説明

ローラコンベヤの物品停止装置

【課題】ストッパ1を物品B1が通過する前に上昇させても、物品B1がストッパ1に引っ掛かることもなく、送出ローラ2で確実に搬送下流側へ送り出すことができるローラコンベヤの物品停止装置10を提供すること。
【解決手段】ローラコンベヤCの搬送面Fに対し昇降可能に設けられたストッパ1の搬送下流側に、ストッパ1が搬送面Fよりも上方へ上昇したとき、周面上部がストッパ1の上端部よりも上方に位置するように上昇する送出ローラ2を設け、この送出ローラ2を駆動回転させるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ローラコンベヤの物品停止装置、より詳しくは、ローラコンベヤの搬送上流側から搬送されてくる物品を搬送面上で一時停止させるローラコンベヤの物品停止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ローラコンベヤの物品停止装置として、図7に示すように、ローラコンベヤCの搬送ローラR同士の間に板状のストッパ100を昇降可能に設け、このストッパ100をローラコンベヤCの搬送面Fよりも上方へ上昇させることによって搬送上流側から搬送されてくる物品を停止させる一方、ストッパ100を搬送面Fよりも下方へ下降させることによって物品を通過させるものが知られている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−263412号公報
【特許文献2】特開2002−120916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、これら従来の物品停止装置は、図8に示すように、ストッパ100を通過させるべき物品B1が、未だストッパ100の上方に存在しているときに、ストッパ100を上昇させてしまうと、物品B1がストッパ100に引っ掛かってしまい、例えば物品の切出し作業等をうまく行うことができなくなる難点があった。
【0005】
したがって、従来では、ローラコンベヤCで複数の物品を搬送する場合、図7に示すように、ストッパ100を通過させるべき先行の物品B1と、ストッパ100で停止させるべき後続の物品B2との間に、ストッパ100を無接触状態で昇降動作させるための所定の間隔dを確保しなければならず、その分、ローラコンベヤCの搬送能力等の低下を招く難点があった。
【0006】
本発明は、従来のローラコンベヤの物品停止装置に上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、物品が通過する前にストッパを上昇させても、その物品がストッパに引っ掛かることもなく、確実に搬送下流側へ送り出すことができるローラコンベヤの物品停止装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ローラコンベヤの搬送路に設けられ、該ローラコンベヤの搬送上流側から搬送されてくる物品を搬送面上で一時停止させるローラコンベヤの物品停止装置であって、前記ローラコンベヤの搬送面に対し昇降可能に設けられ、該搬送面よりも上方へ上昇したとき、搬送上流側から搬送されてくる物品と当接して該物品を停止させ、該搬送面と同じ高さ或いは該搬送面よりも下方へ下降したとき、該物品を通過させるストッパと、前記ストッパの搬送下流側に設けられたローラ体であって、前記ストッパが前記ローラコンベヤの搬送面よりも上方へ上昇したとき、該ローラ体の周面上部が該ストッパの上端部よりも上方に位置する上昇位置と、該ストッパが該搬送面と同じ高さ或いは該搬送面よりも下方へ下降したとき、該ローラ体の周面上部が該搬送面と同じ高さ或いは該搬送面よりも下方に位置する下降位置との間で昇降動作する送出ローラと、前記送出ローラを回転駆動する回転駆動手段と、を備えることを特徴としている。
【0008】
また、本発明は、前記送出ローラが、前記ストッパに固定された支持部材に軸支され、該ストッパと共に昇降動作することを特徴としている。
【0009】
また、本発明は、前記回転駆動手段が、前記送出ローラの下方において前記支持部材に軸支され、該送出ローラと共に昇降動作する中間プーリと、前記ローラコンベヤの搬送路に沿って配設されて該ローラコンベヤの搬送ローラを駆動するラインシャフトに設けられた駆動プーリと、前記送出ローラと前記中間プーリとの間に掛け渡された第一伝達部材と、前記中間プーリと前記駆動プーリとの間に掛け渡された第二伝達部材と、から構成されていることを特徴としている。
【0010】
また、本発明は、前記中間プーリが、該中間プーリの上昇位置と下降位置とを結ぶ線分を垂直二等分する仮想平面上に前記駆動プーリが位置するように、前記支持部材に軸支されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
本発明の請求項1に係るローラコンベヤの物品停止装置によれば、ストッパを通過させるべき先行の物品が未だストッパの上方に存在しているときにストッパを上昇させても、駆動回転している送出ローラによって先行物品を確実に搬送下流側へ送り出すことができ、先行物品がストッパに引っ掛かることがない。そして、上昇させたストッパに後続の物品を当接させて後続物品を確実に停止させることができる。
