説明

光学センサー、特に近接スイッチ

本発明による光学センサー(1)は、送信される光ビーム(21)の製造のための少なくとも1つの光学的送信ユニット(11)、そこを通じて送信された光ビームが通過し且つ、特に対象物(82)からの反射光ビーム(23)を再び受信する半透明特性を備えた感光性平坦検出器(12)、及び少なくとも対象物(82)の検出のための感光性平坦検出器(12)の光電子電流(12b)のための評価ユニット(13)を有する。感光性平坦検出器(12)は有利に、感光性基板として、有機ポリマー層を有する。「有機感光性ダイオード」(OPD)は、特に、半透明特性を備えた感光性平坦検出器(12)として有利に使用される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学センサーに関する。
【背景技術】
【0002】
そのような光学センサーが、近接スイッチ、光バリアとして又は光グリッド、光カーテン、レーザスキャナ中で等、使用されることができる。
【0003】
正確性に関して高い要求がそのようなセンサーには課せられている。このような要求に見合うために、光学センサー内部の送信光は、測定光ビームと参照光ビームとに光学素子を使用して、すなわちプリズム又は半透明ミラーを使用して分割するのが通常の実施である。測定光ビームは、検出領域に放出されており、そして、もし測定対象物があれば、測定対象物で反射光ビームの形態で反射される一方、例えば同期及び較正の目的で、参照光ビームはセンサーの内部で評価される。この目的のため、参照光ビームは、さらなる光学エレメント、例えば、偏向ミラー及び光学導波管の助けで検出器に供給され、そして下流コンポーネントを使用してそれに応じて評価される。加えて、通常の光学センサーは、大抵、互いに分離した、送信及び受信光学素子を有している。
【0004】
これは、測定を同期させることを可能にする。なぜなら、例えば、参照光ビームが評価された後、送信光ビームの放射の始まり及び終わりと、したがってまた反射光ビームの受信が予想されることができる時間が修正されるからである。もし反射光放射が、これらの時間の外側で受信されたなら、これは、望まない外部からの光放射のみであるかもしれない。これは、また、外部からの光への無感度に関してセンサーを較正することをも可能にする。さらに、これは、光学センサーからの送信光ビームが、近接するセンサーからのクロストークを避けるためパルスされ又はコード化される場合に、特に重要である。別の実施形態において、測定対象物への距離は、参照光ビームと到着する参照光ビームとを比較することにより、例えば干渉測定方法を使用して、測定されることもできる。
【0005】
安全工学において使用される光学センサーの場合には、送信光ビームから分かれた参照光ビームは、センサーの機能をモニターするのに使用されることもできる。この場合、送信光ビームを生成するための装置、例えば、LED又はレーザー送信ユニットの機能、しかも検出器及び下流の電子機器の機能も、チェックされることができる。さらに、産業環境で使用さる光学センサーの光学素子の汚染が、特に、内部参照光ビームの助けで、モニターされることができる。
【0006】
これらの既知の実施形態は、大量の不利な点を有する。送信光ビームを測定光ビーム及び参照光ビームに再分割するのに必要な光学素子、並びに、参照光ビームを評価するのに必要な電気的素子は、特別な出費を生じさせる。さらに、送信光ビームは、ビームの再分割により、減衰され、送信光ビームを生成することを意図した装置は、十分に強い測定光ビームを放出するためにおそらく大きな寸法を有しなければならないという結果になる。
【0007】
別の不利な点は、互いに分離した送信及び受信光学素子を含む、送信光ビームを生成するための素子並びに参照及び反射光放射を評価するための素子のための分離した駆動手段に見られる。十分な程度の測定精度を達成するためには、個々の光信号を較正するため及び信号伝播時間を同期させるための多量の測定がそのような場合には提供されなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、光学センサーが決して上述した不利な点を有さないような方法で、光学センサーを開発することの目的を基礎とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この目的は、請求項1に記載された光学センサーにより達成される。本発明の有利な実施形態は、下位請求項で特定されている。
