説明

メッキ装置

【課題】均一なメッキ厚さを得ることにより、メッキの信頼性が向上し、高品質のメッキ製品を生産することができるメッキ装置を提供する。
【解決手段】複数の基板を一括でメッキする装置において、複数の基板28が投入されるメッキ槽12と、複数の基板28のメッキ面それぞれと対向するように結合されるアノード18と、複数の基板28がそれぞれ隔離されるようにメッキ槽18を区画する分離隔壁20と、を含み、複数の基板28が各々独立的に独立したメッキ領域にてメッキされるようにして、アノード18から遊離された金属イオンが、そのアノード18に隣接したアノード18と対向している基板28に到達することを防止することを特徴とするメッキ装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はメッキ装置に関する。より詳細には、電解メッキの際に、均一なメッキ厚さが得られるメッキ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電解メッキは、金属性の飾りや表面保護に用いられるだけでなく、電子部品、印刷回路基板、及び半導体素子の回路形成など多様な分野で用いられている。
【0003】
電解メッキは、メッキしようとする被メッキ体をメッキ液中に投入して、被メッキ体をカソード(cathode)とし、電着(electrodeposition)しようとする金属をアノード(anode)として電気を通電して、所望する金属イオンを被メッキ体の表面に析出させることによりメッキ膜を形成する。被メッキ体が伝導性を有する場合には被メッキ体を直接カソードにしてメッキすることが可能であるが、回路基板のように絶縁材からなる場合には絶縁材に無電解化学メッキを通して電解メッキの電極になるシード層を形成し、これを電極にして電解メッキを行うことによりメッキ膜を形成する。
【0004】
図5は、従来技術に係るメッキ装置を示す平面図であり、図6は、従来技術に係るメッキ装置の使用状態図である。図5及び図6を参照すると、各基板108の一面が線形に配列され投入された複数の基板108にメッキを行う場合、線形に配列された複数の基板108を固定させるジグ106(jig)をメッキ槽102の中央に配置し、線形に配列された基板108の両面それぞれと対向してアノード104を線形に配置して基板108をメッキする。この場合、基板108のメッキ面に電着しようとする金属がアノード104となり、基板108がカソードとなる。基板108が伝導性の金属からなる場合には直接カソードとして用いることができるが、絶縁性の基板108である場合には予め基板108のメッキ面に電解メッキの電極になる伝導性のシード層を形成して、これをカソードとして用いる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術に係るメッキ装置は、図6に示すように、線形に配列された複数の基板108を一括でメッキ槽102に投入して多量の基板108を同時にメッキする場合、アノード104も基板108の配列に対応して線形に配列されるため、アノード104から遊離された金属イオン110が、そのアノードに隣接したアノード104と対向している基板108に影響を与えて基板設計時のメッキ厚さとは異なる厚さを有することになって、メッキ偏差が発生するという問題点がある。
【0006】
特に、基板108の端部にはメッキ電流が集中されやすいため、アノード104から遊離された金属イオン110が、そのアノードに隣接したアノード104と対向している基板108の端部に集中的に電着されて、メッキ偏差が大きく発生し、均一なメッキ厚さを得ることができないという問題点がある。
【0007】
このようなメッキ偏差は回路基板の電気的特性を悪化させたり、ソルダボール(solder ball)などが分離されるなどの慢性的な不良を誘発し、特に、最近では電子部品の小型化、高集積化に伴い、回路基板にて微細回路が要されているが、このようなメッキ偏差により精緻な回路基板の製作が困難であるという問題点がある。
【0008】
こうした従来技術の問題点に鑑み、本発明は、複数の基板を一括でメッキする場合、各基板が独立したメッキ処理領域にてメッキされるようにすることで、アノードから遊離された金属イオンが、そのアノードに隣接したアノードと対向している基板に到達することを防止できるようになって、均一なメッキ厚さを得ることができるメッキ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態によれば、複数の基板を一括でメッキする装置において、複数の基板が投入されるメッキ槽と、複数の基板のメッキ面それぞれと対向するように結合されるアノードと、複数の基板がそれぞれ隔離されるようにメッキ槽を区画する分離隔壁と、を含むメッキ装置が提供される。
【0010】
一方、アノードの両側に隣接して結合されるマグネットをさらに含むことができる。また、アノードと、アノードと対向する基板との間に介在され、基板の対向面に開口部が形成された遮蔽板をさらに含むことができる。複数の基板の一面が対向するように並列に投入される場合、分離隔壁は隣接している基板間に位置することができる。また、分離隔壁は絶縁物質からなってもよい。
【0011】
アノードはメッキ金属が投入されるアノードバスケットを含むことができる。この場合、メッキ金属は銅、ニッケル、錫、銀、白金、金、及び亜鉛からなる群より選ばれる少なくとも一つ以上を含むことができる。また、アノードは、基板の両面それぞれと対向するように位置することができる。
