説明

メディアシステム用モーション起動コンテンツ制御

アイコンメニュー及びテキストメニューを表示するグラフィックディスプレイを含むメディアシステムが説明される。アイコンメニューは二次元コレクションに配置される複数のアイコンを含んでいて、それぞれのアイコンが、メディアコンテンツに対するアクセスを提供する。テキストメニューは、メディアコンテンツを含むメディアライブラリーに対するアクセスを提供している構造化テキストリストを含む。アイコンメニューは、ユーザー入力装置において受信される第1のユーザー入力に応答しアンロックされ得、ユーザー入力装置において受信される第2のユーザー入力に応答しロックされ得る。アイコンメニューの複数のアイコンがメディアシステムのモーションに応答し、構造化テキストリストのシャッフルなしに互いにシャッフルされ得る。複数のアイコンは、アイコンメニューがロックされている場合、メディアシステムのモーションが発生しても相対的に固定された配置に保持され得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メディアシステムに関し、具体的には、グラフィックディスプレイを介したメディアシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
[0001]パーソナルコンピューター、携帯電話、携帯情報端末、携帯型オーディオ/ビデオプレーヤのような計算機器は、それらのユーザーを様々な異なるコンテンツにアクセス可能にする。これらの計算装置の開発は、一般に、ユーザーが利用可能なコンテンツの範囲を拡大しようとしている。例えば、既に2つ以上の異なるこれらの計算装置から、更により広範囲なコンテンツの選択をユーザーに提供するための機能を組み込んでいる多目的の計算装置が開発されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、アイコンメニュー及びテキストメニューを表示するグラフィックディスプレイを含むメディアシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0002]グラフィックディスプレイを介し、少なくとも2つの異なる対話的メニューそれぞれが異なるメディアコンテンツ選択に対するアクセスを提供するメディアシステムが説明される。グラフィックディスプレイによって表示されるテキストメニューは、メディアライブラリーにアクセスするために使用され得る構造化テキストリストを含む。グラフィックディスプレイによって表示されるアイコンメニューは、二次元のアイコンコレクションを含んでいて、メディアライブラリーのメディアコンテンツのサブセットに対するアクセスを集合的に提供する。ユーザーは、構造化テキストリストの配置を変更せずに、メディアシステムへモーションを与えることによって、これらのアイコン構成を再配置即ち変更し得る。このように、ユーザーは、アイコンメニューによってアクセス可能なメディアコンテンツのサブセットをテキストメニューの配置に変更をもたらさず、変更し得る。
【0005】
[0003]この「課題を解決するための手段」は、「発明を実施するための形態」に更に後述される概念のいくつかを簡易化した形式で紹介するために提供される。この「課題を解決するための手段」は、請求対象項目の重要な機能も本質的な特徴も特定するように意図されておらず、請求対象項目の範囲を限定するために利用されることも意図されていない。更に、請求対象項目は、この開示の任意の一部に記述した不都合点のいくつか又はすべてを解決する実装に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】[0004]非限定的なメディア機器の例を図式的に示している。
【図2】[0005]図1の非限定的なメディア機器の例として携帯メディア機器を示している。
【図3】[0006]図1のメディア機器によって実行され得る処理の流れを例示している。
【図4】[0006]図1のメディア機器によって実行され得る処理の流れを例示している。
【図5】[0006]図1のメディア機器によって実行され得る処理の流れを例示している。
【図6】[0007]図1のメディア機器のグラフィックディスプレイによって表示され得るグラフィカルユーザーインターフェースの例を示している。
【図7】[0007]図1のメディア機器のグラフィックディスプレイによって表示され得るグラフィカルユーザーインターフェースの例を示している。
【図8】[0008]図2の携帯メディア機器の文脈でメディア機器のグラフィックディスプレイによって表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの例を示している。
【図9】[0008]図2の携帯メディア機器の文脈でメディア機器のグラフィックディスプレイによって表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの例を示している。
【図10】[0008]図2の携帯メディア機器の文脈でメディア機器のグラフィックディスプレイによって表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの例を示している。
【図11】[0008]図2の携帯メディア機器の文脈でメディア機器のグラフィックディスプレイによって表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの例を示している。
【図12】[0008]図2の携帯メディア機器の文脈でメディア機器のグラフィックディスプレイによって表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの例を示している。
【図13】[0009]図13は、本開示の実施形態によるリモートコントローラーを含むメディアシステムを示している。
【図14】[0010]図14は、本開示の実施形態によるゲームコントローラーを含むメディアシステムを示している。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[0011]メディア機器のユーザーが利用可能なメディアコンテンツ量が増大するにつれて、ユーザーが所望したメディアコンテンツをナビゲートし、検索し、アクセスすることは、より困難であるが意欲をかきたてるだろう。以下の説明は、ユーザーがメディア機器を動かすか又は揺らすことによって、グラフィックディスプレイが表示するメディアコンテンツのサブセットを再配置及び/又は変更可能にする取組みを詳細に説明する。メディアコンテンツのサブセットが、基本的なメディアコンテンツを示しているアイコン又は別の方法で要約しているアイコンによってユーザーに図的に示され得る。このように、ユーザーは、ユーザーが見つけていない興味あるコンテンツを、より構造化されたナビゲーション動作を介した別の方法で発見し得る。他方、ユーザーは、アイコンメニューに加えて提供され得る、より構造化された階層的なメニューと対話することによって、メディアライブラリーから利用可能な選択したメディアコンテンツすべてに対するアクセスを取得し得る。
【0008】
[0012]図1は、通信システム(100)の文脈における非限定的なメディアシステム又はメディア機器(110)の例を図的に示している。メディア機器(110)は、以下、グラフィックディスプレイ(120)、ユーザー入力装置(130)、モーションセンサー(140)、論理サブシステム(150)、メモリー(160)、及び通信インターフェース(170)のコンポーネントうち1つ以上を含み得る。メディア機器(110)が本明細書に具体的に記載したものを凌駕する適切な別のコンポーネントを含み得ることを十分に理解されたい。
【0009】
[0013]グラフィックディスプレイ(120)は、視覚的なメディアコンテンツを表示するための適切な任意の出力装置を含み得る。非限定的なグラフィックディスプレイ(120)の例は、特に、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、ブラウン管(CRT)ディスプレイ、発光ダイオード(LED)、背面投影ディスプレイ、及び正面投影ディスプレイ、及びその組み合わせを含む。ユーザー入力装置(130)を参照し、詳細に説明されるグラフィックディスプレイ(120)は、任意に、ユーザー入力を受信するためのタッチセンサー領域を含み得る。したがって、実施形態の中には、グラフィックディスプレイ(120)が、入力機能性及び出力機能性双方を提供するように構成され得るものもある。
