説明

便座装置

【課題】使用者がトイレルームに入室してから便座に着座するまでの間に、便座を充分快適な温度を確実に昇温することを目的とする。
【解決手段】便座400と、便座400を加熱する加熱手段450と、トイレルームの照度の変化を検知する照度検知手段620と、制御手段90とを備え、制御手段90は前記照度検知手段620が検知した照度の変化に応じて加熱手段450を制御することにより、使用者がトイレルームへの入室前にトイレルームの照明を点灯した時点から便座400の加熱手段450への通電を開始して、便座400を昇温させることで、使用者が便座400へ着座するまでに、便座400の着座部は充分快適な温度に昇温することが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、便座装置の便座の加熱手段の制御に関するものである。
【背景技術】
【0002】
人体の局部を洗浄する衛生洗浄装置の分野においては、人体に不快感を与えないようにするために、例えば、洗浄に用いる洗浄水を適切な温度に調整する加熱装置や人体との接触部の温度を適切な温度に調整する便座装置等様々な機能を有する装置が案出されている。なかでも、上記に示す便座装置によれば、使用者は冬場等気温が低い場合においても不快を感じることなく便座に着座することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1記載の衛生洗浄装置においては、マグネシウム合金により形成された便座ケーシングの内部に線状ヒータが設けられている。線状ヒータは、芯線、芯線に巻回される発熱線、ならびに芯線および発熱線を覆う被覆チューブにより構成される。線状ヒータは、便座ケーシングの裏面全体にわたって蛇行するように配置されており、発熱線の両端部に電源回路が接続されている。
【0004】
このような構成において、電源回路から発熱線に電圧が印加されることにより発熱線が発熱する。そして、その熱が被覆チューブを介して便座ケーシングに伝達される。それにより、便座ケーシングの温度が上昇し、使用者は快適に便座に着座することができる。
【0005】
電源回路から発熱線への電圧印加は、トイレルームへの入室した人体を検知し、その検知信号が衛生洗浄装置本体に送信され、発熱線への電圧印加が開始されることとなる。その結果、迅速に便座ケーシングを昇温させ、使用者が便座へ着座するタイミングで、充分快適な温度を保持させ快適に着座することが出来る。
【特許文献1】特開2003−310485号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、従来の衛生洗浄装置においては、トイレルームへ入室した人体を検知し、便座の発熱線に電圧印加を開始していた。
【0007】
トイレルームへの入室した人体を検知する手段として、例えば廉価なセンサである焦電型赤外線センサを用いていた。
【0008】
この焦電型赤外線センサは、周囲環境の温度と、検知したい物体の温度との差を検知して、その空間に物体が存在するか否かを判断している。又、比較的広い範囲で検知することが可能な為、トイレ等の空間で使用される場合が多かった。
【0009】
この焦電型赤外線センサについては、トイレルームで使用するトイレルーム内の温度と、トイレルームに入室した人体の温度の温度差を検知してトイレルーム内の人体の存在を検知する。従って、夏場等気温が高くなりトイレルーム内の室温が高い場合(人体の体温と同程度の室温の場合)温度差を認識しづらく、人体未検知の状況になる場合があり、便座が昇温しないという不具合があった。
【0010】
又、トイレルームへ入室した人体を検知して便座の昇温を開始させる為、使用者がトイレルームへ入室して便座に着座するまでの時間が非常に重要であり、便座へ通電開始してから数秒間で、便座へ着座しても不快でない温度に昇温しなければならない。
【0011】
使用者がトイレルームに入室してから便座に着座するまでに、着衣を脱ぐという行為を必ず行う。この着衣を脱ぐという行為は老若男女、着衣の多さにより様々であり、トイレルームに入室してから着座するまでの時間はばらつくと考えられる。
【0012】