【発明の効果】
【0012】
複数の基板がそれぞれ独立したメッキ処理領域にてメッキされるようにすることで、アノードから遊離された金属イオンが、そのアノードに隣接したアノードと対向している基板に到達することを防止できるようになって、均一なメッキ厚さが得られ、メッキの信頼性が向上され、高品質のメッキ製品を生産することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明は多様な変換を加えることができ、様々な実施形態を有することができるため、特定の実施形態を図面に例示し、詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の実施形態に限定するものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるあらゆる変換、均等物及び代替物を含むものとして理解されるべきである。本発明を説明するに当たって、かかる公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨をかえって不明にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
【0014】
本願で用いた用語は、ただ特定の実施形態を説明するために用いたものであって、本発明を限定するものではない。単数の表現は、文の中で明らかに表現しない限り、複数の表現を含む。本願において、「含む」または「有する」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、またはこれらを組み合わせたものの存在を指定するものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品、またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除するものではないと理解しなければならない。
【0015】
以下、添付した図面を参照して本発明に係る好ましい実施形態を詳細に説明するが、添付図面を参照して説明することにおいて、同一かつ対応する構成要素は同一の参照番号を付し、これに対する重複説明は省略する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態によるメッキ装置を示す斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態によるメッキ装置を示す平面図であり、図3は、本発明の一実施形態によるメッキ装置の使用状態図である。図1〜図3を参照すると、メッキ槽12、アノードバスケット14、メッキ金属16、アノード18、金属イオン19、分離隔壁20、開口部22、遮蔽板24、ジグ26、基板28が示されている。
【0017】
本実施形態に係るメッキ装置は、複数の基板28を一括でメッキする装置であって、複数の基板28が投入されるメッキ槽12と、複数の基板28のメッキ面それぞれと対向するように結合されるアノード18と、複数の基板28がそれぞれ隔離されるようにメッキ槽12を区画する分離隔壁20と、を含み、複数の基板28のそれぞれが独立されたメッキ処理領域にてメッキされるようにすることで、アノード18から遊離された金属イオン19が、そのアノードに隣接したアノード18と対向している基板28に到達することを防止できるようになって、均一なメッキ厚さが得られ、メッキの信頼性が向上され、高品質のメッキ製品を生産することができる。
【0018】
メッキ槽12には、メッキに必要なメッキ液が収容され、複数の基板28を共に投入できる大きさを有する。ここで、基板28とは、回路が形成される絶縁体だけでなく、その他、亜鉛メッキが行われる鋼板、シリコーンウェハなど板形態の被メッキ体を意味する。
【0019】
メッキ槽12は、メッキ液を噴射するノズル(図示せず)を含むことができ、ノズルから噴射されるメッキ液によりメッキ液が撹拌されて停滞しないようにすることができる。また、メッキ液をメッキ槽12からオーバーフロー(over flow)させたり、サクション(suction)により流出させたりして、再循環されるようにすることができる。
【0020】
アノード18は、複数の基板28それぞれと対向するように結合され、アノード18のメッキ金属16から遊離された金属イオン19が容易にカソードの基板28に電着されるようにする。アノード18はアノードバスケット(anode basket)14とアノードバスケット14に投入されるメッキ金属16からなることができる。アノードバスケット14は多孔性の網形態になっており、メッキ金属16から遊離された金属イオン19が容易に流出されるようにする。メッキ金属16はボール(ball)形態に製作され、アノードバスケット14に投入されることができる。メッキ金属16は基板28に電着しようとする金属であって、メッキ金属16は純金属だけでなく、合金も可能である。メッキ金属16は、銅、ニッケル、錫、銀、白金、金、及び亜鉛からなる群より選ばれる少なくとも一つ以上を含むことができる。銅、ニッケル、錫、銀、白金、金、及び亜鉛のそれぞれをメッキ金属16としてメッキすることも可能であり、これら合金をメッキ金属16とすることも可能である。例えば、基板28に銅(Cu)を用いて回路を形成しようとする場合、銅ボール(ball)をメッキ金属16として用いることができる。その他、鋼板に亜鉛をメッキしようとする場合、亜鉛をメッキ金属16として用いることができる。また、銅と亜鉛との合金である黄銅をメッキ金属16として用いることもできる。