【0010】
[0014]ユーザー入力装置(130)は、1つ以上のユーザー入力コンポーネントを含み得る。例えば、ユーザー入力装置(130)は、メディア機器がユーザー入力を受信可能にする1つ以上のボタン(132)を含み得る。1つ以上のボタン(132)は、機械式ボタン又はタッチセンサーボタンを含み得る。実施形態の中には、ユーザー入力装置(130)が、グラフィックディスプレイ(120)のタッチセンサー領域(134)を含み得るものもある。実施形態の中には、メディア機器が、1つ以上のボタン(132)及びグラフィックディスプレイのタッチセンサー領域を介し、ユーザー入力を受信し得るものもある。したがって、ユーザー入力がユーザー入力装置のユーザー入力コンポーネントの適切な任意の数及び組み合わせを介しメディア機器によって受信され得ることを十分に理解されたい。
【0011】
[0015]メディア機器のモーションを検出するか又はより具体的にはグラフィックディスプレイ(120)のモーションを検出するためのモーションセンサー(140)は、1つ以上のセンサー素子を含み得る。実施形態の中には、モーションセンサー(140)が1つ以上の加速度計(142)を含むものもある。例えば、モーションセンサー(140)は、重力ベクトルに対するメディア機器のモーション及び/又はメディア機器の方向を検出するための単一軸又は複数軸の加速度計を含み得る。実施形態の中には、モーションセンサー(140)が、メディア機器のモーションを検出するための画像キャプチャ装置(例えばカメラ)のような光学式エレメント(144)を含み得るものもある。
【0012】
[0016]実施形態の中には、モーションセンサー(140)が1つ以上の加速度計及び光学式エレメントを含んでいて、重力ベクトルに対するメディア機器のモーション及び/又はメディア機器の方向を検出するために組み合わせて使用され得るものもある。例えば、モーションセンサーの1つ以上の加速度計は、メディア機器の加速の変化にかかわるメディア機器のモーションを識別するために使用され得、重力ベクトルに対するメディア機器の方向の指示を提供し得るが、(例えば、メディア機器が等速で動くとき)モーションが重力ベクトルに対し、メディア機器の加速変化又はメディア機器方向における変化にかかわっていなくても、光学式エレメントがメディア機器のモーションを識別するために使用され得る。
【0013】
[0017]論理サブシステム(150)は、1つ以上の命令を実行するように構成される1つ以上の物理装置を含み得る。例えば、論理サブシステムは、プログラム、ルーチン、オブジェクト、コンポーネント、データ構造、又はその他の論理構造の1つ以上のサブセットである命令の1つ以上を実行するように構成され得る。そのような命令は、タスクを実行するか、データ型を実装するか、1つ以上の装置の状態を変更するか、又は所望した結果を別の方法で達成するように実装され得る。論理サブシステムは、ソフトウェア命令を実行するように構成されている1つ以上のプロセッサーを含み得る。加えて又は代替として、論理サブシステムは、ハードウェア又はファームウェア命令を実行するように構成される1つ以上のハードウェア又はファームウェアの論理機械を含み得る。論理サブシステムは、任意に、2つ以上の機器の中で分散されている個別のコンポーネントを含み得、実施形態の中には、離れた場所に位置付けられ得るものもある。
【0014】
[0018]メモリー(160)は、データ及び/又は(例えば(162)に図的に示した)命令を保持するように構成される1つ以上の物理装置を含み得、論理サブシステムによって実行されるとき、論理サブシステムに本明細書に記載した方法及びプロセスの実装をもたらす。メモリー(160)は、取り外し可能媒体及び/又は組み込み装置を含み得る。メモリー(160)は、特に、光学式メモリー素子、半導体メモリー素子、及び/又は磁気メモリー素子を含み得る。メモリー(160)は、以下、揮発性メモリー、不揮発性メモリー、動的メモリー、静的メモリー、読出し又は書込みメモリー、読出し専用メモリー、ランダムアクセスメモリー、順次アクセスメモリー、ロケーションアドレス可能メモリー、ファイルアドレス可能メモリー、及びコンテンツアドレス可能メモリーのうち1つ以上の特性を有する部分を含み得る。実施形態の中には、論理サブシステム(150)及びメモリー(160)が、1つ以上の一般的な装置及び/又は計算システムに統合され得るものもある。
【0015】
[0019]メディア機器(110)は、通信インターフェース(170)を介し通信システム(100)のネットワーク(180)と通信し得る。通信インターフェース(170)は、無線及び/又は有線通信を介しネットワーク(180)と通信するための受信機、送信機、送受信機の1つ以上を含み得る。ネットワーク(180)は、1つ以上のローカルエリアネットワーク及び広域ネットワークを示し得る。一例として、ネットワーク(180)は、インターネットを示している。別の例として、ネットワーク(180)は、対となる機器としてプロセスによって参照され得るメディア機器(110)と1つ以上の別の計算装置との間に確立される小規模ローカルエリアネットワークを示している。このように、メディア機器(110)は、サーバー(194)のような1つ以上のサーバー及び計算装置(192)のような1つ以上のクライアント計算装置と通信するためのネットワーク(180)を利用し得る。非限定的な例として、サーバー(194)はウェブサーバーを示していて、計算装置(192)は第2のメディア機器を示している。
【0016】
[0020]図2は、非限定的な携帯メディア機器(200)の例を示している。携帯メディア機器(200)は、既に説明したメディア機器(110)を参照している。したがって、本明細書に記載した様々な方法、動作、処理の流れ、及び機能性が、メディア機器(110)及び携帯メディア機器(200)によって同様に実行され得るか又は適用され得る。例えば、携帯メディア機器(200)は、図1のグラフィックディスプレイ(120)に類似したグラフィックディスプレイ(220)を含み得る。グラフィックディスプレイ(220)は、図1のタッチセンサー領域(134)に類似したタッチセンサー領域(234)を含む。実施形態の中には、グラフィックディスプレイ(220)が、グラフィックディスプレイのタッチセンサー領域にボタンのグラフィックディスプレイを表示し得、それによってユーザー入力が、ユーザーがボタンのグラフィックディスプレイに触れたとき、グラフィックディスプレイのタッチセンサー領域を介し受信され得る。
【0017】
[0021]携帯メディア機器(200)は、更に、図1の1つ以上のボタン(132)に類似した複数のボタン(232)、(236)、及び(238)を集合的に含み得る。実施形態の中には、ボタン(232)、(236)、及び(238)が、機械式ボタン又はタッチセンサーボタンを含み得るものもある。タッチセンサーボタンは、容量性の表面を含み得る。
【0018】
[0022]携帯メディア機器(200)は、更に、モーションセンサー(140)を参照し既に説明したようなモーションセンサー(240)、論理サブシステム(150)を参照し既に説明した論理サブシステム、メモリー(160)を参照し既に説明したメモリー、及び通信インターフェース(170)を参照し既に説明したような通信インターフェースを含み得る。これらの1つ以上のコンポーネントは、携帯メディア機器(200)の装置本体(210)の内部又は基板に常駐し得る。携帯メディア機器(200)は単に、図1の非限定的なメディア機器(110)の例を提供していることを十分に理解されたい。
【0019】
[0023]図3〜図5は、メディア機器(110)によって実行され得る処理の流れを示している。これらの処理の流れがメモリー(160)に保持され、論理サブシステム(150)によって実行され得る命令を示していることを十分に理解されたい。これらの処理の流れは、メディア機器(110)がグラフィックディスプレイ(120)を介し、2つ以上の異なるメニューを含むグラフィカルユーザーインターフェースをどのように表示し得るか説明している。図3〜図5の処理の流れの文脈でより詳細に記載されている図6は、グラフィックディスプレイ(120)又はグラフィックディスプレイ(220)によって表示され得る非限定的なグラフィカルユーザーインターフェース(610)の例を示している。
