説明

レーザ光伝送装置およびそれを備えたファイバレーザ発振器

【課題】光ファイバのクラッド伝播光を、短い長さのクラッド伝播光除去部において完全に除去することのできるレーザ光伝送装置およびそれを備えたファイバレーザ発振器を得る。
【解決手段】レーザ光の伝送方向に延長された光透過性のコア5と、コア5よりも低い屈曲率を有し、コア5の外側に設けられた光透過性のクラッド4と、クラッド4の外側に設けられた被覆3とからなる光ファイバ1を備えている。光ファイバ1の一部の被覆3を除去してクラッド露出部分2を形成し、クラッド露出部分2に曲率半径Rの曲げを付与し、露出したクラッド4に接するようにクラッド4と同等以上の屈折率を有する光透過性部材6を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、光ファイバの光ガイド効果によりレーザ光を伝送するレーザ光伝送装置およびそれを備えたファイバレーザ発振器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のレーザ光伝送装置は、望ましくないクラッド層伝播光成分を除去するために、光ファイバの被覆の一部を除去してクラッド層を露出させ、クラッド層の屈折率よりも高屈折率のゲルにクラッド露出部分を接触させることにより、クラッド伝播光を外部へ散逸させるように構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
また、他の従来装置は、光ファイバ端部の被覆を除去して露出したクラッド層に、クラッド層と同等以上の屈折率を有するモードストリッパを接触させることにより、クラッド伝播光を外部へ散逸させ、クーラントを循環させて排熱するように構成されている(たとえば、特許文献2参照)。
特許文献2の構成では、クラッドに接するモードストリッパは、外部のクーラントへ光を伝導させているので、光ファイバ自体が発熱することがなく、過熱ダメージの対策が講じられている。
【0004】
【特許文献1】特開平3−269505号公報(第1図)
【特許文献2】特表2000−514930号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のレーザ光伝送装置は、特許文献1の構成例では、クラッド層が露出した光ファイバがゲル中に曲げて収納されており、曲げについては特に具体的な記載はないものの、一般に被覆が除去された光ファイバは非常に脆いので、信頼性の確保が困難になるという課題があった。
また、高パワーレーザ光を伝送する際には、クラッド層に接するゲルが発熱するので、光ファイバ自身が発熱して、過熱によるダメージを受ける可能性があるという課題があった。
【0006】
一方、特許文献2の構成例では、過熱ダメージの対策が講じられているものの、完全にクラッド伝播モードを除去するためには、クラッド層に沿って、長い距離に渡ってモードストリッパを設置する必要があるので、モードストリッパ部が大形化するうえコストアップを招くという課題があった。
【0007】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、1kW以上の高パワー伝送が可能でコンパクトなクラッド伝播成分除去機能を有するレーザ光伝送装置およびそれを備えたファイバレーザ発振器を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係るレーザ光伝送装置は、レーザ光の伝送方向に延長された光透過性のコアと、コアよりも低い屈曲率を有し、コアの外側に設けられた光透過性のクラッドと、クラッドの外側に設けられた被覆とからなる光ファイバを備えたレーザ光伝送装置において、光ファイバは、被覆の一部が所定長さにわたって除去されたクラッド露出部分と、クラッドと同等以上の屈折率を有し、クラッド露出部分の外側に設けられた光透過性部材とを備え、クラッド露出部分は、強度的に耐え得る範囲内の曲率半径で曲げられて光透過性部材に接触しているものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、光ファイバのクラッド露出部分(被覆除去部)に適切な曲率が与えられることにより、短い長さで、ほぼ完全なクラッド伝播光除去効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るレーザ光伝送装置を示す全体構成図であり、図2は図1内のクラッド伝播光除去部2(破線枠内)を拡大して示す断面図である。
図1および図2において、光ファイバ1は、外部保護用の被覆3と、光透過性のクラッド4およびコア5とにより構成されており、レーザ発振器10から出射されたレーザ光Lを伝送する。
【0011】
コア5は、光ファイバ1の中心部に位置し、レーザ光Lの伝送方向に延長されている。
クラッド4は、コア5よりも低い屈曲率を有し、コア5の外側に設けられており、被覆3は、クラッド4の外側に設けられている。