特に夜間等着衣が少ない場合は、使用者がトイレルームに入室してから便座に着座するまでの時間は、ごく短く、トイレルームに入室した人体を検知してから便座を昇温させていては、使用者が着座するタイミングで便座が充分快適な温度を保持出来ていないという不具合もあった。
【課題を解決するための手段】
【0013】
前記従来の課題を解決するために、本発明の便座装置は、便座と、前記便座を加熱する加熱手段と、トイレルームの照度の変化を検知する照度検知手段と、制御手段とを備え、制御手段は照度検知手段が検知した照度の変化に応じて加熱手段を制御するものである。
【0014】
これにより、使用者がトイレルームへの入室前にトイレルームの照明のスイッチをONし、トイレルームの照明が点灯したことによるトイレルーム内の照度の変化を検知し、判定部にて照度が変化したか否かを判定し、トイレルームの照度が変化したと判定した時に、制御手段は便座の加熱手段への通電を開始して、便座の加熱手段を昇温させることで、使用者が便座へ着座するまでに、便座の着座部を充分快適な温度に昇温することが出来る。
【発明の効果】
【0015】
本発明の便座装置は、使用者がトイレルームへの入室前に、使用者がトイレの照明のスイッチをONし、トイレルームの照明が点灯したことによる、トイレルームの照度の変化を検知することにより、便座の加熱手段に通電を開始することで、使用者がトイレルームに入室するより前に便座の加熱手段へ通電を開始し、使用者が便座へ着座するまでに便座表面を充分快適な温度に昇温することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
第1の発明は、便器上に設置した便座と、前記便座を加熱する加熱手段と、前記便座を設置したトイレルームの照度の変化を検知する照度検知手段と、制御手段とを備え、前記制御手段は前記照度検知手段が検知した照度の変化に応じて前記加熱手段を制御することにより、使用者がトイレルームへの入室前にトイレルームの照明のスイッチをONし、トイレルームの照明が点灯したことによるトイレルーム内の照度の変化を検知し、判定部にて照度が変化したか否かを判定し、トイレルームの照度が変化したと判定した時に、制御手段は便座の加熱手段への通電を開始して、便座の加熱手段を昇温させることで、使用者が便座へ着座するまでに、便座の着座部は充分快適な温度に昇温することが出来る。
【0017】
第2の発明は、第1の発明において、トイレルームに入室した人体を検知する人体検知手段を備え、前記人体検知手段または照度検知手段の検知により、便座の加熱手段に通電を開始することにより、トイレルームに入室した使用者或いはトイレルームの照度の変化、何れかを検知して便座の加熱手段に通電を開始することにより、昼間等照明が必要ないトイレルームや、夜間等、本来は照明が必要な場合に使用者が照明を点けずにトイレルームに入室した場合でも、便座を昇温させることが出来る。
【0018】
第3の発明は、第2の発明において、照度検知手段または人体検知手段の検知を時間帯による選択使用を設定する設定手段を備え、設定した時間帯に対応する検知により、便座の加熱手段に通電を開始するにより、遠隔操作部の設定手段により使用者が任意に設定することにより、使用者の生活サイクルに合った便座装置の使い方ができ、より省エネ効果
を向上することができる。
【0019】
(実施の形態1)
<衛生洗浄装置およびそれを備えるトイレ装置の外観>
図1は本発明の実施の形態1における便座装置、衛生洗浄装置およびそれを備えるトイレ装置を示す外観斜視図である。トイレ装置1000はトイレルーム内に設置される。
【0020】
トイレ装置1000において、便器700には衛生洗浄装置100が取り付けられる。衛生洗浄装置100は、本体部200、遠隔操作装置300、便座部400および蓋部500により構成される。衛生洗浄装置100の各構成要素から、後述のノズル部20、便器ノズル40および洗浄水供給機構を除いた要素で便座装置110を構成する。
【0021】
本体部200には、便座部400および蓋部500が開閉可能に取り付けられている。また、本体部200には、図示しない洗浄水供給機構が設けられるとともに、後述の制御部90が内蔵される。
【0022】