【0020】
[0024]テキストメニュー(630)として参照されている第1のメニューは、メディアライブラリーに対するアクセスを提供する構造化テキストリストを含む。アイコンメニュー(620)として参照されている第2のメニューは、複数のアイコンのアイコンそれぞれがメディアコンテンツに対するアクセスを提供する複数のアイコンを含む。非限定的な例として、アイコンメニュー及びテキストメニューは、基本的なコンテンツを表示するために表示制御を仮定したアプリケーションを起動するために使用され得る。別の非限定的な例として、アイコンメニューは、選択されたとき、アイコンメニュー内部からメディアコンテンツを再生する埋め込みメディアプレーヤーを起動するために使用され得る。
【0021】
[0025]アイコンメニュー及び構造化テキストリストを介しアクセス可能なメディアコンテンツは、視覚コンテンツ(例えば、静止画像又は動画コンテンツ)、音声コンテンツ(例えば、音楽又は音声記録)、通信コンテンツ(例えば、電話、電子メール、テキストメッセージ)、お気に入りのコンテンツ(例えば、ユーザーのお気に入りのメディアコンテンツ)、推奨されるコンテンツ(例えばメディア機器を用いた過去のユーザー活動に対応したユーザーに推奨されるコンテンツ)、ソーシャルコンテンツ(例えば、ユーザーの友人又は社交上の知合いに関連するコンテンツ)、及び/又はメディア機器によってストアされるか又はアクセス可能な適切な別の任意のコンテンツ、の1つ以上を含む。例の中には、アイコンメニューの複数のアイコンが、テキストメニューを介しアクセス可能なメディアライブラリーのメディアコンテンツのサブセットだけに対するアクセスを提供し得るものもある。
【0022】
[0026]本明細書に記載したアイコンのようなアイコンは、アクセスを提供している基本的なメディアコンテンツの画像又はその他の適切な表現を含み得る。一例として、アイコンは、基本的なメディアコンテンツの例示的な表現を提供している画像を含み得る。別の例として、アイコンは、グラフィックス、文字、単語、埋め込みビデオクリップ、動画、又は異なる視覚的なエレメントの組み合わせを含み得る。ユーザーは、特定のアイコンを選択し得、それによって基本的なメディアコンテンツと対話し得る。映像コンテンツの文脈において、映像コンテンツに対するアクセスを提供するアイコンは、映像コンテンツの例示的なフレームを含み得る。ウェブページコンテンツの文脈において、ウェブページコンテンツに対するアクセスを提供するアイコンは、例示的なウェブページを含み得る。別の例として、アイコンは、別の方法で基本的なメディアコンテンツを示す記号又はテキスト文字を含み得る。したがって、アイコンメニューの1つ以上のアイコンが、テキストリストのテキスト項目に関連するテキスト文字と同一か又は同様のテキスト文字を含み得ることを十分に理解されたい。
【0023】
[0027]ここで図3の処理の流れについて参照すると、(310)において、アイコンメニューが、グラフィックディスプレイ(120)を介しメディア機器によって表示され得るか又は同様に携帯メディア機器(200)のグラフィックディスプレイ(220)によって表示され得る。アイコンメニューは、二次元コレクションに配置される複数のアイコンを含み得、複数のアイコンのアイコンそれぞれが、メディアコンテンツに対するアクセスを提供する。図6は、アイコンメニュー(620)の二次元のアイコンコレクションの例を示している。図6は、更に、複数のアイコンが、異種の相対的なサイズ及び/又は外形をどのように有し得るか例示している。例えば、グラフィックディスプレイによって表示されるアイコン(622)は、アイコン(624)と異なるサイズ及び外形を有している。アイコンのサイズ及び外形は、基本的なメディアコンテンツのタイプ及び/又は意味を変更し得る。
【0024】
[0028]図6は、非限定的な例として、二次元のアイコンコレクションが、1つ以上の列のアイコン及び2つ以上の行のアイコンをどのように定義し得るかも示している。二次元コレクションの1つ以上の列のサイズ又は1つ以上の行のサイズは、アイコンそれぞれのサイズに基づき得る。例えば、アイコンメニュー(620)の領域(626)を参照すると、第1行のアイコンは、第2の行よりも小さな3列のアイコンを含み得、第2行の内部のアイコンは、第1行のアイコンそれぞれに対し、より大きなサイズを有する2列のアイコンだけを含み得る。
【0025】
[0029]実施形態の中には、アイコンメニュー(620)の領域(626)が、二次元のアイコンコレクションが構造のグリッド又はアイコンの配列をどのように定義し得るか、例示しているものもある。実施形態の中には、二次元のアイコンコレクションが、加えて又は代替として、アイコンメニュー(620)の領域(628)に示したような構造化されていないグリッド又はアイコンの配列を定義し得るものもある。この具体的な例において、それぞれのアイコンは、明示的に定義された列又は行のない二次元コレクションに配置され得、むしろアイコンの相対的なサイズ及び外形が、アイコンメニューの全部の配置及び構成を定義し得る。
【0026】
[0030]実施形態の中には、アイコンメニュー(620)が、別のアイコンと少なくとも一部重なる少なくとも1つのアイコン、及び/又は別のアイコンの方向と異なる方向を有する少なくとも1つのアイコンを含み得るものもある。言い換えると、アイコンは、あたかも物理的なカードによってテーブルに注がれるアイコンのような、いくらか無作為な外見を有し得る。
【0027】
[0031]アイコンメニュー(620)のアイコンは、後述されるテキストメニューを介しアクセス可能なコンテンツのサブセットに相当し得る。具体的には、そのようなアイコンは、階層的なテキストメニュー構造の異なるレベルで利用可能なコンテンツに相当し得る。
【0028】
[0032]再び、図3の処理の流れを参照すると、(312)において、テキストメニューが、グラフィックディスプレイ(120)又は(220)を介し表示され得る。アイコンメニューと対照的にテキストメニューは、アイコンメニューによってアクセスされるメディアコンテンツを含むメディアライブラリーに対するアクセスを提供する構造化テキストリストを含み得る。したがって、テキストメニューは、アイコンメニューよりも大量のメディアコンテンツに対するアクセスを提供し得る。メディアライブラリーは、メモリー(160)にストアされているメディアコンテンツを含み得るか又は参照し得、更に、サーバー(194)又は計算装置(192)のようなリモートにストアされているメディアコンテンツを含み得る。リモートメディアコンテンツは、ネットワーク(180)を介しメディア機器によってアクセスされ得る。このように、アイコンリストの複数のアイコンは、メディアライブラリーのメディアコンテンツのサブセットに対するアクセスだけを集合的に提供し得るが、一方、テキストメニューの構造化テキストリストは、メディアライブラリーすべて又はより大量のメディアコンテンツに対するアクセスを提供し得る。
【0029】
[0033]非限定的なテキストメニューの例が、図6の参照番号(630)に示されている。テキストメニューは、1つ以上のテキスト項目を含み得、その例が(632)及び(634)に示されている。実施形態の中には、テキストメニューのテキスト項目それぞれがメディアライブラリーのメディアコンテンツのカテゴリーを参照し得るものもある。例えば、テキストメニューは、「ビデオ」を示す第1のテキスト項目(632)及び「電子メール」を示す第2のテキスト項目(634)を含み得る。実施形態の中には、アイコンがテキスト項目と一緒に表示され得るものもある。実施形態の中には、テキストリストが、単なるテキスト表現に代わって、ひと目で分かる1つ以上のアイコン(例えば、単語の「写真」に代わってカメラのアイコン形式のテキスト項目)を含み得るものもある。
【0030】
[0034]ユーザーは、ユーザーがアクセス又は探索することを所望しているメディアコンテンツのカテゴリーを示すテキスト項目を選択することによって、メディアライブラリーを探索し得る。実施形態の中には、テキストメニュー(630)が、階層ファイルのツリー構造のメディアライブラリーに相当し得、相当する親子関係を有する1つ以上の構造化テキストリストを含み得るものもある。特定のテキスト項目の選択は、テキストメニューが展開することをもたらし得、メディアライブラリーのメディアコンテンツにアクセスするために使用され得るサブリストを表示する。
