説明

メモリカード

電子装置(101)において使用するためのメモリカード(103)を提案する。電子装置(101)の外部にデジタルデータをエクスポートできない内蔵プロセッサ(301)を備える電子装置(101)を制御するために、電子装置(101)の近くにいるユーザが電子装置(101)を操作する必要がある。これは、常に都合がよいわけではない。提案するメモリカード(103)は、遠隔ワイヤレス対応装置(105)から命令をワイヤレスに受信するワイヤレスモジュール(207)と、また、受信された命令にしたがって、電子装置(101)の内蔵プロセッサ(301)を制御する中央プロセッサ(201)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【発明の分野】
【0001】
本発明は、電子装置において使用するためのメモリカードと、メモリカードを備える電子装置を制御する方法とに関し、さらに詳細には、排他的ではないが、デジタルカメラおよび/またはデジタルビデオレコーダにおいて使用するためのメモリカードと、遠隔ワイヤレス対応装置の使用によって、メモリカードを備えるデジタルカメラおよび/またはデジタルビデオレコーダを制御する方法とに関する。
【発明の背景】
【0002】
デジタルカメラ、デジタルビデオレコーダのような電子デバイスを制御するために、制御のために電子デバイスの近くにいるユーザが必要とされる。例えば、ユーザがデジタルカメラの近くにいる場合にのみ、ユーザは、デジタルカメラを使用して画像を取り込むことができ、または、デジタルカメラ中に記憶されている画像を見ることができる。
【0003】
これは、常に都合がよいわけではない。例えば、デジタルカメラのユーザがユーザ自身の写真を撮影したい場合に、ユーザは、ユーザのデジタルカメラを操作するように第三者に要求しなければならず、または、(利用可能であれば)デジタルカメラにおける時間遅延機能を使用しなければならない。時間遅延機能を使用する場合、ユーザが写真撮影に対して十分に準備ができていない可能性があり、これは、写真がうまく撮影されないことを意味する。
【0004】
本発明は、そこで、少なくとも不都合を緩和させる、電子装置において使用するための向上したメモリカードと、また、メモリカードを備える電子装置を制御する方法とを提案する。
【発明の概要】
【0005】
一般的に見て、本発明は、遠隔ワイヤレス対応装置からワイヤレスに受信する命令にしたがって電子装置を制御する、電子装置において使用するためのメモリカードを提案する。
【0006】
第1の例示的な態様にしたがって、電子装置において使用するためのメモリカードを提供する。電子装置は、電子装置の外部にデジタルデータをエクスポートできない内蔵プロセッサを備え、メモリカードは、ワイヤレスモジュールと、ワイヤレスモジュールを通して、遠隔ワイヤレス対応装置からワイヤレスに受信された命令にしたがって、電子装置の内蔵プロセッサを制御するように構成されている中央プロセッサとを具備する。
【0007】
別の例示的な態様にしたがって、上述したメモリカードと、遠隔電子装置の外部にデジタルデータを独立的にエクスポートできない内蔵プロセッサとを備える遠隔電子装置を制御するワイヤレス対応装置を提供する。ワイヤレス対応装置は、命令にしたがって、遠隔電子装置を制御するように、遠隔電子装置に命令をワイヤレスに送るように構成されている。
【0008】
さらなる例示的な態様にしたがって、電子装置を制御する方法を提供する。電子装置は、上述したメモリカードと、電子装置の外部にデジタルデータを独立的にエクスポートできない内蔵プロセッサとを備え、方法は、ワイヤレスモジュールを通して、遠隔ワイヤレス対応装置から命令をワイヤレスに受信するメモリカードのステップと、受信された命令にしたがって、電子装置を制御するメモリカードのステップとを含む。
【0009】
最後の例示的な態様にしたがって、上述したメモリカードと、電子装置の外部にデジタルデータを独立的にエクスポートできない内蔵プロセッサとを具備する電子装置を提供する。
【0010】
内蔵プロセッサは、電子装置の外部にデジタルデータを独立的にエクスポートできないことから、遠隔ワイヤレス対応装置からワイヤレスに受信された命令に基づいて、電子装置の内蔵プロセッサを制御する中央プロセッサを備えるメモリカードを提供することにより、電子装置の遠隔制御および動作が可能である。有益なことに、提案したメモリカードは、電子装置の使用量の融通性を向上させる。
【0011】
本発明のいくつかのオプション的特徴は、従属請求項において規定されている。
【0012】
例えば、メモリカードの中央プロセッサは、受信された命令に関して機能し、遠隔装置の内蔵プロセッサから画像センサのリアルタイムビューを要求し、リアルタイムビューを遠隔ワイヤレス対応装置に向けてワイヤレスに送信してもよい。
【0013】
それゆえ、ユーザは、ユーザ自身の写真を撮影する前に、遠隔ワイヤレス対応装置上でリアルタイムビューを見ることができる。有益なことに、これは、適度にうまく撮影された写真を支援する。
【0014】