【0012】
したがって、ローラコンベヤで複数の物品を搬送する場合、ストッパを通過させるべき先行物品と、ストッパで停止させるべき後続物品との間に、必ずしもストッパを各物品に無接触状態で昇降動作させるための間隔を設ける必要がなく、たとえ先行物品と後続物品との間に間隔がなくても、先行物品の切出し作業等を確実に行うことができる。したがって、従来のように、ローラコンベヤの搬送能力等の低下を招く難点もない。
【0013】
また、請求項2に係る物品停止装置によれば、送出ローラをストッパに固定された支持部材に軸支しているので、ストッパの昇降駆動手段によって送出ローラを昇降動作させることができ、装置構成の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
【0014】
また、請求項3に係る物品停止装置によれば、ローラコンベヤのラインシャフトの駆動力を直接、送出ローラへ伝達するのではなく、送出ローラの下方に設けた中間プーリを介して第一伝達部材及び第二伝達部材によって伝達しているので、送出ローラが昇降動作しても、ラインシャフトの回転駆動力をより安定に送出ローラへ伝達することができる。
【0015】
また、請求項4に係る物品停止装置によれば、ラインシャフトの駆動プーリが、中間プーリの上昇位置と下降位置とを結ぶ線分を垂直二等分する仮想平面上に位置するように構成されているので、送出ローラの昇降動作時における第一伝達部材及び第二伝達部材の張力変動も殆どなく、ラインシャフトの回転駆動力をさらに安定に送出ローラへ伝達することができ、長期間に亘って安定かつ円滑な物品停止作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本実施形態のローラコンベヤの物品停止装置のストッパ及び送出ローラを上昇させた状態の概略側面図である。
【図2】本実施形態のローラコンベヤの物品停止装置のストッパ及び送出ローラを下降させた状態の概略側面図である。
【図3】本実施形態のローラコンベヤの物品停止装置の概略正面図である。
【図4】本実施形態のローラコンベヤの物品停止装置の作動状態を説明する概略側面図である。
【図5】本実施形態のローラコンベヤの物品停止装置の作動状態を説明する概略側面図である。
【図6】本発明に係るローラコンベヤの物品停止装置の実施変形例の概略側面図である。
【図7】従来のローラコンベヤの物品停止装置の作動状態を示す概略側面図である。
【図8】従来のローラコンベヤの物品停止装置の作動状態を示す概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本実施形態のローラコンベヤの物品停止装置10は、図1〜図5に示すように、ローラコンベヤCの搬送路に設けられ、ローラコンベヤCの搬送上流側から搬送されてくる物品を搬送面F上で一時停止させるものである。
【0018】
ローラコンベヤCは、図1〜図3に示すように、公知のラインシャフト駆動型ローラコンベヤから成り、物品の搬送方向に延びる一対のコンベヤ枠Wの間に多数の棒状の搬送ローラR・R…が互いに平行に軸支され、これら搬送ローラRの下方に、不図示のモータ等により駆動されるラインシャフトSが搬送路に沿って延設されている。そして、多数の搬送ローラRがそれぞれ、無端状の伝達部材Tを介してラインシャフトSに連繋されてラインシャフトSにより回転駆動されることによって、多数の搬送ローラRから成る搬送面F上の物品を搬送する。
【0019】
本実施形態の物品停止装置10は、図1〜図3に示すように、ローラコンベヤCの搬送面Fに対し昇降可能に設けられたストッパ1と、このストッパ1の搬送下流側において搬送面Fに対し昇降可能に設けられた送出ローラ2と、この送出ローラ2を回転駆動する回転駆動手段3と、を備えている。
【0020】
ストッパ1は、ローラコンベヤCの機幅方向に沿った長板形状に形成され、ローラコンベヤCの搬送ローラR同士の間に、搬送ローラRの軸心と平行を保って昇降可能に設けられている。即ち、ローラコンベヤCのコンベヤ枠Wの下方には、固定枠12がボルト止めされており、この固定枠12にアクチュエータたるエアシリンダ13が配設され、エアシリンダ13の進退ロッド131の上端部にストッパ1が固定されている。
【0021】
このことで、エアシリンダ13の進退ロッド131を進退動作させることによって、ストッパ1を、その上端部11が搬送面Fよりも上方に位置する上昇位置(図1参照)と、上端部11が搬送面Fよりも下方に位置する下降位置(図2参照)との間で適宜に昇降動作させることができる。なお、エアシリンダ13の進退ロッド131を退縮させることにより、ストッパ1をその上端部11が搬送面Fと同じ高さに位置する下降位置まで下降させるようにしてもよい。
【0022】
