説明

上包みを密封及び収縮させるための多段加熱プレート

【課題】上包みを用いて密封されたパッケージを製造する方法及び装置を提供する。
【解決手段】改良型シガレットパッケージ(12)が、パッケージ包装材料(13)の端部上に多段加熱プレート(36)を使用して達成された。加熱プレート(36)の第1の段(54)は、包装材料(13)を予熱し、第2の段(56)は、包装材料(13)の縁部に沿って接着剤を活性化し、第3の段(60)は、包装材料(13)を密封し、第4の段(62)は、シガレットパック(12)の周りに包装材料(13)を収縮させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
開示する本発明は、上包みを用いて密封されたパッケージを製造する方法及び装置に関する。包装の技術分野、特にシガレット包装の技術分野において、新鮮さを維持し、かついたずら防止シールの機能を果たすために、最終パッケージを収縮包装フィルムで包装することは従来の方法である。シガレットパッケージを入れたフィルムを収縮させるために熱が加えられる。
【背景技術】
【0002】
シガレットのために使用されるような従来のパッケージは、「柔らかい」パックの場合は紙、又は「硬い」パックの場合は厚紙箱から成る外側容器又はパックを含む。パックは、次に、それを実質的に気密な材料で覆うことによって密封され、その重なった縁部は、互いに結合又は熱融着される。非溶融端部折り重ねシール及び全体的なフィルム気密性が改善された包装パッケージの必要性及び要望が当業技術に存在する。
【0003】
Mattei他に付与された米国特許第4,887,408号は、製品包装材料の端部を密封する従来の方法を教示している。パッケージは、パッケージの3側面をU字状に覆う包装材料と共にドラム内に装填される。パッケージのドラムから離れる方向を向く側面に加熱器が接触する。加熱器は、包装材料の2側面を互いに結合し、パッケージの側面を鞘状に密封する。包装材料の端部は、パッケージを入れるために折り重ねられる。パッケージは、次に、3つの加熱ステーションを通して搬送され、折り重なった包装材料をそれ自体の上に融合することによってパッケージの上端と下端を密封する。
【0004】
Fockeに付与された米国特許第4,330,977号はまた、パッケージを密封する加熱要素の使用を教示している。加熱要素を分離することにより、異なる密封温度の使用が可能になる。
Draghettiに付与された米国特許第5,477,661号は、シガレットパックをドラム上に装填し、低温で長時間加熱してパッケージを密封することを教示している。
【0005】
「H」パターン(「G.D.Societa’per Azioni」によって使用されたような)及び矩形パターン(「Focke & Co.」によって使用されたような)を有する加熱器ブロックを密封のために使用することは従来方式である。これら2つの設計においては、オペレータは、複数の折り目を加熱するために必要な高温及び比較的長い期間に耐えることができない単独の折り目の溶融を回避するために温度を下げる必要がある。折り目が5層厚みの区域は、それによって不十分な加熱を受ける。
密封が不十分か又は全く正反対に溶融した包装材料を有することに加えて、従来の完成製品には、図11に示すようなしわ80がある。
従って、現在の装置及び方法は、信頼性のある端部折り目シールを有する均一でしわがないパッケージを生産できないことが見出されている。
【0006】
従って、端部折り目密封を改善し、かつ包装の全体的外見を改善することになる上包みを製造する方法及び装置を提供することが本発明の目的である。本発明の更に別の目的は、ポリラップへの熱入力を管理して、収縮を増大させながらも溶融を防止することである。また、複数の別々のコントローラを使用して熱入力を改善することも本発明の目的である。本発明による多段加熱器は、これらの目的を達成する。
【0007】
【特許文献1】米国特許第4,887,408号
【特許文献2】米国特許第4,330,977号
【特許文献3】米国特許第5,477,661号
【発明の開示】
【0008】
第1の実施形態によれば、フィルムに包まれたパッケージは、多段加熱器を使用して密封される。本発明の加熱器は、密封処理を様々な段に分離し、パッケージ包装材料、特に収縮包装材料に対してより均一な熱を与える一方で溶融を回避する。
当業者は、以下に列挙する図面を参照して実施形態の以下の詳細説明を読めば、本発明の様々な実施形態の上述の利点及び他の利点と恩典とを認めるであろう。
