説明

マシンツーマシンデバイスおよびサービスの識別情報のシグナリング

本開示のいくつかの態様は、マシンツーマシン(M2M)デバイスおよびサービスを識別するための方法を提案する。各デバイスは、デバイスによって実行されるサービスの各々のためのそれのM2M機能、またはデバイスのサービスのすべてのためのそれのM2M機能のいずれかをコアネットワークに示し得る。コアネットワークは、デバイスのM2M機能に関与し得るネットワーク中の他のノードにデバイスのM2M機能を報告し得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2009年9月29日に出願された「Signaling Identification of Machine to Machine Devices and Services」と題する仮出願第61/246,830号への優先権を主張する。
【0002】
本開示のいくつかの態様は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、マシンツーマシンデバイスおよびサービスを識別するための技法に関する。
【背景技術】
【0003】
ワイヤレス通信システムは、ボイス、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
【0004】
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信によって1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
【0005】
Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)は第3世代(3G)携帯電話技術の1つである。UMTS Terrestrial Radio Access Network、略してUTRANは、UMTS無線アクセスネットワークを構成するノードBと無線ネットワークコントローラとの総称である。この通信ネットワークは、リアルタイム回線交換からIPベースパケット交換まで多くのトラフィックタイプを搬送することができる。UTRANは、UE(ユーザ機器)とコアネットワークとの間の接続を可能にする。UTRANは、ノードBと呼ばれる基地局と無線ネットワークコントローラ(RNC)とを含む。RNCは1つまたは複数のノードBに制御機能を与える。典型的な実装形態は、複数のノードBをサービスしている中央局に配置された別個のRNCを有するが、ノードBとRNCは同じデバイスであり得る。ノードBとRNCとが物理的に分離される必要はないということにもかかわらず、それらの間には、Iubとして知られる論理インターフェースがある。RNCおよびその対応するノードBは、無線ネットワークサブシステム(RNS)と呼ばれる。UTRANには2つ以上のRNSが存在する場合がある。
【0006】
(IMT Multi Carrier(IMT MC)としても知られる)CDMA2000は、モバイルフォンとセルサイトとの間でボイス、データ、およびシグナリングデータを送るためにCDMAチャネルアクセスを使用する3Gモバイル技術規格のファミリーである。その規格のセットは、CDMA2000 1Xと、CDMA2000 EV−DO Rev.0と、CDMA2000 EV−DO Rev.Aと、CDMA2000 EV−DO Rev.Bとを含む。そのすべてが、ITUのIMT−2000のための承認された無線インターフェースである。CDMA2000は、比較的長い技術的歴史を有し、それの前の2GイタレーションIS−95(cdmaOne)との後方互換性がある。
【0007】
1xおよび1xRTTとしても知られるCDMA2000 1X(IS−2000)は、コアCDMA2000ワイヤレスエアインターフェース規格である。1倍の(1 times)Radio Transmission Technologyを意味する「1x」という記号は、IS−95と同じRF帯域幅、すなわち1.25MHz無線チャネルのデュプレックスペアを示す。1xRTTは、64個の元のセットに直交する(直角位相にある)64個のさらなるトラフィックチャネルを順方向リンクに追加することによって、IS−95の容量をほぼ2倍にする。1X規格は、最高153kbpsのパケットデータ速度をサポートし、実世界のデータ送信は、大部分の商用アプリケーションでは平均して60〜100kbpsである。また、IMT−2000は、媒体およびリンクアクセス制御プロトコルとサービス品質(QoS)とを含む、データサービスのより大規模な使用のためのデータリンクレイヤへの変更を行った。IS−95データリンクレイヤは、データのための「ベストエフォート配信」とボイスのための回線交換チャネル(すなわち、20msごとに1回のボイスフレーム)を提供したのみであった。
【0008】
しばしばEV−DOまたはEVと省略されるCDMA2000 1xEV−DO(Evolution−Data Optimized)は、一般にブロードバンドインターネットアクセスのための、無線信号を介したデータのワイヤレス送信のための電気通信規格である。それは、個々のユーザのスループットと全体的なシステムスループットの両方を最大にするために、符号分割多元接続(CDMA)ならびに時分割多元接続(TDMA)を含む多重化技法を使用する。それは、CDMA2000規格ファミリーの一部として3rd Generation Partnership Project 2(3GPP2)によって規格化され、世界中の多くのモバイルフォンサービスプロバイダ、特にCDMAネットワークを前に採用したプロバイダによって採用されている。
【0009】
3GPP LTE(Long Term Evolution)は、UMTS携帯電話規格を将来の要件に対処するように向上させるためのThird Generation Partnership Project(3GPP)内のプロジェクトに付けられた名前である。目的は、効率性向上、コスト削減、サービス改善、新規のスペクトル機会(spectrum opportunity)の利用、および他のオープンスタンダードとの統合の改良を含む。LTEシステムは、Evolved UTRA(EUTRA)およびEvolved UTRAN(EUTRAN)規格シリーズに記載されている。
【発明の概要】
【0010】
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
【0011】
一態様では、ワイヤレス通信のための方法が提供される。ノードが、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスする。ノードは、デバイスの集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信する。ノードは、M2M機能に関連する第1の使用制約を判断する。ノードは、第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てる。
【0012】
別の態様では、ワイヤレス通信のための少なくとも1つのプロセッサが提供される。第1のモジュールが、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスする。第2のモジュールが、デバイスの集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信する。第3のモジュールが、M2M機能に関連する第1の使用制約を判断する。第4のモジュールが、第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てる。
【0013】
追加の態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品が提供される。非一時的コンピュータ可読媒体がコードセットを記憶する。第1のコードセットが、コンピュータに、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスさせる。第2のコードセットが、コンピュータに、デバイスの集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信させる。第3のコードセットが、コンピュータに、M2M機能に関連する第1の使用制約を判断させる。第4のコードセットが、コンピュータに、第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てさせる。
【0014】
別の追加の態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。本装置は、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするための手段を備える。本装置は、デバイスの集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信するための手段を備える。本装置は、M2M機能に関連する第1の使用制約を判断するための手段を備える。本装置は、第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てるための手段を備える。
【0015】
