフロント外装キャビネット520が着脱自在に装着される電子機器501であり、フロント外装キャビネット520に設けられ、本体キャビネット510に対する着脱の際の支点となる引っ掛け爪522および切り欠き523から成る支点部と、フロント外装キャビネット520が本体キャビネット510に装着された状態でフロント外装キャビネット520の支点部が本体キャビネット510から脱落するのを防止するサイドキャビネット530とを備えている。 (例えば、特許文献5参照)
ところが、これにおいては、サイドキャビネット530を必要とすると共に、フロント外装キャビネット520とリヤ外装キャビネット531で電子機器の全体を覆うものでなかった。
【特許文献1】特開2006−86279号公報
【特許文献2】特開2006−58688号公報
【特許文献3】特開2005−310949号公報
【特許文献4】特開2003−149708号広報
【特許文献5】特開2003−23262号広報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、構造が簡単であり、ポータブル機器の全体を覆うことができ、しかも、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えて楽しむことができるポーダブル機器のカバーを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記載の発明は、携帯用の小型テレビ等のポータブル機器の外側に配置されて、ポータブル機器を保護するために用いられるポータブル機器のカバーにおいて、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えるようになされ、前記カバーは半割り状の筐体から構成されて前記ポータブル機器の外面を覆うように配置され、片方のカバーには、その上下壁に外側に突出するリブが2箇所ずつ設けられると共に左右壁に先端に外向きの係止突起を有するフックが外側に突出するように1箇所ずつ設けられ、他方のカバーには、その上下壁に前記リブが挿入される孔部を有する受け部が先端の内面に2箇所ずつ設けられると共に左右壁に前記フックの係止突起が係入係止される係止孔が形成されていることを特徴としている。
【0012】
請求項2に記載の発明は、携帯用の小型テレビ等のポータブル機器の外側に配置されて、ポータブル機器を保護するために用いられるポータブル機器のカバーにおいて、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えるようになされ、前記カバーは半割り状の筐体から構成されて前記ポータブル機器の外面を覆うように配置され、片方のカバーには、先端に外向きの係止突起を有するフックが外側に突出するように設けられ、他方のカバーには、前記フックの係止突起が係入係止される係止孔が形成されていることを特徴としている。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記フックは片方のカバーの左右側壁もしくは上下壁の幅方向略中央部に設けられ、前記係止孔は他方のカバーの左右側壁もしくは上下壁における前記フックの係止突起に対応した箇所に設けられている。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記フックは、前記片方のカバーの両側壁に上下に近接して複数設けられ、前記係止孔は他方のカバーの両側壁における前記フックの係止突起に対応する箇所に近接して複数設けられている。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明において、前記片方のカバー及び他方のカバーには、前記ポータブル機器に設けられた表示面や操作部等に対応する箇所に、前記表示面や操作部等を露出させるための複数の開口部が形成されている。
【発明の効果】
【0016】
請求項1に記載の発明によれば、カバー全体がリブとフックを備えた片方のカバーと、リブが挿入される孔部を有する受け部とフックが係止される係止孔とを備えた他方のカバーだけで構成されているから、構造が簡単であり、片方のカバーと他方のカバーとでポータブル機器の全体を覆うことができる。また、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えて楽しむことができる。更に、片方のカバーのリブを他方のカバーの受け部の孔部に挿入することにより、位置決めを行い易い。また、片方のカバーのフックの係止突起を他方のカバーの係止孔に係入係止することによって、双方のカバーが外れることを防止することができる。更に、他方のカバーの係止孔に係入された片方のカバーのフックの係止突起を外側から指で押し込むことによって、フックの係止突起の係止状態を簡単に解除して双方のカバーを簡単に取り外すことができる。
