説明

供給装置

【課題】 最新技術の上記不具合が防止または低減されるように供給装置を改良する。
【解決手段】 本発明は、液体媒体用の供給装置(10)であって、媒体を収容するための媒体リザーバ(20)と、媒体を媒体リザーバ(20)から供給するための出口開口部(32)と、圧力調整通路(40)に挿入された、微生物に有効なフィルタ構成(44)を有する、媒体リザーバに通じる圧力調整通路(40)とを有する供給装置に関する。本発明によれば、フィルタ構成(44)は、媒体リザーバの上部にある液体フィルタ(52)と、媒体リザーバから離れた細菌フィルタ(50)とを備える。特に、操作時に規定通りに回転して配向される供給装置に関する使用。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体媒体用の供給装置であって、媒体を収容するための媒体リザーバと、媒体を媒体リザーバから供給するための出口開口部と、圧力調整通路に挿入された、微生物に有効なフィルタ構成を有する、媒体リザーバに通じる圧力調整通路と、を有する供給装置において、フィルタ構成が、媒体リザーバの上部にある液体フィルタと、媒体リザーバから離れた細菌フィルタとを備える供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
同じ分野の供給装置が従来技術から知られている。その供給装置は、薬液のために、例えば点眼薬および点鼻薬のために使用される。同じ分野の供給装置では、供給工程によって、媒体リザーバ内にある媒体の量が減少されるので、媒体リザーバが継続的に負圧状態になることを防止するために、空気が事後に流れてこなければならない。
【0003】
このために、従来技術から公知の供給装置では、圧力調整通路を外部環境から媒体リザーバまで導き、この圧力調整通路を介して空気が事後に流れてくることができることが意図されている。さらに、媒体の汚染を防止するために、同じ分野の供給装置では、細菌フィルタによって、流入する空気から微細菌を濾過するフィルタ構成を圧力調整通路の領域に設けることが知られている。
【0004】
同じ分野の供給装置の場合、媒体がこの細菌フィルタまで到達することが完全に防止されていない。このことは、特に、規定通りに使用するために、このような供給装置がその定位置とは異なる位置に移動され、この結果、先に上方に位置していた出口開口部が下方に位置する前記供給装置に当てはまる。次に、一般に液体鏡の上方の定位置にあり媒体リザーバに通じる圧力調整通路は、使用中、液体鏡の下方に位置する。すなわち供給装置の回転時、媒体と細菌フィルタとの間にはエアクッションが通常存在し続け、このことにより、液体と細菌フィルタとの直接接触が防止される。しかし、特に、供給工程を行うために媒体リザーバ内の媒体が圧力下にあるこのような供給装置の場合、媒体は細菌フィルタに到達してそれと接触してしまうこともある。
【0005】
このようにして、この状態は非常に不利であるが、この理由は、細菌フィルタの孔の大きさが小さいことにより、この孔で媒体の大きな表面張力が生じ、さらに、これにより、供給装置がその定位置に移動して戻った後にこの媒体が細菌フィルタに残留することになるからである。次に、この媒体は、上記表面張力によって空気が媒体リザーバに流入することを妨げ、この結果、供給された媒体に対する調整をもはや十分に行うことができない。また、孔の大きさを大きくすると問題が生じるが、この理由は、これにより、さらに細菌フィルタへの細菌の侵入を助けてしまうからである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、最新技術の上記不具合が防止または低減されるように、同じ分野の供給装置を改良することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、この課題は、フィルタ構成が、媒体リザーバの上部にある液体フィルタと、媒体リザーバから離れた細菌フィルタとを備えることによって達成される。これらの両方のフィルタは、圧力調整時に圧力調整通路を介して流れる空気が両方のフィルタを通過しなければならないように配置されている。供給工程中に媒体が媒体タンクから出口開口部に到達する液体通路は、圧力調整通路とは別々に形成されているので、流出する媒体は出口開口部に到達するために液体フィルタと細菌フィルタとを通過する必要がない。