さらに、メモリカードは、表示のために、メモリカード中に記憶されている対応するサムネイルバージョンの画像を遠隔ワイヤレス対応装置にワイヤレスに送信する遠隔ワイヤレス対応装置により遠隔で制御できる。ユーザは、その後、遠隔ワイヤレス対応装置上で選択されたサムネイルに対応する画像を、遠隔電子装置に直接ワイヤレスに送るか、または、アクセスポイントを通して、予め定められているウェブサイトもしくはサーバに間接的にワイヤレスに送るように、メモリカードに命令してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0015】
単に例として、以下に本発明の実施形態を説明する。
【図1】図1は、メモリカードを備える電子装置に命令するための、遠隔ワイヤレス対応装置により制御可能なメモリカードの好ましい実施形態のブロックダイヤグラムを示している。
【図2】図2は、図1のメモリカードのブロックダイヤグラムを示している。
【図3】図3は、図1の電子装置のブロックダイヤグラムを示している。
【図4】図4は、図1の遠隔ワイヤレス対応装置のブロックダイヤグラムを示している。
【図5a】図5aは、図1から4の装置の動作のフローチャートである。
【図5b】図5bは、図1から4の装置の動作のフローチャートである。
【図5c】図5cは、図1から4の装置の動作のフローチャートである。
【実施形態の詳細な説明】
【0016】
図1は、電子装置101に動作可能に接続しているメモリカード103のブロックダイヤグラムを示している。電子装置101は、デジタルカメラまたはデジタルビデオレコーダであってもよい。メモリカード103を通して、電子装置101は、遠隔ワイヤレス対応装置105によりワイヤレスに制御することができる。遠隔ワイヤレス対応装置105は、移動電話機またはカーナビゲーションシステムのような、電気通信対応装置であってもよい。代替として、これは、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、PDA,デジタルダイアリー、またはこれらに類するものであってもよい。特に、メモリカード103は、遠隔ワイヤレス対応装置105からワイヤレスに受信された命令にしたがって、電子装置101を制御する。使用するワイヤレスプロトコルは、例えば、ブルートゥース(登録商標)およびWi−Fi(登録商標)のような、何らかの適切なワイヤレスプロトコルであってもよい。唯一の要件は、メモリカード103および遠隔ワイヤレス対応装置105の双方が同一のプロトコルを使用することである。
【0017】
図2は、中央プロセッサ201を備えるメモリカード103のブロックダイヤグラムを示している。メモリカード103はまた、記憶モジュール203と、カードインターフェース205と、ワイヤレスモジュール207とを備えており、これらのすべては、中央プロセッサ201に動作可能に接続されている。ワイヤレスモジュール207は、Wi−Fi、ブルートゥース、またはこれらに類するもののような、さまざまなワイヤレス標準規格により構成されている。
【0018】
図3は、電子装置101のブロックダイヤグラムを示しており、電子装置101は、内蔵プロセッサ301と、画像センサ305と、カードインターフェース303とを備えている。内蔵プロセッサ301は、電子装置101の外部にデジタルデータを独立的にエクスポートすることができない。独立的にエクスポートすることは、内蔵プロセッサ301が、電子装置101からコンピュータへのデジタルデータのエクスポートを可能にする関連する動作可能なソフトウェアを有するコンピュータのようなインテリジェントホストに、電子装置101を動作可能に接続させる必要があることを意味し、これにより、エクスポートすることは、コンピュータの制御の下で実行される。電子装置101のカードインターフェース303は、メモリカード103のカードインターフェース205を介して、メモリカード103とインターフェースするためのものである。メモリカード103が、電子装置101に動作可能に接続するときはいつでも、カードインターフェース303は、メモリカード103を通常のメモリカードとして見て、内蔵プロセッサ301からメモリカード103の記憶モジュール203にデジタルデータを転送するための、通常の方法で、メモリカード103とインターフェースする。例えば、内蔵プロセッサ301は、画像センサ305により取り込んだ画像を受け取ってすぐに、記憶モジュール203中に記憶させるために、受け取った画像をメモリカード103に誘導する。
【0019】
図4は、遠隔ワイヤレス対応装置105のブロックダイヤグラムを示している。遠隔ワイヤレス対応装置105は、プロセッサ401と、キーパッドまたはタッチスクリーンのような、制御装置403と、ディスプレイ405と、ワイヤレスモジュール407とを備える。メモリカード103のように、遠隔ワイヤレス対応装置105のワイヤレスモジュール407は、Wi−Fi、ブルートゥース、またはこれらに類するもののような、さまざまなワイヤレス標準規格により動作可能である。
【0020】