さらなる態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。スケジューラが、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスする。トランシーバが、デバイスの集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信する。コンピューティングプラットフォームが、M2M機能に関連する第1の使用制約を判断する。スケジューラはさらに、第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てる。
【0016】
さらに別の態様では、ワイヤレス通信のための方法が提供される。第1のデバイスが、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得する。第1のデバイスは、マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージをノードに送信する。第1のデバイスは、M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信する。
【0017】
さらなる追加の態様では、ワイヤレス通信のための少なくとも1つのプロセッサが提供される。第1のモジュールが、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得する。第2のモジュールが、マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージをノードに送信する。第3のモジュールが、M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信する。
【0018】
またさらなる態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品が提供される。非一時的コンピュータ可読媒体がコードセットを記憶する。第1のコードセットが、コンピュータに、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得させる。第2のコードセットが、コンピュータに、マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージをノードに送信させる。第3のコードセットが、コンピュータに、M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信させる。
【0019】
別の態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。本装置は、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得するための手段を備える。本装置は、マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージをノードに送信するための手段を備える。本装置は、M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信するための手段を備える。
【0020】
別のさらなる態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。トランシーバが、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得する。コンピューティングプラットフォームが、トランシーバを介して、M2M機能を示す第1のシグナリングメッセージをノードに送信する。トランシーバはさらに、M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信する。
【0021】
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の態様のうちのいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
【0022】
本開示の上述の特徴を詳細に理解することができるように、添付の図面にその一部を示す態様を参照することによって、上記で簡単に要約したより具体的な説明が得られ得る。ただし、その説明は他の等しく有効な態様に通じ得るので、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、その範囲を限定するものと見なすべきではないことに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】マシンツーマシン(M2M)インジケーションおよびスケジューリングを有するワイヤレスワイドエリアネットワーク(WAN)を示す図。
【図2】様々な使用制約を有するM2Mデバイスの例示的なグループを示す図。
【図3】ノードがM2Mインジケーションに応答してWWANスケジューリングを実行するための方法の流れ図。
【図4】モバイルデバイスがWWANにおいてM2M機能を示し、M2M機能に適したスケジューリングを受信するための方法の流れ図。
【図5】本開示のいくつかの態様による、無線リソース制御(RRC)接続時間における発展型ノードB(eノードB)へのM2Mインジケータ配信の一例を示す図。
【図6】本開示のいくつかの態様による、サービスのタイプに基づいてM2Mインジケータを更新することの一例を示す図。
【図7】本開示のいくつかの態様による、マシンツーマシンデバイスおよびサービスを識別するための例示的なネットワーク側動作を示す図。
【図8】図7に示す動作を実行することが可能な例示的な構成要素を示す図。
【図9】本開示のいくつかの態様による、マシンツーマシンデバイスおよびサービスを識別するための例示的な送信機側動作を示す図。
【図10】図9に示す動作を実行することが可能な例示的な構成要素を示す図。
【図11】非M2MおよびM2Mスケジューリングを実行することが可能なノードBの概略図。
【図12】非M2MおよびM2Mオブジェクトのためのスケジューリングを要求することが可能なモバイルデバイスの概略図。
【図13】非M2MおよびM2Mオブジェクトのためのスケジューリングを要求するための電気的構成要素の論理グルーピングを備える装置の概略図。
【図14】非M2MおよびM2Mオブジェクトのためのスケジューリングを要求することが可能なモバイルデバイスの概略図。
【図15】非M2MおよびM2Mスケジューリングを実行するための手段を有する装置の概略図。
【図16】非M2MおよびM2Mオブジェクトのためのスケジューリングを要求するための手段を有する装置の概略図。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本開示のいくつかの態様は、「マシンツーマシン(machine-to-machine)(M2M)」サービスを要求するモバイルデバイスに対する適切なネットワークビヘイビアをトリガするためのシグナリングサポートを提供する。
【0025】
セルラーシステムを介したM2Mサービスのサポートでは、システムに有益であろう様々なビヘイビアが識別され得る。一例として、M2Mデバイスのための極めて低アクティビティの不連続受信(DRX)または不連続送信(DTX)サイクルのような示唆される最適化につながる、バッテリー寿命が重要である多くのM2M使用事例がある。他の使用事例は、バッテリー寿命に関するそのような制約を有することも有しないこともあるが、代わりにまたは追加として、M2M動作にとって有益な他の特徴またはビヘイビアに好適であり得る。
【0026】
M2Mデバイスのための提案されたビヘイビアの大部分は、モバイルデバイスとサービングネットワークの両方に関与する。長いDRXサイクルの場合、ネットワークは、より長いサイクルを構成すべきであることに気づいている必要があり得る。たとえば、3GPPシステムにおいて、ネットワークは、常に、接続されたUEのDRX構成の絶対制御を有し得る。ネットワークは、モバイルデバイスの構成に気づいているべきであり、したがって、モバイルデバイスにいつ送信することができるかを知っている。そのようなビヘイビアが可能であるために、デバイス、またはデバイスに関与する特定のサービスが、ビヘイビアが適切であろうM2Mアクティビティに関与するときについてネットワークに何らかのインジケーション(indication)があるべきである。
【0027】
本開示のいくつかの態様では、M2M「特性」は、サービスごとまたはデバイスごとのいずれかとして考えられ得る。前者の例は、車に埋め込まれたデバイスであり得、デバイスのセルラー使用の大部分は、少量のテレメトリタイプデータを転送することに充てられるが、デバイスは、時々、緊急呼などのボイストラフィックのために使用され得る。後者の例は、センサ、自動販売機、またはM2Mアクティビティのためにのみセルラーサービスを使用する他の単一目的デバイスであり得る。
【0028】
いくつかの態様では、デバイスが完全にM2M機能専用である場合、デバイスは、それのステータスを示す際に特定のグラニュラリティ(granularity)を必要としない。デバイスが最初にコアネットワークにアタッチするときに、たとえば、デバイスは、それがM2Mデバイスであることを示し得、そのインジケーションは、デバイスが同じコアネットワークにアタッチしたままである限り、持続し、ネットワークのビヘイビアに影響を及ぼす。
【0029】
代替的に、いくつかの態様では、M2M「インジケータ(indicator)」は、ユーザのホームネットワーク中のノードに常駐する永続的ユーザプロファイルの特性であり得る。そのようなデバイスがローミング中にコアネットワークにアタッチした場合、M2Mインジケータは、ホームネットワークから訪問先ネットワークに伝搬される必要があるであろう。
