説明

マッサージ機

【課題】 予め記憶されているマッサージコースの施療位置、施療強さ、施療時間等を被施療者の好みに応じて変更できるマッサージ機を提供する。
【解決手段】 患部支持部12と、該患部支持部12の内部に移動可能に配置されたマッサージ手段20と、マッサージ手段20を患部支持部12の内部で移動させる移動手段22と、被施療者が操作する操作部30と、操作部30からの操作命令に基づいてマッサージ手段20と移動手段22を制御する制御手段50とを具え、制御手段50は、被施療者の患部の施療位置に関する情報を予め記憶しており、移動手段22を駆動して予め記憶された施療位置毎にマッサージ手段20を移動させて、被施療者が操作部30を操作することにより、各施療位置毎にマッサージ手段20の動作の要否、動作モード、施療強さ、施療時間又は施療回数等の動作パラメータを設定及び記憶し、被施療者の所望のマッサージコースを設定できるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、予め記憶されているマッサージコースを被施療者の好みに応じて変更し、被施療者の所望するマッサージを施すことにより施療効果を高めることのできるマッサージ機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
被施療者にマッサージを施すマッサージ手段を具え、マッサージ手段を予めプログラムされた内容に従って制御するマッサージコース設定されたさマッサージ機がある。
しかしながら、被施療者毎に所望する施療強さ、施療時間等が異なるため、予め設定されているマッサージコースでは、被施療者の好みに合ったマッサージを提供できない場合があり、施療効果が低減したり、不快感を感ずることがあった。
そこで、実行されるマッサージコースにて、施療強さの調節、施療時間の調節を可能とし、調節された内容を記憶して、次回動作時に記憶した内容を読み出して、予めプログラムされているマッサージコースに盛り込むことによって被施療者の好みに合ったマッサージを行なうことができるようにしたマッサージ機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、マッサージコースを終了したときに、実行されていたマッサージコースや被施療者によって調節された内容を記憶しておき、次にマッサージコースが選択されたときに、調節された内容を盛り込んだマッサージコースを実行するようにしたマッサージ機も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平07−323066号公報
【特許文献2】実開平05−56131号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、被施療者の好みに応じてマッサージコースの施療強さや施療時間を調節することはできるが、施療が施される位置(以下「施療位置」という)は選択できず、予めマッサージコースに設定されている施療位置をベースに実行せざるを得なかった。このため、被施療者の好みを十分に満足させることができないことがあった。
また、特許文献2では、マッサージ機の主電源スイッチをオフにすると、被施療者が設定したマッサージコースの内容も消えてしまうため、被施療者は再度好みに合うようにマッサージコースを調節する必要があった。
【0005】
本発明の目的は、予め記憶されているマッサージコースの施療位置、施療強さ、施療時間等の動作パラメータを被施療者の好みに応じて変更し、施療効果の高いマッサージを施すことのできるマッサージ機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明のマッサージ機は、
被施療者の患部を支持する患部支持部と、該患部支持部の内部に移動可能に配置され患部をマッサージするマッサージ手段と、マッサージ手段を患部支持部の内部で移動させる移動手段と、被施療者が操作する操作部と、操作部からの操作命令に基づいてマッサージ手段と移動手段を制御する制御手段とを具えたマッサージ機において、
制御手段は、被施療者の患部の施療位置に関する情報を予め記憶しており、移動手段を駆動して予め記憶された施療位置毎にマッサージ手段を移動させて、被施療者が操作部を操作することにより、各施療位置毎にマッサージ手段の動作の要否、動作モード、施療強さ、施療時間又は施療回数等の動作パラメータを設定及び記憶し、被施療者の所望のマッサージコースを設定できるようにした。
