説明

入力装置

【課題】本発明は、温度変化のある環境においても操作ボタンの直線移動量を正確に測定することができる入力装置を提供する。
【解決手段】基板2上に固定されているハウジング6と、ハウジング6に上下動自在に弾性支持された状態で装着されている操作ボタン13と、操作ボタン13の裏面に一体的に連結されている被検出バー20と、操作ボタン13が押下されたときに、操作ボタン13と共に上下動する被検出バー20の直線移動量をカウントするフォトインタラプタ24と、を備え、被検出バー20の検出端21bに、検出端21bの移動方向に所定の間隔でスリット22が多数設けられ、フォトインタラプタ24が対向する一対の発光部と受光部とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、押されることにより直動する操作ボタンの移動量を検出して、アクチュエータやマニピュレータなどの物理量を制御する入力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
指などで押下される操作ボタンの移動量を検出する入力装置の発明の課題に関連している従来の一例として、マグネットとプリント板に実装されたホール素子により、操作ボタンの移動量を検出するものが知られている。しかしながら、マグネットとホール素子を使用する方法は、温度変化の影響を受けやすく、操作ボタンの操作性が変化するという問題があった。例えば、工場出荷時と実際の使用時とで温度の変化がある場合に、ホール素子の特性が変化し、これにより、操作ボタンの操作性が変わり、操作ボタンの移動量を正確に求めることができないという問題があった。
【0003】
操作ボタンの移動量を求める他の方法の一例として、特許文献1で開示されている方法がある。特許文献1の段落番号[0033]には、「モータ9の出力軸9aに回転板11を設け、この回転板11には複数のスリット11aが円周方向に設けられている。また、このスリット11aをはさむ位置にフォトカプラ12が基台10に設けられている。更にこの回転板11にはコイルバネ6が固着されている。ここで、モータ9が回転すると回転板11のスリット11aがフォトカプラ12の光路を開閉することになり、これを検出することでコイルバネ6の回転量すなわちボタン1の上下移動量を知ることができる。したがってボタン1の上下移動する位置を任意に検出、制御することができるのでボタン1の突出量を可変することができる。」と記載されている。
【0004】
【特許文献1】特開平2004−199922号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の方法では、フォトカプラ12の電源をON/OFFする機構が設けられていなく、ボタン1の上下移動量を測定しないときでも、フォトカプラ12の電源を常時ONにしなければならなかった。
【0006】
本発明は、温度変化のある環境においても操作ボタンの直線移動量を正確に測定することができる入力装置を提供することを目的とする。また、操作ボタンの操作タイミングに応じて電源をON/OFFすることができる入力装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記問題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、基板上に固定されているハウジングと、該ハウジングに上下動自在に弾性支持された状態で装着されている操作ボタンと、該操作ボタンの裏面に一体的に連結されている被検出バーと、前記操作ボタンが押下されたときに、該操作ボタンと共に上下動する前記被検出バーの直線移動量をカウントする移動量検出手段と、を備え、前記被検出バーの前記検出端に、該検出端の移動方向に所定の間隔でスリットが多数設けられ、前記移動量検出手段が対向する一対の発光部と受光部とを有する。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の入力装置において、前記移動量検出手段がフォトインタラプタである。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の入力装置において、前記移動量検出手段の電源をスイッチングする切替スイッチを備え、該切替スイッチは前記操作ボタンの操作タイミングに応じてスイッチングされる。
【0010】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の入力装置において、前記切替スイッチがレバースイッチである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の入力装置において、前記切替スイッチがフォトインタラプタである。
【0011】
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の入力装置において、前記操作ボタンの裏側と前記ハウジングとの間に存する内部空間内で、少なくとも二つの圧縮コイルばねが相互に干渉することなく上下二段に配設され、前記操作ボタンが所定位置まで押下されるまでは、一段目の圧縮コイルばねが圧縮され、前記操作ボタンが前記所定位置を超えて圧縮されると、前記一段目の圧縮コイルばねが圧縮された状態で二段目の圧縮コイルばねが圧縮される。