【0012】
光ファイバ1の途中(一部)には、被覆3の一部が除去されたクラッド伝播光除去部(クラッド露出部分)2が設けられている。
また、クラッド伝播光除去部2の外側には、クラッド4と同等以上の屈折率を有する光透過性部材6が設けられておる。
さらに、光透過性部材6の外側には、光吸収部材7を介して冷却部材8が設けられている。
【0013】
クラッド伝播光除去部2は、光ファイバ1のクラッド4中を伝送する望ましくないクラッド層伝播光成分を除去するために、強度的に耐え得る範囲内で、クラッド伝播光除去部2の所定長さDに応じた曲率半径Rで曲げられるとともに、光透過性部材6に接触している。
ここでは、クラッド伝播光除去部2の曲率半径Rは、光ファイバ1の曲げ強度を考慮して、クラッド直径125μm〜400μmの光ファイバに対し、曲率半径100mm以上の緩い曲げを与えるものとする。
【0014】
ここで、光ファイバ1としては、たとえば、コア5の直径が20μm、クラッド4の直径が400μm、被覆3の直径が550μm、の石英製マルチモード光ファイバを想定しており、伝送されるレーザ光Lは、波長が1μmのYAGレーザを想定している。
【0015】
光ファイバ1のクラッド伝播光除去部2においては、樹脂製の被覆3が、所定長さD(たとえば、D=15mm)にわたって除去されている。
また、クラッド伝播光除去部2に露出されたクラッド4は、所定の曲率半径R(たとえば、R=150mm)を保持した状態のまま、周囲が光透過性部材6で覆われて固定されている。
【0016】
光透過性部材6は、たとえば、ゾル(光学オイル)からなる。
光透過性部材6の周囲を覆う光吸収部材7は、良熱伝導性の材料であり、たとえば、黒色メッキされた金属(アルミ、銅)などからなる。
光吸収部材7の周囲を覆う冷却部材8は、良熱伝導性の金属(アルミ、銅)などからなり、望ましくは、水冷式あるいは空冷式の冷却機構により構成される。
なお、光吸収部材7および冷却部材8は、一体化して構成されてもよい。
【0017】
図1および図2の構成において、光ファイバ1中のクラッド4を伝播する望ましくないクラッド層伝播光成分は、クラッド伝播光除去部2に到達すると、所定の曲率半径R(たとえば、R=150mm)で曲げられることにより、効率よくクラッド4から光透過性部材6(屈折率が同等以上)の中に漏れ出る。
【0018】
なお、クラッド伝播光除去部2における光ファイバ1は、所定長さD(=15mm)にわたって被覆3が除去されていることから、前述のように脆い状態にあるが、光ファイバ1の上記条件(コア5の直径が20μm、クラッド4の直径が400μm)においては、曲率半径Rが100mm以上に設定されていれば、全く問題なく安全に使用できることが発明者の実験により確かめられている。
【0019】
この結果、クラッド伝播光除去部2の所定長さD=15mmという短い距離で、ほぼ完全にクラッド伝播光は、光ファイバ1の外部へ散逸する。
以下、漏れ出た光成分は、光吸収部材7に吸収され、このときの光吸収によって生じる光吸収部材7の発熱は、冷却部材8によって冷却される。
また、クラッド伝播光除去部2におけるクラッド4の表面は、光透過性部材6を介して光吸収部材7に接触しているので、光吸収部材7の発熱が、クラッド4に直接影響することもない。したがって、光ファイバ1自体が発熱することはない。
【0020】
図3はクラッド伝播光除去部2での光残余率の実験結果を示す特性図であり、横軸は光ファイバ1の曲げ半径(曲率半径R)の逆数[m^(−1)]を示し、縦軸はクラッド伝播光残余率[%]を示している。
図3の横軸(曲率半径Rの逆数)において、「5」は、曲率半径R=200mmに対応し、「6.7」は、曲率半径R=150mmに対応し、「10」は、曲率半径R=100mmに対応する。
【0021】
また、図3内の各特性曲線は、クラッド伝播光除去部2を各所定長さD(=20mm、15mm、10mm)に設定した状態で、クラッド伝播光除去部2での光ファイバ1の曲率とクラッド伝播光残余率との関係を実測した結果を示している。
【0022】
図3から明らかなように、曲率半径R=200mmにおいては、所定長さD=20mmで、ほぼ完全にクラッド伝播光が除去可能(残余率=0)であり、曲率半径R=150mmにおいては、所定長さD=15mmで、ほぼ完全にクラッド伝播光が除去可能であることが分かる。
【0023】
つまり、クラッド伝播光除去部2の所定長さDが20mmに設定された場合には、曲率半径Rを200mm以下に設定し、所定長さDが15mmに設定された場合には、曲率半径Rを150mm以下に設定すれば、クラッド伝播光の除去が可能となる。
【0024】
また、曲率半径R=100mmにおいては、所定長さD=10mmで、約98%のクラッド伝播光が除去可能(残余率=2[%])であり、実験的に光ファイバ1がダメージを受けないことも実証されている。この場合、被覆3を除去する部分の長さを短く設定することができる。
