説明

仲介装置、インストールシステム、インストール方法及びインストールプログラム

【課題】サーバやネットワークに障害が発生していても、インストール対象のソフトウェアを予定時刻にインストールさせる仲介装置、インストールシステム、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】受付部332は、管理装置からプラグインのライセンスが有効化される有効化日時を含むインストール要求を受け付ける。ライセンスキー取得部336は、有効化日時以前にライセンスサーバに仮発行を要求してプラグインのライセンスキーを取得する。プラグイン取得部338は、有効化日時以前にプラグインサーバに配信を要求してプラグインを取得する。取得可否判定部340は、有効化日時の経過時にライセンスサーバからプラグインのライセンスキーを取得できるか否かを判定する。インストール部342は、ライセンスキーを取得できないと判定された場合、仮発行されたライセンスキー及びプラグインを用いて、複合機にプラグインをインストールさせる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、仲介装置、インストールシステム、インストール方法及びインストールプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタル複写機及び複合機などの画像形成装置では、ユーザの嗜好や利用目的に応じて機能をカスタマイズできることが要求されている。そして、このような画像形成装置への機能の追加及び削除などを管理するシステムとして、管理装置が仲介装置を介して複数の画像形成装置それぞれのプラグインなどのソフトウェアの状態(例えば、有効であるか無効であるかなど)を管理するシステムが知られている。
【0003】
また、例えば特許文献1には、画像形成装置などの周辺装置のプログラムの使用権限を管理するため、プログラムのID及び当該プログラムの使用可能量を記載したライセンスファイルのIDを動的に管理するデータベースを用いて、周辺装置で実行可能なプログラムのライセンス管理を行う技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したような従来技術では、通常、ソフトウェアをインストールする予定時刻に、インストール対象のソフトウェア及び当該ソフトウェアのライセンスキーをサーバから取得する。このため、インストールの予定時刻にサーバやネットワークに障害が発生していると、インストール対象のソフトウェアを予定時刻にインストールさせることができないという問題がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、サーバやネットワークに障害が発生していても、インストール対象のソフトウェアを予定時刻にインストールさせることができる仲介装置、インストールシステム、インストール方法及びインストールプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる仲介装置は、画像形成装置と、前記画像形成装置へのソフトウェアのインストールを管理する管理装置と、前記ソフトウェアのライセンスキーを発行するライセンスサーバと、前記ソフトウェアを配信するソフトウェアサーバと、ネットワークを介して接続される仲介装置であって、前記管理装置から、前記ソフトウェアのライセンスが有効化される有効化日時を含むインストール要求を受け付け、インストール情報記憶手段に記憶する受付手段と、前記有効化日時以前に前記ライセンスサーバに仮発行を要求して前記ライセンスキーを取得し、ライセンスキー記憶手段に記憶するライセンスキー取得手段と、前記有効化日時以前に前記ソフトウェアサーバに配信を要求して前記ソフトウェアを取得し、ソフトウェア記憶手段に記憶するソフトウェア取得手段と、前記有効化日時の経過時に前記ライセンスサーバから前記ライセンスキーを取得できるか否かを判定する取得可否判定手段と、前記ライセンスキーを取得できないと判定された場合、前記ライセンスキー記憶手段に記憶されている前記ライセンスキー及び前記ソフトウェア記憶手段に記憶されている前記ソフトウェアを用いて、前記画像形成装置に前記ソフトウェアをインストールさせるインストール手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の別の態様にかかるインストールシステムは、上記仲介装置と、前記インストール要求を前記仲介装置に送信する前記管理装置と、前記ライセンスキーを前記仲介装置に仮発行する前記ライセンスサーバと、前記ソフトウェアを前記仲介装置に配信する前記ソフトウェアサーバと、前記仲介装置から前記ライセンスキー及び前記ソフトウェアを受け付けて、前記ソフトウェアをインストールする前記画像形成装置と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の別の態様にかかるインストール方法は、画像形成装置と、前記画像形成装置へのソフトウェアのインストールを管理する管理装置と、前記ソフトウェアのライセンスキーを発行するライセンスサーバと、前記ソフトウェアを配信するソフトウェアサーバと、ネットワークを介して接続される仲介装置で実行されるインストール方法であって、受付手段が、前記管理装置から、前記ソフトウェアのライセンスが有効化される有効化日時を含むインストール要求を受け付け、インストール情報記憶手段に記憶する受付ステップと、ライセンスキー取得手段が、前記有効化日時以前に前記ライセンスサーバに仮発行を要求して前記ライセンスキーを取得し、ライセンスキー記憶手段に記憶するライセンスキー取得ステップと、ソフトウェア取得手段が、前記有効化日時以前に前記ソフトウェアサーバに配信を要求して前記ソフトウェアを取得し、ソフトウェア記憶手段に記憶するソフトウェア取得ステップと、取得可否判定手段が、前記有効化日時の経過時に前記ライセンスサーバから前記ライセンスキーを取得できるか否かを判定する取得可否判定ステップと、インストール手段が、前記ライセンスキーを取得できないと判定された場合、前記ライセンスキー記憶手段に記憶されている前記ライセンスキー及び前記ソフトウェア記憶手段に記憶されている前記ソフトウェアを用いて、前記画像形成装置に前記ソフトウェアをインストールさせるインストールステップと、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の別の態様にかかるインストールプログラムは、上記インストール方法をコンピュータに実行させるためのものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、サーバやネットワークに障害が発生していても、インストール対象のソフトウェアを予定時刻にインストールさせることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、本実施形態のインストールシステムの構成例を示す模式図である。
【図2】図2は、本実施形態の仲介装置の機能構成例を示すブロック図である。
【図3】図3は、インストール情報の例を示す図である。
【図4】図4は、ライセンスキー記憶部に記憶されている情報例を示す図である。
【図5】図5は、プラグイン記憶部に記憶されている情報例を示す図である。
【図6】図6は、本実施形態の仲介装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
【図7】図7は、インストール管理テーブルの例を示す図である。
【図8】図8は、本実施形態の管理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
【図9】図9は、本実施形態のライセンスサーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。
【図10】図10は、本実施形態のプラグインサーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。
【図11A】図11Aは、本実施形態のインストールシステムで行われるインストール処理例を示すフローチャートである。
【図11B】図11Bは、本実施形態のインストールシステムで行われるインストール処理例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる仲介装置、インストールシステム、インストール方法及びインストールプログラムの実施形態を詳細に説明する。
【0013】
まず、本実施形態のインストールシステムの構成について説明する。
【0014】
図1は、本実施形態のインストールシステム10の構成の一例を示す模式図である。図1に示すように、インストールシステム10は、ファイアウォール100(ネットワークの一例)と、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)200−1〜200−2(画像形成装置の一例)と、仲介装置300と、管理装置400と、ライセンスサーバ500と、プラグインサーバ600(ソフトウェアサーバの一例)とを、備える。ファイアウォール100、複合機200−1〜200−2、及び仲介装置300は、内部ネットワーク20(ネットワークの一例)を介して接続され、ファイアウォール100、管理装置400、ライセンスサーバ500、及びプラグインサーバ600は、外部ネットワーク30(ネットワークの一例)を介して接続されている。内部ネットワーク20は、例えば、LAN(Local Area Network)などにより実現でき、外部ネットワーク30は、例えば、公衆回線又はインターネットなどの通信網により実現できる。なお、以下では、複合機200−1〜200−2を各々区別する必要がない場合は、単に複合機200と称する場合がある。
【0015】
ファイアウォール100は、内部ネットワーク20のセキュリティを維持するためのものであり、内部ネットワーク20及び外部ネットワーク30間の通信を監視し、外部ネットワーク30から内部ネットワーク20への不正アクセスを検出及び遮断する。
【0016】
複合機200は、コピー機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する装置である。本実施形態では、画像形成装置として複合機を例に取り説明するが、これに限定されるものではなく、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置などいずれの装置であってもよい。また本実施形態では、複合機の数が2台である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではなく、1台であってもよいし、3台以上であってもよい。
【0017】
仲介装置300は、管理装置400、ライセンスサーバ500、及びプラグインサーバ600と複合機200とを仲介して、複合機200にプラグイン(ソフトウェアの一例)のインストールを行わせる。
