説明

介護用マット

【課題】 被介護者の用便の際に、介護者がほとんど被介護者の身体に触れることなく被介護者の用便の介護を行うことができる介護用マットを提供する。
【解決手段】 ベッド等の寝台の上に敷かれる介護用マット1であって、互いに屈曲自在に連接され、被介護者Pの上体を載置する背載置部11,被介護者Pの腰部から上腿部分を載置する上腿載置部12及び被介護者Pの下腿を載置する下腿載置部13と、前記背載置部11に出没自在に形成され、前記被介護者Pの上体が嵌り込んで前記被介護者Pの上体を固定する凹状又は孔状の固定部11aと、前記背載置部11に前記固定部11aを出没させる固定部形成手段と、前記上腿載置部12に形成され、前記被介護者Pの腰部が挿通する孔と、この孔の開閉を行う開閉手段とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベッド等の寝床マットとして使用されるマットであって、特に、寝たきりの老人や傷病者等の被介護者が用便するときの介護に好適な介護用マットに関する。
【背景技術】
【0002】
寝たきりの老人や傷病者等の被介護者の介護において、用便は特に介護者の大きな負担となっている。そのため、従来より、被介護者の用便の補助を行って介護者の負担を軽減しようとする介護用補助器具が種々提案されている。
このような介護用補助器具の中には、エアの圧力によって患者の姿勢を変えたり、用便の際に被介護者の下半身を昇降させるものが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
【特許文献1】特開2002−28194号公報
【特許文献2】特開2002−143237号公報
【特許文献3】特開2002−186650号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、これら文献に記載の補助具は、被介護者の身体の下にエアマットを挿入したり取り出したりする必要があるなど、未だ一部において介護者の手助けを必要としており、介護者の介護負担の軽減については改良の余地が残っている。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、被介護者の用便の際に、介護者がほとんど被介護者の身体に触れることなく被介護者の用便の介護を行うことができ、介護者の介護負担を大幅に軽減することが可能な簡単で安価な構成の介護用マットの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ベッド等の寝台の上に敷かれる介護用マットであって、互いに屈曲自在に連接され、被介護者の上体を載置する背載置部,被介護者の腰部から上腿部分を載置する上腿載置部及び被介護者の下腿を載置する下腿載置部と、前記背載置部に出没自在に形成され、前記被介護者の上体が嵌り込んで前記被介護者の上体を固定する凹状又は孔状の固定部と、前記背載置部に前記固定部を出没させる固定部形成手段と、前記上腿載置部に形成され、前記被介護者の腰部が挿通する孔と、この孔の開閉を行うとともに、開閉動作によって前記被介護者の腰部を昇降させる開閉手段とを有する構成としてある。
この構成によれば、被介護者の用便の際には、背載置部に固定部を形成して被介護者の状態を嵌め込み、被介護者の状態を固定する。また、上腿載置部の孔を開口させて被介護者の腰部を挿通させる。このとき、被介護者の腰部は、開閉手段による孔の開口動作にともなって下降する。これにより、被介護者の局部を、介護用マットの下に配置した便器に対して好適な位置に位置決めすることができ、用便が可能になる。
用便終了後は、開閉手段により前記孔を閉じることで、この閉動作とともに被介護者の腰部が上昇する。
【0005】
前記開閉手段は、請求項2に記載するように、前記上腿載置部と同一の平面内に位置する閉状態から回動して前記孔の開閉を行う開閉部材と、この開閉部材を開閉させる開閉駆動部とを有する構成としてもよい。
この場合、前記開閉部材は、被介護者の体軸に対して直交する軸を中心に回動するようにしてもよいが、請求項3に記載するように、前記被介護者の体軸と実質的に平行な軸を中心に回動するようにしてもよい。そして、一対の前記開閉部材が観音開き状に回動することで、前記孔の開閉を行うようにするとよい。
このようにすることで、開閉部材で被介護者の身体を支持させたままで、開閉部材の回動動作にともなって被介護者の腰部を孔に対して出し入れさせることができる。
【0006】
前記開閉駆動部は、請求項4に記載するように、圧力流体の供給又は排出により膨張又は収縮する膨張・収縮体とするとよい。
また、前記固定部形成手段は、請求項5に記載するように、圧力流体の充填により固定部を消滅させ、前記圧力流体の排出により前記固定部を出現させるものであってもよいし、請求項6に記載するように、前記開閉手段と同一の構成であってもよい。
