説明

レポート作成システムおよびその方法

【課題】 航空機に撮像装置を搭載して、画像情報に加えて音声情報を、更には位置情報を加えた詳細情報を地上の取扱者へ情報提供できるレポート作成システムおよびその方法を提供すること。
【解決手段】 レポート作成システム20は、機上に設けられる偵察装置23,当該偵察装置23を制御する制御装置24および第1の記録器25を備えた機上システム21と、第2の記録器35およびパソコン36を備えた地上システム22とが設けられ、機上システム21の制御装置24は、機内に設けられるモニタ画面30およびマイクロフォン31を備え、地上システム22のパソコン36は、第2の記録器35に記録された撮像データおよび音声データを表示する表示装置36aと、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、航空偵察機等の航空機に搭載し、例えば地図情報を作成するにあたって直ちにその詳細情報を作成して地上側の取扱者に提供することができるレポート作成システムおよびその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のレポート作成システムおよびその方法にあっては、自動車により地面を移動し、目視により災害場所等の状況をレポートして、報告書によらないで報告を可能にしたレポート作成システムがある。
【0003】
従来の移動体におけるレポート作成システム1によれば、ペーパを用いず通信機を用いて状況を報告できるので、速報性に適している。図5に示すように、従来の移動体におけるレポート作成システム1は、自動車2にGPS受信機3を搭載し、GPS衛星4からの電波xを受信するようになっている。
【0004】
自動車2は、情報処理センタ5へ位置情報を伝達するための送信機2aおよびGPS衛星4からの電波xを受信する受信機2bを備え、当該自動車2の現在位置情報を常時情報処理センタ5側へ伝達することができるようになっている。情報処理センタ5には、受信機10および現地調査レポート作成支援システム11が設けられ、また、これを取り扱う取扱者12を置いている。
【0005】
一方、自動車2側には、マイクロフォン6が設けられ、運転者(取扱者)7の発声がマイクロフォン6にて受け、送信機3aから情報処理センタ5の取扱者12に伝わるようになっている。
【0006】
移動体におけるレポート作成システム1によれば、移動体である、例えば自動車2により、目的地に着いたところで、運転者7の現地での目視情報(図5のA地点→B地点)の状況を送信機2aにて情報処理センタ5側へ送信する手段がとられている。そして、運転者7は、マイクロフォン6を介して現地の状況の伝達と位置情報を備えたデータおよび位置情報を備えた現地調査レポートを作成し、情報処理センタ5の取扱者12に伝えることができるようになっている。
【特許文献1】特開2004−171480号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、自動車2側の運転者(取扱者)7は、マイクロフォン6を介して現地の状況の伝達や位置情報を備えたデータおよび位置情報を備えた現地調査レポートを作成し、これを情報処理センタ5に伝える手法を取っているので、十分に現場の状況が情報処理センタ5の取扱者に伝わらないという問題があった。
【0008】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、航空機に撮像装置を搭載して、画像情報に加えて音声情報を、更には位置情報を加えた詳細情報を地上の取扱者へ情報提供できるレポート作成システムおよびその方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明によれば、機上に設けられる偵察装置,当該偵察装置を制御する制御装置および第1の記録器を備えた機上システムと、第2の記録器およびパソコンを備えた地上システムとが設けられ、前記機上システムの制御装置は、機内に設けられるモニタ画面およびマイクロフォンを備え、前記地上システムのパソコンは、前記第2の記録器に記録された撮像データおよび音声データを表示する表示装置と、を備えたことを特徴とするレポート作成システムを提供する。
【0010】