【0031】
[0035]再び、図3の処理の流れを参照すると、(314)において、メディア機器がユーザー入力装置(130)を介しユーザー入力を受信し得る。(314)において受信されたユーザー入力が、アイコンメニュー又はテキストメニューのどちらか一方を対象とするように特徴付けられ得る。非限定的な例として、ユーザー入力は、ボタン(例えば1つ以上のボタン(132)又はボタン(232))を介するか又はグラフィックディスプレイ(120)のタッチセンサー領域(例えば、タッチセンサー領域(134)又は(234))を介し、アイコンメニューからアイコン又はテキストメニューからテキスト項目を選択し得る。
【0032】
[0036]実施形態の中には、論理サブシステムが、ユーザー入力装置を介しユーザー入力を受信し、ユーザー入力が、アイコンメニュー又はテキストメニューを対象としているか否か判断するように構成され得るものもある。例えば、グラフィックディスプレイのタッチセンサー領域を介し受信されるユーザー入力の文脈において論理サブシステムは、ユーザーが、アイコンメニューにより近いか又はテキストメニューにより近いグラフィックディスプレイに触れたか否か識別し得、ユーザー入力が、アイコンメニュー及びテキストメニューどちらかにより近いか又はより最も近いメニューを対象としているか判断し得る。
【0033】
[0037](314)において受信されたユーザー入力がアイコンメニューを対象としている場合、(316)において、処理の流れは(318)へ進み得る。(318)において、アイコンメニューを対象としているユーザー入力の受信に応答し、アイコンメニューが目立たせられ得る(プロミネンス)。実施形態の中には、アイコンメニューが、テキストメニューのサイズに対するアイコンメニューのサイズを増やすことによって目立たされ得るものもある。例えば、アイコンメニューが、サイズが目立つ縮尺比まで増大され、テキストメニューが、サイズが縮小した縮尺比に減らされ得る。
【0034】
[0038]図6は、縮小した縮尺比で表示されたアイコンメニュー(620)を示し、かつ、目立つ縮尺比で表示されたテキストメニュー(630)を示している。図6と対照的に、図7は目立つ縮尺比におけるアイコンメニュー(620)及び縮小した縮尺比におけるテキストメニュー(630)を表示するグラフィカルユーザーインターフェース(710)を例示している。非限定的な例として、(318)において、例えば、アイコンメニューは、アイコンメニューを対象としているユーザー入力に応答し、初めにグラフィカルユーザーインターフェース(610)を表示した後、グラフィカルユーザーインターフェース(710)の表示をグラフィックディスプレイにもたらすことによって目立たされ得る。
【0035】
[0039]別の実施形態において、アイコンメニューは、テキストメニューのサイズを変更せず、アイコンメニューのサイズを目立つ縮尺比に増やすことによって目立たされ得る。別の実施形態において、テキストメニューは、アイコンメニューのサイズを変更せず、サイズが縮小した縮尺比に減らされ得る。このように、アイコンメニューを対象としているユーザー入力受信に応答し、アイコンメニューはグラフィックディスプレイのフォアグランドへ動く外見を与えられ得、テキストメニューはグラフィックディスプレイのバックグラウンドへ退く外見を与えられ得る。実施形態の中には、アイコンメニュー又はテキストメニューの輪郭が、縮小された縮尺比へのサイズの減少を伴い、更に、バックグラウンドへ退く外見を提供し得るものもある。更に別の実施形態において、少なくとも一時的にディスプレイから削除され得、それらのエレメントは、ユーザーの視界から完全に外に出る。
【0036】
[0040]処理の流れは(318)から(320)へ進み得る。(320)において、図4を参照した動作が更に詳細に説明される。図4の処理の流れも参照すると、(410)において、ユーザー入力が、ユーザー入力装置を介しメディア機器において受信され得る。実施形態の中には、(410)において受信されるユーザー入力が、(314)において受信されるユーザー入力と関連のない、異なり得るものもある。例えば、(410)において受信されるユーザー入力は、図4の処理の流れに関連し、更に説明されるようなアイコンメニューに関連したロックコマンド又はアンロックコマンドを示し得る。対照的に(314)において受信されるユーザー入力が、ユーザーがアイコンメニュー又はテキストメニューと対話しているか否か示し得、(314)において受信されるユーザー入力が、アイコンメニュー又はテキストメニューを対象としているか否かによって識別され得る。
【0037】
[0041]更に、ユーザー入力が、(314)において受信されるユーザー入力と異なるユーザー入力コンポーネントを介し、(410)において受信され得ることを十分に理解されたい。例えば、(410)において、ユーザー入力はボタン(例えば、図1の1つ以上のボタン(132)又は図2のボタン(232))を介し受信され得るが、(314)において、ユーザー入力はグラフィックディスプレイのタッチセンサー領域(例えば、図2のタッチセンサー領域(134)又はタッチセンサー領域(234))を介し受信され得る。別の例において、これらのユーザー入力が、(410)及び(314)において、グラフィックディスプレイの同一のボタンを介するか又は同一のタッチセンサー領域を介した同一のユーザー入力コンポーネントを介し受信され得る。別の例において、受信されるユーザー入力は、(314)及び(410)において、同一のユーザー入力(すなわち、ユーザーによる同一の物理的動作に対する応答)であり得る。
【0038】
[0042](412)において、(410)において受信されたユーザー入力がアイコンメニューをアンロックするためのアンロックコマンドを示している場合、処理の流れは(414)へ進み得る。非限定的な例として、ユーザーは、ボタン(例えば図2のボタン(232))を押下するか又はグラフィックディスプレイのタッチセンサー領域(例えば図2のタッチセンサー領域(234))に触れることによって、アイコンメニューの複数のアイコンの相対配置を変更するアイコンメニューをアンロックし得る。実施形態の中には、ユーザーのメディア機器が、グラフィックディスプレイによってアンロックコマンド又はロックコマンドの1つ以上を入力するようにプロンプトされ得るものもある。したがって、(412)において、論理サブシステムが、(410)において受信されたユーザー入力がロックコマンド又はアンロックコマンドを示すか否か判断することを十分に理解されたい。
【0039】
[0043](414)において、アイコンメニューが、(410)において受信されたアンロックコマンドを示すユーザー入力に応答し、アンロックされ得る(すなわちアンロックされた状態に設定される)。動作(424)に関してより詳細に説明されるアイコンメニューの複数のアイコンは、アイコンメニューがアンロックされるか又はアンロック状態に設定された場合、メディア機器(例えば、メディア機器を揺らすか、傾けるか、又は回転する)モーションに応答し再配置される(例えばシャッフルされる)。
【0040】
[0044](410)において受信されたユーザー入力がアンロックコマンドを示していない場合、処理の流れは(416)へ進み得る。(416)において、(410)において受信されたユーザー入力がアイコンメニューをロックするためのロックコマンドを示している場合、処理の流れは(418)へ進み得る。(418)において、アイコンメニューが、(410)において受信されたロックコマンドを示すユーザー入力に応答し、ロックされ得る。実施形態の中には、メディア機器がユーザー入力装置において受信された第1のユーザー入力に応答しアイコンメニューをアンロックし得、メディア機器がユーザー入力装置において受信された第2のユーザー入力に応答し複数のアイコンをロックし得る(すなわち、アイコンメニューを固定した状態に設定する)ものもある。例えば、ユーザーは、同一のユーザー入力コンポーネント(例えば、グラフィックディスプレイボタン又はタッチセンサー領域)を利用し得、アイコンメニューのロック及びアンロック双方を実行し得る。さもなければ、(412)及び(416)において、返答が否定と判断された場合、処理の流れが次のユーザー入力が受信され得る(410)へ戻り得る。
【0041】