【0030】
いずれの場合も、インジケータがサービングコアネットワークにとって利用可能になると、インジケータは、M2M機能に関係する特定の特徴に関与し得る(1つまたは複数の)ネットワークノードに配信され得る。たとえば、接続されたUEのDRXサイクルがサービング発展型ノードB(eノードB)によって制御されるLTE規格では、M2Mインジケータは、接続確立時にコアネットワークによってeノードBに与えられる必要があるであろう。
【0031】
いくつかの態様では、ネットワーク中の別のノードに常駐する特徴がモバイルデバイスのM2Mステータスによって影響を受けるとき、インジケータはそのノードに配信される必要があるであろう。関係するノードが何であるかと基礎をなすシステムアーキテクチャとに応じて、様々なインターフェースおよびプロトコルがこの配信のために利用可能である。
【0032】
本開示のいくつかの態様では、単一のモバイルデバイスは、一部のサービスのためにはM2Mデバイスとして機能するが、他のサービスのためにはM2Mデバイスとして機能しないことがある。この場合、M2Mインジケータは、デバイスではなくサービスに関連付けられ得る。同等に、デバイスは、それのサービスのいずれがM2Mであるかを示す、ビットマップなどの、関連する記述を有し得る。しかしながら、多くのM2M最適化は、個々のサービスではなくデバイス全体のビヘイビアを対象とする。したがって、デバイスのための単一のインジケータを有することは適切であり得るが、現在のサービスステータスに基づいてこのインジケータの値を変更する能力を有することも適切であり得る。
【0033】
一態様では、モバイルデバイスまたはモバイルデバイス上のいくつかのアクティブオブジェクトのためのM2Mまたは非M2Mに対する変化するステータスのこれらの変化は動的であり得る。別の態様では、サービスの確立または解放がかなり長い継続時間を有する高レベルプロシージャであるので、これらの変化は、動的ではなく「半静的」と記述され得る。ネットワークオーバーヘッドを最適化することは、M2Mステータスがどのくらい頻繁に更新されるかに基づくトレードオフであり得る。たとえば、実際には変化は低頻度(たとえば、ミリ秒、さらには秒のレベルではなく、分のレベル)であり得る。
【0034】
いくつかの態様では、単一のモバイルデバイスは、M2M機能を使用せずに追加のサービスをサポートすることが可能であり得るが、それらのすべてがM2M機能を使用する複数のサービスを有し得る。この場合、モバイルデバイスは、すでに考慮した「本質的M2M」デバイスと同じ最適化の大部分から利益を得ることを予想し得、コアネットワークはモバイルデバイスをM2Mデバイスと見なすべきである。しかしながら、非M2Mサービス(たとえば、ボイス呼)が同じデバイスのために確立された場合、モバイルデバイスは、M2Mデバイスとして扱われるのを中止することが可能であるべきである。
【0035】
いくつかの態様では、M2Mインジケータの半静的管理は、既存のサービスを中断せずにモバイルデバイスからコアネットワークに発信されるシグナリングの使用を必要とする。3GPPシステムでは、このシグナリングのための1つの好適な候補は、追跡エリア更新プロシージャのためにすでに定義されたシグナリングであり得る。しかしながら、また、新しいプロシージャがM2Mインジケーションを搬送する目的で定義され得る。より根本的には、同じモバイルデバイスのための、潜在的に異なるプロパティを有する、コアネットワークへの個別の論理アタッチメントを可能にするために、アタッチメントモデルが修正され得る。
【0036】
いくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、モバイルデバイスからワイヤレスネットワーク中の受信エンティティに、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスのマシンツーマシン(M2M)機能を示すシグナリングメッセージを送信することを含む。
【0037】
いくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスから、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスのマシンツーマシン(M2M)機能を示すシグナリングメッセージを受信することを含む。
【0038】
いくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、モバイルデバイスからワイヤレスネットワーク中の受信エンティティに、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスのマシンツーマシン(M2M)機能を示すシグナリングメッセージを送信するための論理を含む。
【0039】
いくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスから、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスのマシンツーマシン(M2M)機能を示すシグナリングメッセージを受信するための論理を含む。
【0040】
いくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、モバイルデバイスからワイヤレスネットワーク中の受信エンティティに、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスのマシンツーマシン(M2M)機能を示すシグナリングメッセージを送信するための手段を含む。
【0041】
いくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスから、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスのマシンツーマシン(M2M)機能を示すシグナリングメッセージを受信するための手段を含む。
【0042】
いくつかの態様は、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令が記憶されたコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。命令は、概して、モバイルデバイスからワイヤレスネットワーク中の受信エンティティに、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスのマシンツーマシン(M2M)機能を示すシグナリングメッセージを送信するための命令を含む。
【0043】
いくつかの態様は、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令が記憶されたコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。命令は、概して、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスから、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスのマシンツーマシン(M2M)機能を示すシグナリングメッセージを受信するための命令を含む。
【0044】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、モバイルデバイスからワイヤレスネットワーク中の受信エンティティに、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスのマシンツーマシン(M2M)機能を示すシグナリングメッセージを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。
【0045】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスから、ワイヤレスネットワーク中のモバイルデバイスのマシンツーマシン(M2M)機能を示すシグナリングメッセージを受信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。
【0046】
次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、様々な態様は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることは明らかであろう。他の例では、これらの態様の説明を円滑にするために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
【0047】
図1を参照すると、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)102を含む通信システム100において、ネットワーク装置(たとえば、ベースノード、基地局、アクセスネットワークなど)104は、エアリンク116のアップリンク(UL)112またはダウンリンク(UL)114のリソース割振りのためのデフォルトパラメータ110を割り当てることによって、WWAN102のためのデバイス(たとえば、ハンドセット、ユーザ機器(UE)モバイルデバイス、アクセス端末など)の集団108をサービスするためのスケジューラ106を有する。トランシーバ118は、デバイスの集団108のうちの第1のデバイス122からマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージ120を受信する。コンピューティングプラットフォーム124は、M2M機能に関連する第1の使用制約126を判断する。スケジューラ106は、第1の使用制約126に準拠する、第1のデバイス122のためのエアリンク116のリソース割振りのための調整パラメータ128を割り当てる。