上記目的を達成するために、本発明によれば、機上に設けられる撮像装置,当該撮像装置を制御する制御装置および第1の記録器を備えた機上システムと、第2の記録器およびパソコンを備えた地上システムとが設けられ、前記機上システムの制御装置は、機内に設けられるモニタ画面およびマイクロフォンを備え、前記地上システムのパソコンは、前記第2の記録器に記録された撮像データおよび音声データをペーパに印刷する印刷装置と、を備えたことを特徴とするレポート作成システムを提供する。
【0011】
上記目的を達成するために、本発明によれば、機上に設けられる撮像装置,当該撮像装置を制御する制御装置および送信機を備えた機上システムと、受信機およびパソコンを備えた地上システムとが設けられ、前記機上システムの制御装置は、機内に設けられるモニタ画面およびマイクロフォンを備え、前記機上システムの送信機は、前記撮像装置にて撮像した撮像データおよび取扱者が発した音声を前記地上システムの受信機に送信する機能を備え、前記地上システムの受信機は、前記機上システムの送信機から送信された前記撮像データおよび音声データを受信する機能を備え、前記地上システムのパソコンは、前記受信機にて受信した前記撮像データおよび音声データを表示する表示装置と、を備えたことを特徴とするレポート作成システムを提供する。
【0012】
上記目的を達成するために、本発明によれば、機上に設けられる撮像装置,当該撮像装置を制御する制御装置および送信機を備えた機上システムと、受信機およびパソコンを備えた地上システムとが設けられ、前記機上システムの制御装置は、機内に設けられるモニタ画面およびマイクロフォンを備え、前記機上システムの送信機は、前記撮像装置にて撮像した撮像データおよび取扱者が発した音声を前記地上システムの受信機に送信する機能を備え、前記地上システムの受信機は、前記機上システムの送信機から送信された前記撮像データおよび音声データを受信する機能を備え、前記地上システムのパソコンは、前記受信機にて受信した前記撮像データおよび音声データをペーパに印刷する印刷装置と、備えたことを特徴とするレポート作成システムを提供する。
【0013】
上記目的を達成するために、本発明によれば、機上システムにおいて、カメラ画像をモニタ画面に表示する第1のステップと、偵察装置により偵察対象を撮像して撮像画像データを取得する第2のステップと、第1の記録器にて撮像画像ファイルを作成し、撮像画像データを保存する第3のステップと、第1の記録器にて音声情報ファイルを作成する第4のステップと、マイクロフォンから音声情報を入力して音声情報データを第1の記録器の音声情報ファイルに順次アップデートする第5のステップと、GPS(INS)装置にて位置情報を取得し、第1の記録器に送信する第6のステップと、第1の記録器にて音声情報ファイルを保存する第7のステップと、第1の記録器にて位置情報を音声情報ファイルと撮像画像ファイルに付与する第8のステップと、を具備し、地上システムにおいて、音声ファイルと撮像画像ファイルを取得する第1のステップと、音声情報ファイルのテキストファイルを作成する第2のステップと、テキストファイルよりキーワードを検出する第3のステップと、サーバよりキーワードに関する情報を取得する第4のステップと、位置情報より、サーバから過去の同地点の撮影画像ファイルを取得する第5のステップと、音声情報ファイルおよび撮影画像ファイルの各ファイルを添付した詳細レポートを自動印刷する第6のステップと、を具備するレポート作成方法を提供する。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、航空機に撮像装置を搭載して、画像情報に加えて音声情報を、更には位置情報を加えた詳細情報を地上の取扱者へ情報提供できるレポート作成システムおよびその方法を提供することを目的とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明のレポート作成システムおよびその方法に係る実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明のレポート作成システムの一部を示す航空機の機上システムのブロック図である。図2は、本発明のレポート作成システムの一部を示す地上システムのブロック図である。
【0017】
図1に示すレポート作成システム20は、航空機(図示せず)に搭載された機上システム21と、図2に示すように、地上に設置された地上システム22とにより構成される。
【0018】