[0045](420)において、メディア機器のモーションの指示又はメディア機器の少なくともグラフィックディスプレイの一部のモーションの指示が、モーションセンサーを介し受信され得る。例えば、モーションセンサーが1つ以上の加速度計を含むところでは、メディア機器のモーションの結果として生じるモーションの指示がメディア機器の加速に応答し、加速度計から受信され得る。モーションセンサーが光学式エレメントを含むところでは、メディア機器が重力ベクトルに対するメディア機器のどんな加速変化も方向の変更も経験しなくてもモーションの指示が、メディア機器のモーションに応答し受信され得る。
【0042】
[0046](422)において、アイコンメニューがアンロックされている(すなわち、(414)においてアンロック状態に設定された)場合、処理の流れは(424)へ進み得る。実施形態の中には、(424)又は(426)へ進む前に(422)において、論理サブシステムが、アイコンメニューが固定状態又はアンロック状態に設定されているか否か判断し得るものもある。
【0043】
[0047](424)において、アイコンメニューの1つ以上のアイコンが、(420)において受信されたモーション(すなわち、モーションセンサーによって検出されたモーション)の指示に応答し、再配置される(例えばシャッフルされる)。一例として、複数のアイコンが、無作為な方法又は所定の方法によって互いに再配置され得る。実施形態の中には、アイコンメニューがアンロックされている場合、モーションセンサーによって検出されたモーションに応答し、テキストメニューの構造化テキストリストのシャッフルも別の方法で再配置もせず、複数のアイコンが互いシャッフルされ得るものもある。(424)における動作が、図9〜図12を参照し、更に詳細に説明される。
【0044】
[0048](422)において、アイコンメニューが代わりにロックされている(すなわち、(418)において固定した状態に設定されている)場合、処理の流れは(426)へ進み得る。(426)において、アイコンメニューがロックされている間、メディア機器のモーションがモーションセンサーによって検出された場合、アイコンメニューの複数のアイコンは相対的に固定された配置に維持され得、アイコンは互いに再配置されない。このように、アイコンメニューは、アイコンメニューがロック又はアンロックされているかによってメディア機器のモーションに異なって応答し得る。処理の流れは、(424)又は(426)から戻り得る。(426)における動作が図8を参照し、より詳細に説明される。
【0045】
[0049]ここで図8を参照すると、図2の携帯メディア機器(200)が、第1の位置(820)及び第2の位置(830)に例示されている。図8は携帯メディア機器(200)の文脈で記載されているが、同様に図1のメディア機器(110)の文脈で適用され得ることを十分に理解されたい。この具体的な例において、メディア機器(200)は、グラフィックディスプレイを介しアイコンメニュー(840)を表示している。アイコンメニュー(840)は、図3〜図7を参照し既に説明したアイコンメニューを参照し得る。この具体的な例において、アイコンメニュー(840)は、複数のアイコン(801)〜(812)を含んでいる。アイコンメニュー(840)が説明を簡単にするために図的に示されていることを十分に理解されたい。したがって、アイコンメニューがアイコンの適切な任意の数、外形、及び配置を含み得、そのようなアイコンが様々な異なる形式を取り得ることを十分に理解されたい。テキストメニュー(860)が縮小した縮尺比で示され、アイコンメニュー(840)が目立つ縮尺比で示されている。
【0046】
[0050]携帯メディア機器は、矢印(850)で示したように第1の位置(820)から第2の位置(830)へ動かされたとき、アイコンメニューがロックされている場合、(例えば、図4の動作(426)に従って)アイコンメニュー(840)の複数のアイコンが相対的に固定された配置に維持される。これは、メディア機器のモーションがモーションセンサーによって検出された場合も真である。実施形態の中には、アイコンが、相対的に固定された配置に維持されているが、正しい側が上に見えるように回転し得るものもあることを理解されたい。図8によって示した例と対照的に、図9は、アイコンメニューがアンロックされているとき、アイコンメニュー(840)が、モーションセンサーによって検出されたモーションに応答し、どのように再配置され得るか例示している。この具体的な例において、例えば、アイコンメニュー(840)は、(414)においてアンロックされている。
【0047】
[0051]メディア機器が図9の位置(820)から(830)へ動かされたとき、矢印(850)によって示されるようにアイコンメニュー(840)の複数のアイコンが、(820)に示したそれらの初期位置に対し、変換される。この具体的な例において、アイコン(801)〜(812)それぞれは、重力ベクトル(900)に関連し変換される。図9の位置(830)に示したように、実施形態の中にはアイコンが、テキストメニューを少なくとも一部重ね合わせることが許可され得るものもあることを十分に理解されたい。実施形態の中には、アイコンメニューがアンロック状態に設定されたとき、アイコン(801)〜(812)それぞれが、モーションセンサーによって識別された重力ベクトルに応答した固まりを示し得るものもある。このように、メディア機器のユーザーがアイコンメニューをアンロックし、メディア機器を動かすことによって、アイコンメニューの1つ以上のアイコンを再配置し得る。
【0048】
[0052]図10は、アイコンメニュー(840)のアイコン(801)〜(812)が、メディア機器のモーションに応答し、どのように互いに再配置され得るか示す別の更なる例を示している。この具体的な例において、アイコンメニュー(840)は、アンロック状態に設定され、矢印(1010)及び(1020)に示されるように、振動モーションがメディア機器に伝えられる。矢印(1010)及び(1020)は、単に、振動モーションの例を図的に示したものを提供していて、メディア機器が、矢印(1010)及び(1020)によって示されるものを超えて異なる方向に揺らされ得ることを十分に理解されたい。図10によって例示されるように、アイコンメニューのメニュー(801)〜(812)は、テキストメニューを再配置せず、図8の位置(820)に示されたそれらの初期の配置に対し動き始め得る。
【0049】
[0053]図11は、アイコンメニューのアイコンが、図10に例示した振動モーションに応答し、どのように異なる配置へ再配置されるかに関する非限定的な例を示している。例えば、アイコンメニュー(840)は、例えば、図8の位置(820)に示したデフォルト配置から図11に示したシャッフルされた配置へ再配置され得る。図11によって示されるように、複数のアイコンは、グラフィックディスプレイの少なくとも2次元において、第1の配置(例えばデフォルト配置)から第2の配置(例えばシャッフルされた配置)へ複数のアイコンの1つ以上のアイコンの相対的な配置を変更することによって互いにシャッフルされ得る。グラフィックディスプレイに対し複数のアイコンそれぞれ固定された角度方向が第1の配置から第2の配置に維持され得るか、又は1つ以上のアイコンの方向が変更され得る。メディア機器のユーザーは、かさねてメディア機器のモーション(例えば、メディア機器の振動又は傾斜)などを伝えることによって、所望に応じた頻度でアイコンメニューのアイコンを再配置又はシャッフルすることが許されることを十分に理解されたい。
【0050】
[0054]図5の処理の流れも参照すると、実施形態の中には、アイコンメニューの1つ以上のアイコンが、アイコンメニューがメディア機器のモーションによってシャッフルされたとき、(510)に示したようにアイコンメニューから削除されるものもある。例えば、図11によって示されるように、アイコン(806)及びアイコン(812)がメディア機器のモーションに応答し、アイコンメニューから削除され得る。実施形態の中には、アイコンメニューから削除されるアイコンの数が、モーションセンサーによって検出されるモーションの大きさ、モーションの方向、モーションの継続時間、及び/又はモーションの頻度の1つ以上の増加に応答し、増やされ得るものもある。
【0051】