図1では、本体部200の正面上部に設けられる着座センサ610が示されている。この着座センサ610は、例えば反射型の赤外線センサである。この場合、着座センサ610は、人体から反射された赤外線を検出することにより便座部400上に使用者が存在することを検知する。
【0023】
また、便座部400および蓋部500の開閉位置に影響されない本体部200の側面には、照度検知センサ620が配置されている。この照度検知センサ620は、CDSセンサである。
【0024】
本実施の形態に置いては照度検知センサ620を本体部200の側面に配設したが、遠隔操作装置300の天面部、または、個別の照度検知センサユニットとして設置してもよい。
【0025】
さらに、図1では、本体部200の正面下部に設けられる便器ノズル40が便器700の内側に突出している状態が示されている。この便器ノズル40は、上述の洗浄水供給機構に接続されている。
【0026】
洗浄水供給機構は、図示しない水道配管に接続されている。これにより、洗浄水供給機構は、水道配管から供給される洗浄水を便器ノズル40に供給する。それにより、便器ノズル40から便器700の内面の広い範囲に洗浄水が噴出される(便器プレ洗浄)。または、便器ノズル40から便器700の内面の背面側に洗浄水が噴出される(便器後部洗浄)。
【0027】
また、洗浄水供給機構は、後述のノズル部20に接続されている。これにより、洗浄水供給機構は、水道配管から供給される洗浄水をノズル部20に供給する。それにより、ノズル部20から使用者の局部に洗浄水が噴出される。
【0028】
遠隔操作装置300には、複数のスイッチが設けられている。遠隔操作装置300は、例えば便座部400上に着座する使用者が操作可能な場所に取り付けられる。
【0029】
本体部200の制御部90は、遠隔操作装置300、照度検知センサ620および着座センサ610から送信される信号に基づいて、衛生洗浄装置100の各部の動作を制御する。
【0030】
図70は、便座装置110の構成を示す模式図である。上述のように、便座装置110は、本体部200、遠隔操作装置300、便座部400を備える。
【0031】
図70に示すように、本体部200は、制御部90、温度測定部401、ヒータ駆動部402、便座温調ランプRA1、着座センサ610および照度検知センサ620を含む。
【0032】
また、便座部400は加熱手段である便座ヒータ450およびサーミスタ401aを備える。
【0033】
制御部90は、例えばマイクロコンピュータからなり、トイレルームの照度の変化および便座部400の温度等を判定する判定部、タイマ機能を有する計時部、種々の情報を記憶する記憶部、ならびに、ヒータ駆動部402の動作を制御するための通電率切替回路等を含む。
【0034】
本体部200の温度測定部401は、便座部400のサーミスタ401aに接続されている。これにより、温度測定部401は、サーミスタ401aから出力される信号に基づいて便座部400の温度を測定する。以下、サーミスタ401aを通じて温度測定部401により測定される便座部400の温度を測定温度値と称する。
【0035】
また、本体部200のヒータ駆動部402は、便座部400の便座ヒータ450に接続されている。これにより、ヒータ駆動部402は便座ヒータ450を駆動する。
【0036】
本実施の形態において、便座装置110は次のように動作する。初期設定時では、制御部90がヒータ駆動部402を制御することにより、便座部400が約18℃となるように温度調整される。このときの温度を待機温度と称する。
【0037】
ここで、使用者が遠隔操作装置300の便座温度調整スイッチ333を操作することにより、便座設定温度が制御部90に送信される。制御部90は、遠隔操作装置300から受信した便座設定温度を記憶部に記憶する。
【0038】
使用者がトイレルームに入室する為にトイレルームの照明を点灯させると、照度検知センサ620がトイレルーム内の照度の変化を検知する。それにより、トイレルームの照度変化の検知信号が制御部90に送信される。
【0039】
制御部90の記憶部には、照度変化量の基準値が記憶されている。照度検知センサ620からの照度変化の検知信号を受けて、制御部90の判別部では、記憶部に記憶されている照度変化量の基準値と比較する。
