BD-ROMに記録されているAVClipは、グラフィクスストリームと動画ストリームとを多重したものである。このグラフィクスストリームは、複数PESパケットからなるPESパケット列であり、グラフィクスストリームを構成するPESパケットには、グラフィクスデータを格納したもの(ODS)と、制御情報を格納したもの(PCS)とがあり、ODSのDTS、PTSの値は、グラフィクスデータのデコードが開始及び終了するタイミングを示す。PCSのPTSの値は、デコードされたグラフィクスデータを、動画ストリームに合成して表示させるタイミングを示す。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
デジタルストリームが記録されている記録媒体であって、
デジタルストリームは、グラフィクスストリームと動画ストリームとを多重したものであり、グラフィクスストリームは、複数パケットからなるパケット列であり、
グラフィクスストリームを構成するパケットには、グラフィクスデータを格納したデータパケットと、制御情報を格納した制御パケットとがあり、
データパケットのタイムスタンプの値は、グラフィクスデータのデコードタイミングを示し、
制御パケットのタイムスタンプの値は、デコードされたグラフィクスデータを、動画ストリームに合成して表示させるタイミングを示す
ことを特徴とする記録媒体。
【請求項２】
前記制御情報は、メモリ管理の始まりである旨を示すタイプ情報を有しており、
前記制御パケットのタイムスタンプは、プレゼンテーションタイムスタンプであり、
前記制御パケットは更に、デコードタイムスタンプを有しており、デコードタイムスタンプの値は、
デジタルストリームの再生時間軸におけるメモリ管理の開始時点、及び、当該制御情報をメモリに読み出すタイミングとを示す
ことを特徴とする請求項１記載の記録媒体。
【請求項３】
前記制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値は、制御パケットのデコードタイムスタンプの値に所定の値を足し合わせた値であり、
所定の値は、
画面クリアに要する時間、及び、グラフィクスデータのデコードに要する時間のうち長い方と、画面へのグラフィクスデータへの書き込みに要する時間とに基づく
ことを特徴とする請求項２記載の記録媒体。
【請求項４】
前記制御情報は、先行する制御情報との差分のみを示す制御情報、先行する制御情報の複製物である制御情報、メモリ管理が別のデジタルストリームから連続していることを示す制御情報の何れかであり、
前記制御パケットのタイムスタンプは、プレゼンテーションタイムスタンプであり、
前記制御パケットは更に、デコードタイムスタンプを有しており、
デコードタイムスタンプの値は、
これらの制御パケットのデコードタイムスタンプの値は、制御情報を、再生装置のメモリに読み出すタイミングを示す
ことを特徴とする請求項１記載の記録媒体。
【請求項５】
前記制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値は、制御パケットのデコードタイムスタンプの値に所定の値を足し合わせた値であり、
所定の値は、
画面クリアに要する時間、及び、グラフィクスデータのデコードに要する時間のうち長い方と、画面へのグラフィクスデータへの書き込みに要する時間とに基づく
ことを特徴とする請求項４記載の記録媒体。
