説明

内装体および内装装置

【課題】使用者個人の趣味や好みに応じて、内装を適宜かつ簡易に変更できるものとし、また、その内装によって癒し効果を奏することもできる内装体及び内装装置を提供する。
【解決手段】蓄光特性を有する蛍光性物質を含む塗着料と、蓄光特性を有しない蛍光性物質を含む塗着料との少なくとも2種の塗着料によって、内装材の表面側に各別の模様要素5,6が形成されるとともに、前記内装材は、取付対象に対して取付および取り外し自在な取付手段を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば、自動車、列車、航空機、船舶等の乗り物内や、住宅、病院、ホテル等の建屋内の天井面、壁面、床面等の内装に提供される内装体および内装装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、乗り物や、病院、ホテルなどの室内の天井面や、壁面、床面などを美的に装飾するものとして、壁紙などの内装材が内装体として敷設されている。
【0003】
このような内装体としては、紙や布、合成樹脂シートなどのシート材の表面に、蓄光性を有する蛍光性塗着料や蓄光性を有しない蛍光性塗着料によって図柄が形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。蓄光性の蛍光性塗着料による図柄は室内が明るい時に蓄積された光エネルギーにより室内が暗い時に発光するものである。また、蓄光性を有しない蛍光性塗着料の図柄は、ブラックライト(いわゆる紫外線照射装置)で紫外線を照射することによって発光させて、非照射時に図柄として目視できないものでも、目視できるように顕現させるものである。これにより、内装を替えることなく、その表面の模様に変化が生じるようにして、室内雰囲気に変化を与えることができる。
【特許文献1】実公平8−194号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動車などの乗り物の場合、メーカーが工場において内装体を組み付けるのであり、使用者はその内装などの好みに応じて購入の判断を行ったりするものの、購入後においてはその内装状態のまま使用することになる。また、建屋の内装においては、通常、主として業者により内装工事が行われ、その内装工事された状態のまま使用する。このため、使用者の個人的な好みに応じて所望の図柄の装飾を施した内装状態を容易に変更できるようにはなっていなかった。したがって、従来においては、内装について個人的な好みや趣味感が欠乏するものとなったとしてもその内装の状態を替えることなく使用していた。
【0005】
本発明は、使用者個人の趣味や好みに応じて、内装を適宜かつ簡易に変更できるものとし、また、その内装によって癒し効果を奏することもできる内装体及び内装装置を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る内装体は、蓄光特性を有する蛍光性物質を含む塗着料と、蓄光特性を有しない蛍光性物質を含む塗着料との少なくとも2種の塗着料によって、内装材の表面側に各別の模様要素が形成されるとともに、前記内装材は、取付対象に対して取付および取り外し自在な取付手段を備えている、ことを特徴とする。
【0007】
本発明に係る内装体によれば、内装材に備えられている取付手段によって内装材が室内の天井面や壁面などの取付対象に対して着脱自在となっているから、使用者において好みに応じて適宜な内装材を室内の壁面や天井面などに自由に着脱できるものとなっている。また、取付手段によって取付自在になっているから、専門業者でなくてもその着脱が簡易にできる。これにより、使用者にとって室内内装の趣味感が増大するとともに、内装の変更が簡易にまた安価に行える。さらに、本発明に係る内装体を取り付けることによって、蛍光性物質による柔らか味や淡い感じの発光による模様を使用者が見ることができるので、例えば安心感を与える穏やかな雰囲気の室内環境を簡易に実現できるなどの利点もあり、したがって、使用者が心を癒せるような空間を室内に簡易に現出することも可能である。
【0008】
取付手段としては、例えば、面ファスナや両面テープ、吸盤を利用した形態や、取付対象側に設けたフックなどの係止部材に係止できる構造などがある。
【0009】
なお、蛍光性塗着料による模様要素を、耐光性、堅牢度の高いものとするため、上記塗着料は、無機系蛍光体微粒子を蛍光性物質として採用し、これをアクリル系樹脂バインダと混合したものが好適である。
【0010】
本発明に係る内装体をシート状ものとする内装材で構成する場合、一般的には、トリコット、ジャージ、モケット、朱子織物などの編織物、不織布、合成樹脂シート、紙などを用いることができる。また、内装体としては、ある程度厚みを有する立体的形状を有するものでもよいし、型押し加工などにより立体形状が表面に形成されたシート材などでもよい。
【0011】