【0008】
両方のフィルタは圧力調整通路の内部で前後に配置されているので、規定通りの圧力調整時、流入する空気は最初に細菌フィルタを横切り、次に液体フィルタを横切る。しかし、逆の経路では、液体は細菌フィルタまで到達することができないが、この理由は、既に液体フィルタによって阻止されているからである。
【0009】
好ましくは、出口開口部には、開放正圧を逃がすように開放する出口弁が割り当てられており、この場合、少なくともこの開放正圧があるまでは、液体フィルタに隣接する媒体が液体フィルタを通過できないように、液体フィルタが形成されている。出口弁の開放正圧は、媒体リザーバ内に発生できる最大圧力も同時に形成するので、これによって、媒体が細菌フィルタまで到達しないことが保証されている。
【0010】
少なくとも0.5バールの正圧があるまでは、好ましくは少なくとも1.0バールの正圧があるまでは、液体フィルタに隣接する媒体が液体フィルタを通過できないように、液体フィルタが形成されていることが好ましい。しかし、大部分の供給装置では、供給工程中に媒体リザーバ内に通常与えられる最大正圧は0.5バール未満、少なくとも1.0バール未満であるので、媒体が供給工程中に液体フィルタに直接隣接して加圧された場合でも、液体フィルタのこのような形態により、媒体は決して細菌フィルタまで到達できない。
【0011】
液体フィルタが液体に対して完全な遮断を行わず、圧力を低減した場合でも、この圧力により、液体が液体フィルタを万一横切った後には細菌フィルタに対して押圧され、この結果、液体が細菌フィルタの孔に侵入する恐れはない。規定通りに供給装置の位置が変化され、この結果、例えば、使用中に圧力調整通路の出口が媒体の液体鏡の下方に位置する供給装置の説明したフィルタ構成を使用することが特に有利である。
【0012】
フィルタは、多孔質材料、例えば焼結材料からなるフィルタとして形成することができる。さらに、織物膜および他のフィルタ材料を使用できる。
【0013】
液体フィルタおよび細菌フィルタのそれぞれがフィルタ孔を有し、この場合、液体フィルタのフィルタ孔の平均の孔の大きさが、細菌フィルタのフィルタ孔の平均の孔の大きさよりも大きい形態が特に有利である。孔の大きさは、フィルタに隣接して孔に到達している液体の表面張力に決定的な影響を及ぼし、したがって、フィルタ孔が小さくなると、液体を引き離すのに必要なフィルタの両側の間の差圧がそれだけ大きくならなければならないので、液体フィルタには、より大きな孔を設けることが有利である。供給装置が頭上位置にある間に液体層が液体フィルタに残留した場合、孔が比較的大きいため、外部環境と媒体リザーバとの差圧が非常に小さくなることにより、前記液体層をフィルタから既に引き離すことができる。
【0014】
液体フィルタは少なくとも6μmの平均の孔の直径を有することが特に有利である。液体フィルタが、10μmよりも大きい、特に15μmより大きい平均の孔の直径を有すると特に有利である。この比較的大きな孔の大きさにより、液体フィルタには、有利に小さな表面張力が生じるので、圧力調整時、細菌フィルタの反対側の液体フィルタの面にある液膜が確実に除去され、この結果、次に、圧力調整のための気泡を流入させることができる。
【0015】
細菌フィルタは、最大5μmの、好ましくは最大1μmの、特に最大0.2μmの平均の孔の直径を有することが有利であることが証明された。具体的な用途に応じて、示した限界値を任意に組み合わせることが有効であり得る。
【0016】
本発明の発展形態では、液体フィルタと細菌フィルタとが好ましくは少なくとも1mmだけ互いに離間している。この離間により、液体フィルタを通過した媒体が細菌フィルタと直接接触することが防止される。その代わりに、制限された媒体量が、細菌フィルタの不利な作用なしに、液体フィルタと細菌フィルタとの間の中間領域に到達でき、そこから、この液量が圧力調整時にタンクに戻るように押圧される。
【0017】