【請求項６】
前記画面クリアとは、
グラフィクスデータが属するウィンドゥ領域全体のクリアであり、
ウィンドゥ情報は、グラフィクスが配置されうるグラフィックスプレーン上のウィンドゥ領域を示す
ことを特徴とする請求項５記載の記録媒体。
【請求項７】
ウィンドゥ定義パケットのデコードタイムスタンプの値は、
制御パケットのデコードタイムスタンプに示される時刻以降であり、グラフィクスデータを格納したパケットのデコードタイムスタンプに示される時刻以前を示し、
ウィンドゥ定義パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値は、
表示のためのグラフィクスデータの転送を開始する時点を示す
ことを特徴とする請求項６記載の記録媒体。
【請求項８】
グラフィクスストリームは、グラフィクスデータ表示にあたっての色設定を規定するパレット情報を格納したパレット定義パケットを含み、
パレット定義パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値は、
パレット情報が有効になる時点を示す
ことを特徴とする請求項７記載の記録媒体。
【請求項９】
前記グラフィクスデータの個数は2つであり、
制御パケットのタイムスタンプ値は、データパケットのタイムスタンプ値に所定の値を足し合わせた値であり、
所定の値とは、期間Xと、期間Yとの和であり、
期間Xは、
画面クリアに要する時間と、デコードされた1つ目のグラフィクスデータの書き込みに要する時間との和、及び、
2つのグラフィクスデータのデコードに要する総時間のうち長いものであり、
期間Yは、
デコードされた2つ目のグラフィクスデータの画面への書き込みに要する時間を足し合わせた時間である
ことを特徴とする請求項２記載の記録媒体。
【請求項１０】
グラフィクスデータを格納したデータパケットは複数あり、
複数データパケットは、配列をなしており、データパケットの配列は、グラフィカルなボタン部材を構成するものであり、
制御パケットのタイムスタンプ値により示されるタイミングとは、対話画面の初期表示のタイミングであり、
グラフィクスデータ配列の途中に位置するグラフィクスデータのデコード終了時刻と、所定の期間とを足し合わすことで得られ、
所定の期間は、
再生装置におけるグラフィックスプレーンをクリアするのに要する期間(i)と、初期表示のためのグラフィックスプレーンへの書き込みに要する期間(ii)との和に基づく
ことを特徴とする請求項１記載の記録媒体。
【請求項１１】
対話画面の初期表示において、セレクテッド状態となるボタン部材が静的に決まっている場合、制御情報には、当該ボタン部材を指定するデフォルトセレクテッド情報が記述されており、
期間(ii)は、一つのボタンのセレクテッド状態を表す非圧縮のグラフィクスデータのうち、最初に表示されるものと、それ以外のボタンのノーマル状態を表す非圧縮のグラフィクスデータのうち、最初に表示されるものとをグラフィックスプレーンに書き込むのに要する時間になる
ことを特徴とする請求項１０記載の記録媒体。
【請求項１２】
対話画面の初期表示において、セレクテッド状態となるボタン部材が動的に変化する場合、期間(ii)は、サイズTのデータを、グラフィックスプレーンに書き込むのに要する時間になり、
サイズTは、以下の式により与えられる各ボタンのサイズxを、全てのボタンについて足し合わせることで得られる値であり、