蛍光性物質は、紫外線光などの光やその他のエネルギーが付与されることによる励起を受けて可視光の波長領域で輝度の大きい光を発する物質であり、有機系、無機系を問わない。蛍光性物質を含む塗着料で形成される模様要素は、耐光性や堅牢度に優れることが要請されるため、無機系の蛍光体物質微粒子を使用することが望ましい。蛍光物質としては、例えば、硫化亜鉛、硫化銅などの金属硫化物や、ストロンチウム、マグネシウム、カルシウム、バリウムなどのアルミン酸塩をあげることができ、また、蓄光特性を有するものでなく、紫外線照射による励起がなくなると瞬時に発光停止する材料として、酸化イットリウム、その他の希土類元素の酸化物、酸化ゲルマニウム亜鉛、酸化ゲルマニウムマンガン、リン酸ストロンチウム、ユーロピウム、テルビウム等を用いることが可能である。
【0012】
上記蛍光性物質の塗着料中の配合量は、初期の蛍光効果を得るためには全体量に対して3wt%以上含有することが望ましく、特に10〜30wt%の範囲で含有するものとすることが好ましい。
【0013】
また、蛍光性物質の固着手段として用いるバインダーはアクリル系、ウレタン系その他の樹脂バインダーを適宜に選択使用可能であるが、固着堅牢度、コスト、耐光性、透明性、耐摩擦特性などの観点から、アクリル系バインダーを用いることが好適である。その他の含有成分として、必要に応じて、分散剤、粘度調整剤、架橋剤などの助剤が適宜配合されていてもよい。
【0014】
模様要素を形成するための内装体の素体シートに対する塗着料の付与手段としては、捺染、バッティング、浸漬法などを含む広義の塗布による。捺染は、ロータリー捺染機、スクリーン捺染機を用いて行い、常法に従って熱処理して固着することが好ましい。
【0015】
内装体の表面側に形成する模様要素は、相互に異種の塗着料を用いて二種以上形成するものとする。蛍光性塗着料でない通常の塗着料についても模様要素を形成することで、少なくとも三種以上の模様要素が形成されることになる。また、色合いの異なる発光がなされる複数種の模様要素が形成されるよう、蓄光性あるいは蓄光性のない塗着料のいずれにおいても、発光色の種類に応じて複数種用いてもよい。それは、互いに近接して集合的に描かれた複数の模様要素内に複数種使用してもよいし、互いに離散して描かれた複数の模様要素が個別に異なる色合いで発光するように使用してもよい。
【0016】
蛍光性塗着料でない通常の塗着料で描かれた模様要素は明るい環境下では蛍光性塗着料に優先して模様として目視できることで、通常時の内装装飾として認識されることになり、暗い環境下では発光していないからほとんど目視できないものとなって、蛍光性塗着料による発光した模様要素が際立って顕現されることになる。
【0017】
また、本発明に係る内装装置は、本発明に係る内装体と、該内装体の前記取付手段を取付可能とするように取付対象に設けられる被取付部とを有する、ことを特徴とする。
【0018】
内装体を取り付ける取付対象の側に被取付部を設けた場合、その被取付部と内装体に設けた取付部との協働により、内装体を取付対象に対して着脱自在に取り付けることができる。
【0019】
被取付部の具体例としては、面ファスナーを用いた場合、雄側面ファスナーと雌側面ファスナーとの一方を取付部として内装体側に設け、他方を被取付部として壁などの取付対象に予め設けるような形態がある。
【0020】
なお、本発明は、被取付部が取付対象に設けられていない場合のものも含む。例えば自動車のサンルーフの枠に係合して内装体を取り付けるような場合、内装体の取付を専用とする被取付部がなくても内装体を取り付けることができる。
【0021】
また、本発明に係る内装装置は、本発明に係る内装体と、該内装体の前記模様要素に蛍光発光させる光照射を行う照射装置とを備える、ことを特徴とする。
【0022】
例えば、紫外線灯などの照射装置で照射された光によって、蓄光特性を有する蛍光物質を含む塗着料により形成された模様要素を発光させることができるとともに、暗所において内装体の模様要素が発光するものにして、その模様要素の発光する状態を見ることによって、目視者には安心感などを雰囲気を与えることができて、癒し効果を高めることができる。
【0023】
紫外線灯は、一般にブラックライトと称される周知のものがよく知られているが、その他、LED、陰極管など250〜400mm、より好ましくは330〜390mmの波長域を有する低照度灯であればよい。その配設位置、個数などは任意に設定できる。なお、自動車の場合、例えばコンソールボックス部、座席のヘッドレスト部、クオータートリム部、リアパッケージ部等に設置可能であり、外観上目立ちにくい場所に設けるものとするのが良い。
【発明の効果】
【0024】