本発明の発展形態では、液体フィルタおよび細菌フィルタは、圧力調整通路に挿入されているフィルタ構成ユニットの部分である。したがって、フィルタユニットは、取付中に一体的に取り扱うことができ、液体フィルタと細菌フィルタとの間の所望の間隔を予め確実に設定する。さらに、フィルタ構成ユニット自体が圧力調整通路の延長部を形成するように、フィルタ構成ユニットを圧力調整通路に挿入できる。このために、上記フィルタ構成ユニットは管状に形成されていることが好ましい。
【0018】
本発明の発展形態では、圧力調整通路は少なくとも部分的に毛細管として形成されている。このような毛細管によって、媒体リザーバ内で蒸発した媒体の流出が阻止される。この場合、通路は少なくとも10mmの長さの毛細管とみなされ、毛細管の平均断面積は1mm未満、好ましくは0.5mm未満である。毛細管を設けることにより、比較的高価な弁によって圧力調整通路を媒体リザーバに対してシールすることが不要になる。このようにして、このことは特に有利であるが、この理由は、圧力調整の機能についてこのような弁の設計が困難であるからである。
【0019】
本発明の別の態様および利点が、請求項から、さらに、図面を参照して説明する本発明の2つの好ましい実施形態の以下の説明から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明による供給装置の第1の実施形態の切断側面図である。
【図2a】本発明による供給装置の第2の実施形態の2つの切断側面図である。
【図2b】本発明による供給装置の第2の実施形態の2つの切断側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1には、瓶状の媒体リザーバ20と、それに差し込まれた配量ヘッド30とを介して利用される供給装置10が示されている。
【0022】
配量ヘッド30には出口開口部32が設けられており、この出口開口部は、媒体リザーバに接続された弁室36内の媒体の圧力が所定の高さに達するまで、弁34によって閉鎖されている。媒体の圧力が所定の高さに達した場合、弁34が、ばね力に抗する液圧によって押し開けられ、供給工程が開始する。図示した供給装置10では、供給工程中に、出口開口部32が下方に位置するように供給装置10が保持されることが意図されている。
【0023】
図示した供給装置では、媒体リザーバ20が手動で圧縮されることによって、媒体リザーバ20内の媒体の加圧が行われる。媒体リザーバ20は、図1に示していない通路を介して弁室36に接続されているので、媒体リザーバ20の圧縮により、媒体リザーバ20内でも弁室36内でも圧力上昇が生じる。また、代替実施形態には、他の種類の圧力発生手段、例えば、媒体リザーバと出口開口部32との間に配置されるピストンポンプを設けることもできる。
【0024】
配量ヘッド30には圧力調整通路40が設けられており、この圧力調整通路を介して矢印42a、42b、42cに沿って、周囲からの空気を媒体リザーバに流入させることができる。これにより、予め供給された液量を、事後に流れてくる空気に置き換えることができ、この結果、供給工程後に再び媒体リザーバ内が標準圧力になる。圧力調整通路40には空気入口のみが用いられている。このために、媒体リザーバ20から弁室36に導かれ、出口開口部32を介して流出される液体媒体は、圧力調整通路40と、以下にさらに説明するフィルタ50、52とを介して貫通案内されない。
【0025】
圧力調整通路40には、プレス嵌めによって図示位置に保持されるフィルタ構成ユニット44が挿入されている。このフィルタ構成ユニットは、2つのフィルタ50、52が前後に列をなして配置されている円筒状の管部44aを備える。流入する空気は媒体リザーバ20に到達するために両方のフィルタ50、52を横切らなければならない。上部フィルタ50は管部44aのプラスチック材料によって囲まれており、一方、下部フィルタは例えば接着結合によって前面に固定されている。
【0026】