サイズx = max(N-first,S-first)

ここでN-firstは、ノーマル状態を表すグラフィクスデータのうち、最初に表示されるもの、
S-firstは、セレクテッド状態を表すグラフィクスデータのうち、最初に表示されるもの、
max(a,b)は、a,bのうち、サイズが大きいものを示す関数である
ことを特徴とする請求項１０記載の記録媒体。
【請求項１３】
制御情報は、タイプ情報を含み、
前記所定の期間が期間(i)と期間(ii)との和になるのは、タイプ情報が、メモリ管理の始まりを示している場合であり、
タイプ情報が、先行する制御情報との差分のみを示している場合、又は、先行する制御情報の複製物である旨を示している場合、前記所定の期間は期間(ii)となる
ことを特徴とする請求項１０記載の記録媒体。
【請求項１４】
グラフィクスストリームは、グラフィクスデータ表示にあたっての色設定を規定するパレット情報を格納したパレット定義パケットを含み、 パレット定義パケットのプレゼンテーションタイムスタンプは、
パレット情報が有効になる時点を示す
ことを特徴とする請求項１０記載の記録媒体。
【請求項１５】
動画ストリーム、グラフィクスストリームが多重化されたデジタルストリームについての再生装置であって、
動画ストリームをデコードして動画像を得るビデオデコーダと、
グラフィクスを、動画像に合成して表示させるグラフィクスデコーダとを備え、
グラフィクスストリームは、複数パケットからなるパケット列であり、
パケットには、グラフィクスデータを格納したものと、制御情報を格納したものとがあり、
前記グラフィクスデコーダは、
動画ストリームの現在の再生時点が、グラフィクスデータを格納したパケットのデコードタイムスタンプに示される時点に達すれば、グラフィクスデータのデコードを開始し、同パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値に示される時点に達すれば、グラフィクスデータのデコードを終了するプロセッサと、
制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプに従い、デコードされたグラフィクスデータを、動画ストリームに合成して表示させるコントローラとを含む
ことを特徴とする再生装置。
【請求項１６】
前記グラフィクスデコーダは、
圧縮状態のグラフィクスデータを格納するコーデッドデータバッファと、
プロセッサのデコードにより得られた非圧縮状態のグラフィクスデータを格納するオブジェクトバッファとを備え、
再生装置は、オブジェクトバッファに格納された非圧縮状態のグラフィクスデータのうち、表示に供されるべきものを格納するグラフィックスプレーンを備え、
コントローラは、メモリ管理の始まりである旨を示すタイプ情報が制御情報に含まれているか否かを判定し、
含まれている場合、動画ストリームの現在の再生時点が、制御パケットのデコードタイムスタンプの値に到達した段階で、コーデッドデータバッファ、オブジェクトバッファ、グラフィックスプレーンをクリアする
ことを特徴とする請求項１５記載の再生装置。
【請求項１７】
コントローラは、現在の再生時点が、制御パケットのデコードタイムスタンプの値になれば、グラフィックスプレーンのクリアを開始し、
前記プロセッサは、現在の再生時点が、グラフィクスデータを格納したパケットのデコードタイムスタンプの値になれば、コントローラによるクリアとはパラレルに、グラフィクスデータのデコードを行い、
前記コントローラは、現在の再生時点が、制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値になれば、デコードで得られた非圧縮グラフィクスをグラフィックスプレーンに書き込む
ことを特徴とする請求項１６記載の再生装置。
【請求項１８】
制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値は、制御パケットのデコードタイムスタンプの値に所定の値を足し合わせた値であり、
所定の値は、画面クリアに要する時間、及び、グラフィクスデータのデコードに要する時間のうち長い方と、画面へのグラフィクスデータへの書き込みに要する時間とに基づいており、
前記コントローラは、現在の再生時点が、制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値になれば、グラフィックスプレーンの格納内容の表示を行う。
ことを特徴とする請求項１７記載の再生装置。
【請求項１９】
グラフィクスストリームはウィンドゥ定義パケットを含み、
前記コントローラは、タイプ情報がメモリ管理期間の始まりである旨を示している場合、グラフィックスプレーン全体のクリアを行い、
タイプ情報が、メモリ管理期間の始まりでない旨を示している場合、グラフィクスが配置されうるグラフィックスプレーンのうち、ウィンドゥ情報により示されるウィンドゥ領域をクリアする
ことを特徴とする請求項１６記載の再生装置。
【請求項２０】
メモリ管理期間の始まりでない制御情報とは、先行する制御情報との差分のみを示す制御情報、先行する制御情報の複製物である制御情報、メモリ管理が別のデジタルストリームから連続していることを示す制御情報であり、