前者としては、エアの圧力により膨張又は収縮するエアマット状のものを挙げることができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、介護者が開閉駆動部を操作して上腿載置部に孔を開口させ、固定部形成手段を操作して背載置部に固定部を形成するだけで、被介護者の腰部を便器の上に載置し、かつ、被介護者の身体を固定部に嵌め込ませて安定させることができるので、被介護者の用便の介護が容易になり、介護者の負担を大幅に軽減することができる。
特に、エア等の圧力流体により膨張・収縮する膨張・収縮体と、この膨張・収縮体の膨張・収縮にともなって回動しながら開閉する開閉部材とを設けることで、被介護者の腰部をゆっくりと安全に便器の上に載置させ、用便終了後に元の姿勢に復帰させることができる簡単な構成の介護用マットを得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる介護用マットの斜視図である。
この実施形態の介護用マット1は、被介護者Pの上体を載せる背載置部11と、被介護者Pの腰部から上肢を載せる上腿載置部12と、被介護者Pの下肢を載せる下腿載置部13の三つの部分を有している。そして、これら三つの載置部11,12,13は、互いに屈曲自在に連接されている。
【0009】
背載置部11のほぼ中央には、用便の際に被介護者Pの身体を沈み込ませて、被介護者Pの身体が左右に転がらないように固定する矩形孔状の固定部11aが形成されている。この固定部11aの幅は、用便時に被介護者Pの身体をしっかりと固定できるように、被介護者Pの身体の幅に合わせて形成するのがよい。
また、上腿載置部12の中央には、用便の際に被介護者Pの局部を挿通させて介護用マット1の下方に配置された便器2の上方に位置させるための矩形の開口部12aが形成されている。
下腿載置部13には、上腿載置部12の開口部12aに半円状に突出する突起13aが形成されている。この突起13aは、局部洗浄機能を備えた便器2の洗浄水が介護用マット1の上に飛散しないようするためのもので、洗浄水の放射方向の前方に位置し、衝突した洗浄水を介護用マット1の下方に落下させるものである。
【0010】
この実施形態において開口部12a及び固定部11aには、同一構成の開閉手段が設けられている。
すなわち、開口部12aには、介護用マット1の前後軸Cと平行な軸を中心に回動する一対の開閉部材15,15が設けられ、この開閉部材15,15の回動によって開口部12aが開閉されるとともに、孔状の固定部11aには、前後軸Cと平行な軸を中心に回動する一対の開閉部材14,14が設けられ、この開閉部材14,14の回動によって固定部11aが開閉されるようになっている。
開閉部材14,14及び開閉部材15,15は、介護用マット1と同じ材質で形成され、閉鎖時に背載置部11の上面及び上腿載置部12の上面と同一の平面内に位置して、介護用マット1の表面の一部を形成するようになっている。
【0011】
図2は、用便時における介護用マット1及び被介護者Pの状態を示す斜視図である。
用便時には、背載置部11,上腿載置部12及び下腿載置部13を互いに回動させるとともに、開閉部材14,14及び開閉部材15,15を開いて、固定部11a及び開口部12aを開口させ、被介護者Pの上体を起こしつつ腰部及び上肢を開口部12aの中に沈み込ませる。
これにより、被介護者Pの上体が固定部11aに嵌り込んで左右に移動しないように固定され、かつ、被介護者Pの腰部が、開口部12aを挿通して介護用マット1の下方に配置された便器2の便座21の上に載る。
【0012】
次に、図3及び図4を参照しながら、開閉部材14,14及び開閉部材15,15を回動させて開口部12a及び固定部11aの開閉を行う開閉駆動部の構成について説明する。
なお、開閉部材14,14を開閉させる開閉駆動部と開閉部材15,15を開閉させる開閉駆動部は同じ構成であるので、ここでは開閉部材15の開閉を行う開閉駆動部についてのみ説明する。
開閉駆動部は、膨張・収縮することでこの開閉部材15を開閉させる膨張・収縮体152を主構成要素とする。上腿載置部12には、この膨張・収縮体152に圧力流体であるエアを供給するためのエア流通孔153が形成されている。このエア流通孔153には、エアの供給源であるポンプPに連結されたエア配管154が接続されている。このエア配管154の途中部位には、ポンプPから膨張・収縮体153にエアを供給する経路と、膨張・収縮体152のエアを大気中に放出するための経路とを切り換える切換弁155及び膨張・収縮体152内のエアの圧力を検出する圧力計156とが設けられている。
【0013】
上記構成の開閉駆動部のうちポンプPを除く部分を介護用マット1に設け、切換弁155とポンプPとの間にカプラ157を設けることで、介護用マット1とポンプPと切り離すことが可能になる。このようにすることで、単一のポンプPを複数の介護用マット1に対して使用することができ、経済的である。この場合は、カプラ157の一方を便器2を設置しているトイレ等に設けておき、被介護者Pが用便をする際に、ベッド等の寝台とともに介護用マット1をトイレ等に搬送してカプラ157の接続を行うようにするとよい。
【0014】