【0048】
相応して第1のデバイス122では、トランシーバ130は、ネットワーク装置(ノード)104からサービスを取得し、これは、非M2Mデバイスに適したエアリンク116のリソース割振りの割当てのためのデフォルトパラメータ110を受信することを含むことができる。コンピューティングプラットフォーム132は、トランシーバ130を介してノード104にM2M機能を示す第1のシグナリングメッセージ120を送信する。トランシーバ130は、M2M機能に関連する第1の使用制約126に準拠する、第1のデバイス122のためのエアリンク116のリソース割振りのための調整パラメータ128の割当て136を受信する。
【0049】
図2において、デバイスの例示的な集団200は、使用空間202にグラフィカルに示すように異種の変動する使用制約を有する。明快のために、電力制約と、データスループットまたは緊急度要件と、モビリティの3つのM2M次元(機能)のみがプロットされている。
【0050】
第1に、モバイルであり、適度の利用可能電力制約と回線交換またはパケット交換ユーザ機器にとって典型的であるデータスループットニーズとを有する、と仮定される非M2Mデバイス(たとえば、モバイルフォン)204は、使用空間202において「1」で示される、WWANにとってデフォルトである使用要件を有することができる。
【0051】
第2に、組織化されたM2Mデバイス(たとえば、セキュリティシステム、システムステータス報告など)206は、最小モビリティと、本質的に無制限の電力と、概して最小のデータ頻度/スループットとを有する、使用空間202において「2」で示されるM2M機能を有することができる。たとえば、販売システムは、動作ステータス(すなわち、動作可能または動作不能)および残りの在庫に関して、秒、分、または時間に応じて報告することができる。別の例では、セキュリティシステムは、無制限電力が利用可能であるかまたはバッテリーバックアップ中であるかに関して、および侵入が検出されたかどうかに関して報告することができる。後者は、一方向または双方向ビデオまたはオーディオがストリーミングされるM2M使用要件の変更を開始し得る。最強ノードを選択するためのページングは、組織化されたM2Mデバイス206のモビリティの欠如により、必要とされないかまたはまれにしか必要とされない。
【0052】
第3に、パッシブ状態にあるモバイルM2Mデバイス(たとえば、診断/追跡自動車システム)208は、使用空間202において初めに「3」で示される、変化する使用制約を有するM2M機能を有することができる。たとえば、車両がエンジンを稼動させずに駐車している。いくつかの間隔中に、モバイルM2Mデバイス208はアクティブ状態になり、セッション継続性を維持するために必要とされる報告またはページングの量が、使用空間202において「4」で示される異なる使用状態に変わる。
【0053】
第4に、多目的M2Mデバイス(たとえば、スマートフォン、3G/4G対応ラップトップまたはノートパッドコンピュータなど)210は、1つまたは複数のM2Mオブジェクトと1つまたは複数の非M2Mオブジェクトとを有することができる。所与の時間において、M2M機能は状況に応じて変わり得る。たとえば、ユーザ212は、非M2Mオブジェクト214(たとえば、ボイスまたはマルチメディア通信)のために多目的M2Mデバイス210を使用することができ、デバイス210は、少なくとも部分的に、216で示される非M2Mモードに戻る。たとえば、非M2Mデバイス204のためのデフォルト使用制約は、使用空間202における「1」であり得る。別の例では、1つまたは複数のM2Mオブジェクト218は、いくつかの間隔中にまたは非M2Mオブジェクト214に関連してM2M機能のための使用制約を要求し得る。例示的なシナリオでは、デバイス210は、時間に応じて、より低いデータ間隔頻度およびスループットの目的で、使用空間202において「5」で示されるM2M使用制約に変わる。
【0054】
第5に、M2Mデバイス220は、使用空間202において「6」および「7」で示される2つのM2M使用制約を有することができる。たとえば、健康状態監視デバイスは定常状態使用状態を有することができ、サービス寿命を増加させるために、電力を保つことが主要な考慮事項である。危険な状態が検出されると、電力を温存することを顧慮せずに、緊急およびより高帯域のデータを送るために優先度が変わる。
【0055】
図3に、ノードがワイヤレス通信を実行するための方法300または動作シーケンスを示す。ノードは、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスする(ブロック304)。ノードは、デバイスの集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信する(ブロック306)。ノードは、M2M機能に関連する第1の使用制約を判断する(ブロック308)。ノードは、第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てる(ブロック310)。
【0056】
図4に、第1のデバイス(たとえば、アクセス端末)がノードとのワイヤレス通信を実行するための方法400または動作シーケンスを示す。デバイスは、少なくともそのサブセットがエアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てられているWWANのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得する(ブロック404)。第1のデバイスは、M2M機能を示す第1のシグナリングメッセージをノードに送信する(ブロック406)。第1のデバイスは、M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信する(ブロック408)。
【0057】
図5に、本開示のいくつかの態様による、無線リソース制御(RRC)接続時間におけるeノードBへのM2Mインジケータ配信の一例500を示す。UE502からのM2Mインジケータが、初期アタッチメントプロシージャ508の一部としてモビリティ管理エンティティ(MME)504に与えられ、したがって(図において単一の「MME+CN」506ボックスとして示される)コアネットワーク(CN)に与えられる。いくつかの態様では、M2Mインジケータは、代わりに、たとえば、ホーム加入者サーバ(HSS)に記憶された永続的ユーザプロファイルの一部としてUE502のホームネットワークから検索され得る。
【0058】
UE502がeノードB504に接続するとき、またはネットワークがアタッチプロシージャ508の後にUE502を接続モードのままにしておくことを判断した場合、MME506は、UE502がM2MデバイスであることをeノードB504に示す(510)ことができる。M2Mインジケータは、UEコンテキストとともにMME+CN506に記憶される(ブロック512)。M2MインジケーションはS1リソースの割振りに関連付けられる(ブロック514)。M2Mがアクティブになるまで時間が経過し得る(ブロック515)。S1割振りは、MME506がUE502とeノードB504との間の進行中のRRC接続確立(ブロック516)に気づく最初のプロシージャであるので、好都合なトリガである。インジケータはまた、その後、任意のポイントにおいてeノードB504に与えられ得る(ブロック518)。eノードB504は、不連続受信(DRX)サイクルを構成することなどの目的のためにM2Mインジケータを利用することができる(ブロック520)。
【0059】
図6に、本開示のいくつかの態様による、モバイルデバイス602とコアネットワーク(CN)604との間でアクティブサービスに基づいてM2Mインジケータの値を更新することの一例600を示す。図6中の用語は特定の技術に限定されるものではないことに留意されたい。たとえば、3GPPシステムにおいて、「M2Mステータスのインジケーション」606と標示されたメッセージは、モバイルデバイス(またはUE)602からサービングMME(図示せず)に向けられた追跡エリア更新メッセージであり得、インジケータは、MMEにおいて記憶されるか、またはコアネットワーク604中のあるノードにさらに配信される。図示のように、モバイルデバイスは、常に、M2M機能をサポートしないデバイス(すなわち、非M2Mデバイス)としてコアネットワークにアタッチする(602)ことができる(ブロック608)。CN604は、M2Mインジケータをオフとして、デバイスコンテキストを記憶する(ブロック610)。
【0060】
モバイルデバイスは、コアネットワーク604との1つまたは複数のM2Mサービス612を確立し得る。モバイルデバイス602は、それのサービスのすべてがM2Mであることを検出したときはいつでも、追跡エリア更新などのメッセージ614を介してそれのM2Mステータスを示し得る。追跡エリア更新プロシージャは、半静的インジケータを導入するための最も影響の小さい手法である。M2Mステータス更新は、ネットワークに、モバイルデバイスをM2Mデバイスとして扱うことを開始させ得る。非M2Mサービスの追加616は、ネットワークがもはやM2M固有ビヘイビアをモバイルに適用しないように、別のM2Mステータス更新メッセージ618にインジケータの値を変更させ得る。