上述したものに加えて本発明の新しい特徴及び利点は、同様の参照文字が同様の部分を指す添付図面と共に以下の詳細説明を読むことにより当業者には明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図面をより詳細に参照すると、図1−10は、本発明の好ましい実施形態を示している。図1は、加熱区域32内の装填通路15からパック12を装填するために押し込み器又はレバーアーム14を使用してシガレットパック12のような物品を包装するのに使用することができると考えられる包装装置10の平面図を示している。図2は、包装装置10の側面図を示している。
パック12は、従来の方法(図示せず)で包装されて折り畳まれ、当業技術で公知のいずれかの従来方法により装填通路15に装填される。図12に示す包装材料13は、ポリマー又はセロファンを含むいずれかの従来の材料とすることができ、金属化表面を含む場合がある。
【0010】
図2に示すように、パック12は、ガイド18に沿って装填通路15を通じて加熱区域32内に給送される。パック12は、ガイド18、L字形ストップ17、及びレバーアーム14を使用して加熱区域の所定位置に導かれる。レバーアーム14は、ピボット回転軸28に沿って往復アーム20に接続し、バネ部材22を使用して自動的に位置決めすることができる。アーム20は、移動式シャフト26にクランプ締めされ、機械24に接続して装填通路15を通して前後に移動することができる。シャフトは、空気的に、機械的に、又は他の従来的に公知の力(図示せず)によって駆動することができ、又はそれは、シャフトに沿って従来方式で駆動されるアーム本体を有して固定することができる。図2及び3に示すように、レバーアーム14は、パック12を押し込むように整列している。
【0011】
図3に示すように、機械は、シャフト26を延ばすことによってアーム本体を移動させる。レバーアーム14の下部部分は、その軸28(仮想的に示す)に関して回転し、アーム本体20及びレバーアーム14が装填通路15にパック12を引き渡すことを可能にする。レバーアーム14の回転は、レバーアームタブ30にバネ部材を緊張状態又は付勢状態(仮想的に示す)に配置させる。アーム本体20は、パック12が、もはやレバーアーム14をピボット回転した位置に維持しないように、パック12を引き渡した後に所定の停止点に到達する。レバーアームタブ30の影響により以前に緊張状態又は付勢状態に置かれたバネ部材22は、その弛緩状態に戻る。すなわち、レバーアーム14は、パック12を押し込むためにアーム本体20と整列するように、その下方に延びた位置にピボット回転して戻る。
【0012】
バネ部材22は、レバーアームタブ30をアーム本体20の凹部部分内に押圧して戻すのに十分な力を加えることができるバネ鋼又はあらゆる形状記憶材料で構成することができると考えられる。代替的に、バネ部材22は、アームタブを延長させて同じくアームタブ30をアーム本体20の凹部部分内に押圧して戻すと考えられるあらゆる従来の機構とすることができるであろう。
所定の停止点に到達した後に、アーム本体20は、図2に示す位置に移動して戻り、溝を付けることができる表面33に沿って加熱区域32を通してパック12を押し出す。レバーアーム14が、装填通路15を覆っている加熱区域32の第1の段から加熱区域32の第2の段まで1組のパック12を押し出すと、別の組のパック12が装填通路15を通じて加熱区域32の中に前方に送られる。図2及び3は、レバーアーム14が一度に2つのパックを押し出す本発明の実施形態を示している。しかし、本発明の装置及び方法は、本発明から外れることなくあらゆる数のパックを押し出すように修正することができることが想定されている。
【0013】
パック12は、押さえバー34によって加熱区域32を通じて表面33に沿って導かれる。加熱区域にある間、パック12は、図1−4に示す加熱プレート36のような1つ又は1対の加熱プレートによって接触される。
パック12が、最初に装填通路15から加熱区域32内に押し上げられた時に、それらは、いかなる所定の量の時間にわたってもその最初の位置又は段に留まることができる。しかし、パック12は、アーム本体が前後に移動して別の組のパック12を第1の段から第2の段まで摺動させるのに十分に長い間加熱区域内の各段に留まることになることが想定されている。
【0014】