さらに、クラッド直径が400μmよりも小径の光ファイバ(クラッド直径125μm〜400μm)の場合は、より緩い曲げ(より大きい曲率半径)で同等のクラッド伝播光除去効果が得られることを実験的に確認している。
【0025】
以上のように、この発明の実施の形態1に係るレーザ光伝送装置は、レーザ光Lの伝送方向に延長された光透過性のコア5と、コア5よりも低い屈曲率を有し、コア5の外側に設けられた光透過性のクラッド4と、クラッド4の外側に設けられた被覆3とからなる光ファイバ1を備えている。
【0026】
光ファイバ1は、被覆3の一部が所定長さDにわたって除去されたクラッド伝播光除去部(クラッド露出部分)2と、クラッド4と同等以上の屈折率を有し、クラッド伝播光除去部2の外側に設けられた光透過性部材6とを備えており、クラッド伝播光除去部2は、強度的に耐え得る範囲内の曲率半径Rで曲げられて光透過性部材6に接触している。
すなわち、光ファイバ1の一部の被覆3を除去して適切な値の曲率半径Rで曲げることによりクラッド伝播光除去部2を形成し、クラッド伝播光除去部2の外側に光透過性部材6が取り付けられている。
【0027】
このように、被覆3を除去した光ファイバ1の一部(所定長さD)に対して、強度的に耐え得る(問題のない)レベルの曲率半径Rで曲げを与え、クラッド伝播光除去部2を構成することにより、短い所定長さDでクラッド伝播光をほぼ完全に除去することができ、従来装置では実現し得なかった、コンパクトで効率の良いクラッド伝播光除去能力を備えたレーザ光伝送装置を実現することができる。
また、クラッド伝播光除去部2で露出したクラッド4には、光透過性部材6が接触しており、光吸収部材7(発熱部材)が直接接触することがないので、クラッド4が過熱される可能性も回避することができる。
【0028】
また、光透過性部材6の外側に設けられた光吸収部材7と、光吸収部材7を外側から冷却するための冷却部材(冷却機構)8とを備えているので、高パワーのレーザ光伝送装置において、クラッド伝播光パワーが高い状況にあっても、光ファイバ1自体の温度上昇を抑制しつつ、クラッド伝播光を除去することができる。
【0029】
また、具体的には、光ファイバ1は、コア5の直径が20μm、クラッド4の直径が400μmの石英製マルチモード光ファイバであり、クラッド伝播光除去部2の所定長さD=20mm、曲率半径R≦200mmに設定されている。または、所定長さD=15mm、曲率半径R≦150mmに設定されている。
【0030】
これにより、クラッド伝播光除去部2において、ほぼ完全にクラッド伝播光が除去可能となる。
また、クラッド伝播光除去部2の所定長さD=10mm、曲率半径R≦100mmに設定した場合には、所定長さD=10mmであっても、約98%のクラッド伝播光を除去することができる。
さらに、クラッド直径が400μmよりも小径の光ファイバ(クラッド直径125μm〜400μm)の場合は、より緩い曲げ(より大きい曲率半径)で同等のクラッド伝播光除去効果が得られることを実験的に確認している。
【0031】
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図1、図2)では、単層のクラッド4を有する光ファイバ1の場合を示したが、2層のクラッド4を有する光ファイバ(DCFF:ダブルクラッドファイバ)を用いて、高出力マルチモードレーザーダイオード光を励起光として利用可能な構成としてもよい。
この場合、ダブルクラッドファイバに対しても、前述と同様の効果を奏する。
【0032】
また、クラッド伝播光除去部2を有する光ファイバ1を、ファイバレーザ発振器の構成の一部とし、上記実施の形態1(図1、図2)の光ファイバ1を用いてファイバレーザ発振器を構成してもよい。
図4はクラッド伝播光除去部12を有する光ファイバ11を用いたこの発明の実施の形態2に係るファイバレーザ発振器10Aを示す構成図である。
【0033】
図4において、ファイバレーザ発振器10Aは、前述(図1)のレーザ発振器10に対応しており、光ファイバ11およびクラッド伝播光除去部12は、前述の光ファイバ1およびクラッド伝播光除去部2にそれぞれ対している。
【0034】
ファイバレーザ発振器10Aは、ダブルクラッドファイバからなる光ファイバ11と、光ファイバ11の一部(レーザ光Lの出射端の近傍)に設けられたクラッド伝播光除去部12と、光ファイバ11の一部に形成されたコイル状巻回部11aと、光ファイバ11の一端に設けられたレーザダイオード13と、コイル状巻回部11aの前後に設けられたFBG(Fiber Bragg Grating)14とを備えている。
【0035】
ファイバレーザ発振器10Aは、レーザ光Lを出射するレーザ発振器自体が、クラッド伝播光除去部12を有する光ファイバ11で構成されている。
また、ファイバレーザ発振器10Aに使用される光ファイバ11としては、クラッドに励起光を閉じ込めるように構成されたダブルクラッドファイバで構成されることが多い。
