説明

マッサージ機

【課題】使用者が容易に使用することが可能な操作部を備えたマッサージ機を提供する。
【解決手段】使用者の身体をマッサージするマッサージ手段と、前記使用者により前記マッサージ手段に所定動作を行わせるべく操作可能に構成される操作部と、前記操作部の操作に基づいて前記マッサージ手段を制御する制御部とを備えたマッサージ機であって、操作部51は、使用頻度が比較的高いメインスイッチ群52と、使用頻度が比較的低いサブスイッチ群53とを有し、メインスイッチ群52の周囲を覆うように光源部55が備えられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用者による操作が可能な操作部を備えたマッサージ機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、使用者が着座可能な座部の後部に背もたれ部が設けられた椅子型を成すマッサージ機が広く知られている。このようなマッサージ機では、背もたれ部内部に揉み玉を有するマッサージ機構が設けられるとともに、このマッサージ機構によって使用者の身体をマッサージするようになっている。
【0003】
また、近年のマッサージ機は、前記マッサージ機構の強弱調整や位置調整、その他の機能の開発によって高機能化が図られている。このため、マッサージ機には、使用者が操作可能な操作部を備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平1−46457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のようなマッサージ機の操作部には、マッサージ機の種々の機能を容易に選択することができる各種スイッチが設けられている。これらスイッチ内で、利便性の高いことから使用頻度が必然的に高いメインスイッチには、絵柄等が印刷されているなど、他のスイッチよりも目立つように構成された操作部が知られている。
【0006】
しかしながら、スイッチ自体が小さいなどの理由から絵柄等が印刷されていても見辛く、このような問題の改善が望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、使用者が容易に使用することが可能な操作部を備えたマッサージ機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のマッサージ機は、使用者の身体をマッサージするマッサージ手段と、前記使用者により前記マッサージ手段に所定動作を行わせるべく操作可能に構成される操作部と、前記操作部の操作に基づいて前記マッサージ手段を制御する制御部とを備えたマッサージ機であって、前記操作部は、使用頻度が比較的高いメインスイッチと、使用頻度が比較的低いサブスイッチとを有し、前記メインスイッチの周囲を覆うように光源部を備えたこと特徴とする。
【0008】
上記構成において、光源部は、光源部は、複数の色に変化可能な光源であり、制御部は、マッサージ機の各状態を、光源部による所定の色と対応づけることにより報知することが好ましい。
【0009】
上記構成において、制御部は、マッサージ手段動作中に光源部の明るさを変化させることが好ましい。
上記構成において、使用者の生体情報を測定する生体情報測定手段を備え、制御部は、生体情報測定手段により測定された生体情報に応じて前記光源部の色を決定することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、使用者が容易に使用することが可能な操作部を備えたマッサージ機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態におけるマッサージ機の概略構成図である。
【図2】同上におけるマッサージ機の側面図である。
【図3】マッサージ機の電気的構成を説明するためのブロック図である。
【図4】操作部の正面図である。
【図5】光源部の発光色の制御例について説明するための説明図である。
【図6】光源部の発光色の制御例について説明するためのグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1は、本実施形態のマッサージ機10を示す。本実施形態のマッサージ機10は、左右一対の支持脚部11(1つのみ図示)にて支持された座部12の後部に背もたれ部13が幅方向の回動軸にて傾動可能に組み付けられるとともに、座部12の前部にオットマン14が同方向の回動軸にて傾動可能に組み付けられている。また、座部12の両側には、前後方向に延びる肘掛け部15が組み付けられている。