レバーアーム14によって押し出される各組のパック12は、次に、図1に示すように隣接する組のパック12を加熱プレート36の複数の段を通じてホイール38上に押し出すことになる。加熱プレート36は、モータ37と接続することができ、これは、パック12が静止している時には、パック12と接触するように加熱プレート36を所定位置に移動し、パック12が加熱区域を通して押し出される時には、加熱プレート36をパック12から離れるように移動させる。シャフト26及び機械24のように、往復モータ37は、アーム、シャフト、又はピストンのような移動用のあらゆる従来式装置とすることができ、手動、空気的、電気的、又は他の機械的な力によって動力を供給することができる。
ホイール38上にある状態で、パックは、押し込み器40によって導かれてガイド42を押し込む。パック12は、次に、最終包装のために放出マガジン44内に装填することができる。
【0015】
ここで、本発明の好ましい実施形態による加熱プレート36をより詳細に以下に説明する。加熱プレート36は、加熱区域32の両側に置かれてパック12の両端に接触することになると予想されるが、便宜上ただ1つのプレートについて以下に説明する。加熱プレートは、あらゆる従来の材料で構成することができるが、比較的熱伝導率の高い材料が好ましい。
図1に示すように、パックは、加熱区域32にある間は加熱プレート36と接触させて置くことができる。図4は、加熱プレート36の設計の1つの例示的な実施形態を示している。加熱プレート36は、あらゆる数の段を有することができるが、図4は、4段の加熱プレート36を示している。図7−10は、加熱プレート36がパック12に接触する場合を仮想的に示している。
【0016】
加熱プレート36は、図4に示すように凹凸を付けることができる。数字50で示す区域は、凹凸を付けるか又は平坦にすることができ、かつ全てが同一平面内とすることができる。区域52は、直線的に傾斜しているように示しているが、それらは、直線状、凹凸状、又は階段状にすることができる。
加熱プレート36上の第1の段54は、平坦にすることができる。パック12、より詳細には、包装材料13は、図7に示すように加熱プレート36の平坦面に接触する。第1の段54は、包装材料の表面を均一に予熱する。加熱プレート36は、包装装置10にプレートを取り付けるため又はアラインメントのためのようなあらゆる理由でノッチ55を有することができる。
【0017】
第2の段56は、仮付け段である。この段は、典型的には包装材料上の接着剤を活性化する段階を伴う。図8に示すように、包装材料は、包装材料の最大容積がそれ自体に折り重ねられた点である接触点58(図8に仮想的に示す)において部材57によって接触される。包装材料は、包装材料の端部を折り重ねる方法によって5層厚みにすることができる。
第3の段60は、包装材料13を密封する。図9に示すように、その形状ゆえにそう呼ばれる「H」部材61は、包装材料13の重なった縁部に沿って区域59(図9に仮想的に示す)においてパック12と接触する。加熱は、接触縁部に沿って包装材料13をそれ自体に結合させ、従って、外部環境からパックを密封する。
【0018】
ビューティ・バー収縮段として公知の第4の段62は、パック12の周りに包装材料13をきつく収縮させる。加熱プレートは、台形接触部材63を有する表面と、第1の凹部区域50と、第2の凹部区域65とを有する。図10に示すように、接触部材63は、包装材料13の重なった縁部に沿って区域64(図10に仮想的に示す)においてパック12と接触し、一方、第2の凹部区域は、区域66においてパック12と整列する。特に第4の段62に対して加熱プレート36の異なるレベルをより良く示すために、図6は、線6−6に沿った断面における図4の加熱器ブロックを示している。加熱ブロック36がどこでパック12と接触するかを更に示すために、パック12が仮想的に示されている。ビューティ・バー収縮段62のほぼ凹面に湾曲した形状は、パック12の包装材料13を収縮させるための適正な加熱を保証し、図11に示すような従来技術において受けたあらゆるしわ80を排除し、同時に包装材料の溶融を回避する。従って、図12に示すような改善された包装されたパック12が生成される。
【0019】
図5A及び5Bに示すように、パック12に面していないプレート36の後部側の加熱ストリップ70によって加熱プレート36に熱が加えられる。加熱ストリップには、電源(図示せず)からワイヤ72を通じて電力を供給することができる。図5Aは、2つの加熱ストリップ70を使用する本発明を示すが、あらゆる数のストリップを使用して最適な温度制御を得ることができると考えられる。例えば、図5Bでは、4つの加熱ストリップ70を示している。
【0020】