【0017】
請求項2に記載の発明によれば、カバー全体がフックを備えた片方のカバーと、フックが係止される係止孔を備えた他方のカバーだけで構成されているから、構造が簡単であり、片方のカバーと他方のカバーとでポータブル機器の全体を覆うことができる。また、片方のカバーのフックの係止突起を他方のカバーの係止孔に係入係止することによって、双方のカバーが外れることを防止することができる。更に、他方のカバーの係止孔に係入された片方のカバーのフックの係止突起を外側から指で押し込むことによって、フックの係止突起の係止状態を簡単に解除して双方のカバーを簡単に取り外すことができる。
【0018】
請求項3に記載の発明によれば、片方のカバーのフックがカバーの左右壁に設けられ、他方のカバーの係止孔が左右壁に設けられているものでは、指で係止孔に係入されたフックの係止突起を外側から指で押すことによって、係止状態を簡単に解除して片方のカバーと他方のカバーを簡単に取り外すことができる。また、片方のカバーのフックが上下壁に設けられ、他方のカバーの係止孔が上下壁に設けられているものでは、フックの係止突起を指で押すときにポータブル機器の表示面の液晶画面が押されることがないので、表示面の液晶画面が損傷する虞がなく安全である。
【0019】
請求項4に記載の発明によれば、片方のカバーの上下に近接して設けられた複数のフックの係止突起が、他方のカバーの上下に近接して設けられた複数の係止孔に係入係止されるので、片方のカバーと他方のカバーの固定状態を頑丈なものとすることができる。また、複数のフックが近接しても受けられているから、他方のカバーの複数の係止孔に係入係止されたフックの係止突起を一つの指で押して係止状態を簡単に解除することができて、片方のカバーと他方のカバーとを簡単に取り外すことができる。
【0020】
請求項5に記載の発明によれば、片方のカバーと他方のカバーに形成された複数の開口部によって、ポータブル機器の表示面を見ることができると共に操作部等をカバーの外側から簡単に操作することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明に係るポーダブル機器のカバーの実施の形態について、図を参照しつつ説明する。
【0022】
図1は本発明の第1実施形態のポータブル機器のカバーで携帯用の小型テレビを覆う前の状態を示す分解斜視図、図2は同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図、図3は同カバーの詳細な構造を示す斜視図である。
【0023】
この第1実施形態のカバーは、図1に示すように、半割り状の筐体からなる片方のカバー1と他方のカバー2とから構成されており、ポータブル機器の一例としての携帯用の小型テレビ3を覆うものである。片方のカバー1には、その上下壁4、5に外側に突出するリブ6、6がそれぞれ2箇所ずつ設けられると共に左右壁7、8の上下方向略中央部の先端に外向きの係止突起9aを有するフック9、9が外側に突出するように1箇所ずつ設けられている。他方のカバー2には、その上下壁10、11の内面の先端にリブ6が挿入される孔部12aを有する受け部12、12が2箇所ずつ設けられると共に左右壁13、14にフック9の係止突起9aが内側から係入係止される係止孔13a、14aが形成されている。また、双方のカバー1、2には携帯用の小型テレビ3の表示面3aや操作部3b等を露出するための複数の開口部1a、2aが形成されている。
【0024】
図1に示すように、携帯用の小型テレビ3の左右両方から、双方のカバー1、2を小型テレビ3を覆うように被せ、片方のカバー1の各リブ6を他方のカバー2の各受け部12の孔部12aにそれぞれ挿入すると共に、片方のカバー1の各フック9の係止突起9aを他方のカバー2の各係止孔13a、14aに内側から外側に向けて係入係止して、図2(a)(b)に示す被覆状態とする。
【0025】
この第1実施形態によれば、カバー全体がリブ6とフック9を備えた片方のカバー1と、リブ6が挿入される孔部12aを有する受け部12とフック9が係止される係止孔13a、14aとを備えた他方のカバー2だけで構成されているから、構造が簡単であり、片方のカバー1と他方のカバー2とで携帯用の小型テレビ3の全体を覆うことができる。また、複数色のカバー1、2を好みに合わせて付け替えて楽しむことができる。更に、片方のカバー1のリブ6を他方のカバー2の受け部12の孔部12aに挿入することにより、位置決めを行い易い。また、片方のカバー1のフック9の係止突起9aを他方のカバー2の係止孔13a、14aに係入係止することによって、双方のカバー1、2が外れることを防止することができる。更に、他方のカバー2の係止孔13a、14aに係入された片方のカバー2のフック9の係止突起9aを外側から指で押し込むことによって、フック9の係止突起9aの係止状態を簡単に解除して双方のカバー1、2を簡単に取り外すことができる。また、片方のカバー1と他方のカバー2に形成された複数の開口部1a、2aによって、携帯用の小型テレビ3の表示面3aを見ることができると共に操作部3b等をカバー1、2の外側から簡単に操作することができる。
