説明

ワイヤレスUSB通信方法及びその装置

【課題】新しくホストとデバイス間にてCCの関連付けを行う場合、ケーブルアソシエーション操作を行わずにホストとデバイス間にてワイヤレスUSB通信を容易に実行する。
【解決手段】ワイヤレスUSB通信を開始する前に、デバイス14Aとホスト11A間でCCを用いてアソシエーションを行うワイヤレスUSB通信方法であって、前記CCを予め前記デバイス14A側のCC記憶領域及15A及び前記ホスト11A側のCC記憶領域13に書き込んでおき、前記CC記憶領域13、15Aに書き込まれた前記CCを使用して、デバイス14Aとホスト11A間でアソシエーションを自動的に実行してワイヤレスUSB通信を瞬時に開始する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は ワイヤレスUSB通信方法及びその装置に関するものであり、特に、WUSB機器を使用するPC(ホスト)及びその周辺機器(ワイヤレスUSB通信デバイス)間におけるワイヤレスUSB通信方法及びその装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、前記WUSB規格は、UWB(超広帯域無線)を使用したワイヤレス(最大10m程度)規格であって、ホストとデバイス間においてワイヤレスUSB通信を行う際は、事前にセキュリティ上安全な接続を行うために、CHID(Connection Host ID)、CDID(Connection Device ID)及び CK(Connection Key)の3つの情報を含むCC(Connection Context)の認証処理(関連付け処理)、即ち、アソシエーション操作処理を行うことが規定されている。
【0003】
尚、前記CHID、CDID、 CK及びCCの技術的な用語は、Wireless Universal Serial Bus Specification, Revision 1.0(WUSB標準仕様) に記載され、一般的に用いられている。
【0004】
前記WUSB通信方式では、ホストとデバイス間の距離が3m程度以内であれば、有線のUSB通信と同等に480Mbpsでの通信が可能になり、また、前記距離が10m離れていても110Mbpsを確保でき、有線USB通信と同様に1台のパソコンに最大127台の付属機器を同時に接続することができる。
【0005】
従来、前記アソシエーションとしては、ケーブルアソシエーションとニューメリックアソシエーションの2種類がある。該ニューメリックアソシエーションは、デバイス側にも表示装置が必要であるために、例えばHDDの如き表示装置を備えないデバイスでは、ケーブルアソシエーションによって対応している(例えば特許文献1参照)。
【0006】
前記ケーブルアソシエーションにおいて、実際にホストとデバイス間にて前記CC(コネクションコンテクスト)を行うには、ホストとデバイス間をUSBケーブルにより接続しなければならない。すなわち、ホストとデバイス間にて前記ケーブルアソシエーションを実現するには下記の操作が必要になる。先ず、前記ホストにPCを接続(USB接続等)し、次に、該ホストとデバイスをUSBケーブルによって接続した後、ケーブルアソシエーション操作を実行する。
【0007】
前記ケーブルアソシエーションを実行する際、前記CHID(コネクションホストID)とCDID(コネクションデバイスID)からCK(コネクションキー)を生成し、該3つの情報をコネクションコンテクストとしてホスト側及びデバイス側に夫々記憶させる。そして、次回に前記ホストとデバイスを接続したとき、コネクションコンテクストによって固有のコネクションキーを使用することで、該ホストとデバイス間でセキュリティを確保したワイヤレスUSB通信が可能になる。
【0008】
従来のケーブルアソシエーションの具体的な操作手順を図6、図7及び図8に基づいて詳述する。図中、1Aはホスト(CHID=1)、2はCC記憶領域(HDDのレジストリ等)3を有するPC、4AはCC記憶領域5Aを有するデバイス(CDID=1)である。
【0009】
先ず、前記ホスト(CHID=1)1Aにデバイス(CDID=1)4Aを接続して使用したい場合は、図6に示すように、例えばPC2にホスト(CHID=1)1Aを接続(USB接続等)し、且つ、該PC2とデバイス(CDID=1)4AをUSBケーブル6によって接続する。
【0010】
この後、ケーブルアソシエーション操作を実行することにより、図示例のようにPC2側(ホスト1A側)のCC記憶領域3及びデバイス(CDID=1)側4AのCC記憶領域5Aに、CHID(1)、CDID(1)及びCK(11)からなるコネクションコンテクストCCが夫々書き込まれる。
【0011】
次に、前記デバイス(CDID=1)4Aとは別のデバイス(CDID=2)4Bを前記ホスト(CHID=1)1Aに接続して使用したい場合は、上記処理と同様の手順によって行うことができる。即ち、図7に示すように、まず前記PC2と該デバイス(CDID=2)4BをUSBケーブル6で接続する。