【発明の効果】
【0007】
本発明のマッサージ機によれば、被施療者が予め設定されているマッサージコースに対して、自らの操作によって、施療位置、施療の要否、動作モード、施療強さ、施療時間等を調節できるから、被施療者の好みに合ったマッサージを提供でき、施療効果を可及的に向上できる。また、設定されたマッサージコースは記憶されるので、マッサージ機を使用する度に再設定する煩わしさもない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明を椅子型のマッサージ機(10)に適用した実施例について説明するが、本発明は、被施療者のふくらはぎをマッサージするマッサージ機や、被施療者の足先をマッサージするマッサージ機、ベッド型のマッサージ機等にも適用できる。
【0009】
図1は、椅子型マッサージ機(10)の側面図である。椅子型マッサージ機(10)は、被施療者の腰掛ける椅子の座部(11)にリクライニング機構(24)によって傾動可能且つ位置決め可能な背凭れ(13)を具え、座部(11)の左右両側には、肘掛け(14)が突設されている。
本実施例では、被施療者の肩、背中、腰を患部としてマッサージするマッサージ機(10)を例示しており、被施療者の患部である肩から腰の当たる背凭れ(13)が患部支持部(12)となる。
【0010】
背凭れ(13)には、公知のマッサージ手段(20)が昇降用の移動手段(22)によって上下に昇降可能に配備されている。マッサージ手段(20)として、左右に施療指を具えたものを例示することができる。この種マッサージ手段(20)では、左右の施療指の幅を変える、即ち、接近、離間を繰り返すことによって揉みマッサージを施すことができ、施療指を上下に振動させることによって叩きマッサージを施すことができる。また、昇降用移動手段(22)によってマッサージ手段(20)を上下に移動させることによりローリングマッサージを施したり、これらマッサージを組み合わせるマッサージを施すこともできる。
昇降用移動手段(22)は、マッサージ手段(20)をネジ推力等により背凭れ(13)に沿って上下動させるものを例示できる。
【0011】
マッサージ機(10)の操作は、図1に示すように、マッサージ機(10)の肘掛け(14)等に配置された操作部(30)によって行なわれる。操作部(30)は、図2に示すように、主電源スイッチ(31)、マッサージコースを選択するコース選択スイッチ(32)、揉みマッサージ(33)、叩きマッサージ(33a)、ローリングマッサージ(33b)を選択するスイッチ、マッサージを行なうか否かを選択する要否選択スイッチ(34)、マッサージ手段(20)の位置を上下に調節する上下スイッチ(35)(35a)、施療指の幅を調節する幅調節スイッチ(36)(36a)、施療強さを調節する強弱スイッチ(37)(37a)、施療時間又は回数を増減するスイッチ(38)(38a)を具える。また、操作部(30)には、実行されているマッサージコースの内容を文字や図、LEDの点灯、点滅等により表示する表示部(40)が設けられている。
【0012】
マッサージ機(10)の制御は、マッサージ機(10)の適所に配置された制御手段(50)によって実行される。
制御手段(50)は、AC電源(70)からの電力供給を受け、内部にマッサージ機(10)の全ての制御を行なうものであり、マッサージコース等の全てのプログラムを記憶するメモリを具えている。なお、本実施例では、主電源スイッチ(31)がオフにされた場合でも、最後に実施されたマッサージコースを記憶させておくため、読み書きできる外付けのROMが制御手段に配備されている。外付けのROMとしてEEPROM(52)を例示しており、通電を検出する回路(53)を具え、通電が遮断された場合に、でもEEPROM(52)への書込みを許容するための電源回路(54)を具えている。
制御手段(50)には、図3に示すように、操作部(30)、表示部(40)、マッサージ手段(20)の駆動部(21)、昇降用移動手段(22)の駆動部(23)、リクライニング機構(24)の駆動部(25)が電気的に接続されており、制御手段(50)は、操作部(30)からの操作命令を受けて、マッサージ手段(20)等を制御する。また、マッサージ手段(20)等の動作状況を表示部(40)に表示する。
【0013】
制御手段(50)には、図4に示すように、被施療者の患部の施療位置情報が予め記憶されている。図4の施療位置情報は、ツボの位置(1)(2)〜(n)〜(N)に対応している。