機上システム21は、偵察装置23,制御装置24および第1の記録器25とから構成される。
【0019】
偵察装置23は、カメラ26とGPS(Global Positioning System)またはINS(Inertial Navigation System)27を備える。カメラ26は偵察用に設けられるもので、例えば光学系のものである。特に、INSを搭載した場合には、当該航空機の位置情報データに加えて、姿勢角も検出することができるので、偵察装置23のカメラ26の向きをその姿勢角に照らして向きの調整をすることができる。
【0020】
制御装置24は、モニタ画面30,マイクロフォン31,開始スイッチ32および終了スイッチ33とから構成される。
【0021】
第1の記録器25は、カメラ26により所望に撮像された撮像画像データや取扱者(図示せず)より音声を入力した音声データ更には撮像画像データや取扱者の音声入力時点での航空機の位置を示す位置データを記録するものである。第1の記録器25は、例えばカートリッジのものでもよく、CD−ROM(RAM),DVD等の適宜の記憶媒体であってもよい。
【0022】
地上システム22は、第1の記録器25に記録されるデータと同一のデータが記録される。この地上システム22は、第2の記録器35と、パソコン36と、種々のデータを保存するサーバ37とから構成される。種々のデータには、現在の地図情報データ,音声データ更には位置データが含まれる。
【0023】
第2の記録器35は、第1の記録器25と同様のものである。
【0024】
パソコン36は、地上システム22である、例えば管理センター(図示せず)に設けられ、第2の記録器35に記録された情報データを表示装置36aに表示できるようになっている。また、第2の記録器35には、記録された情報データを図示しない取扱者によりペーパに印刷して取り扱われるようになっている。
【0025】
サーバ37は、種々のデータを保存するもので、例えば地図情報データ,過去の撮像画像データ,音声データ更には位置データが含まれる。
【0026】
次に、レポート作成システム20の作用について説明する。
【0027】
航空機を偵察飛行させて、対象物を発見すると、機上システム21の偵察装置23が先ず作動する。偵察装置23が作動すると、カメラ26が対象物を捕捉すると同時に、現在位置データをGPS27により得ることができる。
【0028】
一方、制御装置24の開始スイッチ32を押すことにより、制御装置24が作動し、モニタ画面30およびマイクロフォン31が作動する。すると、モニタ画面30には、カメラ画像と同時に取扱者の音声が第1の記録器25に記録される。
【0029】
この時、モニタ画面30には、GPS27からの位置情報データまたはINSから位置情報データおよび航空機の姿勢角情報データが表示される。そして、カメラ画像と同時に取扱者の音声が第1の記録器25に記録される。
【0030】
そして、航空機が地上に着陸した際に、記録媒体であるカートリッジを航空機から取り出し、地上システム22の第2の記録器35にコピーする。この場合、カートリッジから直接読み取る装置を備えてもよい。
【0031】
なお、カメラ画像と同時に取扱者の音声は、航空機に通信機を搭載している場合には、この通信機(図示せず)により地上システム22のパソコン36へ接続された図示しない受信機へ送信し、第2の記録器35に直接記録させるか、パソコン36の表示装置36aに直接表示させることもできる。
【0032】
次に、レポート作成システム20における具体的な作業手順について以下に説明する。
【0033】
機上システム21において、カメラ26にて撮像したカメラ画像をモニタ画面30に表示する<ステップ1>。開始スイッチ32を押し、第1の記録器25と偵察装置23に開始イベント信号を入力する<ステップ2>。偵察装置23により偵察対象を撮像して撮像画像データを取得する<ステップ3>。第1の記録器25にて撮像画像ファイルを作成し、撮像画像データを保存する<ステップ4>。第1の記録器25にて音声情報ファイルを作成する<ステップ5>。マイクロフォン31から音声情報を入力して音声情報データを第1の記録器25の音声情報ファイルに順次アップデート(書換え)する<ステップ6>。終了スイッチ33を押し、第1の記録器25と撮像装置に終了イベント信号yを入力する<ステップ7>。GPS(INS)27にて位置情報(姿勢角情報データを含む)を取得し、第1の記録器25に送信する<ステップ8>。第1の記録器25にて音声情報ファイルを保存する<ステップ9>。第1の記録器25にて位置情報を音声情報ファイルと撮像画像ファイルに付与する<ステップ10>を踏む。