【0012】
この後、ケーブルアソシエーション操作を実行することにより、前記PC2側(ホスト1A側)のCC記憶領域3及びデバイス(CDID=2)側4BのCC記憶領域5Bに、CHID(1)、CDID(2)及びCK(12)からなるコネクションコンテクストCCが夫々書き込まれる。
【0013】
さらに、上記ホスト(CHID=1)1Aとは別のホスト(CHID=2)1Bを前記デバイス(CDID=1)4Aに接続して使用したい場合は、図8に示すように、まずホスト(CHID=2)1Bが接続されたPC2に、前記デバイス(CDID=1)4AをUSBケーブル6により接続させる。
【0014】
この後、ケーブルアソシエーション操作を実行することにより、前記PC2側(ホスト1B側)のCC記憶領域3及びデバイス(CDID=1)4A側のCC記憶領域5Aに、CHID(2)、CDID(1)及びCK(21)からなるコネクションコンテクストCCが夫々書き込まれる。
【特許文献1】特開2004−362544号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
このように従来技術によれば、新たにワイヤレスUSB通信を行うべく、ホストとデバイス間にてコネクションコンテクストCCの関連付けを行う場合、ユーザはその都度煩雑なケーブルアソシエーション操作を行う必要がある。特に、特定のホストとデバイス間においてセキュリティに問題がないと判明している場合、上記ケーブルアソシエーション操作を毎回行うことは、ユーザにとって非常に煩わしい作業になるという問題があった。
【0016】
そこで、新たにホストとデバイス間でコネクションコンテクストCCの関連付けを行う場合、上記USBケーブルによる煩わしいアソシエーション操作を行うことなく、前記ホストとデバイス間でワイヤレスUSB通信を即座瞬時に実行できるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、ワイヤレスUSB通信を開始する前に、CC(Connection Context)を用いてデバイスとホスト間でアソシエーションを行うワイヤレスUSB通信方法であって、前記CCを前記デバイス側のCC記憶領域及び前記ホスト側のCC記憶領域に書き込むステップと、該CC記憶領域に書き込まれた前記CCを使用して該デバイスとホスト間でアソシエーションを行ってワイヤレスUSB通信を開始するステップとを備えることを特徴とするワイヤレスUSB通信方法を提供する。
【0018】
このワイヤレスUSB通信方法によれば、新たにワイヤレスUSB通信を行うデバイス側のCC記憶領域とホスト側のCC記憶領域には、ワイヤレスUSB通信を開始するのに必要なCCが事前に書き込まれている。したがって、前記ホストとデバイス間にてワイヤレスUSB通信を開始する際は、予め書き込まれている前記CCを使用してアソシエーションが実行されるので、従来のケーブルアソシエーション操作を必要とせず、前記デバイスとホスト間でワイヤレス通信を即座に行える。
【0019】
請求項2記載の発明は、デバイスとホスト間でCC(Connection Context)を用いてアソシエーションを行うワイヤレスUSB通信装置であって、前記デバイス側のCC記憶領域及び前記ホスト側のCC記憶領域に前記CCを書き込む書き込み手段と、該デバイス側のCC記憶領域及び前記ホスト側のCC記憶領域に書き込まれた前記CCを使用して該デバイスとホスト間でアソシエーションを行うアソシエーション処理手段とを備えてなるワイヤレスUSB通信装置を提供する。
【0020】
この構成によれば、新しくワイヤレスUSB通信を行うデバイス側のCC記憶領域とホスト側のCC記憶領域には、ワイヤレスUSB通信を開始する前に予め、ワイヤレスUSB通信を行うために必要なCCが書き込み手段により書き込まれている。
【0021】
そして、前記ホストとデバイス間でワイヤレスUSB通信を開始する際に、アソシエーション処理手段によって前記CCを使用して前記デバイスとホスト間でアソシエーションが自動的に実行される。依って、従来のケーブルアソシエーション操作を行うことなく、前記デバイスとホスト間でワイヤレスUSB通信が直ちに実行される。
【発明の効果】
【0022】
請求項1記載の発明は、ホスト側のCC記憶領域及びデバイス側のCC記憶領域に事前に書き込まれたCCを使用することにより、従来必要であった煩雑なケーブルアソシエーション操作を行う必要がないので、前記ホストとデバイスとのワイヤレスUSB通信を容易迅速に行うことができる。
【0023】
請求項2記載の発明は、ホスト側のCC記憶領域及びデバイス側のCC記憶領域に事前に書き込まれたCCを使用することにより、従来必要であった煩雑なケーブルアソシエーション操作が不要になるので、前記ホストとデバイス間でワイヤレスUSB通信を容易迅速に実行でき、且つ、ワイヤレスUSB通信装置を安価に提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