送出ローラ2は、ローラコンベヤCの搬送ローラRとほぼ同形状に形成されており、上記ストッパ1の搬送下流側において搬送ローラRの軸心と平行を保って昇降可能に設けられている。本実施形態の送出ローラ2は、ストッパ1の搬送下流側の側面に固定された一対の支持部材22A・22Bによって軸支されている。このことで、送出ローラ2は、上記エアシリンダ13の進退動作に応じてストッパ1と共に昇降動作を行う。
【0023】
また、送出ローラ2は、そのローラ体の周面上部21がストッパ1の上端部11よりも上方に位置するように、支持部材22A・22Bに軸支されている。したがって、本実施形態の送出ローラ2は、上記ストッパ1がローラコンベヤCの搬送面Fよりも上方へ上昇したとき、その周面上部21がストッパ1の上端部11よりも上方に位置する上昇位置(図1参照)と、ストッパ1が搬送面Fよりも下方へ下降したとき、その周面上部21が搬送面Fと同じ高さに位置する下降位置(図2参照)との間で昇降動作を行う。なお、エアシリンダ13の進退ロッド131を退縮させることにより、ストッパ1の上端部11及び送出ローラ2の周面上部21の両方が搬送面Fよりも下方に位置するまで下降させるようにしてもよい。
【0024】
回転駆動手段3は、ローラコンベヤCのラインシャフトSの駆動力を利用して上記送出ローラ2を回転駆動するものである。本実施形態の回転駆動手段3は、図3に示すように、送出ローラ2の下方において支持部材22Bに軸支された中間プーリ31と、ローラコンベヤCのラインシャフトSに設けられた駆動プーリ32と、送出ローラ2と中間プーリ31との間に上下方向に掛け渡された無端状の丸ベルトから成る第一伝達部材33と、中間プーリ31と駆動プーリ32との間に略水平方向(ローラコンベヤCの機幅方向)に掛け渡された無端状の丸ベルトから成る第二伝達部材34と、から構成されている。このことで、回転駆動手段3は、ローラコンベヤCのラインシャフトSの駆動力を、駆動プーリ32、第二伝達部材34、中間プーリ31、及び第一伝達部材33の順に伝達し、送出ローラ2を回転駆動する。
【0025】
また、回転駆動手段3の中間プーリ31は、送出ローラ2を軸支する支持部材22Bに軸支されているので、中間プーリ31は、上記エアシリンダ13の進退動作に応じて、ストッパ1及び送出ローラ2と共に昇降動作を行う。そしてまた、この中間プーリ31の上昇位置Uと下降位置Dとを結ぶ線分LSを垂直二等分する仮想平面P上に、ラインシャフトSの駆動プーリ32が位置するように、中間プーリ31の軸支位置が決められている。したがって、本実施形態の物品停止装置10は、送出ローラ2の上昇位置及び下降位置において、回転駆動手段3の第一伝達部材33及び第二伝達部材34のいずれの張力変動も殆どなく、長期間に亘って安定かつ円滑に送出ローラ2を回転駆動することができる。
【0026】
以上のように構成された本実施形態の物品停止装置10によれば、図4に示すように、ストッパ1を通過させるべき先行の物品B1が未だストッパ1の上方に存在しているときに、後続の物品B2を停止させるべくストッパ1を上昇させても、図5に示すように、駆動回転している送出ローラ2によって先行物品B1を確実に搬送下流側へ送り出すことができ、先行物品B1がストッパ1に引っ掛かることがない。そして、上昇させたストッパ1に後続の物品B2を当接させて後続物品B2を確実に停止させることができる。
【0027】
したがって、本実施形態の物品停止装置10によれば、ローラコンベヤCで複数の物品を搬送する場合、ストッパ1を通過させるべき先行物品B1と、ストッパ1で停止させるべき後続物品B2との間に、必ずしもストッパ1を各物品に無接触状態で昇降動作させるための間隔を設ける必要がなく、図4に示すように、たとえ先行物品B1と後続物品B2との間に間隔がなくても、先行物品B1の切出し作業等を確実に行うことができる。このように、物品同士の間に間隔を確保する必要がないので、従来のように、ローラコンベヤCの搬送能力等の低下を招く難点もない。
【0028】
また、本実施形態の物品停止装置10は、送出ローラ2をストッパ1に固定された支持部材22Bに軸支しているので、ストッパ1の昇降駆動手段であるエアシリンダ12によって送出ローラ2を昇降動作させることができ、装置構成の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
【0029】
さらに、本実施形態の物品停止装置10は、ローラコンベヤCのラインシャフトSの駆動力を直接、送出ローラ2へ伝達するのではなく、送出ローラ2の下方に設けた中間プーリ31を介して第一伝達部材33及び第二伝達部材34によって伝達しているので、送出ローラ2が昇降動作しても、ラインシャフトSの回転駆動力をより安定に送出ローラ2へ伝達することができる。
【0030】
しかも、ラインシャフトSの駆動プーリ32が、中間プーリ31の上昇位置Uと下降位置Dとを結ぶ線分LSを垂直二等分する仮想平面P上に位置するように構成されているので、送出ローラ2の昇降動作時における第一伝達部材33及び第二伝達部材34の張力変動も殆どなく、ラインシャフトSの回転駆動力をさらに安定に送出ローラ2へ伝達することができ、長期間に亘って安定かつ円滑な物品停止作業を行うことができる。