【0010】
本発明の特有の利益は、半透明特性を有し、光学的送信ユニットから送信光ビームにより両方照射され、対象により反射される反射光放射のための受信機として使用される感光性領域検出器の使用がなされることである。したがって、実質的には1つのビームのコースのみがあり、その光の強度は、両方、送信光ビームの形態の放出として、そして反射光放射の形態で反射として、単一の感光性領域検出器により、検出され、下流の電子装置に評価される。
【0011】
この実施形態は、多くの利点を提供する。適切な方法で分配される光学素子を使用する本発明による光学センサーにおいては、ビームの再分割が実行されないので、送信光ビームは、顕著に高い送信出力を有し、ビームを生成するための光学的送信ユニットは小さな寸法を有することができるという結果となる。感光性領域検出器は、センサーからの光放射のため及びセンサー中の光入射のための両方の、共通の検出領域を提供するので、共通の光学は十分である。
【0012】
この配列の特有の利点は、同じ感光性領域検出器を使用して、両方の光レベルが測定されるという事実のため、これらの光レベルは、評価操作の前の補正率なしに互いに直接的に相互関連されることができることである。さらに、送信ユニット及びその領域検出器の出力の評価ユニットのための駆動手段の間で同期をとる必要がない。なぜなら時間的送信情報が前後に進む単一の送信及び反射光ビーム中に含まれているからである。したがって、単一の評価ユニットのみが、感光性領域検出器からのアナログ測定信号のために必要とされている。最終的に、ビームを生成するため光学的送信ユニットのために別のモニターユニットの必要もない。というよりも、送信ユニットの機能は、同様に、感光性領域検出器及び下流の評価ユニット経由でモニターされることができる
【0013】
本発明の有利な実施形態によれば、感光性領域検出器は、感光性基板として有機ポリマー層を有している。この場合、感光性領域検出器は、「有機感光性ダイオード」(OPD)の形態で、特に有利であることができる。そのような素子は、光学的偏向ユニットなしに、送信信号及び受信信号を、同時に検出する利点を提供する。これは、透明有機感光性検出器は、入射送信信号ビームの一部のみを電気的信号に変える一方、光放射の大部分は、測定光ビームの方法で検出器を貫通するからである。それぞれの場合の検出器の所望の透明性は、サブマイクロメータの範囲で、すなわち数100nmで、アノード、カソード、ポリマー等の層厚みを備えた、有機感光性検出器のための製造方法において設定されることができる。
【0014】
本発明及び本発明の特に有利な実施形態は、図1から4を使用してさらに詳細に以下に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明による光学センサーの例示的な、概略的な構造のブロックダイアグラムを示す図である。
【図2】送信光ビームのための通路領域中の非感光性不活性領域を有する感光性検出器の特に有利な実施形態の詳細な抜粋を示す図である。
【図3】送信ユニットのパルス状の送信光ビームを生成するための3つの例示的な駆動パルスを示す図である。
【図4】図3からの駆動パルスに属し、そして3つの例示的な異なる応用中の領域検出器の測定信号ライン中で引き起こされる、アナログ測定信号電流の信号レベルを示す図である。
【図5】光学カーテンの形態の本発明による光学センサーの平行な配置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1は、本発明による例示的な光学センサー1の概略的な構造のブロックダイアグラムを示す。センサーは、おおよそ点状のモニター領域を備えた個々のセンサー1の形態である。この場合、センサー1は、感光性領域検出器12を含み、その感光性領域検出器12は、半透明特性を有し、実質的には後ろから、光学的送信ユニット11により送信光ビーム21で照射される。
【0017】
この送信光ビーム21は、図1中の実施例の箱2の、測定光ビームの方式で、検出されるべき対象物に、向けられて、感光性領域検出器12の表面上に送信光スポット22を生じさせる。この光スポットは、領域検出器12により検出されて、領域検出器12の光電子電流の実際の値として、アナログ測定された値出力12bを経由してさらに処理するためのコントローラ13に渡される。コントローラは、この測定された値を使用して、例えば、送信光ビームの存在及びその強度を検出し、例えば、この方法で、機能モニターを実行することができる。