遠隔ワイヤレス対応装置105は、制御装置403を通して、メモリカード103との接続を開始し501、これは、遠隔ワイヤレス対応装置105が、メモリカード103をワイヤレスにおよび直接に検出し接続するように、ハンドシェーキング手順をトリガする503。いったん、メモリカード103および遠隔ワイヤレス対応装置105のそれぞれのワイヤレスモジュール207、407の間の接続が確立されると、メモリカード103の中央プロセッサ201は、ワイヤレスモジュール407を通して、メモリカード103から遠隔ワイヤレス対応装置105にインデックス画像ファイルを送るように、ワイヤレスモジュール207に命令する505。したがって、遠隔ワイヤレス対応装置105のプロセッサ401は、インデックス画像ファイルを受信し、インデックス画像ファイルをディスプレイ405に送る。インデックス画像ファイルは、電子装置101を遠隔で制御する1つ以上のメニューアイテムを含む。1つ以上のメニューアイテムの各々は、インデックス画像ファイル内の別個の画像であり、例えば、
a)メニューアイテム1−リアルタイムビューイング
b)メニューアイテム2−データビューイング
を含んでいてもよい。
遠隔ワイヤレス対応装置105上の制御装置403を使用して、メニューアイテムのうちの1つを選択し507、そのときに、プロセッサ401は、メモリカード103の中央プロセッサ201に、(そのワイヤレスモジュール207を通して)選択されたメニューアイテムを通知するように、ワイヤレスモジュール407に命令する。インデックス画像ファイル中の各々のメニューアイテムは、一意的な画像識別子を有することから、メモリカード103のプロセッサ201は、選択されたメニューアイテム1を認識して509、関係する命令にしたがって、電子装置101を制御する。
【0021】
a)メニューアイテム1−リアルタイムビューイング
メニューアイテム1が選択された場合511、メモリカード103の中央プロセッサ201は、電子装置101の内蔵プロセッサ301から、画像センサ305のリアルタイムビューを要求し、それぞれのワイヤレスモジュール207、407を通して、受信したリアルタイムビューを遠隔ワイヤレス対応装置105に向けてワイヤレスに送信する。遠隔ワイヤレス対応装置105のプロセッサ401は、その後、画像センサ305のリアルタイムビューを受信し、ディスプレイ405に向けてリアルタイムビューを誘導する。
【0022】
オプションとして、もし電子装置101の画像センサ305が、異なる軸において移動するための内蔵メカニズムを有するならば、遠隔ワイヤレス対応装置105上の制御装置403をまた使用して、3次元空間における画像センサ305の位置(したがって、遠隔ワイヤレス対応装置105上に表示されるリアルタイムビュー)を制御してもよい。
【0023】
さらに、中央プロセッサ201は、ワイヤレスモジュール207、407を通して、表示するために、第2のインデックス画像ファイルを遠隔ワイヤレス対応装置105にワイヤレスに送る。第2のインデックス画像ファイルは、電子装置101を遠隔で制御するための1つ以上のサブメニューアイテムを含み、1つ以上のサブメニューアイテムは、遠隔ワイヤレス対応装置105上に表示されているリアルタイムビュー上に重畳されている。1つ以上のサブメニューアイテムの各々は、インデックス画像ファイル内の別個の画像であり、例えば、
a)サブメニューアイテム1−画像を取り込む
b)サブメニューアイテム2−ビデオを記録
を含んでもよい。
【0024】
さらに、遠隔ワイヤレス対応装置105上の制御装置403を使用して、所望のサブメニューアイテムを選択し513、そのときに、プロセッサ401は、そのワイヤレスモジュール207を通して、メモリカード103の中央プロセッサ201に、選択されたメニューアイテムを通知するように、ワイヤレスモジュール407に命令する。インデックス画像ファイル中の各サブメニューアイテムは、一意的な画像識別子を有することから、メモリカード103のプロセッサ201は、再び、選択されたサブメニューアイテムを認識して515、選択されたサブメニューアイテムにしたがって、電子装置101を制御する。
【0025】
サブメニューアイテム1が選択された場合517、命令はすぐに、遠隔ワイヤレス対応装置105のプロセッサ401と、それぞれのワイヤレスモジュール207、204とを通して、メモリカード103の中央プロセッサ201に伝わる。したがって、中央プロセッサ201は、電子装置101の画像センサ305に、画像を取り込むように命令するように進む。サブメニューアイテム1の選択と画像の取り込みとの間にわずかな時間遅延があるかもしれないが、時間遅延は著しいものではないはずである。
【0026】
有益なことに、ユーザ自身の写真、または、ユーザの友人のグループの写真を撮影することを望むユーザは、ユーザの代わりに電子装置101を操作するように第三者に頼むことなく、または、利用可能である場合に時間遅延機能に頼ることなく、遠隔ワイヤレス対応装置105上の制御装置403を介して、都合よくそのように写真を撮影することが可能である。さらに、ユーザは、写真を撮影するときに、遠隔ワイヤレス対応装置105のディスプレイ405上でリアルタイムビューを見ることができることから、確実に写真を適度にうまく撮影することも可能である。
