説明

光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置

【課題】 テープ心線に外力が作用した際に、一定の外力に対しては外被に割れを生じることがないと見なすことができる基準を形成するための光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置を得る。
【解決手段】 光ファイバテープ心線12に側圧付与手段20によって一定の側圧をかけた状態で、外径測定装置30によって光ファイバテープ心線12の幅方向寸法Wあるいは厚さ方向の寸法Tの少なくとも一方を測定する。そして、寸法の変化から樹脂被覆13の割れの有無を判断する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置に係り、例えば、並列した複数本の光ファイバ心線をテープ状に樹脂被覆して一体化した光ファイバテープ心線の機械的強度を試験する光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年のインターネットサービスの急速な普及によるデータ通信需要の急増に対応するため、通信事業者と各家庭とを直接光ファイバで結び、超高速通信サービスを提供するFTTH(Fiber To The Home)サービスが拡大している。
現在、FTTHにおける一般加入者近傍の光配線網は、電柱を用いた架空配線が殆どを締めており、加入者宅に光ファイバを引き落とす場合には、架空ケーブルを中間分岐してテープ心線を取り出し、テープ心線を単心線に分離後、光ドロップケーブルと接続して加入者宅へ引き落とすのが主流となっている。
【0003】
そこで、現場において容易に単心分離することができるテープ心線が開発された(例えば特許文献1参照)。
図6に示すように、特許文献1に記載のテープ心線100は、複数本(ここでは一例として4本)の光ファイバ101を並列し、これら並列している光ファイバ101の外周の全体にわたり、且つ、光ファイバ101の全長にわたって外被102により一体化したものである。光ファイバ101は、コア103aとクラッド103bからなるガラスファイバ103と、このガラスファイバ103の外周を保護被覆104で覆い、さらに、保護被覆104の外周105を着色層により被覆した構成となっている。
【0004】
隣接する光ファイバ101間に対応する外被102の外表面には、軸線方向に凹部106が設けられている。図6中、dは光ファイバ101の外径、Tはテープ厚、Yは凹部の深さ、S1は外被102の共通接線、S2は光ファイバ101の共通接線である。従って、外被102の厚さtは両共通接線S1、S2の間の長さであり、t=(T−d)/2により得ることができる。
このようなテープ心線100から光ファイバ101を単心分離する場合には、分岐工具を用いてテープ心線100を挟んで外被102を擦る。分岐工具による擦過力は外被102の高い点、すなわち凹部106と凹部106との間の中間点に集中するので、外被102を破壊したり傷付けたりして、外被102を剥がして容易に光ファイバ101を分岐することができる。このため、現場において、また活線状態においても容易に光ファイバ101を単心分離することができる。
【特許文献1】特開2004−206048号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前述したように、単心分離性を向上させたテープ心線100においては、その反面、外面に付着している被覆材の量が少なくなるため、従来の均厚のテープ心線に比して、テープ心線100の幅方向に作用する外力に対して弱い構造となっており、光ファイバ101同士の整合部分から割れが生じやすいという問題がある。すなわち、テープ心線100の製造時に不必要にテープ心線100が割れてしまうおそれがある。また、布線時のストレスによって割れが生じると、その後の配線作業時に実施する光ファイバ101を一括して融着接続できなくなり、作業効率が著しく低下することになる。
【0006】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、テープ心線に外力が作用した際に、一定の外力に対しては外被に割れを生じることがないと見なすことができる基準を形成するための光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明にかかる第1の特徴である光ファイバテープ心線の試験方法は、並列した複数本の光ファイバ心線をテープ状に樹脂被覆して一体化した光ファイバテープ心線の機械的強度を試験する光ファイバテープ心線の試験方法であって、前記光ファイバテープ心線に所定の側圧を加えて該光ファイバテープ心線の樹脂被覆の割れを検出するものである。
【0008】
このように構成された光ファイバテープ心線の試験方法においては、光ファイバテープ心線に一定の側圧をかけて樹脂被覆に割れが生じるか否かを検出し、割れが生じたと検出されたものは強度の基準を満足しないものであると判断することができるので、容易に光ファイバテープ心線を一定の強度以上のものに選別することができる。
【0009】