【0018】
もし光学的送信ユニット11により放射される送信光ビーム21が対象物2に衝突したとき、前記光ビームは対象物で反射され、光学センサー17に反射光放射23の形態で反射されて、反射光スポット24の形態で感光性領域検出器12の表面に再び衝突する。この反射光スポットは、また、領域検出器12によって検出され、それにより領域検出器12で引き起こされた光電子電流の実際の値として、アナログ測定された値出力12bを経由してさらなる処理をするためのコントローラ13に渡される。コントローラは、この測定された値を使用することができ、例えば、対象物の存在又はその強度を検出し、例えば、このように近接スイッチの方法で、対象物検出及び距離の決定を実行することができる。これは、以下の図面中の実施例を使用して、さらにより詳細に説明される。
【0019】
図1は、また、例として、例示的なコントローラ13の基礎要素を図示する。この場合において、感光性領域検出器12は、アナログ測定された値出力12bを経由して、評価ユニット13aに接続される。評価ユニットは、領域検出器12の光電子電流の実際の値を評価し、その実際の値は、送信光ビームによるか、又は送信光ビーム及び反射放射の組み合わせによるか、又は散乱環境空電光のみにより引き起こされる。そのような評価の例示的な種類が、図3及び4を使用して以下にさらにより詳細に説明される。評価ユニット13aは、これらの測定された値、及びおそらくは追加の評価結果を、好ましくは、デジタルデータインターフェース12cを経由して、例えば、データバスに接続するためのコミュニケーションインターフェース13dを有するコントロールユニット13cに供給する。
【0020】
コントロールユニット13cは、センサー1及び環境の間の相互作用、送信ユニット11と検出器12の間の相互作用、並びに、入力と出力12c、11c及び13d、すなわち好ましくはデジタルデータインターフェースを経由したセンサー1の内部モニター機能を通常連携させる。コントロールユニット13cは、このように、例えば、送信ユニット11のための駆動手段13bをパラメーター化することで、送信ユニットは駆動ライン11aを経由してビーム生成のクロックされたスイッチオン及びスイッチオフのパルスパターンを放出するようにする。送信光ビーム21のパルス化は、例えば、センサー1と対象2の間の距離を決定する目的のため伝播時間を測定することを可能にする。さらに、それは、このように、光学センサー1の外部の光感度を減少させ、そして、例えば、送信ユニット11として、LED、レーザーダイオード又はOLEDの場合には、規定の放出クラスを遵守させることを可能にする。センサー1の光学的インターフェースで、確実なビーム生成のため、光学素子が、送信及び反射光放射21、23の結合されたビーム経路の前に配置されることができる。そのような光学素子は、よりよい概観の理由のため、図面には例示されない。
【0021】
感光領域検出器12に関して送信ユニット11を好ましい向きにすると、送信光ビーム21は、およそ直交する方法で感光領域検出器12の表面に衝突する。もし、センサー1がこの場合に対象物2に関して真っ直ぐな線に向いていたら、反射光放射21は、感光領域検出器12の表面上に、反射光スポット24を形成して衝突し、反射光放射21は、およそ同心的方法で中心の送信光スポット22を囲む。感光領域検出器12及び送信ユニット11は、反射光ビーム23が領域検出器12に送信光ビーム21に関してできるだけ軸方向に領域検出器にぶつかるような方法で、向けられるのが特に有利である。
【0022】
図2は、感光領域検出器12の斜視側面図の例を使用してそのような配置を示す。本発明の有利なさらなる実施形態によれば、領域検出器12は、その場所で、不活性領域12aを有し、そこで送信ビーム21が外側に通過する。この領域12aは、送信光スポット22により覆われる領域よりも小さいので、送信ビーム21の一部のみがセンサー1により検出される一方、殆どが検出されずに特に、減衰がなく外側に通過することができる。これは、センサーのダイナミックレンジを、例えば、機能モニターのような、それ自体により制限される、追加の機能なしに顕著に改善することを可能にする。「有機感光性ダイオード」(OPD)を感光性領域検出器として使用する際、不活性領域12aは、例えば透明検出器を製造する際に、アノード、カソード及び高分子半導体に適したマスクにより、又はキャリア材料のホールにより、実現されることができる。
