説明

作業機械

【課題】 地雷処理機械としても使用可能な作業機械であって照明用ライトを備えたものにおいて、地雷処理時の飛散物から照明用ライトを保護することができるようにする。
【解決手段】 照明用ライト31をそなえ、地雷処理装置を装備可能な作業機械であって、照明用ライト31の前面を覆い該前面を保護する閉位置と照明用ライト31の前面を開放した開位置との間で開閉可能なライトガード41をそなえるように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明用ライトをそなえ地雷処理機械に適用可能な作業機械に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、戦争時に地中に埋められた地雷の処理対策が課題となっている。その対策のひとつとして、例えば、油圧ショベル等の作業機械を用いて地中の地雷を掘り起こす技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、油圧ショベル等の作業機械には、夜間作業のために、照明用ライトを備えたものがある(例えば、特許文献2)。
【特許文献1】特開2001−153597号公報
【特許文献2】特開平10−37225号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、特許文献1に記載された地雷処理機械としても使用可能な作業機械では、工具アタッチメントを一般の作業用アタッチメントから地雷処理装置に変更するだけで地雷処理機械を構成できるので、逆に、工具アタッチメントとして一般の作業用アタッチメントを取り付ければ、一般の作業機械に戻すことができ、利便性が高い。このような地雷処理機械としても使用可能な作業機械においても、照明用ライト付きに構成することが考えられる。
【0004】
しかしながら、作業機械を地雷処理機械として用いる場合、地雷処理中に地雷が爆発すると、爆発した地雷の破片や地雷周辺の土砂等の飛散物が地雷処理装置の周囲に飛散するため、作業機械車両に照明用ライトが備えられていると、この照明用ライトに飛散物が衝突する虞がある。特に、図6に示すようなブームライト31を備える場合、ブームライト31は地雷処理装置に近い位置にあるため、このブームライト31に上記飛散物が衝突する虞が高い。照明用ライト類は、その前面の光照射面がガラス等の割れやすい材料でできているため、飛散物が衝突すれば破損し易い。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑み創案されたもので、地雷処理機械としても使用可能な作業機械であって照明用ライトを備えたものにおいて、地雷処理時の飛散物から照明用ライトを保護することができるようにした、作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の作業機械は、作業装置及び照明用ライトをそなえた作業機械であって、該照明用ライトの前面を覆い該前面を保護する閉位置と該照明用ライトの前面を開放した開位置との間で開閉可能なライトガードがそなえられていることを特徴としている(請求項1)。
また、該照明用ライトは、該作業装置に装備されることが好ましい(請求項2)。
【0007】
さらに、該ライトガードの開閉を遠隔操作する遠隔操作手段がそなえられていることが好ましい(請求項3)。
この場合、該ライトガードは、該照明用ライトのボディにヒンジ結合によって開閉可能に装備され、該遠隔操作手段は、該ライトガードの該ヒンジ結合の中心から離隔した箇所に一端を結合された索と、該索の他端に結合された操作用ハンドルとをそなえ、該操作用ハンドルを通じて該索を引き操作又は押し操作することによって該ライトガードを該ヒンジ結合回りに開閉操作可能に構成されていることが好ましい(請求項4)。
【0008】
該操作用ハンドルを、該索の引き操作後の位置及び/又は該索の押し操作後の位置に固定するロック機構が備えられていることが好ましい(請求項5)。
【発明の効果】
【0009】