【0012】
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の入力装置において、前記ハウジングの内側の壁部に段部が設けられ、該段部を境にして上側と下側に第1の空間と第2の空間を存し、前記第1の空間内にばね定数の小さい圧縮コイルばねが配設され、前記第2の空間内にばね定数の大きい圧縮コイルばねが配設され、前記操作ボタンが所定位置まで押下されるまでは、前記ばね定数の小さい圧縮コイルばねが弱い力で圧縮され、前記操作ボタンが前記所定位置を超えて圧縮されると、前記ばね定数の小さい圧縮コイルばねが圧縮された状態で前記ばね定数の大きい圧縮コイルばねが強い力で圧縮される。
【発明の効果】
【0013】
本願の請求項1記載の発明によれば、被検出バーの検出端の移動量を測定する移動量検出手段が、一対の発光部と受光部とを備えた検出手段であるから、温度変化のある環境においても操作ボタンの移動量を正確に測定することができる。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、移動量検出手段がフォトインタラプタであるから、入力装置の小型化を図ることができる。
【0015】
請求項3〜5記載の発明によれば、例えば、切替スイッチにより、操作ボタンが操作されていないときは移動量検出手段の電源をOFFとし、操作ボタンが操作されているときは移動量検出手段の電源をONにすることができる。これにより、移動量検出手段の電源を節電することができる。
【0016】
請求項6記載の発明によれば、一段目の圧縮コイルばねと二段目の圧縮コイルばねが上下二段に配設されているから、操作ボタンを2段アクションで動作させることができる。これにより、操作ボタンの直線移動量に応じて押下力を段階的に変化させることができ、操作ボタンの操作フィーリングを高めることができる。
【0017】
請求項7記載の発明によれば、ばね定数の小さい圧縮コイルばねとばね定数の大きい圧縮コイルばねとが配設されているから、操作ボタンの操作性がなお一層向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本開示は、一つの代表的用途で使用可能な入力装置に関し、代表的用途としては、内視鏡システムのビデオスコープが挙げられるが、これには限られない。一般に、内視鏡システムは、ビデオスコープとビデオシステム本体とから構成され、ビデオスコープは、操作部、挿入部、コネクタ部を有している。コネクタ部はビデオシステム本体に接続し、ビデオスコープからビデオシステム本体に伝達される画像はモニターで表示されるようになっている。本開示の入力装置は、ビデオスコープの送気送水ボタンや、吸引ボタンとして使用され、検出された操作ボタンの直線移動量に応じて液体や気体の物理量が制御されるようになっている。ビデオスコープの先端部には、臓器内部の粘液や血液で先端部が汚れたときに水や空気を噴出して荒い流すノズルが付いている。
【0019】
本開示の入力装置1A,1Bには、いくつかの新しい独自の特徴が備わっている。以下で詳細に説明するように、本開示の入力装置1A,1Bは、基板2上に固定されているハウジング6と、ハウジング6に上下動自在に弾性支持された状態で装着されている操作ボタン13と、操作ボタン13の裏面に一体的に連結されている被検出バー20と、操作ボタン13が押下されたときに、操作ボタン13と共に上下動する被検出バー20の直線移動量をカウントする移動量検出手段24と、を備えたものである。
【0020】
図1には、本開示の入力装置の代表的な第1の実施形態が詳細に示されている。第1の実施形態の入力装置1Aは、基板2の孔部2a(図2参照)に連通する筒部8を有するハウジング6と、ハウジング6に上下動自在に装着された操作ボタン13と、筒部8に設けられ、操作ボタン13を弾性支持する圧縮コイルばね18aと、操作ボタン13の裏面に一体的に連結された基端21a及び基端21aから延出する検出端21bとを有する被検出バー20と、操作ボタン13と共に上下動する被検出バー20の直線移動量をカウントするフォトインタラプタ24と、を備えている。
【0021】
図2には、第1の実施形態の入力装置1Aの断面図が示されている。ハウジング6は、基板2上に固定されている底壁7と、基部が底壁7に一体的に連結され、中心に配置されている筒部8と、筒部8との間に環状の隙間を存するように、筒部8の外側に配置されている周壁9とを備えている。底壁7には、基板2の孔部2aに連通し、被検出バー20が挿通する貫通孔7aが形成されている。筒部8は、圧縮コイルばね18aが挿入される大きさに形成されている。圧縮コイルばね18aは、下端を底壁7に当接させ、上端を操作ボタン13の裏面に当接させた状態に配設されている。すなわち、ハウジング6の筒部8と周壁9との間で上下動自在に装着された操作ボタン13は、圧縮コイルばね18aにより常に上向き付勢されている。
【0022】