【0034】
次に、地上システム22側において、
音声ファイルと撮像画像ファイルを取得する<ステップ1>。音声情報ファイルのテキストファイルを作成する<ステップ2>。テキストファイルよりキーワードを検出する<ステップ3>。サーバよりキーワードに関する情報を取得する<ステップ4>。位置情報より、サーバ37から過去の同地点の撮影画像ファイルを取得する<ステップ5>。音声情報ファイルおよび撮影画像ファイルの各ファイルを添付した詳細レポートをパソコン36の印刷装置36bにより自動印刷する<ステップ6>。
【0035】
なお、航空機に通信機を搭載している場合には、この通信機により地上システム22のパソコン36の表示装置36aに直接表示させる。
【0036】
以上の機上システム21における<ステップ1>〜<ステップ10>までのステップ、地上システム22における<ステップ1>〜<ステップ6>までの各ステップを踏むことにより、レポート作成システム20による偵察作業が完了する。
【0037】
なお、上述した機上システム21における<ステップ2>および<ステップ7>については必ずしも必要ではない。すなわち、開始スイッチ32および終了スイッチ33は、省略して常時電源をオンしておいてもよい。
【0038】
上述したように、レポート作成システム20によれば、航空機に搭載した機上システム21の偵察装置23,制御装置24および第1の記録器25と、地上システム22に設けられた第2の記録器35,パソコン36およびサーバ37により、偵察対象の撮像画像データおよびこの撮像画像に関わる操縦士(取扱者)による音声データ、更には航空機の位置情報データを納めた詳細情報データを航空機乃至は地上側へ即座に報告することができるようにしたから、詳細報告するまでの時間を短縮することができ、航空機によるこの種の偵察に極めて有用となる。
【0039】
従って、レポート作成システム20によれば、航空機に偵察装置23を搭載して、画像情報に加えて音声情報を、更には位置情報を加えた詳細情報を地上の取扱者へ情報提供できるレポート作成システムを提供することができる。
【0040】
また、レポート作成方法によれば、航空機に偵察装置23を搭載して、画像情報に加えて音声情報を、更には位置情報を加えた詳細情報を地上の取扱者へ情報提供できるレポート作成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明のレポート作成システムの一部を示す航空機の機上システムのブロック図。
【図2】本発明のレポート作成システムの一部を示す地上システムのブロック図。
【図3】本発明のレポート作成方法を示す航空機の機上システムにおける取扱いステップのフロー図。
【図4】本発明のレポート作成方法を示す地上システムにおける取扱いステップのフロー図。
【図5】従来のレポート作成システムの概要を示すブロック図。
【符号の説明】
【0042】
20 レポート作成システム
21 機上システム
22 地上システム
23 偵察装置
24 制御装置
25 第1の記録器
26 カメラ
27 GPS(INS)
30 モニタ画面
31 マイクロフォン
32 開始スイッチ
33 終了スイッチ
35 第2の記録器
36 パソコン
36a 表示装置
36b 印刷装置
37 サーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機上に設けられる偵察装置,当該偵察装置を制御する制御装置および第1の記録器を備えた機上システムと、第2の記録器およびパソコンを備えた地上システムとが設けられ、
前記機上システムの制御装置は、機内に設けられるモニタ画面およびマイクロフォンを備え、
前記地上システムのパソコンは、前記第2の記録器に記録された撮像データおよび音声データを表示する表示装置と、を備えたことを特徴とするレポート作成システム。
【請求項2】
機上に設けられる撮像装置,当該撮像装置を制御する制御装置および第1の記録器を備えた機上システムと、第2の記録器およびパソコンを備えた地上システムとが設けられ、
前記機上システムの制御装置は、機内に設けられるモニタ画面およびマイクロフォンを備え、