【0014】
制御手段(50)に記憶されているマッサージコースは、施療位置情報に基づいて、マッサージ手段(20)を移動させ、マッサージ手段(20)の施療指の幅を適宜調節し、揉みマッサージ、叩きマッサージ、ローリングマッサージを施すものであり、操作部(30)のコース選択スイッチ(32)を押すことにより、複数のマッサージコースから所望のコースを選択可能となっている。
複数のマッサージコースとして、予め決められた位置、動作、強さ、時間で一連のマッサージを自動的に行なうコースや、被施療者自らが位置、動作、強さ、時間等の動作パラメータを決定して好みのマッサージコースを作成できる任意コースがある。任意コースも、肩や背中を中心にマッサージするコースや、背中や腰を中心にマッサージするコースなど、複数具えることができる。
【0015】
以下、本発明のマッサージについて、任意マッサージコースの動作パラメータの決定方法について、フローチャート図5に沿って説明する。
被施療者がマッサージコース選択スイッチ(32)を操作し、任意マッサージコースを選択すると、制御手段(50)に予め設定されている施療位置情報に基づいて(ステップ1)、最初のツボ位置(1)にマッサージ手段(20)を移動させる(ステップ2)。具体的には、昇降用移動手段(22)を駆動してマッサージ手段(20)を移動させ、マッサージ手段(20)の施療指の幅を適宜調節することによって、施療指をツボ位置(1)に移動させる。施療指がツボ位置(1)まで到達すると、施療位置が被施療者の所望の位置と一致しているかの確認動作を行なう。確認動作は、施療指を被施療者側へせり出し、引き込みを繰り返す指圧動作で行なうと、被施療者にとって体感的にわかり易い。
位置確認動作は、被施療者が操作部(30)の上下スイッチ(35)(35a)や幅調節スイッチ(36)(36a)を調節して、施療位置の微調節を行なう(ステップ3)。調節された施療位置は、EEPROM(52)に記憶される。
なお、その施療位置での施療が不要な場合には、要否選択スイッチ(34)を押す。この場合、マッサージが不要である判定がなされて(ステップ4)、その旨がEEPROM(52)に記憶され、後のステップがスキップされて、次のツボ位置(2)での設定動作へ移る(ステップ5)。
【0016】
施療位置確認動作を行なった後、当該施療位置でのマッサージ手段(20)の動作モードを選択する(ステップ6)。動作モードは、操作部(30)の揉みマッサージ(33)、叩きマッサージ(33a)、ローリングマッサージ(33b)のスイッチの何れかを選択することにより行なわれ、動作モードが変更され、EEPROM(52)に記憶される(ステップ7)。所定時間内に動作モードを選択するスイッチ(33)(33a)(33b)が選択されることなく、次の強さ設定(ステップ8)が行なわれた場合には、予め設定されたマッサージコースの動作モードで施療を行なう。
【0017】
動作モードの設定を行なった後、施療強さの設定を行なう(ステップ8)。施療強さは、操作部(30)の施療強さを調節する強弱スイッチ(37)(37a)を押すことによって行なわれ、施療強さを強くする場合には「強」スイッチ(37)を、弱くする場合には「弱」スイッチ(37b)を押すことにより設定が行なわれ、施療強さの設定が変更され、EEPROM(52)に記憶される(ステップ9)。所定時間内に強弱スイッチ(37)(37a)が押されることなく、次の時間/回数設定(ステップ10)が行なわれた場合には、予め設定されたマッサージコースの施療強さで施療を行なう。
【0018】
施療強さの設定を行なった後、施療時間又は施療回数の設定を行なう(ステップ10)。施療時間又は施療回数は、操作部(30)の施療時間を調節するスイッチ(38)(38a)を押すことによって行なわれ、施療時間又は施療回数を長く又は多くする場合には「+」スイッチ(38)を、短く又は少なくする場合には「−」スイッチ(38a)を押すことにより設定が行われ、施療時間又は施療回数の設定が変更され、EEPROM(52)に記憶される(ステップ11)。施療時間を調節するスイッチ(38)(38a)が押されることなく、所定時間が経過すると、予め設定されたマッサージコースの施療時間で施療を行なう。
【0019】
ツボ位置(1)における動作パラメータ、即ち、施療位置、動作モード、施療強さ及び施療時間の設定が終了すると(ステップ12)、次のツボ位置(2)〜(N)における動作パラメータの設定を行なう。
全てのツボ位置について動作パラメータの設定が終了すると、被施療者が設定した所望のマッサージコースとしてEEPROM(52)に記憶される。そして、記憶された内容に従ってマッサージが行なわれる。
次にマッサージコースを選択したときにも、EEPROM(52)に記憶されている被施療者の好みに合わせて設定されたマッサージが施される。
これにより、被施療者の所望する施療位置に、所望の動作モード、所望の施療強さ、所望の時間又は回数のマッサージが順次施されていく。従って、快適であり施療効果も可及的に向上させることができる。
【0020】
上記において、所定時間内に設定操作が行なわれない場合や、設定が完了したときに、音声やブザー等の音を鳴らしたり、表示部(40)に表示するようにしてもよい。また、設定を促すために、音声やブザーを鳴らしたり、表示部(40)に表示することもできる。
【0021】
上記実施例では、制御手段(50)に外付けのEEPROM(52)を配備しており、被施療者の設定したマッサージコースをEEPROM(52)に記憶している。制御手段(50)には、通電検出回路(53)と電源回路(54)とを具えているから、フローチャート図6に示すように、EEPROM(52)への書込み(ステップ1)の途中に、通電が遮断されても(ステップ2)、電源回路(54)によりEEPROM(52)への書込みの時間は確保され、EEPROM(52)への書込みが続行できるから(ステップ3)、マッサージコースが消去されてしまうことはない。
【0022】
なお、マッサージ機(10)の操作性を高めるために、フローチャート図7に示すように、EEPROM(52)にマッサージコースが記憶された状態で(ステップ1)、主電源スイッチ(31)が切られた後(ステップ2)、再度主電源スイッチ(31)がオンにされた場合や(ステップ3)、操作部(30)の何れかのスイッチが押されたときに、EEPROM(52)に記憶されているマッサージコースを自動的に読み込んで、実行するようにすることもできる(ステップ4)。
これにより、マッサージコースの選択や設定等の煩わしい操作を行なうことなく、マッサージを受けることができ、被施療者のマッサージ機(10)への操作負担を軽減できる。
【0023】
また、マッサージコース等を停止した後、EEPROM(52)に記憶されているマッサージコースを、表示部(40)に表示するようにしておくと、被施療者が表示部(40)を参照することで、どのようなマッサージコースが施されていたかを目視により確認することができる。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本発明のマッサージ機は、予め記憶されているマッサージコースを被施療者の好みに応じて変更し、被施療者の所望するマッサージを施すことにより施療効果を高めることのできるマッサージ機として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】マッサージ機の側面図である。
【図2】操作部及び表示部の正面図である。
【図3】制御手段のブロック図である。
【図4】施療位置情報を説明する図である。
【図5】マッサージコースの設定を行なうためのフローチャート図である。
【図6】通電遮断時のEEPROMへの書込み処理を示すフローチャート図である。
【図7】主電源スイッチがオフの状態からのマッサージコースの実行を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
【0026】
(10) マッサージ機
(12) 患部支持部
(13) 背凭れ
(20) マッサージ手段
(30) 操作部
(40) 表示部
(50) 制御手段
(52) EEPROM

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被施療者の患部を支持する患部支持部(12)と、該患部支持部(12)の内部に移動可能に配置され患部をマッサージするマッサージ手段(20)と、マッサージ手段(20)を患部支持部(12)の内部で移動させる移動手段(22)と、被施療者が操作する操作部(30)と、操作部(30)からの操作命令に基づいてマッサージ手段(20)と移動手段(22)を制御する制御手段(50)とを具えたマッサージ機において、