また、本発明にかかる第2の特徴である光ファイバテープ心線の試験方法は、上記本発明の第1の特徴において、前記光ファイバテープ心線の断面形状の幅方向寸法および厚さ方向寸法の少なくとも一方の寸法をモニタし、いずれかの寸法が変化した場合には前記樹脂被覆に割れが発生したと判断するものである。
【0010】
このように構成された光ファイバテープ心線の試験方法においては、光ファイバテープ心線に側圧をかけた状態で、光ファイバテープ心線の幅方向寸法あるいは厚さ方向の寸法の少なくとも一方を測定して、寸法の変化から樹脂被覆の割れの有無を判断するので、容易に割れを検出することができる。
【0011】
また、本発明にかかる第3の特徴である光ファイバテープ心線の試験方法は、上記本発明の第1または第2の特徴において、前記光ファイバテープ心線が、隣接する前記光ファイバ心線間の前記樹脂被覆に軸線方向に沿って凹部が形成されたものであることである。
【0012】
このように構成された光ファイバテープ心線の試験方法においては、特に、樹脂被覆に軸線方向に沿って凹部を設けた光ファイバテープ心線は、単心分離が容易すなわち樹脂被覆が割れやすいので、このような光ファイバテープ心線に適用するのが効果的である。
【0013】
また、本発明にかかる第4の特徴である光ファイバテープ心線の試験装置は、並列した複数本の光ファイバ心線をテープ状に樹脂被覆して一体化した光ファイバテープ心線の機械的強度を試験する光ファイバテープ心線の試験装置であって、前記光ファイバテープ心線に側圧を付与する側圧付与手段と、前記光ファイバテープ心線の断面形状の幅方向寸法および厚さ方向寸法の変化を検出して前記樹脂被覆の割れを検出する外径測定装置と、を有するものである。
【0014】
このように構成された光ファイバテープ心線の試験装置においては、光ファイバテープ心線に側圧付与手段によって一定の側圧をかけた後、外径測定装置によって光ファイバテープ心線の幅方向寸法あるいは厚さ方向の寸法の少なくとも一方を測定する。そして、寸法の変化から樹脂被覆の割れの有無を判断するので、容易に割れを検出することができ、割れが生じたと検出されたものは強度の基準を満足していないものであると判断することができるので、容易に光ファイバテープ心線を一定の強度以上のものに選別することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、光ファイバテープ心線に一定の側圧をかけて樹脂被覆に割れが生じるか否かを検出し、割れが生じたと検出されたものは強度の基準を満足していないと判断するので、容易に光ファイバテープ心線を一定の強度以上のものに選別することができるという効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(A)および(B)は本発明の第1実施形態に係る光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置を示す斜視図、図2(A)は平型の肉薄テープ心線の側圧付与前の断面図、図2(B)は平型の肉薄テープ心線の側圧付与後の断面図、図3(A)は凹部を有する肉薄テープ心線の側圧付与前の断面図、図3(B)は凹部を有する肉薄テープ心線の側圧付与後の断面図である。
【0017】
図1(A)および(B)には、本発明の第1実施形態に係る光ファイバテープ心線の試験方法およびその試験方法を実施する試験装置10が示されている。
この試験方法および試験装置10では、光ファイバテープ心線12(以後、「テープ心線12」という。)の機械的強度を試験する。
【0018】
ここで、図2(A)および図3(A)に示すように、テープ心線12とは、複数本(ここでは1例として4本)の光ファイバ心線11を並列し、全体を樹脂被覆13によってテープ状に一体化したものである。
図2に示すテープ心線12は樹脂被覆13を薄くして単心分離を容易にした肉薄テープ心線である。また、図3に示すテープ心線12は、隣接する光ファイバ心線11間に対応する樹脂被覆13の外表面に、軸線方向に凹部14を設けて単心分離を容易にした肉薄テープ心線である。なお、テープ心線12の正常時における幅方向寸法をW、厚さ方向寸法をTとし、変形後の幅方向寸法をW′、厚さ方向寸法をT′とする。
【0019】
図1に示すように、この試験装置10では、基台15の中央にテーブル16を有しており、テーブル16の前後はテープ心線12を縦にして光ファイバ心線11を上下に並べた状態で保持する保持ブロック17a、17bを有している。保持ブロック17a、17bには、テープ心線12を縦にした状態よりも僅かに大きめの孔を有しており、テープ心線12を縦にして貫通させることによりテープ心線12を縦にした状態で保持することができるようになっている。
【0020】
テーブル16の上面の高さは、保持ブロック17a、17bを貫通しているテープ心線12の下面と一致しており、図1(B)に示すように、テーブル16上においてテープ心線12を挟んで側圧付与手段である錘25を載せることにより、テープ心線12に側圧を付与している。なお、錘25を載荷した際にテープ心線12が倒れないように、両保持ブロック17a、17bの間隔は短い(例えば、5cm程度)ほうが望ましい。また、両保持ブロック17a、17bにおいてテープ心線12を把持できるような把持手段を設けても良い。