[0055]更に、(520)及び(530)に示したように、実施形態の中には、1つ以上の新しいアイコンが、アイコンメニューがメディア機器のモーションによってシャッフルされたとき、アイコンメニューの中へ取り込まれ得るものもある。アイコンメニューへ取り込まれる1つ以上の新しいアイコンが、複数のアイコンが再配置又はシャッフルされる前に、アイコンメニューを介し以前アクセスできなかった異なるメディアコンテンツ又はメディアライブラリーのメディアコンテンツの異なるサブセットに対するアクセスを提供し得る。一例として、(520)において、論理サブシステムが、メディアライブラリーからメディアコンテンツを識別し得、1つ以上の新しいアイコンを介しユーザーに表示し得る。
【0052】
[0056]実施形態の中には、(520)において識別されたメディアコンテンツが、推奨されるコンテンツを含み得、推奨されるコンテンツがメディア機器の作動条件に応答しメディアライブラリーから識別されているものもある。一例として、メディア機器の作動条件は、複数のアイコンを介するか、構造化テキストリストを介するか、又は別の機構を介し前にユーザーによってアクセスされたメディアコンテンツを含む。このように、メディア機器は、メディア機器とユーザーとの過去の対話に基づいて、ユーザーが以前、アクセスしたメディアコンテンツを含むメディアコンテンツを識別し得る。1つ以上の新しいアイコンが、新しいアイコンがメディアコンテンツの第2のメディアライブラリーのサブセットに対するアクセスを提供している複数のアイコンのシャッフルに応答し、アイコンメニューの1つ以上のアイコンを置き換え得る。推奨されるコンテンツが、メディア機器のメモリー基板に常駐しているメディアコンテンツを含み得るか又は計算装置(192)若しくはサーバー(194)のようなメディア機器に対し離れた場所に常駐し得ることを十分に理解されたい。
【0053】
[0057](530)において、1つ以上の新しいアイコンが、メディア機器のモーションによってアイコンが再配置又はあるいはシャッフルされたとき、アイコンメニューの中へ取り込まれ得る。例えば、アイコンメニューへ取り込まれた新しいアイコンが、(520)において識別されたメディアコンテンツに対するアクセスを提供し得る。実施形態の中には、アイコンメニューへ取り込まれる新しいアイコンの数が、(510)においてアイコンメニューから削除されるアイコンの数と等しいものもある。このように、ユーザーは、メディア機器を動かすか又は揺らすことによって、メディアライブラリーのメディアコンテンツの異なるサブセットに対するアクセスを提供する新しいアイコンをアイコンメニューの中へ取り込み得る。
【0054】
[0058]非限定的な例として、アイコンメニューのアイコンそれぞれが、メディアライブラリーのメディアコンテンツに関する異なるカテゴリーを示し得る。例えば、異なるアイコンは、以下、新しいメディアコンテンツ、ユーザーによってアクセスされたメディアコンテンツの履歴、お気に入りのメディアコンテンツ、ユーザーの友人又は知人に関連するメディアコンテンツ、及びその他適切なメディアカテゴリーのうち1つ以上のメディアカテゴリーが提供され得る。図5の処理の流れは、(例えば(510)において)メディアコンテンツの異なるカテゴリーを示すアイコンをアイコンメニューから削除するために使用され得、それによって(例えば(530)において)アイコンリストへ取り込まれる新しいアイコンは、厳選したメディアカテゴリーのメディアコンテンツを示すアイコンを含み得る。
【0055】
[0059]例えば、処理の流れの(520)において、1つ以上の新しいアイコンを介し表示するために識別された新しいメディアコンテンツは、お気に入りのメディアコンテンツのメディアカテゴリー内部で識別したメディアコンテンツを含み得る。したがって、アイコンメニューがアンロック状態にある間、ユーザーのメディア機器の振動又は動きに応答し、グラフィックディスプレイは、お気に入りのメディアコンテンツカテゴリー(又はその他適切な任意のメディアコンテンツカテゴリー)のサブセットのメディアコンテンツに対するアクセスを提供する1つ以上の新しいアイコンを表示し得る。
【0056】
[0060]実施形態の中には、更にメディア機器を揺らした時、アイコンメニューの中へ取り込まれる新しいアイコンが、同一のメディアカテゴリー内に存在するコンテンツにもアクセスを提供し得るものもある。例えば、メディア機器の振動に応答し、グラフィックディスプレイは、特定のメディアカテゴリーの次のページ上か又はコンテナーファイル上にあるメディアコンテンツを示すアイコンを表示し得る。(520)において、アイコンメニューの中へ取り込まれる新しいメディアコンテンツ及び関連する新しいアイコンが、無作為に識別され得るか、又は規定の基準(例えば、ファイルサイズ、最後にユーザーによってアクセスされてからの時間、ユーザーによってアクセスされた時間、ファイル名など)に基づいて識別され得ることを十分に理解されたい。更に、アイコンメニューの中へ取り込まれる新しいアイコンによってアクセスされ得る新しいコンテンツが、機器のメモリー基板に常駐し得るか、又は有線又は無線通信を介しアクセス可能な離れた場所(例えば、ユーザーのパーソナルコンピューター)に常駐し得ることを十分に理解されたい。
【0057】
[0061]実施形態の中には、メディア機器が、メディア機器の振動に応答し、異なるメディアコンテンツのカテゴリーからアイコンメニューへ新しいアイコンを取り込むように構成され得るものもある。上記の例を続けると、お気に入りのメディアコンテンツカテゴリーのサブセットであるメディアコンテンツに対するアクセスを提供するアイコンが、メディア機器の振動に応答しアイコンメニューから削除され、新しいアイコンが、前にユーザーによってアクセスされたメディアコンテンツの履歴に関連するメディアコンテンツのような異なるカテゴリーのメディアコンテンツを示すアイコンメニューの中へ取り込まれ得る。このように、メディア機器は、メディア機器が揺らされる度にメディアコンテンツの特定のカテゴリーを拡大し、その後、異なるカテゴリーからコンテンツを表示することによって、メディア機器の振動に応答するように構成され得る。
【0058】
[0062]また再び、図3の処理の流れに戻ると、ユーザー入力がアイコンメニューを対象としていない(例えば、(316)が否定と判断された)場合、処理の流れは(322)へ進み得る。(314)において受信されたユーザー入力がテキストメニューを対象としている場合、(322)において、処理の流れは(324)へ進み得る。(324)において、テキストメニューは、アイコンメニューサイズに対しテキストメニューのサイズを増やすことによって、目立たされ得る。例えば、図6及び図7を参照し既に説明したように、アイコンメニューはサイズが縮小した縮尺比に減らされ、テキストメニューは図6に示したようにサイズが目立つ縮尺比に増大され得る。別の実施形態において、アイコンメニューのサイズを変更せずに、テキストメニューはサイズが増大され得る。更に別の実施形態において、テキストメニューのサイズを変更せずに、アイコンメニューはサイズが減らされ得る。このように、テキストメニューは、テキストメニューを対象としているユーザー入力の受信に応答し、グラフィックディスプレイのフォアグランドへ動く外見を与えられ得、アイコンメニューは、グラフィックディスプレイのバックグラウンドへ動く外見を与えられ得る。
【0059】
[0063](326)において、アイコンメニューの複数のアイコンは、任意に、(314)においてテキストメニューを対象としているユーザー入力の受信に応答し、シャッフルされた配置からデフォルトの配置へ再配置され得る。例えば、第1のユーザー入力がアイコンメニューをアンロックし、第2のユーザー入力がアイコンメニューをロックするところでは、テキストメニューを対象としている第3のユーザー入力は、モーションがないときでもアイコンメニューのロック状態にもかかわらず、アイコンメニューがデフォルトの配置へ再配置され得ることをもたらす。このように、アイコンメニューのサイズは、第3のユーザー入力がアイコンメニューを対象としている場合、ユーザー入力装置において受信した第3のユーザー入力に応答し、テキストメニューのサイズに対し増大され得、テキストメニューのサイズは、ユーザー入力装置において受信した第3の入力がテキストメニューを対象としている場合、アイコンメニューのサイズに対し増大され得る。したがって、テキストメニューを対象としている単一のユーザー入力は、アイコンメニューが(326)において再配置されることをもたらし、(324)においてテキストメニューが目立たされることをもたらす一方、アイコンメニューが目立つ縮尺比で表示されるとき、アイコンメニューを再配置する(例えばシャッフルする)ための少なくとも2つの異なるユーザー入力が使用され得、アイコンメニューを目立たせ、アイコンメニューをアンロックする。処理の流れは(320)又は(326)から戻り得る。