コントローラは、現在の再生時点が、これらの制御パケットのデコードタイムスタンプの値に到達すれば、制御情報を、再生装置のメモリに読み出す
ことを特徴とする請求項１９記載の再生装置。
【請求項２１】
ウィンドゥ定義パケットのデコードタイムスタンプの値は、
制御パケットのデコードタイムスタンプに示される時刻以降、グラフィクスデータを格納したパケットのデコードタイムスタンプに示される時刻以前を示しており、
ウィンドゥ定義パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値を参照して、非圧縮状態のグラフィクスをグラフィックスプレーンに書き込む
ことを特徴とする請求項１９記載の再生装置。
【請求項２２】
グラフィクスストリームは、グラフィクスデータ表示にあたっての色設定を規定するパレット情報を格納したパレット定義パケットを含み、
グラフィックスプレーンに格納されたグラフィクスの色変換を行う色変換部を備え、
前記コントローラは、
パレット定義パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値になれば、パレット情報を色変換部に設定する
ことを特徴とする請求項２１記載の再生装置。
【請求項２３】
前記グラフィクスデータの個数は2つであり、
制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプ値は、データパケットのプレゼンテーションタイムスタンプ値に所定の値を足し合わせた値であり、
前記グラフィクスデータは2つであり、
所定の値とは、期間Xと、期間Yとの和であり、
期間Xは、
画面クリアに要する時間と、デコードされた1つ目のグラフィクスデータの書き込みに要する時間との和(a)、及び、
2つのグラフィクスデータのデコードに要する総時間(b) のうち長いものであり、
期間Yは、
デコードされた2つ目のグラフィクスデータの画面への書き込みに要する時間を足し合わせた時間であり、
前記コントローラは、現在の再生時点が、制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値になれば、グラフィックスプレーンの格納内容の表示を行う
ことを特徴とする請求項１９記載の再生装置。
【請求項２４】
前記グラフィクスデータを格納したデータパケットは複数あり、
複数データパケットは、配列をなしており、データパケットの配列は、グラフィカルなボタン部材を構成するものであり、
グラフィクスデコーダは、グラフィカルなボタン部材を含む対話画面を、動画像に合成して表示させるものであり、
グラフィクスデータを格納した複数パケットは、配列をなしており、
動画ストリームの再生時点が、制御パケットのタイムスタンプに示される再生時点になった際、前記配列において、途中までに位置するグラフィクスデータを用いることで対話画面の初期表示を行い、ユーザ操作がなされれば、残りのグラフィクスデータを用いて対話画面の更新を行う
ことを特徴とする請求項１５記載の再生装置。
【請求項２５】
対話画面の初期表示のタイミングは、
グラフィクスデータ配列の途中に位置するグラフィクスデータのデコード終了時刻と、所定の期間とを足し合わせた時刻であり、
所定の期間は、
再生装置におけるグラフィックスプレーンをクリアするのに要する期間(i)と、初期表示のためのグラフィックスプレーンへの書き込みに要する期間(ii)との和に基づく
ことを特徴とする請求項２４記載の記録媒体。
【請求項２６】
制御情報におけるタイプ情報が、メモリ管理の始まりを示している場合、
前記コントローラは、
再生装置におけるグラフィックスプレーンをクリアするのに要する期間(i)と、初期表示のためのグラフィックスプレーンへの書き込みに要する期間(ii)との和を所定の期間として算出し、
タイプ情報が、先行する制御情報との差分のみである旨を示している場合、又は、先行する制御情報の複製物である旨を示している場合、
前記コントローラは、初期表示のためのグラフィックスプレーンへの書き込みに要する期間(ii)そのものを所定の期間として算出する
ことを特徴とする請求項２５記載の再生装置。
【請求項２７】
対話画面の初期表示において、セレクテッド状態となるボタン部材が静的に決まっている場合、制御情報には、このボタン部材を指定するデフォルトセレクテッド情報が記述されており、
制御部は、一つのボタンのセレクテッド状態を表す非圧縮のグラフィクスデータのうち、最初に表示されるものと、それ以外のボタンのノーマル状態を表す非圧縮のグラフィクスデータのうち、最初に表示されるものとのサイズから期間(ii)を算出する
ことを特徴とする請求項２４記載の再生装置。
【請求項２８】
対話画面の初期表示において、デフォルトでセレクテッド状態となるボタン部材が動的に変化する場合、期間(ii)は、サイズTのデータを、グラフィックスプレーンに書き込むのに要する時間になり、
サイズTは、以下の式により与えられる各ボタンのサイズxを、全てのボタンについて足し合わせることで得られる値であり、