本発明の作業機械によれば、地雷処理を行なう際には、作業装置に地雷処理装置を装備して、さらに、ライトガードを閉位置にする。これによって、地雷処理装置を用いて地雷処理を行なことができる。この際、地雷が爆発すると、爆発した地雷の破片や地雷周辺の土砂等の飛散物が地雷処理装置の周囲に飛散し、照明用ライトにも飛散物が衝突する虞があり、照明用ライトの前面の光照射面は飛散物が衝突すれば破損し易いが、ライトガードが閉位置とされ、照明用ライトの前面はライトガードにより覆われ保護されているので、照明用ライトの前面は飛散物の衝突から保護される(請求項1)。
【0010】
例えば、作業機械が油圧ショベルの場合、地雷処理装置を該油圧ショベルの作業アームの先端に作業用アタッチメントとして装着するように構成すれば、作業用アタッチメントを交換することにより、通常の作業態様から地雷処理用作業態様への切り替えや地雷処理用作業態様から通常の作業態様への復帰を容易に行なうことができ、地雷処理用作業態様に切り替えた際にはライトガードを閉位置にして照明用ライトを保護することができ、通常の作業態様へ復帰させた際にはライトガードを開位置にして照明用ライトを使用可能にして通常の作業を実施することができる。
【0011】
該照明用ライトが作業装置に装備される場合、通常作業時には作業装置による作業箇所を照明用ライトによって照明することで作業がしやすくなり、一方、地雷処理装置を作業装置の先端に作業用アタッチメントとして装着して地雷処理作業を行なうと、地雷爆発時には作業装置に飛散物が衝突し易く、照明用ライトにも飛散物が衝突し易いが、ライトガードを閉位置にすることにより、照明用ライトを飛散物から確実に保護することができる(請求項2)。
【0012】
該ライトガードの開閉を遠隔操作する遠隔操作手段がそなえられていると、例えば油圧ショベルのブームライトなど直接手の届きにくい箇所にある照明用ライトのライトガードの開閉も容易に且つ確実に行なうことができる(請求項3)。
この場合、ライトガードを、照明用ライトのボディにヒンジ結合によって開閉可能に装備し、遠隔操作手段を、ライトガードのヒンジ結合の中心から離隔した箇所に一端を結合された索と、この索の他端に結合された操作用ハンドルとから、操作用ハンドルを通じて索を引き操作又は押し操作することによってライトガードをヒンジ結合回りに開閉操作可能に構成すればライトガードの開閉を低コストで容易に操作することができる(請求項4)。
【0013】
操作用ハンドルを、索の引き操作後の位置及び/又は索の押し操作後の位置に固定するロック機構を備えれば、ライトガードの開位置への固定及び/又は閉位置への固定を容易に行なうことができる(請求項5)。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4は本発明の一実施形態に係る作業機械である油圧ショベルを示すもので、図1はその要部(ブーム)を示す構成図[(a)は側面図、(b)は上面図]、図2はその照明用ライトとしてのブームライトとそのライトガードを示す図[(a)は側面図、(b)は正面図]、図3はそのライトガードの遠隔操作手段に装備される操作ハンドルを示す側面図、図4はその操作ハンドルの詳細を示す側面図[(a),(c)はロック機構を固定した状態、(b)はロック機構を解除した状態]である。
【0015】
本実施形態では、代表的な作業機械である油圧ショベルを例に説明する。この油圧ショベル自体は、図6に示すように一般的なものとして構成され、下部走行体2上に旋回ベアリング3を介して上部旋回体4を備え、上部旋回体4にはキャブ5,作業装置10等が設けられ、作業装置10は、上部旋回体4に上下揺動自在に連結されるブーム11と、ブーム11の先端に前後揺動自在に連結されるアーム12と、アーム12の先端に前後揺動自在に連結されるバケット13と、ブーム11,アーム12及びバケット13を作動させるためのブームシリンダ21,アームシリンダ22及びヘッダシリンダ23とをそなえている。そして、ブーム11の中間部には、照明用ライトとして、作業方向(バケット13方向)を照明するブームライト31がそなえられ、上部旋回体4の前部やキャブ5のルーフ部前部にもライト32,33が備えられている。
【0016】
なお、地雷処理を考慮すると、この油圧ショベルに装備される作業装置10のブーム11やアーム12は、一般的なものよりも長く設定され且つより高い強度に設定された、いわゆる強化ブーム,強化アームであることが好ましい。