【0027】
画像を取り込み、メモリカード103の記憶モジュール203中に記憶した後に、中央プロセッサ201は、表示のために、ワイヤレスモジュール207、407を通して、第3のインデックス画像ファイルを遠隔ワイヤレス対応装置105にワイヤレスに送る。以前のインデックス画像ファイルのように、第3のインデックス画像ファイルも1つ以上のサブメニューアイテムを含む。1つ以上のサブメニューアイテムの各々は、インデックス画像ファイル内の別個の画像であり、例えば、
a)サブメニューアイテム1A−画像ネームを入力
b)サブメニューアイテム1B−画像上にテキストを追加
c)サブメニューアイテム1C−ポジションデータを追加
d)サブメニューアイテム1D−出る
を含んでいてもよい。
【0028】
さらに、遠隔ワイヤレス対応装置105上の制御装置403は、所望のサブメニューアイテムを選択する601ために使用され、そのときに、プロセッサ401が、そのワイヤレスモジュール207を通して、メモリカード103の中央プロセッサ201に選択されたメニューアイテムを通知するようにワイヤレスモジュール407に命令する。インデックス画像ファイル中の各サブメニューアイテムが一意的な画像識別子を有することから、メモリカード103のプロセッサ201は、再び、選択されたサブメニューアイテムを認識して603、選択されたサブメニューアイテムにしたがって、電子装置101を制御する。
【0029】
遠隔ワイヤレス対応装置105の制御装置403を介して、サブメニューアイテム1Aが選択された場合605、遠隔ワイヤレス対応装置105上の英数字の制御装置403を介して、取り込んだ画像のネームを入力し、メモリカード103の中央プロセッサ201にワイヤレスに送ることが可能である。これは、遠隔ワイヤレス対応装置105のプロセッサ401とそれぞれのワイヤレスモジュール207、407を介して行われることを正しく認識できる。
【0030】
画像が撮影されてすぐに、画像のネームを入力することにより、ユーザは、関連する日付、時間、および場所のような、画像の設定に基づいて、後のステージにおいてそれらの設定を思い出す代わりに、より簡単に適切なネームを提供できる。
【0031】
サブメニューアイテム1Bが選択された場合607、遠隔ワイヤレス対応装置105上の英数字の制御装置403を介して、テキストデータを再び入力し、メモリカード103にワイヤレスに送って、取り込んだ画像上に同一のテキストデータを生成することが可能である。
【0032】
画像上に関連するテキストデータを追加することにより、ユーザは、有益なことに、ユーザが、後のステージにおいて、それらの画像を再び訪れるときはいつでも、画像に関係する記憶すべきイベントをユーザが確実に思い出すようになる。
【0033】
サブメニューアイテム1Cが選択された場合609、遠隔ワイヤレス対応装置105が、移動電話機またはGPSナビゲーションシステムのような、電気通信対応デバイスであると、GPSデータのようなポジションデータはメモリカード103にワイヤレスに送られる。オプションとして、メモリカード103からこれらの画像を受信するパーソナルコンピュータは、関連するソフトウェアを有し、それに応じてGPSデータを処理して、取り込まれた画像のロケーションを提供してもよい。これは、例えば、グーグルマップ(登録商標)のようなシステムと組み合わせて、ロケーションに関連するタイトルを与えてもよい。この方法において、これは、座標ではなくむしろタイトル(例えば、ルーブル美術館)を与えることができる。
【0034】
サブメニューアイテム1Dが選択された場合611、遠隔ワイヤレス対応装置105とメモリカード103との間の通信は切断され、遠隔ワイヤレス対応装置105は、それに応じて、そのオリジナル機能を再開する。
【0035】
サブメニューアイテム2(“ビデオを録画”)が選択された場合519、命令は、同様に、遠隔ワイヤレス対応装置105のプロセッサ401、および、それぞれのワイヤレスモジュール207、407を通して、メモリカード103の中央プロセッサ201に、直ちに伝えられる。したがって、中央プロセッサ201は、遠隔ワイヤレス対応装置105のディスプレイ405上にリアルタイムで見えるビデオを録画するように、電子装置101の画像センサ305に命令するように進む。テキストおよび/またはポジションデータの入力のような、たった今上述した、メモリカード103の他の機能もまた、サブメニューアイテム2が選択されたイベント519における対応するステップ602、604、608、610、611に適用する。
【0036】
b)メニューアイテム2−データビューイング
メニューアイテム2が選択された場合502、メモリカード103の中央プロセッサ201は、表示のために、記憶モジュール203中に記憶されているサムネイルバージョンの画像を遠隔ワイヤレス対応装置105にワイヤレスに送信する。
【0037】