【0026】
図4は第2実施形態のポータブル機器のカバーの詳細な構造を示す斜視図、図5は同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。尚、上記した第1実施形態と同一部材、同一箇所には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0027】
この第2実施形態のポータブル機器のカバーは、図4、図5(a)(b)に示すように、片方のカバー1の左右壁7、8の縦方向略中央部に上下2つのフック9、9がそれぞれ近接して形成され、他方のカバー2の左右壁13、14におけるフック9、9と対応する箇所に上下2箇所の係止孔13a、14aが形成されている。
【0028】
この第2実施形態によれば、片方のカバー1と他方のカバー2とで携帯用の小型テレビ3を覆う際に、図5(a)(b)に示すように、片方のカバー1の上下2つのフック9、9を他方のカバー2の上下2つの係止孔13a、14aに係入係止することによって、片方のカバー1と他方のカバー2の固定状態を頑丈なものとすることができる。また、2つのフック9、9が近接しても受けられているから、他方のカバー2の複数の係止孔13a、14aに係入係止されたフック9、9の係止突起9a、9aを一つの指で押して係止状態を簡単に解除することができて、片方のカバー1と他方のカバー2とを簡単に取り外すことができる。尚、フック9は3つ以上複数近接して設けてもよいことは勿論である。
【0029】
図6は第3実施形態のポータブル機器のカバーの詳細な構造を示す斜視図、図7は同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。
【0030】
この第3実施形態のポータブル機器のカバーは、図6、図7(a)(b)に示すように、片方のカバー1の上下壁4、5の幅方向略中央部に、係止突起9aを有するフック9が外側に突出するよう設けられ、他方のカバー2の上下壁10、11におけるフック9の係止突起9aの対応する箇所に係止孔10a、11aが形成されている。
【0031】
この第3実施形態によれば、フック9の係止突起9aを指で押すときに携帯用の小型テレビ3の表示面3aの液晶画面が押されることがないので、表示面3aの液晶画面が損傷する虞がなく安全である。
【0032】
尚、上記各実施形態では、携帯用の小型テレビについて説明したが、これに限らず、携帯電話等の他のポータブル機器のカバーにも適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の第1実施形態のポータブル機器のカバーで携帯用の小型テレビを覆う前の状態を示す分解斜視図である。
【図2】同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。
【図3】同カバーの詳細な構造を示す斜視図である。
【図4】第2実施形態のポータブル機器のカバーの詳細な構造を示す斜視図である。
【図5】同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。
【図6】第3実施形態のポータブル機器のカバーの詳細な構造を示す斜視図である。
【図7】同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。
【図8】従来の電子機器のカバーを示し、(a)は部分斜視図、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。
【図9】従来の外装カバーの斜視図である。
【図10】従来の外装体接合部材を用いた接合構造を示す断面図である。
【図11】従来のデジタルスチルカメラを示し、(a)はその後側から見た斜視図、(b)はその前側から見た斜視図である。
【図12】従来の電子機器を示し、(a)はその分解斜視図、(b)はその部分斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
1 片方のカバー
1a 開口部
2 他方のカバー
2a 開口部
3 携帯用の小型テレビ
3a 表示面