【0018】
図2は、本実施形態の仲介装置300の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、仲介装置300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを、備える。
【0019】
通信部310は、内部ネットワーク20を介して、複合機200−1〜200−2と通信したり、内部ネットワーク20、ファイアウォール100、及び外部ネットワーク30を介して、管理装置400、ライセンスサーバ500、及びプラグインサーバ600と通信したりする。通信部310は、例えば、NIC(Network Interface Card)などの既存の通信装置により実現できる。
【0020】
記憶部320は、仲介装置300で実行される各種プログラムや仲介装置300で行われる各種処理に使用される各種情報などを記憶する。記憶部320は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、又は電気的に記憶可能な既存の記憶装置により実現できる。記憶部320は、インストール情報記憶部322と、ライセンスキー記憶部324と、プラグイン記憶部326(ソフトウェア記憶部の一例)とを、含む。なお、これらの記憶部については、後ほど説明する。
【0021】
制御部330は、仲介装置300の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの既存の制御装置により実現できる。制御部330は、受付部332と、タイマ部334と、ライセンスキー取得部336と、プラグイン取得部338(ソフトウェア取得部の一例)と、取得可否判定部340と、インストール部342とを、含む。
【0022】
受付部332は、管理装置400から、複合機200へのプラグインのインストールを要求するインストール要求を受け付ける。本実施形態のインストール要求は、複合機を識別する機器ID(装置IDの一例)と、当該複合機にインストールされるプラグインを識別するプラグインID(ソフトウェアIDの一例)と、当該プラグインのライセンスが有効化されるライセンス有効化日時と、当該プラグインのライセンスが無効化されるライセンス無効化日時と、を含む。但し、インストール要求に含まれる情報は、これに限定されるものではない。そして、受付部332は、受け付けたインストール要求をインストール情報としてインストール情報記憶部322に記憶する。
【0023】
図3は、インストール情報記憶部322に記憶されているインストール情報の一例を示す図である。図3に示す例では、インストール情報記憶部322は、機器IDと、プラグインIDと、ライセンス有効化日時と、ライセンス無効化日時とを、対応付けたインストール情報を複数記憶している。なお、ここでは、複合機200−1、200−2の機器IDは、それぞれ101、102であるものとする。
【0024】
図2に戻り、タイマ部334は、日時を計時するものであり、例えば、仲介装置300の起動時にRTC(Real Time Clock)などのハードウェアから現在の日時を取得して、計時を開始する。
【0025】
ライセンスキー取得部336は、有効化日時以前にライセンスサーバ500に仮発行を要求してプラグインのライセンスキーを取得し、ライセンスキー記憶部324に記憶する。具体的には、ライセンスキー取得部336は、タイマ部334により計時される日時を監視し、インストール情報に含まれるライセンス有効化日時が経過する前に、通信部310を制御して、当該ライセンス有効化日時に対応付けられた機器ID及びプラグインIDをライセンスサーバ500に送信して仮発行を要求する。そして、ライセンスキー取得部336は、送信した機器ID及びプラグインIDに対応する仮発行されたライセンスキーをライセンスサーバ500から通信部310を介して受信し、送信した機器ID及びプラグインID、並びに受信したライセンスキーを対応付けてライセンスキー記憶部324に記憶する。図4は、ライセンスキー記憶部324に記憶されている情報の一例を示す図である。
【0026】
また、ライセンスキー取得部336は、後述の取得可否判定部340により有効化日時の経過時にライセンスサーバ500からプラグインのライセンスキーを取得できると判定された場合、ライセンスサーバ500に正式発行を要求して当該ライセンスキーを取得する。具体的には、ライセンスキー取得部336は、取得可否判定部340によりライセンスキーを取得できると判定された場合、通信部310を制御して、経過するライセンス有効化日時に対応付けられた機器ID及びプラグインIDをライセンスサーバ500に送信して正式発行を要求する。そして、ライセンスキー取得部336は、送信した機器ID及びプラグインIDに対応する正式発行されたライセンスキーをライセンスサーバ500から通信部310を介して受信する。
【0027】
プラグイン取得部338は、有効化日時以前にプラグインサーバ600に配信を要求してプラグインを取得し、プラグイン記憶部326に記憶する。具体的には、プラグイン取得部338は、タイマ部334により計時される日時を監視し、インストール情報に含まれるライセンス有効化日時が経過する前に、通信部310を制御して、当該ライセンス有効化日時に対応付けられたプラグインIDをプラグインサーバ600に送信して配信を要求する。そして、プラグイン取得部338は、送信したプラグインIDに対応するプラグインをプラグインサーバ600から通信部310を介して受信し、送信したプラグインID及び受信したプラグインを対応付けてプラグイン記憶部326に記憶する。図5は、プラグイン記憶部326に記憶されている情報の一例を示す図である。