【0013】
座部12の下側には、図2に示すように背もたれ部13を傾動させるためのリクライニング機構16が備えられており、そのリクライニング機構16のモータ16aの駆動により背もたれ部13のリクライニングがなされるようになっている。また、オットマン14についても、座部12の下側にオットマン14の上下動機構17(図3参照)が備えられるとともに、この上下動機構17の駆動によりオットマン14が上下動されるようになっている。
【0014】
背もたれ部13は、硬質樹脂材料からなり内部の収容空間にメカマッサージ機構20を収容する背もたれ本体21と、この背もたれ本体21の前面に一体固定されるカバー部31とを有している。
【0015】
背もたれ本体21は、硬質樹脂材料からなり前面が上下方向に長く開口された略矩形状の開口部(図示略)を有するバックボード22と、このバックボード22の背面側に取り付けられるバックカバー23とを有している。背もたれ本体21は、バックボード22及びバックカバー23の間に収容され所定部位に取り付けられる略長方形状の機構部フレーム(図示略)を有している。
【0016】
前記機構部フレームには、その長手方向(上下方向)の内側面に、メカマッサージ機構20がスライド可能に組み込まれるガイドレール20bが形成されている。メカマッサージ機構20は、メカマッサージ機構20に組み付けられる駆動モータ(図示略)により上下動される。メカマッサージ機構20には、幅方向の回転軸にて連結されたもみ玉20aが対で備えられ、その駆動モータ又は別途設けられた駆動モータによりその一対の揉み玉20aが幅(左右)方向及び前後方向に駆動させる。このようにメカマッサージ機構20の上下動に加えて、揉み玉20aの幅方向及び前後方向の動作がメカマッサージ機構20と電気的に接続される制御部60によって組み合わされることで、揉み玉20aによる3次元の施療動作が行われるようになっている。
【0017】
また、本実施形態のマッサージ機10には、背もたれ部13やオットマン14等に膨縮動作可能なエアバッグによりなるエアマッサージ機構25(図3参照)が設けられている。エアマッサージ機構25は、制御部60によって制御される図示しないエアポンプからの空気の給排気によってエアバッグが膨縮動作されるようになっている。
【0018】
背もたれ本体21の前面に設けられるカバー部31は、前記背もたれ本体21のバックボード22の開口部以外の前面略全体を覆う第1カバー部材32と、この第1カバー部材32の上側前面に配置される第2カバー部材33と、この第1カバー部材32の下側前面の左右方向中央部において前記バックボード22の開口部を閉塞する第3カバー部材34とを有している。これら各カバー部材32,33,34にはスポンジ状部材が表皮材にて覆われて構成されている。
【0019】
また、カバー部31の上下方向略中間位置よりも上側には、その前面に枕部35が配置可能に設けられている。この枕部35は、クッション材が表皮材にて覆われてなる枕本体35aと、この枕本体35aの後端側において前記背もたれ本体21に固定接続される接続部35bとを有している。接続部35bは前記枕本体35aの表皮材と同一の材料にて構成され、その後端部35cは、前記背もたれ本体21のバックボード22の最後端に固定されている。
【0020】
また本実施形態のマッサージ機10には、座部12に使用者の着座を検出するための静電容量式センサからなる着座検出センサ40が設けられている。この着座検出センサ40は、前記制御部60と電気的に接続されるとともに、着座検出センサ40から所定の信号が制御部60に出力されるようになっている。また着座検出センサ40は、座部12の上面の前後方向長さに対して所定の長さ(例えば50%以上の長さ)を有する検出面を有している。
【0021】
また、図1に示すように2つ設けられる肘掛け部15のうちの一方には、その左右方向外側に置き台50が取り付けられている。この置き台50には図4に示すように使用者によって前記メカマッサージ機構20、エアマッサージ機構25、リクライニング機構16及び上下動機構17の駆動を制御する制御部60に対して指令信号を発する操作部51と電気的に接続されている。
【0022】