3b 操作部
4 上壁
5 下壁
6 リブ
7 左壁
8 右壁
9 フック
9a 係止突起
10 上壁
10a 係止孔
11 下壁
11a 係止孔
12 受け部
12a 孔部
13 左壁
13a 係止孔
14 右壁
14a 係止孔
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯用の小型テレビ等のポータブル機器の外側に配置されて、ポータブル機器を保護するために用いられるポータブル機器のカバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
第1の従来技術を図8(a)(b)に示す。この従来の電子機器のカバーは、図8(a)(b)に示すように、構造体101の外側に取り付けられるとともに、周縁部102bの一部が内面側に折り曲がったカバー102を有する電子装置において、カバー102は、その内面の折り目102dを含む所定の領域から突出するとともに、カバー102の内面側から見て折り目102dと交叉する線形成分を有する第1の部位と、第1の部位と交叉する線形成分を有する第2の部位とが一体となった1又は複数のリブ102aを有し、構造体101は、リブ102aと対応する位置にリブ102aと嵌合する穴部101aを有する。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところが、これにおいては、形状が複雑であり、取り外し難いという問題があった。
【0004】
第2の従来技術を図9に示す。この従来の外装カバーは、図9に示すように、一体成形された強度を高めるための補強リブ226と、外側カバー装着部217、223とを有し、画像形成装置のフレームに固定される内側カバーFC2と、外側カバー装着部217、223に装着される被装着部203、208が外側カバー装着部217、223に装着された状態で外表面が外部に露出する外側カバーFC1とを備えた外装カバー。(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
ところが、これにおいては、内側カバーFC2と外側カバーFC1の二つのカバーを必要とし、更に、構造が複雑であるという問題があった。
【0006】
第3の従来技術を図10に示す。この従来の外装体接合部材を用いた接合構造は、図10に示すように、ウェブ303bの端部から側面ガイド303a・・・を延ばしたH形断面を有するフレーム303で環状の枠体を形成し、圧縮木材の成形品からなる前カバー301、後カバー302の端部をフレーム303のコ字状の溝に押し込んで嵌め込み、前カバー301、後カバー302の端面をウェブ303bで受けることができるようにする。(例えば、特許文献3参照)。
【0007】
ところが、これにおいては、構造が複雑であるという問題があった。
【0008】
第4の従来技術を図11(a)(b)に示す。この従来のデジタルスチルカメラは、図11(a)(b)に示すように、前面には少なくとも撮影部材403、404、405を、後面には少なくとも表示モニタ402を備えたカメラ本体401と、カメラ本体に沿ってスライド自在に支持されて、撮影部材を覆う撮影不能位置と、撮影部材を露出させる撮影可能位置との間を移動するカバー421と、を備え、カバーの開閉動作中にカメラ本体の電源のオン・オフを行うデジタルスチルカメラにおいて、カバーが撮影不能位置にある時は、カメラ本体後面の表示モニタ以外の全ての撮影部材を覆う。(例えば、特許文献4参照)
ところが、これにおいては、カバー421が外れやすいという問題があった。
【0009】
第5の従来技術を図12(a)(b)に示す。この従来の電子機器は、図12(a)(b)に示すように、本体キャビネット510に対してフロント外装キャビネット520が着脱自在に装着される電子機器501であり、フロント外装キャビネット520に設けられ、本体キャビネット510に対する着脱の際の支点となる引っ掛け爪522および切り欠き523から成る支点部と、フロント外装キャビネット520が本体キャビネット510に装着された状態でフロント外装キャビネット520の支点部が本体キャビネット510から脱落するのを防止するサイドキャビネット530とを備えている。 (例えば、特許文献5参照)
ところが、これにおいては、サイドキャビネット530を必要とすると共に、フロント外装キャビネット520とリヤ外装キャビネット531で電子機器の全体を覆うものでなかった。
【特許文献1】特開2006−86279号公報
【特許文献2】特開2006−58688号公報
【特許文献3】特開2005−310949号公報
【特許文献4】特開2003−149708号広報