【0031】
以上、本実施形態のローラコンベヤの物品停止装置10について説明したが、本発明はその他の形態でも実施することができる。
【0032】
例えば、上記実施形態では、ストッパ1の搬送下流側に一つの送出ローラ2を設けているが、本発明は決してこれに限定されるものではなく、例えば、図6に示す物品停止装置20のように、ストッパ1の搬送下流側に複数の送出ローラ4・4をローラコンベヤCの搬送方向に並べて設けてもよい。このことで、送出ローラによる物品の送出力を高めることができる。また、送出ローラを、ローラコンベヤCの機幅方向に並ぶ複数のコロから構成してもよい。
【0033】
また、上記実施形態では、ストッパ1の昇降駆動手段であるエアシリンダ12によって送出ローラ2を昇降動作させているが、エアシリンダ12とは別の昇降駆動手段で送出ローラ2を昇降動作させてもよい。
【0034】
また、上記実施形態では、ストッパ1及び送出ローラ2を上下に直線移動(平行移動)させているが、例えば、ローラコンベヤCの搬送上流側または搬送下流側の所要位置に支点を有する揺動機構によって、ストッパ1及び/又は送出ローラ2を上下に円弧移動させるように構成してもよい。
【0035】
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づいて種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得る。同一の作用又は効果が生じる範囲内でいずれかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良く、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成したり、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施しても良い。
【符号の説明】
【0036】
10、20 ローラコンベヤの物品停止装置
1 ストッパ
11 ストッパの上端部
2、4 送出ローラ
21 送出ローラの周面上部
22A、22B 支持部材
3 回転駆動手段
31 中間プーリ
32 駆動プーリ
33 第一伝達部材
34 第二伝達部材
U 中間プーリの上昇位置
D 中間プーリの下降位置
LS 中間プーリの上昇位置と下降位置とを結ぶ線分
P 線分LSを垂直二等分する仮想平面
C ローラコンベヤ
F 搬送面
R 搬送ローラ
S ラインシャフト
B1、B2 物品



【特許請求の範囲】
【請求項1】
ローラコンベヤの搬送路に設けられ、該ローラコンベヤの搬送上流側から搬送されてくる物品を搬送面上で一時停止させるローラコンベヤの物品停止装置であって、
前記ローラコンベヤの搬送面に対し昇降可能に設けられ、該搬送面よりも上方へ上昇したとき、搬送上流側から搬送されてくる物品と当接して該物品を停止させ、該搬送面と同じ高さ或いは該搬送面よりも下方へ下降したとき、該物品を通過させるストッパと、
前記ストッパの搬送下流側に設けられたローラ体であって、前記ストッパが前記ローラコンベヤの搬送面よりも上方へ上昇したとき、該ローラ体の周面上部が該ストッパの上端部よりも上方に位置する上昇位置と、該ストッパが該搬送面と同じ高さ或いは該搬送面よりも下方へ下降したとき、該ローラ体の周面上部が該搬送面と同じ高さ或いは該搬送面よりも下方に位置する下降位置との間で昇降動作する送出ローラと、
前記送出ローラを回転駆動する回転駆動手段と、
を備えることを特徴としたローラコンベヤの物品停止装置。
【請求項2】
前記送出ローラが、前記ストッパに固定された支持部材に軸支され、該ストッパと共に昇降動作することを特徴とした請求項1記載のローラコンベヤの物品停止装置。
【請求項3】
前記回転駆動手段が、
前記送出ローラの下方において前記支持部材に軸支され、該送出ローラと共に昇降動作する中間プーリと、
前記ローラコンベヤの搬送路に沿って配設されて該ローラコンベヤの搬送ローラを駆動するラインシャフトに設けられた駆動プーリと、
前記送出ローラと前記中間プーリとの間に掛け渡された第一伝達部材と、
前記中間プーリと前記駆動プーリとの間に掛け渡された第二伝達部材と、
から構成されていることを特徴とした請求項2記載のローラコンベヤの物品停止装置。
【請求項4】
前記中間プーリが、該中間プーリの上昇位置と下降位置とを結ぶ線分を垂直二等分する仮想平面上に前記駆動プーリが位置するように、前記支持部材に軸支されていることを特徴とした請求項3記載のローラコンベヤの物品停止装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−195545(P2010−195545A)
【公開日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−43765(P2009−43765)
【出願日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【出願人】(000003643)株式会社ダイフク (1,209)
【Fターム(参考)】