図1による上部フィルタ50は、細菌フィルタ、すなわち、空気からの汚染成分を少なくとも部分的に濾過するフィルタである。このため理想的には、フィルタは、0.5〜1.5μmの孔の大きさを有する多孔質材料から形成されている。除去効果の要求に応じて、他の孔の大きさを設けることもできる。細菌フィルタの孔の大きさが小さくなると、約15μmの平均の孔の大きさを有する液体フィルタを形成する下部フィルタ52がそれだけ有利である。この液体フィルタ52により、出口開口部32が下方に位置する頭上位置において、媒体リザーバ20内の媒体が細菌フィルタ50まで妨害されずに到達してしまうことが防止される。その代わりに、上記媒体は液体フィルタ52まで到達するだけであり、おそらく、媒体の加圧時には非常に少量が液体フィルタ52を通過するように押圧される。しかし、このような場合でも、この液量が、細菌フィルタ50の全面を濡らすには、または細菌フィルタ50の孔に完全に浸透できるには不十分である。
【0027】
供給工程後、供給装置が、図示したその元の位置に再び回転して戻され、媒体の加圧が中止されると、媒体リザーバ20内で調整された負圧により、空気が圧力調整通路40を介して吸引される。この場合、液体フィルタ52に依然として存在している可能性がある液膜はフィルタ52から引き離される。このために、媒体リザーバ20内では大きな負圧を必要としないが、この理由は、液体フィルタ52の孔が比較的大きく、この結果、液体フィルタ側に残留する液膜には、ほんの小さな表面張力しか存在しないからである。
【0028】
液膜を除去した後、圧力調整に必要な空気量が圧力調整通路40を介して媒体リザーバ20に妨害されずに到達できる。この場合、液体がフィルタ50、52の間に予め到達している限り、この液体の部分は媒体リザーバ20に戻るように押圧される。
【0029】
図2aと図2bの実施形態は、図1の実施形態と略同一に形成されている。しかし、この第2の実施形態のいくつかの態様は、僅かに異なって実現されておりおよび/またはより良く認識可能であるので、この第2の実施形態のこの態様をさらに説明する。異なる説明をしていない部分に限り、図1と図2a/図2bの実施形態は機能的に同一に形成されている。
【0030】
図2aと図2bは、それぞれ異なる断面を有するこの第2の実施形態を示している。
【0031】
図2aの断面は、媒体リザーバ20を加圧した場合に媒体が頭上位置で流出する媒体通路43を明確にするために用いられる。この場合、媒体は、媒体リザーバ20に隣接する出口通路21に流入し、そこから半径方向孔22と狭い隙間23とを介して弁室36に到達し、そこから出口開口部32を通過して外部に供給される。矢印43a〜43dはこの媒体通路を示している。
【0032】
図2bの形態を参照して、以下の圧力調整を説明する。この第2の実施形態の圧力調整通路40は図1の実施形態とは若干異なって延びる。圧力調整通路は、図1の形態に対応して、孔40bを介して弁対向室40cに接続されている軸方向通路部40aを備える。この弁対向室40cは、半径方向孔40dと、毛細管として機能するリング通路40eと、入口孔40fとを介して周囲に接続されている。供給工程後に調整された媒体リザーバ20内の負圧により、空気がこの圧力調整通路に沿ってまた矢印42a〜42dに沿って媒体リザーバに事後に流れてくることになる。この場合、図1の実施形態に対して示された方法では、空気はフィルタ50、52を横切る。
【0033】
したがって、圧力調整のために空気を媒体リザーバ20に流入させる通路42a〜42dと、液体媒体を媒体リザーバ20から周囲に流出させる媒体通路43a〜43dとの間が完全に分離される。
【0034】
また図1の実施形態と同様に、通気のために圧力調整通路40、40a〜40fが常に開放されている。当然、毛細管部40eによって、媒体リザーバ20の内部で蒸発されている関連する媒体量が供給装置10から流出してしまうことが効果的に防止される。
【符号の説明】
【0035】
10 供給装置
20 瓶状の媒体リザーバ
21 出口通路
22 半径方向孔
23 狭い隙間
30 配量ヘッド
32 出口開口部
34 弁
36 弁室
40 圧力調整通路
40a 軸方向通路部
40b 孔
40c 弁対向室
40d 半径方向孔
40e リング通路
40f 入口孔
42a 矢印、通路
42b 矢印、通路
42c 矢印、通路
42d 矢印、通路
43 媒体通路
43a 矢印、媒体通路
43b 矢印、媒体通路
43c 矢印、媒体通路
43d 矢印、媒体通路
44 フィルタ構成ユニット