【特許文献5】特開2003−23262号広報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、構造が簡単であり、ポータブル機器の全体を覆うことができ、しかも、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えて楽しむことができるポーダブル機器のカバーを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記載の発明は、携帯用の小型テレビ等のポータブル機器の外側に配置されて、ポータブル機器を保護するために用いられるポータブル機器のカバーにおいて、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えるようになされ、前記カバーは半割り状の筐体から構成されて前記ポータブル機器の外面を覆うように配置され、片方のカバーには、その上下壁に外側に突出するリブが2箇所ずつ設けられると共に左右壁に先端に外向きの係止突起を有するフックが外側に突出するように1箇所ずつ設けられ、他方のカバーには、その上下壁に前記リブが挿入される孔部を有する受け部が先端の内面に2箇所ずつ設けられると共に左右壁に前記フックの係止突起が係入係止される係止孔が形成されていることを特徴としている。
【0012】
請求項2に記載の発明は、携帯用の小型テレビ等のポータブル機器の外側に配置されて、ポータブル機器を保護するために用いられるポータブル機器のカバーにおいて、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えるようになされ、前記カバーは半割り状の筐体から構成されて前記ポータブル機器の外面を覆うように配置され、片方のカバーには、先端に外向きの係止突起を有するフックが外側に突出するように設けられ、他方のカバーには、前記フックの係止突起が係入係止される係止孔が形成されていることを特徴としている。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記フックは片方のカバーの左右側壁もしくは上下壁の幅方向略中央部に設けられ、前記係止孔は他方のカバーの左右側壁もしくは上下壁における前記フックの係止突起に対応した箇所に設けられている。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記フックは、前記片方のカバーの両側壁に上下に近接して複数設けられ、前記係止孔は他方のカバーの両側壁における前記フックの係止突起に対応する箇所に近接して複数設けられている。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明において、前記片方のカバー及び他方のカバーには、前記ポータブル機器に設けられた表示面や操作部等に対応する箇所に、前記表示面や操作部等を露出させるための複数の開口部が形成されている。
【発明の効果】
【0016】
請求項1に記載の発明によれば、カバー全体がリブとフックを備えた片方のカバーと、リブが挿入される孔部を有する受け部とフックが係止される係止孔とを備えた他方のカバーだけで構成されているから、構造が簡単であり、片方のカバーと他方のカバーとでポータブル機器の全体を覆うことができる。また、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えて楽しむことができる。更に、片方のカバーのリブを他方のカバーの受け部の孔部に挿入することにより、位置決めを行い易い。また、片方のカバーのフックの係止突起を他方のカバーの係止孔に係入係止することによって、双方のカバーが外れることを防止することができる。更に、他方のカバーの係止孔に係入された片方のカバーのフックの係止突起を外側から指で押し込むことによって、フックの係止突起の係止状態を簡単に解除して双方のカバーを簡単に取り外すことができる。
【0017】
請求項2に記載の発明によれば、カバー全体がフックを備えた片方のカバーと、フックが係止される係止孔を備えた他方のカバーだけで構成されているから、構造が簡単であり、片方のカバーと他方のカバーとでポータブル機器の全体を覆うことができる。また、片方のカバーのフックの係止突起を他方のカバーの係止孔に係入係止することによって、双方のカバーが外れることを防止することができる。更に、他方のカバーの係止孔に係入された片方のカバーのフックの係止突起を外側から指で押し込むことによって、フックの係止突起の係止状態を簡単に解除して双方のカバーを簡単に取り外すことができる。
【0018】