【0028】
取得可否判定部340は、有効化日時の経過時にライセンスサーバ500からプラグインのライセンスキーを取得できるか否かを判定する。具体的には、取得可否判定部340は、タイマ部334により計時される日時を監視し、インストール情報に含まれるライセンス有効化日時が経過する際に、ライセンスサーバ500との通信の可否を確認し、ライセンスキーを取得できるか否かを判定する。
【0029】
インストール部342は、取得可否判定部340によりライセンスキーを取得できないと判定された場合、ライセンスキー記憶部324に記憶されているライセンスキー及びプラグイン記憶部326に記憶されているプラグインを用いて、複合機200にプラグインをインストールさせる。具体的には、インストール部342は、経過するライセンス有効化日時に対応付けられた機器ID、プラグインIDにそれぞれ一致する機器ID、プラグインIDに対応付けられたライセンスキーをライセンスキー記憶部324から取得するとともに、当該プラグインIDに対応付けられたプラグインをプラグイン記憶部326から取得するそして、インストール部342は、通信部310を制御して、ライセンスキー記憶部324から取得したライセンスキー及びプラグイン記憶部326から取得したプラグインを、経過するライセンス有効化日時に対応付けられた機器IDが示す複合機200に送信して、当該プラグインをインストールさせる。
【0030】
また、インストール部342は、取得可否判定部340によりライセンスキーを取得できると判定された場合、ライセンスキー取得部336により取得された正式発行されたライセンスキー及びプラグイン記憶部326に記憶されているプラグインを用いて、複合機200にプラグインをインストールさせる。具体的には、インストール部342は、経過するライセンス有効化日時に対応付けられたプラグインIDに一致するプラグインIDに対応付けられたプラグインをプラグイン記憶部326から取得する。そして、インストール部342は、通信部310を制御して、ライセンスキー取得部336により取得された正式発行されたライセンスキー及びプラグイン記憶部326から取得したプラグインを、経過するライセンス有効化日時に対応付けられた機器IDが示す複合機200に送信して、当該プラグインをインストールさせる。
【0031】
なお本実施形態では、プラグインのインストールは、複合機200にインストールされていないプラグインをインストール(追加)することであってもよいし、複合機200にインストール済みのプラグインをアップデート(更新)することであってもよい。
【0032】
また、仲介装置300は、上述した各部の全てを必須の構成とする必要はなく、その一部を省略した構成としてもよい。
【0033】
図6は、本実施形態の仲介装置300のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、仲介装置300は、CPU391などの制御装置と、ROM392やRAM393などの記憶装置と、HDD394などの外部記憶装置と、RTC395などの内部時計と、NIC396などの通信装置を備えたハードウェア構成となっている。
【0034】
本実施形態の仲介装置300で実行されるインストールプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
【0035】
また、本実施形態の仲介装置300で実行されるインストールプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、本実施形態の仲介装置300で実行されるインストールプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、本実施形態の仲介装置300で実行されるインストールプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
【0036】
本実施形態の仲介装置300で実行されるインストールプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDからインストールプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
【0037】
図2に戻り、管理装置400は、仲介装置300を介して複合機200−1〜200−2を管理する。管理装置400は、外部ネットワーク30、ファイアウォール100、及び内部ネットワーク20を介して仲介装置300と通信し、複合機200を管理するために必要な要求を仲介装置300に送信したり、仲介装置300から複合機200のカウンタ値の通知や故障通知などを受信したりする。
【0038】
また管理装置400は、複合機200へのプラグインのインストールを管理するインストール管理テーブルを記憶している。図7は、インストール管理テーブルの一例を示す図である。図7に示す例では、インストール管理テーブルは、仲介装置を識別する仲介装置IDと、機器IDと、プラグインIDと、ライセンス有効化日時と、ライセンス無効化日時とを、対応付けたテーブルとなっている。ここでは、仲介装置300の仲介装置IDが200であるものとする。そして管理装置400は、インストール管理テーブルに基づいて仲介装置300に対してプラグインのインストール要求を行う。具体的には、管理装置400は、仲介装置300を示す仲介装置ID“200”に対応付けられた機器ID、プラグインID、ライセンス有効化日時、及びライセンス無効化日時を含むインストール要求を仲介装置300に送信する。