【0040】
この照度変化の検知信号が、制御部90の記憶部に記憶されている照度変化量の基準値よりも大きい場合は、制御部90の判定部は、トイレルーム内が暗い状態から明るくなった状態であると判断する。この判定により、使用者がトイレルームに入室する行為を入室前に事前に検知する。
【0041】
続いて、判定部は、便座部400の測定温度値、および記憶部に記憶された便座設定温度に基づいて便座ヒータ450の駆動に関する特定のヒータ制御パターンを選択する。
【0042】
通電率切替回路は、選択されたヒータ制御パターンおよび計時部により得られる時間情報に基づいてヒータ駆動部402の動作を制御する。
【0043】
それにより、ヒータ駆動部402により便座ヒータ450が駆動され、便座部400の
温度が便座設定温度へと瞬時に上昇される。
【0044】
上記のように、本実施の形態においては、使用者がトイレルームへの入室前の行為として、トイレルームの照明を点灯させることで、トイレルームの照度が変化する。この変化を照度検知センサ620で検知し、便座ヒータ450への通電を開始する為に、実際に使用者がトイレルームに入室し、着衣を脱ぎ、便座に着座するタイミングまでに、便座部400は充分に快適な温度に昇温することが出来る。
【0045】
(実施の形態2)
図70−1は本発明の実施の形態2における便座装置110構成を示す模式図である。
【0046】
本実施の形態が実施の形態1と異なる点は、実施の形態1の構成に加え、トイレルームの壁面等に設置し、入室した人体を検知する入室検知センサ600を別途備えた点である。
【0047】
これにより、照度検知センサ620からのトイレルームの照度変化の信号、或いは人体のトイレルームへの入室を検知する入室検知センサ600からの入室検知信号のどちらかの検知信号により、使用者が便座部400に着座する前に便座装置110の使用を推定することが可能となり、便座部400の便座ヒータ450へ事前に通電を開始することも可能となるものである。
【0048】
入室検知センサ600は、本実施の形態においては人体から放射される赤外線を検知する焦電型赤外線センサを使用したが、これ以外の方式の例えば赤外線反射式センサであってもよい。
【0049】
入室検知センサ600は、昼間等で照明が必要ないトイレルーム、常時照明が点灯しているトイレルーム、あるいは夜間等に照明をつけずに入室した場合等で照度検知センサ620が照度の変化を検知できない場合に有効である。
【0050】
本体部200の制御部90は、遠隔操作装置300、照度検知センサ620あるいは人体検知センサ600および着座センサ610から送信される信号に基づいて、衛生洗浄装置100の各部の動作を制御する。
【0051】
制御部90は、例えばマイクロコンピュータからなり、トイレルームの照度の変化、使用者のトイレルームへの入室および便座部400の温度等を判定する判定部、タイマ機能を有する計時部、種々の情報を記憶する記憶部、ならびに、ヒータ駆動部402の動作を制御するための通電率切替回路等を含む。
【0052】
制御部90の記憶部には、照度変化量の基準値が記憶されている。照度検知センサ620からの照度変化の検知信号を制御部90の判定部では、設定された任意の時間毎に記憶部に記憶されている照度変化量の基準値と比較する。この照度変化の検知信号が、制御部90に記憶部に記憶されている照度変化量の基準値よりも大きい場合は、トイレルーム内が暗い状態から明るくなった状態であると判断し、制御部90の判定部では照度検知センサ620の照度変化の検知信号により、便座部400への通電を開始する。
【0053】
一方、照度変化がない場合、あるいは照度変化量の基準値よりも小さい場合であっても、入室検知センサ600からの入室検知信号があると、判定部は、便座部400の測定温度値、および記憶部に記憶された便座設定温度に基づいて便座ヒータ450の駆動に関する特定のヒータ制御パターンを選択し、便座部400への通電を開始する。
【0054】