操作部51には、使用者の使用頻度の高いメインスイッチ群52と、使用者の使用頻度の低いサブスイッチ群53と、音声又は音を出力するスピーカ54と、複数の発光素子を有する光源部55と、現時点の施療部位等の表示が可能な表示部56とを有している。ここで、「メインスイッチ群」とは、例えば、オンオフスイッチ52a、緊急停止スイッチ52b、自動コース選択スイッチ52c、リクライニング調整スイッチ52d、オットマン調整スイッチ52eのことである。オンオフスイッチ52aは、マッサージ機10の各機構16,17,20,25を駆動可能な状態と駆動不能な状態とに切り替えるものであり、例えばマッサージ中に操作されると、各機構16,17,20,25を初期位置まで動作させてマッサージを終了させるものである。緊急停止スイッチ52bは、例えばマッサージ中に押下されると、各部をその停止スイッチ52bが操作された時点の位置でマッサージを終了させるためのものである。自動コース選択スイッチ52cは、前記制御部60の図示しないメモリに予め記憶された自動コースプログラムに基づいたマッサージを実施させるためのものである。リクライニング調整スイッチ52dは、前記リクライニング機構16を駆動させて座部12に対する背もたれ部13の角度を調整するためのものである。オットマン調整スイッチ52eは、前記上下動機構17を駆動させて座部12に対するオットマン14の角度を調整するためのものである。また、「サブスイッチ群」とは、揉み玉20aやエアバッグの押圧力や揉み玉20aの位置を微調整する調整スイッチ53a、光源オンオフスイッチ53b、音声オンオフスイッチ53c、一部の身体部位のみをマッサージするためのお好みスイッチ53dのことである。
【0023】
操作部51に設けられる光源部55は、例えば波長(発色)の異なる複数の発光素子が前記メインスイッチ群52の周囲を覆うように環状となる配置態様で構成されている。なお、本実施形態では、赤、青、緑の3色が独立して発光可能な発光素子にて構成されるとともに、これらの発光素子を制御部60にて制御することで様々な色を作り出すことができるようになっている。なお、光源部55は前述の光源オンオフスイッチ53bによってオフ設定されている場合は、光源部55による発光は禁止されるようになっている。
【0024】
操作部51に設けられるスピーカ54は、図示しないメモリに予め記憶された音声データ等を出力するためのものであり、本実施形態では例えば操作部51の操作方法を報知するためのものである。
【0025】
次に、上記のように構成されたマッサージ機10の一動作例について説明する。
図示しない商用電源と接続された状態のマッサージ機10において、制御部60は着座検出センサ40によって使用者の着座が検出されると、操作部51の一部である光源部55の赤色発光素子を点灯(点滅)させる。これによって使用者に対して確実に着座したことを報知することができる。これと同時に、制御部60は、着座した旨の報知を音声によりスピーカ54から報知するようになっている。また制御部60は、図示しない自身のメモリに予め記憶された音声データによって使用者に対して操作部51の使用方法を報知するようになっている。具体的には、制御部60は、着座検出センサ40によって着座検出されると、予め前記メモリ内に記憶された音声データを用いて「マッサージを行う場合には、操作部のオンオフスイッチを押してください。」といった操作部51の操作方法のアナウンスをスピーカ54から報知させる。
【0026】
また、制御部60は着座検出センサ40によって着座検出された後に、例えば操作部51のオンオフスイッチ52aが押下されるまで、前記メカマッサージ機構20、エアマッサージ機構25、リクライニング機構16及び上下動機構17の駆動を停止させる動作禁止状態とする。そして、操作部51のオンオフスイッチ52aが押下されると、制御部60は、メカマッサージ機構20、エアマッサージ機構25、リクライニング機構16及び上下動機構17を駆動可能な動作許可状態に遷移させる。この動作許可状態においては、操作部51に設けられる各スイッチ52a〜52e,53a〜53dが操作に基づく前記各機構16,17,20,25の駆動が可能な状態とされる。このため、オンオフスイッチ52aを押圧して動作許可状態とされてからは、背もたれ部13の傾動角度やオットマン14の傾動角度を操作部51の各スイッチ52d,52eによって調整することができるようになっている。
【0027】
そして、制御部60は、オンオフスイッチ52aが操作されて、各機構16,17,20,25が動作可能な動作許可状態とされると、前記メモリ内に記憶された音声データによりスピーカ54から操作部51の操作方法が報知される。このため、使用者はそのスピーカ54から出力される音声に基づいて容易に操作部51を操作することが可能とされる。
【0028】
また、制御部60は、前記動作許可状態において操作部51の例えば複数設けられる自動コース選択スイッチ52cのうちのいずれかが押下されると、予めプログラムされた自動コースプログラムに沿って各機構16,17,20,25を駆動させるようになっている。また、操作部51に複数設けられるお好みスイッチ53dのいずれかが押下されると、そのスイッチ53dに応じて揉みやたたき(叩打)、また頚椎を中心としたマッサージが可能とされている。
【0029】
また、メカマッサージ機構20やエアマッサージ機構25が駆動されるとその駆動状態に応じて制御部60により光源部55の色が変化されるようになっている。具体的には、制御部60は図5に示すように、たたき動作実施時には赤色の発光素子、揉み動作実施時には青色の発光素子、頚椎を中心としたマッサージ動作実施時には緑色の発光素子を光源部55にて発光させるようになっている。また、たたき動作と揉み動作の組み合わせ動作の場合、制御部60は赤色及び青色の発光素子を発光させて光源部55から紫色の光を出力させるようになっている。また、たたき動作と頚椎を中心としたマッサージ動作の組み合わせ動作の場合、制御部60は赤色及び緑色の発光素子を発光させて光源部55から黄色の光を出力させるようになっている。また、揉み動作と頚椎を中心としたマッサージ動作の組み合わせ動作の場合、制御部60は青色及び緑色の発光素子を発光させて光源部55から水色の光を出力させるようになっている。このように各マッサージ機構20,25の駆動状態に応じて光源部55からの光の色を変化させることで、使用者にその旨を報知するとともに使用者が操作部51の表示部56等を凝視することを抑えてストレス感を与えることを抑制できるようになっている。
【0030】
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)操作部51は、使用頻度が比較的高いメインスイッチ群52と、使用頻度が比較的低いサブスイッチ群53とを有し、メインスイッチ群52の周囲を覆うように光源部55が備えられる。このような構成とすることで、使用者に対して便利で頻繁に使うスイッチを光源部55の光によって報知することができるため、操作部51を容易に使用することが可能となる。
【0031】
(2)光源部55は、複数の色に変化可能なように光の3原色である赤、青、緑の発光素子にて構成される。制御部60は、マッサージ機10の各状態(マッサージ機構20,25の駆動状態)を、光源部55による所定の色と対応づけることにより報知される。このように、光源部55の色の差異によってマッサージ機10の状態を報知することができるため、使用者が操作部51の表示部56等を凝視することを抑えてストレス感を与えることを抑制できる。
【0032】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、光源部55に設けられる発光素子を赤、青、緑の3色としたが、これに限らない。単色や2色、または4色以上の発光素子にて光源部55を構成してもよい。
【0033】
・上記実施形態では、たたき動作実施時には赤色の発光素子、揉み動作実施時には青色の発光素子、頚椎を中心としたマッサージ動作実施時には緑色の発光素子を用いて光源部55を発光させる構成としたが、これに限らない。
【0034】
・上記実施形態では、特に言及していないが、例えば光源部55を構成する赤、青、緑の3色の発光素子の光量を調整することでさらに色の種類を増やすようにしてもよい。各発光素子の光量の調整方法としては、図6に示すように各発光素子毎にデューティ制御を実施することで調整することができる。図6の制御例について説明すると、まず赤色の発光素子をデューティ比10%程度で制御部60(図3参照)にて動作させるとともに、動作開始から約440ms後までにデューティ比100%となるように動作させる、この間、青及び緑の発光素子はデューティ比0%、つまり駆動されていない。このため、0msから440ms間は光量の低い赤色から光量の高い赤色で光源部55(図3及び図4参照)が駆動される。その後、約480msから960msまでに青色の発光素子をデューティ比0%から100%となるように動作させるとともに、赤色の発光素子は継続してデューティ比100%となるように制御部60にて駆動される。この時、光源部55から出力される光の色は青色の発光素子を動作させるデューティ比によって徐々に赤色から紫色に変化されるようになっている。このように光源部55の各発光素子毎にデューティ比を変化させることで色の種類を増やすことができる。