【0039】
図8は、本実施形態の管理装置400のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図8に示すように、管理装置400は、ネットワークI/F410と、操作端末420と、データベース430と、制御装置440とを、備える。
【0040】
ネットワークI/F410は、仲介装置300などの他の装置と通信するための通信装置である。操作端末420は、オペレータが各種操作入力を行うための入力装置である。データベース430は、インストール管理テーブルなどの複合機200の管理に用いられる各種パラメタ、管理装置400で実行される管理プログラム、操作端末420から入力されるデータなどを記憶するものであり、例えば、HDDなどにより実現できる。制御装置440は、管理装置400の全体を制御するものであり、CPU、ROM、及びRAMなど(いずれも図示省略)を含むマイクロコンピュータにより実現できる。
【0041】
図2に戻り、ライセンスサーバ500は、仲介装置300からライセンスキーの仮発行又は正式発行の要求を受け付け、ライセンスキーを仮発行又は正式発行する。具体的には、ライセンスサーバ500は、仲介装置300から機器ID及びプラグインIDを含む仮発行の要求を受信すると、受信した機器ID及びプラグインIDに対応するライセンスキーを生成して、仲介装置300に仮発行する。同様に、ライセンスサーバ500は、仲介装置300から機器ID及びプラグインIDを含む正式発行の要求を受信すると、受信した機器ID及びプラグインIDに対応するライセンスキーを生成して、仲介装置300に正式発行する。
【0042】
図9は、本実施形態のライセンスサーバ500のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、ライセンスサーバ500は、ネットワークI/F510と、操作端末520と、データベース530と、制御装置540とを、備える。
【0043】
ネットワークI/F510は、仲介装置300などの他の装置と通信するための通信装置である。操作端末520は、オペレータが各種操作入力を行うための入力装置である。データベース530は、プラグインのライセンスの管理に用いられる各種パラメタ、ライセンスサーバ500で実行されるプログラム、操作端末520から入力されるデータや仲介装置300から送信されるライセンスの購入情報などを記憶するものであり、例えば、HDDなどにより実現できる。制御装置540は、ライセンスサーバ500の全体を制御するものであり、CPU、ROM、及びRAMなど(いずれも図示省略)を含むマイクロコンピュータにより実現できる。
【0044】
図2に戻り、プラグインサーバ600は、各種プラグインを記憶しており、仲介装置300からプラグインの配信要求を受け付け、配信要求を受け付けたプラグインを配信する。具体的には、プラグインサーバ600は、仲介装置300からプラグインIDを含む配信要求を受信すると、受信したプラグインIDに対応するプラグインを取得して、仲介装置300に配信する。
【0045】
図10は、本実施形態のプラグインサーバ600のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図10に示すように、プラグインサーバ600は、ネットワークI/F610と、操作端末620と、データベース630と、制御装置640とを、備える。
【0046】
ネットワークI/F610は、仲介装置300などの他の装置と通信するための通信装置である。操作端末620は、オペレータが各種操作入力を行うための入力装置である。データベース630は、プラグインの管理に用いられる各種パラメタ、プラグインサーバ600で実行されるプログラム、操作端末620から入力されるデータ、プラグインそのものなどを記憶するものであり、例えば、HDDなどにより実現できる。制御装置640は、プラグインサーバ600の全体を制御するものであり、CPU、ROM、及びRAMなど(いずれも図示省略)を含むマイクロコンピュータにより実現できる。
【0047】
なお本実施形態では、外部ネットワーク30と内部ネットワーク20との間にファイアウォール100が設けられている。このため、管理装置400、ライセンスサーバ500、プラグインサーバ600は、それぞれ、仲介装置300へのインストール要求、仲介装置300へのライセンスキーの発行、仲介装置300へのプラグインの配信を、仲介装置300から定期的に行われるポーリングのHTTP(HyperText Transfer Protocol)レスポンスを用いて行うものとする。これにより、仲介装置300へのインストール要求、仲介装置300へのライセンスキーの発行、及び仲介装置300へのプラグインの配信が、ファイアウォール100によりはじかれてしまうことを防止できる。
【0048】
次に、本実施形態のインストールシステムの構成について説明する。
【0049】
図11A及び図11Bは、本実施形態のインストールシステム10で行われるインストール処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
【0050】
まず、管理装置400は、インストール管理テーブルに基づいて仲介装置300に対してプラグインのインストール要求を送信する(ステップS10)。例えば、管理装置400は、図7に示すインストール管理テーブルに基づいて、仲介装置300を示す仲介装置ID“200”に対応付けられた機器ID、プラグインID、ライセンス有効化日時、及びライセンス無効化日時を含むインストール要求を仲介装置300に送信する。
【0051】
続いて、仲介装置300の受付部332は、管理装置400からインストール要求を受け付け、受け付けたインストール要求をインストール情報としてインストール情報記憶部322に記憶する(ステップS12)。例えば、インストール情報記憶部322には、図3に示すインストール情報が記憶される。
【0052】
続いて、仲介装置300のライセンスキー取得部336は、インストール情報(受付部332が受け付けたインストール要求)に含まれる機器ID及びプラグインIDに対応するライセンスキーが既にライセンスキー記憶部324に記憶されているか否かを確認する(ステップS14)。例えば、インストール情報記憶部322に図3に示すインストール情報が記憶され、ライセンスキー記憶部324に図4に示す情報が記憶されているものとする。この場合、ライセンスキー記憶部324には、機器ID“101”及びプラグインID“01234”に対応する“ライセンスキー1”、並びに機器ID“102”及びプラグインID“01234”に対応する“ライセンスキー2”は既に記憶されているが、機器ID“101”及びプラグインID“56789”に対応するライセンスキーは、未だ記憶されていない。
【0053】
未だライセンスキー記憶部324に記憶されていないライセンスキーがある場合(ステップS14でNo)、ライセンスキー取得部336は、対応するライセンスキーがない機器ID及びプラグインIDをライセンスサーバ500に送信してライセンスキーの仮発行を要求する(ステップS16)。例えば、ライセンスキー取得部336は、機器ID“101”及びプラグインID“56789”をライセンスサーバ500に送信してライセンスキーの仮発行を要求する。
【0054】
続いて、ライセンスサーバ500は、仲介装置300から機器ID及びプラグインIDを含む仮発行の要求を受信し、受信した機器ID及びプラグインIDに対応するライセンスキーを生成して、仲介装置300に仮発行する(ステップS18)。
【0055】
続いて、ライセンスキー取得部336は、送信した機器ID及びプラグインIDに対応する仮発行されたライセンスキーをライセンスサーバ500から受信し、送信した機器ID及びプラグインID、並びに受信したライセンスキーを対応付けてライセンスキー記憶部324に記憶する(ステップS20)。
【0056】
続いて、仲介装置300のプラグイン取得部338は、ライセンスサーバ500に送信したプラグインIDをプラグインサーバ600に送信してプラグインの配信を要求する(ステップS22)。例えば、プラグイン取得部338は、プラグインID“56789”をプラグインサーバ600に送信してプラグインの配信を要求する(ステップS22)。
【0057】
続いて、プラグインサーバ600は、仲介装置300からプラグインIDを含む配信要求を受信し、受信したプラグインIDに対応するプラグインを取得して、仲介装置300に配信する(ステップS24)。
【0058】
続いて、プラグイン取得部338は、送信したプラグインIDに対応するプラグインをプラグインサーバ600から受信し、送信したプラグインID及び受信したプラグインを対応付けてプラグイン記憶部326に記憶する(ステップS26)。
【0059】
なお、ステップS14で、ライセンスキー記憶部324に記憶されていないライセンスキーがない場合(ステップS14でYes)、ステップS28に進む。
【0060】
続いて、仲介装置300の取得可否判定部340は、タイマ部334により計時される日時を監視し、インストール情報に含まれるライセンス有効化日時の経過を監視する(ステップS28でNo)。
【0061】
ライセンス有効化日時を経過すると(ステップS28でYes)、取得可否判定部340は、ライセンスサーバ500との通信の可否を確認し、ライセンスキーを取得できるか否かを判定する(ステップS30)。例えば、取得可否判定部340は、ライセンス有効化日時“2009/10/1 0:00”を経過すると、ライセンスサーバ500との通信の可否を確認し、ライセンスキーを取得できるか否かを判定する。
【0062】
取得可否判定部340によりライセンスキーを取得できる(ライセンスサーバ500と通信可能)と判定された場合(ステップS30でYes)、ライセンスキー取得部336は、経過するライセンス有効化日時に対応付けられた機器ID及びプラグインIDをライセンスサーバ500に送信してライセンスキーの正式発行を要求する(ステップS32)。例えば、ライセンスキー取得部336は、機器ID“101”及びプラグインID“56789”をライセンスサーバ500に送信してライセンスキーの正式発行を要求する。
【0063】
続いて、ライセンスサーバ500は、仲介装置300から機器ID及びプラグインIDを含む正式発行の要求を受信し、受信した機器ID及びプラグインIDに対応するライセンスキーを生成して、仲介装置300に正式発行する(ステップS34)。
【0064】
続いて、ライセンスキー取得部336は、送信した機器ID及びプラグインIDに対応する正式発行されたライセンスキーをライセンスサーバ500から受信する(ステップS36)。