加熱プレートは、例えば、140℃−170℃の1つの温度を維持することができるが、包装材料及び他の条件に応じてそれよりも高いか又は低い温度が考えられる。更に、加熱段は、異なる温度に設定することができると考えられる。例えば、第1及び第2の段は、例えば150℃の第1の温度に維持し、一方、第3及び第4の段は、異なる温度、例えば170℃に設定することができると考えられる。
熱は、電気抵抗又は誘導加熱により、又はあらゆる従来の方法で供給することができる。いずれか又は全ての段に熱電対74を挿入して温度をモニタすることができる。加熱プレート36は、あらゆる手段により、例えばボルトにより、又は接着、リベット含む取り付け又は固定するあらゆる他の従来手段によりモータ37に取り付けることができ、あるいはそれは、一体的に形成することができる。
【0021】
本発明の以上の説明は、本発明を示して解説したものである。更に、本発明の開示は、本発明の好ましい実施形態だけを示して説明したが、本発明は、様々な他の組合せ、修正、及び環境において使用することができ、かつ以上の教示及び/又は包装材料、及びより具体的にはシガレット包装材料の技術における技量又は知識と相応に、本明細書に明示した本発明の範囲内で変更又は修正が可能であることは理解されるものとする。
【0022】
上述の実施形態は、更に、本発明を実施する公知の最良の態様を説明し、かつ本発明の特定の用途又は使用によって要求される様々な修正と共にこのような又は他の実施形態において当業者が本発明を利用することができるように意図している。従って、説明は、本発明を本明細書に開示した形態に制限するようには意図していない。また、特許請求の範囲は、代替的な実施形態を含むように解釈されることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】シガレット包装装置の一部分の概略上面図である。
【図2】第1段階の作動中の図1のシガレット包装装置の装填通路及び加熱区域の側面図である。
【図3】第2段階の作動中の図1のシガレット包装装置の装填通路及び加熱区域の側面図である。
【図4】本発明の好ましい実施形態によるシガレットパックに接触する加熱器ブロックの正面図である。
【図5A】図4に示す加熱器ブロックの後面図である。
【図5B】本発明の好ましい実施形態による加熱器ブロックの代替的な実施形態の後部側面図である。
【図6】図4の線6−6に沿った加熱器ブロックの横断平面図である。
【図7】仮想区域が図4に示す加熱器ブロックによって接触した区域を表すシガレットパックを示す図である。
【図8】仮想区域が図4に示す加熱器ブロックによって接触した区域を表すシガレットパックを示す図である。
【図9】仮想区域が図4に示す加熱器ブロックによって接触した区域を表すシガレットパックを示す図である。
【図10】仮想区域が図4に示す加熱器ブロックによって接触した区域を表すシガレットパックを示す図である。
【図11】従来技術のシガレットパックを示す図である。
【図12】本発明による平滑な外側包装材料を有するシガレットパックを示す図である。
【符号の説明】
【0024】
54 加熱プレートの第1の段
56 第2の段
60 第3の段
62 第4の段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パッケージの周りに折り畳まれた包装材料に接触するための平坦面を含む第1の段と、
第1の凹部区域と、2つのパッケージの包装材料に接触するための4つの表面を含む第1の非凹部区域とを有する第2の段と、
第2の凹部区域と、2つのパッケージの包装材料に接触するための2つの連続したH形表面を含む第2の非凹部区域とを有する第3の段と、
第3の凹部区域と、2つのパッケージの包装材料に接触するための4つの台形表面を含む第3の非凹部区域とを有する第4の矩形形状段と、
を含むことを特徴とする、包装するための加熱プレート。
【請求項2】
熱が、複数の独立した加熱装置を使用して加熱プレートに供給されることを特徴とする請求項1に記載の加熱プレート。
【請求項3】
熱が、2つの独立した加熱装置によって加熱プレートに供給されることを特徴とする請求項2に記載の加熱プレート。
【請求項4】
前記加熱装置は、約140℃と170℃の間の温度に維持されることを特徴とする請求項3に記載の加熱プレート。
【請求項5】
前記加熱装置は、約150℃の温度に維持されることを特徴とする請求項3に記載の加熱プレート。
【請求項6】
熱が、4つの独立した加熱装置を使用して加熱プレートに供給されることを特徴とする請求項2に記載の加熱プレート。