【0061】
いくつかの態様では、M2Mインジケータは、確立プロシージャの一部としてサービスごとに個別に配信され得る。したがって、コアネットワークは、サービスごとに個別にインジケータを記憶することができる(同等に、コアネットワークは、デバイスコンテキストに関連する、サービスごとのインジケータ値のマップを維持することができる)。サービスごとに有意味に適用され得るM2Mビヘイビアでは、次いで、適切なサービスのためのインジケータは、対応する機能を維持することを受け持つネットワークノードに与えられ得る。しかしながら、現在識別されるM2Mサポート拡張の大部分はデバイス全体に適用される(たとえば、概して、特定のサービスにではなくデバイス全体に適用されるDRXサイクル)。デバイスがサービスごとのM2Mステータスを示す場合、コアネットワークは、特定のデバイスへのサービスのためのアグリゲートされたインジケータから、デバイスがM2Mデバイスとして機能しているかどうかを判断することを受け持つであろう。
【0062】
いくつかの態様では、M2Mインジケータはステータスのブールインジケータであり得る。したがって、デバイスまたはサービスはM2Mか否かのいずれかとして示され得る。しかしながら、(仕様によって形式的に分類されることも分類されないこともある)M2Mサービスの異なるクラスがあり得、異なる最適化が適用可能である。たとえば、医療センサは、延長されたDRXサイクルなどのバッテリー節約最適化から利益を得ることがあるが、それのモビリティにおいて制限されることはなく、自動販売機は、概して、アグレッシブな電力節約の必要を有しないが、ほぼ確実に、低モビリティを有すると仮定され得る。そのような場合、デバイスが利益を得ることを予想する特定のサービス/デバイスクラスまたは特定のビヘイビアのいずれかを示すことに利益があり得る。
【0063】
いくつかの態様では、医療センサなど、バッテリー節約最適化と高モビリティとを必要とするデバイスは、「バッテリー制限と高モビリティとを有するM2M」としてそれ自体を識別することができ、自動販売機など、電力制限を有さず、低モビリティを有するデバイスは、「低モビリティを有し、バッテリー制限を有しないM2M」としてそれ自体を識別することができる。これらの記述は、事前識別されたクラスのグループに関係するかまたは特性ごとの個別のフラグに関係することができ、上記で説明したように、それらは、デバイスまたは特定のサービスのいずれかに関係することができる。
【0064】
図7に、本開示のいくつかの態様による、マシンツーマシンデバイスおよびサービスを識別するための例示的なネットワーク側動作を示す。702において、装置からマシンツーマシン(M2M)機能の第1のインジケーションを受信する。704において、M2M機能に関係する動作特徴を装置に割り当てる。たとえば、装置におけるサービスのすべてがM2Mである場合、装置はM2Mデバイスと見なされ得る。706において、装置のM2M機能に関与し得る1つまたは複数の装置にインジケーションを送る。たとえば、インジケータは、デバイスがM2Mデバイスであるか否かのステータスを報告し得る。708において、場合によっては、装置からM2M機能の変化の第2のインジケーションを受信する。たとえば、装置のステータスの変化は、非M2M機能を必要とするサービスの開始または停止に起因し得る。710において、第2のインジケーションに応答して装置の動作特徴を調整する。712において、第2のインジケーションに応答して、装置のM2M機能に関与し得る1つまたは複数の装置にインジケーションを送る。
【0065】
図8に、本開示のいくつかの態様による、マシンツーマシンデバイスおよびサービスを識別するための例示的な送信機側動作を示す。802において、M2M機能の第1のインジケーションをコアネットワークに送信する。たとえば、装置は、それのサービスのすべてがM2Mサービスである場合、装置がM2Mデバイスであることを示し得る。または、装置は、各特定のサービスのM2Mステータスをコアネットワークに示し得る。804において、場合によっては、コアネットワークからM2M機能に関係する動作特徴を受信する。806において、非M2Mサービスの開始または停止に起因するM2M機能の変化を検出する。808において、場合によっては、M2M機能の変化の第2のインジケーションをコアネットワークに送信する。
【0066】
本開示のいくつかの態様は、M2M機能を要求するモバイルデバイスを識別し、そのモバイルデバイスに対する適切なネットワークビヘイビアをトリガするための方法を提供する。
【0067】
上述の方法の様々な動作は、図に示すミーンズプラスファンクションブロックに対応する様々な(1つまたは複数の)ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールによって実行され得る。図9に、本開示のいくつかの態様による、マシンツーマシンデバイスおよびサービスを識別するための例示的なネットワーク側動作を実行するためのネットワーク装置900を示す。902において、ネットワーク装置900は、装置からマシンツーマシン(M2M)機能の第1のインジケーションを受信するための手段を備える。904において、ネットワーク装置900は、M2M機能に関係する動作特徴を装置に割り当てるための手段を備える。たとえば、装置におけるサービスのすべてがM2Mである場合、装置はM2Mデバイスと見なされ得る。906において、ネットワーク装置900は、装置のM2M機能に関与し得る1つまたは複数の装置にインジケーションを送るための手段を備える。たとえば、インジケータは、デバイスがM2Mデバイスであるか否かのステータスを報告し得る。908において、ネットワーク装置900は、場合によっては、装置からM2M機能の変化の第2のインジケーションを受信するための手段を備える。たとえば、装置のステータスの変化は、非M2M機能を必要とするサービスの開始または停止に起因し得る。910において、ネットワーク装置900は、第2のインジケーションに応答して装置の動作特徴を調整するための手段を備える。912において、ネットワーク装置900は、第2のインジケーションに応答して、装置のM2M機能に関与し得る1つまたは複数の装置にインジケーションを送るための手段を備える。
【0068】
図10に、本開示のいくつかの態様による、マシンツーマシンデバイスおよびサービスを識別するための例示的な送信機側動作を実行するための装置1000を示す。1002において、装置1000は、M2M機能の第1のインジケーションをコアネットワークに送信するための手段を備える。たとえば、装置は、それのサービスのすべてがM2Mサービスである場合、装置がM2Mデバイスであることを示し得る。または、装置1000は、各特定のサービスのM2Mステータスをコアネットワークに示し得る。1004において、装置1000は、場合によっては、コアネットワークからM2M機能に関係する動作特徴を受信するための手段を備える。1006において、装置1000は、非M2Mサービスの開始または停止に起因するM2M機能の変化を検出するための手段を備える。1008において、装置1000は、場合によっては、M2M機能の変化の第2のインジケーションをコアネットワークに送信するための手段を備える。
【0069】
図11は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得るシステム1100のブロック図である。一例では、システム1100は、基地局またはノードB1102を含む。図示のように、ノードB1102は、1つまたは複数の受信(Rx)アンテナ1106を介して1つまたは複数のUE1104から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の送信(Tx)アンテナ1108を介して1つまたは複数のUE1104に(1つまたは複数の)信号を送信することができる。さらに、ノードB1102は、(1つまたは複数の)受信アンテナ1106から情報を受信する受信機1110を備えることができる。一例では、受信機1110は、受信した情報を復調する復調器1112に動作可能に結合され得る。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ1114によって分析され得る。プロセッサ1114は、コードクラスタ、アクセス端末割当て、それに関係するルックアップテーブル、固有のスクランブル系列に関係する情報、および/または他の好適なタイプの情報を記憶することができるメモリ1116に結合され得る。一例では、ノードB1102はまた、送信機1120によって(1つまたは複数の)送信アンテナ1108を介して送信するために信号を多重化することができる変調器1118を含むことができる。メモリ1116は、プロセッサ1114によって実行されたとき、非M2M被サービスデバイスのためのエアリンク割当てのためのデフォルトパラメータ、およびM2M被サービスデバイスのためのエアリンク割当てのための調整パラメータにおいてそれぞれのスケジューリングを行う、非M2Mスケジューリング構成要素1130およびM2Mスケジューリング構成要素1132を記憶する。
【0070】