【0065】
なお、ステップS30で、取得可否判定部340によりライセンスキーを取得できない(ライセンスサーバ500と通信不可能)と判定された場合(ステップS30でNo)、ステップS38に進む。
【0066】
続いて、仲介装置300のインストール部342は、ライセンスキー及びプラグイン記憶部326に記憶されているプラグインを複合機200に送信して、送信したプラグインをインストールさせる(ステップS38)。例えば、インストール部342は、機器ID“101”及びプラグインID“56789”に対応するライセンスキー及びプラグインID“56789”に対応するプラグインを、機器ID“101”が示す複合機200−1に送信して、送信したプラグインをインストールさせる。なお、インストール部342は、取得可否判定部340によりライセンスキーを取得できないと判定された場合、ライセンスキー記憶部324に記憶されている仮発行されたライセンスキーを送信し、取得可否判定部340によりライセンスキーを取得できると判定された場合、ライセンスキー取得部336により取得された正式発行されたライセンスキーを送信する。
【0067】
続いて、複合機200は、仲介装置300からライセンスキー及びプラグインを受信し、受信したライセンスキーを用いて受信したプラグインをインストールし、インストール結果を仲介装置300に送信する(ステップS40)。
【0068】
続いて、仲介装置300は、複合機200からプラグインのインストール結果を受信し、管理装置400へ送信する(ステップS42)。
【0069】
続いて、管理装置400は、仲介装置300からプラグインのインストール結果を受信する(ステップS44)。
【0070】
以上のように本実施形態では、インストール予定のプラグイン及びそのライセンスキーを事前に取得しておくので、インストールの予定時刻にライセンスサーバからライセンスキーを取得できない場合であっても、インストール対象のプラグインを予定時刻にインストールさせることができる。これにより、ユーザが期待するサービスを予定時刻に確実に提供することができる。
【0071】
(変形例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、管理装置400からのインストール要求に更にソフトウェアの優先度を含ませるとともに、プラグイン記憶部326の記憶領域が不足した場合に、プラグイン記憶部326から優先度が低いプラグインを消去する消去部を制御部330に更に含ませるようにしてもよい。このようにすれば、プラグイン記憶部326の記憶領域が不足した場合に、優先度が低いプラグインが消去され、優先度が高いプラグインが残るので、優先度が高いプラグインを確実にインストールさせることができる。なお、上記実施形態では、プラグインのインストールを例に取り説明したが、これに限定されず、アプリケーションやファームウェアなどソフトウェアのインストールであれば適用することができる。
【符号の説明】
【0072】
10 インストールシステム
20 内部ネットワーク
30 外部ネットワーク
100 ファイアウォール
200−1〜200−2 複合機
300 仲介装置
310 通信部
320 記憶部
330 制御部
322 インストール情報記憶部
324 ライセンスキー記憶部
326 プラグイン記憶部
332 受付部
334 タイマ部
336 ライセンスキー取得部
338 プラグイン取得部
340 取得可否判定部
342 インストール部
391 CPU
392 ROM
393 RAM
394 HDD
395 RTC
396 NIC
400 管理装置
410 ネットワークI/F
420 操作端末
430 データベース
440 制御装置
500 ライセンスサーバ
510 ネットワークI/F
520 操作端末
530 データベース
540 制御装置
600 プラグインサーバ
610 ネットワークI/F
620 操作端末
630 データベース
640 制御装置
【先行技術文献】
【特許文献】
【0073】
【特許文献1】特開2004−139149号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置と、前記画像形成装置へのソフトウェアのインストールを管理する管理装置と、前記ソフトウェアのライセンスキーを発行するライセンスサーバと、前記ソフトウェアを配信するソフトウェアサーバと、ネットワークを介して接続される仲介装置であって、
前記管理装置から、前記ソフトウェアのライセンスが有効化される有効化日時を含むインストール要求を受け付け、インストール情報記憶手段に記憶する受付手段と、
前記有効化日時以前に前記ライセンスサーバに仮発行を要求して前記ライセンスキーを取得し、ライセンスキー記憶手段に記憶するライセンスキー取得手段と、
前記有効化日時以前に前記ソフトウェアサーバに配信を要求して前記ソフトウェアを取得し、ソフトウェア記憶手段に記憶するソフトウェア取得手段と、
前記有効化日時の経過時に前記ライセンスサーバから前記ライセンスキーを取得できるか否かを判定する取得可否判定手段と、
前記ライセンスキーを取得できないと判定された場合、前記ライセンスキー記憶手段に記憶されている前記ライセンスキー及び前記ソフトウェア記憶手段に記憶されている前記ソフトウェアを用いて、前記画像形成装置に前記ソフトウェアをインストールさせるインストール手段と、
を備えることを特徴とする仲介装置。
【請求項2】