【0021】
テープ心線12に載荷する錘25は所定の重さのものを用い、その重さをクリア(テープ心線12の正常時の幅方向寸法W、厚さ方向寸法Tをモニタし、いずれの寸法にも変化が見られない状況を確認)したら所定の強度を有しており、強度試験をパスしたと判断して品質保証の合格基準とすることができる。あるいは、錘25を徐々に重くして、図2(B)あるいは図3(B)に示すように、樹脂被覆13に割れを生じる限界荷重を検証するようにしてもよい。
【0022】
以上、説明した光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置によれば、テープ心線12に一定の側圧をかけて樹脂被覆13に割れが生じるか否かを検出し、割れが生じたと検出されたものは強度不足と判断するので、容易にテープ心線12を一定の強度以上のものに選別することができる。
【0023】
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。
図4は光ファイバテープ心線の試験装置をテープ心線の製造ライン中に設けた状態を示す斜視図、図5(A)および(B)は側圧付与手段の例を示す断面図である。なお、前述した第1実施形態と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
【0024】
図4に示すように、この試験装置10Bは、並列した複数本の光ファイバ心線11(図2(A)および図3(A)参照)をテープ状に樹脂被覆したテープ心線12の製造ラインにおいて、テープ心線12の機械的強度を試験するものである。
この試験装置10Bでは、テープ心線12に側圧Fを付与する側圧付与手段20と、テープ心線12の断面形状の幅方向寸法Wおよび厚さ方向寸法Tの変化を検出して樹脂被覆13の割れを検出する2台の外径測定装置30とを有している。
テープ心線12は下流側(図4中左側)から側圧付与手段20に供給され、外径測定装置30を介して巻取りリール18により巻き取られる。なお、テープ心線12を送りながら測定するため、ガイドローラ19a、19bを用いてテープ心線12を傷付けないようにして所定位置に保持するようにする。
【0025】
図5(A)に示すように、側圧付与手段20は、例えば、テープ心線12を縦にした状態(すなわち、光ファイバ心線11が上下方向に並ぶ状態)で、テープ心線12の上下両端部を収容する溝21a、22aを有する上下一対のプーリ21、22を有している。下プーリ22は、固定位置で回転自在に支持されている。一方、上プーリ21は、アーム部材23、23の下端部付近に回転自在に支持されており、アーム部材23、23の上端には載荷台24が水平に設けられている。載荷台24には所定の重さの錘を載せて側圧Fを発生させている。これにより、テープ心線12は上下方向(すなわち、テープ心線12の幅方向)に押圧力(側圧)Fを受けることになる。なお、図5(B)には、図5(A)においてプーリ21、22に設けられている矩形状の溝21a、22aの代わりに、テープ心線12の端部形状に対応した円弧状の溝21b、22bが設けられている場合が示されている。
【0026】
図4に示すように、外径測定装置30は側圧付与後のテープ心線12の外径寸法の変化を検出するものであり、幅方向寸法Wを測定する幅測定器31と厚さ方向寸法Tを測定する厚さ測定器32を有している。なお、外径測定装置30としては、少なくとも幅測定器31か厚さ測定器32のいずれか一方があればテープ心線12の割れを検出可能であるが、互いに直交する方向で測定する両測定器31、32を設けることにより、テープ心線12の振動や振れによる異常を検出することができる。
各測定器31、32では、発光部31a、32aから測定光を発し、受光部31b、32bが測定光を受光して寸法を測定することができる。なお、図2(B)および図3(B)において、側圧付与後のテープ心線12の幅方向寸法をW′、厚さ方向寸法をT′で示してある。すなわち、テープ心線12に側圧Fを付与すると、並列している光ファイバ心線11同士を押し付ける方向に外力が作用するが、樹脂被覆13が肉薄に形成されているので、光ファイバ心線11やその間の樹脂が圧縮される前に光ファイバ心線11が移動して、樹脂被覆13が変形したりあるいは割れることになる。
【0027】
図2(A)および(B)には、平坦な薄肉テープ心線の場合が示されている。この場合には、側圧Fが作用すると、テープ心線12は左右いずれか一方に膨らんで、樹脂被覆13が破断する。このときの寸法を測定すると、厚さ方向寸法TはT′に変化する。T′>Tからテープ心線12の割れが検出され、テープ心線12の機械的強度が不足していることが検出される。あるいは、幅方向寸法WがW′に変化することから割れを検出することができる。
図3(A)および(B)には、軸線方向に沿って凹部14を有する薄肉テープ心線の場合が示されている。この場合も、前述した図2の場合と同様にして、テープ心線12の外径寸法の変化からテープ心線12の変形を検出して、強度不足を検出することができる。
【0028】