図12は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得る別のシステム1200のブロック図である。一例では、システム1200はモバイル端末1202を含む。図示のように、モバイル端末1202は、1つまたは複数のアンテナ1208を介して、1つまたは複数の基地局1204から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の基地局1204に(1つまたは複数の)信号を送信することができる。さらに、モバイル端末1202は、(1つまたは複数の)アンテナ1208から情報を受信する受信機1210を備えることができる。一例では、受信機1210は、受信した情報を復調する復調器1212に動作可能に結合され得る。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ1214によって分析され得る。プロセッサ1214は、モバイル端末1202に関係するデータおよび/またはプログラムコードを記憶することができるメモリ1216に結合され得る。さらに、モバイル端末1202は、本明細書で説明する方法を実行するためにプロセッサ1214を採用することができる。モバイル端末1202はまた、(1つまたは複数の)アンテナ1208を介して送信機1220によって送信するために信号を多重化することができる変調器1218を含むことができる。メモリ1216は、プロセッサ1214によって実行されたとき、エアリンク割当てデバイスのためのデフォルトパラメータおよび調整パラメータにおいてそれぞれのスケジューリングを促す、非M2M被スケジュールオブジェクト1230およびM2M被スケジュールオブジェクト1232を記憶する。
【0071】
図13を参照すると、ワイヤレス通信のためのシステム1300が示されている。たとえば、システム1300は、少なくとも部分的にネットワークエンティティ(たとえば、発展型ベースノード)内に常駐することができる。システム1300は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、コンピューティングプラットフォーム、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえばファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックであり得ることを諒解されたい。システム1300は、連携して動作することができる電気的構成要素の論理グルーピング1302を含む。たとえば、論理グルーピング1302は、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするための電気的構成要素1304を含むことができる。その上、論理グルーピング1302は、デバイスの集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信するための電気的構成要素1306を含むことができる。さらに、論理グルーピング1302は、M2M機能に関連する第1の使用制約を判断するための電気的構成要素1308を含むことができる。論理グルーピング1302は、第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てるための電気的構成要素1310を含むことができる。さらに、システム1300は、電気的構成要素1304〜1310に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1320を含むことができる。メモリ1320の外部にあるものとして示されているが、電気的構成要素1304〜1310の1つまたは複数は、メモリ1320の内部に存在することができることを理解されたい。
【0072】
図14を参照すると、ワイヤレス通信のためのシステム1400が示されている。たとえば、システム1400は、少なくとも部分的にユーザ機器(UE)内に常駐することができる。システム1400は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、コンピューティングプラットフォーム、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえばファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックであり得ることを諒解されたい。システム1400は、連携して動作することができる電気的構成要素の論理グルーピング1402を含む。たとえば、論理グルーピング1402は、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得するための電気的構成要素1404を含むことができる。その上、論理グルーピング1402は、マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージをノードに送信するための電気的構成要素1406を含むことができる。さらに、論理グルーピング1402は、M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信するための電気的構成要素1408を含むことができる。さらに、システム1400は、電気的構成要素1404〜1408に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1420を含むことができる。メモリ1420の外部にあるものとして示されているが、電気的構成要素1404〜1408の1つまたは複数は、メモリ1420の内部に存在することができることを理解されたい。
【0073】
図15には、ワイヤレス通信のための装置1502が示されている。装置1502は、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするための手段1504を備える。装置1502は、デバイスの集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信するための手段1506を備える。装置1502は、M2M機能に関連する第1の使用制約を判断するための手段1508を備える。装置1502は、第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てるための手段1510を備える。
【0074】
図16には、ワイヤレス通信のための装置1602が示されている。装置1602は、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得するための手段1604を備える。装置1602は、マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージをノードに送信するための手段1606を備える。装置1602は、M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのためのエアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信するための手段1608を備える。
【0075】
本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
【0076】
本開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、当技術分野で知られている任意の形態の記憶媒体中に常駐し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を備え得、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散され得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。
【0077】
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
【0078】
説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は1つまたは複数の命令としてコンピュータ可読媒体に記憶され得る。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。
【0079】
また、ソフトウェアまたは命令は、伝送媒体を介して伝送され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、伝送媒体の定義に含まれる。
【0080】
さらに、本明細書で説明した方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードおよび/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を可能にするために、そのようなデバイスをサーバに結合し得る。代替的に、本明細書で説明した様々な方法を記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理的記憶媒体など)によって提供することができ、それにより、ユーザ端末および/または基地局は、その記憶手段をデバイスに結合または供給すると、それらの様々な方法を取得することができるようになる。さらに、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法を利用し得る。
【0081】
特許請求の範囲は、上記に示した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記で説明した方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形を行い得る。
【0082】
