光学的認証
【課題】装置の読取用体積内の物品から署名を決定するための装置を提供する。
【解決手段】装置は、コヒーレントビームを発生するように動作可能な光源と、コヒーレントビームを読取用体積内に誘導するように動作可能であるビーム誘導部材とを含む。装置は読取用体積内でのコヒーレントビームの散乱により作成される信号を収集する検出器装置も含み、信号の異なったそれぞれは読取用体積の異なった部分からの散乱に関連し、検出器装置は所定の最小値より大きい開口数を有し、プロセッサは収集された信号から読取用体積内の物品のための署名を決定するように動作可能である。本装置の使用は物品の信憑性をテストするために必要である時はいつでも反復可能である。本システムを使用すると、一意の特徴は多種多様な日常の物品から単純な方法で測定可能であるので、特別に準備されたトークンを作成する労力および経費を費やすことが基本的に無意味であるとわかる。
【解決手段】装置は、コヒーレントビームを発生するように動作可能な光源と、コヒーレントビームを読取用体積内に誘導するように動作可能であるビーム誘導部材とを含む。装置は読取用体積内でのコヒーレントビームの散乱により作成される信号を収集する検出器装置も含み、信号の異なったそれぞれは読取用体積の異なった部分からの散乱に関連し、検出器装置は所定の最小値より大きい開口数を有し、プロセッサは収集された信号から読取用体積内の物品のための署名を決定するように動作可能である。本装置の使用は物品の信憑性をテストするために必要である時はいつでも反復可能である。本システムを使用すると、一意の特徴は多種多様な日常の物品から単純な方法で測定可能であるので、特別に準備されたトークンを作成する労力および経費を費やすことが基本的に無意味であるとわかる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品から署名を得るためのシステムであって、前記物品が、該物品の署名が読み取られる物品表面上の走査領域を有し、該システムが、
前記走査領域中の複数の領域上にコヒーレント放射を誘導して、前記コヒーレント放射が前記走査領域中の領域から散乱する際に得られる信号からデータ点の複数のグループを備えたセットを収集して、前記データ点のセットから前記物品の署名を決定することによって、前記物品から署名を生成する署名生成器であって、前記データ点の異なるグループはそれぞれ、前記走査領域の異なる領域からの散乱に関連し、該署名生成器が、前記走査領域上にコヒーレント放射を誘導する光源と、散乱されたコヒーレント放射を検出することによって前記データ点を収集する検出器装置とを備えた走査ヘッドを含む、署名生成器と、
前記物品の表面の画像を撮影するカメラと、
前記物品上の走査領域の位置及び向きを決定するために、撮影された画像を、物品の走査領域を含む同じ分類の物品の参照画像と比較する画像比較器と、
前記走査領域の位置及び向きの決定に応じて、前記物品上の検出された走査領域と整列させて前記走査ヘッドを平行移動及び/又は回転させる駆動組立体とを備える、システム。
【請求項2】
前記物品の署名を、物品の一つ以上の保存された署名と比較する署名比較器と、
前記署名比較器による比較の結果に基づいて認証結果を決定する決定器とを更に備えた請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記駆動組立体が、前記走査ヘッドを位置決めするために、前記走査ヘッドを平行移動、回転、又は、平行移動及び回転させる、請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項4】
前記駆動組立体が、前記データポイントを収集するために、前記物品に対して相対的に前記走査ヘッドを移動させる、請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項5】
少なくとも前記走査ヘッド、前記カメラ及び前記駆動組立体が、手持ちでの使用に適した筐体内に配置されていて、ユーザが物品の表面に対して前記筐体を配置することができる、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項6】
少なくとも前記走査ヘッド、前記カメラ及び前記駆動組立体が、筐体内に配置されていて、署名の画像形成及び生成用に物品を前記筐体上に配置することができる、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項7】
自動物品フィーダが、前記筐体上に取り付けられていて、前記筐体上に一連の物品を供給する、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記画像比較器が前記撮影された画像から前記走査領域の位置を決定することができない場合に、ユーザに警告信号を伝える警告装置を更に備えた請求項1から7のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項9】
前記参照画像が、同じ分類の単一の物品の画像である、請求項1から8のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項10】
前記参照画像が、同じ分類の物品の二つ以上の画像から構成された画像である、請求項1から8のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項11】
前記参照画像が、異なる分類の物品の参照画像のデータベース内に保持されている、請求項1から10のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項12】
前記参照画像の面積が前記撮影された画像の面積よりも小さい、請求項1から11のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項13】
前記カメラが、前記走査領域を有する物品の表面全体の画像を撮影することができる、請求項1から12のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項14】
物品から署名を得る方法であって、前記物品が、該物品の署名が読み取られる物品表面上の走査領域を有し、該方法が、