【0023】
図3は、例として、3つの駆動パルスS1、S2、S3を示し、それらは、パルス状の送信光ビーム21を生成する目的で、信号ライン経由で、送信ユニット11に供給される。異なる応用における領域検出器12の測定信号ライン12b中でそれらにより引き起こされる、アナログ測定信号電流の信号レベルが、その下の図4に図示されている。
【0024】
図4は、したがって、左手領域に、その状況の光電流の信号レベルSPsを示し、ここで、送信光ビームは駆動パルスS1により引き起こされるが、そのビームは、ビーム経路中に対象がないことにより、反射されない。この場合において、このように送信光ビームのレベルSPsのみが測定される。
【0025】
本発明の有利なさらなる実施形態によれば、例えば、測定信号のよりよい評価のため、評価ユニット13aにより、しきい値が提供されることができる。図3及び4の実施例において、より低いモニター光しきい値Su、より高いしきい値So及び最も高い検出光しきい値Sdが、例えば、この目的のために、提供される。
【0026】
図4のかなり左にある光電流の測定可能な信号レベルは、より低いモニター光しきい値Suに対してアンダーシュートしている。図3の駆動パルスの不存在のおかげでこの領域には送信光ビームが明らかに生成されていないので、この信号レベルは、散乱空電光のみにより引き起こされることができる。それにもかかわらず、この測定された値は、例えば、コントロールユニット13c又は評価ユニット13aにより、光学的センサー1を較正するために使用されることができる。比較すると、信号レベルSPsは、駆動パルスS1の持続により、より高いしきい値Soを超えている。この大きさの測定された値は、コントロールユニット13c又は評価ユニット13aにより、光学センサー1の適切な機能性を判断するために使用されることができる。
【0027】
中央領域において、図4は、また、その状況の光電流の信号レベルSPeを示し、ここで、送信光ビームは、駆動パルスS2により引き起こされ、そしてビーム経路中の対象物のために反射される。この場合において、反射光ビームのレベルは、送信光ビームのレベルに追加され、より高いモニター光しきい値Soが超えられるという結果となる。しかしながら、最終信号レベルSPeは、遅延時間Tの後でのみ達成される。遅延時間Tは、センサーを離れて対象で反射された後再び感光性領域検出器上に衝突するために送信光ビーム21の伝播時間に対応する。図4における実施例において、この遅延時間Tは、例えば、評価ユニット13aにより、駆動パルスS2の前縁及びより高いモニター光しきい値Soを超える測定されたレベルの時間から、決定されることができる。センサー1及び対象2の間の距離は、評価ユニット13aにより、例えば、光の速度と遅延時間Tの測定された値の助けで、決定されることができる。
【0028】
図4は、また、センサーのダイナミックレンジDを示し、すなわち、送信光ビームの信号レベルSPsと、送信光ビーム中の対象物の場合における最大信号レベルSPeとの間の差異も示す。ダイナミックレンジDを増大させるためには、感光領域検出器は、図2からの説明を使用して既に説明されているように、非感度不活性領域で提供されることができる。
【0029】
最後に、右手領域において、図4は、その状況での光電流の信号レベルSPuを示し、そこでは、駆動パルスS3にもかかわらず、例えば、センサー1中の欠陥のために、送信光ビームが引き起こされない。モニター光しきい値Su以下であって環境空電光により高々引き起こされている信号レベルSPuが検出されることができるので、この場合、コントロールユニット13cは、例えば、送信ユニットの全故障、又は、経年劣化により引き起こされる送信出力の許容されない落ち込みを知らせる、診断メッセージを生成する。
【0030】
図5は、最終的に、光学的カーテンの形態の本発明による光学センサーの有利な平行な配置を示す。本発明のそのような例示的な直列的な実施形態の場合において、個々のセンサーの多数は、互いにセンサー5のそばに配置され、個々のセンサーにより生成された送信光ビームは、一種の光カーテンSaを形成する結果となる。
【0031】