制御手段(50)は、被施療者の患部の施療位置に関する情報を予め記憶しており、移動手段(22)を駆動して予め記憶された施療位置毎にマッサージ手段(20)を移動させて、被施療者が操作部(30)を操作することにより、各施療位置毎にマッサージ手段(20)の動作の要否、動作モード、施療強さ、施療時間又は施療回数等の動作パラメータを設定及び記憶し、被施療者の所望のマッサージコースを設定できるようにしたことを特徴とするマッサージ機。
【請求項2】
制御手段(50)に記憶された施療位置に関する情報は、患部のツボの位置に対応している請求項1に記載のマッサージ機。
【請求項3】
制御手段(50)は、マッサージ手段(20)が予め記憶された施療位置に到達したときに、音又は操作部(30)に表示することによって、被施療者に操作部(30)の操作を促すようにした請求項1又は請求項2に記載のマッサージ機。
【請求項4】
制御手段(50)には、予め、被施療者の施療位置毎に動作モード、施療強さ、施療時間又は施療回数等の動作パラメータが設定されており、マッサージ手段(20)が施療位置に到達した後、所定時間以内に被施療者が操作部(30)を操作しなければ、予め設定された動作モード、施療強さ、施療時間又は施療回数等の動作パラメータをマッサージコースに組み込むようにした請求項1乃至請求項3の何れかに記載のマッサージ機。
【請求項5】
被施療者の患部を支持する患部支持部(12)と、該患部支持部(12)の内部に移動可能に配置され患部をマッサージするマッサージ手段(20)と、マッサージ手段(20)を患部支持部(12)の内部で移動させる移動手段(22)と、被施療者が操作する操作部(30)と、操作部(30)からの操作命令に基づいてマッサージ手段(20)と移動手段(22)を制御する制御手段(50)と、主電源スイッチ(31)と、を具えたマッサージ機において、
制御手段(50)は、複数のマッサージコースを予め記憶しており、主電源スイッチ(31)をオフにしたときに、最後に実施したマッサージコースを記憶し、主電源スイッチ(31)がオフの状態から、主電源スイッチ(31)の操作に拘わらず、操作部(30)の何れかの操作を行なうと、記憶されていた最後に実施したマッサージコースを実行するようにしたことを特徴とするマッサージ機。
【請求項6】
被施療者の患部を支持する患部支持部(12)と、該患部支持部(12)の内部に移動可能に配置され患部をマッサージするマッサージ手段(20)と、マッサージ手段(20)を患部支持部(12)の内部で移動させる移動手段(22)と、被施療者が操作する操作部(30)と、操作部(30)からの操作命令に基づいてマッサージ手段(20)と移動手段(22)を制御する制御手段(50)と、主電源スイッチ(31)と、を具えたマッサージ機において、
制御手段(50)は、複数のマッサージコースを予め記憶しており、主電源スイッチ(31)をオフにしたときに、最後に実施したマッサージコースを記憶し、主電源スイッチ(31)がオフの状態から、主電源スイッチ(31)をオンにすると、記憶されていた最後に実施したマッサージコースを実行するようにしたことを特徴とするマッサージ機。
【請求項7】
被施療者の患部を支持する患部支持部(12)と、該患部支持部(12)の内部に移動可能に配置され患部をマッサージするマッサージ手段(20)と、マッサージ手段(20)を患部支持部(12)の内部で移動させる移動手段(22)と、被施療者が操作すると共に実行されているマッサージコースを表示する操作部(30)と、操作部(30)からの操作命令に基づいてマッサージ手段(20)と移動手段(22)を制御する制御手段(50)と、主電源スイッチ(31)と、を具えたマッサージ機において、
制御手段(50)は、複数のマッサージコースを予め記憶しており、主電源スイッチ(31)をオフにしたときに、最後に実施したマッサージコースを記憶し、主電源スイッチ(31)がオフの状態から、主電源スイッチ(31)をオンにすると、記憶されていた最後に実施したマッサージコースを操作部(30)に表示するようにしたことを特徴とするマッサージ機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−263269(P2006−263269A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−87762(P2005−87762)
【出願日】平成17年3月25日(2005.3.25)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】