サイズx = max(N-first,S-first)

ここでN-firstは、ノーマル状態を表すグラフィクスデータのうち、最初に表示されるもの、
S-firstは、セレクテッド状態を表すグラフィクスデータのうち、最初に表示されるもの、
max(a,b)は、a,bのうち、サイズが大きいものを示す関数である
ことを特徴とする請求項２４記載の再生装置。
【請求項２９】
記録媒体の記録方法であって、
アプリケーションデータを作成するステップと、
作成したデータを記録媒体に記録するステップとを有し、
前記アプリケーションデータは、デジタルストリームを含み、
デジタルストリームは、グラフィクスストリームと動画ストリームとを多重したものであり、グラフィクスストリームは、複数パケットからなるパケット列であり、
グラフィクスストリームを構成するパケットには、グラフィクスデータを格納したものと、制御情報を格納したものとがあり、
グラフィクスデータを格納したパケットのタイムスタンプの値は、グラフィクスデータのデコードタイミングを示し、
制御パケットのタイムスタンプの値は、デコードされたグラフィクスデータを、動画ストリームに合成して表示させるタイミングを示す
ことを特徴とする記録媒体。
【請求項３０】
動画ストリーム、グラフィクスストリームが多重化されたデジタルストリームについての再生装置に用いられる集積回路であって、
動画ストリームをデコードして動画像を得るビデオデコーダと、
グラフィクスを、動画像に合成して表示させるグラフィクスデコーダとを備え、
グラフィクスストリームは、複数パケットからなるパケット列であり、
パケットには、グラフィクスデータを格納したものと、制御情報を格納したものとがあり、
前記グラフィクスデコーダは、
動画ストリームの現在の再生時点が、グラフィクスデータを格納したパケットのデコードタイムスタンプに示される時点に達すれば、グラフィクスデータのデコードを開始し、同パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値に示される時点に達すれば、グラフィクスデータのデコードを終了するプロセッサと、
制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプに従い、デコードされたグラフィクスデータを、動画ストリームに合成して表示させるコントローラとを含む
ことを特徴とする集積回路。
【請求項３１】
動画ストリーム、グラフィクスストリームが多重化されたデジタルストリームについての再生をコンピュータに実行させるプログラムであって、
動画ストリームをデコードして動画像を得る処理をコンピュータに行わせるコードと、
グラフィクスを、動画像に合成して表示させる処理をコンピュータに行わせるコードとを備え、
グラフィクスストリームは、複数パケットからなるパケット列であり、
パケットには、グラフィクスデータを格納したものと、制御情報を格納したものとがあり、
前記コンピュータによりなされるグラフィクス描画は、
動画ストリームの現在の再生時点が、グラフィクスデータを格納したパケットのデコードタイムスタンプに示される時点に達すれば、グラフィクスデータのデコードを開始し、同パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値に示される時点に達すれば、グラフィクスデータのデコードを終了する処理と、
制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプに従い、デコードされたグラフィクスデータを、動画ストリームに合成して表示させる処理とを含む
ことを特徴とするプログラム。
【請求項３２】
動画ストリーム、グラフィクスストリームが多重化されたデジタルストリームについての再生方法であって、
動画ストリームをデコードして動画像を得る処理、
グラフィクスを、動画像に合成して表示させる処理を備え、
グラフィクスストリームは、複数パケットからなるパケット列であり、
パケットには、グラフィクスデータを格納したものと、制御情報を格納したものとがあり、
前記グラフィクス描画は、
動画ストリームの現在の再生時点が、グラフィクスデータを格納したパケットのデコードタイムスタンプに示される時点に達すれば、グラフィクスデータのデコードを開始し、同パケットのプレゼンテーションタイムスタンプの値に示される時点に達すれば、グラフィクスデータのデコードを終了する処理と、
制御パケットのプレゼンテーションタイムスタンプに従い、デコードされたグラフィクスデータを、動画ストリームに合成して表示させる処理とを含む
ことを特徴とする再生方法。

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

【図９】

【図１０】

【図１１】

【図１２】

【図１３】

【図１４】

【図１５】

【図１６】

【図１７】

【図１８】

【図１９】

【図２０】

【図２１】

【図２２】

【図２３】

【図２４】

【図２５】

【図２６】

【図２７】

【図２８】

【図２９】

【図３０】

【図３１】

【図３２】

【図３３】

【図３４】

【図３５】

【図３６】

【図３７】

【図３８】

【図３９】

【図４０】

【図４１】

【図４２】

【図４３】

【図４４】

【図４５】

【図４６】

【図４７】

【図４８】

【図４９】

【図５０】

【図５１】

【図５２】

【図５３】

【図５４】

【図５５】

【図５６】

【図５７】

【図５８】

【図５９】

【図６０】

【図６１】

【図６２】

【図６３】

【図６４】

【図６５】

【図６６】

【図６７】

【図６８】

【図６９】

【図７０】

【図７１】

【図７２】

【図７３】

【図７４】

【図７５】

【図７６】

【図７７】

【図７８】

【図７９】

【図８０】

【公表番号】特表２００７−５２１７３７（Ｐ２００７−５２１７３７Ａ）
【公表日】平成１９年８月２日（２００７．８．２）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−５１６８６３（Ｐ２００６−５１６８６３）
【出願日】平成１６年７月５日（２００４．７．５）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＪＰ２００４／００９８７３
【国際公開番号】ＷＯ２００５／００４４７８
【国際公開日】平成１７年１月１３日（２００５．１．１３）
【出願人】（０００００５８２１）松下電器産業株式会社 (73,050)
【Ｆターム（参考）】