【0021】
一方、基板28の両面を一つのメッキ槽12にて同時にメッキしようとする場合、図4に示すように、アノード18は基板28の両面それぞれと対向して位置することができる。
【0022】
アノード18とカソードとを整流器(rectifier)に連結して電気を通電すると、メッキ金属16が電気分解されて、アノード18のメッキ金属16の金属イオン19がメッキ液に遊離され、電子は整流器を通してカソードに移動する。メッキ液に遊離された金属イオン19は、移動されてきた電子とカソードの基板28の表面にて結合してメッキされることになる。
【0023】
分離隔壁20は、複数の基板28が各々隔離されるようにメッキ槽12を区画する。各基板28には、それに対応するアノード18が具備されており、アノード18からはそれと対向している基板28をメッキするための金属イオン19が遊離される。しかし、従来のように、各アノード18及び各基板28が互いに隣接している場合には、アノード18から遊離された金属イオン19が、そのアノードに隣接したアノード18と対向している基板28に影響を与えてメッキ偏差を起こすおそれがある。特に、基板28の端部にはメッキ電流の集中が生じやすいため、アノード18から遊離された金属イオン19が、そのアノードに隣接したアノード18と対向している基板28の端部に集中的に電着されてメッキ偏差が大きく発生することになり、均一なメッキ厚さを得ることができない。
【0024】
したがって、本実施形態によれば、各基板28が独立したメッキ処理領域にてメッキされるように複数の基板28の各々を隔離して、他の基板28のメッキのために存在するアノード18から遊離された金属イオン19の到達を防止することにより、基板28が均一なメッキ厚さを有する。すなわち、複数の基板28のそれぞれは、それと対向しているアノード18に対応され、各基板28に対応しているアノード18から遊離された金属イオン19が、対向している基板28に電着されることになり、設計時の均一なメッキ厚さを得ることができるようになる。
【0025】
図2に示すように、複数の基板28が、一面が対向するように並列に投入される場合、分離隔壁20は隣接している基板28間に位置することができる。
【0026】
また、分離隔壁20は、各基板28がメッキ処理領域にて独立的にメッキされるように隔離するか、図2に示すように、メッキ槽12内で基板28のメッキ処理領域間をメッキ液が移動できるように、メッキ槽12の両壁面から一定距離離隔して設置されることができる。
【0027】
すなわち、複数の基板28のそれぞれを隔離するということは、メッキ液が移動されないように各基板28を独立的に完全に隔離するか、またはメッキ槽12内でメッキ液の流動が可能となるように隔離して各基板28のメッキ処理領域を区画することの意味である。
【0028】
一方、図2に示すように、メッキ槽12内でメッキ液が流動されるように分離隔壁20を設置するということは、各基板28のメッキ処理領域の間に金属イオン19の移動が全くないという意味ではない。各基板28のメッキ処理領域の間に、分離隔壁20により各基板28を完全に独立的に隔離してメッキ液が移動できないようにしてメッキを行わない限り、金属イオン19はメッキ液に遊離されて拡散されるため、金属イオン19の到達を完全に排除することはできない。
【0029】
したがって、メッキ処理領域とは、一つのメッキ処理領域のアノード18から遊離された金属イオン19が他のメッキ処理領域に移動することを最小化して、他のメッキ処理領域の基板28のメッキ厚さに偏差が発生しない程度にメッキされる領域を意味する。
【0030】
本実施形態ではメッキ槽12内でのメッキ液の流動が可能になるように、メッキ槽12の両壁面から一定距離離隔して分離隔壁20を設置した。
【0031】
図3には、分離隔壁20を設置した場合、アノード18から遊離された金属イオン19が基板28に電着されることが示されている。図3を参照すると、各メッキ処理領域のアノード18から遊離された大部分の金属イオン19が分離隔壁20のため、隣接しているメッキ処理領域の基板28に到達されなく、各アノード18と対向している基板28に有効に到達されて基板28のメッキ厚さが均一に形成されたことが分かる。
【0032】
分離隔壁20は絶縁物質からなってもよい。分離隔壁20が伝導性の金属材質からなる場合、通電によりメッキに影響を与えるおそれがあるため、分離隔壁20は電気伝導性のない絶縁物質を用いることがよい。
【0033】
遮蔽板24は、アノード18と、アノード18と対向する基板28との間に介在され、基板28と対向する面に開口部22が形成される。前述したように、基板28の端部にはメッキ電流の集中が生じやすいため、アノード18から遊離された金属イオン19が基板28の端部に集中的に電着されて、均一なメッキ厚さを得ることができなくなる。したがって、開口部22が形成された遮蔽板24をアノード18とそれと対向する基板28との間に設置して、アノード18から遊離された金属イオン19が基板28の端部に集中されることを緩和させることにより、メッキ厚さを均一にすることができる。すなわち、アノード18から遊離された金属イオン19が開口部22を通してカソードである基板28に到逹するので、開口部22の大きさを調節して基板28の端部に金属イオン19が集中的に到逹することを阻むことにより、均一なメッキ厚さを得ることができる。
【0034】