上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の他の態様およびさらなる態様は、その基本的範囲から逸脱することなく考案され得、その範囲は以下の特許請求の範囲によって判断される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスすることと、
デバイスの前記集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信することと、
前記M2M機能に関連する第1の使用制約を判断することと、
前記第1の使用制約に準拠する、前記第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てることと
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
【請求項2】
前記第1の使用制約を判断することが、コアネットワークを介してホームネットワークからの加入データにアクセスすることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の使用制約を判断することが、前記M2M機能に関連するモビリティ特性を判断することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の使用制約を判断することが、前記M2M機能に関連する電力特性を判断することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の使用制約を判断することが、前記M2M機能に関連する緊急度特性を判断することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の使用制約を判断することが、前記M2M機能に関連するデータスループット特性を判断することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記調整パラメータを割り当てることが、前記第1の使用制約に関する周期的報告の頻度を割り当てることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の使用制約に関する周期的報告の前記頻度を割り当てることが、不連続受信サイクルと不連続送信サイクルとのうちの選択された1つを調整することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の使用制約に関する周期的報告の前記頻度を割り当てることが、不連続受信サイクルと不連続送信サイクルとを調整することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の使用制約を判断することが、前記M2M機能に関連する一方向データスループット特性を判断することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記第1のデバイスから第2のシグナリングメッセージを受信することと、
前記第2のシグナリングメッセージに基づいて第2の使用制約を判断することと、
前記第2の使用制約に準拠する、前記第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための第2の調整パラメータを割り当てることと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記第2の使用制約を判断することは、前記第1のデバイスがM2M機能を中止したと判断することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第2の使用制約を判断することは、前記第1のデバイスがM2M機能を有する少なくとも第1のアプリケーションと非M2M機能を有する少なくとも第2のアプリケーションとを有すると判断することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
デバイスの前記集団のうちの前記第1のデバイスからM2M機能を示す前記第1のシグナリングメッセージを受信することが、複数のインジケータを受信することをさらに備え、各インジケータが、前記第1のデバイスにおいて終端するネットワークベアラに対応する複数のサービスの各々の適用性を搬送する、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
デバイスの前記集団のうちの前記第1のデバイスからM2M機能を示す前記第1のシグナリングメッセージを受信することが、複数のインジケータを受信することをさらに備え、各インジケータが、前記第1のデバイスにおいて終端するネットワークベアラに対応するサービスのグループの適用性を搬送する、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
デバイスの前記集団のうちの前記第1のデバイスからM2M機能を示す前記第1のシグナリングメッセージを受信することが、複数のインジケータを受信することをさらに備え、各インジケータは、前記第1のデバイスのオブジェクトがM2Mオブジェクトであると見なされるべきかどうかを示すブールフラグである、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記オブジェクトが前記第1のデバイスに対応する、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記オブジェクトがサービスに対応する、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記オブジェクトがサービスのグループに対応する、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
モビリティと、電力制限と、前記エアリンクのアップリンクおよびダウンリンクの固定使用とのうちの1つまたは複数を備える、前記M2M機能に関連する複数の使用制約を判断することと、
前記複数の使用制約に応答して、前記第1のデバイスが前記アップリンクおよび前記ダウンリンクをそれぞれ利用するためのスループットと間隔とを割り当てることと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするための第1のモジュールと、
デバイスの前記集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信するための第2のモジュールと、
前記M2M機能に関連する第1の使用制約を判断するための第3のモジュールと、
前記第1の使用制約に準拠する、前記第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てるための第4のモジュールと
を備える、ワイヤレス通信のための少なくとも1つのプロセッサ。
【請求項22】
コンピュータに、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスさせるための第1のコードセットと、
前記コンピュータに、デバイスの前記集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信させるための第2のコードセットと、
前記コンピュータに、前記M2M機能に関連する第1の使用制約を判断させるための第3のコードセットと、
前記コンピュータに、前記第1の使用制約に準拠する、前記第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てさせるための第4のコードセットと
を備えるコードセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体
を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品。
【請求項23】
エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするための手段と、
デバイスの前記集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信するための手段と、
前記M2M機能に関連する第1の使用制約を判断するための手段と、
前記第1の使用制約に準拠する、前記第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てるための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
【請求項24】
エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするためのスケジューラと、
デバイスの前記集団のうちの第1のデバイスからマシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを受信するためのトランシーバと、
前記M2M機能に関連する第1の使用制約を判断するためのコンピューティングプラットフォームと、を備え、
前記スケジューラがさらに、前記第1の使用制約に準拠する、前記第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータを割り当てるためのものである、
ワイヤレス通信のための装置。
【請求項25】
前記コンピューティングプラットフォームがさらに、コアネットワークを介してホームネットワークからの加入データにアクセスすることによって前記第1の使用制約を判断するためのものである、請求項24に記載の装置。
【請求項26】
前記コンピューティングプラットフォームがさらに、前記M2M機能に関連するモビリティ特性を判断することによって前記第1の使用制約を判断するためのものである、請求項24に記載の装置。
【請求項27】
前記コンピューティングプラットフォームがさらに、前記M2M機能に関連する電力特性を判断することによって前記第1の使用制約を判断するためのものである、請求項24に記載の装置。
【請求項28】
前記コンピューティングプラットフォームがさらに、前記M2M機能に関連する緊急度特性を判断することによって前記第1の使用制約を判断するためのものである、請求項24に記載の装置。
【請求項29】
前記コンピューティングプラットフォームがさらに、前記M2M機能に関連するデータスループット特性を判断することによって前記第1の使用制約を判断するためのものである、請求項24に記載の装置。
【請求項30】
前記スケジューラがさらに、前記第1の使用制約に関する周期的報告の頻度を割り当てることによって前記調整パラメータを割り当てるためのものである、請求項24に記載の装置。
【請求項31】
前記スケジューラがさらに、不連続受信サイクルと不連続送信サイクルとのうちの選択された1つを調整することによって、前記第1の使用制約に関する周期的報告の前記頻度を割り当てるためのものである、請求項30に記載の装置。
【請求項32】
前記スケジューラがさらに、不連続受信サイクルと不連続送信サイクルとを調整することによって、前記第1の使用制約に関する周期的報告の前記頻度を割り当てるためのものである、請求項30に記載の装置。
【請求項33】
前記コンピューティングプラットフォームがさらに、前記M2M機能に関連する一方向データスループット特性を判断することによって前記第1の使用制約を判断するためのものである、請求項24に記載の装置。
【請求項34】
前記トランシーバがさらに、前記第1のデバイスから第2のシグナリングメッセージを受信するためのものであり、
前記コンピューティングプラットフォームがさらに、前記第2のシグナリングメッセージに基づいて第2の使用制約を判断するためのものであり、
前記スケジューラがさらに、前記第2の使用制約に準拠する、前記第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための第2の調整パラメータを割り当てるためのものである、
請求項24に記載の装置。
【請求項35】
前記コンピューティングプラットフォームはさらに、前記第1のデバイスがM2M機能を中止したと判断することによって前記第2の使用制約を判断するためのものである、請求項34に記載の装置。
【請求項36】
前記コンピューティングプラットフォームはさらに、前記第1のデバイスがM2M機能を有する少なくとも第1のアプリケーションと非M2M機能を有する少なくとも第2のアプリケーションとを有すると判断することによって、前記第2の使用制約を判断するためのものである、請求項24に記載の装置。
【請求項37】
前記トランシーバがさらに、複数のインジケータを受信することによって、デバイスの前記集団のうちの前記第1のデバイスからM2M機能を示す前記第1のシグナリングメッセージを受信するためのものであり、各インジケータが、前記第1のデバイスにおいて終端するネットワークベアラに対応する複数のサービスの各々の適用性を搬送する、請求項24に記載の装置。
【請求項38】
前記トランシーバがさらに、複数のインジケータを受信することによって、デバイスの前記集団のうちの前記第1のデバイスからM2M機能を示す前記第1のシグナリングメッセージを受信するためのものであり、各インジケータが、前記第1のデバイスにおいて終端するネットワークベアラに対応するサービスのグループの適用性を搬送する、請求項20に記載の装置。
【請求項39】
前記トランシーバがさらに、複数のインジケータを受信することによって、デバイスの前記集団のうちの前記第1のデバイスからM2M機能を示す前記第1のシグナリングメッセージを受信するためのものであり、各インジケータは、前記第1のデバイスのオブジェクトがM2Mオブジェクトであると見なされるべきかどうかを示すブールフラグである、請求項24に記載の装置。
【請求項40】
前記オブジェクトが前記第1のデバイスに対応する、請求項39に記載の装置。
【請求項41】
前記オブジェクトがサービスに対応する、請求項39に記載の装置。
【請求項42】
前記オブジェクトがサービスのグループに対応する、請求項39に記載の装置。
【請求項43】
前記コンピューティングプラットフォームがさらに、モビリティと、電力制限と、前記エアリンクのアップリンクおよびダウンリンクの固定使用とのうちの1つまたは複数を備える、前記M2M機能に関連する複数の使用制約を判断するためのものであり、
前記スケジューラがさらに、前記複数の使用制約に応答して、前記第1のデバイスが前記アップリンクおよび前記ダウンリンクをそれぞれ利用するためのスループットと間隔とを割り当てるためのものである、
請求項20に記載の装置。
【請求項44】
エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得することと、
マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを前記ノードに送信することと、
前記M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信することと
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
【請求項45】
エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得するための第1のモジュールと、
マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを前記ノードに送信するための第2のモジュールと、
前記M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信するための第3のモジュールと
を備える、ワイヤレス通信のための少なくとも1つのプロセッサ。
【請求項46】
コンピュータに、エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得させるための第1のコードセットと、
前記コンピュータに、マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを前記ノードに送信させるための第2のコードセットと、
前記コンピュータに、前記M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信させるための第3のコードセットと
を備えるコードセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体
を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品。
【請求項47】
エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得するための手段と、
マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを前記ノードに送信するための手段と、
前記M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信するための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
【請求項48】
エアリンクのリソース割振りのためのデフォルトパラメータを割り当てることによってワイヤレスワイドエリアネットワークのためのデバイスの集団をサービスするノードからサービスを取得するためのトランシーバと、
前記トランシーバを介して、マシンツーマシン(M2M)機能を示す第1のシグナリングメッセージを前記ノードに送信するためのコンピューティングプラットフォームと、
を備え、
前記トランシーバがさらに、前記M2M機能に関連する第1の使用制約に準拠する、第1のデバイスのための前記エアリンクのリソース割振りのための調整パラメータの割当てを受信するためのものである、
ワイヤレス通信のための装置。
【請求項49】
前記トランシーバがさらに、前記M2M機能に関連するモビリティ特性を示すことによって前記第1のシグナリングメッセージを送信するためのものである、請求項48に記載の装置。
【請求項50】
前記トランシーバがさらに、前記M2M機能に関連する電力特性を示すことによって前記第1のシグナリングメッセージを送信するためのものである、請求項48に記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公表番号】特表2013−506387(P2013−506387A)
【公表日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−532285(P2012−532285)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【国際出願番号】PCT/US2010/050782
【国際公開番号】WO2011/041459
【国際公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】