遠隔ワイヤレス対応装置105上の制御装置403を介して、あるサムネイルが選択されたとき504、メモリカード103の中央プロセッサ201は、遠隔ワイヤレス対応装置105のプロセッサ401と、それぞれのワイヤレスモジュール207、407とを通してそのように通知される。中央プロセッサ201は、その後、表示のために、第2のインデックス画像ファイルを遠隔ワイヤレス対応装置105にワイヤレスに送る506。第2のインデックス画像ファイルは、メモリカード103を遠隔で制御するために、1つ以上のサブメニューアイテムを含む。1つ以上のサブメニューアイテムの各々は、第2のインデックス画像ファイル内の別個の画像であり、例えば、
a)サブメニューアイテム1−直接のワイヤレス転送
b)サブメニューアイテム2−間接のワイヤレス転送
を含んでいてもよい。
【0038】
さらに、遠隔ワイヤレス対応装置105上の制御装置403は、所望のサブメニューアイテムを選択するために使用され508、そのときに、プロセッサ401が、そのワイヤレスモジュール207を通して、メモリカード103の中央プロセッサ201に選択されたメニューアイテムを通知するようにワイヤレスモジュール407に命令する。インデックス画像ファイル中の各サブメニューアイテムが一意的な画像識別子を有することから、メモリカード103のプロセッサ201は、再び、選択されたサブメニューアイテムを認識して510、選択されたサブメニューアイテムにしたがって、電子装置101を制御する。
【0039】
遠隔ワイヤレス対応装置105上の制御装置403を使用して、サブメニューアイテム1が選択された場合512、メモリカード105の中央プロセッサ201は、それに応じて、メモリカード103と同一または類似したメモリカードを持つ近くの遠隔電子装置をスキャンするように、ワイヤレスモジュール207に命令する。1つ以上のこのような電子装置が検出された場合701、中央プロセッサ201は、その後、検出された遠隔電子装置中のメモリカードのそれぞれの識別子を集約する703。中央プロセッサ201は、その後、表示のために、それらの識別子を遠隔ワイヤレス対応装置105にワイヤレスに送る。それらの検出された識別子の各々は、認識705のために一意的であるべきである。遠隔ワイヤレス対応装置105上の制御装置403を介して、特定のメモリカードの識別子を選択することにより、ユーザは、メモリカード103を遠隔で制御して、遠隔ワイヤレス対応装置105上の選択されたサムネイルに対応する画像を、選択されたメモリカードを持つ遠隔電子装置に直接ワイヤレスに転送できる707。
【0040】
遠隔ワイヤレス対応装置105とメモリカード103との間の通信は、その後切断され709、遠隔ワイヤレス対応装置105は、それに応じて、そのオリジナル機能を再開する。
【0041】
オプションとして、電子装置101中で使用されている近くのメモリカード103に対する適切な識別子を入力するために、遠隔ワイヤレス対応装置105を使用してもよい。さらに、識別子は、遠隔ワイヤレス対応装置105の英数字の制御装置403を使用して入力でき、プロセッサ401およびそれぞれのワイヤレスモジュール207、407を通して、その近くのメモリカード103の中央プロセッサ201にワイヤレスに送ることができる。
【0042】
遠隔ワイヤレス対応装置105の制御装置403を使用して、サブメニューアイテム2を選択することにより702、遠隔ワイヤレス対応装置105は、代替的に、アクセスポイントの利用可能性を検出するようにワイヤレスモジュール207に命令するように、メモリカード103の中央プロセッサ201を制御できる。利用可能なアクセスポイントの検出のときに、ワイヤレスモジュール207は、そのアクセスポイントとの通信を確立する。
【0043】
1つより多い利用可能なアクセスポイントが検出される場合704、中央プロセッサ201は、再び、利用可能なアクセスポイントのそれぞれの識別子(SSID)を集約して、表示のために、それらの識別子(SSID)を遠隔ワイヤレス対応装置105にワイヤレスに送る。さらに、利用可能なアクセスポイントのそれらの検出されたIDの各々は、認識706に対して、それ自体の一意的な識別子を有している。遠隔ワイヤレス対応装置105の制御装置403を介して、特定のアクセスポイントSSIDを選択することにより、ユーザは、メモリカード103を遠隔で制御して、その選択されたアクセスポイントとの通信を確立するようにワイヤレスモジュール207に命令できる。
【0044】
いったん、ワイヤレスモジュール207と選択されたアクセスポイントとの間の通信が確立されると、遠隔ワイヤレス対応装置105上で選択されたサムネイルに対応する画像は、メモリカード103から1つ以上の予め定められているウェブサイトまたはサーバにワイヤレスに送られる。1つ以上の予め定められているウェブサイトまたはサーバの入力は、典型的に、メモリカード103をコンピュータに動作可能に接続することと、コンピュータを使用して、ウェブサイトまたはサーバの関連する詳細を入力することとにより行われる。また、代替的に、遠隔ワイヤレス対応装置105を使用して、制御装置403を使用することと、入力された詳細をメモリカード103の中央プロセッサにワイヤレスに送ることとにより、予め定められているウェブサイトまたはサーバの関連する詳細を入力してもよい。