前記地上システムのパソコンは、前記第2の記録器に記録された撮像データおよび音声データをペーパに印刷する印刷装置と、を備えたことを特徴とするレポート作成システム。
【請求項3】
機上に設けられる撮像装置,当該撮像装置を制御する制御装置および送信機を備えた機上システムと、受信機およびパソコンを備えた地上システムとが設けられ、
前記機上システムの制御装置は、機内に設けられるモニタ画面およびマイクロフォンを備え、
前記機上システムの送信機は、前記撮像装置にて撮像した撮像データおよび取扱者が発した音声を前記地上システムの受信機に送信する機能を備え、
前記地上システムの受信機は、前記機上システムの送信機から送信された前記撮像データおよび音声データを受信する機能を備え、
前記地上システムのパソコンは、前記受信機にて受信した前記撮像データおよび音声データを表示する表示装置と、を備えたことを特徴とするレポート作成システム。
【請求項4】
機上に設けられる撮像装置,当該撮像装置を制御する制御装置および送信機を備えた機上システムと、受信機およびパソコンを備えた地上システムとが設けられ、
前記機上システムの制御装置は、機内に設けられるモニタ画面およびマイクロフォンを備え、
前記機上システムの送信機は、前記撮像装置にて撮像した撮像データおよび取扱者が発した音声を前記地上システムの受信機に送信する機能を備え、
前記地上システムの受信機は、前記機上システムの送信機から送信された前記撮像データおよび音声データを受信する機能を備え、
前記地上システムのパソコンは、前記受信機にて受信した前記撮像データおよび音声データをペーパに印刷する印刷装置と、備えたことを特徴とするレポート作成システム。
【請求項5】
前記機上システムには、GPSが設けられ、撮像データの得られたタイミングに合わせた位置情報データを機上システムの記録器に記録したことを特徴とする請求項1乃至4記載のレポート作成システム。
【請求項6】
前記機上システムには、INSが設けられ、自機の向きに対応して撮像装置の向きが可変できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4記載のレポート作成システム。
【請求項7】
機上システムにおいて、カメラ画像をモニタ画面に表示する第1のステップと、
偵察装置により偵察対象を撮像して撮像画像データを取得する第2のステップと、
第1の記録器にて撮像画像ファイルを作成し、撮像画像データを保存する第3のステップと、
第1の記録器にて音声情報ファイルを作成する第4のステップと、
マイクロフォンから音声情報を入力して音声情報データを第1の記録器の音声情報ファイルに順次アップデートする第5のステップと、
GPS(INS)装置にて位置情報を取得し、第1の記録器に送信する第6のステップと、
第1の記録器にて音声情報ファイルを保存する第7のステップと、
第1の記録器にて位置情報を音声情報ファイルと撮像画像ファイルに付与する第8のステップと、を具備し、
地上システムにおいて、音声ファイルと撮像画像ファイルを取得する第1のステップと、
音声情報ファイルのテキストファイルを作成する第2のステップと、
テキストファイルよりキーワードを検出する第3のステップと、
サーバよりキーワードに関する情報を取得する第4のステップと、
位置情報より、サーバから過去の同地点の撮影画像ファイルを取得する第5のステップと、
音声情報ファイルおよび撮影画像ファイルの各ファイルを添付した詳細レポートを自動印刷する第6のステップと、を具備するレポート作成方法。
【請求項8】
前記第1のステップの次に、開始スイッチを押し、第1の記録器と偵察装置に開始イベント信号を入力するステップと、
前記第6のステップの次に、終了スイッチを押し、第1の記録器と偵察装置に終了イベント信号を入力するステップと、を含むことを特徴とする前記請求項7記載のレポート作成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−164451(P2008−164451A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−354619(P2006−354619)
【出願日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.INS
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】