本発明は、新しくホストとデバイス間にてCCの関連付けを行う場合、上記USBケーブルによるケーブルアソシエーション操作を無くし、前記ホストとデバイス間にて容易迅速にワイヤレスUSB通信を行えるようにするという目的を達成するため、ワイヤレスUSB通信を開始する前に、CCを用いてデバイスとホスト間でアソシエーションを行うワイヤレスUSB通信方法であって、前記CCを前記デバイス側のCC記憶領域及び前記ホスト側のCC記憶領域に書き込むステップと、該CC記憶領域に書き込まれた前記CCを使用して該デバイスとホスト間でアソシエーションを行ってワイヤレスUSB通信を開始するステップとを備えることにより実現した。
【実施例】
【0025】
以下、本発明の好適な一実施例を図1乃至図5に従って説明する。本実施に係るワイヤレスUSB通信装置は、複数台(例えば3台)のPC(パーソナルコンピュータ)12側すなわちホスト11A,11B,11C側のCC記憶領域(メモリ部)13、並びに複数台(例えば5台)のデバイス14A,14B,14C,14D,14E側の各CC記憶領域(メモリ部)15A,15B,15C,15D,15EにCC(Connection Context)を書き込む書き込み手段17と、前記CC記憶領域15A,15B,15C,15D,15Eに書き込まれたCCを使用して、該デバイス14A,14B,14C,14D,14Eとホスト11A,11B,11C間でアソシエーションを行うアソシエーション処理手段18とを備え、新たにワイヤレスUSB通信を開始する際に、前記CCを使用してデバイス14A,14B,14C,14D,14Eとホスト11A,11B,11C間でアソシエーションを自動的に実行することにより、煩雑なケーブルアソシエーション操作を行うことなく、ワイヤレスUSB通信を即座に開始できるように構成したことを特徴とする。なお、本実施例では、ホスト11A,11B,11C側のCC記憶領域は、実際には前記PC12に内蔵されたHDD等のレジストリのCC記憶領域13であるが、之に限定せられるべきではない。
【0026】
次に、本実施例によるワイヤレスUSB通信方法による具体的なアソシエーション処理手順を図2乃至図5に従って説明する。図中、11Aはホスト(CHID=1)、12はCC記憶領域(HDDのレジストリ等)13を有するPCである。また、14AはCC記憶領域15Aを有するデバイス(CDID=1)である。
【0027】
本発明において上記CCの関連付けを行う際は、図2に示すように、まずドライバによるインストール時にPC12のCC記憶領域13にコネクションコンテクストCC、即ち、CHID(1)〜CHID(5)、 CDID(1)〜CDID(5)、並びにCK(11)〜(15)、CK(21)〜CK(25)、CK(31)〜CK(35)、CK(41)〜CK(45)及びCK(51)〜CK(55)の情報データを書き込みソフト等にて事前に書き込んで記憶させる。
【0028】
又、デバイス(CDID=1)14Aにも事前(例えば製品出荷時など)に、該デバイス(CDID=1)14A内部のCC記憶領域15AにコネクションコンテクストCCを書き込みソフト等にて書き込んで記憶させる。このときのコネクションコンテクストCCは具体的には、CHID(1)〜CHID(3)、 CDID(1)、並びにCK(11)、CK(21)、CK(31)、CK(41)及びCK(51)である。
【0029】
尚、図2においては、デバイス(CDID=1)14A以外の4台のデバイス(CDID=2)14B、デバイス(CDID=3)14C、デバイス(CDID=4)14D及びデバイス(CDID=5)15Eについては図示を省略しているが、上記同様に事前(例えば製品出荷時など)に、個々のCC記憶領域15B,15C,15D,15Eに所要のコネクションコンテクストCCを書き込んで記憶させることができる。
【0030】
次に、図3に示すように、PC12にホスト(CHID=1)11Aを接続(USB接続等)する。そして、PC12のCC記憶領域13の所定範囲(図3中の網掛けの範囲)内に予め書き込んだCHID(1)、(CDID=1)及びCK(11)を使用することにより、前記ホスト(CHID=1)11Aとデバイス(CDID=1)14Aは、コネクションコンテクストCCの関連付けが自動的に行われる。したがって、従来のケーブルアソシエーション操作を行うことなく、直ちにワイヤレスUSB通信を開始することができる。ホスト(CHID=1)11Aと残りの4台の上記デバイス14B,14C,14D,14Eについても、前記同様にしてワイヤレスUSB通信の開始が可能になる。
【0031】