【0045】
オプションとして、中央プロセッサ201は、メモリカード103からの、選択された画像の直接のワイヤレス転送のための近くの遠隔電子装置がなくても、アクセスポイントの利用可能性を自動的に検索してもよい。
【0046】
遠隔電子装置、または、予め定められているウェブサイト/サーバのいずれかへの、メモリカード103からの画像転送の完了のときに、メモリカード103の中央プロセッサ201は、それぞれのワイヤレスモジュール207、407を通して、遠隔ワイヤレス対応装置105のプロセッサ401に確認信号を送る。プロセッサ401はその後、ディスプレイ405を通して、または、振動器またはスピーカのような他の何らかの利用可能な手段を通して、遠隔ワイヤレス対応装置105においてローカルなユーザに、画像転送のステータスを示す。
【0047】
遠隔ワイヤレス対応装置105とメモリカード103との間の通信は、その後、切断され709、遠隔ワイヤレス対応装置105は、それに応じて、そのオリジナル機能を再開する。
【0048】
本発明の範囲または精神から逸脱することなく、他の実施形態を想定することができる。例えば、それぞれが複数のメニューおよびサブメニューアイテムを含むさまざまなインデックス画像ファイルを、遠隔ワイヤレス対応装置105中に記憶してもよい。この方法では、メモリカード103の中央プロセッサ201は、それらのさまざまなインデックス画像ファイルを、遠隔ワイヤレス対応装置105にワイヤレスに送る必要がない。電子装置101はまた、リアルタイム画像および/またはビデオデータを記録する画像センサ305の代わりに、リアルタイムオーディオデータを記録するオーディオセンサを有していてもよい。さらに、上述した原理に基づいて、電子装置101を電源投入および電源切断するためにも、遠隔ワイヤレス対応装置105を使用してもよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置において使用するためのメモリカードにおいて、
前記電子装置は、前記電子装置の外部にデジタルデータをエクスポートできない内蔵プロセッサを備え、
前記メモリカードは、
ワイヤレスモジュールと、
前記ワイヤレスモジュールを通して、遠隔ワイヤレス対応装置からワイヤレスに受信された命令にしたがって、前記電子装置の前記内蔵プロセッサを制御するように構成されている中央プロセッサとを具備するメモリカード。
【請求項2】
前記中央プロセッサは、前記電子装置の前記内蔵プロセッサから、画像センサのリアルタイムビューを要求し、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記リアルタイムビューを前記遠隔ワイヤレス対応装置に向けてワイヤレスに送信するように構成されている、請求項1記載のメモリカード。
【請求項3】
前記中央プロセッサは、前記電子装置の前記内蔵プロセッサを介して、3次元空間において移動するように前記画像センサに命令するように構成されている、請求項2記載のメモリカード。
【請求項4】
前記中央プロセッサは、前記電子装置の前記内蔵プロセッサを介して、前記画像センサを制御するように構成されている、請求項2または3記載のメモリカード。
【請求項5】
前記中央プロセッサは、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記遠隔ワイヤレス対応装置からポジションおよび/またはテキストのデータをワイヤレスに受信するように構成されており、前記ポジションおよび/またはテキストのデータは、前記画像センサにより取り込まれた画像に関係している、請求項4記載のメモリカード。
【請求項6】
前記中央プロセッサは、表示のために、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記メモリカード中に記憶されているサムネイルバージョンの画像を前記遠隔ワイヤレス対応装置にワイヤレスに送信するように構成されている、請求項1ないし5のいずれか1項記載のメモリカード。
【請求項7】
前記中央プロセッサは、前記遠隔ワイヤレス対応装置上に表示されている対応するサムネイルバージョンの画像が選択されたときに、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記メモリカードから遠隔電子装置に直接、画像をワイヤレスに送信するように構成されている、請求項6記載のメモリカード。
【請求項8】
前記中央プロセッサは、アクセスポイントの利用可能性を検出し、利用可能なアクセスポイントの検出のときに、前記ワイヤレスモジュールと前記アクセスポイントとの間の通信を確立するように構成されている、請求項6または7記載のメモリカード。
【請求項9】
前記中央プロセッサは、前記メモリカードからの前記画像の直接のワイヤレス送信のための遠隔電子装置がなくても、アクセスポイントの利用可能性を自動的に検索するように構成されている、請求項8記載のメモリカード。