【0060】
[0064]ここで図12を参照すると、実施形態の中には、複数のアイコンがシャッフルされた後、付加的なユーザー入力の受信を必要とせずに所定の配置に戻され得るものもある。例えば、アイコンメニューがシャッフルされた後、メディア機器のモーションに応答し、図8の位置(820)に示された配置から図12に示された配置へ進み得る。別の実施形態において、複数のアイコンがシャッフルされた後、図11に示されているように、ユーザー入力がユーザー入力装置において受信され複数のアイコンが規定の配置に戻されることをもたらすまで、構造化されないか又はランダムな配置のままであり得る。
例えば、ユーザーはアイコンメニューをシャッフルすることができ、ボタンを押下するか又はグラフィックディスプレイのタッチセンサー領域を触れることによって、それらがシャッフルされた後、アイコンが所定の配置へ戻ることをもたらす。
【0061】
[0065]図13は、本開示の実施形態によるメディアシステム(1300)の実施形態の例を示している。本明細書に使用されている語句「メディアシステム」は、本明細書に記載している方法及びプロセスを実行するようにお互いに協力し得るすべての機器及び/又は機器の組み合わせを説明するために使用される。語句「メディア機器」は、(例えば、グラフィックディスプレイ、モーションセンサー、ユーザー入力などの)機能部品を単一の装置と統合したメディアシステムを説明するために使用される。したがって、メディアシステム(1300)は、既に説明したメディア機器(110)に類似していて、前述した様々な方法、動作、処理の流れ、及び機能性が、メディアシステム(1300)によって同様に実行され得るか又は適用され得る。この具体的な実施例において、少なくともいくつかのメディアシステム(1300)のコンポーネントは、有線又は無線通信を介し相互に通信し得る物理的に別個の装置コンポーネントとして提供される。
【0062】
[0066]例えば、メディアシステム(1300)は、図1のグラフィックディスプレイ(120)に類似しているグラフィックディスプレイ(1320)を含み得る。実施形態の中には、グラフィックディスプレイ(1320)がテレビ又はコンピューターのモニターを含み得るものもある。メディアシステム(1300)は更に、携帯メディア機器(1310)がドッキングされ得るドッキングステーション(1312)を含み得る。携帯メディア機器(1310)は、例えば、図2の携帯メディア機器(200)を参照し得る。携帯メディア機器(1310)は、ドッキングステーション(1312)にドッキングされたとき、ドッキングステーション(1312)から充電されたバッテリーと通信し、電力を受信し得る。
【0063】
[0067]メディアシステム(1300)は、更に、リモートコントローラー(1330)を含み得る。リモートコントローラー(1330)は、ボタン(1332)のような1つ以上のボタンを含んでいて、更にモーションセンサー(1340)を含み得る。ボタン(1332)は、図1の1つ以上のボタン(132)に類似していて、モーションセンサー(1340)は、図1のモーションセンサー(140)に類似している。
【0064】
[0068]コンテンツにアクセスし、どのくらいのコンテンツがグラフィックディスプレイ(1320)を介し表示されるか再配置をするためのリモートコントローラー(1330)が、ユーザーによって作動され得る。例えば、図3〜5の処理の流れを参照し既に説明したようにユーザーは、ボタン(1332)のようなボタンを押下し、グラフィックディスプレイを介し表示されるアイコンメニューをアンロックし得る。ユーザーは、その後、モーションセンサー(1340)によって検出されるように、リモートコントローラー(1330)を揺らし得るか又は動かし得、アイコンメニューのアイコンが再配置される(例えばシャッフルされる)ことをもたらす。したがって、図13の実施形態の例は、メディアシステムが物理的に別個の複数の装置コンポーネントの協力を介し、本明細書に記載した様々な機能及びプロセスをどのように実行し得るか例示している。
【0065】
[0069]図14は、更に別のメディアシステム(1400)の実施形態の例を示している。メディアシステム(1400)は、既に説明したメディア機器(110)に類似している。したがって、本明細書に記載した様々な方法、動作、処理の流れ、及び機能性が、同様に実行され得るか又はメディアシステム(1400)に適用され得る。図13の実施形態に関して、メディアシステム(1400)は、有線又は無線通信を介し相互に通信し得る2つ以上の別個の物理コンポーネント機器を含み得る。
【0066】
[0070]例えば、メディアシステム(1400)は、ボタン(1432)及びモーションセンサー(1440)を含むグラフィックディスプレイ(1420)及びコントローラー(1430)を含み得る。コントローラー(1430)は、コンソール(1410)を介しグラフィックディスプレイ(1420)と通信し得る。非限定的な例において、メモリー(160)及び論理サブシステム(150)がコンソール(1410)に常駐し得る。図3〜図5の処理の流れを参照し既に説明したように、ユーザーは、ボタン(1432)のようなボタンを押下し得、グラフィックディスプレイ(1420)を介し表示されるアイコンメニューをアンロックする。ユーザーは、その後、アイコンメニューのアイコンに再配置(例えばシャッフル)をもたらすモーションセンサー(1440)によって検出されるように、コントローラー(1430)を揺らすか又は動かし得る。したがって、図14の実施形態の例は、メディアシステムが物理的に別個の複数の装置コンポーネントの協力を介し、本明細書に記載した様々な機能及びプロセスをどのように実行し得るか示している。
【0067】
[0071]本明細書に記載した構成及び/又は手法は、本来、例示的であって、具体的なこれらの実施形態又は例は、多数の多様性が有り得るため、限定した意味として考えられないように理解されたい。本明細書に記載した特定のルーチン又は方法は、1つ以上のプロセス戦略をいくらでも示している。したがって、例示した様々な動作が、例示した順番で、別の順番で、並列で、又は場合によっては省略され、実行され得る。同様に、前述したプロセスの順序は変更され得る。
【0068】
[0072]本開示の対象項目は、本明細書に開示した様々なプロセス、システム及び構成、並びにその他の特徴、機能、動作及び/又は特性に関する新規的な自明でない組み合わせ及び部分的な組み合わせすべて、並びにその同等物のいくつか及びすべてを含む。
【符号の説明】
【0069】
100 通信システム
110 メディア機器
120 グラフィックディスプレイ
130 ユーザー入力装置
132 ボタン(複数)
134 タッチセンサー領域
140 モーションセンサー
142 加速度計
144 光学式エレメント
150 論理サブシステム
160 メモリー
162 実行可能な命令
170 通信インターフェース
180 ネットワーク
192 計算装置
194 サーバー
200 携帯メディア機器
210 装置本体
220 グラフィックディスプレイ
232 ボタン
234 タッチセンサー領域
236 ボタン
238 ボタン
240 モーションセンサー
610 グラフィカルユーザーインターフェース
620 アイコンメニュー
622 アイコン
624 アイコン
626 領域
628 領域
630 テキストメニュー
632 テキスト項目
634 テキスト項目
710 グラフィカルユーザーインターフェース
801 アイコン
802 アイコン
803 アイコン
804 アイコン
805 アイコン
806 アイコン
807 アイコン
808 アイコン
809 アイコン
810 アイコン
811 アイコン
812 アイコン
820 第1の位置
830 第2の位置
840 アイコンメニュー
850 矢印
860 テキストメニュー
1010 矢印
1020 矢印
1300 メディアシステム
1310 携帯メディア機器
1312 ドッキングステーション
1320 グラフィックディスプレイ
1330 リモートコントローラー
1332 ボタン
1400 メディアシステム
1410 コンソール
1420 グラフィックディスプレイ