前記物品の表面の画像を撮影する段階と、
撮影された画像を、物品の走査領域を含む同じ分類の物品の参照画像と比較して、前記物品の走査領域の位置及び向きを決定する段階と、
前記走査領域中の複数の領域上にコヒーレント放射を誘導して、前記コヒーレント放射が前記走査領域中の領域から散乱する際に得られる信号からデータ点の複数のグループを備えたセットを収集して、前記データ点のセットから前記物品の署名を決定することによって、前記物品から署名を生成する段階とを備え、前記データ点の異なるグループはそれぞれ、前記走査領域の異なる領域からの散乱に関連し、前記署名が、前記走査領域上にコヒーレント放射を誘導する光源と、散乱されたコヒーレント放射を検出することによって前記データ点を収集する検出器装置とを備えた走査ヘッドを用いて生成され、前記走査ヘッドが、前記走査領域の位置及び向きの決定に応じて、前記物品の検出された走査領域と整列させて平行移動及び/又は回転される、方法。
【請求項15】
前記物品の署名を、物品の一つ以上の保存された署名と比較する段階と、
署名の比較の結果に基づいて認証結果を決定する段階とを更に備えた請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記参照画像が、同じ分類の単一の物品の画像である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記参照画像が、同じ分類の物品の二つ以上の画像から構成された画像である、請求項14又は15に記載の方法。
【請求項18】
前記参照画像が、異なる分類の物品の参照画像のデータベースから読み出される、請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記参照画像の面積が前記撮影された画像の面積よりも小さい、請求項14から18のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記撮影された画像が、前記走査領域を有する物品の表面全体の画像である、請求項14から19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項1】
物品から署名を得るためのシステムであって、前記物品が、該物品の署名が読み取られる物品表面上の走査領域を有し、該システムが、
前記走査領域中の複数の領域上にコヒーレント放射を誘導して、前記コヒーレント放射が前記走査領域中の領域から散乱する際に得られる信号からデータ点の複数のグループを備えたセットを収集して、前記データ点のセットから前記物品の署名を決定することによって、前記物品から署名を生成する署名生成器であって、前記データ点の異なるグループはそれぞれ、前記走査領域の異なる領域からの散乱に関連し、該署名生成器が、前記走査領域上にコヒーレント放射を誘導する光源と、散乱されたコヒーレント放射を検出することによって前記データ点を収集する検出器装置とを備えた走査ヘッドを含む、署名生成器と、
前記物品の表面の画像を撮影するカメラと、
前記物品上の走査領域の位置及び向きを決定するために、撮影された画像を、物品の走査領域を含む同じ分類の物品の参照画像と比較する画像比較器と、
前記走査領域の位置及び向きの決定に応じて、前記物品上の検出された走査領域と整列させて前記走査ヘッドを平行移動及び/又は回転させる駆動組立体とを備える、システム。
【請求項2】
前記物品の署名を、物品の一つ以上の保存された署名と比較する署名比較器と、
前記署名比較器による比較の結果に基づいて認証結果を決定する決定器とを更に備えた請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記駆動組立体が、前記走査ヘッドを位置決めするために、前記走査ヘッドを平行移動、回転、又は、平行移動及び回転させる、請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項4】
前記駆動組立体が、前記データポイントを収集するために、前記物品に対して相対的に前記走査ヘッドを移動させる、請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項5】
少なくとも前記走査ヘッド、前記カメラ及び前記駆動組立体が、手持ちでの使用に適した筐体内に配置されていて、ユーザが物品の表面に対して前記筐体を配置することができる、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項6】
少なくとも前記走査ヘッド、前記カメラ及び前記駆動組立体が、筐体内に配置されていて、署名の画像形成及び生成用に物品を前記筐体上に配置することができる、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項7】
自動物品フィーダが、前記筐体上に取り付けられていて、前記筐体上に一連の物品を供給する、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記画像比較器が前記撮影された画像から前記走査領域の位置を決定することができない場合に、ユーザに警告信号を伝える警告装置を更に備えた請求項1から7のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項9】
前記参照画像が、同じ分類の単一の物品の画像である、請求項1から8のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項10】
前記参照画像が、同じ分類の物品の二つ以上の画像から構成された画像である、請求項1から8のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項11】
前記参照画像が、異なる分類の物品の参照画像のデータベース内に保持されている、請求項1から10のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項12】
前記参照画像の面積が前記撮影された画像の面積よりも小さい、請求項1から11のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項13】