照度検知センサ620からのトイレルーム内の照度変化の検知信号或いは、人体検知センサ600からの入室検知信号、どちらかの検知信号により便座部400へ通電を開始する為に、昼間等照明が必要ないトイレルームや、夜間等、本来は照明が必要な場合に、使用者が照明をつけずにトイレルームに入室した場合でも、使用者が便座部400へ着座しても暖まっていないということはなく、暖房便座装置を快適に使用することが出来る。
【0055】
又、便座部400への通電開始の為の検知信号を、入室検知センサ600からの入室検知信号、照度検知センサ620からの照度変化の検知信号を使用時間帯で切り替えることも可能である。
【0056】
制御部90は前述の通り、例えばマイクロコンピュータからなり、タイマ機能を有する計時部に於いて、使用時間帯を設定し、時間帯毎に人体検知センサ600と照度検知センサ620のどちらの検知信号で便座部400へ通電開始するかを記憶部に記憶する。判定部は記憶部で記憶された時間帯毎に設定された検知信号を受けて、便座部400への通電を開始する。
【0057】
例えば、午前6時〜午後8時は入室検知センサ600からの入室検知信号により便座部400への通電を開始し、午後8時〜午前6時は照度検知センサ620からの照度変化の検知信号により便座部400へ通電を開始する。
【0058】
時間帯の設定及び時間帯毎に入室検知センサ600からの入室検知信号を使用するか、照度検知センサ620からの照度変化の検知信号を使用するかは、遠隔操作装置300の設定手段(図示せず)により、使用者が任意に設定でき、その設定された情報を制御部90が受信し、記憶部で記憶することになり、この設定を変えない限り、設定された時間帯および、時間帯毎の利用検知信号に基づいて、便座部400への通電を開始することとなる。
【0059】
上記によれば、例えば、日中の比較的着衣の多い場合や、外出する時間帯を入室検知センサ600からの入室検知信号で便座部400へ通電を開始し、夜間、着衣の少ない場合は、照度検知センサ620からの照度変化の検知信号で便座部400へ通電を開始する。
【0060】
入室検知センサ600からの入室検知信号の利用は、使用者がトイレルームに入室してから発生する為に照度検知センサ620からの照度変化の検知信号を利用するよりも、便座部400への通電のタイミングが少し遅れることになり、省エネに繋がる。
【産業上の利用可能性】
【0061】
以上のように、本発明にかかる便座装置は、照明の点灯の検知により装置の通電を制御することができるので、在室時にのみ運転をする暖房器具やエアコン等の用途にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】本発明の実施の形態1における便座装置、衛生洗浄装置およびそれを備えるトイレ装置の外観示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態1における衛生洗浄装置の本体部の構成を示す模式図
【図3】本発明の実施の形態1における便座装置の構成を示す模式図
【図4】本発明の実施の形態2における便座装置の構成を示す模式図
【符号の説明】
【0063】
90 制御部(制御手段)
110 便座装置
400 便座部(便座)
450 便座ヒータ(加熱手段)
600 入室検知センサ(人体検知手段)
620 照度検知センサ
700 便器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
便器上に設置した便座と、前記便座を加熱する加熱手段と、前記便座を設置したトイレルームの照度の変化を検知する照度検知手段と、制御手段とを備え、前記制御手段は前記照度検知手段が検知した照度の変化に応じて前記加熱手段を制御する便座装置。
【請求項2】
トイレルームに入室した人体を検知する人体検知手段を備え、前記人体検知手段または照度検知手段の検知により、便座の加熱手段に通電を開始する請求項1に記載の暖房便座装置。
【請求項3】
照度検知手段または人体検知手段の検知を時間帯による選択使用を設定する設定手段を備え、設定した時間帯に対応する検知により、便座の加熱手段に通電を開始する請求項2の暖房便座装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate