説明

マスク上部のすき間押さえ付けプレート

【課題】マスクの機能を変更することなく、マスク上部の鼻とのすき間を押さえる事により、ウイルス、細菌等の病原菌や花粉がマスク上部のすき間からマスク内に入って来ることを防ぐ。また、マスク内からの湿った息をブロックして、眼鏡の曇りを軽減する機能を提供する。
【解決手段】眼鏡のパット箱(クリングス)と鼻パットの接続部分とのすき間にプラスチィクのプレートを取り付け、マスク上部の鼻部分のすき間をマスクの上から押さえ付ける構造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスク上部のすき間を押さえる事により、ウイルス、細菌等の病原菌や花粉がマスク上部のすき間からマスク内に入って来ることを防ぐものである。また逆にマスク内からの湿った息で眼鏡が曇ってしまい、視界がさえぎられてしまう事を軽減する為の物でもある。
【背景技術】
【0002】
従来、マスクは鼻や口を覆うように密着する構造になっているが、マスク上部の鼻部分にはすき間が出来やすくなっていた。そのため、ウイルス、細菌等の病原菌や花粉がマスク上部のすき間からマスク内に入り込んでしまう原因ともなっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−264277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
マスク上部のすき間からウイルス、細菌等の病原菌や花粉が入って来るのを防ぐ。また、眼鏡とマスクを付けて、自転車運転や歩行をする場合、眼鏡の曇りで視界がさえぎられてしまう事を軽減する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本体プラスチィクプレート(1)に眼鏡と接続する為の溝(2)を設け、保護材(3)で本体(1)をカバーする。全体の形状は、指先の爪のような丸みをおびた立体構造とする。
【発明の効果】
【0006】
マスクを付けた後に、本発明を取り付けた眼鏡を、マスク上部の鼻とのすき間を押さえつけるように装着する。この事によりマスクのすき間を減らして、花粉や細菌等がマスク内に入ってくる事を防ぐ。また逆にマスク内からの湿った息で眼鏡が曇ってしまう事も防ぐ効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】図1は本発明の正面図である。
【図2】図2は本発明の取り付け位置を示した面図である。
【図3】図3は本発明を眼鏡に装着して、マスクを付けた状態の面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は、眼鏡と接続する溝(2)をパット箱(クリングス)と鼻パットの接続部分のすき間に挿入する。マスクを付けた後にマスク上部のすき間を押さえ付けるように、本発明を装着した眼鏡をかける。
【符号の説明】
【0009】
1 本体プラスチィクプレート
2 溝
3 保護材
4 パット箱(クリングス)
5 鼻パット
6 マスク
7 眼鏡

【特許請求の範囲】
【請求項1】
眼鏡のパット箱(クリングス)と鼻パット接続部分のすき間に挿入する事で、取り付け、取り外しが簡単に行える事。
【請求項2】
マスク上部の鼻とのすき間を、マスクの上から押さえつける事により、マスクのすき間を減らして、ウイルス、細菌等の病原菌や花粉が入り込むのを防ぐ事。
【請求項3】
マスク本体の機能ではなく、眼鏡に取り付けるプレートにより、マスク内からの湿った息をブロックし、眼鏡の曇りを軽減する事。
【請求項4】
マスク上部の鼻部分のすき間を押さえ付けるだけでは遮断しきれない息を、眼鏡の鼻パット側を通過させ、眼鏡レンズにあたらないようにブロックしながら上方へ流す構造としている事。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−115233(P2011−115233A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−272928(P2009−272928)
【出願日】平成21年11月30日(2009.11.30)
【出願人】(598169826)
【Fターム(参考)】