【請求項10】
複数の利用可能なアクセスポイントの検出のときに、前記中央プロセッサは、表示のために、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記複数の利用可能なアクセスポイントに関係するIDを、前記遠隔ワイヤレス対応装置にワイヤレスに送信するように構成されている、請求項8または9記載のメモリカード。
【請求項11】
前記中央プロセッサは、前記遠隔ワイヤレス対応装置上に表示されている前記複数の利用可能なアクセスポイントのうちの1つの対応する識別が選択されたときに、そのアクセスポイントとの通信を確立するように、前記ワイヤレスモジュールに命令するように構成されている、請求項10記載のメモリカード。
【請求項12】
前記中央プロセッサは、前記ワイヤレスモジュールと前記アクセスポイントとの間の前記通信が確立されたときに、前記ワイヤレスモジュールとそのアクセスポイントとを通して、前記メモリカードから予め定められているウェブサイトもしくはサーバに、画像をワイヤレスに送信するように構成されており、前記画像は、前記遠隔ワイヤレス対応装置上に表示されている選択されたサムネイル画像に対応している、請求項8または11記載のメモリカード。
【請求項13】
前記中央プロセッサは、前記メモリカードから前記遠隔電子装置または前記予め定められているウェブサイトもしくはサーバへの前記画像転送の完了のときに、確認信号を前記遠隔ワイヤレス対応装置に送るように構成されている、請求項7または12記載のメモリカード。
【請求項14】
前記中央プロセッサは、表示のために、前記ワイヤレスモジュールを通して、インデックス画像ファイルを前記遠隔ワイヤレス対応装置にワイヤレスに送るように構成されており、前記インデックス画像ファイルは、複数のメニューアイテムを含む、請求項1ないし13のいずれか1項記載のメモリカード。
【請求項15】
前記遠隔ワイヤレス対応装置上に表示されている前記複数のメニューアイテムのうちの1つが選択されたときに、前記中央プロセッサは、
i)前記電子装置の前記内蔵プロセッサから、前記画像センサのリアルタイムビューを要求し、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記リアルタイムビューを遠隔ワイヤレス対応装置に向けてワイヤレスに送信することと、
ii)表示のために、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記メモリカード中に記憶されているサムネイルバージョンの画像を、前記遠隔ワイヤレス対応装置にワイヤレスに送信することと
からなるグループから選択された機能を実行するように構成されている、請求項14記載のメモリカード。
【請求項16】
請求項1ないし15のいずれか1項記載の前記メモリカードと、遠隔電子装置の外部にデジタルデータを独立的にエクスポートできない内蔵プロセッサとを備える前記遠隔電子装置を制御するワイヤレス対応装置において、
前記ワイヤレス対応装置は、命令にしたがって、前記遠隔電子装置を制御するように、前記遠隔電子装置に命令をワイヤレスに送るように構成されているワイヤレス対応装置。
【請求項17】
前記ワイヤレス対応装置は、電気通信対応装置および/またはナビゲーションシステムである、請求項16記載のワイヤレス対応装置。
【請求項18】
電子装置を制御する方法において、
前記電子装置は、請求項1ないし15のいずれか1項記載の前記メモリカードと、前記電子装置の外部にデジタルデータを独立的にエクスポートできない内蔵プロセッサとを備え、
前記方法は、
前記メモリカードが、前記ワイヤレスモジュールを通して、遠隔ワイヤレス対応装置から命令をワイヤレスに受信することと、
前記メモリカードが、前記受信された命令にしたがって、前記電子装置を制御することとを含む方法。
【請求項19】
前記メモリカードが前記電子装置を制御することは、前記メモリカードの中央プロセッサが、前記電子装置の前記内蔵プロセッサから、画像センサのリアルタイムビューを要求し、表示のために、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記リアルタイムビューを前記遠隔ワイヤレス対応装置に向けてワイヤレスに送信することを含む、請求項18記載の方法。
【請求項20】
前記中央プロセッサが前記内蔵プロセッサを制御することは、前記中央プロセッサが、3次元空間において移動するように前記画像センサに命令することを含む、請求項19記載の方法。
【請求項21】
前記中央プロセッサが前記内蔵プロセッサを制御することは、前記中央プロセッサが、前記メモリカード中に記憶させるための画像を取り込むように前記画像センサに命令することを含む、請求項19または20記載の方法。
【請求項22】
前記メモリカードは、前記遠隔ワイヤレス対応装置からポジションデータをワイヤレスに受信し、前記ポジションデータは、前記電子装置により取り込まれた前記画像に関係していることと、
前記メモリカードは、前記遠隔ワイヤレス対応装置からテキストデータをワイヤレスに受信し、前記テキストデータは、前記電子装置により取り込まれた前記画像に関係していることと