ジグ26(jig)は、製造上、基板28の運搬の便宜性を考慮して複数の基板28を載置して複数の基板28を容易に運搬できるようにする。ジグ26が伝導性の物質からなり、基板28と電気的に接続されていれば、ジグ26に陰極を接続してこれをカソードにすることができる。
【0035】
図4は、本発明の他の実施形態によるメッキ装置を示す平面図である。図4を参照すると、メッキ槽12、アノード18、分離隔壁20、開口部22、遮蔽板24、基板28、マグネット30が示されている。
【0036】
本実施形態は、各メッキ処理領域のアノード18から遊離された金属イオン19が他のメッキ処理領域に移動されることを防止して、アノード18から遊離された金属イオン19がそれと対向している基板28に誘導されるようにすることにより、メッキ厚さを均一にすることを特徴とする。
【0037】
ここでは、前述した一実施形態と同じ構成要素に対してはその重複説明を省略し、一実施形態と異なる構成要素を中心にして説明する。
【0038】
本実施形態は、アノード18の両側に隣接してマグネット30を結合させることにより、マグネット30の磁場によりアノード18から遊離された金属イオン19が拡散されることが防止され、かつ、それと対向している基板28に金属イオン19を誘導させて、カソードである基板28周辺の金属イオン19の濃度を一定に維持することにより、メッキ厚さを均一にすることができる。
【0039】
アノード18から遊離された金属イオン19は、整流器を通してカソードに移動してきた電子と結合するために、アノード18と対向している基板28へ移動する。これにより、基板28周辺では金属イオン19の濃度が低下されるため、メッキ速度が低下される。したがって、カソードである基板28の周辺の金属イオン19の濃度を一定した水準に維持させなくては、均一なメッキ厚さを得ることができない。本実施形態では基板28の周辺の金属イオン19の濃度を一定した水準に維持するために、アノード18の両側にマグネット30を結合してマグネット30の磁場を用いてアノード18から流出された金属イオン19が拡散されることを防止し、カソードである基板28の周辺の金属イオン19の濃度を維持するようにする。
【0040】
本実施形態ではアノード18の両側に隣接して永久磁石を結合したが、磁場の形成が可能である電磁石も用いることができることは勿論である。
【0041】
前記では、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば特許請求の範囲に記載した本発明の思想及び領域から脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更することができることを理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の一実施形態によるメッキ装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態によるメッキ装置を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施形態によるメッキ装置の使用状態図である。
【図4】本発明の他の実施形態によるメッキ装置を示す平面図である。
【図5】従来技術によるメッキ装置を示す平面図である。
【図6】従来技術によるメッキ装置の使用状態図である。
【符号の説明】
【0043】
12 メッキ槽
14 アノードバスケット
16 メッキ金属
18 アノード
19 金属イオン
20 分離隔壁
22 開口部
24 遮蔽板
26 ジグ
28 基板
30 マグネット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の基板を一括でメッキする装置において、
前記複数の基板が投入されるメッキ槽と、
前記複数の基板のメッキ面とそれぞれ対向するように結合されるアノードと、
前記複数の基板がそれぞれ隔離するように前記メッキ槽を区画する分離隔壁と、
を含むことを特徴とするメッキ装置。
【請求項2】
前記アノードの両側に隣接して結合されるマグネットをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のメッキ装置。
【請求項3】
前記アノードと、前記アノードと対向する前記基板との間に介在され、前記基板の対向面に開口部が形成される遮蔽板をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のメッキ装置。
【請求項4】
前記複数の基板は一面が対向するように並列に投入され、前記分離隔壁は隣接している基板間に位置することを特徴とする請求項1に記載のメッキ装置。
【請求項5】
前記分離隔壁は、絶縁物質からなることを特徴とする請求項1に記載のメッキ装置。
【請求項6】
前記アノードは、メッキ金属が投入されるアノードバスケットを含むことを特徴とする請求項1に記載のメッキ装置。
【請求項7】
前記メッキ金属は、銅、ニッケル、錫、銀、白金、金、及び亜鉛からなる群より選ばれる少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項6に記載のメッキ装置。
【請求項8】
前記アノードは、前記基板の両面とそれぞれに対向するように位置することを特徴とする請求項1に記載のメッキ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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