請求項3に記載の発明によれば、片方のカバーのフックがカバーの左右壁に設けられ、他方のカバーの係止孔が左右壁に設けられているものでは、指で係止孔に係入されたフックの係止突起を外側から指で押すことによって、係止状態を簡単に解除して片方のカバーと他方のカバーを簡単に取り外すことができる。また、片方のカバーのフックが上下壁に設けられ、他方のカバーの係止孔が上下壁に設けられているものでは、フックの係止突起を指で押すときにポータブル機器の表示面の液晶画面が押されることがないので、表示面の液晶画面が損傷する虞がなく安全である。
【0019】
請求項4に記載の発明によれば、片方のカバーの上下に近接して設けられた複数のフックの係止突起が、他方のカバーの上下に近接して設けられた複数の係止孔に係入係止されるので、片方のカバーと他方のカバーの固定状態を頑丈なものとすることができる。また、複数のフックが近接しても受けられているから、他方のカバーの複数の係止孔に係入係止されたフックの係止突起を一つの指で押して係止状態を簡単に解除することができて、片方のカバーと他方のカバーとを簡単に取り外すことができる。
【0020】
請求項5に記載の発明によれば、片方のカバーと他方のカバーに形成された複数の開口部によって、ポータブル機器の表示面を見ることができると共に操作部等をカバーの外側から簡単に操作することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明に係るポーダブル機器のカバーの実施の形態について、図を参照しつつ説明する。
【0022】
図1は本発明の第1実施形態のポータブル機器のカバーで携帯用の小型テレビを覆う前の状態を示す分解斜視図、図2は同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図、図3は同カバーの詳細な構造を示す斜視図である。
【0023】
この第1実施形態のカバーは、図1に示すように、半割り状の筐体からなる片方のカバー1と他方のカバー2とから構成されており、ポータブル機器の一例としての携帯用の小型テレビ3を覆うものである。片方のカバー1には、その上下壁4、5に外側に突出するリブ6、6がそれぞれ2箇所ずつ設けられると共に左右壁7、8の上下方向略中央部の先端に外向きの係止突起9aを有するフック9、9が外側に突出するように1箇所ずつ設けられている。他方のカバー2には、その上下壁10、11の内面の先端にリブ6が挿入される孔部12aを有する受け部12、12が2箇所ずつ設けられると共に左右壁13、14にフック9の係止突起9aが内側から係入係止される係止孔13a、14aが形成されている。また、双方のカバー1、2には携帯用の小型テレビ3の表示面3aや操作部3b等を露出するための複数の開口部1a、2aが形成されている。
【0024】
図1に示すように、携帯用の小型テレビ3の左右両方から、双方のカバー1、2を小型テレビ3を覆うように被せ、片方のカバー1の各リブ6を他方のカバー2の各受け部12の孔部12aにそれぞれ挿入すると共に、片方のカバー1の各フック9の係止突起9aを他方のカバー2の各係止孔13a、14aに内側から外側に向けて係入係止して、図2(a)(b)に示す被覆状態とする。
【0025】
この第1実施形態によれば、カバー全体がリブ6とフック9を備えた片方のカバー1と、リブ6が挿入される孔部12aを有する受け部12とフック9が係止される係止孔13a、14aとを備えた他方のカバー2だけで構成されているから、構造が簡単であり、片方のカバー1と他方のカバー2とで携帯用の小型テレビ3の全体を覆うことができる。また、複数色のカバー1、2を好みに合わせて付け替えて楽しむことができる。更に、片方のカバー1のリブ6を他方のカバー2の受け部12の孔部12aに挿入することにより、位置決めを行い易い。また、片方のカバー1のフック9の係止突起9aを他方のカバー2の係止孔13a、14aに係入係止することによって、双方のカバー1、2が外れることを防止することができる。更に、他方のカバー2の係止孔13a、14aに係入された片方のカバー2のフック9の係止突起9aを外側から指で押し込むことによって、フック9の係止突起9aの係止状態を簡単に解除して双方のカバー1、2を簡単に取り外すことができる。また、片方のカバー1と他方のカバー2に形成された複数の開口部1a、2aによって、携帯用の小型テレビ3の表示面3aを見ることができると共に操作部3b等をカバー1、2の外側から簡単に操作することができる。
【0026】
図4は第2実施形態のポータブル機器のカバーの詳細な構造を示す斜視図、図5は同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。尚、上記した第1実施形態と同一部材、同一箇所には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0027】