【請求項7】
前記独立した加熱装置のうちの2つは、約140℃と160℃の間の温度に維持され、該独立した加熱装置のうちの2つは、約160℃と180℃の間の温度に維持されることを特徴とする請求項6に記載の加熱プレート。
【請求項8】
前記独立した加熱装置のうちの2つは、前記第1の段及び第2の段と正反対の加熱プレートの側に位置して150℃の温度に維持され、該独立した加熱装置のうちの2つは、前記第3の段及び第4の段から正反対の加熱プレートの側に位置して170℃の温度に維持されることを特徴とする請求項6に記載の加熱プレート。
【請求項9】
前記第4の矩形形状段における前記第3の凹部区域は、第1の凹部部分と第2の凹部部分を有し、
前記第2の凹部部分は、前記第1の凹部部分よりも更に引っ込んでおり、
前記第2の凹部部分は、矩形形状である、
ことを特徴とする請求項1に記載の加熱プレート。
【請求項10】
前記第1の段は、前記パッケージの周りに包装材料を予熱し、前記第2の段は、包装材料の縁部に沿って接着剤を活性化し、前記第3の段は、パッケージの周りに包装材料を密封し、前記第4の段は、パッケージの周りに包装材料を収縮させることを特徴とする請求項1に記載の加熱プレート。
【請求項11】
前記第1の矩形形状段、前記第1の非凹部区域、前記第2の非凹部区域、及び前記第3の非凹部区域は、全て同一平面にあることを特徴とする請求項1に記載の加熱プレート。
【請求項12】
シガレット包装に使用するため加熱装置であって、
多段加熱プレートを含む加熱区域と、
前記加熱区域を通して直線的にかつ前記多段加熱プレートの複数の段に沿って、1組のシガレットパックを前進させる第1の往復装置と、
前記多段加熱プレートを前記シガレットパックの組に接触させるために内側に、かつ該シガレットの組を前記加熱区域を通して移動させるために外側に移動させる第2の往復装置と、
を含むことを特徴とする加熱装置。
【請求項13】
前記シガレットパックの組は、該シガレットパックの組が前記加熱区域を通って直線的に前進する時に前記多段加熱プレートの複数の区域に接触することを特徴とする請求項12に記載の加熱装置。
【請求項14】
前記シガレットパックの組と前記多段加熱プレートとの間の接触の各発生は、加熱段に対応していることを特徴とする請求項13に記載の加熱装置。
【請求項15】
パックの組が前記加熱区域内に前進するのに通過する装填通路を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の加熱装置。
【請求項16】
前記第1の往復装置は、往復アーム本体、ピボット式レバーアーム、及びバネ機構を含むことを特徴とする請求項12に記載の加熱装置。
【請求項17】
パッケージの周りに包装材料を密封して収縮させる方法であって、
包装材料を第1の加熱段と接触させて、該包装材料を折り畳まれた縁部に沿って予熱する段階と、
前記包装材料を第2の加熱段と接触させて、該包装材料を仮付けする段階と、
前記包装材料を第3の加熱段と接触させて、該包装材料をパッケージの周りに密封する段階と、
前記包装材料を第4の加熱段と接触させて、該包装材料を収縮させる段階と、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項18】
前記4つの加熱段は、1つの加熱プレートであることを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項19】
請求項17に記載の方法に従って密封されたシガレットパック。
【請求項20】
請求項12に記載の装置によって密封されたシガレットパック。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公表番号】特表2008−525280(P2008−525280A)
【公表日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−547705(P2007−547705)
【出願日】平成17年12月19日(2005.12.19)
【国際出願番号】PCT/IB2005/004011
【国際公開番号】WO2006/067624
【国際公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【出願人】(596060424)フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム (222)
【Fターム(参考)】