【0036】
図4のように、ファイバレーザ発振器10Aのレーザ光Lの出射端の近傍に、クラッド伝播光除去部12を設けることにより、ファイバレーザ発振器10Aから出射されるレーザ光Lとして、クラッド伝播成分を含まない品質のよいビームを得ることができる。
特に、ダブルクラッドファイバからなる光ファイバ11の場合には、前述の通常の光ファイバ1のクラッド4を第1クラッド、被覆3を第2クラッドと考えて適用することが可能である。
【0037】
以上のように、この発明の実施の形態2に係るファイバレーザ発振器10Aによれば、クラッド伝播光除去部12を有する光ファイバ11を用いることにより、特段の構成を付加することなく、ファイバレーザ発振器10Aから出射されるレーザ光Lとして、クラッド伝播成分を含まない品質のよいビームを得ることができる。
また、ダブルクラッドファイバからなる光ファイバ11を用いた場合、ファイバレーザ発振器10Aの出射部近傍にクラッド伝播光除去部12を配置することにより、第1クラッドを伝播してくる余分な励起光を合わせて除去することが可能となる。
したがって、クラッド伝播光が除去されたクリーンなモードのレーザ光Lを得りことができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】この発明の実施の形態1に係るレーザ光伝送装置を示す全体構成図である。
【図2】図1内のクラッド伝播光除去部を拡大して示す断面図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係るクラッド伝播光除去部での光ファイバ曲率とクラッド伝播光残余率との関係を示す説明図である。
【図4】この発明の実施の形態2に係るファイバレーザ発振器を示す構成図である。
【符号の説明】
【0039】
1、11 光ファイバ、2、12 クラッド伝播光除去部(クラッド露出部分)、3 被覆、4 クラッド、5 コア、6 光透過性部材、7 光吸収部材、8 冷却部材、10A ファイバレーザ発振器、11a コイル状巻回部、13 レーザダイオード、14 FBG。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
レーザ光の伝送方向に延長された光透過性のコアと、
前記コアよりも低い屈曲率を有し、前記コアの外側に設けられた光透過性のクラッドと、
前記クラッドの外側に設けられた被覆と
からなる光ファイバを備えたレーザ光伝送装置において、
前記光ファイバは、
前記被覆の一部が所定長さにわたって除去されたクラッド露出部分と、
前記クラッドと同等以上の屈折率を有し、前記クラッド露出部分の外側に設けられた光透過性部材とを備え、
前記クラッド露出部分は、強度的に耐え得る範囲内の曲率半径で曲げられて前記光透過性部材に接触していることを特徴とするレーザ光伝送装置。
【請求項2】
前記光透過性部材の外側に設けられた光吸収部材と、
前記光吸収部材を外側から冷却するための冷却機構と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のレーザ光伝送装置。
【請求項3】
前記クラッドの直径は、125μm以上400μm以下の範囲内に設定されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレーザ光伝送装置。
【請求項4】
前記クラッド露出部分の曲率半径は、100mm以上200mm以下の範囲内に設定され、
前記クラッド露出部分の所定長さは、20mm以下に設定されたことを特徴とする請求項3に記載のレーザ光伝送装置。
【請求項5】
前記クラッド露出部分の曲率半径は、100mm以上150mm以下の範囲内に設定され、
前記クラッド露出部分の所定長さは、15mm以下に設定されたことを特徴とする請求項3に記載のレーザ光伝送装置。
【請求項6】
前記クラッド露出部分の曲率半径は、100mmに設定され、
前記クラッド露出部分の所定長さは、10mm以下に設定されたことを特徴とする請求項3に記載のレーザ光伝送装置。
【請求項7】
前記光ファイバは、ダブルクラッドファイバにより構成されたことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のレーザ光伝送装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のレーザ光伝送装置を備えたファイバレーザ発振器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2010−2608(P2010−2608A)
【公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−160605(P2008−160605)
【出願日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】