以上、説明した光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置10Bによれば、テープ心線12に側圧付与手段20によって一定の側圧をかけた後、外径測定装置30によってテープ心線12の幅方向寸法Wあるいは厚さ方向の寸法Tの少なくとも一方を測定する。そして、寸法の変化から樹脂被覆13の割れの有無を判断するので、容易に割れを検出することができ、割れが生じたと検出されたものは不適切であると判断することができ、容易にテープ心線12を一定の強度以上のものに選別することができる。また、テープ心線12の製造ライン中にスクリーニング装置として試験装置10Bを設けたので、テープ心線12の製造と同時に検査することができる。このため、検査で不合格となったテープ心線12の製造を直ちに中止することができるので、無駄を少なくして製造効率を向上させることができる。なお、外径測定装置30からの測定信号を受信して、割れを判断する制御装置を設けることにより、製造ラインを直ちに停止させることができる。
【0029】
なお、本発明の光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した各実施形態においては、テープ心線12として4本の光ファイバ心線11をテープ状に樹脂被覆したものを例示したが、光ファイバ心線11の本数は任意(例えば、8本)である。
また、前述した各実施形態においては、テープ心線12を1本ずつ試験したが、複数本のテープ心線12をまとめて側圧を付与して試験することも可能である。
また、側圧付与手段として錘を用いた場合について説明したが、この他、エアー等による流体シリンダや、モータおよびギヤ機構等を用いることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
以上のように、本発明に係る光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置は、光ファイバテープ心線に一定の側圧をかけて樹脂被覆に割れが生じるか否かを検出し、割れが生じたと検出されたものは不適切であると判断するので、容易に光ファイバテープ心線を一定の強度以上のものに選別することができるという効果を有し、並列した複数本の光ファイバ心線をテープ状に樹脂被覆して一体化した光ファイバテープ心線の機械的強度を試験する光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】(A)および(B)は本発明の第1実施形態に係る光ファイバテープ心線の試験方法およびその装置を示す斜視図である。
【図2】(A)は平型の肉薄テープ心線の側圧付与前の断面図、(B)は平型の肉薄テープ心線の側圧付与後の断面図である。
【図3】(A)は凹部を有する肉薄テープ心線の側圧付与前の断面図、(B)は凹部を有する肉薄テープ心線の側圧付与後の断面図である。
【図4】光ファイバテープ心線の試験装置をテープ心線の製造ライン中に設けた状態を示す斜視図である。
【図5】(A)および(B)は側圧付与手段の例を示す断面図および斜視図である。
【図6】従来の光ファイバテープ心線示す断面図である。
【符号の説明】
【0032】
10、10B 試験装置
11 光ファイバ心線
12 光ファイバテープ心線
13 樹脂被覆
14 凹部
20 側圧付与手段
30 外径測定装置
W 幅方向寸法
T 厚さ方向寸法

【特許請求の範囲】
【請求項1】
並列した複数本の光ファイバ心線をテープ状に樹脂被覆して一体化した光ファイバテープ心線の機械的強度を試験する光ファイバテープ心線の試験方法であって、
前記光ファイバテープ心線に所定の側圧を加えて該光ファイバテープ心線の樹脂被覆の割れを検出することを特徴とする光ファイバテープ心線の試験方法。
【請求項2】
前記光ファイバテープ心線の断面形状の幅方向寸法および厚さ方向寸法の少なくとも一方の寸法をモニタし、いずれかの寸法が変化した場合には前記樹脂被覆に割れが発生したと判断することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバテープ心線の試験方法。
【請求項3】
前記光ファイバテープ心線が、隣接する前記光ファイバ心線間の前記樹脂被覆に軸線方向に沿って凹部が形成されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバテープ心線の試験方法。
【請求項4】
並列した複数本の光ファイバ心線をテープ状に樹脂被覆して一体化した光ファイバテープ心線の機械的強度を試験する光ファイバテープ心線の試験装置であって、
前記光ファイバテープ心線に側圧を付与する側圧付与手段と、前記光ファイバテープ心線の断面形状の幅方向寸法および厚さ方向寸法の変化を測定する外径測定装置と、を有することを特徴とする光ファイバテープ心線の試験装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−322281(P2007−322281A)
【公開日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−153805(P2006−153805)
【出願日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】