44a 円筒状の管部
50 細菌フィルタ
52 液体フィルタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体媒体用の供給装置(10)であって、
−前記媒体を収容するための媒体リザーバ(20)と、
−前記媒体を前記媒体リザーバ(20)から供給するための出口開口部(32)と、
−圧力調整通路(40、40a〜40f)に挿入された、微生物に有効なフィルタ構成(44)を有する、前記媒体リザーバに通じる前記圧力調整通路と、
を有する供給装置(10)において、
前記フィルタ構成(44)が、前記媒体リザーバの上部にある液体フィルタ(52)と、前記媒体リザーバから離れた細菌フィルタ(50)とを備えることを特徴とする供給装置。
【請求項2】
前記出口開口部(32)には、開放正圧を逃がすように開放する出口弁(34)が割り当てられており、少なくとも前記開放正圧があるまでは、前記液体フィルタ(52)に隣接する媒体が前記液体フィルタ(52)を通過できないように、前記液体フィルタ(52)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の供給装置。
【請求項3】
少なくとも0.5バールの正圧があるまでは、好ましくは少なくとも1.0バールの正圧があるまでは、前記液体フィルタ(52)に隣接する媒体が前記液体フィルタ(52)を通過できないように、前記液体フィルタ(52)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の供給装置。
【請求項4】
前記液体フィルタ(52)および前記細菌フィルタ(50)のそれぞれがフィルタ孔を有し、前記液体フィルタ(52)の前記フィルタ孔の平均の孔の大きさが、前記細菌フィルタ(50)の前記フィルタ孔の平均の孔の大きさよりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の供給装置。
【請求項5】
−前記液体フィルタ(52)が、少なくとも6μmの、好ましくは少なくとも10μmの、特に少なくとも15μmの平均の孔の大きさを有し、
−前記細菌フィルタ(50)が、最大5μmの、好ましくは最大1μmの、特に最大0.2μmの平均の孔の大きさを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の供給装置。
【請求項6】
前記圧力調整通路(40、40a〜40f)が、前記媒体の液体鏡の上方の定位置に、また前記媒体の前記液体鏡の下方の使用位置に配置されるように、前記圧力調整通路が配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の供給装置。
【請求項7】
前記液体フィルタ(52)と前記細菌フィルタ(50)とが、好ましくは少なくとも0.5mmだけ互いに離間していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の供給装置。
【請求項8】
前記液体フィルタ(52)および前記細菌フィルタ(50)が、前記圧力調整通路(40、40a〜40e)に挿入されているフィルタ構成ユニット(44)の部分であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の供給装置。
【請求項9】
前記圧力調整通路(40、40a〜40f)が少なくとも部分的に毛細管(40e)として形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の供給装置。

【図1】
image rotate

【図2a】
image rotate

【図2b】
image rotate


【公開番号】特開2009−291605(P2009−291605A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−129112(P2009−129112)
【出願日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【出願人】(595154764)インジ エリッヒ プファイファ ゲーエムベーハ (16)
【Fターム(参考)】