からなるグループから選択された少なくとも1つをさらに含む、請求項21記載の方法。
【請求項23】
前記メモリカードは、表示のために、前記メモリカード中に記憶されているサムネイルバージョンの画像を前記遠隔ワイヤレス対応装置にワイヤレスに送信することと、
前記メモリカードは、前記遠隔ワイヤレス対応装置上に表示されている対応するサムネイルバージョンの画像が選択されたときに、前記メモリカードから遠隔電子装置に直接、画像をワイヤレスに送信することと、
前記メモリカードは、アクセスポイントの利用可能性を検出し、利用可能なアクセスポイントの検出のときに、前記ワイヤレスモジュールと前記アクセスポイントとの間の通信を確立することと
からなるグループから選択された少なくとも1つをさらに含む、請求項18ないし22のいずれか1項記載の方法。
【請求項24】
前記メモリカードからの前記画像の直接のワイヤレス送信のための前記遠隔電子装置がなくても、前記アクセスポイントの利用可能性を検出する前記メモリカードのステップは自動的である、請求項23記載の方法。
【請求項25】
前記メモリカードは、複数の利用可能なアクセスポイントの検出のときに、前記遠隔ワイヤレス対応装置のスクリーン上での表示のために、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記複数の利用可能なアクセスポイントに関係するIDを、前記遠隔ワイヤレス対応装置にワイヤレスに送信することと、
前記メモリカードは、前記遠隔ワイヤレス対応装置上に表示されている前記複数の利用可能なアクセスポイントのうちの1つの対応する識別が選択されたときに、そのアクセスポイントとの通信を確立することと、
前記メモリカードは、前記ワイヤレスモジュールと前記アクセスポイントとの間の通信が確立されたときに、前記ワイヤレスモジュールとそのアクセスポイントとを通して、前記メモリカードから予め定められているウェブサイトもしくはサーバに、画像をワイヤレスに送信し、前記画像は、前記遠隔ワイヤレス対応装置の前記スクリーン上に表示されている選択されたサムネイル画像に対応していることと、
前記メモリカードは、前記メモリカードから前記遠隔電子装置または前記予め定められているウェブサイトもしくはサーバへの前記画像転送の完了のときに、確認信号を前記遠隔ワイヤレス対応装置に送ることと、
前記メモリカードは、表示のために、インデックス画像ファイルを前記遠隔ワイヤレス対応装置に送り、前記インデックス画像ファイルは、複数のメニューアイテムを含むことと
からなるグループから選択された少なくとも1つをさらに含む、請求項23または24記載の方法。
【請求項26】
前記遠隔ワイヤレス対応装置のスクリーン上に表示されている前記複数のメニューアイテムのうちの1つが選択されたときに、前記方法は、
i)前記メモリカードの前記中央プロセッサが、前記電子装置の前記内蔵プロセッサから、前記画像センサのリアルタイムビューを要求し、表示のために、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記リアルタイムビューを前記遠隔ワイヤレス対応装置に向けてワイヤレスに送信することと、
ii)前記メモリカードの前記中央プロセッサが、表示のために、前記ワイヤレスモジュールを通して、前記メモリカード中に記憶されているサムネイルバージョンの画像を、前記ワイヤレスモジュールを通して前記遠隔ワイヤレス対応装置に送信することと
からなるグループから選択された少なくとも1つをさらに含む、請求項25記載の方法。
【請求項27】
電子装置において、
請求項1ないし15のいずれか1項記載の前記メモリカードと、
前記電子装置の外部にデジタルデータを独立的にエクスポートできない内蔵プロセッサとを具備する電子装置。
【請求項28】
リアルタイムビューを取り込む画像センサをさらに具備する、請求項27記載の電子装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5a】
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【図5b】
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【図5c】
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【公表番号】特表2013−521564(P2013−521564A)
【公表日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−556044(P2012−556044)
【出願日】平成22年3月1日(2010.3.1)
【国際出願番号】PCT/SG2010/000069
【国際公開番号】WO2011/108989
【国際公開日】平成23年9月9日(2011.9.9)
【出願人】(510098973)ティー―データ・システムズ(エス)ピーティーイー・リミテッド (8)
【Fターム(参考)】