この第2実施形態のポータブル機器のカバーは、図4、図5(a)(b)に示すように、片方のカバー1の左右壁7、8の縦方向略中央部に上下2つのフック9、9がそれぞれ近接して形成され、他方のカバー2の左右壁13、14におけるフック9、9と対応する箇所に上下2箇所の係止孔13a、14aが形成されている。
【0028】
この第2実施形態によれば、片方のカバー1と他方のカバー2とで携帯用の小型テレビ3を覆う際に、図5(a)(b)に示すように、片方のカバー1の上下2つのフック9、9を他方のカバー2の上下2つの係止孔13a、14aに係入係止することによって、片方のカバー1と他方のカバー2の固定状態を頑丈なものとすることができる。また、2つのフック9、9が近接しても受けられているから、他方のカバー2の複数の係止孔13a、14aに係入係止されたフック9、9の係止突起9a、9aを一つの指で押して係止状態を簡単に解除することができて、片方のカバー1と他方のカバー2とを簡単に取り外すことができる。尚、フック9は3つ以上複数近接して設けてもよいことは勿論である。
【0029】
図6は第3実施形態のポータブル機器のカバーの詳細な構造を示す斜視図、図7は同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。
【0030】
この第3実施形態のポータブル機器のカバーは、図6、図7(a)(b)に示すように、片方のカバー1の上下壁4、5の幅方向略中央部に、係止突起9aを有するフック9が外側に突出するよう設けられ、他方のカバー2の上下壁10、11におけるフック9の係止突起9aの対応する箇所に係止孔10a、11aが形成されている。
【0031】
この第3実施形態によれば、フック9の係止突起9aを指で押すときに携帯用の小型テレビ3の表示面3aの液晶画面が押されることがないので、表示面3aの液晶画面が損傷する虞がなく安全である。
【0032】
尚、上記各実施形態では、携帯用の小型テレビについて説明したが、これに限らず、携帯電話等の他のポータブル機器のカバーにも適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の第1実施形態のポータブル機器のカバーで携帯用の小型テレビを覆う前の状態を示す分解斜視図である。
【図2】同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。
【図3】同カバーの詳細な構造を示す斜視図である。
【図4】第2実施形態のポータブル機器のカバーの詳細な構造を示す斜視図である。
【図5】同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。
【図6】第3実施形態のポータブル機器のカバーの詳細な構造を示す斜視図である。
【図7】同カバーで携帯用の小型テレビを覆った状態を示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。
【図8】従来の電子機器のカバーを示し、(a)は部分斜視図、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。
【図9】従来の外装カバーの斜視図である。
【図10】従来の外装体接合部材を用いた接合構造を示す断面図である。
【図11】従来のデジタルスチルカメラを示し、(a)はその後側から見た斜視図、(b)はその前側から見た斜視図である。
【図12】従来の電子機器を示し、(a)はその分解斜視図、(b)はその部分斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
1 片方のカバー
1a 開口部
2 他方のカバー
2a 開口部
3 携帯用の小型テレビ
3a 表示面
3b 操作部
4 上壁
5 下壁
6 リブ
7 左壁
8 右壁
9 フック
9a 係止突起
10 上壁
10a 係止孔
11 下壁
11a 係止孔
12 受け部
12a 孔部
13 左壁
13a 係止孔
14 右壁
14a 係止孔
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯用の小型テレビ等のポータブル機器の外側に配置されて、ポータブル機器を保護するために用いられるポータブル機器のカバーにおいて、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えるようになされ、前記カバーは半割り状の筐体から構成されて前記ポータブル機器の外面を覆うように配置され、片方のカバーには、その上下壁に外側に突出するリブが2箇所ずつ設けられると共に左右壁に先端に外向きの係止突起を有するフックが外側に突出するように1箇所ずつ設けられ、他方のカバーには、その上下壁に前記リブが挿入される孔部を有する受け部が先端の内面に2箇所ずつ設けられると共に左右壁に前記フックの係止突起が係入係止される係止孔が形成されていることを特徴とするポータブル機器のカバー。