1430 コントローラー
1432 ボタン
1440 モーションセンサー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
グラフィックディスプレイ(120)と、
ユーザー入力装置(130)と、
前記グラフィックディスプレイのモーションを検出するためのモーションセンサー(140)と、
論理サブシステム(150)と、
前記論理サブシステムによって実行可能な命令(162)を保持しているメモリーを含んでいて、その実行によって前記論理サブシステムが、
前記グラフィックディスプレイを介しアイコンメニュー(620)を表示し、前記アイコンメニューが二次元コレクションに配置される複数のアイコンを含み、前記複数のアイコンのアイコンそれぞれがメディアコンテンツに対するアクセスを提供し、
前記グラフィックディスプレイを介しテキストメニューを表示し、前記テキストメニューが前記メディアコンテンツを含むメディアライブラリーに対するアクセスを提供する構造化テキストリストを含み、
前記ユーザー入力装置において受信された第1のユーザー入力に応答し前記アイコンメニューをアンロックすることと、前記ユーザー入力装置において受信された第2のユーザー入力に応答し前記アイコンメニューをロックすることと、
前記アイコンメニューがロックされていない場合、前記モーションセンサーによって検出されたモーションに応答し前記構造化テキストリストをシャッフルせずに互いに関連する前記複数のアイコンをシャッフルすることと、
前記アイコンメニューがロックされている間、モーションが前記モーションセンサーによって検出された場合、前記複数のアイコンを相対的に固定された配置に保持することと、をもたらすことを特徴とするメディアシステム(110)。
【請求項2】
前記ユーザー入力装置が、前記グラフィックディスプレイのタッチセンサー領域(134)を含むことを特徴とする請求項1記載のメディアシステム。
【請求項3】
前記ユーザー入力装置が、ボタン(132)を含むことを特徴とする請求項1記載のメディアシステム。
【請求項4】
前記複数のアイコンが、デフォルトの配置からシャッフルされた配置へ互いにシャッフルされることと、前記メモリーが更に、前記論理サブシステムによって実行可能な命令を含んでいて、その実行によって前記論理サブシステムが、
前記テキストメニューを対象としている第3のユーザー入力に応答し前記複数のアイコンを前記シャッフルされた配置から前記デフォルトの配置へ戻すことと、を特徴とする請求項1記載のメディアシステム。
【請求項5】
前記メモリーが更に、前記論理サブシステムによって実行可能な命令を含んでいて、その実行によって前記論理サブシステムが、
前記テキストメニューを対象としている前記第3のユーザー入力を受信することに応答し、前記アイコンメニューのサイズに対し前記テキストメニューのサイズを増やすことによって、前記テキストメニューを目立たせることを特徴とする請求項4記載のメディアシステム。
【請求項6】
前記メモリーが更に、前記論理サブシステムによって実行可能な命令を含んでいて、その実行によって前記論理サブシステムが、
少なくとも2次元の前記グラフィックディスプレイにおいて、第1の配置から第2の配置へ前記複数のアイコンのうち1つ以上のアイコンの相対配置を変更することによって、前記複数のアイコンを互いにシャッフルすることと、前記グラフィックディスプレイに対し前記複数のアイコンのアイコンそれぞれの固定した角度方向を、前記第1の配置及び前記第2の配置双方に維持することと、を特徴とする請求項1記載のメディアシステム。
【請求項7】
前記メモリーが更に、前記論理サブシステムによって実行可能な命令を含んでいて、その実行によって前記論理サブシステムが、
前記アイコンメニューがシャッフルされたとき、前記アイコンメニューから1つ以上のアイコンを削除することと、
前記アイコンメニューがシャッフルされたとき、1つ以上の新しいアイコンを前記アイコンメニューに導入し、前記1つ以上の新しいアイコンが、前記複数のアイコンがシャッフルされる前には、前記アイコンメニューを介し以前アクセス可能でなかった前記メディアライブラリーの異なるメディアコンテンツに対するアクセスを提供するものと、を特徴とする請求項1記載のメディアシステム。
【請求項8】
前記異なるメディアコンテンツが、推奨されたメディアコンテンツを含み、前記メモリーが更に、前記論理サブシステムによって実行可能な命令を含んでいて、その実行によって前記論理サブシステムが、
前記メディアシステムの作動条件に応答し前記メディアライブラリーから前記推奨されたメディアコンテンツを識別する、ことを特徴とする請求項7記載のメディアシステム。
【請求項9】
前記メディアシステムの前記作動条件が、前記複数のアイコンを介して以前アクセスされたメディアコンテンツを含むことを特徴とする請求項8記載のメディアシステム。
【請求項10】
前記二次元のアイコンコレクションが、1つ以上の列のアイコン及び2つ以上の行のアイコンを定義していることを特徴とする請求項1記載のメディアシステム。
【請求項11】
前記1つ以上の列のサイズ及び前記2つ以上の行のサイズが、前記複数のアイコンそれぞれのアイコンのサイズに基づいていることを特徴とする請求項10記載のメディアシステム。
【請求項12】
前記複数のアイコンが、前記メディアライブラリーのメディアコンテンツのサブセットを形成している前記メディアコンテンツに対するアクセスを提供することを特徴とする請求項1記載のメディアシステム。
【請求項13】
前記メディアコンテンツが、視覚コンテンツ、音声コンテンツ、通信コンテンツ、お気に入りのコンテンツ、推奨されたコンテンツ、新たに利用可能なコンテンツ、最近追加されたコンテンツ、コンテンツ関連ニュース、ソーシャルコンテンツのうち1つ以上を含む請求項1記載のメディアシステム。
【請求項14】
前記モーションセンサーが、光学式エレメント(144)及び加速度計(142)の1つ以上を含むことを特徴とする請求項1記載のメディアシステム。
【請求項15】
メディアコンテンツを含むメディアライブラリーを有するメディアシステムを作動する方法であって、
前記メディアシステムのグラフィックディスプレイを介しアイコンメニューを表示するステップ(310)であって、前記アイコンメニューが、前記メディアライブラリーのメディアコンテンツのサブセットに対するアクセスを集合的に提供するアイコンの二次元コレクションを含むものと、
前記グラフィックディスプレイを介しテキストメニューを表示するステップ(312)であって、前記テキストメニューが、前記メディアライブラリーの前記メディアコンテンツの構造化リストを含んでいるものと、
前記アイコンメニューを対象としているユーザー入力を受信するステップ(314)と、
前記アイコンメニューを対象としている前記ユーザー入力を受信することに応答し、前記テキストリストのサイズを縮小した縮尺比へ減らすステップ(318)と、
前記メディアシステムのモーションの指示を受信するステップ(420)と、
前記テキストリストが前記縮小した縮尺比に減らされている間、前記メディアシステムのモーションの指示を受信することに応答し、前記二次元コレクション内の前記アイコンの1つ以上を第1の配置から第2の配置へ再配置するステップ(424)と、
前記テキストメニューを対象としているユーザー入力を受信するステップ(314)と、
前記テキストメニューを対象としている前記ユーザー入力を受信することに応答し、前記アイコンリストのサイズを縮小した縮尺比へ減らし(418)、前記アイコンを前記第1の配置へ再配置するステップ(326)と、を含む方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公表番号】特表2012−503253(P2012−503253A)
【公表日】平成24年2月2日(2012.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−527907(P2011−527907)
【出願日】平成21年9月15日(2009.9.15)
【国際出願番号】PCT/US2009/057052
【国際公開番号】WO2010/033523
【国際公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【出願人】(500046438)マイクロソフト コーポレーション (3,165)
【Fターム(参考)】