前記カメラが、前記走査領域を有する物品の表面全体の画像を撮影することができる、請求項1から12のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項14】
物品から署名を得る方法であって、前記物品が、該物品の署名が読み取られる物品表面上の走査領域を有し、該方法が、
前記物品の表面の画像を撮影する段階と、
撮影された画像を、物品の走査領域を含む同じ分類の物品の参照画像と比較して、前記物品の走査領域の位置及び向きを決定する段階と、
前記走査領域中の複数の領域上にコヒーレント放射を誘導して、前記コヒーレント放射が前記走査領域中の領域から散乱する際に得られる信号からデータ点の複数のグループを備えたセットを収集して、前記データ点のセットから前記物品の署名を決定することによって、前記物品から署名を生成する段階とを備え、前記データ点の異なるグループはそれぞれ、前記走査領域の異なる領域からの散乱に関連し、前記署名が、前記走査領域上にコヒーレント放射を誘導する光源と、散乱されたコヒーレント放射を検出することによって前記データ点を収集する検出器装置とを備えた走査ヘッドを用いて生成され、前記走査ヘッドが、前記走査領域の位置及び向きの決定に応じて、前記物品の検出された走査領域と整列させて平行移動及び/又は回転される、方法。
【請求項15】
前記物品の署名を、物品の一つ以上の保存された署名と比較する段階と、
署名の比較の結果に基づいて認証結果を決定する段階とを更に備えた請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記参照画像が、同じ分類の単一の物品の画像である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記参照画像が、同じ分類の物品の二つ以上の画像から構成された画像である、請求項14又は15に記載の方法。
【請求項18】
前記参照画像が、異なる分類の物品の参照画像のデータベースから読み出される、請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記参照画像の面積が前記撮影された画像の面積よりも小さい、請求項14から18のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記撮影された画像が、前記走査領域を有する物品の表面全体の画像である、請求項14から19のいずれか一項に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図34】
【図35】
【図36】
【図39A】
【図39B】
【図40】
【図41】
【図42a】
【図42b】
【図43】
【図44a】
【図44b】
【図45a】
【図45b】
【図45c】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51A】
【図51B】
【図51C】
【図51D】
【図52】
【図53A】
【図53B】
【図53C】
【図53D】
【図53E】
【図54A】
【図54B】
【図54c】
【図55A】
【図55B】
【図56A】
【図56B】
【図57】
【図58A】
【図58B】
【図59A】
【図59B】
【図60】
【図61A】
【図61B】
【図61C】
【図61D】
【図61E】
【図61F】
【図61G】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68A】
【図68B】
【図68C】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図3A】
【図3B】
【図6A】
【図6B】
【図32】
【図33】
【図37】
【図38】
【図2】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図34】
【図35】
【図36】
【図39A】
【図39B】
【図40】
【図41】
【図42a】
【図42b】
【図43】
【図44a】
【図44b】
【図45a】
【図45b】
【図45c】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51A】
【図51B】
【図51C】
【図51D】
【図52】
【図53A】
【図53B】
【図53C】
【図53D】
【図53E】
【図54A】
【図54B】
【図54c】
【図55A】
【図55B】
【図56A】
【図56B】
【図57】
【図58A】
【図58B】
【図59A】
【図59B】
【図60】
【図61A】
【図61B】
【図61C】
【図61D】
【図61E】
【図61F】
【図61G】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68A】
【図68B】
【図68C】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図3A】
【図3B】
【図6A】
【図6B】
【図32】
【図33】
【図37】
【図38】
【公開番号】特開2011−23015(P2011−23015A)
【公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−175324(P2010−175324)
【出願日】平成22年8月4日(2010.8.4)
【分割の表示】特願2008−546632(P2008−546632)の分割
【原出願日】平成18年12月22日(2006.12.22)
【出願人】(508071593)インジェニア・ホールディングス・(ユー・ケイ)・リミテッド (8)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年8月4日(2010.8.4)
【分割の表示】特願2008−546632(P2008−546632)の分割
【原出願日】平成18年12月22日(2006.12.22)
【出願人】(508071593)インジェニア・ホールディングス・(ユー・ケイ)・リミテッド (8)
【Fターム(参考)】
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