操作ボタン13は、上壁14と、この上壁14の縁部に連なる筒状の側壁15と、上壁14の裏面の中央に下向きに突設された筒状の取付部16と、を備えている。取付部16には、下端開口から被検出バー20の基端21aが挿入されて一体的に固定されている。取付部16と被検出バー20の固定方法を制限するものではないが、圧入や接着剤で固定することができる。また、取付部16の外径は、圧縮コイルばね18aの内径と同程度ないしはそれより小さい寸法に形成され、取付部16の外側に圧縮コイルばね18aが外嵌されるようになっている。なお、取付部16の外周面に鍔部のようなものを設けて、鍔部で圧縮コイルばね18aの端部を支持することも可能である。
【0023】
被検出バー20は、操作ボタン13の取付部16に一体的に連結された径の大きい基端21aと、基端21aから下向きに延出する径の細い検出端21bとを有する。被検出バー20の長さは、操作ボタン13が押下されていない状態において、検出端21bが基板2の裏側から突出する長さに形成されている。検出端21bには、この検出端21bの移動方向に所定の間隔でスリット22が多数設けられている。一対の発光部(図示せず)と受光部(図示せず)とを有するフォトインタラプタ24は、検出端21bのスリット22を通過する光を検出することで、被検出バー20の直線移動量をカウントするようになっている。
【0024】
フォトインタラプタ24は、一対の発光部と受光部とを有し、一対の発光部と受光部との間で被検出バー20の直線移動量を検知する光遮蔽型のフォトセンサであり、水平な基板2の裏側に設けられている垂直基板3に、被検出バー20の検出端21bと対応する位置に設けられている。発光部には、発光素子として発光ダイオードを適用でき、受光部には、受光素子としてフォトダイオードを適用することができる。フォトインタラプタ24は、温度変化の影響を受けづらいため、温度が変化する環境において精度良く直線移動量を検知することができる。
【0025】
第1の実施形態の入力装置1Aは、フォトインタラプタ24の電源をスイッチングするレバースイッチ(切替スイッチ)25Aをさらに備えることができる。レバースイッチ25Aは、スイッチ本体26aと、このスイッチ本体26aに枢動自在に連結され、先端が押されることにより枢動してスイッチがONとなる検出部26bとを備え、基板2の裏面固定されている。このレバースイッチ25Aは、操作ボタン13が押されたときにスイッチがONとなり、操作ボタン13が戻されたときにスイッチがOFFとなるように設定されている。このように、レバースイッチ25Aが操作ボタン13の操作タイミングに応じてスイッチングされ、操作ボタン13が戻されたときにスイッチがOFFとなるため、フォトインタラプタ24の電源を常時ONにする必要がなく、操作ボタン13が操作されていないときの節電を図ることができる。
【0026】
操作ボタン13の操作タイミングに応じてレバースイッチ25Aをスイッチングするために、操作ボタン13の下端には、レバースイッチ25Aの検出部26bを押す棒状の延長バー10が突設されている。また、ハウジング6の周壁9の下端には、延長バー10をガイドするガイド孔11aを有するガイド部11が設けられている。図2(b)に示すように、操作ボタン13が押されると、操作ボタン13と共に延長バー10がガイド部11のガイド孔11aにガイドされつつ下向きに移動して、レバースイッチ25Aの検出部26aが押され、フォトインタラプタ24の電源がONになる。図2(a)に初期状態が示されているように、操作ボタン13が元に戻ると、操作ボタン13と共に延長バー10がガイド部11のガイド孔11aにガイドされつつ上向きに移動して、レバースイッチ25Aの検出部26aが初期状態に弾性復帰して、フォトインタラプタ24の電源がOFFになる。
【0027】
次に、図3及び図4に示す第2の実施形態の入力装置1Bについて説明する。本実施形態の入力装置1Bは、上下二段に配設された一段目の圧縮コイルばね18aと二段目の圧縮コイルばね18b、18cにより、操作ボタン13を2段アクションで動作させるものである。以下で説明するように、第2の実施形態の入力装置1Bでは、操作ボタン13の裏側とハウジング6の筒部8との間に存する内部空間内で、一段目の圧縮コイルばね18aと二段目の圧縮コイルばね18b、18cが相互に干渉することなく上下二段に配設されている。
【0028】
図4(a)〜(c)に示すように、ハウジング6の筒部8の内面には環状の段部12が設けられており、この段部12により、操作ボタン13の裏側とハウジング6の筒部8との間に存する内部空間が上側の第1の空間と、下側の第2の空間とに区画されている。第1の空間には、段部12と操作ボタン13の裏面との間でばね定数の小さい圧縮コイルばね18aが弾接されている。第2の空間には、段部12と基板2上のベースプレート30との間で二つの圧縮コイルばね18b,18cが内側と外側で二重に重なって配設されている。第2の空間には二つの圧縮コイルばね18b,18cが二重に配設されているから、第1の空間に配設されている圧縮コイルばね18aに比べてばね力が強くなっている。一段目の圧縮コイルばね18aと二段目の圧縮コイルばね18b,18cは、段部12を介して上下に配設されているから、互いに干渉しないようになっている。また、二段目の二重の圧縮コイルばね18b,18cの上端は、中心に孔を有する仕切りプレート31を介して段部12に当接している。
【0029】