本発明によれば、内装体の表面側に描かれる模様要素が明るいときに見たときと暗いときに見たときとにおいてその目視可能なものに変化が生じるし、所望の模様要素に蛍光を発するように操作した場合にも、さらに変化が生じるものとなっているので、趣のある感性的に豊かな室内雰囲気にすることができるとともに、その内装体については取付対象に対して取付および取り外し可能となっていることにより、適宜な内装体を付け替えすることで使用者の好みに応じて室内装飾を楽しむことができる。また、その付け替えも簡易に行え、一般的な使用者が自在に内装体を選択して内装することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明に係る内装体および内装装置の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、内装体とその内装体を設けた乗用車の透視斜視図であり、図2は、図1に示す内装体の表面側を見た平面図、図3は、図2に示す内装体が暗所において蓄光性を有する蛍光性物質により模様要素のみ顕現している状態を示す平面図、図4は、昼間自然光下においての図2に示す内装体の模様要素顕現状態を示す平面図である。
【0026】
本発明を自動車(乗用車)に用いた例について説明する。図1を参照して、自動車1の車内の天井面には、本発明に係る内装体2が付け替え自在に取り付けられている。この内装体2は、ポリエステル不織布を内装材として天井面の大きさに合わせたシート材としたものであり、平面視矩形状となっている。この内装体2の地色は例えば淡灰色など適宜に設定されている。
【0027】
内装体2の表面には、後述するように様々な図柄模様がプリントされて描かれており、裏面には取付対象としての天井面に付け替え自在に取り付ける取付手段としての面ファスナ3を裏面四隅に振り分けて設けている。これら面ファスナ3に対応して自動車1車内の天井面には面ファスナ4が設けられている。この面ファスナ4はユーザーが内装体2に合わせて、例えば両面粘着テープを利用して天井面に設ける。したがって、ユーザーは内装体2を天井面に設けるのに内装体2側の面ファスナ3と天井面側の対応する面ファスナ4とを対向させた状態で互いの面ファスナ3,4同士を係止させるものである。
【0028】
内装体2の表面側にプリントされた図柄模様について説明する。
【0029】
図2に示すように、蓄光特性を有する蛍光物質を含む塗着料により第1の模様要素5が形成されている。また、蓄光特性を有しない蛍光物質を含む塗着料により第2の模様要素6が形成されている。さらに、蛍光物質を有しない通常の塗着料で形成された第3の模様要素7が形成されている。これら模様要素5,6,7は、例えば、図2に示すように、分散点在状に形成している。
【0030】
蓄光特性を有する蛍光物質の塗着料の具体例を表1に示し、蓄光特性を有しない蛍光物質を含む塗着料の具体例を表2に示し、蛍光物質を有しない通常の塗着料の具体例を表3に示し、それぞれの塗着料は捺染糊として用いる。
【0031】
【表1】

【0032】
【表2】

【0033】
【表3】

蓄光特性を有しない蛍光物質を主に発光させるための紫外線灯(ブラックライト)8を、図1に示すように、運転席9および助手席10のヘッドレスト部9a,10aの頂き部などに取り付けている。この紫外線灯8としては、中心波長領域が300nm〜400nmの範囲にある紫外線を放射するものを用いる。
【0034】
上記において、昼光下においては、図4に示すように、天井面は内装体2自体の淡灰色の地色の中に、カミナリ模様や太陽模様が描かれた第3の模様要素7がそれ自体の固有の色である銀白色を呈した外観となり、他の模様要素5,6は潜在していて外観上あまり目立たないものとなっている。
【0035】
夜間など、車体周りが薄暗い環境の中で、室内照明灯を消灯し、紫外線灯8を点灯すると、図2に示すように、円形状の第1の模様要素5と楕円状の第2の模様要素6とが、ぞれぞれ鮮やかな緑色および淡赤色(ピンク)に励起発光され、これによって室内の明るさが少し増し、発光しない模様要素7(図2において破線で示す)も幾分視認可能なものとなって、天井面にきわめて幻想的な模様を表出し、室内雰囲気を変化させることができる。また、蛍光発光により暗い中で淡く光ることで心を癒す雰囲気を醸し出すものとなっている。
【0036】
紫外線照射開始から10分以上経過の後、紫外線灯8を消灯すると、図3に示すように、直ちに第2の模様要素6の発光発色が停止し、これに伴って室内がやや暗くなって模様要素7も視認しにくい状態となり、いずれも目視する上で消失した状態となる一方、模様要素5のみはその蓄光特性によってかなり鮮明な残光状態を保ち、緑色の小さい丸が点在する状態を現し、あたかも星空の景観を呈する状態に変化する。この状態は、紫外線灯8を消したままの状態でその時間経過とともに漸次輝度の低下は見られるものの、約2時間は継続的に保持できる。
【0037】
また、紫外線灯8を駆動制御する制御手段によって、紫外線灯8を適宜時間間隔で点灯と消灯を繰り返すように構成してもよい。
【0038】
以下に、本発明に係る内装体および内装装置の他の実施形態を説明する。
【0039】
内装体については、さらに、少なくとも蛍光性物質を含む塗着料を形成したうえで保護用の透明樹脂シートを表面に敷設してもよい。
【0040】
内装体へ模様要素を形成するのに、裏面に粘着剤を設けた小さいシートの表面側に各塗着料を個別あるいは組み合わせた模様要素(図柄が一種の塗着料のみでなるものでもよい)表面模様要素を備えた部分シートを主シートに貼着や取り外し自在としてもよい。