【請求項2】
携帯用の小型テレビ等のポータブル機器の外側に配置されて、ポータブル機器を保護するために用いられるポータブル機器のカバーにおいて、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えるようになされ、前記カバーは半割り状の筐体から構成されて前記ポータブル機器の外面を覆うように配置され、片方のカバーには、先端に外向きの係止突起を有するフックが外側に突出するように設けられ、他方のカバーには、前記フックの係止突起が係入係止される係止孔が形成されていることを特徴とするポータブル機器のカバー。
【請求項3】
前記フックは片方のカバーの左右側壁もしくは上下壁の幅方向略中央部に設けられ、前記係止孔は他方のカバーの左右側壁もしくは上下壁における前記フックの係止突起に対応した箇所に設けられている請求項2に記載のポータブル機器のカバー。
【請求項4】
前記フックは、前記片方のカバーの両側壁に上下に近接して複数設けられ、前記係止孔は他方のカバーの両側壁における前記フックの係止突起に対応する箇所に近接して複数設けられている請求項2に記載のポータブル機器のカバー。
【請求項5】
前記片方のカバー及び他方のカバーには、前記ポータブル機器に設けられた表示面や操作部等に対応する箇所に、前記表示面や操作部等を露出させるための複数の開口部が形成されている請求項2乃至4のいずれかに記載のポータブル機器のカバー。
【請求項1】
携帯用の小型テレビ等のポータブル機器の外側に配置されて、ポータブル機器を保護するために用いられるポータブル機器のカバーにおいて、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えるようになされ、前記カバーは半割り状の筐体から構成されて前記ポータブル機器の外面を覆うように配置され、片方のカバーには、その上下壁に外側に突出するリブが2箇所ずつ設けられると共に左右壁に先端に外向きの係止突起を有するフックが外側に突出するように1箇所ずつ設けられ、他方のカバーには、その上下壁に前記リブが挿入される孔部を有する受け部が先端の内面に2箇所ずつ設けられると共に左右壁に前記フックの係止突起が係入係止される係止孔が形成されていることを特徴とするポータブル機器のカバー。
【請求項2】
携帯用の小型テレビ等のポータブル機器の外側に配置されて、ポータブル機器を保護するために用いられるポータブル機器のカバーにおいて、複数色のカバーを好みに合わせて付け替えるようになされ、前記カバーは半割り状の筐体から構成されて前記ポータブル機器の外面を覆うように配置され、片方のカバーには、先端に外向きの係止突起を有するフックが外側に突出するように設けられ、他方のカバーには、前記フックの係止突起が係入係止される係止孔が形成されていることを特徴とするポータブル機器のカバー。
【請求項3】
前記フックは片方のカバーの左右側壁もしくは上下壁の幅方向略中央部に設けられ、前記係止孔は他方のカバーの左右側壁もしくは上下壁における前記フックの係止突起に対応した箇所に設けられている請求項2に記載のポータブル機器のカバー。
【請求項4】
前記フックは、前記片方のカバーの両側壁に上下に近接して複数設けられ、前記係止孔は他方のカバーの両側壁における前記フックの係止突起に対応する箇所に近接して複数設けられている請求項2に記載のポータブル機器のカバー。
【請求項5】
前記片方のカバー及び他方のカバーには、前記ポータブル機器に設けられた表示面や操作部等に対応する箇所に、前記表示面や操作部等を露出させるための複数の開口部が形成されている請求項2乃至4のいずれかに記載のポータブル機器のカバー。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2008−167780(P2008−167780A)
【公開日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−933(P2007−933)
【出願日】平成19年1月9日(2007.1.9)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年1月9日(2007.1.9)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】
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