【0035】
・上記実施形態では、特に言及していないが、マッサージ実行中にその光源部55の明るさを変化させる構成を採用してもよい。このように光源部55の明るさを適宜変更することで使用者に対してヒーリング(癒し)効果を付与することが可能となる。単に光源部55が常時点灯する場合と比較して、商品としての趣向性向上に寄与することができる。
【0036】
・上記実施形態では、特に言及していないが、マッサージ動作の強さに連動して光源部55による明るさを変化させるように制御部60にて光源部55の発光素子を制御するように構成してもよい。
【0037】
・上記実施形態では、特に言及していないが、図3に示すようにマッサージ機10に使用者の生体情報を測定する生体情報測定装置70を備え、この装置70によって得られた結果に基づいて光源部55の色を決定するように制御部60にて制御する構成を採用してもよい。なお、生体情報とは、心拍、呼吸、汗、体温、血圧などのことであり、生体情報測定装置70はこれらを測定する装置のことである。
【0038】
また、生体情報測定装置70に基づく光源部55の色決定の制御例としては、使用者の生体情報がリラックス状態(弛緩状態)に変化された結果が得られた場合、制御部60は例えば光源部55の色を青色に変化させる。さらに、制御部60は、使用者の生体情報がリフレッシュ状態に変化された結果が得られた場合、制御部60は例えば光源部55の色を緑色に変化させる。このように生体情報の変化に応じて光源部55の色の変化を変化させることで、生体情報の変化を使用者に報知することができる。
【0039】
また生体情報測定装置70に基づく光源部55の色決定の他の制御例としては、使用者の生体情報の結果からリラックスさせる必要がある場合には、制御部60は光源部55の色を青色に変化させて点灯状態やヒーリング効果のある点滅状態となるよう制御する。このように生体情報に基づいて光源部55の色の変化によって好適な生体情報に誘うことで、より好適なマッサージ効果(リラックス効果)を付与することが可能となる。
【符号の説明】
【0040】
10…マッサージ機、20…メカマッサージ機構(マッサージ手段)、25…エアマッサージ機構(マッサージ手段)、51…操作部、52…メインスイッチ群(メインスイッチ)、53…サブスイッチ群(サブスイッチ)、55…光源部、60…制御部、70…生体情報測定手段。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の身体をマッサージするマッサージ手段と、前記使用者により前記マッサージ手段に所定動作を行わせるべく操作可能に構成される操作部と、前記操作部の操作に基づいて前記マッサージ手段を制御する制御部とを備えたマッサージ機であって、
前記操作部は、前記使用者の使用頻度が比較的高いメインスイッチと、使用頻度が比較的低いサブスイッチとを有し、前記メインスイッチの周囲を覆うように光源部を備えたことを特徴とするマッサージ機。
【請求項2】
請求項1に記載のマッサージ機において、
前記光源部は、複数の色に変化可能な光源であり、
前記制御部は、マッサージ機の各状態を、前記光源部による所定の色と対応づけることにより報知することを特徴とするマッサージ機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のマッサージ機において、
前記制御部は、前記マッサージ手段動作中に前記光源部の明るさを変化させることを特徴とするマッサージ機。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載のマッサージ機において、
前記使用者の生体情報を測定する生体情報測定手段を備え、
前記制御部は、前記生体情報測定手段により測定された生体情報に応じて前記光源部の色を決定することを特徴とするマッサージ機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−250839(P2011−250839A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−124689(P2010−124689)
【出願日】平成22年5月31日(2010.5.31)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】