膨張・収縮体152の形態としては、例えば図4(a)に示すように、扇状に膨張・収縮する蛇腹形のものであってもよいし、図4(b)に示すように、風船状に膨張・収縮するバルーン形のものであってもよい。
いずれの膨張・収縮体152も、適当な圧力のエアを供給して膨張させることで、開閉部材15を介護用マット1の表面と同一の高さ位置まで持ち上げ、被介護者Pの腰部及び上肢の重さを支えることができ、エアを大気に徐々に開放することで、被介護者Pの腰部及び上肢を便器2までゆっくりと下降させることができる。
【0015】
図5は、上記構成の介護用マットの作用を説明する斜視図である。
本発明の介護用マット1は、ベッドB等の寝台における寝床マットとして利用される。
被介護者Pが仰臥した通常状態では、図1に示すように介護用マット1は平坦である。
被介護者Pの用便の際には、被介護者Pを介護用マット1に仰臥させたまま、ベッドBとともにトイレその他便器2が設置されているところまで搬送する。そして、図5(a)に示すように、便器2のほぼ真上に被介護者Pの腰部を位置させる。
【0016】
次いで、ベッドBの背上げ機能及び足上げ機能を用いて、背載置部11と上腿載置部12とを互いに回動させつつ、開閉部材14,14及び開閉部材15,15を下方に回動させて、開口部12a及び固定部11aを開く。
これにより、図5(b)に示すように、被介護者Pの腰部が開口部12aの中に沈み込みつつ、被介護者Pの上体が開口部11aに嵌り込む。
図6(a)は、図5(b)の状態における被介護者Pの腰部と開閉部材15との関係を、図5(b)中矢印I方向から見た図である。
被介護者Pの腰部は、開閉部材15に支えられた状態で、開閉部材15の回動動作とともに、ゆっくりと下降する。
【0017】
そして、図5(c)に示すように、被介護者Pの腰部が便器2の便座21の上に乗り、用便が可能な状態になる。このときの被介護者Pの身体の向きと便器2との関係は、健常者が通常に使用する際の身体の向きと便器2との関係と同じであるので、自然な体位で用便を行うことができる。
また、図5に示すように、補高具22等を用いて便座21を傾斜させることで、用便時の被介護者Pの身体と便座21との角度関係を、健常者の用便時の角度関係に近づけることができ、より自然な体位で用便を行うことができる。
図6(b)は、図5(c)の状態における被介護者Pの腰部と開閉部材15との関係を、図5(c)中矢印II方向から見た図である。
この状態では、開閉部材15は被介護者Pの用便の支障にならない位置まで回動している。開閉部材15は、上腿載置部12と同じ柔軟な材質のもので形成されているので、その先端の一部が便座21に押し付けられて被介護者Pの体重により折れ曲がる。
被介護者Pの用便がしやすいように、背載置部11の角度や上腿載置部12及び下腿載置部13の高さ位置を調整するとよい。
【0018】
便器2が、被介護者Pの局部を洗浄する洗浄機能を有する場合、被介護者Pの身体を飛び超えて洗浄水が放射されることがある。しかし、被介護者Pの身体を飛び越えた洗浄水は、下腿載置部13の突起13aに当たって落下するので、介護用マット1の表面が濡れるという不都合を防止できる。
被介護者Pの用便後は、上記の逆の動作により、背載置部11を傾倒させながら上腿載置部12を上昇させつつ、エアを膨張・収縮体152にゆっくりと供給して開閉部材14,14及び開閉部材15,15を閉動させる。これにより、被介護者の腰部が開閉部材14,14及び開閉部材15,15の閉動に従って徐々に持ち上がり、元の上体に戻る。
【0019】
本発明の介護用マットは、本願出願人が、意匠登録第769908号で提案した介護用ベッドを基本とする介護用ベッドの寝台マットとして好適に利用できる。
図7は、上記意匠登録にかかる介護用ベッドを基本とする介護用ベッドの構成を示す図で、(a)は通常の使用状態(仰臥状態)における介護用ベッドの斜視図、(b)は用便時における介護用ベッドの斜視図である。
この介護用ベッド3は、箱状のベッド基体30を有している。この基体30の上部は、上記の実施形態で説明した介護用マット1とほぼ同じ構成となっている。すなわち、被介護者の上体を載せる背載置部31と、被介護者の腰部から上肢を載せる上腿載置部32と、被介護者の下肢を載せる下腿載置部33とが、屈曲自在に互いに連接されている。
【0020】
背載置部31には、介護用マット1の固定部11aに対応した位置に、身体固定用開口部31aが貫通形成され、上腿載置部32には、介護用マット1の開口部12aに対応した位置に、用便用開口部32aが形成されている。
そのため、介護用ベッド3の基体30の上部を、介護用マット1に合わせて屈曲させることができる。
なお、この介護用ベッド3においては、箱状の基体30の後ろに便器2の出し入れが可能な孔を形成し、介護用ベッド3を移動自在にするためのキャスタを取り付けることで、図5、図6に示したベッドと同様の作用を実現することができる。
【0021】
図8は、本発明の他の実施形態にかかり、固定部の開閉の他の形態を説明する図である。