そして、本油圧ショベルには、図1に示すように、そのブームライト31に、前面(光を照射する面)を覆って保護しうるライトガード41が装備されている。このライトガード41は、図1(a)に実線で示す閉状態と二点鎖線で示す開状態とを取り得るように、開閉可能に構成されている。
【0017】
図2はこのブームライト31及びライトガード41の詳細を示すが、図2(b)に示すように、ブームライト31は、ブーム11の長手方向中間部の側面に、ブラケット34を介してボルト35によって締結され固定されている。このブームライト31は、前面が開口した(又は前面が光透過性材料でできた)ケース31b内にライト本体31aが内蔵された構成になっている。
【0018】
ライトガード41は、ケース31bの上部後縁に備えられたヒンジ42を介してケース31bにヒンジ結合されている。ライトガード41は、ブームライト31のケース31bの前面に対応した前面部41aと、ケース31bの上面に対応した上面部41bと、ケース31bの左右側面に対応した側面部41c,41cとからなり、上面部41bの後縁をヒンジ42に結合されており、図2(a)に実線で示す閉状態から図2(a)中上方(反時計回り)に略45度回動すると開状態となり、逆に、図2(a)に二点鎖線で示す開状態から図2(a)中下方(時計回り)に略45度回動すると閉状態となる。
【0019】
ケース31bの各側部には、上方(ここでは、前方を向いた斜め上方)に向いたストッパ面31cが備えられ、ライトガード41の各側面部41cには、下方(ここでは、前方を向いた斜め下方)に向いたストッパ面41dが備えられており、ライトガード41の閉鎖側への回動時には、対応する各ストッパ面31c,41dが当接することにより、ライトガード41を閉状態に保持するようになっている。
【0020】
ライトガード41の上面部41bには、ケーブル(索)係止用ブラケット43aが突設され、このブラケット43aの係止部にケーブル45が接続されている。なお、ブラケット43aの係止部は、当然ながら、ヒンジ結合の中心から離隔した箇所に位置する。また、ケース31bの一側部には、ケース31bの上部後方に延びたケーブル45のケーシング44を支持するケーシング支持ブラケット43bが固設されている。つまり、ケーシング44はケース31bに固定され、ケーブル45はこのケーシング44内で進退可能になっており、図2(a)中に示す矢印a方向にケーブル45を後退させるとライトガード41は開方向に回動し、図2(a)中に示す矢印b方向にケーブル45を前進させるとライトガード41は閉方向に回動するようになっている。
【0021】
このように、一端をライトガード41に係止されたケーブル45の他端には、図3に示すように、操作用ハンドル46が結合されており、ケーブル45及び操作用ハンドル46等からライトガード41を遠隔操作する遠隔操作手段51が構成されている。この操作用ハンドル46は、図3に示すように、上部旋回体4の壁面(例えば、キャブ5の内壁面、或いは、キャブ5近傍の壁面)4aに固定されたパイプ状のケーシング48内に、軸方向にスライド可能に装備されており、操作用ハンドル46の軸心部分には、ロック操作ツマミ47が装備されている。また、ケーシング48には、ハンドル取付ブラケット48が取り付けられている。このハンドル取付ブラケット48は、壁面4aに当接するフランジ部48aと、このフランジ部48aから延設され壁面4aに形成された穴部に嵌装されたパイプ状の軸ガイド部48bとをそなえ、軸ガイド部48bには、パイプ状の軸ガイド部材48cが接続されている。
【0022】
図4は操作用ハンドル46の近傍をより詳細に示す断面図であるが、図4(a)に示すように、操作用ハンドル46には、中空軸46aが結合され、この中空軸46aが軸ガイド部48b,軸ガイド部材48c内に軸方向スライド可能に装備されている。この操作用ハンドル46の中空軸46aには、連結部材45a,45bを介してケーブル45の他端が結合されている。したがって、図4(c)に示すように、操作用ハンドル46を引くことで、ケーブル45を、図2(a)中に示す矢印a方向に後退させて、ケーブル45の他端に接続されたライトガード41を開方向に回動させることができ、図4(a),(b)に示すように、操作用ハンドル46を押すことで、ケーブル45を、図2(a)中に示す矢印b方向に前進させて、ケーブル45の他端に接続されたライトガード41を閉方向に回動させることができる。ここでは、軸ガイド部48bと操作用ハンドル46との間に、コイルスプリング50aが圧縮状態で介装され、操作用ハンドル46を押し側(ケーブル45の前進側)に付勢している。
【0023】
このような操作用ハンドル46の中空軸46aの内部には、操作用ハンドル46を進退方向(押し引き方向)に固定するロック機構Rが装備されている。このロック機構Rは、ロック操作ツマミ47と、このロック操作ツマミ47が一端部に結合され中空軸46a内を軸線方向に移動可能な軸47aと、軸47aの他端部に形成された両端がテーパ状の縮径部47b及び縮径部47bの最大径の部分と連続して形成されたボール係止部47cと、中空軸46aに加工された穴部46bと、この穴部46bと、縮径部47b及びボール係止部47との間に介装されたボール(鋼球)49とから構成されている。
【0024】
ボール49は、中空軸46aの穴部46bの内側に位置しており、図4(b)に示すように、軸47aの縮径部47bが穴部46bに対応した位置にあると、縮径部47b外周の径方向の隙間量は十分になって、ボール49は空間内で遊んだ状態になるが、図4(a),(c)に示すように、ロック操作ツマミ47を通じて軸47aが中空軸46aに対して軸線方向に引き操作されると、縮径部47bよりも径の大きいボール係止部47cが穴部46bに対応した位置となって、ボール係止部47c外周の径方向の隙間量は少なくなって、ボール49は、空間内で軸ガイド部48b内周面と軸47a外周面との双方に圧接し、中空軸46aと軸47aとを軸ガイド部48bにロックした状態になる。これにより、操作用ハンドル46の中空軸46aが固定されるようになっている。
【0025】
なお、軸47aの先端と操作用ハンドル46の中空軸46aに連結された連結部材45bとの間には、コイルスプリング50bが介装され、中空軸46aをロックする側に軸47aを付勢している。
【0026】
本発明の一実施形態にかかる作業機械は上述のように構成されているので、地雷処理を行なう際には、バケット13に代えて図示しない公知の地雷処理装置をアーム12の先端に装備して、さらに、ロック操作ツマミ47を押してロック機構Rを一旦解除して、操作用ハンドル46を押し、ケーブル45を、図2(a)中に示す矢印b方向に前進させて、ケーブル45の他端に接続されたライトガード41を閉位置にする[図4(b)参照]。そして、ロック操作ツマミ47を引いてロック機構Rを作動させる[図4(a)参照]。
【0027】
これにより、ライトガード41は閉位置に固定されるため、地雷処理装置を用いて地雷処理を行ない、地雷が爆発し、爆発した地雷の破片や地雷周辺の土砂等の飛散物が地雷処理装置の周囲に飛散し、ブームライト31に向かって飛散物が飛んできても、ブームライト31の前面はライトガード41により覆われ保護されているので、飛散物の衝突から保護されることになる。
【0028】
一方、通常の(地雷処理以外の)作業を行なう際には、バケット13又はこれに代わる通常の(地雷処理装置以外の)作業用アタッチメントをアーム12の先端に装備して、ロック操作ツマミ47を押してロック機構Rを一旦解除して[図4(b)参照],操作用ハンドル46を引き、ケーブル45を、図2(a)中に示す矢印a方向に後退させて、ケーブル45の他端に接続されたライトガード41を開位置にする。そして、ロック操作ツマミ47を引いてロック機構Rを作動させる[図4(c)参照]。
【0029】
これにより、ライトガード41は開位置に固定されるため、夜間等の照明が必要なときにはいつでもブームライト31を使用することができる。
以上のように、本装置によれば、ライトガード41によって、地雷処理時にブームライト31を、爆発した地雷の破片や地雷周辺の土砂等の飛散物から確実に保護することができ、しかも、ライトガード41を遠隔操作によってオペレータがライト位置まで移動することなく開閉操作できるため、極めて操作性がよいという利点もある。
【0030】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、図5に示すように、ライトガード41´を単純な蓋部材としてその上端を枢着し、自重によって閉方向に移動できるよう構成し、ライトガード41´を開状態にする際には、ケーブル45´を引いてケーブル45´の端部の係止穴51aを係止用フック51bに係止し、逆に、ライトガード41´は自重によって閉方向に移動し、閉状態とする。なお、ケーブル45´はガイド52によりガイドされている。このようにシンプルに構成しても、上記の実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
【0031】
また、本実施形態では、ブームライト31に装備する場合を説明したが、ライトガード41を、例えば上部旋回体4の前部やキャブ5のルーフ部前部のライト32,33など、その他の照明用ライトに装備してもよい。
また、ライトガード41の開閉機構も上記の実施形態に限定されるものではなく、例えば、電動モータ等の電動式或いは油圧式等のアクチュエータによって駆動するように構成し、このアクチュエータをキャブ内などから遠隔操作するようにしてもよい。
【0032】
また、ライトガード41の形状についても限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の一実施形態としての作業機械である油圧ショベルの要部(ブームの一部)を示す構成図であって、(a)はその側面図、(b)はその上面図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる照明用ライトとしてのブームライトとそのライトガードを示す図であって(a)はその側面図、(b)はその正面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかるライトガードの遠隔操作手段に装備される操作ハンドルを示す側面図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる操作ハンドルの詳細を示す断面図であって、(a)は索を押し操作してロック機構を固定した状態を示し、(b)は(a)の状態からロック機構を解除した状態を示し、(c)は索を引き操作してロック機構を固定した状態を示す。
【図5】本発明の一実施形態の変形例にかかる油圧ショベルの要部(ブームの一部)を示す側面図である。
【図6】照明用ライト付きの作業機械である油圧ショベルの一般的な構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
31 ブームライト
41,41´ ライトガード
42 ヒンジ
45,45´ ケーブル(索)
45a,45b 連結部材
46 操作用ハンドル
51 遠隔操作手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業装置及び照明用ライトをそなえた作業機械であって、
該照明用ライトの前面を覆い該前面を保護する閉位置と該照明用ライトの前面を開放した開位置との間で開閉可能なライトガードがそなえられている
ことを特徴とする、作業機械。
【請求項2】
該照明用ライトは、該作業装置に装備される
ことを特徴とする、請求項1記載の作業機械。
【請求項3】
該ライトガードの開閉を遠隔操作する遠隔操作手段がそなえられている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の作業機械。
【請求項4】
該ライトガードは、該照明用ライトのボディにヒンジ結合によって開閉可能に装備され、
該遠隔操作手段は、該ライトガードの該ヒンジ結合の中心から離隔した箇所に一端を結合された索と、該索の他端に結合された操作用ハンドルとをそなえ、
該操作用ハンドルを通じて該索を引き操作又は押し操作することによって該ライトガードを該ヒンジ結合回りに開閉操作可能に構成されている
ことを特徴とする、請求項3記載の作業機械。
【請求項5】
該操作用ハンドルを、該索の引き操作後の位置及び/又は該索の押し操作後の位置に固定するロック機構が備えられている
ことを特徴とする、請求項4記載の作業機械。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−27460(P2006−27460A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−210124(P2004−210124)
【出願日】平成16年7月16日(2004.7.16)
【出願人】(000190297)新キャタピラー三菱株式会社 (1,189)
【Fターム(参考)】