図4はPC12に新しくホスト(CHID=2)11Bを接続(USB接続等)して、該ホスト(CHID=2)11Bとデバイス(CDID=1)14A間でコネクションコンテクストCCの関連付けを行うときの状態を示す。同図において、PC12のCC記憶領域13の所定範囲(図4中の網掛けの範囲)内に事前に書き込んだCHID(2)、(CDID=1)及びCK(21)を使用することにより、前記ホスト(CHID=2)11Bとデバイス(CDID=1)14A間でコネクションコンテクストCCの関連付けが自動的に行われる。したがって、従来のケーブルアソシエーション操作を行うことなく、直ちにワイヤレスUSB通信を行うことができる。前記ホスト(CHID=2)11Bと残り4台のデバイス14B、14C,14D,14Eとは、上記同様にしてワイヤレスUSB通信を開始することが可能になる。
【0032】
次に、図5はPC12にホスト(CHID=2)11Aを接続(USB接続等)して、デバイス(CDID=2)14Bに対してコネクションコンテクストCCの関連付けを行うときの状態を示す。同図において、PC12のCC記憶領域13の所定範囲(図5中の網掛けの範囲)内に事前に書き込んだCHID(1)、(CDID=2)及びCK(12)を使用することにより、前記ホスト(CHID=1)11Aとデバイス(CDID=2)14B間において、コネクションコンテクストCCの関連付けが自動的に行われる。したがって、従来のケーブルアソシエーション操作を行うことなく、直ちにワイヤレスUSB通信を開始することができる。
【0033】
以上説明したように本実施例によれば、新たにワイヤレスUSB通信を行うべく、ホストとデバイス間にてコネクションコンテクストCCの関連付けを行う場合、ホスト側のCC記憶領域及びデバイス側のCC記憶領域に事前に書き込まれたCCを使用することにより、前記ホストとデバイス間でコネクションコンテクストCCの関連付けが自動的に実行される。
【0034】
斯くして、ユーザは特に特定のホストとデバイス間においてセキュリティに問題がないと判明している場合、従来の如くケーブルアソシエーション操作を行う必要がないので、煩雑なアソシエーション操作作業から開放され、ワイヤレスUSB通信を瞬時に開始することができる。
【0035】
本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の一実施例を示し、ワイヤレスUSB通信装置のシステム構成図。
【図2】本発明の一実施例を示し、PCとデバイス(CDID=1)の構成を示す説明図。
【図3】一実施例に係るPCとデバイス(CDID=1)とホスト(CHID=1)の構成を示す説明図。
【図4】一実施例に係るPCとデバイス(CDID=1)とホスト(CHID=2)の構成を示す説明図。
【図5】一実施例に係るPCとデバイス(CDID=2)とホスト(CHID=1)の構成を示す説明図。
【図6】従来例に係るPCとデバイス(CDID=1)とホスト(CHID=1)の構成を示す説明図。
【図7】従来例に係るPCとデバイス(CDID=2)とホスト(CHID=1)の構成を示す説明図
【図8】従来例に係るPCとデバイス(CDID=1)とホスト(CHID=2)の構成を示す説明図。
【符号の説明】
【0037】
11A ホスト(CHID=1)
12 PC
13 CC記憶領域(メモリ部)
14A デバイス(CDID=1)
15A CC記憶領域(メモリ部)




【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレスUSB通信を開始する前に、CC(Connection Context)を用いてデバイスとホスト間でアソシエーションを行うワイヤレスUSB通信方法であって、
前記CCを前記デバイス側のCC記憶領域及び前記ホスト側のCC記憶領域に書き込むステップと、
該CC記憶領域に書き込まれた前記CCを使用して該デバイスとホスト間でアソシエーションを行ってワイヤレスUSB通信を開始するステップとを備えることを特徴とするワイヤレスUSB通信方法。
【請求項2】
デバイスとホスト間でCC(Connection Context)を用いてアソシエーションを行うワイヤレスUSB通信装置であって、
前記デバイス側のCC記憶領域及び前記ホスト側のCC記憶領域に前記CCを書き込む書き込み手段と、
該デバイス側のCC記憶領域及び前記ホスト側のCC記憶領域に書き込まれた前記CCを使用して該デバイスとホスト間でアソシエーションを行うアソシエーション処理手段とを備えることを特徴とするワイヤレスUSB通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−206972(P2009−206972A)
【公開日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−48404(P2008−48404)
【出願日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願人】(000139366)株式会社ワイ・イー・データ (39)
【Fターム(参考)】