図5の実施例は、このように、状態を示し、そこでは、例えば、対象物2は、それらの送信光ビームの反射のおかげにより、4つの個々のセンサーにより、実質的に「カーテン内で」検出される一方、他の個々のセンサーからの送信光ビームは、対象物を越える。例えば、光学的送信ユニット11x、光学的送信ユニット11xにより放射される感光性領域検出器12x及び本発明による共通のサブコントローラ13xを有する、上側の個別センサー、からの送信光ビーム21xは、対象物2を通過する。その一方、同様に、光学的送信ユニット11x、光学的送信ユニット11xにより放射される感光性領域検出器12y及び本発明による共通のサブコントローラ13yを有する、下方のセンサーからの送信光ビーム21yは、対象物2上で衝突する。その過程で作られた反射光放射23yは、同様に、領域検出器12yにより検出され、上述の方法で処理される。
【0032】
図5における実施例において、個々のセンサーからの測定された値は、最終的に、コミュニケーションリンク6を経由してさらに処理するための中央コントローラ7に送信される。このコントローラは、次いで、コミュニケーションインターフェース13d及びデータバスを経由して上位の観測及びコントロールユニットと、通信してもよい。
【符号の説明】
【0033】
1 センサー
2 対象物
11 光学的送信ユニット
11x 光学的送信ユニット
11y 光学的送信ユニット
12 領域検出器
12a 不活性領域
12b アナログ測定された値出力
12c デジタルデータインターフェース
12x 領域検出器
12y 領域検出器
13 コントローラ
13a 評価ユニット
13b 送信ユニットのための駆動手段
13c コントロールユニット
13d コミュニケーションインターフェース
13x サブコントローラ
13y サブコントローラ
21 送信光ビーム
21x 送信光ビーム
21y 送信光ビーム
22 送信光スポット
23 反射光ビーム
23y 反射光放射
24 反射光スポット

S1,S2,S3 駆動パルス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光学センサー(1)、特に近接スイッチ、であって、少なくとも、
a)送信光ビーム(21)を生成するための光学的送信ユニット(11)、
b)半透明特性を有し、前記送信光ビーム(21)により放射され、及び反射光ビーム(23)を再び、特に対象物(82)から、受信する、感光性領域検出器(12)、及び
c)少なくとも対象物(82)を検出するための感光性領域検出器(12)の光電子電流(12b)のための評価ユニット(13)
を有する光学センサー(1)。
【請求項2】
前記感光性領域検出器(12)及び送信ユニット(11)が、反射ビーム(23)が前記送信光ビーム(21)に関してできるだけ軸的に領域検出器(12)に当たるように、方向づけられていることを特徴とする請求項1に記載の光学センサー(1)。
【請求項3】
前記感光性領域検出器(12)が前記送信光ビーム(21)のための通路領域(22)に非感光性不活性領域(12a)を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の光学センサー(1)。
【請求項4】
前記感光性領域検出器(12)が感光性基板として有機ポリマー層を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光学センサー(1)。
【請求項5】
半透明特性を備えた感光性検出器(12)として「有機感光性ダイオード」(OPD)を有することを特徴とする請求項4に記載の光学センサー(1)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2013−505657(P2013−505657A)
【公表日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−530239(P2012−530239)
【出願日】平成22年9月21日(2010.9.21)
【国際出願番号】PCT/EP2010/063847
【国際公開番号】WO2011/036137
【国際公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【出願人】(508008865)シーメンス アクティエンゲゼルシャフト (99)
【Fターム(参考)】