第2の実施形態の構成によれば、図4(a)に示すように、操作ボタン13が所定位置まで押下されるまでは、一段目の圧縮コイルばね18aのみが圧縮され、図4(b)に示すように、操作ボタン13が所定位置を超えてさらに圧縮されると、一段目の圧縮コイルばね18aが圧縮された状態で二段目の二重の圧縮コイルばね18b,18cが圧縮されるようになっている。図4(c)は、一段目の圧縮コイルばね18aと二段目の二重の圧縮コイルばね18b,18cとが完全に圧縮された状態を示している。所定位置とは、操作ボタン13の裏面に設けられた取付部16の先端が仕切りプレート31に接する位置をいうものとする。
【0030】
以上のように、第2の実施形態の入力装置1Bは、操作ボタン13が2段アクションで動作するように構成されているから、2段階で出力を変化させたい場合、例えば、直線移動量に応じて制御される液体や気体の物理量を二段階で調整することができる。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。第1、2の実施形態では、フォトインタラプタ24の電源をスイッチングするために、レバースイッチ25Aが使用されているが、図5に示すように、レバースイッチ25Aに代えてフォトインタラプタ25Bを使用することも可能である。フォトインタラプタ25Bを用いた場合は、一対の発光部と受光部との間に被検出バー20が出入りすることにより、スイッチングが行われるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明に係る入力装置の第1の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】(a)は図1に示す入力装置の操作ボタンが押下されていないときの断面図、(b)は同じく図1に示す入力装置の操作ボタンが押下されたときの断面図である。
【図3】本発明に係る入力装置の第2の実施形態を示す分解斜視図である。
【図4】(a)は図3に示す入力装置の操作ボタンが押下されていないときの断面図、(b)は同じく図3に示す入力装置の操作ボタンが一段目まで押下されたときの断面図、(c)は図3に示す入力装置の操作ボタンが二段目まで押下されたときの断面図である。
【図5】切替スイッチとしてフォトインタラプタが使用されている入力装置の断面図であり、(a)は操作ボタンが押下されていないときの図、(b)同じく操作ボタンが押下されたときの図である。
【符号の説明】
【0033】
1A,1B 入力装置
2 基板
6 ハウジング
13 操作ボタン
18a 圧縮コイルばね
20 被検出バー
24 フォトインタラプタ(移動量検出装置)
25A レバースイッチ(切替スイッチ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板上に固定されているハウジングと、
該ハウジングに上下動自在に弾性支持された状態で装着されている操作ボタンと、
該操作ボタンの裏面に一体的に連結されている被検出バーと、
前記操作ボタンが押下されたときに、該操作ボタンと共に上下動する前記被検出バーの直線移動量をカウントする移動量検出手段と、を備え、
前記被検出バーの前記検出端に、該検出端の移動方向に所定の間隔でスリットが多数設けられ、前記移動量検出手段が対向する一対の発光部と受光部とを有する入力装置。
【請求項2】
前記移動量検出手段がフォトインタラプタである請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記移動量検出手段の電源をスイッチングする切替スイッチを備え、該切替スイッチは前記操作ボタンの操作タイミングに応じてスイッチングされる、請求項1又は2に記載の入力装置。
【請求項4】
前記切替スイッチがレバースイッチである請求項3に記載の入力装置。
【請求項5】
前記切替スイッチがフォトインタラプタである請求項3に記載の入力装置。
【請求項6】
前記操作ボタンの裏側と前記ハウジングとの間に存する内部空間内で、少なくとも二つの圧縮コイルばねが相互に干渉することなく上下二段に配設され、前記操作ボタンが所定位置まで押下されるまでは、一段目の圧縮コイルばねが圧縮され、前記操作ボタンが前記所定位置を超えて圧縮されると、前記一段目の圧縮コイルばねが圧縮された状態で二段目の圧縮コイルばねが圧縮される、請求項1〜5の何れか1項に記載の入力装置。
【請求項7】
前記ハウジングの内側の壁部に段部が設けられ、該段部を境にして上側と下側に第1の空間と第2の空間を存し、前記第1の空間内にばね定数の小さい圧縮コイルばねが配設され、前記第2の空間内にばね定数の大きい圧縮コイルばねが配設され、前記操作ボタンが所定位置まで押下されるまでは、前記ばね定数の小さい圧縮コイルばねが弱い力で圧縮され、前記操作ボタンが前記所定位置を超えて圧縮されると、前記ばね定数の小さい圧縮コイルばねが圧縮された状態で前記ばね定数の大きい圧縮コイルばねが強い力で圧縮される、請求項6に記載の入力装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−218116(P2009−218116A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−61532(P2008−61532)
【出願日】平成20年3月11日(2008.3.11)
【出願人】(501398606)富士通コンポーネント株式会社 (848)
【Fターム(参考)】