背載置部11の固定部11a′は、被介護者Pの身体とほぼ同じ幅の有底溝状に形成され、この溝の中にエア流路11b′を介して圧力流体であるエアを供給・排出することで膨張・収縮するエアマット14′が設置されている。被介護者Pが仰臥した通常状態((a)の状態)では、エアマット14′にはエアが供給されて膨張しており、エアマット14′の表面が背載置部11の表面の一部を形成している。
用便時にエア流路11b′を介してエアマット14′からエアを抜くと、(b)に示すように、エアマット14′が収縮して固定部11a′が背載置部11に現れる。被介護者Pの身体は、この固定部11a′に嵌り込んで、左右に移動しないように固定される。
【0022】
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記の説明では、被介護者Pの体軸と平行な軸を中心に観音開き状に回動しながら開閉する開閉部材14,14,15,15を例に挙げて説明したが、開閉部材14,14,15,15は被介護者Pの体軸と直交する軸を中心に回動しながら開閉するように構成することも可能であり、必ずしも一対の開閉部材14,14,15,15を観音開き状に開閉させなくてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明の介護用マットは、寝たきりの老人や傷病者のような被介護者の用便の介護を行う介護用補助具として利用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の一実施形態にかかる介護用マットの斜視図である。
【図2】用便時における介護用マット及び被介護者の状態を示す斜視図である。
【図3】開閉部材を回動させて開口部及び固定部の開閉を行う開閉駆動部の構成を説明する図である。
【図4】膨張・収縮体の一例を示す斜視図である。
【図5】介護用マットの作用を説明する斜視図である。
【図6】図6(a)は、図5(b)の状態における被介護者の腰部と開閉部材との関係を、図5(b)中矢印I方向から見た図、図6(b)は、図5(c)の状態における被介護者の腰部と開閉部材との関係を、図5(c)中矢印II方向から見た図である。
【図7】上記意匠登録にかかる介護用ベッドを基本とするベッドの構成を示す図で、(a)は通常の使用状態(仰臥状態)における介護用ベッドの斜視図、(b)は用便時における介護用ベッドの斜視図である。
【図8】固定部の他の実施形態を説明する概略図である。
【符号の説明】
【0025】
1 介護用マット
11 背載置部
11a 固定部
12 上腿載置部
12a 開口部
13 下腿載置部
13a 洗浄水飛散防止用突起
14 開閉部材
15 開閉部材
2 便器
21 便座
C 前後軸
P 被介護者

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベッド等の寝台の上に敷かれる介護用マットであって、
互いに屈曲自在に連接され、被介護者の上体を載置する背載置部,被介護者の腰部から上腿部分を載置する上腿載置部及び被介護者の下腿を載置する下腿載置部と、
前記背載置部に出没自在に形成され、前記被介護者の上体が嵌り込んで前記被介護者の上体を固定する凹状又は孔状の固定部と、
前記背載置部に前記固定部を出没させる固定部形成手段と、
前記上腿載置部に形成され、前記被介護者の腰部が挿通する孔と、
この孔の開閉を行うとともに、開閉動作によって前記被介護者の腰部を昇降させる開閉手段と、
を有することを特徴とする介護用マット。
【請求項2】
前記開閉手段は、前記上腿載置部と同一の平面内に位置する閉状態から回動して前記孔の開閉を行う開閉部材と、この開閉部材を開閉させる開閉駆動部とを有することを特徴とする請求項1に記載の介護用マット。
【請求項3】
一対の前記開閉部材が、前記被介護者の体軸と実質的に平行な軸を中心に観音開き状に回動することで、前記孔の開閉を行うことを特徴とする請求項2に記載の介護用マット。
【請求項4】
前記開閉駆動部が、圧力流体の供給又は排出により膨張又は収縮する膨張・収縮体であることを特徴とする請求項2又は3に記載の介護用マット。
【請求項5】
前記固定部形成手段が、圧力流体の充填により固定部を消滅させ、前記圧力流体の排出により前記固定部を出現させるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の介護用マット。
【請求項6】
前記固定部形成手段が、前記開閉手段と同一の構成であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の介護用マット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−244745(P2007−244745A)
【公開日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−74820(P2006−74820)
【出願日】平成18年3月17日(2006.3.17)
【出願人】(506092581)
【Fターム(参考)】