【0041】
図5に示すように、本発明に係る内装体2の取付手段として、シート状の内装体2の裏面2a側に吸盤11を設けた構成としてもよい。図5の場合、矩形状の内装対2の四隅にそれぞれ吸盤11を設けている。この構成の内装体2においては、例えば、自動車のフロントウィンドウなどに吸盤11によって着脱自在に取り付けて用いる。また、内装体2の表裏両面に異なる模様要素をそれぞれ形成し、前記吸盤11を内装体2の表裏両面に設ける、または、表裏両面に付け替え可能にして、内装体の表裏どちらの面も室内内装面として用いることができるようにしてもよい。
【0042】
図6や図7に示すように、素材を布地などのシート材とする内装体2を平面視楕円形(図6参照)や、矩形(図7(a)参照)に構成し、その内装体2の周縁部において全周にわたって可撓性を有するワイヤやコイルスプリングなどの線状保形部材12を縫製などにより一体化した構成としてもよい。この構成の内装体2では、線状保形材12を屈曲や屈折することで内装体2を折りたたみ可能になっており、折りたたんだ状態から平面状に広げてその形状を保持することもできる。また、線状保形材12は、例えば自動車のサンルーフの枠などの枠体に係止できる取付部材としても用いることができるのであって、取り付けする枠体寸法に対して大きな寸法の嵌め込み形状に線状保形材12を設定しておけば、枠体の内側に線状保形材12の外方へ広がろうとする弾性付勢力により枠体への係止が少なくともなされる。
【0043】
また、図7(a),(b)に示すように、取付対象となる例えば壁面Mに予め被取付部材としての鉤状のフック13を設けておき、そのフック13に本発明発明に係る内装体2を係止するようにしてもよい。この場合、図7に示すように、周縁部分に線状保形材12を有する内装体2であれば、その線状保形材12がフック13に係止されて取り付け状態を維持できるものとなる。内装体2自体が剛性の高いものであれば、その剛性により内装体2自体がフック13に係止保持される。この場合、内装体2のフック13に係止される部分が取付手段に相当する。逆に、内装体側にフックを設けて、取付対象に係止できるようにしてもよく、この場合、内装体のフックが取付手段に相当する。
【0044】
内装体の取付手段として、内装体の裏面に両面テープを貼着したものとしても良い。この場合、その両面テープの粘着力によって取付状態での内装体の保持が行えながらも内装体を取付対象から取り外す場合はその粘着力に抗して剥がすだけでよいものとなっている。したがって、この場合や、前述の吸盤では取付対象側に被取付部が設けられていない場合でも取付手段として構成されることになる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】内装体とその内装体を設けた乗用車の透視斜視図
【図2】図1に示す内装体の表面側を見た平面図
【図3】図2に示す内装体が暗所において蓄光性を有する蛍光性物質により模様要素のみ顕現している状態を示す平面図
【図4】昼間自然光下においての図2に示す内装体の模様要素顕現状態を示す平面図
【図5】内装体の他の実施形態を示す平面図
【図6】内装体の他の実施形態を示す平面図
【図7】内装体の他の実施形態を示す平面図(a)と、この平面図(a)のA−A線矢視断面図(b)
【符号の説明】
【0046】
2 内装体
3 取付手段(面ファスナ)
5,6 模様要素
8 紫外線灯

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蓄光特性を有する蛍光性物質を含む塗着料と、蓄光特性を有しない蛍光性物質を含む塗着料との少なくとも2種の塗着料によって、内装材の表面側に各別の模様要素が形成されるとともに、前記内装材は、取付対象に対して取付および取り外し自在な取付手段を備えている、ことを特徴とする内装体。
【請求項2】
請求項1に記載の内装体において、
前記内装材の表面側には、前記蛍光性物質を含む塗着料によって形成される模様要素の他に、蛍光性物質を含まない塗着料によって模様要素を形成している、ことを特徴とする内装体。
【請求項3】
請求項1または2に記載の内装体と、該内装体の前記取付手段を取付可能とするように取付対象に設けられる被取付部とを有する、ことを特徴とする内装装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載の内装体と、該内装体の前記模様要素に蛍光発光させる光照射を行う照射装置とを備える、ことを特徴とする内装装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−205809(P2006−205809A)
【公開日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−18155(P2005−18155)
【出願日】平成17年1月26日(2005.1.26)
【出願人】(505032506)
【Fターム(参考)】