前記ライセンスキー取得手段は、前記取得可否判定手段により前記ライセンスキーを取得できると判定された場合、前記ライセンスサーバに正式発行を要求して前記ライセンスキーを取得し、
前記インストール手段は、取得された前記ライセンスキー及び前記ソフトウェア記憶手段に記憶されている前記ソフトウェアを用いて、前記画像形成装置に前記ソフトウェアをインストールさせることを特徴とする請求項1に記載の仲介装置。
【請求項3】
前記インストール要求は、前記画像形成装置を識別する装置ID及び前記ソフトウェアを識別するソフトウェアIDを更に含み、
前記ライセンスキー取得手段は、前記有効化日時以前に前記装置ID及び前記ソフトウェアIDを前記ライセンスサーバに送信して仮発行を要求し、送信した前記装置ID及び前記ソフトウェアIDに対応する前記ライセンスキーを取得し、
前記ソフトウェア取得手段は、前記有効化日時以前に前記ソフトウェアIDを前記ソフトウェアサーバに送信して配信を要求し、送信した前記ソフトウェアIDに対応する前記ソフトウェアを取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の仲介装置。
【請求項4】
前記インストール要求は、前記画像形成装置を識別する装置ID及び前記ソフトウェアを識別するソフトウェアIDを更に含み、
前記ライセンスキー取得手段は、前記取得可否判定手段により前記ライセンスキーを取得できると判定された場合、前記装置ID及び前記ソフトウェアIDを前記ライセンスサーバに送信して正式発行を要求し、送信した前記装置ID及び前記ソフトウェアIDに対応する前記ライセンスキーを取得することを特徴とする請求項2に記載の仲介装置。
【請求項5】
前記取得可否判定手段は、前記有効化日時の経過時における前記ライセンスサーバとの通信の可否から、前記ライセンスキーを取得できるか否かを判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の仲介装置。
【請求項6】
前記インストール要求は、前記ソフトウェアの優先度を更に含み、
前記ソフトウェア記憶手段の記憶領域が不足した場合、前記ソフトウェア記憶手段から前記優先度が低いソフトウェアを消去する消去手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の仲介装置。
【請求項7】
前記ソフトウェアは、プラグインであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の仲介装置。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1つに記載の仲介装置と、
前記インストール要求を前記仲介装置に送信する前記管理装置と、
前記ライセンスキーを前記仲介装置に仮発行する前記ライセンスサーバと、
前記ソフトウェアを前記仲介装置に配信する前記ソフトウェアサーバと、
前記仲介装置から前記ライセンスキー及び前記ソフトウェアを受け付けて、前記ソフトウェアをインストールする前記画像形成装置と、
を備えることを特徴とするインストールシステム。
【請求項9】
画像形成装置と、前記画像形成装置へのソフトウェアのインストールを管理する管理装置と、前記ソフトウェアのライセンスキーを発行するライセンスサーバと、前記ソフトウェアを配信するソフトウェアサーバと、ネットワークを介して接続される仲介装置で実行されるインストール方法であって、
受付手段が、前記管理装置から、前記ソフトウェアのライセンスが有効化される有効化日時を含むインストール要求を受け付け、インストール情報記憶手段に記憶する受付ステップと、
ライセンスキー取得手段が、前記有効化日時以前に前記ライセンスサーバに仮発行を要求して前記ライセンスキーを取得し、ライセンスキー記憶手段に記憶するライセンスキー取得ステップと、
ソフトウェア取得手段が、前記有効化日時以前に前記ソフトウェアサーバに配信を要求して前記ソフトウェアを取得し、ソフトウェア記憶手段に記憶するソフトウェア取得ステップと、
取得可否判定手段が、前記有効化日時の経過時に前記ライセンスサーバから前記ライセンスキーを取得できるか否かを判定する取得可否判定ステップと、
インストール手段が、前記ライセンスキーを取得できないと判定された場合、前記ライセンスキー記憶手段に記憶されている前記ライセンスキー及び前記ソフトウェア記憶手段に記憶されている前記ソフトウェアを用いて、前記画像形成装置に前記ソフトウェアをインストールさせるインストールステップと、
を含むことを特徴とするインストール方法。
【請求項10】
請求項9に記載のインストール方法をコンピュータに実行させるためのインストールプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11A】
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【図11B】
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【公開番号】特開2011−170435(P2011−170435A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−31345(P2010−31345)
【出願日】平成22年2月16日(2010.2.16)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】